JP2002190695A - Xy移動装置及びxy移動装置を用いた電子部品装着装置 - Google Patents

Xy移動装置及びxy移動装置を用いた電子部品装着装置

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JP2002190695A
JP2002190695A JP2000391022A JP2000391022A JP2002190695A JP 2002190695 A JP2002190695 A JP 2002190695A JP 2000391022 A JP2000391022 A JP 2000391022A JP 2000391022 A JP2000391022 A JP 2000391022A JP 2002190695 A JP2002190695 A JP 2002190695A
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moving
electronic component
magnetic pole
moving body
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Akihiko Nakamura
明彦 中村
Ichiro Okamoto
一郎 岡本
Hiroshi Anzai
洋 安西
Naoyuki Hachiman
直幸 八幡
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Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常発生により移動体の制御ができなくなっ
た場合に、作業を安全かつ速やかに停止可能なXY移動
装置及びXY移動装置を用いた電子部品装着装置を提供
する。 【解決手段】 本発明にかかるXY移動装置が、ヘッド
(18)を摺動自在に支持するビーム(17)と、ビー
ムの左右両端部をそれぞれ駆動するリニアモータ(4
1、42)と、ビームの左右両端部のうちいずれか一方
の位置を検知する位置検知手段(リニアエンコーダ3
1)と、制御手段(20)とを備える。そして、制御手
段が、ビームの左右両端部のうち、リニアエンコーダが
取り付けられていない側の端部の位置を、リニアモータ
の磁極検出器からの出力信号に基づいて検知する。そし
て、ビーム両端の位置ずれ量が一定量を超えた場合にリ
ニアモータを停止させる。従って、ビームの位置ずれに
伴って発生するねじれやクラックの発生を未然に防ぐこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異常発生により移
動体の制御ができなくなった場合に、作業を安全かつ速
やかに停止可能なXY移動装置及びXY移動装置を用い
た電子部品装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子部品を回路基板に装着するための電
子部品搭載装置や、各種工作機械等においては、電子部
品の装着を行なうヘッドや、部材を切削加工等するため
の工具を、所定位置に正確に移動させるためのいわゆる
XY移動装置が用いられている。例えば、特開平7−2
02488号に開示されているガントリ型(門型)電子
部品搭載装置100(図6を参照)は、図示しない部品
供給体から電子部品を吸着して回路基板上の所定位置に
装着する吸着ノズル101、回路基板を搬送するための
図示しない基板搬送装置、基板搬送装置に対して直角
に、かつ、基板搬送装置を跨ぐようにして設けられる二
本の支持梁102、Y方向へ移動自在となるように二本
の支持梁102間に架け渡されるビーム103、該ビー
ム103の長さ方向に移動自在に取り付けられるヘッド
104等を備える。そして、前記ビーム103のY方向
への移動や、ヘッド104のX方向への移動のための駆
動手段(タイミングベルト105及びモータ106)を
備える。そして、ビーム103やヘッド104の位置を
検出するための位置検知手段(図示せず)や記憶装置か
ら送られる位置指令(ビーム103及びヘッド104の
位置、回路基板上への電子部品の搭載位置、部品供給体
上の電子部品の吸着位置等に関する情報)に基づいて、
制御手段(図示せず)が各駆動手段の駆動を制御するこ
とで、ヘッド104を部品供給体上の所定位置に移動さ
せ、ヘッド104が備える吸着ノズル101により電子
