JP2002189293A - ポジ型感光性組成物、ポジ型感光性平版印刷版及び製版方法 - Google Patents

ポジ型感光性組成物、ポジ型感光性平版印刷版及び製版方法

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JP2002189293A
JP2002189293A JP2000390191A JP2000390191A JP2002189293A JP 2002189293 A JP2002189293 A JP 2002189293A JP 2000390191 A JP2000390191 A JP 2000390191A JP 2000390191 A JP2000390191 A JP 2000390191A JP 2002189293 A JP2002189293 A JP 2002189293A
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年由 浦野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感度が高く、現像ラチチュードが大きいポジ
型感光性組成物、ポジ型感光性平版印刷版及び製版方法
を提供する。 【解決手段】 テトラゾリルオキシ基またはテトラゾリ
ルチオ基をヘプタメチン鎖上に有するシアニン化合物、
及びアルカリ可溶性樹脂を含有するポジ型感光性組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なポジ型感光
性組成物、ポジ型感光性平版印刷版及び製版方法に関す
る。更に詳しくは、800〜1100nmの波長域の光
線、特に、半導体レーザーやYAGレーザー等を用いた
直接製版に好適なポジ型感光性平版印刷版及び製版方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ画像処理技術の進歩に伴
い、デジタル画像情報から、銀塩マスクフィルムへの出
力を行わずに、レーザー光あるいはサーマルヘッド等に
より、直接レジスト画像を形成する感光または感熱ダイ
レクト製版システムが注目されている。特に、高出力の
半導体レーザーやYAGレーザーを用いる、高解像度の
レーザー感光ダイレクト製版システムは、小型化、製版
作業時の環境光や版材コストの面から、その実現が強く
望まれていた。
【0003】レーザー感光ダイレクト製版用の印刷版の
なかで、最近、赤外線レーザーを用い、主として化学変
化以外変化によって露光部の現像液に対する溶解度を増
大させることによりポジ画像を形成する方法が注目を集
めており、例えば特開平10−268512号公報、特
開平11−194504号公報、特開平11−2239
36号公報、特開平11−84657号公報、特開平1
1−174681号公報、WO97/39894、WO
98/42507等に開示されている。従来のポジ型感
光性平版印刷版が、典型的にはo−キノンジアジド化合
物の光分解により、即ち化学変化により現像液に対する
溶解度を増大させ、これを画像形成に利用したのに対
し、上記の各文献に記載されたポジ型感光性平版印刷版
は、赤外吸収色素等の赤外光を吸収して熱に変換する物
質とノボラック樹脂等のアルカリ可溶性樹脂とを主な感
光層成分とし、赤外レーザー光露光で発生した熱によっ
て、樹脂のコンフォメーション変化等の物理変化を起こ
して現像液に対する溶解度を増大させるものである。
【0004】非化学変化による溶解性の増大を利用した
ポジ型感光性平版印刷版は、o−キノンジアジド化合物
のような白色光に感光する物質を必要としないので、印
刷版の取り扱いが白色灯下でも行える利点を有する。し
かしながら、このような印刷版は、化学変化を利用して
いないので、露光部と未露光部との溶解速度差が小さ
