JP2002189989A - 磁気カード読取装置 - Google Patents

磁気カード読取装置

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JP2002189989A JP2000391064A JP2000391064A JP2002189989A JP 2002189989 A JP2002189989 A JP 2002189989A JP 2000391064 A JP2000391064 A JP 2000391064A JP 2000391064 A JP2000391064 A JP 2000391064A JP 2002189989 A JP2002189989 A JP 2002189989A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データの複写によって不正に作成されたカー
ドの利用を防止する。 【解決手段】 センサ42は磁気カード20のエンボス
加工によって凹凸表示された文字列の長辺側エッジから
所定距離の位置における凹凸を検出し、特徴データ検出
手段53はセンサ42の出力に基づきに凹凸の特徴を表
す特徴データを求める。判定手段54は、この特徴デー
タが磁気ヘッドによって読み取られたデータに含まれて
いるか否かを判定し、その判定結果が報知手段56によ
って報知される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気カードに磁気
記録されているデータを読み取る磁気カード読取装置に
おいて、データの複写によって不正に作成されたカード
の利用を防止するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】クレジットカードや銀行のキャッシュカ
ード等の磁気カードに記録されているデータを読み取る
磁気カード読取装置では、その磁気カードに磁気記録さ
れているデータを磁気ヘッドを用いて読み取っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の磁気カード読取装置では、正規の磁気カード
に磁気記録されているデータを他の磁気カードに複写し
て不正に作成したカードと正規の磁気カードとを判別す
ることができないという問題があった。
【0004】本発明は、この問題を解決して、データを
不正に複写したカードを容易に判別できる磁気カード読
取装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の磁気カード読取装置は、エンボ
ス加工によって長辺側エッジと平行に文字列が凹凸で表
示されている磁気カードに対して磁気ヘッドを前記長辺
側エッジと平行に相対的に移動して、該磁気カードに磁
気記録されているデータを読み取る磁気カード読取装置
において、前記磁気カードのエンボス加工によって凹凸
表示された文字列の前記長辺側エッジから所定距離の位
置における凹凸を検出するためのセンサと、前記センサ
の出力に基づいて凹凸の特徴を表す特徴データを求める
特徴データ検出手段と、前記磁気カードから読み取った
データに前記特徴データ検出手段によって検出された特
徴データと一致するデータが含まれているか否かを判定
する判定手段と、前記判定手段の判定結果を報知する報
知手段とを備えている。
【0006】また、本発明の請求項2の磁気カード読取
装置は、請求項1記載の磁気カード読取装置において、
前記磁気ヘッドのケース内に、該磁気ヘッドの本体部か
ら出力される信号を増幅する増幅器と、該増幅器から出
力される信号を受けて前記磁気カードに記録されている
データを復調する復調手段と、該復調手段によって復調
されたデータを暗号化して前記ケースの外へ出力する暗
号化手段とが設けられており、前記暗号化手段によって
暗号化されたデータを復号して前記判定手段に出力する
復号手段が、少なくとも前記判定手段とともに1チップ
化された集積回路によって形成されている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明を適用した磁気カ
ード読取装置が読み取る磁気カード20の外観を示して
いる。
【0008】図1に示しているように、外形がほぼ長方
形状に形成された合成樹脂製の磁気カード20の一面2
0a側には、エンボス加工によって他面20b側から押
し出すようにして凹凸で表示された文字列(文字、数
字、記号を含むものとする)21が、一方の長辺側のエ
