JP2002191330A - トースト巻きおよびその製造方法 - Google Patents
トースト巻きおよびその製造方法Info
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- JP2002191330A JP2002191330A JP2000398356A JP2000398356A JP2002191330A JP 2002191330 A JP2002191330 A JP 2002191330A JP 2000398356 A JP2000398356 A JP 2000398356A JP 2000398356 A JP2000398356 A JP 2000398356A JP 2002191330 A JP2002191330 A JP 2002191330A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 調理された具の水分がスライスしたパンにし
み込まないようにして、さくさくした食感を醸し出して
美味な味わいのある、寿司風味のあるトースト巻きを提
供する。 【解決手段】 トースト巻き11は、スライスされたパ
ン6の片面7を焼成し、該焼成した片面7に炊き飯、寿
司飯、チャーハン飯、ドライカレー、ピラフ等の飯類9
を載せて巻き回して巻き寿司状に形成させる。また、ス
ライスされたパン6の片面7を焼成し、該焼成した片面
7に炊き飯、寿司飯、チャーハン、ドライカレー、ピラ
フ等の飯9を載せた後、該飯9を内部に存するように寿
司簾8により巻き回してトースト巻き11を製造するこ
と。
み込まないようにして、さくさくした食感を醸し出して
美味な味わいのある、寿司風味のあるトースト巻きを提
供する。 【解決手段】 トースト巻き11は、スライスされたパ
ン6の片面7を焼成し、該焼成した片面7に炊き飯、寿
司飯、チャーハン飯、ドライカレー、ピラフ等の飯類9
を載せて巻き回して巻き寿司状に形成させる。また、ス
ライスされたパン6の片面7を焼成し、該焼成した片面
7に炊き飯、寿司飯、チャーハン、ドライカレー、ピラ
フ等の飯9を載せた後、該飯9を内部に存するように寿
司簾8により巻き回してトースト巻き11を製造するこ
と。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トースト巻きに係
り、特にさくさく感のある歯触りに優れた食感と味とを
有する寿司感覚の新規なトースト巻きの改良に関する。
り、特にさくさく感のある歯触りに優れた食感と味とを
有する寿司感覚の新規なトースト巻きの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年人口の増加と高齢化に伴い食べ物に
対する嗜好が著しく多様化している。米飯離れが進行す
る中で、飯類を食材に使用した新しい食品を開発して米
飯の消費量を増大させる工夫が要求される。また、いわ
ゆる食パンの間に各種の調理された具(以下「調理材
料」という)を挟んで作られたサンドイッチがコンビニ
などで販売されているが、米飯が無い分、十分な満足感
ないし満腹感を得るには限界がある。
対する嗜好が著しく多様化している。米飯離れが進行す
る中で、飯類を食材に使用した新しい食品を開発して米
飯の消費量を増大させる工夫が要求される。また、いわ
ゆる食パンの間に各種の調理された具(以下「調理材
料」という)を挟んで作られたサンドイッチがコンビニ
などで販売されているが、米飯が無い分、十分な満足感
ないし満腹感を得るには限界がある。
【0003】従来パンを使用した寿司感覚の食品とし
て、図7のように特開昭54−92639号公報に記載
されたもの(以下「第一従来食品」という)がある。こ
れは、適当な大きさと厚さに切って巻かれたパン1の内
部に酢を混ぜた飯や、この飯2に梅干し、佃煮、しそ、
たらこ、ハム、ソーセージ、カツ、山菜等の具を混ぜた
調理材料2をくるみ、その後窯で焼き、その表面に煤焼
部3を形成させたものである。係る食品を食するとき、
パンの煤焼香りと飯の香味がマッチし、噛むにおよんで
うま味が徐々に感じられ、特殊な喫食味を呈するもので
ある。また、図8に示す特開昭61−195636号公
報記載の第二従来食品4は、製パン時に内部に渦巻き状
の空洞を形成し、その渦巻き状の空洞内部に注入パイプ
により調理材料を充填したものである。渦巻き状の空洞
に調理材料を充填してはいるものの、焼かれたパンの外
皮は強靱な袋状となり、調理材料を充填しても空洞が破
れて中から調理材料がはみ出すことがないものである。
て、図7のように特開昭54−92639号公報に記載