く、感度、現像ラチチュード(現像時に露光部が完全に
除去される迄の時間と、現像時も未露光部の残膜率が十
分に確保される時間の差)等の印刷版の基本性能、現像
処理枚数を増やしたときの現像処理安定性等を全て満足
させるのは困難であった。また、このようなポジ型感光
性平版印刷版は、熱による感光層の物理変化によって画
像を形成しているので、光反応による画像形成に比べて
画像形成に必要なレーザー露光強度が高く、エネルギー
コスト、装置の小型化等の観点から、より光熱変換効率
の高い感光材料が求められている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、感度
の高いポジ型感光性組成物及びそれを用いた感光性平版
印刷版を提供することにある。また、本発明の別の目的
は、現像ラチチュード、つまり感度とアルカリ現像後の
未露光部の残膜率とが共に優れた感光性平版印刷版を提
供することにある。また、本発明の別の目的は、上記感
光性平版印刷版に適したも製版方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、鋭意検討
した結果、感光層中の光熱変換物質につき特定の化合物
を用いた場合に、感度が高く現像ラチチュードに優れる
ことを見出し本発明に到達した。
【0007】即ち、本発明の要旨は、下記一般式(I)
で表される化合物、及びアルカリ可溶性樹脂を含有する
ポジ型感光性組成物に存する。
【0008】
【化3】 (式(I)中、Y1及びY2は各々独立して硫黄原子、酸
素原子、ジアルキルメチレン基を表し、A1、A2は各々
独立して置換基を有していても良いベンゼン環または置
換基を有していても良いナフタレン環を表し、R1及び
2は各々独立して置換基を有していても良いアルキル
基、置換基を有していても良いアリール基または置換基
を有していても良いアラルキル基を表す。L1は置換基
を有してもよいヘプタメチン鎖を表し、Qは酸素原子ま
たは硫黄原子を表し、Zは置換基を有していても良いテ
トラゾール基を表す。また、X-は対アニオンを表
す。)
【0009】本発明の別の要旨は、支持体上に上記感光
性組成物を塗設してなる感光性平版印刷版に存する。ま
た、本発明の別の要旨は、上記感光性平版印刷版を波長
800〜1100nmのレーザー光により露光し、アル
カリ現像液にて現像する画像形成方法に存する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のポジ型感光性組成物は、
必須成分として光熱変換物質とアルカリ可溶性樹脂を含
有し、これに必要に応じて、溶解抑止剤、架橋剤、その
他の添加剤を含有することができる。本発明の感光性組
成物は、画像形成材料に好適に用いられ、なかでもポジ
型感光性平版印刷版に好適に用いられる。
【0011】本発明に使用する感光性組成物層を設ける
支持体としては、アルミニウム、亜鉛、鋼、銅等の金属
板、並びにクロム、亜鉛、銅、ニッケル、アルミニウ
ム、鉄等がメッキ又は蒸着された金属板、紙、プラスチ
ックフィルム及びガラス板、樹脂が塗布された紙、アル
ミニウム等の金属箔が張られた紙、親水化処理したプラ
スチックフィルム等のシート等が挙げられる。このうち
好ましいのはアルミニウム板である。本発明の感光性平
版印刷版の支持体としては、塩酸または硝酸溶液中での
電解エッチングまたはブラシ研磨による砂目立て処理、
硫酸溶媒中での陽極酸化処理および必要に応じて封孔処
理等の表面処理が施されているアルミニウム板を用いる
ことがより好ましい。
【0012】支持体表面の粗面度に関しては、一般的
に、表面粗さRaの値で示される。これは表面粗度計を
用いて測定することができる。本発明において用いられ
る支持体としてはその平均粗さRaとして0.3〜1.