ッジ20cと平行に且つそのエッジ20cから所定の距
離範囲に形成されている。
【0009】この文字列21は、例えばクレジット番
号、口座番号、個人名称等のようにそれぞれの磁気カー
ドに固有のものであり、また、突出する高さや幅等の寸
法もカード個々でばらつきがある。
【0010】また、磁気カード20の両面(またはどち
らか片面)には、データを磁気記録するための磁気記録
帯22、23が、長辺側のエッジ20cと平行に形成さ
れている。
【0011】一方の磁気記録帯22には、クレジット番
号あるいは銀行の口座番号を含むデータDaが磁気記録
されており、他方の磁気記録帯23には、長辺側のエッ
ジ20cから所定距離Lrの位置をそのエッジ20cと
平行に通過する線Rと交わる文字列21の凹凸の特徴を
表す特徴データDbが予め記憶されている。
【0012】この特徴データDbとしては、線Rと交わ
る文字列21の隣り合う凸部分や凹部分の長さの比較結
果を2値化して得られるデータ、隣合う凸部分の高さの
比較結果を2値化して得られるデータ、凸部分や凹部分
の長さ、高さそのものを2値化して得られるデータ、隣
合う凸部分や凹部分の長さ、高さの差や比を2値化して
得られるデータ、あるいはこれらのデータを組み合わせ
たデータを用いることができる。
【0013】例えば、線Rと交わる文字列21の隣り合
う凸部分の長さの比較結果を2値化して特徴データDb
を求める場合について説明すると、エンボス加工による
文字列21のうち、線Rと交わる部分の凹凸の状態が図
2の(a)になっている場合、凸部21aのうち最初の
凸部の長さLa1より2番目の凸部の長さLa2が長い
ので、図2の(b)のように、特徴データDbの第lビ
ット目を「1」とし、この2番目の凸部の長さLa2よ
り3番目の凸部の長さLa3が短いので、特徴データD
bの第2ビット目を「0」とする。以下同様に凸部21
aの長さの比較結果を2値化することで、線Rと交わ
る、即ち、エッジ20cから所定距離Lrにおける文字
列21の凹凸の特徴を表す特徴データDbが得られる。
【0014】なお、図2の(c)は、凹部21bの長さ
Lb1、Lb2、Lb3、…の比較結果を2値化した場
合に得られる特徴データDbを示している。また、図示
しないが、凸部とその凸部に隣合う凹部との長さの比較
結果を2値化して特徴データDbを得るようにしてもよ
い。
【0015】また、上記のように、隣合う凸部や凹部の
長さの比較結果を2値化して特徴データDbを得る場
合、長さがほぼ等しい場合(長さの差が許容範囲内の場
合)には、データ「0」、「1」のうち、予め決められ
た一方のデータを特徴データDbのビットデータとす
る。
【0016】なお、上記のように、隣り合う凸部や凹部
の長さの比較結果を2値化して得られる特徴データDb
は、磁気カード20の移動速度の緩やかな変動の影響を
受けにくく、手動でスライド移動する場合に有利であ
る。
【0017】図3は、上記した磁気カード20からデー
タを読み取るための磁気カード読取装置30の構成を示
している。
【0018】この磁気カード読取装置30は、磁気カー
ド20をその長辺側のエッジ20cと平行な方向に移動
させるための案内路31を有しており、この案内路31
の両側には、磁気カード20の磁気記録帯22、23に
接触して、磁気記録帯22、23に磁気記録されたデー
タをそれぞれ読み取るための磁気ヘッド32、33が配
置されている。
【0019】なお、磁気カード20の移動は、手動によ
るスライド移動あるいはモータ等の駆動による搬送のい
ずれでもよい。
【0020】磁気ヘッド32、33は、それぞれギャッ
プを有するコア32a、33aとココイル32b、33
bとからなりギャップ部分の磁気の変化に対応する信号
を出力するヘッド本体部と、コアのギャップ部分を除く
ヘッド本体部を磁気シールドするケース32c、33c
とを有している。
【0021】磁気ヘッド32のケース32cの内部に
は、ヘッド本体部の他にヘッド本体部から出力される信
号を増幅する増幅器35、増幅器35の出力信号を受け
てデータを復調する復調回路36および復調回路36で
復調されたデータを暗号化してケース32cの外部へ出
力する暗号化回路37が収容されている。
【0022】同様に、磁気ヘッド33のケース33cの
内部には、ヘッド本体部の他にヘッド本体部から出力さ
れる信号を増幅する増幅器38、増幅器38の出力信号
を受けてデータを復調する復調回路39および復調回路
39で復調されたデータを暗号化してケース33cの外
部へ出力する暗号化回路40が収容されている。