部品を吸着する。そして、ヘッド104を回路基板上の
所定位置に移動させ、電子部品を回路基板に装着する構
造となっている。
【0003】ここで、XY移動装置の制御方法として、
図7に示すような、マスタースレーブ方式が知られてい
る。この方式は、ビーム103の左右どちらか一方側
(マスター側)の支持梁102に位置検知手段(エンコ
ーダ107)および駆動手段(モータ106)を取り付
け、他方側(スレーブ側)には駆動手段(モータ10
6)のみを取りつける。そして、マスター側のエンコー
ダ107から送られるビーム103の位置に関する信号
(フィードバック信号)を、制御手段のY軸位置・速度
制御部108にフィードバック信号として出力する。そ
して、Y軸位置・速度制御部108では、位置指令とフ
ィードバック信号とに基づいた電流指令をマスター側と
スレーブ側の2つの駆動手段に対して出力し、この電流
指令に基づいてマスター側とスレーブ側の両モータ10
6の駆動を制御するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
マスタースレーブ方式による制御方法では、マスター側
にのみエンコーダが設けられる。即ち、スレーブ側のビ
ームの位置を検出する手段を持たないため、ビームの左
右両端部間の位置ずれ量を制御手段が認識できない。従
って、例えば、スレーブ側のモータが故障により停止し
た場合、ビーム両端部において過大な位置ずれが生ずる
可能性がある。
【0005】本発明の課題は、上述の問題を考慮し、異
常発生により移動体の制御ができなくなった場合に、作
業を安全かつ速やかに停止可能なXY移動装置及びXY
移動装置を用いた電子部品装着装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1記載のXY移動装置は、搬送対象物(ヘッ
ド18)を左右方向に摺動自在に支持する移動体(ビー
ム17)と、移動体を前後方向に移動させるために、複
数の永久磁石(43b)を配設した磁気部材(固定部4
3)、磁気部材に対して相対的に移動可能な可動部(4
4)及び磁気部材による磁界の強さを検出する磁極検出
器(45)とを備え、前記移動体の左右両端部をそれぞ
れ駆動する駆動手段(リニアモータ41、42)と、前
記移動体の左右両端部のうちいずれか一方の位置を検知
する位置検知手段(リニアエンコーダ31)と、位置検
知手段が検知した移動体の一方の位置に基づいて前記駆
動手段を制御する制御手段(20)とを備えるXY移動
装置であって、前記制御手段が、前記磁極検出器からの
出力信号に基づいて、移動体の左右両端部のうちすくな
くとも他方の位置を検知し、移動体の左右両端部間の相
対的な位置ずれ量を算出することで、位置ずれ量が一定
量を超えた場合に前記駆動手段を停止させることを特徴
とする。
【0007】請求項1記載のXY移動装置によれば、駆
動手段の駆動を制御するために通常用いられている磁極
検出器を利用して、移動体の左右両端部のうちすくなく
とも他方の位置を検知し、移動体の左右両端部間の相対
的な位置ずれ量を算出することで、位置ずれ量が一定量
を超えた場合に前記駆動手段を停止させるので、移動体
左右両端部分の位置ずれに伴って発生する移動体やXY
移動装置本体等のねじれやクラックの発生を未然に防ぐ
ことができる。また、移動体の左右両端部間の位置ずれ
量を算出するための装置として、駆動手段の駆動を制御
するための磁極検出器を利用できるので、XY移動装置
を構成する部品点数を抑えることができる。また、位置
検知手段を前記移動体の左右両端部のうちいずれか一方
にのみ設ければよいので、XY移動装置製造にかかるコ
ストを抑えることができ、また、XY移動装置の寸法を
抑えることができる。また、制御手段が、前記磁極検出
器からの出力信号に基づいて検知された移動体端部の位
置と、位置検知手段により検知された移動体端部の位置
とを比較可能なものとすれば、位置検知手段に生じるお
それのある例えば、配線の逆接続、未接続、断線などの
不具合の発生を早期に検知することができる。
【0008】請求項2記載のXY移動装置は、請求項1
記載のXY移動装置であって、2つの磁極検出器が、前
記磁気部材又は前記可動部のいずれか一方に、N極とS
極の2つの永久磁石を連接した長さ(ピッチL)を4等
分した間隔で配設されていることを特徴とする。
【0009】請求項2記載のXY移動装置によれば、請
