JP2002191462A - 椅子におけるランバーサポート装置 - Google Patents
椅子におけるランバーサポート装置Info
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- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C7/00—Parts, details, or accessories of chairs or stools
- A47C7/36—Support for the head or the back
- A47C7/40—Support for the head or the back for the back
- A47C7/46—Support for the head or the back for the back with special, e.g. adjustable, lumbar region support profile; "Ackerblom" profile chairs
- A47C7/462—Support for the head or the back for the back with special, e.g. adjustable, lumbar region support profile; "Ackerblom" profile chairs adjustable by mechanical means
Abstract
なくするとともに、クッション体の色合いに濃淡が生じ
るのを防止し、かつランバーサポートの操作性や背板の
可撓性等を向上させる。 【解決手段】 背凭れにおける多数の肉抜き孔16が穿
設された背板5の前面と、この前面を覆うクッション体
17との間に、透光性を有する透明なランバーサポート
20を、上下位置調節可能として装着する。
Description
けられ、座者の腰部を支持するランバーサポート装置に
関する。
適に支持することにより、長時間着座時の疲労感を緩和
しうるようにしたランバーサポートが設けられているも
のがある。このランバーサポートは、通常、背板とその
表面を覆うクッション体との間に上下位置を調節可能と
して設けられるため、外部には露呈しない。
は、背板の色との調和を図ることなく決められ、例えば
合成樹脂により成形する際には、最も安価な黒色または
素材自体の色とすることが多い。
性を持たせるとともに、可撓性を持たせて背凭れ時の感
触を向上させるために、多数の肉抜き孔を設けたものが
ある。
記従来のような背板の色と異なる黒色等のランバーサポ
ートを設けると、これが多数の肉抜き孔を通して露見さ
れて目立ち、椅子全体としての外観上の体裁が損なわれ
る。
でもあるため、その裏側のクッション体に、肉抜き孔を
通過した光が当たらなくなり、ランバーサポートを定位
置で長期間使用すると、その裏側のクッション体の色合
いが、他の部分に色あせが生じることにより濃くなる。
置を上下にずらした際、クッション体の色合いに濃淡が
生じていることが、肉抜き孔を通して露見され、見栄え
が悪くなる。
ので、ランバーサポートの存在感を薄くし、目立たなく
することにより、椅子の体裁を向上させるとともに、ク
ッション体の色合いに濃淡が生じるのを防止し、かつラ
ンバーサポートの上下位置調節時の操作性の向上、背板
の可撓性の向上等を図った椅子におけるランバーサポー
ト装置を提供することを目的としている。
題は、次のようにして解決される。 (1) 背凭れにおける多数の肉抜き孔が穿設された背板
の前面と、この前面を覆うクッション体との間に、透光
性を有する透明なランバーサポートを、上下位置調節可
能として装着する。
側部に上下方向を向くスリットを形成することにより、
両スリットの内方の背受け部を前後方向に可撓性を有す
るものとする。
にも、左右のスリットと連なる水平のスリットを形成
し、かつこの水平のスリットを挟んで対向する上下の背
受け部の対向端同士の適所を、可撓片により接続する。
て、ランバーサポートの左右両側部を、左右のスリット
部において背受け部の左右両側部に上下動可能に係合す
る。
ートの左右両側部と、背受け部の左右両側部とに、互い