0μmのアルミニウム板が好ましく、更に、0.4〜
0.8μmのものがより好ましい。本支持体は必要に応
じ、更に有機酸化合物による表面処理を施して用いるこ
とができる。
【0013】本発明のポジ型感光性組成物に用いられる
光熱変換物質について述べる。本発明に用いられる光熱
変換物質は、下記一般式(I)で表される化合物であっ
て、波長域800〜1100nmの光、好ましくはレー
ザー光を吸収し、熱に変換し得る化合物である。
【0014】
【化4】
【0015】(式(I)中、Y1及びY2は各々独立して
硫黄原子、酸素原子、ジアルキルメチレン基を表し、A
1、A2は各々独立して置換基を有していても良いベンゼ
ン環または置換基を有していても良いナフタレン環を表
し、R1及びR2は各々独立して置換基を有していても良
いアルキル基、置換基を有していても良いアリール基ま
たは置換基を有していても良いアラルキル基を表す。L
1は置換基を有してもよいヘプタメチン鎖を表し、Qは
酸素原子または硫黄原子を表し、Zは置換基を有してい
ても良いテトラゾール基を表す。また、X-は対アニオ
ンを表す。)
【0016】式(I)中、Y1及びY2は各々独立して硫
黄原子、酸素原子、ジアルキルメチレン基を表すが、こ
れらのうち、硫黄原子又はジメチルメチレン基が好まし
い。また、A1、A2は各々独立して置換基を有していて
も良いベンゼン環または置換基を有していても良いナフ
タレン環を表すが、これらのうち無置換のナフタレン環
または無置換のベンゼン環が好ましく、無置換のベンゼ
ン環が更に好ましい。L1は置換基を有してもよいヘプ
タメチン鎖を表すが、L1は、7個あるメチンのいずれ
かに、置換基[−Q−Z]を有するものである。ヘプタメ
チン鎖上の[−Q−Z]以外の置換基としては、アルキル
基、アリール基、アラルキル基が好ましく、これらの置
換基は1乃至4個あってもよい。中でもアルキル基を2
個有することが好ましく、更には、該2個のアルキル基
が互いに結合し、シクロペンテン環、シクロヘキセン
環、シクロヘプテン環から選ばれる環状構造をとってい
るものが好ましい。
【0017】R1及びR2は各々独立して置換基を有して
いても良いアルキル基、置換基を有していても良いアリ
ール基または置換基を有していても良いアラルキル基を
表すまた、X-は対アニオンを表すが、これらのうち、
好ましくはアルキル基であり、更に好ましくはメチル基
である。対アニオンとしては例えば、Cl-、Br-、I
-、ClO4 -、PF6 -、SbF6 -、BF4 -、BCl4 -
の無機酸アニオン、ベンゼンスルホン酸、トルエンスル
ホン酸、酢酸等の有機酸アニオン、有機硼素酸アニオン
を挙げることができる。これらのうち、Cl-、ClO4
-、BF4 -が好ましく、Cl-が更に好ましい。式(I)
で表される化合物のうち、特に好ましいのは下記一般式
(II)で表される化合物である。
【0018】
【化5】
【0019】(式(II)中、Qは酸素原子または硫黄
原子を表し、R1及びR2は各々独立してアルキル基を表
し、R3はアルキル基、アリール基、またはアラルキル
基を表す。nは0、1、2のいずれかを表す。また、X
-は対アニオンを表す。) 式(II)中、Qは酸素原子または硫黄原子を表すが、
好ましくは硫黄原子である。また、R1はアルキル基、
アリール基、またはアラルキル基を表すが、好ましくは
アリール基であり、更に好ましくはフェニル基である。
また、0、1、2のいずれかを表が好ましくはn=1で
ある。
【0020】上記の熱変換物質の本発明のポジ型感光性
組成物中における含有割合は、重量比で通常0.5〜3
0%、好ましくは1〜20%,更に好ましくは2〜10
%、特に3〜10%である。特に、後述の界面活性剤と
の組み合わせにおいては、光熱変換物質の含有量を比較
的高くすることが可能であり、その結果、感度、現像ラ
チチュードが特に改善される点で好ましい。
【0021】次に、本発明のポジ型感光性組成物に用い
られる第2成分であるアルカリ可溶性樹脂(以下、高分
子または樹脂と称することがある)について説明する。
該アルカリ可溶性樹脂は、基本的には、上記の光熱変換
物質との組み合せに於て、露光部と未露光部が主として
化学変化以外の変化によって、アルカリ現像液に対する
溶解性に差を生じうる高分子であり、当然該高分子自体
が、主として化学変化以外の変化によって、アルカリ現
像液に対する溶解性が変化する高分子化合物である場合
を含む。このような高分子としては、ノボラック樹脂、
レゾール樹脂、ポリビニルフェノール樹脂、アクリル酸
誘導体の共重合体等のアルカリ可溶性樹脂等が挙げられ
るが、これらのうちノボラック樹脂を含有するのが好ま
しい。
【0022】ノボラック樹脂としては、フェノール、m
−クレゾール、o−クレゾール、p−クレゾール、2,
5−キシレノール、3,5−キシレノール、レゾルシ
ン、ピロガロール、ビスフェノール、ビスフェノール−
A、トリスフェノール、o−エチルフェノール、m−エ
チルフェノール、p−エチルフェノール、プロピルフェ
