JP2002190866A - 優先通信サービスシステム,優先通信制御方法およびこの方法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
優先通信サービスシステム,優先通信制御方法およびこの方法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体Info
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- JP2002190866A JP2002190866A JP2000389708A JP2000389708A JP2002190866A JP 2002190866 A JP2002190866 A JP 2002190866A JP 2000389708 A JP2000389708 A JP 2000389708A JP 2000389708 A JP2000389708 A JP 2000389708A JP 2002190866 A JP2002190866 A JP 2002190866A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 発信網の輻輳時においても、高度な通信要求
を有する発信者に対しては、通信可能なサービス条件を
提供できるシステムを提供すること。 【解決手段】 交換機11を含む通信システムにおい
て、前記交換機11は輻輳検出部14,規制禁止部1
9,高度通信属性21を有し、高度通信属性21が有意
の場合には、前記輻輳検出部14の出力を前記規制禁止
部19によって無効化または軽減化することを特徴とす
る優先通信サービスシステムであって、前記高度通信属
性21は、利用者が制御番号をダイヤルすることによっ
て設定,解除されるものであってもよく、また、接続先
番号に前置される前置番号によって指定されるものでよ
い。前記高度通信属性21は、料金システムに表示する
ようにするのがよい。
を有する発信者に対しては、通信可能なサービス条件を
提供できるシステムを提供すること。 【解決手段】 交換機11を含む通信システムにおい
て、前記交換機11は輻輳検出部14,規制禁止部1
9,高度通信属性21を有し、高度通信属性21が有意
の場合には、前記輻輳検出部14の出力を前記規制禁止
部19によって無効化または軽減化することを特徴とす
る優先通信サービスシステムであって、前記高度通信属
性21は、利用者が制御番号をダイヤルすることによっ
て設定,解除されるものであってもよく、また、接続先
番号に前置される前置番号によって指定されるものでよ
い。前記高度通信属性21は、料金システムに表示する
ようにするのがよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な優先通信サ
ービスシステムの実現技術に関し、より具体的には、通
信網、例えば電話網において、輻輳時においても優先的
に接続を行うサービスを提供する優先通信サービスシス
テム,優先通信制御方法およびこの方法を実現するため
のプログラムを記録した記録媒体に関する。
ービスシステムの実現技術に関し、より具体的には、通
信網、例えば電話網において、輻輳時においても優先的
に接続を行うサービスを提供する優先通信サービスシス
テム,優先通信制御方法およびこの方法を実現するため
のプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のこの種サービスシステム
を説明するための図である。図において、1は交換機、
2〜4および7〜8は交換機1に内在し、2は通話路、
3は接続制御部、4は輻輳検出部、7は規制信号、8は
接続指示、5は利用者であって添字は複数存在する利用
者の識別子、6はサービスセンタである。
を説明するための図である。図において、1は交換機、
2〜4および7〜8は交換機1に内在し、2は通話路、
3は接続制御部、4は輻輳検出部、7は規制信号、8は
接続指示、5は利用者であって添字は複数存在する利用
者の識別子、6はサービスセンタである。
【0003】次に動作を説明すると、利用者5,交換機
1,サービスセンタ6は、公知の通信網を形成してい
る。以下の動作説明においては、電話網を例に説明す
る。利用者、例えば5−1は、サービスセンタ6と通信
しようとする場合、電話番号をダイヤルし、交換機1
は、内在する接続制御部でダイヤルを受信し、この受信
結果に基づいて利用者5−1とサービスセンタ6の間を
接続するよう通話路2に対して接続指示8を送出する。
その結果、利用者5−1とサービスセンタ6を結ぶ通信
路が形成され、両者は相互に通信可能となる。
1,サービスセンタ6は、公知の通信網を形成してい
る。以下の動作説明においては、電話網を例に説明す