【0023】ここで、復調回路36、39は、磁気カー
ド20のデータ書き込み方式に応じてデータの復調を行
うが、データの書き込み方式がデータ「0」の書込信号
の周波数とデータ「1」の書込信号の周波数が1対2の
関係を有するMFM方式(F2F方式ともいう)の場合
には、増幅器35、38から出力される信号の半サイク
ル周期を検出し、その半サイクル周期が基準周期に等し
いか基準周期の2倍(または1/2)に等しいかを判定
することで、データを復調している。
【0024】また、暗号化回路37、40は、暗号化の
対象となるデータに対し、所定の鍵データによる排他的
論理和演算処理、ビットシフト処理、ビット転置処理等
を組合せて暗号化する。
【0025】一方、案内路31の近傍には、案内路31
に沿って移動する磁気カード20のエンボス加工によっ
て凹凸で表示される文字列21の長辺側のエッジ20c
から所定距離Lrの位置(線Rと交わる位置)の凹凸を
検出するセンサ42が配置されている。
【0026】このセンサ42は、非接触式、接触式のい
ずれでもよい。例えば非接触式の場合には、図4に示す
センサ42のように、磁気カード20の前記線Rの位置
に光を照射する投光器45と、投光器45から磁気カー
ド20の一面20a側の平坦部(凹部21bを含む)に
照射されて反射する光を集光するレンズ46と、レンズ
46で集光された光を受光する受光器47とで構成され
ており、投光器45からの光が磁気カード20の平坦部
に照射している場合にはレンズ46が集光した光が受光
器47で受光され、投光器45からの光が磁気カード2
0の凸部21aに照射している場合にはレンズ46が集
光した光が受光器47の受光面から外れるようにし、受
光器47の受光信号を2値化して出力する。
【0027】また、接触式の場合には、図示しないが磁
気カード20の前記線Rの位置に接触子の一端側を接触
させ、磁気カード20の平坦部に接触しているときと凸
部21aに接触しているときの接触子の位置変化を光学
センサ、圧力センサ、スイッチ等で検出し、その検出信
号を出力する。
【0028】このセンサ42からの検出信号および磁気
ヘッド32、33から出力されるデータは、処理部50
に入力される。
【0029】処理部50は、1チップ化されたプロセッ
サによって形成されており、その内部には、図3に示し
ているように、第1の復号手段51、第2の復号手段5
2、特徴データ検出手段53、判定手段54、データ処
理手段55および報知手段56が設けられている。
【0030】第1の復号手段51は、磁気ヘッド32か
ら暗号化されて出力されるデータに対して、暗号化回路
37による暗号化の処理と逆の処理を行い、磁気カード
20の磁気記録帯22に記録されているデータDaを復
号する。
【0031】第2の復号手段52は、磁気ヘッド33か
ら暗号化されて出力されるデータに対して、暗号化回路
40による暗号化の処理と逆の処理を行い、磁気カード
20の磁気記録帯23に記録されている特徴データDb
を復号する。
【0032】特徴データ検出手段53は、センサ42の
出力信号に基づいて、磁気カード20の線Rと交わる位
置におけるエンボス加工の凹凸の特徴を表す特徴データ
Db′を求める。
【0033】ここで、特徴データDb′は前記したよう
に、線Rと交わる文字列21の隣り合う凸部や凹部の長
さの比較結果を2値化して得られるデータ、隣合う凸部
の高さの比較結果を2値化して得られるデータ、凸部や
凹部の長さ、高さそのものを2値化して得られるデー
タ、隣合う凸部や凹部の長さ、高さの差や比を2値化し
て得られるデータ、あるいはこれらのデータを組み合わ
せたデータ等を用いることができるが、磁気カード20
の磁気記録帯23に記録されている特徴データDbと同
一種類のものを検出する。
【0034】例えば、前記したように、隣り合う凸部の
長さの比較結果に基づいて特徴データを検出する場合、
図5の(a)に示すように磁気カード20の線Rと交わ
る部分の凹凸の移動にともなってセンサ42から図5の
(b)に示す信号が出力されたとき、特徴データ検出手
段53は、センサ42の出力信号がハイレベルの時間T
(1)、T(2)、T(3)、…を順次検出して比較
し、図5の(c)のように、検出した時間T(n)がそ
の直前に検出した時間T(n−1)より長いときデータ
「1」、等しいか短いときデータ「0」を出力する。
【0035】ここで、各時間T(1)、T(2)、T
(3)、…は、磁気カード20の移動速度がほぼ一定で
あれば、各凸部21aの長さにほぼ比例しているから、
この時間を比較することで各凸部の長さを間接的に比較