ノール、n−ブチルフェノール、t−ブチルフェノー
ル、1−ナフトール、2−ナフトール等の芳香族炭化水
素類の少なくとも1種を酸性触媒下、ホルムアルデヒ
ド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ベンズ
アルデヒド、フルフラール等のアルデヒド類及び、アセ
トン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンな
どのケトン類から選ばれた少なくとも1種のアルデヒド
類又はケトン類と重縮合させたものが挙げられる。
【0023】ホルムアルデヒド及びアセトアルデヒドの
代わりに、それぞれパラホルムアルデヒド及びパラアル
デヒドを使用してもよい。ノボラック樹脂のゲルパーミ
ュエーションクロマトグラフィー(以下、GPCと略
す)測定によるポリスチレン換算重量平均分子量(以
下、GPC測定による重量平均分子量をMwと略す)
は、好ましくは1,000以上、更に好ましくは1,5
00以上、また好ましくは15,000以下、更に好ま
しくは10,000以下のものが用いられる。
【0024】ノボラック樹脂の芳香族炭化水素類として
は、より好ましくは、フェノール、o−クレゾール、m
−クレゾール、p−クレゾール、2,5−キシレノー
ル、及び3,5−キシレノール、レゾルシンから選ばれ
る少なくとも1種のフェノール類をホルムアルデヒド、
アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒドなどのアルデ
ヒド類の中から選ばれる少なくとも1種と重縮合したノ
ボラック樹脂が挙げられる。
【0025】中でも、m−クレゾール:p−クレゾー
ル:2,5−キシレノール:3,5−キシレノール:レ
ゾルシンの混合割合がモル比で40〜100:0〜5
0:0〜20:0〜20:0〜20のフェノール類また
は、フェノール:m−クレゾール:p−クレゾールの混
合割合がモル比で1〜100:0〜70:0〜60のフ
ェノール類とアルデヒド類との重縮合物であるノボラッ
ク樹脂が好ましい。アルデヒド類の中でも、特にホルム
アルデヒドが好ましい。尚、後述する如く、本発明の感
光性組成物は、更に溶解抑止剤を含んでいても良く、そ
の場合、m−クレゾール:p−クレゾール:2,5−キ
シレノール:3,5−キシレノール:レゾルシンの混合
割合がモル比で70〜100:0〜30:0〜20:0
〜20のフェノール類または、フェノール:m−クレゾ
ール:p−クレゾールの混合割合がモル比で10〜10
0:0〜60:0〜40のフェノール類とアルデヒド類
との重縮合物であるノボラック樹脂が好ましい。
【0026】ノボラック樹脂以外の樹脂としては、例え
ば特開2000−105454号公報に記載のアルカリ
可溶性樹脂等が挙げられる。これらの樹脂は、単独でも
混合して用いても良い。上述の樹脂のうち、特に、ノボ
ラック樹脂を含有するのが感度・現像ラチチュードの点
で好ましい。ポジ型感光性組成物中におけるこれら樹脂
の含有割合は重量比で好ましくは50%〜99%であ
り、より好ましくは60%〜99%、特に好ましくは7
0〜98%である。
【0027】本発明のポジ型感光性組成物層中には、感
光性組成物のアルカリ現像液に対する溶解性を減少させ
る性質を有する溶解抑止剤を含有することができる。本
発明に用いられる溶解抑止剤としては、特開平10−2
68512号公報、特開平11−288089号公報等
に記載のスルホン酸エステル、リン酸エステル、芳香族
カルボン酸エステル、芳香族ジスルホン、カルボン酸無
水物、芳香族ケトン、芳香族アルデヒド、芳香族アミン
および芳香族エーテル化合物、トリアリールメタン骨格
を有する化合物を挙げることができる。また、特開平1
1−190903号公報等に記載のラクトン骨格、N,
N−ジアリールアミド骨格、ジアリールメチルイミノ骨
格を有する酸発色性色素、ラクトン骨格、チオラクトン
骨格、スルホラクトン骨格を有する塩基発色色素も挙げ
ることができる。
【0028】又、本発明の感光層中には、熱の作用によ
りアルカリ可溶性樹脂を架橋し得る作用を有する化合物
(以下、熱架橋性化合物と略すことがある)を含有して
いても良い。熱架橋化合物を感光層中に含有させた場合
には、露光後に後加熱処理を行うことによって、アルカ
リ可溶性樹脂を架橋することができ、その結果、耐薬品
性、耐刷性を向上させることができる。かかる熱架橋性
化合物としては、通常150℃〜300℃に加熱するこ
とによりアルカリ可溶性樹脂を架橋しうる化合物が挙げ
られる。
【0029】熱架橋性化合物としては、熱架橋性を有す
る含窒素化合物が挙げられ、好ましくは、アミノ基を含
有する化合物であり、より具体的には例えば、官能基と
してメチロール基、それのアルコール縮合変性したアル
コキシメチル基、その他、アセトキシメチル基等を少な
くとも二個有するアミノ化合物が挙げられる。アミノ基
を有する化合物の中でも、構造中に複素環構造、特に含
窒素複素環構造を有するのが好ましく、メラミン骨格を