る。利用者、例えば5−1は、サービスセンタ6と通信
しようとする場合、電話番号をダイヤルし、交換機1
は、内在する接続制御部でダイヤルを受信し、この受信
結果に基づいて利用者5−1とサービスセンタ6の間を
接続するよう通話路2に対して接続指示8を送出する。
その結果、利用者5−1とサービスセンタ6を結ぶ通信
路が形成され、両者は相互に通信可能となる。
【0004】サービスセンタ6が、例えばチケット予約
センタなどの場合は、受付開始時間直後に呼びが集中
し、全ての呼を接続できない、いわゆる輻輳状態が発生
する。このような輻輳に対し、交換機1は輻輳検出部4
を内在しており、輻輳検出部4は輻輳を検出すると、そ
の発生状況に応じて接続を規制する規制信号7を接続制
御部3に送出する。接続制御部3はこの規制信号7を受
信すると、接続の規制を行う。
センタなどの場合は、受付開始時間直後に呼びが集中
し、全ての呼を接続できない、いわゆる輻輳状態が発生
する。このような輻輳に対し、交換機1は輻輳検出部4
を内在しており、輻輳検出部4は輻輳を検出すると、そ
の発生状況に応じて接続を規制する規制信号7を接続制
御部3に送出する。接続制御部3はこの規制信号7を受
信すると、接続の規制を行う。
【0005】接続規制の具体的な例をあげると、例え
ば、サービスセンタ6が有する回線数を超える呼びがあ
った場合は、サービスセンタ6への接続に代えて図示し
ていないトーキー装置に接続し、利用者に対し輻輳のた
めサービスセンタ6に接続できないことを告知するとと
もに、利用者のメッセージを録音する。サービスセンタ
6は、後刻、前記利用者のメッセージを聴取し、メッセ
ージを残した利用者に電話する等、必要な措置を講じ
る。
ば、サービスセンタ6が有する回線数を超える呼びがあ
った場合は、サービスセンタ6への接続に代えて図示し
ていないトーキー装置に接続し、利用者に対し輻輳のた
めサービスセンタ6に接続できないことを告知するとと
もに、利用者のメッセージを録音する。サービスセンタ
6は、後刻、前記利用者のメッセージを聴取し、メッセ
ージを残した利用者に電話する等、必要な措置を講じ
る。
【0006】他の輻輳の例として、交換機1の接続制御
部3がその処理能力、例えば1分間当たりの接続処理可
能数を超えた場合は、接続制御部3はその処理量を減じ
るため、サービスセンタ6への接続処理を行わず、話中
音の送出を行う。
部3がその処理能力、例えば1分間当たりの接続処理可
能数を超えた場合は、接続制御部3はその処理量を減じ
るため、サービスセンタ6への接続処理を行わず、話中
音の送出を行う。
【0007】なお、以上の説明においては、利用者5と
サービスセンタ6とが同一交換機1に収容される例を示
したが、両者が複数の交換機を介して接続されていても
よいし、また、複数の交換機間で規制のための情報を相
互に交換するように構成されていてもよい。
サービスセンタ6とが同一交換機1に収容される例を示
したが、両者が複数の交換機を介して接続されていても
よいし、また、複数の交換機間で規制のための情報を相
互に交換するように構成されていてもよい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した通り、従
来の通信サービスシステム、例えば電話網において輻輳
が生じた場合は、発信を規制するか、またはチケット予
約等、着信側の輻輳が原因の場合は、トーキー装置に接
続して発信者の伝言を録音し、後で着信側が録音内容を
参照して返信する等の処理が行われていた。
来の通信サービスシステム、例えば電話網において輻輳
が生じた場合は、発信を規制するか、またはチケット予
約等、着信側の輻輳が原因の場合は、トーキー装置に接
続して発信者の伝言を録音し、後で着信側が録音内容を
参照して返信する等の処理が行われていた。
【0009】そのため、従来の通信サービスシステムで
は、発信者は直ちに通信の目的を達成できないことに加
え、伝言が着信側に伝わったか否かを着信側から返信が
あるまで確認できない等の欠点があり、また、着信側に
とっても強い通信要求を有する、例えば高額のクラスで
もチケットを購入したいとの意欲を持つ発信者の呼を受
けられず、ビジネスチャンスを逸失してしまう、などの
欠点があった。
は、発信者は直ちに通信の目的を達成できないことに加
え、伝言が着信側に伝わったか否かを着信側から返信が
あるまで確認できない等の欠点があり、また、着信側に
とっても強い通信要求を有する、例えば高額のクラスで
もチケットを購入したいとの意欲を持つ発信者の呼を受
けられず、ビジネスチャンスを逸失してしまう、などの
欠点があった。
【0010】本発明の目的は、従来の技術における上述
のような問題を解消し、発信網の輻輳時においても、高
度な通信要求を有する発信者に対し、通信可能なサービ