されたもの(以下「第一従来食品」という)がある。こ
れは、適当な大きさと厚さに切って巻かれたパン1の内
部に酢を混ぜた飯や、この飯2に梅干し、佃煮、しそ、
たらこ、ハム、ソーセージ、カツ、山菜等の具を混ぜた
調理材料2をくるみ、その後窯で焼き、その表面に煤焼
部3を形成させたものである。係る食品を食するとき、
パンの煤焼香りと飯の香味がマッチし、噛むにおよんで
うま味が徐々に感じられ、特殊な喫食味を呈するもので
ある。また、図8に示す特開昭61−195636号公
報記載の第二従来食品4は、製パン時に内部に渦巻き状
の空洞を形成し、その渦巻き状の空洞内部に注入パイプ
により調理材料を充填したものである。渦巻き状の空洞
に調理材料を充填してはいるものの、焼かれたパンの外
皮は強靱な袋状となり、調理材料を充填しても空洞が破
れて中から調理材料がはみ出すことがないものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記第一従
来食品にあっては、調理材料2を巻きくるんだパンの外
側は焼かれるものの、内側は焼成処理を施さない生地の
ままであり、このなま生地の上に調理材料を載せた構成
であるため、調理材料2の中に含まれる水分等が生地中
にしみ込む。このため、出来上がってから食べるまでの
時間が経過するにつれて、パン1が柔らかくべとつく感
じになり、歯触りが悪くなり、それだけ食感を損ねる問
題点があった。また、パンの外側は焼かれて強靱な外皮
を形成しているため、手触りが硬く、ソフトな触感がな
く、見た目にもフワフワとした感じがなかった。また、
第二従来食品は、製パン時に調理材料を充填させるため
の空洞を成型する構成であるため、製パンにそれだけ労
力を要し、また、焼かれるのは外皮だけであって空洞内
部は焼かれないため、上記第一従来食品と同じように調
理材料中に含まれる水分等が、パン生地にしみ込むの
で、べとついた食感を与え、外観も焼かれた外皮を有す
るため、堅い印象を与えてしまう問題点があった。な
お、この他の従来食品には、柱状パンをスライスし、そ
の薄片に具材を巻き込んだだけの柱状パンとした特開平
6−343381号公報、一定形状に成型した飯を、パ
ン生地で被覆して焼き上げただけのパンとした実開昭5
5−41089号公報がある。
来食品にあっては、調理材料2を巻きくるんだパンの外
側は焼かれるものの、内側は焼成処理を施さない生地の
ままであり、このなま生地の上に調理材料を載せた構成
であるため、調理材料2の中に含まれる水分等が生地中
にしみ込む。このため、出来上がってから食べるまでの
時間が経過するにつれて、パン1が柔らかくべとつく感
じになり、歯触りが悪くなり、それだけ食感を損ねる問
題点があった。また、パンの外側は焼かれて強靱な外皮
を形成しているため、手触りが硬く、ソフトな触感がな
く、見た目にもフワフワとした感じがなかった。また、
第二従来食品は、製パン時に調理材料を充填させるため
の空洞を成型する構成であるため、製パンにそれだけ労
力を要し、また、焼かれるのは外皮だけであって空洞内
部は焼かれないため、上記第一従来食品と同じように調
理材料中に含まれる水分等が、パン生地にしみ込むの
で、べとついた食感を与え、外観も焼かれた外皮を有す
るため、堅い印象を与えてしまう問題点があった。な
お、この他の従来食品には、柱状パンをスライスし、そ
の薄片に具材を巻き込んだだけの柱状パンとした特開平
6−343381号公報、一定形状に成型した飯を、パ
ン生地で被覆して焼き上げただけのパンとした実開昭5
5−41089号公報がある。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みて工夫された
ものであって、調理された具の水分がスライスしたパン
にしみ込まないようにして、さくさくした食感を醸し出
して美味な味わいのある、寿司風味のあるトースト巻き
を提供することを目的とするものである。
ものであって、調理された具の水分がスライスしたパン
にしみ込まないようにして、さくさくした食感を醸し出
して美味な味わいのある、寿司風味のあるトースト巻き
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために、次の構成を有する。すなわち、請求項
1記載の発明に係るトースト巻きは、スライスされたパ
ンの片面を焼成し、該焼成した片面に炊き飯、寿司飯、
チャーハン飯、ドライカレー、ピラフ等の飯類を載せて
巻き回して巻き寿司状に形成されてなることを特徴とす
る。
達成するために、次の構成を有する。すなわち、請求項
1記載の発明に係るトースト巻きは、スライスされたパ