求項1と同様の効果を得られると共に、各磁極検出器か
ら得られる2つの正弦波状の出力信号(O1、O2)の
位相が90°ずれることになるので、可動部が停止した
状態でも移動体端部の位置を容易に検出できる。
【0010】請求項3記載のXY移動装置は、請求項1
または2記載のXY移動装置であって、前記制御手段
が、移動体の左右両端部における磁極検出器からの出力
信号を比較し、出力信号の位相のずれが一定量を超えた
場合に前記駆動手段を停止させることを特徴とする。
【0011】請求項3記載のXY移動装置によれば、請
求項1または2と同様の効果を得られると共に、位置検
出手段と磁極検出器からの出力信号に基づいた駆動手段
の非常停止方法と、移動体の左右両端部における磁極検
出器からの出力信号に基づいた駆動手段の非常停止方法
を併用した場合は、移動体左右両端部分の位置ずれに伴
って発生する不具合をより高い精度で防ぐことができ
る。
【0012】請求項4記載のXY移動装置は、請求項1
〜3のいずれかひとつに記載のXY移動装置であって、
前記制御手段が、前記磁極検出器からの出力信号の大き
さと、予め設定されている許容値とを比較可能とされて
いることを特徴とする。
【0013】請求項4記載のXY移動装置によれば、請
求項1〜3のいずれかひとつと同様の効果を得られると
共に、磁極検出器からの出力信号の大きさと、予め設定
されている許容値とを比較し、出力信号O1、O2の値
が許容値よりも小さくなった場合に、永久磁石43bの
異常や劣化を知らせるものとすれば、メンテナンス性が
向上し、また、XY移動装置の位置決め性能を高い状態
で維持できる。
【0014】請求項5記載のXY移動装置は、請求項1
〜4のいずれかひとつに記載のXY移動装置であって、
前記駆動手段がリニアモータであることを特徴とする。
【0015】請求項5記載のXY移動装置によれば、請
求項1〜4のいずれかひとつと同様の効果を得られると
共に、駆動手段としてリニアモータを用いることで、X
Y移動装置をより正確かつ迅速に動作させることができ
る。
【0016】請求項6記載のXY移動装置を用いた電子
部品装着装置は、請求項1〜5のいずれかひとつに記載
のXY移動装置を用いた電子部品装着装置(10)であ
って、前記搬送対象物が、部品供給体(11)上の電子
部品(12)を吸着し、回路基板(13)上の所定位置
に装着するヘッド(18)であることを特徴とする。
【0017】請求項6記載のXY移動装置を用いた電子
部品装着装置によれば、請求項1〜5のいずれかひとつ
と同様の効果を得られると共に、電子部品装着装置の製
造コストを抑えることができる。また、回路基板への電
子部品の装着作業を精度良く、かつ迅速に行なうことが
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるXY移動装
置を電子部品装着装置の一部として使用する場合につい
て説明する。なお、図面は発明が理解できる程度に概略
的に示してあるにすぎず、従って発明を図示例に限定す
るものではない。以下の説明において、Y方向とはビー
ム17の移動方向であり、X方向とは水平面内でY方向
に対して直交する方向である(図1を参照)。そして、
ビーム17の左右両端のうち、位置検知手段30(エン
コーダ31)が設けられる側(マスター側)をY1軸側
とし、反対側をY2軸側とする(図2を参照)。
【0019】電子部品装着装置10は、図1に示すよう
に、部品供給体11から電子部品12を吸着して回路基
板13上の所定位置に装着する装着ノズル14、回路基
板13を搬送するための基板搬送装置15、基板搬送装
置15に対して直角に、かつ、基板搬送装置15を跨ぐ
ようにして設けられる二本の支持梁16、Y方向へ移動
自在となるように二本の支持梁16間に架け渡されるビ
ーム17、該ビーム17の長さ方向に移動自在に取り付
けられるヘッド18等を備える。そして、前記ビーム1
7及びヘッド18の移動や、装着ノズル14を上下動及
び真空吸着させるための駆動手段(図2にビーム駆動用
のリニアモータ41、42を示す)等を備え、これら駆
動手段等の制御を制御手段20が行なう。
【0020】ビーム17の両端部は前記二本の支持梁1
6それぞれに設けられるリニアモータ41、42の可動
部44(図2、図3を参照)と接合している。そして、
このリニアモータ41、42を駆動させることで、ビー