ス条件を提供することにある。より具体的には、本発明
の目的は、発信網の輻輳時においても、高度な通信要求
を有する発信者に対しては、通信を可能とする優先通信
サービスシステム,優先通信制御方法およびこの方法を
実現するためのプログラムを記録した記録媒体を提供す
ることにある。
のような問題を解消し、発信網の輻輳時においても、高
度な通信要求を有する発信者に対し、通信可能なサービ
ス条件を提供することにある。より具体的には、本発明
の目的は、発信網の輻輳時においても、高度な通信要求
を有する発信者に対しては、通信を可能とする優先通信
サービスシステム,優先通信制御方法およびこの方法を
実現するためのプログラムを記録した記録媒体を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明においては、加入者の属性情報に、輻輳時に
おいても優先的に接続を行う高度通信属性を設け、この
高度通信属性が有効の加入者は、利用料金を高く設定す
るとともに、呼が輻輳して接続規制が実施されている場
合において接続規制を無効化または軽減化して、接続規
制が実施されている他の加入者より優先して接続が行え
るようにすることを特徴とする。
め、本発明においては、加入者の属性情報に、輻輳時に
おいても優先的に接続を行う高度通信属性を設け、この
高度通信属性が有効の加入者は、利用料金を高く設定す
るとともに、呼が輻輳して接続規制が実施されている場
合において接続規制を無効化または軽減化して、接続規
制が実施されている他の加入者より優先して接続が行え
るようにすることを特徴とする。
【0012】また、本発明においては、前記加入者の属
性情報に高度通信属性を設ける代わりに、発信者が特別
な番号を接続のための番号に前置してダイヤルすること
とし、交換機がこの特別な番号を検出、すなわち受信し
た場合には、当該接続に限り接続規制を無効化または軽
減化し、接続規制中であっても、接続規制が実施されて
いる他の加入者より優先して接続が行えるようにするも
のである。なお、当該接続に係る利用者料金を、通常の
それより高く設定するものである。
性情報に高度通信属性を設ける代わりに、発信者が特別
な番号を接続のための番号に前置してダイヤルすること
とし、交換機がこの特別な番号を検出、すなわち受信し
た場合には、当該接続に限り接続規制を無効化または軽
減化し、接続規制中であっても、接続規制が実施されて
いる他の加入者より優先して接続が行えるようにするも
のである。なお、当該接続に係る利用者料金を、通常の
それより高く設定するものである。
【0013】本発明においては、利用者は特別に料金を
負担することにより、輻輳時の接続規制を受けることを
回避することができ、輻輳時においても通信の目的を達
することが可能になる。
負担することにより、輻輳時の接続規制を受けることを
回避することができ、輻輳時においても通信の目的を達
することが可能になる。
【0014】また、本発明に係る優先通信制御方法を実
現するためのプログラムを記録した記録媒体は、これを
商品として流通させることが可能であり、本発明の権利
範囲は、このような記録媒体にも及ぶものである。
現するためのプログラムを記録した記録媒体は、これを
商品として流通させることが可能であり、本発明の権利
範囲は、このような記録媒体にも及ぶものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に示す好適実施例に基づいて、詳細に説明する。
面に示す好適実施例に基づいて、詳細に説明する。
【0016】〔実施例1〕図1は、本発明の第1の実施
例を示すシステム構成図である。図1において、11は
交換機、12〜14および17〜23は交換機11に内在
し、12は通話路、13は接続制御部、14は輻輳検出
部、17は規制信号、18は接続指示、19は規制禁止
部、20は規制禁止部19の禁止入力、21は高度通信
属性に対応する優先加入者識別データ、22は料金情
報、15は利用者であって添字は複数存在する利用者の
識別子、16はサービスセンタである。利用者15,交
換機11,サービスセンタ16は、前述の通り通信網を
形成している。
例を示すシステム構成図である。図1において、11は
交換機、12〜14および17〜23は交換機11に内在
し、12は通話路、13は接続制御部、14は輻輳検出
部、17は規制信号、18は接続指示、19は規制禁止
部、20は規制禁止部19の禁止入力、21は高度通信
属性に対応する優先加入者識別データ、22は料金情
報、15は利用者であって添字は複数存在する利用者の
識別子、16はサービスセンタである。利用者15,交
換機11,サービスセンタ16は、前述の通り通信網を
形成している。
【0017】以下、動作を説明する。輻輳状態にない場
合、すなわち輻輳検出部14が輻輳状態を検出していな
