JPH07200761A - 情報記録カードおよびカードリーダ - Google Patents
情報記録カードおよびカードリーダInfo
- Publication number
- JPH07200761A JPH07200761A JP5337038A JP33703893A JPH07200761A JP H07200761 A JPH07200761 A JP H07200761A JP 5337038 A JP5337038 A JP 5337038A JP 33703893 A JP33703893 A JP 33703893A JP H07200761 A JPH07200761 A JP H07200761A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- array pattern
- card
- information
- information recording
- conductor patch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 偽造による不正使用防止効果の高い情報記録
カードを提供する。 【構成】 樹脂材から成り、導体金属材から成る導体パ
ッチ２１が予め定められた配列パターンをなして構成さ
れた配列パターン部２０を備えたシート１０と、シート
１０の上下面それぞれに積層され、不透明の樹脂材から
成る上基板３０および下基板４０とを有している。配列
パターン部２０は、その導体パッチ２１が導体パッチ２
１に対して対向配置される外部の電極板と共に静電容量
を形成することによって、外部から配列パターンを識別
可能である。上基板３０は、情報が記録される磁気スト
ライプ５０を備えている。
カードを提供する。 【構成】 樹脂材から成り、導体金属材から成る導体パ
ッチ２１が予め定められた配列パターンをなして構成さ
れた配列パターン部２０を備えたシート１０と、シート
１０の上下面それぞれに積層され、不透明の樹脂材から
成る上基板３０および下基板４０とを有している。配列
パターン部２０は、その導体パッチ２１が導体パッチ２
１に対して対向配置される外部の電極板と共に静電容量
を形成することによって、外部から配列パターンを識別
可能である。上基板３０は、情報が記録される磁気スト
ライプ５０を備えている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、個人情報が記録される
ＩＤカードや、所定の固有情報が記録される銀行カード
等として用いられる情報記録カードおよびこれを読み取
るカードリーダに関する。
ＩＤカードや、所定の固有情報が記録される銀行カード
等として用いられる情報記録カードおよびこれを読み取
るカードリーダに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、情報記録カードとしては、プラ
スチックから成る基板と、基板上に形成された磁気スト
ライプとを有し、磁気ストライプに符号化した情報を記
録してなる磁気的記録タイプのカードが広く用いられて
いる。
スチックから成る基板と、基板上に形成された磁気スト
ライプとを有し、磁気ストライプに符号化した情報を記
録してなる磁気的記録タイプのカードが広く用いられて
いる。
【０００３】この情報記録カードを用いる場合には、磁
気ヘッドを備えたカードリーダによって、符号化された
情報を読み取り、読み取った情報と装置側の情報との照
合が行われ、正規のカードであるか否かの判別がなされ
る。
気ヘッドを備えたカードリーダによって、符号化された
情報を読み取り、読み取った情報と装置側の情報との照
合が行われ、正規のカードであるか否かの判別がなされ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した磁気的記録タ
イプの情報記録カードは、カードリーダあるいはこれに
類似した装置を用いれば、その符号化された情報が比較
的簡単に複写できてしまうため、これを基にして大量の
カードが偽造され、不正使用される虞があるという問題
点がある。
イプの情報記録カードは、カードリーダあるいはこれに
類似した装置を用いれば、その符号化された情報が比較
的簡単に複写できてしまうため、これを基にして大量の
カードが偽造され、不正使用される虞があるという問題
点がある。
【０００５】本発明の課題は、偽造による不正使用防止
効果の高い情報記録カードを提供することである。
効果の高い情報記録カードを提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、樹脂材
から成り、導体金属材から成る導体パッチが予め定めら
れた配列パターンをなして構成された配列パターン部を
備えたシートと、前記シートの上下面それぞれに積層さ
れ、不透明の樹脂材から成る２つの外板とを有し、前記
配列パターン部は、その前記導体パッチが該導体パッチ
に対して対向配置される外部の電極板と共に静電容量を
形成することによって、外部から前記配列パターンを識
別可能であり、前記外板のうちの少なくとも一方は、情
報が記録される情報記録部を備えたことを特徴とする情
