JP4729169B2 - 磁気カード読取装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気カードに記録されている情報を読み出すための磁気カード読取装置において、磁気カードのデータが不正に取得されたり、不正なカードの利用を防止するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
クレジットカードや銀行のキャッシュカード等の磁気カードに磁気記録されているデータを読み取るために、図7に示す磁気カード読取装置10が従来から用いられている。
【0003】
この磁気カード読取装置10は、図示しない筐体の表面に設けられたカード挿入口11から挿入された磁気カード1を内部に引き込んで所定の搬送路12に沿って搬送し、この搬送路12に設けられた磁気ヘッド13によって磁気カード1の磁気記録面の磁気変化を検出し、この検出信号を復調回路14に入力して磁気カード1に磁気記録されているカードデータを復調する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように構成された従来の磁気カード読取装置10では、磁気ヘッド13の出力ラインや復調回路14の出力ラインに対する不正なアクセスによって磁気カード1のカードデータを不正に取得される恐れがある。
【0005】
また、このように不正に取得されたカードデータを別の磁気カードに書き込んで作成された不正カードが利用される恐れがある。
【0006】
本発明は、この問題を解決して、カードデータが不正に取得されたり、不正なカードの利用を防止できる磁気カード読取装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の請求項1の磁気カード読取装置は、
磁気カードをカード挿入口から筐体内に受け入れ、前記磁気カードに磁気記録されているカードデータを磁気ヘッドを用いて読み取る磁気カード読取装置において、
前記磁気ヘッドのケース内に設けられ、磁気ヘッド本体の出力信号を受けて前記カードデータを復調する復調手段と
記筐体内に設けられ、一面側に圧力に応じた信号を部位毎に出力する圧力センサを有し、該圧力センサの出力に基づいて前記一面側に接触する物体のイメージデータを検出するイメージセンサと、
前記カード挿入口から前記筐体内に進入する前記磁気カードの先端に一端側が押されて回動する回動レバーを有し、該回動レバーの他端側で前記イメージセンサを移動させ、前記磁気カードが前記筐体内の所定位置に達して停止した状態で、該磁気カードの表面のエンボス加工によって凹凸で表示されている文字列部分に前記イメージセンサの前記一面側を押し付ける押付手段と、
前記押付手段によって磁気カードの前記文字列部分に押し付けられた前記イメージセンサから出力されるイメージデータに基づいて、前記エンボス加工によって凹凸で表示されている文字列に対応するキャラクタデータ列を求める文字認識手段と、
前記復調されたカードデータの所定ビット範囲のデータ列と、前記文字認識手段によって求められたキャラクタデータ列とが一致するか否かを判定する判定手段とを備えている。
【0008】
また、本発明の請求項2の磁気カード読取装置は、請求項1記載の磁気カード読取装置において、
前記判定手段の判定結果を報知する報知手段を備えている。
また、本発明の請求項3の磁気カード読取装置は、請求項1または請求項2記載の磁気カード読取装置において、
前記磁気ヘッドのケース内に設けられ、前記復調手段によって復調されたカードデータを暗号化して前記ケースの外部へ出力する暗号化手段と、
前記暗号化手段によって暗号化されて前記磁気ヘッドのケースの外部に出力されたデータを復号して前記判定手段に与える復号手段を備えている。
また、本発明の請求項4の磁気カード読取装置は、請求項3記載の磁気カード読取装置において、
少なくとも前記復号手段と判定手段とが1チップ化された単一のプロセッサによって構成されている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明を実施した磁気カード読取装置20の外観を示し、図2はその内部構成を示している。
【0010】
この磁気カード読取装置20は、クレジットカードの認証処理を行う端末機(CAT端末機)としての機能を有するものであり、図1に示しているように、磁気カード読取装置20の筐体21の前面側には、クレジットカードなどの磁気カード1を挿入するためのカード挿入口22が設けられ、筐体21の上面側には、テンキー等を含む複数のキー23、表示器24および後述するプリンタ53の排紙口25が設けられている。
【0011】