ンの片面を焼成し、該焼成した片面に炊き飯、寿司飯、
チャーハン飯、ドライカレー、ピラフ等の飯類を載せて
巻き回して巻き寿司状に形成されてなることを特徴とす
る。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のトースト巻きに係り、上記焼成した片面に上記飯類
を載せたパンは、寿司簾を使用して巻き回すことを特徴
とする。
載のトースト巻きに係り、上記焼成した片面に上記飯類
を載せたパンは、寿司簾を使用して巻き回すことを特徴
とする。
【0008】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載のトースト巻きに係り、上記飯類の上に、梅干し、佃
煮、魚貝類、肉類、菜類等の調理された具を載せて巻き
回されることを特徴とする。
載のトースト巻きに係り、上記飯類の上に、梅干し、佃
煮、魚貝類、肉類、菜類等の調理された具を載せて巻き
回されることを特徴とする。
【0009】また、請求項4記載の発明は、トースト巻
きの製造方法に係り、スライスされたパンの片面を焼成
し、該焼成した片面に炊き飯、寿司飯、チャーハン、ド
ライカレー、ピラフ等の飯類を載せた後、該飯を内部に
存するように寿司簾により巻き回してトースト巻きを製
造する構成を有する。
きの製造方法に係り、スライスされたパンの片面を焼成
し、該焼成した片面に炊き飯、寿司飯、チャーハン、ド
ライカレー、ピラフ等の飯類を載せた後、該飯を内部に
存するように寿司簾により巻き回してトースト巻きを製
造する構成を有する。
【0010】また、請求項5記載の発明は、請求項4記
載のトースト巻きの製造方法に係り、上記飯類の上に、
梅干し、佃煮、魚貝類、肉類、菜類等の調理された具を
載せて巻き回すようにしたことを特徴とする。
載のトースト巻きの製造方法に係り、上記飯類の上に、
梅干し、佃煮、魚貝類、肉類、菜類等の調理された具を
載せて巻き回すようにしたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るトースト巻き
およびその製造方法を図1乃至図6に図示した一実施の
形態に基づいて詳述する。図1は、本実施の形態におけ
るトースト巻きに素材となるパン単体の外観斜視図、図
2は、スライスされた平板状のパンの片面に焼成処理さ
れたパンの外観斜視図、図3は、パンの片面に飯と調理
された具を簾で巻く前の状態を示す外観斜視図、図4
は、簾で寿司のように巻く状態を示す外観斜視図、図5
は、巻き上がった状態のトースト巻きを示す外観斜視
図、図6は、トースト巻きをカットした状態を示す外観
斜視図である。
およびその製造方法を図1乃至図6に図示した一実施の
形態に基づいて詳述する。図1は、本実施の形態におけ
るトースト巻きに素材となるパン単体の外観斜視図、図
2は、スライスされた平板状のパンの片面に焼成処理さ
れたパンの外観斜視図、図3は、パンの片面に飯と調理
された具を簾で巻く前の状態を示す外観斜視図、図4
は、簾で寿司のように巻く状態を示す外観斜視図、図5
は、巻き上がった状態のトースト巻きを示す外観斜視
図、図6は、トースト巻きをカットした状態を示す外観
斜視図である。
【0012】図中符号5は、窯、オーブン等で出来上が
った柱形状の角型パンである。この角形パン5から、ト
ースト巻きを製造する工程を説明する。角形パン5を適
当な厚さにスライスしてパン生地6を造る。パン生地6
の一方の片面は焼かないでそのままとし、他方の片面だ
けを鉄板、フライパン、バーナー等を使用して適宜焼い
て焼成面7を形成する(図2)。次に、焼成面7を上に
向けた状態でパン生地6を寿司簾8の上にシート状に展
開する。次に、焼成面7に炊き飯、寿司飯、チャーハン
飯、ドライカレー、ピラフ等の飯類9を載せる。飯類9
の上に、梅干し、佃煮、魚貝類、肉類、菜類等の調理さ
れた具10を載せる(図3)。次いで、寿司簾8の一方
側を手巻き寿司を造る要領で巻き始める(図4)。この
とき、パン生地6の各両縁6a、6bが互いにつなぎ合
わされるようにして巻き回わして、パン生地6から内方
に向かって飯類9および調理された具10と順に同心円
状に配列されたトースト巻き素材を、寿司簾8で形を整
えながら手でよく握って圧力を加える。ほどよく握った
後、寿司簾8を巻き戻すことにより、あたかも手巻き寿
司のようにトースト巻き11が出来上がる(図5)。こ
れを適宜の大きさに切断して小さなトースト巻き6cと
することにより、食することができる状態にできる(図
6)。
った柱形状の角型パンである。この角形パン5から、ト
ースト巻きを製造する工程を説明する。角形パン5を適