報記録カードが得られる。
から成り、導体金属材から成る導体パッチが予め定めら
れた配列パターンをなして構成された配列パターン部を
備えたシートと、前記シートの上下面それぞれに積層さ
れ、不透明の樹脂材から成る２つの外板とを有し、前記
配列パターン部は、その前記導体パッチが該導体パッチ
に対して対向配置される外部の電極板と共に静電容量を
形成することによって、外部から前記配列パターンを識
別可能であり、前記外板のうちの少なくとも一方は、情
報が記録される情報記録部を備えたことを特徴とする情
報記録カードが得られる。
【０００７】本発明によればまた、前記情報記録カード
を用い、前記情報記録部から情報を読み取る情報読取部
と、前記導体パッチに対向可能に、かつ前記配列パター
ンに応じて配された複数の電極板を備え、該複数の電極
板と前記導体パッチとがそれぞれ形成する各静電容量に
基づいて、前記配列パターンを識別する配列パターン識
別部とを有することを特徴とするカードリーダが得られ
る。
を用い、前記情報記録部から情報を読み取る情報読取部
と、前記導体パッチに対向可能に、かつ前記配列パター
ンに応じて配された複数の電極板を備え、該複数の電極
板と前記導体パッチとがそれぞれ形成する各静電容量に
基づいて、前記配列パターンを識別する配列パターン識
別部とを有することを特徴とするカードリーダが得られ
る。
【０００８】
【作用】導体パッチを形成した部分と形成していない部
分とを組み合わせることにより、各情報記録カードに個
別の配列パターンを構成する。この配列パターンは、例
えば、導体パッチの形成部分を“１”、非形成部分を
“０”とすることによって、２進数による情報表現（記
録）手段となる。
分とを組み合わせることにより、各情報記録カードに個
別の配列パターンを構成する。この配列パターンは、例
えば、導体パッチの形成部分を“１”、非形成部分を
“０”とすることによって、２進数による情報表現（記
録）手段となる。
【０００９】即ち、各情報記録カードに、固有情報を与
え、登録することができ、情報記録カードの特定化が図
れる。
え、登録することができ、情報記録カードの特定化が図
れる。
【００１０】また、配列パターンを形成したシートの上
下に、不透明のカード基板を接着することにより、情報
記録カード表面から固有の配列パターンを目視等するこ
とが困難である。
下に、不透明のカード基板を接着することにより、情報
記録カード表面から固有の配列パターンを目視等するこ
とが困難である。
【００１１】各情報記録カードに記録された、外部から
目視等が困難な配列パターンの識別は、カードリーダ内
に静電容量を検出する複数の電極板を設け、情報記録カ
ード表面の特定位置に対する静電容量を検出することに
より、導体パッチの有無を検出することによって可能で
ある。
目視等が困難な配列パターンの識別は、カードリーダ内
に静電容量を検出する複数の電極板を設け、情報記録カ
ード表面の特定位置に対する静電容量を検出することに
より、導体パッチの有無を検出することによって可能で
ある。
【００１２】したがって、個々の情報記録カード自体が
特定化され、仮に、磁気記録等による情報記録部の情報
が偽造されたとしても、正規のカードであるか否かの確
認が可能となる。また、この配列パターンによる固有情
報を、磁気記録等による情報の符号化ならびに復号化の
キーデータとして用いることもできる。
特定化され、仮に、磁気記録等による情報記録部の情報
が偽造されたとしても、正規のカードであるか否かの確
認が可能となる。また、この配列パターンによる固有情
報を、磁気記録等による情報の符号化ならびに復号化の
キーデータとして用いることもできる。
【００１３】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例によ
る情報記録カードを説明する。
る情報記録カードを説明する。
【００１４】図１は、本実施例による情報記録カードの
構成を示す概略的な分解斜視図である。図１において、
本情報記録カードは、ポリエステルから成り、配列パタ
ーン部２０を備えたシート１０と、不透明の白色塩化ビ
ニールから成り、シート１０の上面に接着され、従来例
と同様に情報が記録された磁気ストライプ５０を備えた
上基板３０と、不透明の白色塩化ビニールから成り、シ
ート１０の下面に接着された下基板４０とを有してい
る。
構成を示す概略的な分解斜視図である。図１において、
本情報記録カードは、ポリエステルから成り、配列パタ
ーン部２０を備えたシート１０と、不透明の白色塩化ビ
ニールから成り、シート１０の上面に接着され、従来例
と同様に情報が記録された磁気ストライプ５０を備えた
上基板３０と、不透明の白色塩化ビニールから成り、シ
ート１０の下面に接着された下基板４０とを有してい
る。
【００１５】配列パターン部２０は、薄いアルミニウム
材から成り、シート１０に貼り付けられた導体パッチ２
１と、導体パッチ２１の形成されていない無パッチ部分
２２との組み合わせ（図１の場合には、導体パッチ２１
と無パッチ部分２２とを合わせて８個）により、予め情
報記録カードそれぞれに固有の配列パターンを構成して