また、筐体21の内部には、図2に示しているように、カード挿入口22と連続し、カード挿入口22から挿入された磁気カード1を筐体21内で略水平に搬送させるための搬送路26が形成されている。
【0012】
この搬送路26の前端および後端には、磁気カードのエッジを検出するためのセンサ27、28が設けられている。
【0013】
また、搬送路26には、磁気カードを両面から挟んだ状態で搬送路26に沿って搬送させるためのローラ29、30が複数組設けられ、例えばその下方側のローラ29(上方側のローラ30でもよい)が図示しないベルト等によって同方向に回転するように連結され、そのうちの少なくとも一つのローラ29がモータを含む回転駆動装置31に連結されている。
【0014】
搬送路26の中間部で磁気カードの磁気記録帯が通過する位置には、磁気ヘッド35が配置されている。この磁気ヘッド35は、ギャップを有するコア35aにコイル35bが巻かれた本体部を、磁気シールド用の金属製のケース35c内に収容しており、このケース35cの表面に露呈するコア35aのギャップ部分で磁気カード1の磁気記録帯の磁気変化を検出し、その磁気変化に対応する信号をコイル35bから出力する。
【0015】
磁気ヘッド35のコイル35bから出力される信号は復調回路37に入力される。復調回路37は、磁気ヘッド35のコイル35bから出力される信号から磁気カード1に磁気記録されているカードデータを復調する。
【0016】
なお、このカードデータの復調は、磁気カード1に対するデータの記録方式に対応しており、例えばその記録方式が一般的なMFM方式(F2F方式ともいう)の場合には、磁気ヘッド35の本体部(コア35a、コイル35b)からの出力信号を増幅し、その信号の半サイクル周期が基準周期に近いか基準周期の2倍に近いかを判定することによってカードデータを復調する。
【0017】
復調回路37によって復調されたデータは暗号化回路38に入力される。暗号化回路38は、復調回路37によって復調されたデータを所定の暗号化関数と鍵データとによって暗号化する。この暗号化は、例えば、暗号化対象データに対する鍵データとの排他的論理和演算処理、暗号化対象データに対する鍵データによって指定されたビット位置の置換処理、暗号化対象データに対する鍵データによって指定されたビット数のシフト処理の組み合わせによって行う。
【0018】
上記復調回路37および暗号化回路38は、磁気ヘッド35の本体部分とともに磁気ヘッド35のケース35c内に収容され、ケース35cの内部の隙間には合成樹脂が充填されており、暗号化回路38によって暗号化されたデータがケース35cの外部へ出力される。
【0019】
なお、図示していないが、復調回路37および暗号化回路38には、ケース35cの外部から電源が供給できるようになっている。
【0020】
したがって、このケース35cから外部に出力されるデータを不正に取得しても、内部の暗号化回路38の暗号化関数や鍵データがわからないので、磁気カード1に記録されているカードーデータを容易に知ることはできない。
【0021】
また、搬送路26の後部上方には、磁気カード1の表面にエンボス加工によって凹凸で表示された文字列(数字や記号も含む)のイメージデータを取得するためのイメージセンサ40が配置されている。
【0022】
このイメージセンサ40は、図3に示すように搬送路26の奥まで達した磁気カード1のエンボス加工によって凹凸で表示されている文字列2全体に重なり合う位置に支持されており、後述する押付手段43によって、図4のように磁気カード1側に移動して、その下面側に取り付けられている圧力センサ41の表面41aを磁気カード1のエンボス加工によって凹凸で表示されている文字列2全体に押し付けられる。
【0023】
圧力センサ41は、例えば半導体圧力センサからなり、磁気カード1の表面にエンボス加工によって凹凸で表示された文字列2全体と重なり合う長さと幅を有する帯板状の外形を有している。この圧力センサ41は、図5に示すように、表面41a側からの圧力に応じた信号をそれぞれ出力する多数のセンサセル42が縦横に配列されたものであり、表面41aの各部位に印加される圧力に応じた信号を各部位のセンサセル42からそれぞれ出力する。
【0024】
例えば図5に示しているように、エンボス加工によって表示された文字「A」の凸部に押し付けられている各センサセル42からは所定値以上の大きさの信号が出力され、文字「A」の凸部分に触れていない他のセンサセル42からはほぼ零(定常値)の信号が出力される。
【0025】
イメージセンサ40は、圧力センサ41の各センサセル42の出力をそれぞれ所定のしきい値と比較して各部位毎に2値化したデータを求め、この2値化したデータとその部位とを対応付けた2次元のイメージデータとして出力する。
【0026】