い状態では、上記通信網は、従来の技術同様、公知の動
作によって利用者、例えば15−1とサービスセンタ1
6とは、通話路12を介して接続、すなわち通信路を形
成され、両者は相互に通信可能となる。
合、すなわち輻輳検出部14が輻輳状態を検出していな
い状態では、上記通信網は、従来の技術同様、公知の動
作によって利用者、例えば15−1とサービスセンタ1
6とは、通話路12を介して接続、すなわち通信路を形
成され、両者は相互に通信可能となる。
【0018】接続制御部13は、規制禁止部19および
優先加入者識別データ21を有しており、規制禁止部1
9の禁止入力20には優先加入者データ21が接続され
ている。規制禁止部19は、その禁止入力が有意の場
合、すなわち優先加入者データ21が有意の場合、輻輳
検出部14の出力すなわち規制信号17を無効とする。
優先加入者識別データ21を有しており、規制禁止部1
9の禁止入力20には優先加入者データ21が接続され
ている。規制禁止部19は、その禁止入力が有意の場
合、すなわち優先加入者データ21が有意の場合、輻輳
検出部14の出力すなわち規制信号17を無効とする。
【0019】このような構成を有しているため、優先加
入者データ21が無意の場合は、規制信号17が無効に
ならず、換言すると有効となり、輻輳検出部14が輻輳
状態を検出すると(ステップ51)、従来のシステムに
おけると同様に、規制、例えばサービスセンタ16に代
替する図示していないトーキー装置や話中音への接続が
実施される。
入者データ21が無意の場合は、規制信号17が無効に
ならず、換言すると有効となり、輻輳検出部14が輻輳
状態を検出すると(ステップ51)、従来のシステムに
おけると同様に、規制、例えばサービスセンタ16に代
替する図示していないトーキー装置や話中音への接続が
実施される。
【0020】優先加入者識別データ21が有意、すなわ
ち優先サービス状態の場合は、規制禁止部19によって
規制信号17が無効化されるため、輻輳検出部14が輻
輳状態を検出した場合においても接続規制は行われな
い。以上の状況を、図5の動作フローチャートに示し
た。
ち優先サービス状態の場合は、規制禁止部19によって
規制信号17が無効化されるため、輻輳検出部14が輻
輳状態を検出した場合においても接続規制は行われな
い。以上の状況を、図5の動作フローチャートに示し
た。
【0021】輻輳検出部14が輻輳状態を検出すると
(ステップ51)、規制信号が出力される(ステップ5
2)。この状態で、接続要求があった場合には(ステッ
プ53)、要求元利用者が優先加入者か否か判定される
(ステップ54)。要求元利用者が優先加入者でない場
合には規制信号が維持されるが、優先加入者である場合
には、接続規制は無効化される(ステップ55)。
(ステップ51)、規制信号が出力される(ステップ5
2)。この状態で、接続要求があった場合には(ステッ
プ53)、要求元利用者が優先加入者か否か判定される
(ステップ54)。要求元利用者が優先加入者でない場
合には規制信号が維持されるが、優先加入者である場合
には、接続規制は無効化される(ステップ55)。
【0022】なお、以上の説明においては、接続規制
を、規制有り並びに規制無しの2状態として説明した
が、接続規制を複数のレベルとして、例えば、中間レベ
ルとして「緩い規制」を設け、料金に応じて規制を外す
レベルを変更することも可能であり、かかる適用も本発
明に含まれる。
を、規制有り並びに規制無しの2状態として説明した
が、接続規制を複数のレベルとして、例えば、中間レベ
ルとして「緩い規制」を設け、料金に応じて規制を外す
レベルを変更することも可能であり、かかる適用も本発
明に含まれる。
【0023】優先加入者識別データは、料金情報22と
して図示されていない公知の料金請求部にも供給され、
料金請求部はこの料金情報を参照して算定する料金を変
更、詳細にいえば、加入者識別データが有意すなわち接
続規制を行わない優先サービスに対応した高額料金に変
更する。すなわち、利用者15は、優先サービスに対す
る対価を負担する。高料金算定においては、実質的に優
先サービスが行われていることを示す情報として、規制
信号17を併用しても良い。
して図示されていない公知の料金請求部にも供給され、
料金請求部はこの料金情報を参照して算定する料金を変
更、詳細にいえば、加入者識別データが有意すなわち接
続規制を行わない優先サービスに対応した高額料金に変
更する。すなわち、利用者15は、優先サービスに対す
る対価を負担する。高料金算定においては、実質的に優
先サービスが行われていることを示す情報として、規制
信号17を併用しても良い。
【0024】優先加入者識別データ21は、交換機が保
有する利用者の属性データ(通常局データ、加入者デー