なる。配列パターン部２０は、その導体パッチ２１が、
導体パッチ２１に対して対向配置される後述するカード
リーダにおける電極板と共に、静電容量を形成すること
によって、配列パターンを識別可能である。
材から成り、シート１０に貼り付けられた導体パッチ２
１と、導体パッチ２１の形成されていない無パッチ部分
２２との組み合わせ（図１の場合には、導体パッチ２１
と無パッチ部分２２とを合わせて８個）により、予め情
報記録カードそれぞれに固有の配列パターンを構成して
なる。配列パターン部２０は、その導体パッチ２１が、
導体パッチ２１に対して対向配置される後述するカード
リーダにおける電極板と共に、静電容量を形成すること
によって、配列パターンを識別可能である。
【００１６】シート１０の材質としては、ポリエステル
の他に、塩化ビニール、ポリエチレン、ポリカーボネー
ト、アクリルニトリル・ブタジエン・エチレン、ポリプ
ロピレン、セロファン等の樹脂材であってもよく、ま
た、不透明の下基板４０が接着されるのであれば、不透
明でなくともよい。
の他に、塩化ビニール、ポリエチレン、ポリカーボネー
ト、アクリルニトリル・ブタジエン・エチレン、ポリプ
ロピレン、セロファン等の樹脂材であってもよく、ま
た、不透明の下基板４０が接着されるのであれば、不透
明でなくともよい。
【００１７】導体パッチ２１の材質としては、アルミニ
ウム、銅等の導体金属材全般が適用でき、シート１０に
対して、貼り付けて形成されるのに限らず、エッチング
等によって形成されてもよい。
ウム、銅等の導体金属材全般が適用でき、シート１０に
対して、貼り付けて形成されるのに限らず、エッチング
等によって形成されてもよい。
【００１８】尚、情報記録カードは、配列パターン部を
備えることができる情報記録カードであればよく、磁気
カード、ＩＣカード、光カード等でもよい。
備えることができる情報記録カードであればよく、磁気
カード、ＩＣカード、光カード等でもよい。
【００１９】次に、本発明の実施例による情報記録カー
ドをに用いるカードリーダを説明する。
ドをに用いるカードリーダを説明する。
【００２０】図２は、本実施例によるカードリーダの主
要な部分を示す概略的な斜視図である。図２において、
本カードリーダは、上記構成の情報記録カードが図中ａ
方向に搬送される搬送路６０と、アルミニウムから成
り、情報記録カードにおける配列パターン部２０の導体
パッチ２１に対向可能に、かつ配列パターンに応じて配
された複数（図２の場合には、８個）の電極板７０を備
え、複数の電極板７０と導体パッチ２１とがそれぞれ形
成する各静電容量に基づいて、配列パターンを識別する
配列パターン識別部（図示せず）と、磁気ヘッド８０を
備え、磁気ストライプ５０から情報を読み取る情報読取
部（図示せず）とを有している。
要な部分を示す概略的な斜視図である。図２において、
本カードリーダは、上記構成の情報記録カードが図中ａ
方向に搬送される搬送路６０と、アルミニウムから成
り、情報記録カードにおける配列パターン部２０の導体
パッチ２１に対向可能に、かつ配列パターンに応じて配
された複数（図２の場合には、８個）の電極板７０を備
え、複数の電極板７０と導体パッチ２１とがそれぞれ形
成する各静電容量に基づいて、配列パターンを識別する
配列パターン識別部（図示せず）と、磁気ヘッド８０を
備え、磁気ストライプ５０から情報を読み取る情報読取
部（図示せず）とを有している。
【００２１】電極板７０の材質としては、導体パッチ２
１と同様に、アルミニウム、銅等の導体金属材全般が適
用できる。
１と同様に、アルミニウム、銅等の導体金属材全般が適
用できる。
【００２２】次に、本カードリーダの動作例をも含め、
本発明の実施例による情報記録カードの使用例を説明す
る。
本発明の実施例による情報記録カードの使用例を説明す
る。
【００２３】まず、情報記録カードについては、予め、
各情報記録カード毎に固有情報を与え、登録すること
で、特定化を図る。即ち、導体パッチ２１と無パッチ部
分２２とを組み合わせることにより、各情報記録カード
に個別の配列パターンを構成しておく。この配列パター
ンは、例えば、導体パッチ２１の部分を“１”、無パッ
チ部分２２を“０”とすることによって、固有情報を２
進数化して表現（記録）する。勿論、配列パターンの設
定の仕方によっては、例えば、マス目コード等による固
有情報の表現も可能である。また、情報記録カードの区
別するべき種類が多い場合には、これに応じて、導体パ
ッチ２１、無パッチ部分２２の数を多くして対応する
か、あるいは、磁気ストライプ５０による情報と配列パ
ターンによる情報とを組み合わせるなどして、適宜調整
する。
各情報記録カード毎に固有情報を与え、登録すること
で、特定化を図る。即ち、導体パッチ２１と無パッチ部
分２２とを組み合わせることにより、各情報記録カード
に個別の配列パターンを構成しておく。この配列パター
ンは、例えば、導体パッチ２１の部分を“１”、無パッ
チ部分２２を“０”とすることによって、固有情報を２
進数化して表現（記録）する。勿論、配列パターンの設
定の仕方によっては、例えば、マス目コード等による固
有情報の表現も可能である。また、情報記録カードの区