有する化合物が好ましい。具体的は、例えば、かかる熱
架橋性化合物としては、特開平11−202481号公
報に記載の熱架橋性化合物等が挙げられる。
【0030】次に本発明に用いられる感光層中には、必
要に応じて界面活性剤を含むことができる。本発明の感
光性組成物中に配合される界面活性剤としては、アニオ
ン性、カチオン性、非イオン性等のいずれも可能である
が、特に好ましいものとしては非イオン性界面活性剤が
挙げられ、エーテル型、エステル型、アミノエーテル
型、エーテルエステル型、アルカノールアミド型のもの
等が挙げられる。具体的にはポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテ
ル、ポリオキシエチレン誘導体、オキシエチレン/オキ
シプロピレンブロックコポリマー、ポリエチレングリコ
ール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレンソルビトール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンアルキルアミン、アルキルアルカノール
アミド、ポリオキシエチレンアルキルアミノエーテル、
ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ポリエチレング
リコール、ポリオキシプロピレンポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピ
レンエーテル誘導体、ポリオキシプロピレングリセリル
エーテル、メトキシポリエチレングリコール、グリセロ
ールボレイト脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアル
キルアミン、ポリオキシエチレングリセロールボレイト
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸アルカノー
ルアミド、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレン
グリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビ
ット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンフィトステロ
ール、ポリオキシエチレンフィトスタノール、ポリオキ
シエチレン植物油、ポリオキシエチレンラノリン、ポリ
オキシエチレンラノリンアルコール、ポリオキシエチレ
ンミツロウ誘導体、ポリオキシエチレンアルキルフェニ
ルホルムアルデヒド縮合物が挙げられる。なかでも好ま
しいものとしては、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレン/ポリオキシプロピレンブロックポリ
マー、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリエ
チレングリコール、ポリオキシエチレングリセリン脂肪
酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、
グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、プロピレン
グリコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エス
テルが挙げられる。
【0031】より好ましいものはポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリ
コール、ポリエチレングリコール脂肪酸エステルであ
り、特にポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステ
ル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステルであるのが
好ましい。
【0032】なお、本発明の感光性組成物は、その性能
を損なわない範囲で種々の添加剤、例えば染料、顔料、
塗布性改良剤、現像改良剤、密着性改良剤、感度改良
剤、感脂化剤等を含有することも可能である。又、発色
の原因がカチオンまたはアニオンの非極在化によるイオ
ン性色素を含むことも可能であり、具体的にはシアニン
色素、アズレニウム色素、スクアリウム色素、クロコニ
ウム色素、ジフェニルメタン色素、トリフェニルメタン
色素、オキサジン色素、アジン色素、ピリリウム色素、
チオピリウム色素、ピオローゲン色素、キサンテン色
素、ローダシアニン色素、スチリル色素等が挙げられ
る。尚、かかるイオン性色素としては、光熱変換物質と
して使用されうる色素とは区別されるものであり吸収極
大(λmax)が700nm以下にある色素である。これ
らのうち好ましいものはその構造中にトリフェニルメチ
ル基を部分構造として有するトリフェニルメタン色素で
あり、具体的にはC.I.No.で表わすと、C.I.