当な厚さにスライスしてパン生地6を造る。パン生地6
の一方の片面は焼かないでそのままとし、他方の片面だ
けを鉄板、フライパン、バーナー等を使用して適宜焼い
て焼成面7を形成する(図2)。次に、焼成面7を上に
向けた状態でパン生地6を寿司簾8の上にシート状に展
開する。次に、焼成面7に炊き飯、寿司飯、チャーハン
飯、ドライカレー、ピラフ等の飯類9を載せる。飯類9
の上に、梅干し、佃煮、魚貝類、肉類、菜類等の調理さ
れた具10を載せる(図3)。次いで、寿司簾8の一方
側を手巻き寿司を造る要領で巻き始める(図4)。この
とき、パン生地6の各両縁6a、6bが互いにつなぎ合
わされるようにして巻き回わして、パン生地6から内方
に向かって飯類9および調理された具10と順に同心円
状に配列されたトースト巻き素材を、寿司簾8で形を整
えながら手でよく握って圧力を加える。ほどよく握った
後、寿司簾8を巻き戻すことにより、あたかも手巻き寿
司のようにトースト巻き11が出来上がる(図5)。こ
れを適宜の大きさに切断して小さなトースト巻き6cと
することにより、食することができる状態にできる(図
6)。
【0013】本実施の形態に係るトースト巻き11は、
上記のようにして製造されるのであり、その構成は、ス
ライスされた平板状のパン生地6の片面を焼成して焼成
面7となし、該焼成した片面である焼成面7全面に亘っ
て炊き飯、寿司飯、チャーハン飯、ドライカレー、ピラ
フ等の飯類9を敷くように載せる。飯類9の真ん中に梅
干し、佃煮、魚貝類、肉類、菜類等の調理された具10
が載せられる。そして寿司簾8でパン生地6を巻き回
し、巻き寿司を造る要領によって円柱状のトースト巻き
11状が完成される。
上記のようにして製造されるのであり、その構成は、ス
ライスされた平板状のパン生地6の片面を焼成して焼成
面7となし、該焼成した片面である焼成面7全面に亘っ
て炊き飯、寿司飯、チャーハン飯、ドライカレー、ピラ
フ等の飯類9を敷くように載せる。飯類9の真ん中に梅
干し、佃煮、魚貝類、肉類、菜類等の調理された具10
が載せられる。そして寿司簾8でパン生地6を巻き回
し、巻き寿司を造る要領によって円柱状のトースト巻き
11状が完成される。
【0014】本実施の形態に係るトースト巻きによれ
ば、トースト巻き11を形成するパン生地6の片面であ
る内側には、焼成処理が施された焼成面7が形成されて
おり、かかる焼成面7が強靱であるために、調理された
具からの水分は、焼成面7で食い止められ、外側の焼成
されていないパン生地の方へ移行するのを有効に阻止す
る。その一方で、焼成面7が焼成された結果として時間
が経過してもある程度その硬さを残したままの状態を維
持している。したがって、顧客等それを食する人がトー
スト巻き11を口にしたとき、外表面の焼成を施してい
ないパン生地の部分で柔らかい食感を与え、その後に続
いて、焼成面7を噛むことになるが、このとき、歯触り
がよく、心地のよいさくさくとした、あるいはぱりぱり
とした絶妙の食感を醸し出すことができ、そればかりか
外表面が一見生パンのように見えて、その実内部に寿司
が存在するというパンと寿司の二重構造を有した格別な
食感を有するトースト巻き11として満足が得られ、嗜
好の多様化にも対応した従来食品に存しない高級感のあ
る食品を提供できる作用効果を有する。
ば、トースト巻き11を形成するパン生地6の片面であ
る内側には、焼成処理が施された焼成面7が形成されて
おり、かかる焼成面7が強靱であるために、調理された
具からの水分は、焼成面7で食い止められ、外側の焼成
されていないパン生地の方へ移行するのを有効に阻止す
る。その一方で、焼成面7が焼成された結果として時間
が経過してもある程度その硬さを残したままの状態を維
持している。したがって、顧客等それを食する人がトー
スト巻き11を口にしたとき、外表面の焼成を施してい
ないパン生地の部分で柔らかい食感を与え、その後に続
いて、焼成面7を噛むことになるが、このとき、歯触り
がよく、心地のよいさくさくとした、あるいはぱりぱり
とした絶妙の食感を醸し出すことができ、そればかりか
外表面が一見生パンのように見えて、その実内部に寿司
が存在するというパンと寿司の二重構造を有した格別な
食感を有するトースト巻き11として満足が得られ、嗜
好の多様化にも対応した従来食品に存しない高級感のあ
る食品を提供できる作用効果を有する。
【0015】また、上記一実施の形態に係るトースト巻
きの製造方法によれば、寿司簾8を用いて巻き回すだけ
の簡便な操作で、容易に高級感のある寿司感覚のトース
ト巻き11を得ることができるという効果を有する。
きの製造方法によれば、寿司簾8を用いて巻き回すだけ
