JP2002187200A - ジャバラホースの製造方法及び製造装置 - Google Patents

ジャバラホースの製造方法及び製造装置

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一二三 安松
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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    • B29L2031/703Bellows

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高精度内径のジャバラ部を有するジャバラホ
ースを、効率良く製造する。 【解決手段】 ジャバラ部を含むA部位とジャバラ部を
含まないB部位とを有する樹脂又は樹脂アロイのジャバ
ラホースを製造するに際し、外型3と中子型4とによる
射出成形によってA部位に未だジャバラ部が形成されな
いA部位前形状とB部位とを形成した中間品を得る第一
次成形手段と、外型のうちのA部位前形状を成形した前
形状外型をA部位を成形するA部位外型6に交換し、中
間品の内部に高圧空気をブローするブロー成形によって
A部位前形状をA部位に形成した完成品を得る第二次成
形手段とによって行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジャバラホースの
製造方法及びこの製造方法で製造されたジャバラホース
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ホースは内部に流体を通すためのもので
あり、通常、相手部材に接続されて使用される。自動車
においても、エアー系、燃料・オイル系、水系と数多く
のホースが使用されているが、従来は、これらホースは
殆どゴム製又は金属製のものであった。しかし、最近で
は、リサイクル化、軽量化、低コスト化が求められるよ
うになって来ており、素材もこれを可能にする樹脂又は
樹脂とゴムを始めとする他部材とのアロイに代わりつつ
ある。
【0003】ところで、自動車に用いられるホースで
は、これを通す個所はスペース的に限られている場合が
多いし、相手部材と素直に対面している場合も少ない。
加えて、絶えず振動等も加わる。このため、曲がり部を
形成して位置違いに対処する他、狭い個所を通してい
る。又、ジャバラ部を形成して可撓性や柔軟性を出して
振動等に対応している。表面に凹凸があるジャバラ部を
有するホースを樹脂又は樹脂アロイで製造するには一般
にブロー成形によっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ブロー成形は、中子型
を使用しないから、型構成は簡単になるが、外形が基準
になることから、内径の精度が出し難い欠点がある。ホ
ースの多くは相手部材に対して外嵌されて接続されるた
め、内径の精度が悪いと、接続が不完全であったり、シ
ールが不十分であったりする。このため、機械加工等を
して精度を出しているが、コストが高くなる。又、成形
品の両端の切断が必要になったり、冷却時間が長くなっ
たりする問題もある。
【0005】この点で、中子型と外型とを使用する射出
成形は、内外径とも精度は高くなるが、ジャバラ部を有
していると、その部分を中子型から抜き取るのが困難に
なる。このため、ジャバラ部と接続部分とをそれぞれ別
の成形方法で成形し、これらを接着や溶着或いは機械的
接合で一体化等をしているが、コストが高い上に機能も
不十分という問題があった。本発明は、このような課題
を解決するものであり、同一型装置で射出成形とブロー
成形の両方ができるようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題の下、本発明
は、請求項1に記載の、ジャバラ部を含むA部位とジャ
バラ部を含まないB部位とを有する樹脂又は樹脂アロイ
のジャバラホースの製造方法であり、この製造方法が、
外型と中子型とによる射出成形によってA部位に未だジ
ャバラ部が形成されないA部位前形状とB部位とを形成
した中間品を得る第一次成形手段と、外型のうちのA部
位前形状を成形した前形状外型をA部位を成形するA部
位外型に交換し、中間品の内部に高圧空気をブローする
ブロー成形によってA部位前形状をA部位に形成した完
成品を得る第二次成形手段とによるものであることを特
徴とするジャバラホースの製造方法を提供する。
【0007】本発明は、第一次成形手段は射出成形によ
り、第二次成形手段はブロー成形によったものである。
則ち、外型と中子型とによる第一次成形手段ではA部位
にジャバラ部が未だ形成されないA部位前形状とB部位
とが形成された中間品が得られ、次いで、外型のうちの
A部位前形状を成形した前形状外型をA部位外型に交換