ム17、ひいてはビーム17に取り付けられているヘッ
ド18をY方向に移動させることができる。なお、ヘッ
ド18はビーム17に設けられるX軸モータ(図示せ
ず)の可動部と接合しており、このX軸モータを駆動さ
せることでヘッド18をX方向に移動させることができ
る。
【0021】ここで、前記ビーム17のY方向移動に関
しての制御方法は、図2に示すマスタースレーブ方式を
用いている。即ち、ビーム17のY1軸側の支持梁16
に位置検知手段30(リニアエンコーダ31)およびリ
ニアモータ41を取り付け、Y2軸側にはリニアモータ
42のみを取りつける。そして、ビーム17の両端部分
において該ビーム17を移動自在に支持した状態で、Y
1軸側のビーム17の位置をリニアエンコーダ31が検
知し、制御手段20が備えるY軸位置・速度制御部21
にフィードバック信号として出力する。そして、Y軸位
置・速度制御部21は、位置指令とフィードバック信号
とから電流指令を出力し、この電流指令に基づいてY1
軸リニアモータ41、Y2軸リニアモータ42の駆動を
制御し、ビーム17を所定量移動させるようになってい
る。なお、制御手段20による装着ノズル14や基板搬
送装置15等の駆動制御方法は周知の技術であるため詳
しい説明は省略する。
【0022】制御手段20(図2に一部のみ図示)は、
Y1軸リニアモータ41、Y2軸リニアモータ42、X
軸モータ等の駆動を制御するために設けられる。なお、
詳しい説明は後述するが、制御手段20はY軸位置・速
度制御部21及びビーム17の左右両端間の位置ずれ量
が許容値内に収まっているか否かを監視する位置ずれ量
監視部22を備える。なお、図2の位置指令とは、予め
指定されるヘッド18の行き先座標及び送り速度に関す
る指令である。また、電流指令とは、前記位置指令とヘ
ッド18の現在位置とに基づいて算出され、Y1軸リニ
アモータ41及びY2軸リニアモータ42の駆動を制御
するための電流量についての指令である。
【0023】位置検知手段30は、Y1軸側の支持梁1
6の長さ方向に沿って設けられ、前記可動部44の位置
を検出するためのリニアエンコーダ31を備える。そし
て、リニアエンコーダ31が検出した可動部44の位置
及び速度はフィードバック信号として上述のように制御
手段20のY軸位置・速度制御部21に出力される。
【0024】Y軸位置・速度制御部21は、リニアエン
コーダ31から送られるフィードバック信号をもとに、
Y1軸リニアモータ41及びY2軸リニアモータ42の
駆動を制御するための電流指令を出力するために設けら
れる。Y軸位置・速度制御部21は、位置偏差比例増幅
器21a、速度リミッタ21b、速度偏差PI演算器2
1c、電流リミッタ21d、低域フィルタ21e、速度
演算部21f等を備える。上述のように、リニアエンコ
ーダ31から送られるフィードバック信号をもとにヘッ
ド18のY方向位置と速度が検出され、前記位置指令と
の偏差が求められる。そして、この偏差に対して、速度
偏差PI演算器21cにより比例演算、積分演算が行な
われる。そして、得られた電流(トルク)指令がY1軸
用及びY2軸用の2つの電流アンプ41a、42aに出
力される。電流アンプ41a、42aでは、電流指令を
増幅し、駆動電流としてY1軸リニアモータ41及びY
2軸リニアモータ42に供給する。これにより、Y1軸
リニアモータ41及びY2軸リニアモータ42の駆動制
御が行なわれることになる。
【0025】駆動手段40は、ビーム17、ひいてはヘ
ッド18をY方向へ移動させるための装置であり、リニ
アモータ41、42を備える。本実施の形態にかかる電
子部品装着装置10においては、ビーム17の左右両端
側の支持梁16に設けられる。リニアモータ41、42
は、図3(A)、(B)に示すように、固定部43と可
動部44を備えている。固定部43は、板状のヨーク4
3aと複数の永久磁石43bを備えており、ヨーク43
aの長手方向に沿って、N極とS極の二種類の永久磁石
43bが交互に配設されている。永久磁石43bとは、
例えばフェライトからなる永久磁石素材に単極着磁を施
した単一磁石をいう。固定部43はガイド(図示せ
ず。)を備えており、このガイドが、後述する可動部4
4と摺動自在に嵌合することによって、可動部44のY
方向への移動を可能にしている。なお、以下の説明にお
いて、ヨーク43aと永久磁石43bとをまとめて固定
子といい、また、連接されるN極とS極の2つの永久磁