の簡便な操作で、容易に高級感のある寿司感覚のトース
ト巻き11を得ることができるという効果を有する。
【0016】以上、本実施形態を具体的に詳述してきた
が、具体的な構成はこの形態に限られるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても
本発明に含まれる。例えば、上記では寿司簾8を使用し
て巻き回してトースト巻き11を形成したが、寿司簾8
を使用しなくてもよいものである。例えば、おむすび
(おにぎり)、箱寿司、あるいは押し寿司等の形態にも
適宜適用できる。また、上記実施の形態では、片面の全
面を焼成し、パン生地6の両縁6a、6bの端面を連続
させるように繋ぎあわせたが、少なくともいずれか一方
の縁6a、または6bの近傍に焼成しない部分を残して
おくことで、糊代のような状態としておき、巻き回すと
き、両縁を重合して繋ぎやすくなるようにしてもよい。
が、具体的な構成はこの形態に限られるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても
本発明に含まれる。例えば、上記では寿司簾8を使用し
て巻き回してトースト巻き11を形成したが、寿司簾8
を使用しなくてもよいものである。例えば、おむすび
(おにぎり)、箱寿司、あるいは押し寿司等の形態にも
適宜適用できる。また、上記実施の形態では、片面の全
面を焼成し、パン生地6の両縁6a、6bの端面を連続
させるように繋ぎあわせたが、少なくともいずれか一方
の縁6a、または6bの近傍に焼成しない部分を残して
おくことで、糊代のような状態としておき、巻き回すと
き、両縁を重合して繋ぎやすくなるようにしてもよい。
【0017】
【発明の効果】請求項1記載の発明に係るトースト巻き
は、スライスされたパンの片面を焼成し、該焼成した片
面に炊き飯、寿司飯、チャーハン飯、ドライカレー、ピ
ラフ等の飯類を載せて巻き回して巻き寿司状に形成され
てなることを特徴とする。このため、パンの片面に焼成
された面が強靱であるため、ぱりぱり感、あるいはさく
さく感を呈し、絶妙な食感を与え、また、パンと寿司と
の二重構造からなる新感覚の高級感ある食品を得ること
ができる効果を奏する。
は、スライスされたパンの片面を焼成し、該焼成した片
面に炊き飯、寿司飯、チャーハン飯、ドライカレー、ピ
ラフ等の飯類を載せて巻き回して巻き寿司状に形成され
てなることを特徴とする。このため、パンの片面に焼成
された面が強靱であるため、ぱりぱり感、あるいはさく
さく感を呈し、絶妙な食感を与え、また、パンと寿司と
の二重構造からなる新感覚の高級感ある食品を得ること
ができる効果を奏する。
【0018】請求項2記載の発明は、請求項1記載のト
ースト巻きに係り、上記焼成した片面に上記飯類を載せ
たパンは、寿司簾を使用して巻き回すことを特徴とす
る。このため、寿司簾を用いることで、巻き寿司風のト
ースト巻きを確実に得ることができる効果を奏する。
ースト巻きに係り、上記焼成した片面に上記飯類を載せ
たパンは、寿司簾を使用して巻き回すことを特徴とす
る。このため、寿司簾を用いることで、巻き寿司風のト
ースト巻きを確実に得ることができる効果を奏する。
【0019】請求項3記載の発明は、請求項2記載のト
ースト巻きに係り、上記飯類の上に、梅干し、佃煮、魚
貝類、肉類、菜類等の調理された具を載せて巻き回され
ることを特徴とする。このため、嗜好の多様化にも対応
できる高級感溢れる巻き寿司を得ることができる効果を
奏する。
ースト巻きに係り、上記飯類の上に、梅干し、佃煮、魚
貝類、肉類、菜類等の調理された具を載せて巻き回され
ることを特徴とする。このため、嗜好の多様化にも対応
できる高級感溢れる巻き寿司を得ることができる効果を
奏する。
【0020】請求項4記載の発明に係るトースト巻きの
製造方法は、スライスされた平板状のパンの片面を焼成
し、該焼成した片面に炊き飯、寿司飯、チャーハン、ド
ライカレー、ピラフ等の飯類を載せた後、該飯を内部に
存するように寿司簾により巻き回してトースト巻きを製
造することを特徴とする。このため、寿司簾8を用いて
巻き回すだけの簡便な操作で、容易に高級感のある寿司
感覚のトースト巻き11を得ることができるという効果
を奏する。
製造方法は、スライスされた平板状のパンの片面を焼成
し、該焼成した片面に炊き飯、寿司飯、チャーハン、ド
ライカレー、ピラフ等の飯類を載せた後、該飯を内部に
存するように寿司簾により巻き回してトースト巻きを製
造することを特徴とする。このため、寿司簾8を用いて
巻き回すだけの簡便な操作で、容易に高級感のある寿司
