JP2002189156A - 分岐コード - Google Patents

分岐コード

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JP2002189156A
JP2002189156A JP2000387173A JP2000387173A JP2002189156A JP 2002189156 A JP2002189156 A JP 2002189156A JP 2000387173 A JP2000387173 A JP 2000387173A JP 2000387173 A JP2000387173 A JP 2000387173A JP 2002189156 A JP2002189156 A JP 2002189156A
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JP
Japan
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optical fiber
cord
tape
branch
cords
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2000387173A
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English (en)
Inventor
Etsuo Ino
悦男 井野
Katsuyoshi Ishida
克義 石田
Ryoji Suzuki
亮二 鈴木
Takeshi Shimomichi
毅 下道
Keiji Ohashi
圭二 大橋
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所内配線の高密度化に適した、多心の光ファ
イバテープ心線と単身の光ファイバコードとの接続に用
いられる分岐コードにおいて、細径化および省スペース
化をはかり、その接続性と、取り扱い性を向上させる。 【解決手段】 複数本の光ファイバコード15,15…
が平行に並べられ、その一端部が一括被覆されてテープ
状のコードテープ部16とされ、このコードテープ部1
6の該一端部から光ファイバ素線1,1…が口出しさ
れ、この口出しされた複数本の光ファイバ素線1,1…
が光ファイバテープコード8に接続された分岐コード5
1を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所内配線の高密度
化に適した多心の光ファイバテープコードと光ファイバ
コードとの接続に用いられる分岐コードに関する。詳し
くは、分岐コードを小型化し、また配線作業を容易にし
たものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の分岐コードの一例を示し
たものである。この分岐コード50は、8心の光ファイ
バテープコード8に、外径1.7mmの光ファイバコー
ド5,5…が8本接続され、その接続部分が接続補強部
9により補強されてなるものである。
【0003】図4は、上記光ファイバテープコード8の
一例を示したものである。この光ファイバテープコード
8は、外径0.25mmの光ファイバ素線1’,1’…
が8本平行に並べられ、これらの周上にアラミド繊維か
らなる抗張力体6が縦添えされて、テープ化層7にて被
覆、一体化されてなるものである。
【0004】図5は、上記光ファイバコード5の一例を
示したものである。この光ファイバコード5は、外径
0.25mmの光ファイバ素線1上に、紫外線硬化型樹
脂からなる被覆層2が形成され、この被覆層2上にアラ
ミド繊維からなる抗張力体3が縦添えされ、その周上に
最外層4が形成されてなるもので、外径が1.7mmの
ものである。
【0005】分岐コード50においては、光ファイバコ
ード5,5…の一端部は、光ファイバテープコード8に
接続され、他端の各端末には、コネクタ10,10…が
取り付けられ、単心の光ファイバコードと接続される。
【0006】これら8本の光ファイバコード5,5…
と、光ファイバテープコード8との接続は、光ファイバ
テープコード8から口出しされた光ファイバ素線1’,
1’…と、光ファイバコード5,5…から口出しされた
光ファイバ素線1,1…とを融着することによってなさ
れる。そして、この融着接続部分は集束されて接続補強
部9内に収められている。この例において接続補強部9
は、塩化ビニルからなる外径1.5cm、長さ7cmの
円筒状となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、所内
光配線の増加から、所内配線の高密度化が求められてお
り、そのため分岐コードにも小型化、省スペース化が必
要とされている。しかしながら、上述のような分岐コー
ド50においては、ジャンパ線となる光ファイバコード
5の外径は1.7mmと大きい。さらに、接続補強部9
においては、この光ファイバコード5が複数本束ねられ
てその内部に収められているために、その外径が大きく
なってしまう。よって、分岐コード50の外径が大き
く、その小型化が困難であり、配線架において、その占
有スペースが大きくなってしまうという問題があった。
また、上記光ファイバコード5がジャンパ線としては必
要以上に長くなってしまうために、配線途中でジャンパ
線が絡んでしまうといった配線作業上の問題もあった。
【0008】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、所内配線の高密度化に対応して小型