石43bを合わせた長さをピッチLという。
【0026】可動部44は、長尺板状の取付基板44a
と、この取付基板44aの長手方向に沿って、かつ、前
記永久磁石43bに対向する位置に配設される複数のコ
イル44b(図3(A)には、U、V、W相として各ひ
とつずつ、計3個のコイル44bが配設されてなる3相
コイルを示す。)を備える。なお、以下の説明において
は、これら取付基板44aとコイル44bとをまとめて
可動子という。また、取付基板44aの側面部分には、
長手方向に沿って磁極検出器45としてのMRセンサが
配設される。MRセンサとは、電子移動度の大きい単結
晶InSb薄膜などを素子(MR素子)として用い、この素
子の電気抵抗が磁界の大きさによって変化する現象(磁
気抵抗効果)を利用するセンサである。即ち、MR素子
のInSb部に電流を流した状態で、MR素子に対して磁界
が与えられると、InSbの抵抗値が変化する。この抵抗値
の変化を電圧の変化として取り出すことで、与えられた
磁界の強さや変化、MRセンサ周囲の磁性体の有無や、
磁性体までの距離等を検出することができる。
【0027】通常、リニアモータ可動子の移動量の制御
は、例えば、可動子側に磁極検出器45を複数個取り付
けておき、制御手段20が、磁気検出器45が検出する
永久磁石43bによる磁界の変化に基づいて、固定子上
のピッチL間の可動子の位置を検出し、可動子が備える
各コイル44bへの通断電を制御する。そして、コイル
44bに電流を流すことによって発生する磁界と、固定
子が備える永久磁石43bとの吸引、反発作用を利用す
ることで行なわれている。
【0028】上述のように、通常のリニアモータには、
その駆動制御用の磁極検出器が設けられている。そし
て、本実施の形態にかかるXY移動装置においては、リ
ニアモータ41、42が備えている磁極検出器45を用
いて、リニアエンコーダ31が設けられていないY1軸
側(スレーブ側)の可動子の位置を検出し、ひいてはビ
ーム17のY方向位置を検出するものである。
【0029】以下、磁気検出器を用いた可動子の位置検
出方法について説明する。なお、以下の説明において
は、図4に示すように、リニアモータ41、42の可動
子側に、2つの磁極検出器M1、M2を配置するものと
する。磁気検出器M1とM2は実質的にL/4だけ位相
をずらした状態で配置される。なお、永久磁石43bの
N極とS極とを合わせた長さLが位相360°に相当す
る。磁極検出器M1とM2との間隔は任意であるが、ピ
ッチLの(n+1/4)倍だけ離れた間隔(n=0、
1、2、3)とすると、各磁極検出器M1、M2から互
いにピッチLの1/4だけ位相のずれた正弦波状の出力
信号を得られる。なお、図5は、磁気検出器M1,M2
からの出力信号V1,V2を磁気検出器M1,M2への
入力信号で割った値O1,O2を示している。
【0030】そして、位相をθとすると、以下の式が成
立する。V1×V2≧0であって、V1≧0、V2≧0
の場合、 θ=−1×arctan(|V2|/|V1|)+180°
/2 V1<0、V2<0の場合、 θ=−1×arctan(|V2|/|V1|)+540°
/2 V1×V2<0であって、V1≧0、V2<0の場合、 θ=−1×arctan(|V1|/|V2|)+180° V1<0、V2≧0の場合、 θ=−1×arctan(|V1|/|V2|)+2×18
0° 以上の式から、位相θが求められる。また、例えば、各
永久磁石43bの端面からの距離Lxは、 Lx=L×θ/360° で求められる。また、出力信号O1またはO2のいずれ
か一方が0となる位置において、マルチバイブレータ回
路などでパルスを発生させ、そのパルスをカウントする
事によっても可動子のL/4単位での移動量が求められ
る。また、出力信号O1,O2の位相関係から可動子の
移動方向が求められる。従って、これらを組み合わせる
ことより、可動子のY方向位置を算出することができ
る。
【0031】次に、電子部品装着装置10の動作につい
て説明する。まず、電子部品装着装置10を起動させ、
ヘッド18及びビーム17を所定位置に移動させる。そ
して、この時のヘッド18の位置をX軸,Y軸における
原点位置として記憶する。そして、マスター側及びスレ
ーブ側のリニアモータ41、42に前記位置指令を送信
し、リニアモータ41、42の可動子、即ち、これら可
動子と接合したビーム17をY方向に移動させる。
【0032】つぎに、リニアエンコーダ31からのフィ