に弾性的に係合し合うことにより、ランバーサポートを
任意の位置で係止保持可能な係合手段を設ける。
上下方向に複数設けられた波形の係止凹溝と、この係止
凹溝に選択的に係合可能な弾性係合片とからなるものと
する。
に基づいて説明する。図1は、本発明を適用した椅子の
側面図、図2は、同じく背面図を示すもので、中心部か
ら放射状に延出する5本よりなる支持脚(1)の先端部に
は、キャスタ(2)がそれぞれ設けられ、支持脚(1)の中
心部に立設された脚柱(3)の上端部には、支基(4)が固
着されている。
方に延出し、背板(5)を支持する左右1対の背杆(6)の
下部前端が、左右方向を向く軸(7)をもって枢着され、
背板(5)及び背杆(6)は、支基(4)内に設けられたリク
ライニング機構(図示略)により、図1に示す起立位置か
ら、後方へ所望角度傾動しうるようになっている。
(9)を介して、背板(5)及び背杆(6)の後傾と連動して
後下方へ移動するように支持されている。座受体(9)の
両側部には、左右方向に延出する支杆(9a)を介して、肘
掛け(10)が設けられている。
に、合成樹脂によりほぼ縦長矩形状に一体成形され、そ
の両側部に上下方向を向くスリット(11)(11)を切設する
ことにより、その外側方を高剛性の側枠部(12)とし、か
つスリット(11)より内方を、可撓性を有する低剛性の背
受け部(13)としてある。
枠部(12)のそれよりも小としてあり、これにより背受け
部(13)に可撓性を持たせている。
向き、かつ両端が左右のスリット(11)の中央部に連続す
る水平のスリット(14)が形成され、このスリット(14)の
中央部に一体成形された前向きU字状の可撓片(15)によ
り、スリット(14)を挾む上下の背受け部(13)の対向端縁
が接続されている。
と水平のスリット(14)、及び可撓片(15)の作用により、
背凭れ時に大きく撓むことができる。
肉抜き孔(16)が穿設され、全体をメッシュ状とすること
により、通気性及び可撓性をさらに高めるようにしてあ
る。
左右の背杆(6)の前面にねじ止めされている。
ョン体で、その上端には、背板(5)の上端を後方に向か
って巻き込む巻込み部(17a)が形成されている。巻込み
部(17a)は、背板(5)の上端部に穿設された複数の係合
孔(18)に着脱可能として止着されている。
中間部前面の左右両側部には、後述するランバーサポー
ト(20)を上下位置調節可能に保持する案内突条(19)(19)
が、左右のスリット(11)の下端部とほぼ平行をなす上下
方向を向いて突設されている。
側面には、波形の係止凹溝(19a)が、上下方向に複数形
成されている。
すように、ほぼ半円筒形をなす横長の本体(21)と、その
左右両端部上面より上向きに延出する1対の吊腕(22)(2
2)と、両吊腕(22)の上端に連設された支持部(23)とより
なり、それらは、透光性の透明な合成樹脂材、例えばス
チロール樹脂、メタクリル樹脂、AS又はABS樹脂、
ポリカーボネート等の無色透明でかつ比較的硬質の合成
樹脂により一体成形されている。
にして、中央部が後方になだらかに膨出するように湾曲
させてある。
a)が形成され、吊腕(22)は可撓部(22a)を中心として前
後に撓曲しうるようになっている。
示すように、平面視内向きU字状の抱持片(24)と、その
後部側の垂直片(24a)に後向きに突設された上下1対の
把持片(25)(25)とを備え、かつ抱持片(24)の前部側の垂
直片(24b)の内端には、若干後向きに延出するととも
に、互いの対向端部を内向きに若干折曲してその内側面
を円弧状に湾曲させた上下1対の弾性係合片(26a)(26b)
が一体的に形成されている。
方向を向く突条(27)(27)が対向状に形成され、両突条(2
7)の対向面間の離間寸法は、上記背受け部(13)の板厚と
同等、もしくは若干小さくしてある。
b)間の距離寸法は、背受け部(13)に余裕をもって挾入し
うる寸法としてある(図4参照)。
背受け部(13)に取付けるには、図3及び図4に示すよう
に、クッション体(17)を取外した状態で、背受け部(13)
の前面側より、左右の支持部(23)における抱持片(24)
を、左右のスリット(11)と水平のスリット(14)とが連な