していることになる。
【0036】判定手段54は、第2の復号手段52によ
って復号された特徴データDbと、特徴データ検出手段
53によって検出された特徴データDb′とが一致(ま
たはほぼ一致)するか否かを判定する。
【0037】データ処理手段55は、判定手段54によ
って特徴データDb、Db′が一致(またはほぼ一致)
したと判定されたときのみ、この磁気カード20を正規
のカードとし、この磁気カード20から読み取ったデー
タDaに対する所定の処理(他装置への出力処理等)を
行う。また、判定手段54によって特徴データDb、D
b′が一致しないと判定されたときには、その磁気カー
ドを不正なカードとし、前記した所定の処理は行わな
い。
【0038】報知手段56は、判定手段54の判定結果
を例えば光や音等で報知して、読み取った磁気カードが
正規のカードか不正なカードかを判別できるように報知
する。
【0039】このように構成された磁気カード読取装置
30を用いて、正規の磁気カード20の読み取りを行っ
た場合には、その磁気カード20に磁気記録されていた
特徴データDbと磁気カード読取装置30が検出した磁
気カード20の特徴データDb′とが一致(またはほぼ
一致)する。
【0040】また、例えば正規の磁気カード20に磁気
記録されていたデータDa、Dbを他の磁気カードに複
写して作成した不正な磁気カードを読み取った場合、そ
の磁気カードのエンボス加工による凹凸の特徴を表す特
徴データDb′と磁気記録されている特徴データDbと
が大きく相違する。
【0041】このため、正規の磁気カードと、正規の磁
気カードから読み取ったデータを複写して作成した磁気
カードとを容易に判別することができ、不正に作成され
た磁気カードの利用を確実に防止できる。
【0042】また、この磁気カード読取装置30では、
磁気ヘッド32、33のケース32c、33c内に、そ
れぞれ増幅器35、38、復調回路36、39、暗号化
回路37、40を収容し、さらに、第1、第2の復号手
段51、52と判定手段54とを含む処理部50を1チ
ップ化された集積回路内に形成しているので、この磁気
カード読取装置30の筐体を開けても磁気カード20に
記録されている生のデータDa、Dbが不正に取得され
る恐れがなく、磁気カードのデータについて安全性が極
めて高くなる。
【0043】なお、磁気カード処理装置自体に対する不
正ができない状況であれば、図6に示す磁気カード処理
装置60のように、磁気ヘッド32、33から出力され
る信号を磁気ヘッド外部に配置された増幅器35、38
でそれぞれ増幅し、復調回路36、39で復調し、復調
した一方のデータDaを処理部50′のデータ処理部5
5に直接入力し、復調した他方のデータDbを判定手段
54に直接入力して特徴データ検出手段53によって検
出された特徴データDb′との一致判定を行うようにし
てもよい。
【0044】また、前記した磁気カード読取装置30、
60では、両面にデータが磁気記録されている磁気カー
ド20の読み取りを行うように構成されていたが、図7
に示す磁気カード20′のように、その一面20a側に
のみ磁気記録帯22が設けられ、この磁気記録帯22に
前記データDaと特徴データDbとが記録されている場
合には、図8に示す磁気カード読取装置70のように、
磁気ヘッド32によって暗号化されたデータを処理部5
0″の復号手段51によって復号し、この復号されたデ
ータのうちの特徴データDbと、特徴データ検出手段5
3によって検出された特徴データDb′との一致判定を
判定手段54によって行うように構成してもよい。
【0045】また、この場合でも、前記したように、暗
号化回路37、復号手段51を省略し、増幅器35およ
び復調回路36を磁気ヘッド32のケース32cの外部
に設け、復調回路36によって復調されたデータDa、
Dbのうち、データDaをデータ処理手段55に直接入
力し、特徴データDbを判定手段54に直接入力しても
よい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の磁気カード読取装置は、エンボス加工によって長辺側
エッジと平行に文字列が凹凸で表示されている磁気カー
ドに対して磁気ヘッドを前記長辺側エッジと平行に相対
的に移動して、該磁気カードに磁気記録されているデー
タを読み取る磁気カード読取装置において、前記磁気カ
ードのエンボス加工によって凹凸表示された文字列の前
記長辺側エッジから所定距離の位置における凹凸を検出
するためのセンサと、前記センサの出力に基づいて凹凸