BasicViolt3、C.I.BasicBlue
5、C.I.BasicGreen1、C.I.Bas
icBlue26、C.I.AcidBlue1、C.
I.solventBlue2、C.I.BasicB
lue7等が挙げられ、東京化成(株)製クリスタルバ
イオレット、住友化学(株)製Primocyanin
eBxconc.、保土谷化学(株)製AizenDi
amondGreenGH、AizenVictori
aBlueBH、AizenBrilliantAci
dPureBlueVH、アイゼンビクトリアピアブル
ーBOH、BASF製VictoriaBlue4RB
ase等が挙げられる。
【0033】本発明の感光性組成物は、波長800〜1
100nmのレーザー光によって露光され、画像を形成
する目的に用いるのが効果的である。従って、紫外光に
実質的に感光したり、紫外光の照射によって感光性組成
物が化学変化を起こさないよう、上述の各成分を選択し
て配合するのが好ましい。特に、従来のポジ型感光性組
成物に頻繁に用いられているo−キノンジアジド化合物
は含まれていないのがよい。更に、セーフライト性の観
点から、本発明の感光性組成物は500nm以下の波長
の可視光にも実質的に感光しないものが好ましい。
【0034】本発明に使用する感光性組成物を支持体表
面に設ける際に用いる塗布方法としては、従来公知の方
法、例えば、回転塗布、ワイヤーバー塗布、ディップ塗
布、エアーナイフ塗布、ロール塗布、ブレード塗布及び
カーテン塗布等を用いることが可能である。感光層の膜
厚は、1〜3μm、重量膜厚で13〜30mg/dm2
が好ましく、更に好ましくは1〜2μm、16〜28m
g/dm2が好ましい。
【0035】上述の様にして得られたのポジ型感光性平
版印刷版は、レーザー光によって画像露光した後、アル
カリ現像液で現像してポジ画像を形成する。ここで、ポ
ジ型感光性平版印刷版を画像露光する光源としては、好
ましくはレーザー光であり、特に、波長域800〜11
00nmの範囲の近赤外レーザー光線を発生する光源が
好ましく、例えば、ルビーレーザー、YAGレーザー、
半導体レーザー、LED等の固体レーザーを挙げること
ができ、特に、小型で長寿命な半導体レーザーやYAG
レーザーが好ましい。
【0036】尚、レーザー光源は、通常、レンズにより
集光された高強度の光線(ビーム)として感光性組成物
層表面を走査するが、それに感応する本発明での感光性
組成物層の感度特性(mJ/cm2)は受光するレーザ
ービームの光強度(mJ/s・cm2)に依存すること
がある。ここで、レーザービームの光強度は、光パワー
メーターにより測定したレーザービームの単位時間当た
りのエネルギー量(mJ/s)を感光性組成物層表面に
おけるレーザービームの照射面積(cm2)で除するこ
とにより求めることができる。レーザービームの照射面
積は、通常、レーザーピーク強度の1/e2強度を越え
る部分の面積で定義されるが、簡易的には相反則を示す
感光性組成物を感光させて測定することもできる。
【0037】本発明の感光性平版印刷版の露光にあたっ
ては、光源の光強度として、2.0×106 mJ/s・
cm2以上とすることが好ましく、1.0×107mJ/
s・cm2以上とすることが特に好ましい。光強度が前
記範囲であれば、本発明でのポジ型感光性組成物層の感
度特性を向上させ得、走査露光時間を短くすることがで
き実用的に大きな利点となる。
【0038】次に、本発明の感光性平版印刷版の現像に
用いられる現像液としては、例えば、珪酸ナトリウム、
珪酸カリウム、珪酸リチウム、珪酸アンモニウム、メタ
珪酸ナトリウム、メタ珪酸カリウム、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、炭酸ナトリウ