ードバック信号がY軸位置・速度制御部21に送られ
る。Y軸位置・速度制御部21は、フィードバック信号
と位置指令との偏差を減らすように電流指令を送信す
る。そして、Y1軸側とY2軸側の各リニアモータ4
1、42が備える磁極検出器M1、M2からの出力信号
に基づいて、可動子のコイル44bに流す電流量を調節
し、可動子を所定量だけ移動させる。なお、ここまでの
作業は、通常のマスタースレーブ方式による制御方法と
同様である。
【0033】そして、制御手段20が備える位置ずれ量
監視部22は、Y2軸側における磁極検出器M1、M2
からの出力信号V1,V2に基づいて、Y2側のビーム
17の位置を検出し、得られたビーム17の位置と、リ
ニアエンコーダ31から得られるY1軸側のビーム17
の位置に基づいて、ビーム17の左右両端間の相対的な
位置ずれ量を算出し、この位置ずれ量が許容値内に収ま
っているか否かを判断する。なお、許容値は予め設定し
ておくものとする。そして、制御手段20がヘッド18
や装着ノズル14などの駆動を制御することで電子部品
12の吸着や回路基板13への電子部品12の装着作業
が行なわれる。
【0034】そして、リニアモータ41、42やリニア
エンコーダ31等に故障が発生した場合、例えば、Y2
軸側のリニアモータ42に異常が発生し、リニアモータ
42の可動子が所定量移動しなくなった場合は、ビーム
両端間に位置ずれが生じることになる。そして、制御手
段20が備える位置ずれ量監視部22が、位置ずれが基
準値を超えたと判断した場合、Y1軸側とY2軸側のリ
ニアモータ41、42に対し非常停止(ダイナミックブ
レーキ)をかけて作業を中止すると共に、アラームなど
の警報手段を用いて作業者に異常の発生を知らせる。
【0035】本実施の形態に係る電子部品装着装置10
によれば、リニアモータ41、42の駆動を制御するた
めに通常用いられている磁極検出器M1、M2を利用し
て、Y2軸側におけるビーム17の位置を算出し、ビー
ム17両端間の位置ずれ量を監視する。そして、位置ず
れ量が許容値を超えた場合に、リニアモータ41、42
の駆動を停止する。従って、ねじれやクラックの発生等
を未然に防ぐことができる。また、ビーム17の左右両
端部間の位置ずれ量を算出するための装置として、リニ
アモータ41、42の駆動を制御するための磁極検出器
45(M1、M2)を利用できるので、電子部品装着装
置10を構成する部品点数を抑えることができ、また電
子部品装着装置10の製造コストを抑えることができ
る。また、リニアエンコーダ31等の高価な装置をY1
軸側にだけ設ければ良いので、電子部品装着装置10の
製造コストを抑えることができ、また、サイズを小さく
できる。また、Y1軸側の電流指令に基づいてY2軸側
のリニアモータ42の駆動を制御するので、Y2軸側を
制御するための制御手段を省略できる。また、駆動手段
としてリニアモータ41、42を用いることで、電子部
品装着装置10をより正確かつ迅速に動作させることが
できる。
【0036】また、リニアエンコーダ31と磁極検出器
45(M1、M2)からの出力信号に基づいたリニアモ
ータ41、42の非常停止方法と、ビーム17の左右両
端部における磁極検出器45(M1、M2)からの出力
信号に基づいたリニアモータ41、42の非常停止方法
を併用するものとすると、ビーム17の左右両端部分の
位置ずれに伴って発生する不具合をより高い精度で防ぐ
ことができる。また、磁極検出器45(M1、M2)か
らの出力信号O1、O2の大きさと、予め設定する許容
値とを比較し、出力信号O1、O2の値が許容値よりも
小さくなった場合に、永久磁石43bの異常や劣化を知
らせるものとすれば、電子部品装着装置10のメンテナ
ンス性が向上し、また、電子部品装着装置10の位置決
め性能を高い状態で維持できる。また、制御手段20
が、磁極検出器45(M1、M2)からの出力信号O
1、O2に基づいて検知されたリニアモータ41、42
の進行方向及び位置と、リニアエンコーダ31により検
知されたリニアモータ41、42の進行方向及び位置と
を比較可能なものとすれば、リニアエンコーダ31に生
じるおそれのある例えば、配線の逆接続、未接続、断線
などの不具合の発生を早期に検知することができる。
【0037】なお、本実施の形態では、ヘッド18がX
Y両方向に移動するいわゆるXY一体型電子部品装着装
置に、本発明にかかるXY移動装置を適用する場合につ