なお、このような圧力センサ41を用いて文字列のイメージデータを検出するイメージセンサ40は、光センサを用いて非接触にイメージデータを検出するものに比べて、磁気カードの表面の反射率のばらつきや汚れ等の影響を受けずに凹凸で表示された文字列のイメージデータを正確に得ることができる。また、所定位置に停止している磁気カードの表面に押し付けて文字列のイメージデータを得るようにしているので、搬送しながらイメージデータを取得する方法に比べて、磁気データの読取への悪影響がなく、また、磨耗等による耐久性の低下が少ないという利点がある。
【0027】
このイメージセンサ40は押付手段43と連結されている。押付手段43は、磁気カード1が搬送路26の後端位置まで達して停止しているときに、その磁気カード1の表面にエンボス加工によって表示された文字列全体にイメージセンサ40の下面側の圧力センサ41の表面41aを押し付けて、イメージセンサ40から磁気カード1の文字列のイメージデータを出力させる。
【0028】
この押付手段43は、独立した駆動源を有する場合と、磁気カード1に対する搬送力(回転駆動装置31の力)を駆動源として利用する場合があり、例えば独立した駆動源としてソレノイドを用いる場合には、磁気カード1の先端が搬送路26の後端に達したことをセンサ28(または別のセンサを用いてもよい)によって検出したとき、ソレノイド(図示せず)に通電してイメージセンサ40を下降させて、圧力センサ41の表面41aを磁気カードの文字列部分に一定時間押し付けてから、ソレノイドに対する通電を停止して、イメージセンサ40を上昇させる。なお、ソレノイド等の駆動源に対する通電の制御は、後述する制御部45によって行うことも可能である(押付手段43の制御部を制御部45が兼用する)。
【0029】
また、磁気カード1に対する搬送力を利用する場合には、搬送路26の後部側に回動レバーを設け、その回動レバーの一端側を回転駆動装置31の力で奥まで搬送される磁気カード1の先端で押して回動するレバーを回動させ、その他端側でイメージセンサ40を下方に押し付けるようにすればよく、その他任意の機構を用いることができる。
【0030】
センサ27、28、暗号化回路38およびイメージセンサ40の出力は、処理部45に入力される。
【0031】
処理部45は、1チップ化されたマイクロプロセッサによって構成されており、その機能をブロック化すると、図2に示しているように、搬送制御手段46、復号手段47、文字認識手段48、判定手段49、報知手段50および認証処理手段51を備えている。
【0032】
この処理部45には、複数のキー23、表示器24、回線インタフェース52、プリンタ53が接続されており、回線インタフェース52および通信回線5を介して所定のセンタとの間でキー23からの入力情報やカードデータ等を含む情報の授受を行い、表示器24にキー23の入力情報やセンタとの通信に関わる情報等を表示し、プリンタ52から決済結果等が印字された紙を出力させる。
【0033】
図6は、処理部45の処理手順を示すフローチャートである。以下、このフローチャートに基づいてこの磁気カード読取装置20の動作を説明する。
【0034】
磁気カード1がカード挿入口22に挿入されて、その先端がセンサ27で検知されると、搬送制御手段46は、各ローラ29が引込方向に回転するように回転駆動装置31を駆動し、磁気カード1を搬送路26に沿って奥側に搬送させる(S1、S2)。
【0035】
そして、この磁気カード1の引込搬送が開始されると、復号手段47は、暗号化回路38からのデータの取得を開始する(S3)。
【0036】
そして、磁気カード1の先端がセンサ28で検出されると、搬送制御手段46は、回転駆動装置31を停止させ、磁気カード1の搬送を一時停止する(S4、S5)。
【0037】
ここで、押付手段43がイメージセンサ40を下降させて、搬送路26の後端位置で停止している磁気カード1の表面にエンボス加工によって表示されている文字列のイメージデータを出力させる。
【0038】
このイメージデータを受けた文字認識手段48は、取得したイメージデータに基づいて、磁気カード1の表面にエンボス加工によって凹凸で表示された文字のキャラクタデータを求める(S6)。
【0039】
また、復号手段47は取得した暗号化データを復号して磁気カード1に記録されていたカードデータを求める(S7)。なお、この復号処理は磁気カード1の引込搬送中に行ってもよい。
【0040】
そして、判定手段49は、文字認識手段48によって求められたキャラクタデータ列と復号手段47によって求められたカードデータとを照合し、カードデータの所定ビット範囲のデータ列がキャラクタデータ列に一致するか否かを判定する(S8)。
【0041】