ム、重炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、第二燐酸ナトリ
ウム、第三燐酸ナトリウム、第二燐酸アンモニウム、第
三燐酸アンモニウム、硼酸ナトリウム、硼酸カリウム、
硼酸アンモニウム等の無機アルカリ塩、モノメチルアミ
ン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、モノエチルア
ミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、モノイソプ
ロピルアミン、ジイソプロピルアミン、モノブチルアミ
ン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、ジイ
ソプロパノールアミン等の有機アミン化合物の0.1〜
5重量%程度の水溶液からなるアルカリ現像液が用いら
れる。
【0039】以上の中で、現像液としては、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等のアルカリ
金属の水酸化物、及び、珪酸ナトリウム、珪酸カリウ
ム、珪酸リチウム等のアルカリ金属の珪酸塩を含有する
アルカリ現像液が好ましい。
【0040】又、現像液としては、そのアルカリ金属の
珪酸塩が、二酸化珪素としての含有量で0.5〜10重
量%であり、且つ、アルカリ金属のモル濃度(〔M〕)
に対する二酸化珪素のモル濃度(〔SiO2 〕)の比
(〔SiO2 〕/〔M〕)が0.1〜1.5であるのが
好ましく、二酸化珪素としての含有量で1〜8重量%で
あり、且つ、アルカリ金属のモル濃度に対する二酸化珪
素のモル濃度の比で0.3〜1であるのが特に好まし
い。
【0041】アルカリ金属の珪酸塩の二酸化珪素として
の含有量が前記範囲未満、及び、アルカリ金属のモル濃
度に対する二酸化珪素のモル濃度の比が前記範囲未満で
は、経時により、及び、現像処理数の増加に伴って、現
像液中にアルカリ金属塩の析出が発生し易い傾向とな
り、一方、アルカリ金属の珪酸塩の二酸化珪素としての
含有量が前記範囲超過、及び、アルカリ金属のモル濃度
に対する二酸化珪素のモル濃度の比が前記範囲超過で
は、非画像部の溶解性が低下してその抜け性が不十分と
なる傾向となる。尚、現像液のpHは、非画像部の抜け
性の面から、12.0〜14.0であるのが好ましい。
【0042】
【実施例】[実施例1]以下、本発明を実施例により更に
具体的に説明するが、本発明はその要旨を越えない限
り、以下の実施例に限定されるものではない。 実施例1〜3、比較例1 アルミニウム板(厚さ0.24mm)を、5重量%の水
酸化ナトリウム水溶液中で60℃で1分間脱脂処理を行
った後、0.5モル/リットルの濃度の塩酸水溶液中
で、温度28℃、電流密度60A/dm2、処理時間4
0秒の条件で電解エッチング処理を行った。次いで水洗
後、4重量%の水酸化ナトリウム水溶液中で60℃、1
2秒間のデスマット処理を施し、水洗後、20重量%硫
酸溶液中で、温度20℃、電流密度3.5A/dm2
処理時間1分の条件で陽極酸化処理を行った。更に、8
0℃の熱水で20秒間熱水封孔処理を行い、水洗、乾燥
して平版印刷版支持体用のアルミニウム板を作製した。
表面粗度計(小坂研究所社製「SE−3DH」)による
この板表面の平均粗さRa は0.6μmであった。
【0043】得られたアルミニウム板支持体表面に、下
記の組成を有する塗布液を、ワイヤーバーを用いて塗布
し、100℃で1分間乾燥させた後、55℃で16時間
の後加熱処理を施すことにより、乾燥膜厚が2.5g/
2のポジ型感光性組成物の層を有するポジ型感光性平
版印刷版を作製した。