し、中間品の内部に高圧空気をブローしてA部位前形状
をA部位に形成する第二次成形手段によって完成品が得
られる。これにより、中間品はA部位前形状及びB部位
共に射出成形による内径基準になって寸法精度は高い。
又、完成品におけるジャバラ部の形成はブロー成形によ
るものであるから、どのようなジャバラ形状でも容易に
成形できる。この場合において、型による成形装置は同
一のもので足りるとともに、中間品から完成品を得る過
程で中間品を動かす必要がないから、非常に効率的であ
る。
【0008】この場合、第一次成形手段と第二次成形手
段との間には前形状外型をA部位外型に変更する手段が
必要となるが、これを、請求項2に記載の、前形状外型
とA部位外型とを外型と分離して外型に対して移動でき
る移動型の異なる位置に形成し、第一次成形手段の後に
移動型及び外型を型開きした後、移動型を移動させて前
形状外型からA部位外型に変更し、その後に移動型及び
外型を移動させて型閉めするものによれば、第一次成形
手段で得られた中間品は中子型でその位置に留め置くこ
とができるから、中間品の位置変え等は必要でなく、効
率的である。
【0009】更に、請求項3に記載の、前形状外型とA
部位外型とを外型と分離して外型に対して移動できる移
動型の異なる位置に形成し、第一次成形手段の後に移動
型を型開きした後、移動型を移動させて前形状外型から
A部位に変更し、その後に移動型を移動させて型閉めす
るものによれば、第一次成形手段の後の外型の型開き、
型閉めは必要ないから、中間品の保持がより確実になる
とともに、移動構成が簡単になって型交換に要する時間
も短くなる。
【0010】この他、本発明によれば、請求項4に記載
の、ブロー成形によるA部位が所望の肉厚になるよう、
射出成形によるA部位前形状の肉厚を部分的に変えるよ
うなことも可能になる。一般に、ブロー成形は均一な肉
厚のパリソンを高圧空気で外型に押し付けるものである
から、ジャバラ部のような凹凸があるものでは、凸の部
分は延ばされて肉厚が薄くなる。そこで、凸になる部分
の肉厚を他の部分の肉厚よりも厚くなるようにしておく
と(射出形成によることでこれが可能になる)、プロー
成形されたジャバラ部の肉厚を均一に近いものにするよ
うなことも可能になる。
【0011】又、本発明は、以上の製造方法を具現する
ものとして、請求項6に記載の、ジャバラ部を含むA部
位とジャバラ部を含まないB部位とを有する樹脂又は樹
脂アロイのジャバラホースの製造装置であり、この製造
装置が、B部位の外郭を造形する外型と、外型に対して
移動可能に設けられ、A部位に未だジャバラ部が形成さ
れないA部位前形状の外郭を造形する前形状外型及びA
部位の外郭を造形するA部位外型とを異なる位置に形成
した移動型と、A部位前形状及びB部位の内郭を造形す
る中子型とを有するものであり、外型、前形状外型及び
中子型による成形は射出成形であり、A部位外型による
成形はブロー成形であることを特徴とするジャバラホー
スの製造装置を提供する。
【0012】更に、本発明は、以上の製造装置にいて、
請求項7に記載の外型及び移動型が型開きする割り型で
あり、移動型が外型に対して型開きする方向とは異なる
方向に移動するものである構成、請求項8に記載の、外
型及び移動型が型開きする割り型であり、移動型が外型
に対して型開きする方向及びそれとは異なる方向に移動
するものである構成を提供する。又、本発明は、以上の
機能を具備するブロー手段の具体的構成として、請求項
9に記載の、中子型の内部にブロー機構に連通されて移
動型内の中子型の外周に通ずるブロー路を形成する構成
を提供する。
【0013】加えて、本発明は、請求項11に記載の、
中子型のうちの移動型に対応する部分と移動型のうちの
前形状外型とが他の成形型よりも高温になるよう温度制
御される手段を提供する。射出成形された成形品は型抜
き後の形崩れを防止するために冷やされる必要があり、
このため、成形型を強制的に冷却させたりしている。し
かし、ブロー成形するときには、その素材である樹脂又
は樹脂アロイの温度は高いことが好ましい。そこで、射
出成形後に連続してブロー成形する本発明では、射出成
形後にブロー成形される部分、則ち、中子型のうちの移
動型に対応する部分と移動型のうちの前形状外型とにつ
いては冷却せず、むしろ、加熱するようなことも考えら
れる。
【0014】この他、本発明は、請求項5に記載の、第
二次成形手段におけるブロー成形に加えて又はブロー成
形に代えて、中間品の外部を吸引するサクション成形に
よってA部位を形成する手段を提供するとともに、これ
を具現する構成として、請求項10に記載の、移動型の
A部位外型にサクション機構に連通されてA部位外型の
内周に通ずるサクション路が形成される構成を提供す
る。ブロー成形が中間品の内側から高圧空気をブローし
てA部位を形成するのに対して本手段は中間品の外側を