別するべき種類が多い場合には、これに応じて、導体パ
ッチ２１、無パッチ部分２２の数を多くして対応する
か、あるいは、磁気ストライプ５０による情報と配列パ
ターンによる情報とを組み合わせるなどして、適宜調整
する。
【００２４】一方、磁気ストライプ５０には、予め、従
来例と同様にして、情報を符号化して磁気的に記録して
おく。
来例と同様にして、情報を符号化して磁気的に記録して
おく。
【００２５】尚、予め設定された配列パターン２０によ
る固有情報は、不透明の上基板３０および下基板４０に
よって遮蔽されるため、外部から目視等される虞がな
い。
る固有情報は、不透明の上基板３０および下基板４０に
よって遮蔽されるため、外部から目視等される虞がな
い。
【００２６】以上のようにして情報および固有情報が記
録されたカードは、以下に示すようにして、読み取りが
なされる。尚、本カードリーダにおいて、既知の構成
は、図２に図示しないと共に、詳述も省略している。
録されたカードは、以下に示すようにして、読み取りが
なされる。尚、本カードリーダにおいて、既知の構成
は、図２に図示しないと共に、詳述も省略している。
【００２７】いま、カードリーダのカード挿入口に情報
記録カードが挿入されると、情報記録カードは、搬送機
構によって、搬送路６０上を上基板３０を図中上にし
て、かつ下基板４０表面が後に電極板７０表面に密着す
るように搬送される。このとき、情報読取部により、磁
気ヘッド８０から磁気ストライプ５０内の符号化された
情報が読み取られる。
記録カードが挿入されると、情報記録カードは、搬送機
構によって、搬送路６０上を上基板３０を図中上にし
て、かつ下基板４０表面が後に電極板７０表面に密着す
るように搬送される。このとき、情報読取部により、磁
気ヘッド８０から磁気ストライプ５０内の符号化された
情報が読み取られる。
【００２８】一方、情報記録カードが搬送されて、その
配列パターン部２０が複数の電極板７０上を通過すると
きに、配列パターン部２０において導体パッチ２１が在
る部分では、電極板７０と協働して所定の静電容量が形
成される。配列パターン識別部は、これを検出すること
により、導体パッチ２１の有無および位置、即ち、配列
パターンを識別する。
配列パターン部２０が複数の電極板７０上を通過すると
きに、配列パターン部２０において導体パッチ２１が在
る部分では、電極板７０と協働して所定の静電容量が形
成される。配列パターン識別部は、これを検出すること
により、導体パッチ２１の有無および位置、即ち、配列
パターンを識別する。
【００２９】尚、カードリーダにおける搬送機構は、情
報記録カードを、その配列パターン部２０における導体
パッチ２１ならびに無パッチ部分２２が、各電極板７０
と一対一となる位置にまで搬送した時点で、搬送を一時
停止し、配列パターンを識別してもよい。また、配列パ
ターンの識別を、情報記録カードの搬送移動に応じた走
査形式とすれば、カードリーダにおける電極板７０の数
は、必ずしも、配列パターン部２０における導体パッチ
２１および無パッチ部分２２の配列数と同数設ける必要
はない。また、静電容量の検出精度を向上させるため
に、各電極板７０を、２つ以上の分割片によって構成す
ることも可能である。
報記録カードを、その配列パターン部２０における導体
パッチ２１ならびに無パッチ部分２２が、各電極板７０
と一対一となる位置にまで搬送した時点で、搬送を一時
停止し、配列パターンを識別してもよい。また、配列パ
ターンの識別を、情報記録カードの搬送移動に応じた走
査形式とすれば、カードリーダにおける電極板７０の数
は、必ずしも、配列パターン部２０における導体パッチ
２１および無パッチ部分２２の配列数と同数設ける必要
はない。また、静電容量の検出精度を向上させるため
に、各電極板７０を、２つ以上の分割片によって構成す
ることも可能である。
【００３０】以後、カードリーダは、磁気ストライプ５
０から読み取った情報、ならびに配列パターン部２０か
ら読み取った固有情報について、データ照合等、既知の
情報処理を行う。
０から読み取った情報、ならびに配列パターン部２０か
ら読み取った固有情報について、データ照合等、既知の
情報処理を行う。
【００３１】ここで、仮に、磁気ストライプ５０による
情報が偽造されたとしても、配列パターン部２０から読
み取った固有情報に基づいて、この情報記録カードが正
規のカードであるか否かの確認が可能である。
情報が偽造されたとしても、配列パターン部２０から読
み取った固有情報に基づいて、この情報記録カードが正
規のカードであるか否かの確認が可能である。
【００３２】以上説明したように、本発明による情報記
録カードを用いて、本発明によるカードリーダの動作が
なされた。
録カードを用いて、本発明によるカードリーダの動作が
なされた。
【００３３】尚、本発明による情報記録カードを用い、
配列パターンによる固有情報を、磁気記録等による情報
の符号化ならびに復号化のキーデータとして用いること
もできる。
配列パターンによる固有情報を、磁気記録等による情報
の符号化ならびに復号化のキーデータとして用いること
もできる。
【００３４】
【発明の効果】本発明によれば、導体パッチが予め定め