る空間部(S)に位置させ、前後の垂直片(24a)(24b)によ
り下半部の背受け部(13)の両側部を外側より抱え込むよ
うにして上方より挿入する。
突条(27)間の寸法を、背受け部(13)の板厚よりも若干小
としておけば、抱持片(24)が拡開方向に弾性変形し、そ
の弾性力により、背受け部(13)の前後の面をがたなく挾
持することができる。
面に形成した案内突条(19)の上端部まで挿入したのち、
上下の弾性係合片(26a)(26b)が案内突条(19)に乗り上げ
るまで強く押し下げる。すると、弾性係合片(26a)(26b)
が前方に弾性変形させられた状態で、案内突条(19)の内
側面の波形の係止凹溝(19a)のいずれか弾性係合する。
下方向に妄りに移動するのが防止され、かつ係止凹溝(1
9a)の数だけ上下位置を段階的に調節することができ
る。この際、吊腕(22)には、可撓部(22a)が形成されて
いるので、背受け部(13)の下部が前方に湾曲していて
も、支障なく上下動させることができる。
の後方より、両支持部(23)の後部の把持片(25)をつまん
で上下に移動させればよい。
バーサポート(20)は、全体が透光性の無色透明な合成樹
脂材により形成されているため、その存在感は薄く、背
板(5)の肉抜き孔(16)を通して視認されても目立つよう
なことはない。
バーサポート(20)を透過してクッション体(17)の裏面に
当たるので、ランバーサポート(20)を長期間定位置で使
用しても、その裏側のクッション体(17)と他の部分との
色あいに濃淡が生じることはない。従って、この濃淡
が、ランバーサポート(20)を上下動させた際に肉抜き孔
(16)より露見されて、体裁が損なわれることもなくな
る。
サポートの存在感が薄くなるため、背板とクッション体
とをどのような色としても、その肉抜き孔(16)を通して
ランバーサポートの有無がはっきりと認識されなくな
り、体裁が向上する。
使用しても、その裏側のクッション体と他の部分とに、
色あいに濃淡が生じることがないので、これが肉抜き孔
より露見されて体裁が損なわれるということもない。
背凭れ時に後方に湾曲するように適度に撓むため、座り
心地がよく、かつ疲労感も緩和される。
撓み代が大となるため、座り心地や疲労感がより向上す
る。
ポートと背板との係合部が、クッション体により隠蔽さ
れるので、体裁が向上する。
ポートの上下位置を、座者の座高等に応じて容易に調節
することができる。
ポートの上下位置を段階的に、かつ節度感をもって円滑
に調節しうる。
板の正面図である。
図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 背凭れにおける多数の肉抜き孔が穿設さ
れた背板の前面と、この前面を覆うクッション体との間
に、透光性を有する透明なランバーサポートを、上下位
置調節可能として装着したことを特徴とする椅子におけ
るランバーサポート装置。 - 【請求項2】 背板の左右両側部に上下方向を向くスリ
ットを形成することにより、両スリットの内方の背受け
部を前後方向に可撓性を有するものとした請求項1記載
の椅子におけるランバーサポート装置。 - 【請求項3】 背板の中間部にも、左右のスリットと連
なる水平のスリットを形成し、かつこの水平のスリット
を挟んで対向する上下の背受け部の対向端同士の適所
を、可撓片により接続した請求項2記載の椅子における
ランバーサポート装置。 - 【請求項4】 ランバーサポートの左右両側部を、左右
のスリット部において背受け部の左右両側部に上下動可
能に係合した請求項1〜3のいずれかに記載の椅子にお
けるランバーサポート装置。 - 【請求項5】 ランバーサポートの左右両側部と、背受
け部の左右両側部とに、互いに弾性的に係合し合うこと
により、ランバーサポートを任意の位置で係止保持可能
な係合手段を設けた請求項4記載の椅子におけるランバ
ーサポート装置。 - 【請求項6】 係合手段が、上下方向に複数設けられた
波形の係止凹溝と、この係止凹溝に選択的に係合可能な
弾性係合片とからなるものである請求項5記載の椅子に
おけるランバーサポート装置。
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