いて説明したが、例えば、ヘッド18がX方向のみに移
動し、回路基板13がY方向に移動するいわゆるXY分
離型電子部品装着装置に適用しても良い。また、電子部
品装着装置に限らず、XY移動装置を用いた、一般的な
装置に適用可能である。
【0038】また、磁極検出器45(M1、M2)を可
動部に2つ設けるものとしたが、これに限らず、1つの
みでも、また、3つ以上設けるものとしても良い。な
お、磁極検出器45を2つ以上設けることで、リニアモ
ータが停止した状態でも、各磁極検出器からの出力信号
を比較することで移動体端部の位置を容易に検出でき
る。また、磁極検出器45(M1、M2)を固定部側に
設けるものとしても良い。また、磁極検出器45(M
1、M2)としてMRセンサを用いたが、これに限定さ
れず、例えば、ホール素子などの一般的な磁極検出器を
用いてもよい。また、駆動手段としては、リニアモータ
に限らず、例えば、回転型モータとボールネジの組み合
わせ、回転型モータとタイミングベルトの組み合わせ
等、周知の駆動装置を利用しても良い。また、位置検知
手段30としては、例えば、回転型エンコーダ等、ビー
ム左右両端部の移動量を検出できる一般的な装置を利用
しても良い。また、制御装置20が備えるY軸位置・速
度制御部21の替わりにMPU、CPU等を用い、入力
される位置指令をプログラムにより処理することで、Y
1軸リニアモータ41及びY2軸リニアモータ42の駆
動を制御する構造としても良い。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載のXY移動装置によれば、
移動体の左右両端部間の位置ずれ量が一定量を超えた場
合に前記駆動手段を停止させるので、移動体左右両端部
分の位置ずれに伴って発生する移動体やXY移動装置本
体等のねじれやクラックの発生を未然に防ぐことができ
る。また、移動体の左右両端部間の位置ずれ量を算出す
るための装置として、磁極検出器を利用できるので、X
Y移動装置を構成する部品点数を抑えることができる。
また、位置検知手段を前記移動体の左右両端部のうちい
ずれか一方にのみ設ければよいので、XY移動装置製造
にかかるコストを抑えることができ、また、XY移動装
置の寸法を抑えることができる。また、制御手段が、前
記磁極検出器からの出力信号に基づいて検知された移動
体端部の位置と、位置検知手段により検知された移動体
端部の位置とを比較可能なものとすれば、位置検知手段
に生じるおそれのある例えば、配線の逆接続、未接続、
断線などの不具合の発生を早期に検知することができ
る。
【0040】請求項2記載のXY移動装置によれば、請
求項1と同様の効果を得られると共に、各磁極検出器か
ら得られる2つの正弦波状の出力信号の位相が90°ず
れることになるので、可動部が停止した状態でも移動体
端部の位置を容易に検出できる。
【0041】請求項3記載のXY移動装置によれば、請
求項1または2と同様の効果を得られると共に、位置検
出手段と磁極検出器からの出力信号に基づいた駆動手段
の非常停止方法と、移動体の左右両端部における磁極検
出器からの出力信号に基づいた駆動手段の非常停止方法
を併用した場合は、移動体左右両端部分の位置ずれに伴
って発生する不具合をより高い精度で防ぐことができ
る。
【0042】請求項4記載のXY移動装置によれば、請
求項1〜3のいずれかひとつと同様の効果を得られると
共に、磁極検出器からの出力信号の大きさと、予め設定
されている許容値とを比較することで、前記永久磁石の
異常や劣化を知ることができるのでメンテナンス性が向
上し、また、XY移動装置の位置決め性能を高い状態で
維持できる。
【0043】請求項5記載のXY移動装置によれば、請
求項1〜4のいずれかひとつと同様の効果を得られると
共に、駆動手段としてリニアモータを用いることで、X
Y移動装置をより正確かつ迅速に動作させることができ
る。
【0044】請求項6記載のXY移動装置を用いた電子
部品装着装置によれば、請求項1〜5のいずれかひとつ
と同様の効果を得られると共に、電子部品装着装置の製
造コストを抑えることができる。また、回路基板への電
子部品の装着作業を精度良く、かつ迅速に行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる電子部品装着装置を示す
要部斜視図である。
【図2】電子部品装着装置の構造を示すブロック図であ