の特徴を表す特徴データを求める特徴データ検出手段
と、前記磁気カードから読み取ったデータに前記特徴デ
ータ検出手段によって検出された特徴データと一致する
データが含まれているか否かを判定する判定手段と、前
記判定手段の判定結果を報知する報知手段とを備えてい
る。
【0047】このため、正規の磁気カードと、正規の磁
気カードから読み取ったデータを複写して作成した磁気
カードとを容易に判別することができ、不正に作成され
た磁気カードの利用を確実に防止できる。
【0048】また、本発明の請求項2の磁気カード読取
装置は、請求項1記載の磁気カード読取装置において、
前記磁気ヘッドのケース内に、該磁気ヘッドの本体部か
ら出力される信号を増幅する増幅器と、該増幅器から出
力される信号を受けて前記磁気カードに記録されている
データを復調する復調手段と、該復調手段によって復調
されたデータを暗号化して前記ケースの外へ出力する暗
号化手段とが設けられており、前記暗号化手段によって
暗号化されたデータを復号して前記判定手段に出力する
復号手段が、少なくとも前記判定手段とともに1チップ
化された集積回路によって形成されている。
【0049】このため、磁気カード読取装置の筐体を開
けても磁気カードに記録されている生のデータが不正に
取得される恐れがなく、磁気カードのデータについて安
全性が極めて高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の磁気カード読取装置が読み
取る磁気カードの外観図
【図2】磁気カードのエンボス加工による凹凸の状態と
特徴データとの関係を示す図
【図3】本発明の実施形態の磁気カード読取装置の構成
を示す図
【図4】実施形態の要部の構成例を示す図
【図5】実施形態の要部の動作を説明するための図
【図6】本発明の他の実施形態の構成を示す図
【図7】本発明の他の実施形態の磁気カード読取装置が
読み取る磁気カードの外観図
【図8】図7の磁気カードを読み取るための磁気カード
読取装置の構成を示す図
【符号の説明】
20、20′ 磁気カード 20a 一面 20b 他面 20c 長辺側エッジ 21 エンボス加工による文字列 22、23 磁気記録帯 30、60、70 磁気カード読取装置 31 案内路 32、33 磁気ヘッド 32a、33a コア 32b、33b コイル 32c、33c ケース 35、38 増幅器 36、39 復調回路 37、40 暗号化回路 42 センサ 45 投光器 46 レンズ 47 受光器 50、50′、50″ 処理部 51 第1の復号手段 52 第2の復号手段 53 特徴データ検出手段 54 判定手段 55 データ処理手段 56 報知手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンボス加工によって長辺側エッジと平行
    に文字列が凹凸で表示されている磁気カードに対して磁
    気ヘッドを前記長辺側エッジと平行に相対的に移動し
    て、該磁気カードに磁気記録されているデータを読み取
    る磁気カード読取装置において、 前記磁気カードのエンボス加工によって凹凸表示された
    文字列の前記長辺側エッジから所定距離の位置における
    凹凸を検出するためのセンサと、 前記センサの出力に基づいて凹凸の特徴を表す特徴デー
    タを求める特徴データ検出手段と、 前記磁気カードから読み取ったデータに前記特徴データ
    検出手段によって検出された特徴データと一致するデー
    タが含まれているか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段の判定結果を報知する報知手段とを備えた
    ことを特徴とする磁気カード読取装置。
  2. 【請求項2】前記磁気ヘッドのケース内に、該磁気ヘッ
    ドの本体部から出力される信号を増幅する増幅器と、該
    増幅器から出力される信号を受けて前記磁気カードに記
    録されているデータを復調する復調手段と、該復調手段
    によって復調されたデータを暗号化して前記ケースの外
    へ出力する暗号化手段とが設けられており、 前記暗号化手段によって暗号化されたデータを復号して
    前記判定手段に出力する復号手段が、少なくとも前記判
    定手段とともに1チップ化された集積回路によって形成
    されていることを特徴とする請求項1記載の磁気カード
    読取装置。
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