タと呼称される)として保有する他、後述する実施例で
詳細を示すように、利用者の要求に応じて設定すること
も可能である。
有する利用者の属性データ(通常局データ、加入者デー
タと呼称される)として保有する他、後述する実施例で
詳細を示すように、利用者の要求に応じて設定すること
も可能である。
【0025】また、本実施例では、利用者15とサービ
スセンタ16は同一交換機11に収容される形態を例に
挙げたが、両者が複数の交換機を介して接続されていて
もよいし、複数の交換機間で規制のための情報を相互に
交換するように構成されていてもよい。本発明は、この
ような形態の通信網にも適用可能なことはいうまでもな
い。
スセンタ16は同一交換機11に収容される形態を例に
挙げたが、両者が複数の交換機を介して接続されていて
もよいし、複数の交換機間で規制のための情報を相互に
交換するように構成されていてもよい。本発明は、この
ような形態の通信網にも適用可能なことはいうまでもな
い。
【0026】〔実施例2〕図2は、本発明の第2の実施
例であって,優先加入者識別データ21を利用者15の
要求に応動して設定する方法を説明するための要部を示
した図である。図2において、31は利用者15からダ
イヤルされる制御番号、32は接続制御部13に内在す
る番号分析部であり、他の部分並びに符号は、第1の実
施例と同様であって、このことは以降の実施例において
も同様である。
例であって,優先加入者識別データ21を利用者15の
要求に応動して設定する方法を説明するための要部を示
した図である。図2において、31は利用者15からダ
イヤルされる制御番号、32は接続制御部13に内在す
る番号分析部であり、他の部分並びに符号は、第1の実
施例と同様であって、このことは以降の実施例において
も同様である。
【0027】次に、本実施例の動作を説明する。利用者
15は発信動作、例えばオフフックに続いて制御番号3
1をダイヤルする。このときの制御番号31の内容とし
ては、優先サービス開始を表すもの、例えば“188”
となっている。この番号は、番号分析部32で優先サー
ビス開始要求と認識され、優先加入者識別データは有意
状態に設定される。その結果、以降の通信すなわちダイ
ヤルに対しては、輻輳状態にあっても接続規制を受ける
ことなく接続される。
15は発信動作、例えばオフフックに続いて制御番号3
1をダイヤルする。このときの制御番号31の内容とし
ては、優先サービス開始を表すもの、例えば“188”
となっている。この番号は、番号分析部32で優先サー
ビス開始要求と認識され、優先加入者識別データは有意
状態に設定される。その結果、以降の通信すなわちダイ
ヤルに対しては、輻輳状態にあっても接続規制を受ける
ことなく接続される。
【0028】次に、利用者15が発信動作、例えばオフ
フックに続いて制御番号31として優先サービス終了を
表す番号、例えば“189”をダイヤルする。この番号
は、番号分析部32で優先サービス終了要求と認識さ
れ、優先加入者識別データは無意状態に設定される。そ
の結果、優先サービスは終了される。
フックに続いて制御番号31として優先サービス終了を
表す番号、例えば“189”をダイヤルする。この番号
は、番号分析部32で優先サービス終了要求と認識さ
れ、優先加入者識別データは無意状態に設定される。そ
の結果、優先サービスは終了される。
【0029】制御番号によってサービスの開始・終了を
設定することは公知であり、これに限らず種々の方法、
例えば制御番号に引続いて開始終了を指定する番号をダ
イヤルする方法等、種々の方法を用いることができる。
設定することは公知であり、これに限らず種々の方法、
例えば制御番号に引続いて開始終了を指定する番号をダ
イヤルする方法等、種々の方法を用いることができる。
【0030】上記実施例によれば、利用者の要求に応じ
て優先サービスの有効無効を設定できるという利点が得
られ、通信サービスの向上が図れる。
て優先サービスの有効無効を設定できるという利点が得
られ、通信サービスの向上が図れる。
【0031】〔実施例3〕図3は、本発明の第3の実施
例であって、利用者15の要求に応動して呼毎に優先サ
ービスを行う例を説明するための要部を示した図であ
り、41は前置番号、42は接続先番号である。
例であって、利用者15の要求に応動して呼毎に優先サ
ービスを行う例を説明するための要部を示した図であ
り、41は前置番号、42は接続先番号である。
【0032】次に、動作を説明する。利用者は通常のダ
イヤル、すなわち接続先番号42に先行して前置番号4
1をダイヤルする。この前置番号41は優先サービスの
要求に対応するものとなっており、この番号は番号分析
部32で優先サービス要求の呼であることを認識し、当
該呼に対する接続処理は優先サービスとして接続処理さ
れる。すなわち、前記番号分析部32での優先サービス