化および省スペース化され、また、配線作業の容易な分
岐コードを得ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題は、複数本の光
ファイバコードが平行に並べられ、その一端部が一括被
覆されてテープ状のコードテープ部とされ、このコード
テープ部の該一端部から各光ファイバ素線が口出しさ
れ、この口出しされた複数本の光ファイバ素線が光ファ
イバテープコードに接続された分岐コードによって解決
される。このとき、上記複数本の光ファイバ素線と光フ
ァイバテープコードとの接続部分が補強されていること
が望ましい。また、上記複数本の光ファイバコードの他
端部の各端末には、コネクタが取り付けられていること
が望ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳しく説明
する。図1は、本発明の分岐コードの一例を示したもの
である。この分岐コード51は、光ファイバコード15
が複数本平行に並べられ、その一端部が、テープ化層1
4により一括被覆されてテープ状のコードテープ部16
とされ、このコードテープ部16の該一端部から各光フ
ァイバ素線1が口出しされ、この口出しされた複数本の
光ファイバ素線1,1…が光ファイバテープコード8に
接続されたものである。そして、この接続部分は補強部
19により補強されており、光ファイバコード15,1
5…の他端部の各端末には、コネクタ20,20…が取
り付けられているものである。
【0011】上記光ファイバコード15としては、図2
に示すような構造の光ファイバコード15等が好適に用
いられる。この光ファイバコード15は、光ファイバ素
線11の周上に、紫外線硬化型樹脂により一体化された
ガラス繊維層12が形成され、このガラス繊維層12の
周上に紫外線硬化型樹脂からなる最外層13が形成され
てなるタイト構造のものである。この例の光ファイバコ
ード15の外径は0.9mmである。このような細径の
光ファイバコード15であれば、コードテープ部16を
細幅化することができ、分岐コード51も小型化するこ
とができる。
【0012】テープ化層14は、紫外線硬化型樹脂等か
らなるもので、光ファイバコード15,15…を、整列
集合状態で一体化するものである。このテープ化層14
は、8本の光ファイバコード15,15…を固定できる
だけの被覆厚があればよく、その被覆厚さは20〜10
0μmの範囲とされる。また、その幅は、集合される光
ファイバコード15,15…の外径の合計とほぼ一致さ
れ、その長さは、それぞれ他の配線との接続の状況によ
り適宜調節される。
【0013】コードテープ部16と光ファイバテープコ
ード8との接続は、それぞれから光ファイバ素線1,1
…、光ファイバ素線11,11…を口出しし、これらを
融着することによって容易になされる。分岐コード51
においては、一端部が光ファイバテープコード8となっ
ているので、他の光ファイバコードとの接続が容易であ
る。
【0014】コードテープ部16と光ファイバテープコ
ード8との接続部分は、補強部19によって補強されて
いる。補強部19は、例えば、接続部分をアクリル系等
の接着テープとアルミニウムテープ等の補強用テープを
巻いて被覆する方法、接続部分を熱硬化性樹脂や紫外線
硬化型樹脂等の樹脂により被覆する方法、接続部分をア
ルミニウム等からなる補強板にアクリル等の接着剤ある
いは熱硬化性樹脂により固定する方法、接続部分をポリ
エチレン等からなるチューブ内に収容し、エポキシ樹脂
等の樹脂を該チューブ内に充填する方法等により形成さ
れる。
【0015】この補強部19は、光ファイバテープコー
ド8と光ファイバコード15との融着接続部分を全て被
覆すると共に、光ファイバテープコード8の口出し端部
8A、ジャンパ線16端部の口出し端部16Aまでを被
覆し補強する。このように補強すれば、配線作業時等
に、補強部19内の光ファイバ素線1,1…が挫屈する
ことがない。
【0016】このように補強部19は、光ファイバテー
プコード8とコードテープ部16との接続部分を被覆す
るものであるので、薄い板状に構成することができる。
また、コードテープ部16は細幅であるので、これを被
覆する補強部も小型とすることができる。この補強部1
9の大きさとしては、その長さは50〜80mm程度と
され、その幅は8〜20mm程度、その厚さは1〜3m
m程度とされる。このような補強部19であれば、従来
のもののように、複数の外径の大きい光ファイバコード
15を集束して収容する必要がないので、従来の分岐コ
ード50の接続補強部9よりも格段に小さく構成するこ
とができる。これにより分岐コード51も小型化するこ
とができる。
【0017】光ファイバコード15,15の他端の各端
末にはコネクタ20が取り付けられている。光ファイバ
コード15,15…は、それぞれの配線に必要な長さだ
けを用いて、分岐コード51を形成できるので、分岐コ
ード51においては、配線途中に光ファイバコード1
5,15…が絡むということがなく、配線作業を容易に
行うことができる。また、光ファイバコード15,15
…は、上述のように細径のものであり一端部がテープ化
されたものであるので、取り扱い性もよく、配線作業が
容易に行える。
【0018】このような構造の分岐コード51において
は、細径の光ファイバコード15からなり、この光ファ
イバコード15の複数本が平行に並べられ、その一端部
が一括被覆されてテープ状のコードテープ部16とさ
れ、このコードテープ部16の該一端部から各光ファイ