一般にエンボス加工によって文字列が表示されている磁気カードでは、その文字列に対応するキャラクタデータ列が磁気記録データに含まれているので、上記の判定を行うことで、その磁気カードが使用可能なカードか否かを判定することができる。
【0042】
ここで、カードデータの所定ビット範囲のデータ列がキャラクタデータ列に一致する場合には、この磁気カード1は正しいカードであるとし、認証処理手段51によるカードデータの認証や決済等の処理(前記センタとの通信を含む)がなされた後、搬送制御手段46によって磁気カード1が返却される(S9、S10)。
【0043】
また、カードデータの所定範囲のデータ列がキャラクタデータ列に一致しない場合には、この磁気カード1が不正に作成されたものとし、これを報知手段50が表示器24あるいは図示しないブザーの音等で報知してから、前記認証処理を行わずにその磁気カードを返却する(S11)。
【0044】
なお、カードデータの所定範囲のデータ列がキャラクタデータ列に一致しない場合に、磁気カード1をカード挿入口22側に戻して、カードデータの読み取りとイメージセンサ40からのイメージデータの取得とを所定回数まで繰り返してデータ判定を行い(戻し搬送処理を含めて前記S2〜S8の処理を繰り返す)、データが一致した時点で、その磁気カード1を正しいカードとして処理し、所定回数連続して一致しない場合にその磁気カード1を不正に作成されたカードとしその旨を報知してから返却してもよい。
【0045】
また、ここでは、報知手段50がデータが一致しないときだけ表示や音で報知しているが、データが一致したときとデータが一致しないときとを区別できるように判定結果を報知すればよい。
【0046】
また、ここでは、クレジットカードの認証処理わ行うための端末としての機能を有する磁気カード読取装置について説明したが、これは、本発明を限定するものではなく、銀行のキャッシュカード等の磁気カードを読み取る磁気カード読取装置についても本発明を全く同様に適用できる。
【0047】
このように、実施の形態の磁気カード読取装置20では、磁気ヘッド35のケース35c内に復調回路37および暗号化回路38が収容されているので、磁気カード1のカードデータが磁気ヘッド35の出力ラインから不正に取得される恐れがなく、しかも、磁気カード1のエンボス加工によって凹凸で表示された文字列のキャラクタデータ列とカードデータの所定ビット位置のデータ列との一致を判定し、その判定結果を報知し、一致したときのみセンタとの間の認証処理を行うようにしているので、不正に取得されたカードデータを書き込んだ不正なカードの利用を確実に防ぐことができる。
【0048】
また、前記したように、カードデータを入出力する復号手段47と判定手段49とを含む処理部45が1チップ化された単一のプロセッサによって構成されているので、磁気カード1のカードデータをこの処理部45から不正に取得される恐れがなく、カードデータの不正取得に対する安全性がさらに高くなる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1の磁気カード読取装置は、
磁気カードをカード挿入口から筐体内に受け入れ、前記磁気カードに磁気記録されているカードデータを磁気ヘッドを用いて読み取る磁気カード読取装置において、
前記磁気ヘッドのケース内に設けられ、磁気ヘッド本体の出力信号を受けて前記カードデータを復調する復調手段と
記筐体内に設けられ、一面側に圧力に応じた信号を部位毎に出力する圧力センサを有し、該圧力センサの出力に基づいて前記一面側に接触する物体のイメージデータを検出するイメージセンサと、
前記カード挿入口から前記筐体内に進入する前記磁気カードの先端に一端側が押されて回動する回動レバーを有し、該回動レバーの他端側で前記イメージセンサを移動させ、前記磁気カードが前記筐体内の所定位置に達して停止した状態で、該磁気カードの表面のエンボス加工によって凹凸で表示されている文字列部分に前記イメージセンサの前記一面側を押し付ける押付手段と、
前記押付手段によって磁気カードの前記文字列部分に押し付けられた前記イメージセンサから出力されるイメージデータに基づいて、前記エンボス加工によって凹凸で表示されている文字列に対応するキャラクタデータ列を求める文字認識手段と、
前記復調されたカードデータの所定ビット範囲のデータ列と、前記文字認識手段によって求められたキャラクタデータ列とが一致するか否かを判定する判定手段とを備えている。
また、本発明の請求項2の磁気カード読取装置は、請求項1記載の磁気カード読取装置において、
前記判定手段の判定結果を報知する報知手段を備えている。
また、本発明の請求項3の磁気カード読取装置は、請求項1または請求項2記載の磁気カード読取装置において、