であるとの認識結果は、優先加入者識別データと等価な
ものとして作用する。
イヤル、すなわち接続先番号42に先行して前置番号4
1をダイヤルする。この前置番号41は優先サービスの
要求に対応するものとなっており、この番号は番号分析
部32で優先サービス要求の呼であることを認識し、当
該呼に対する接続処理は優先サービスとして接続処理さ
れる。すなわち、前記番号分析部32での優先サービス
であるとの認識結果は、優先加入者識別データと等価な
ものとして作用する。
【0033】前記優先サービスに対応する処理は、第2
の実施例と同様の技術、すなわち優先サービス要求の呼
であるとの認識結果に応動して、優先加入者識別データ
を有意状態に設定し、接続完了後または通信終了時に優
先加入者データを無意状態に設定することによって実現
できる他、番号分析部32の優先サービス要求の呼であ
るとの認識結果を規制禁止部19の禁止入力20に付加
することによっても実現できる。すなわち、当該呼の接
続処理の間は規制信号17が無効とされ、輻輳状態にあ
っても接続規制されることを防止できる。
の実施例と同様の技術、すなわち優先サービス要求の呼
であるとの認識結果に応動して、優先加入者識別データ
を有意状態に設定し、接続完了後または通信終了時に優
先加入者データを無意状態に設定することによって実現
できる他、番号分析部32の優先サービス要求の呼であ
るとの認識結果を規制禁止部19の禁止入力20に付加
することによっても実現できる。すなわち、当該呼の接
続処理の間は規制信号17が無効とされ、輻輳状態にあ
っても接続規制されることを防止できる。
【0034】以上の説明において、接続規制は規制並び
に規制無しの2状態として説明したが、接続規制を複数
のレベル、例えば中間レベルとして「緩い規制」を設
け、料金に応じて規制を外すレベルを変更することも可
能であり、かかる適用も本発明に含まれる。
に規制無しの2状態として説明したが、接続規制を複数
のレベル、例えば中間レベルとして「緩い規制」を設
け、料金に応じて規制を外すレベルを変更することも可
能であり、かかる適用も本発明に含まれる。
【0035】なお、上記各実施例はいずれも本発明の一
例を示すものであり、本発明はこれらに限定されるべき
ものではない。例えば、本発明は電話網に限らず、交換
型の通信システムに広く適用できる。
例を示すものであり、本発明はこれらに限定されるべき
ものではない。例えば、本発明は電話網に限らず、交換
型の通信システムに広く適用できる。
【0036】なお、前述のように、本発明に係る優先通
信制御方法は、これを実現するためのプログラムを媒体
に記録して商品として流通させることが可能であり、本
発明はこのような利用形態をも含むものである。
信制御方法は、これを実現するためのプログラムを媒体
に記録して商品として流通させることが可能であり、本
発明はこのような利用形態をも含むものである。
【0037】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、利用者は対価すなわち料金を負担することによ
って、輻輳時においても接続規制を受けない優先サービ
スを受けることができるという効果が得られる。その結
果、サービスセンタには強い接続要求を有する、例えば
購買意欲の高い利用者が多く接続されるという効果も得
られる。
よれば、利用者は対価すなわち料金を負担することによ
って、輻輳時においても接続規制を受けない優先サービ
スを受けることができるという効果が得られる。その結
果、サービスセンタには強い接続要求を有する、例えば
購買意欲の高い利用者が多く接続されるという効果も得
られる。
【0038】さらに、第2の実施例によれば、利用者の
要求に応じて優先サービスの有効無効を設定できる利点
が得られ、また、第3の実施例によれば、呼毎に優先サ
ービスの利用を要求できる利点が得られる。
要求に応じて優先サービスの有効無効を設定できる利点
が得られ、また、第3の実施例によれば、呼毎に優先サ
ービスの利用を要求できる利点が得られる。
【図1】本発明の第一の実施例を示すシステム構成図で
ある。
ある。
【図2】第2の実施例であって優先加入者識別データを
利用者の要求に応動して設定する例を示す図である。
利用者の要求に応動して設定する例を示す図である。
【図3】第3の実施例であって利用者の要求に応動して
呼毎に優先サービスを行う例を示す図である。
呼毎に優先サービスを行う例を示す図である。
【図4】従来の技術を説明するための図である。
【図5】第一の実施例に係るすシステムの動作フローチ
ャートである。
ャートである。
【符号の説明】 11 交換機 12 通話路 13 接続制御部 14 輻輳検出部 15 利用者 16 サービスセンタ 17 規制信号 18 接続指示 19 規制禁止部 20 規制禁止部の禁止入力 21 優先加入者識別データ 22 料金情報 31 制御信号 32 番号分析部 41 前置番号 42 接続先番号