バ素線1が口出しされ、この口出しされた複数本の光フ
ァイバ素線1,1…が光ファイバテープコード8に接続
されたものであるので、小型化および省スペース化が可
能であり、所内配線の高密度化に対応できるものであ
る。また、分岐コード51においては、光ファイバコー
ド15,15…の一端部は、テープ化層14により一体
化され、他端部は、接続に必要な長さ分だけ単心の光フ
ァイバコード15,15…とすることができるので、配
線作業中に絡むことがなく、配線を容易に行うことがで
きる。
【0019】また、上記複数本の光ファイバ素線1,1
…と光ファイバテープコード8との接続部分が補強され
ているので、挫屈することなく、強度の高いものとな
る。さらに、光ファイバコード15,15…の他端の各
端部にコネクタ20,20…が取り付けられているの
で、光ファイバコードなどとの接続が容易に行えるもの
である。
【0020】なお、この例においては、光ファイバテー
プコード8に8心のものを用い、接続する光ファイバコ
ード15を8本用いたが、これに限られるものではな
く、多心の光ファイバテープコード、およびこれに対応
した数の光ファイバコードの本数であればよい。また、
光ファイバコード15として、図2に示す構造のものを
用いたが、これに限定されるものではなく、細径の光フ
ァイバコードであればどのようなものでもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数本の
光ファイバコードが平行に並べられ、その一端部が一括
被覆されてテープ状のコードテープ部とされ、このコー
ドテープ部の該一端部から各光ファイバ素線が口出しさ
れ、この口出しされた複数本の光ファイバ素線が光ファ
イバテープコードに接続された分岐コードであるので、
小型化および省スペース化が実現でき、所内配線の高密
度化に対応することができる。また、本発明の分岐コー
ドによれば、配線作業時に分岐コードが絡むことなく、
容易に配線を行えるものであるので、配線の作業効率を
向上させることができる。
【0022】さらに、上記光ファイバコードの一端部と
光ファイバテープコードとの接続部分が、補強されたも
のであれば、挫屈することのない良好な分岐コードとな
る。また、光ファイバコードの他端の各端部が、コネコ
タが取り付けられたものであれば、単心の光ファイバコ
ードとの接続を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の分岐コードの一例を示した概略図で
ある。
【図2】 本発明の分岐コードに用いられる光ファイバ
コードの一例を示した断面図である。
【図3】 従来の分岐コードの一例を示した概略図であ
る。
【図4】 分岐コードに用いられる光ファイバテープコ
ードの一例を示した断面図である。
【図5】 従来の分岐コードに用いられる光ファイバコ
ードの一例を示したものである。
【符号の説明】
1、11・・・光ファイバ素線、 12・・・ガラ
ス繊維層 13・・・最外層、 14・・・テー
プ化層 15・・・光ファイバコード、 16・・・コー
ドテープ部 19・・・補強部、 20・・・コネ
クタ 51・・・分岐コード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 亮二 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 (72)発明者 下道 毅 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 (72)発明者 大橋 圭二 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 Fターム(参考) 2H001 BB27 DD21 2H036 PA01 QA00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の光ファイバコードが平行に並べ
    られ、その一端部が一括被覆されてテープ状のコードテ
    ープ部とされ、このコードテープ部の該一端部から各光
    ファイバ素線が口出しされ、この口出しされた複数本の
    光ファイバ素線が光ファイバテープコードに接続された
    ことを特徴とする分岐コード。
  2. 【請求項2】 上記複数本の光ファイバ素線と光ファイ
    バテープコードとの接続部分が、補強されていることを
    特徴とする請求項1に記載の分岐コード。
  3. 【請求項3】 上記複数本の光ファイバコードの他端部
    の各端末には、コネクタが取り付けられていることを特
    徴とする請求項1または2のいずれかに記載の分岐コー
    ド。
JP2000387173A 2000-12-20 2000-12-20 分岐コード Withdrawn JP2002189156A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014126667A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Fujikura Ltd 分岐構造体、成端処理用キット及び光ファイバケーブルの成端方法
WO2020144935A1 (ja) * 2019-01-10 2020-07-16 Seiオプティフロンティア株式会社 ファンアウトコードおよびその製造方法

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080304