られた配列パターンをなして構成された配列パターン部
を備えたシートと、シートの上下面それぞれに積層さ
れ、不透明の樹脂材から成る２つの外板とを有し、配列
パターン部は、その導体パッチが導体パッチに対して対
向配置される外部の電極板と共に静電容量を形成するこ
とによって、外部から配列パターンを識別可能であり、
２つの外板のうちの少なくとも一方は、情報が記録され
る情報記録部を備えているため、外観上は従来の情報記
録カードと変わらないものの、個々の情報記録カードが
特定化され、偽造による不正使用防止効果が高い。
られた配列パターンをなして構成された配列パターン部
を備えたシートと、シートの上下面それぞれに積層さ
れ、不透明の樹脂材から成る２つの外板とを有し、配列
パターン部は、その導体パッチが導体パッチに対して対
向配置される外部の電極板と共に静電容量を形成するこ
とによって、外部から配列パターンを識別可能であり、
２つの外板のうちの少なくとも一方は、情報が記録され
る情報記録部を備えているため、外観上は従来の情報記
録カードと変わらないものの、個々の情報記録カードが
特定化され、偽造による不正使用防止効果が高い。
【００３５】また、情報記録部における情報の暗号化お
よび復号化のキーデータ格納場所としても利用できる。
よび復号化のキーデータ格納場所としても利用できる。
【図１】本発明の一実施例による情報記録カードを示す
概略的な分解斜視図である。
概略的な分解斜視図である。
【図２】本発明の一実施例によるカードリーダを示す概
略的な斜視図である。
略的な斜視図である。
１０ シート ２０ 配列パターン部 ２１ 導体パッチ ２２ 無パッチ部分 ３０ 上基板 ４０ 下基板 ５０ 磁気ストライプ ６０ 搬送路 ７０ 電極板 ８０ 磁気ヘッド
Claims (2)
- 【請求項１】 樹脂材から成り、導体金属材から成る導
体パッチが予め定められた配列パターンをなして構成さ
れた配列パターン部を備えたシートと、前記シートの上
下面それぞれに積層され、不透明の樹脂材から成る２つ
の外板とを有し、前記配列パターン部は、その前記導体
パッチが該導体パッチに対して対向配置される外部の電
極板と共に静電容量を形成することによって、外部から
前記配列パターンを識別可能であり、前記２つの外板の
うちの少なくとも一方は、情報が記録される情報記録部
を備えたことを特徴とする情報記録カード。 - 【請求項２】 請求項１記載の情報記録カードを用い、
前記情報記録部から情報を読み取る情報読取部と、前記
導体パッチに対向可能に、かつ前記配列パターンに応じ
て配された複数の電極板を備え、該複数の電極板と前記
導体パッチとがそれぞれ形成する各静電容量に基づい
て、前記配列パターンを識別する配列パターン識別部と
を有することを特徴とするカードリーダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5337038A JPH07200761A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 情報記録カードおよびカードリーダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5337038A JPH07200761A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 情報記録カードおよびカードリーダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07200761A true JPH07200761A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=18304855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5337038A Pending JPH07200761A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 情報記録カードおよびカードリーダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07200761A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997028515A1 (fr) * | 1996-02-02 | 1997-08-07 | Tokyo Mechatronics Co., Ltd. | Carte pour donnees capacitives et lecteur associe |
| JP2012506080A (ja) * | 2008-10-15 | 2012-03-08 | プリンテクノロジクス ゲーエムベーハー | 平面データキャリア |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP5337038A patent/JPH07200761A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997028515A1 (fr) * | 1996-02-02 | 1997-08-07 | Tokyo Mechatronics Co., Ltd. | Carte pour donnees capacitives et lecteur associe |