Claims (9)
- 【請求項1】 交換機を含む通信システムにおいて、 前記交換機は輻輳検出部,規制禁止部,高度通信属性を
有し、この高度通信属性が有意の場合には、前記輻輳検
出部の出力を前記規制禁止部によって無効化または軽減
化することを特徴とする優先通信サービスシステム。 - 【請求項2】 前記高度通信属性は、利用者が制御番号
をダイヤルすることによって設定,解除されるものであ
ることを特徴とする請求項1に記載の優先通信サービス
システム。 - 【請求項3】 前記高度通信属性は、利用者がダイヤル
する接続先番号に前置される前置番号によって指定され
るものであることを特徴とする請求項1に記載の優先通
信サービスシステム。 - 【請求項4】 前記高度通信属性を、料金システムに表
示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に
記載の優先通信サービスシステム。 - 【請求項5】 交換機を含む通信システムにおいて、 高度通信属性を規定し、この高度通信属性が有意の場合
には、輻輳が検出された場合においても、接続規制を無
効化または軽減化することを特徴とする優先通信制御方
法。 - 【請求項6】 前記高度通信属性は、利用者が制御番号
をダイヤルすることによって設定,解除されるものであ
ることを特徴とする請求項5に記載の優先通信制御方
法。 - 【請求項7】 前記高度通信属性は、利用者がダイヤル
する接続先番号に前置される前置番号によって指定され
るものであることを特徴とする請求項5に記載の優先通
信制御方法。 - 【請求項8】 前記高度通信属性を、料金システムに表
示することを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に
記載の優先通信制御方法。 - 【請求項9】 請求項5〜8のいずれか1項に記載の優
先通信制御方法を実現するためのプログラムを記録した
記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000389708A JP2002190866A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 優先通信サービスシステム,優先通信制御方法およびこの方法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000389708A JP2002190866A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 優先通信サービスシステム,優先通信制御方法およびこの方法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002190866A true JP2002190866A (ja) | 2002-07-05 |
Family
ID=18856201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000389708A Pending JP2002190866A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 優先通信サービスシステム,優先通信制御方法およびこの方法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002190866A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007311872A (ja) * | 2006-05-16 | 2007-11-29 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | コール制御サーバおよびその方法 |
JP2010109418A (ja) * | 2008-10-28 | 2010-05-13 | Sony Ericsson Mobile Communications Ab | 無線通信制御装置、無線通信システム、および無線通信端末 |
JP2015041886A (ja) * | 2013-08-22 | 2015-03-02 | 日本電信電話株式会社 | セッション制御サーバ、通信システムおよび通信方法 |
-
2000
- 2000-12-22 JP JP2000389708A patent/JP2002190866A/ja active Pending
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