る。
【図3】リニアモータの可動部の構造を示す平面図
(A)と、固定部の構造を示す平面図(B)である。
【図4】リニアモータの構造を示す側面図である。
【図5】磁気検出器からの出力信号を示す図面である。
【図6】従来の電子部品装着装置を示す要部斜視図であ
る。
【図7】従来の電子部品装着装置の構造を示すブロック
図である。
【符号の説明】
L 長さ(ピッチ) O1 出力信号 O2 出力信号 10 電子部品装着装置 11 部品供給体 12 電子部品 13 回路基板 17 移動体(ビーム) 18 搬送対象物(ヘッド) 20 制御手段 31 位置検知手段(リニアエンコーダ) 41 駆動手段(リニアモータ) 42 駆動手段(リニアモータ) 43 磁気部材(固定部) 43b 永久磁石 44 可動部 45 磁極検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安西 洋 東京都調布市国領町8丁目2番地の1 ジ ューキ株式会社内 (72)発明者 八幡 直幸 東京都調布市国領町8丁目2番地の1 ジ ューキ株式会社内 Fターム(参考) 5E313 AA01 AA11 CC01 EE01 EE02 EE03 FF24 FF28 5H540 AA01 AA06 DD07 FA12 FA13 FB01 5H641 BB06 BB11 BB14 BB16 BB18 GG03 GG07 GG26 GG28 HH02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送対象物を左右方向に摺動自在に支持
    する移動体と、移動体を前後方向に移動させるために、
    複数の永久磁石を配設した磁気部材、磁気部材に対して
    相対的に移動可能な可動部及び磁気部材による磁界の強
    さを検出する磁極検出器とを備え、前記移動体の左右両
    端部をそれぞれ駆動する駆動手段と、前記移動体の左右
    両端部のうちいずれか一方の位置を検知する位置検知手
    段と、位置検知手段が検知した移動体の一方の位置に基
    づいて前記駆動手段を制御する制御手段とを備えるXY
    移動装置であって、 前記制御手段が、前記磁極検出器からの出力信号に基づ
    いて、移動体の左右両端部のうちすくなくとも他方の位
    置を検知し、移動体の左右両端部間の相対的な位置ずれ
    量を算出することで、位置ずれ量が一定量を超えた場合
    に前記駆動手段を停止させることを特徴とするXY移動
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のXY移動装置であって、 2つの磁極検出器が、前記磁気部材又は前記可動部のい
    ずれか一方に、N極とS極の2つの永久磁石を連接した
    長さを4等分した間隔で配設されていることを特徴とす
    るXY移動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のXY移動装置で
    あって、 前記制御手段が、移動体の左右両端部における磁極検出
    器からの出力信号を比較し、出力信号の位相のずれが一
    定量を超えた場合に前記駆動手段を停止させることを特
    徴とするXY移動装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかひとつに記載の
    XY移動装置であって、 前記制御手段が、前記磁極検出器からの出力信号の大き
    さと、予め設定されている許容値とを比較可能とされて
    いることを特徴とするXY移動装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかひとつに記載の
    XY移動装置であって、 前記駆動手段がリニアモータであることを特徴とするX
    Y移動装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかひとつに記載の
    XY移動装置を用いた電子部品装着装置であって、 前記搬送対象物が、部品供給体上の電子部品を吸着し、
    回路基板上の所定位置に装着する装着ヘッドであること
    を特徴とするXY移動装置を用いた電子部品装着装置。
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