感覚のトースト巻き11を得ることができるという効果
を奏する。
【0021】請求項5記載の発明は、請求項4記載のト
ースト巻きの製造方法に係り、上記飯類の上に、梅干
し、佃煮、魚貝類、肉類、菜類等の調理された具を載せ
て巻き回すようにしたことを特徴とする。このため、調
理された具も載せて巻き寿司風のトースト巻きを、容易
かつ確実に製造できる効果を奏する。
ースト巻きの製造方法に係り、上記飯類の上に、梅干
し、佃煮、魚貝類、肉類、菜類等の調理された具を載せ
て巻き回すようにしたことを特徴とする。このため、調
理された具も載せて巻き寿司風のトースト巻きを、容易
かつ確実に製造できる効果を奏する。
【図1】本実施の形態におけるトースト巻きに素材とな
るパン単体の外観斜視図である。
るパン単体の外観斜視図である。
【図2】スライスされた平板状のパンの片面に焼成処理
されたパンの外観斜視図である。
されたパンの外観斜視図である。
【図3】パンの片面に飯と調理された具を簾で巻く前の
状態を示す外観斜視図である。
状態を示す外観斜視図である。
【図4】簾で寿司のように巻く状態を示す外観斜視図で
ある。
ある。
【図5】巻き上がった状態のトースト巻きを示す外観斜
視図である。
視図である。
【図6】トースト巻きをカットした状態を示す外観斜視
図である。
図である。
【図7】第一従来食品の外観斜視図である。
【図8】第二従来食品の外観斜視図である。
5 角形パン 6 パン生地 7 焼成面(片面) 8 寿司簾 9 飯類 10 調理された具 11 トースト巻き
Claims (5)
- 【請求項1】スライスされたパンの片面を焼成し、該焼
成した片面に炊き飯、寿司飯、チャーハン飯、ドライカ
レー、ピラフ等の飯類を載せて巻き回して巻き寿司状に
形成されてなることを特徴とするトースト巻き。 - 【請求項2】上記焼成した片面に上記飯類を載せたパン
は、寿司簾を使用して巻き回すことを特徴とする請求項
1記載のトースト巻き。 - 【請求項3】上記飯類の上に、梅干し、佃煮、魚貝類、
肉類、菜類等の調理された具を載せて巻き回されること
を特徴とする請求項2記載のトースト巻き。 - 【請求項4】スライスされたパンの片面を焼成し、該焼
成した片面に炊き飯、寿司飯、チャーハン、ドライカレ
ー、ピラフ等の飯類を載せた後、該飯を内部に存するよ
うに寿司簾により巻き回してトースト巻きを製造するこ
とを特徴とするトースト巻きの製造方法。 - 【請求項5】上記飯類の上に、梅干し、佃煮、魚貝類、
肉類、菜類等の調理された具を載せて巻き回すようにし
たことを特徴とする請求項4記載のトースト巻きの製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000398356A JP2002191330A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | トースト巻きおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000398356A JP2002191330A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | トースト巻きおよびその製造方法 |
Publications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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ITTO20100953A1 (it) * | 2010-12-01 | 2011-03-02 | Aldo Amici | Procedimento per la preparazione di tramezzini di tipo sushi |
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2000
- 2000-12-27 JP JP2000398356A patent/JP2002191330A/ja not_active Withdrawn
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ITTO20100953A1 (it) * | 2010-12-01 | 2011-03-02 | Aldo Amici | Procedimento per la preparazione di tramezzini di tipo sushi |
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