前記磁気ヘッドのケース内に設けられ、前記復調手段によって復調されたカードデータを暗号化して前記ケースの外部へ出力する暗号化手段と、
前記暗号化手段によって暗号化されて前記磁気ヘッドのケースの外部に出力されたデータを復号して前記判定手段に与える復号手段を備えている。
【0050】
このように、磁気カードのエンボス加工によって凹凸で表示された文字列のキャラクタデータ列とカードデータの所定ビット位置のデータ列との一致を判定しているので、不正に取得されたカードデータを書き込んだ不正なカードの利用を確実に防ぐことができる。また、磁気ヘッドのケース内に復調手段および暗号化手段が収容されているので、磁気カードのカードデータが磁気ヘッドの出力ラインから不正に取得される恐れがない。
【0051】
また、本発明の請求項の磁気カード読取装置は、請求項3記載の磁気カード読取装置において、
少なくとも前記復号手段と判定手段とが1チップ化された単一のプロセッサによって構成されている。
【0052】
このため、復号されたカードデータを不正に取得することができず、カードデータの不正取得に対する安全性がさらに高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の外観を示す斜視図
【図2】本発明の実施の形態の内部構成を示す図
【図3】本発明の実施の形態の要部の構成例の概略図
【図4】本発明の実施の形態の動作を説明するための概略図
【図5】本発明の実施の形態の要部の構造と動作を説明するための図
【図6】本発明の実施の形態の要部の処理手順を示すフローチャート
【図7】従来装置の構成を示す図
【符号の説明】
1 磁気カード
2 エンボス加工によって表示されている文字列の突起部分
5 通信回線
20 磁気カード読取装置
21 筐体
22 カード挿入口
23 キー
24 表示器
25 排紙口
26 搬送路
27、28 センサ
29、30 ローラ
31 回転駆動装置
35 磁気ヘッド
35a コア
35b コイル
35c ケース
37 復調回路
38 暗号化回路
40 イメージセンサ
41 圧力センサ
42 センサセル
43 押付手段
45 処理部
46 搬送制御手段
47 復号手段
48 文字認識手段
49 判定手段
50 報知手段
51 認証処理手段
52 回線インタフェース
53 プリンタ

Claims (4)

  1. 磁気カードをカード挿入口から筐体内に受け入れ、前記磁気カードに磁気記録されているカードデータを磁気ヘッドを用いて読み取る磁気カード読取装置において、
    前記磁気ヘッドのケース内に設けられ、磁気ヘッド本体の出力信号を受けて前記カードデータを復調する復調手段と
    記筐体内に設けられ、一面側に圧力に応じた信号を部位毎に出力する圧力センサを有し、該圧力センサの出力に基づいて前記一面側に接触する物体のイメージデータを検出するイメージセンサと、
    前記カード挿入口から前記筐体内に進入する前記磁気カードの先端に一端側が押されて回動する回動レバーを有し、該回動レバーの他端側で前記イメージセンサを移動させ、前記磁気カードが前記筐体内の所定位置に達して停止した状態で、該磁気カードの表面のエンボス加工によって凹凸で表示されている文字列部分に前記イメージセンサの前記一面側を押し付ける押付手段と、
    前記押付手段によって磁気カードの前記文字列部分に押し付けられた前記イメージセンサから出力されるイメージデータに基づいて、前記エンボス加工によって凹凸で表示されている文字列に対応するキャラクタデータ列を求める文字認識手段と、
    前記復調されたカードデータの所定ビット範囲のデータ列と、前記文字認識手段によって求められたキャラクタデータ列とが一致するか否かを判定する判定手段とを備えたことを特徴とする磁気カード読取装置。
  2. 前記判定手段の判定結果を報知する報知手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の磁気カード読取装置。
  3. 前記磁気ヘッドのケース内に設けられ、前記復調手段によって復調されたカードデータを暗号化して前記ケースの外部へ出力する暗号化手段と、
    前記暗号化手段によって暗号化されて前記磁気ヘッドのケースの外部に出力されたデータを復号して前記判定手段に与える復号手段を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の磁気カード読取装置。
  4. 少なくとも前記復号手段と判定手段とが1チップ化された単一のプロセッサによって構成されていることを特徴とする請求項3記載の磁気カード読取装置。
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