| AU729829B2 (en) * | 1996-02-02 | 2001-02-08 | Tokyo Mechatronics Co., Limited | Capacitive data card and reader thereof |
| US6196465B1 (en) | 1996-02-02 | 2001-03-06 | Tokyo Mechatoronics Co., Ltd. | Capacitive data card and reader thereof |
| JP2012506080A (ja) * | 2008-10-15 | 2012-03-08 | プリンテクノロジクス ゲーエムベーハー | 平面データキャリア |
| JP2015015030A (ja) * | 2008-10-15 | 2015-01-22 | プリンテクノロジクス ゲーエムベーハー | 平面データキャリア |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| RU2245253C2 (ru) | Защитное устройство, имеющее большое число защитных признаков | |
| US4995086A (en) | Arrangement and procedure for determining the authorization of individuals by verifying their fingerprints | |
| US3636318A (en) | Verifiable identification document | |
| EP0372692B1 (en) | Identification means with encrypted security code | |
| US5545883A (en) | Magnetic card and card reader apparatus utilizing a pseudo bar code and an address information code | |
| EP0428779B1 (en) | Identification code for documents and the like and unit for sensing magnetic codes | |
| US5613712A (en) | Magnetic fingerprint for secure document authentication | |
| AU3497200A (en) | Two-dimensional printed code for storing biometric information and apparatus for reading same | |
| CA2188348A1 (en) | Card and device for processing of same | |
| RU2195020C2 (ru) | Способ и устройство идентификации пользователя | |
| JPS58101385A (ja) | 消去不能な磁気カ−ド | |
| JPH07200761A (ja) | 情報記録カードおよびカードリーダ | |
| EP0158167A2 (en) | Document security system, method and apparatus | |
| EP0938720B1 (en) | A record carrier and method of labelling an article of value | |
| JPH0672085A (ja) | 情報記録媒体 | |
| JP2964414B2 (ja) | カード及びカード処理装置 | |
| JPS59140580A (ja) | キ−カ−ドおよびキ−カ−ドを用いた使用者適格識別方法 | |
| JP3567337B2 (ja) | 判別情報カードのカードリーダ | |
| EP1310907B1 (en) | Security device having multiple security features | |
| JP2553769B2 (ja) | カ−ドおよびカ−ド発行装置 | |
| JP2917202B2 (ja) | 磁気カードおよびカードリーダ装置 | |
| JP2895452B2 (ja) | キーパターン読み取り装置 | |
| JPS6257180A (ja) | 磁気カ−ド | |
| JPS63280693A (ja) | カ−ド | |
| JP2004202717A (ja) | Ｉｄカード及びｉｄカードの使用方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021002 |