【0044】
【表1】 光熱変換物質:下記のシアニン色素(a) 10重量部 ノボラック樹脂:フェノール/m−クレゾール/p−クレゾール=20/50/ 30(モル比)の混合フェノール類をホルムアルデヒドで重縮 合した樹脂(重量平均分子量7,000) 100重量部 溶解抑止剤:ラクトン骨格を有する下記構造の酸発色性色素(b) 10重量部 溶剤:メチルセロソルブ 900重量部
【0045】
【化6】
【0046】上記のポジ型感光性平版印刷版につき、波
長830nmの半導体レーザーを光源とする露光装置
(クレオ社製、「Trend Setter 3244
T」)を用いて、各種の露光エネルギーで200線、1
〜99%の網点画像を画像露光し、次いでアルカリ現像
液(富士写真フイルム社製「DP−4」の10倍希釈
液)を用いて28℃で現像を行い、1〜99%の網点を
再現させた印刷版を作成した。その時の感度を、3%の
網点画像を再現する露光量として求めたところ183m
J/cm2であった。
【0047】[比較例1]実施例1において、光熱変換物
質として上記(a)の化合物に代えて下記(c)の化合
物10重量部を用いた以外は、実施例1と同様にしてポ
ジ型感光性平版印刷版を作成し、実施例1と同様に露光
/現像を行ったが、感光性組成物層中に色素の結晶粒子
による欠陥がみられ、実用に耐えうる平版印刷版ではな
かった。
【0048】
【化7】
【0049】
【発明の効果】本発明により、感度が高く、現像ラチチ
ュードが大きい、ポジ型感光性組成物及びポジ型感光性
平版印刷版を提供することができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光熱変換物質及びアルカリ可溶性樹脂を
    含有するポジ型感光性組成物において、光熱変換物質
    が、下記一般式(I)で表される化合物を含むポジ型観
    光性組成物。 【化1】 (式(I)中、Y1及びY2は各々独立して硫黄原子、酸
    素原子、ジアルキルメチレン基を表し、A1、A2は各々
    独立して置換基を有していても良いベンゼン環または置
    換基を有していても良いナフタレン環を表し、R1及び
    2は各々独立して置換基を有していても良いアルキル
    基、置換基を有していても良いアリール基または置換基
    を有していても良いアラルキル基を表す。L1は置換基
    を有してもよいヘプタメチン鎖を表し、Qは酸素原子ま
    たは硫黄原子を表し、Zは置換基を有していても良いテ
    トラゾール基を表す。また、X-は対アニオンを表
    す。)
  2. 【請求項2】 光熱変換物質が下記一般式(II)で表
    される化合物を含む請求項1に記載のポジ型感光性組成
    物。 【化2】 (式(II)中、Qは酸素原子または硫黄原子を表し、
    1及びR2は各々独立してアルキル基を表し、R3はア
    ルキル基、アリール基、またはアラルキル基を表す。n
    は0、1、2のいずれかを表す。また、X-は対アニオ
    ンを表す。)
  3. 【請求項3】 感光性組成物が、実質的に紫外光に感光
    しないものである請求項1又は2に記載のポジ型感光性
    組成物。
  4. 【請求項4】 支持体上に、請求項1乃至3のいすれか
    に記載の感光性組成物を塗設してなる感光性平版印刷
    版。
  5. 【請求項5】 請求項4のポジ型感光性平版印刷版を波
    長800〜1100nmのレーザー光により露光し、ア
    ルカリ現像液にて現像するポジ型感光性平版印刷版の製
    版方法。
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