吸気してA部位を形成しようとするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の一例を示すジャバ
ラホースの断面図であるが、このジャバラホースHは、
樹脂又は樹脂アロイを素材としてジャバラ部を含むA部
位1と、ジャバラ部を含まないB部位2とからなる。一
般に、ホースといえば、両端を他部材に接合されて内部
に流体を通すものであるが、殊に自動車部品として使用
されるものは、たえず振動が加わる中で他部材の配置如
何にかかわらず接続できるよう、屈曲性と吸振性を付与
するためにA部位1が形成される。
【0016】この場合、A部位1はホースの中央に、B
部位2は両端に形成されるのが通常である。尚、A部位
1に存在するジャバラには、個々の凹凸がらせん状に連
続したものもあれば、独立したものもあるが、これらの
形状にはこだわらない。又、B部位2の形状も円筒形や
多角筒形、ストレートやテーパ等種々あるが、他部材の
外周に外嵌されて接続される目的の下では、少なくとも
接続部分の形状は真っ直ぐな円筒形に形成されるのが通
常である。
【0017】本発明は、このようなジャバラホースHの
製造方法に係るものであるが、本発明では、これを、図
1の(イ)に示す未だジャバラ部が形成されないA部位
前形状(以下、前形状)1aとB部位2とを有する中間
品aを射出成形によって得る第一次成形手段と、(ロ)
に示す前形状1aがA部位1が形成される完成品bをブ
ロー成形によって得る第二次成形手段とで構成される。
この場合、前形状1a及びB部位2共に円筒形を採用し
ている。
【0018】図2はこの製造方法に使用する成形型の一
例を示すその縦断面図、図3は横断面図であるが、本例
の成形型は、外郭を造形する外型3と内郭を造形する中
子型4とを用いる。加えて、本例では、ジャバラ形状が
形成される前段階である前形状1aを成形する前形状外
型5とジャバラ形状を有するA部位1を成形するA部位
外型6とを外型3と独立した移動型7に形成している。
尚、これら外型3及び移動型7は共に割り型であり、本
例では、左右方向に移動して型開き、型閉めするものを
示している。
【0019】そして、この中に前形状外型5とA部位外
型6を位置を違えて形成するとともに、この移動型7を
伸縮シリンダ8等で外型3に対して上下移動できるよう
にしている。この場合、移動型7の移動方向は、型開き
等する左右方向とは別の方向に設定され、本例では、上
下方向に移動するようにしている。従って、前形状外型
5とA部位外型6とは移動型7に対して上下の位置に形
成されることになる。この他、中子型4の内部には、移
動型7の範囲に対応してその外周に通ずるブロー路9が
形成されており、このブロー路9はブロー機構(図示省
略)に連通されている。
【0020】外型3、移動型7及び中子型4を図2の状
態にセットしたなら、これらで形成する成形空間に樹脂
を射出して前形状1aとB部位2とが形成された中間品
aを得る第一次成形手段を実行する。図4は外型3及び
移動型7を後退させて型開きした成形型の横断面図であ
るが、以上の第一次成形手段が終了すると、これによっ
て得られた中間品aを一次冷却させた後に外型3及び移
動型7を後退させて型開きする。次に、伸縮シリンダ8
によって移動型7を下降させ、A部位外型6を中子型4
の位置まで降下させ、続いて、外型3及び移動型7を前
進させて型閉めする。この間、中間品aは、中子型4に
よってその位置に保持される。
【0021】図5はこの状態を示す成形型の縦断面図で
あるが、この状態になった後に中子型4に形成されてい
るブロー路9から高圧空気をブローする第二次成形手段
を実行する。すると、高圧空気は中間品aと中子型4と
の間を加圧し、前形状1aはジャバラ部を有するA部位
1に形成されて完成品bとなる。以上の操作が終了する
と、外型3及び移動型7を再度型開きし、中の完成品b
を取り出せばよい。この場合、ブロー路9は中央の太い
本管9aと外周に通ずる細い枝管9bとからなり、この
うちの枝管9bは第一次成形手段の射出成形によっても
その素材が枝管9bの中に入り込まないような構造にし
てある。具体的には、空気は通すが、素材は通さない太
さにしたり、射出成形時にブロー路9を加圧したりして
いる。
【0022】又、ブロー成形される中間品の前形状1a
部分の温度を確保して成形性を向上させるために、これ
に関与する型、則ち、中子型のうちの移動型に対応する
部分と移動型のうちの前形状外型5とを他の成形型とは
異なって高温で温度制御することが考えられる。更に、
凹凸を有するジャバラ形状をブロー成形によって成形す
る際に避けられない肉厚の変動を抑えるために、薄肉と
なる凸になる部分の肉厚を他の部分の肉厚よりも厚くな
るように前形状外型5の形状を調整することもある。こ
の他、前形状1aとB部位2とでその肉厚を変えるよう
なことも勿論あり得る。
【0023】図6〜図8は他の製造方法を示す成形型の
横断面図であるが、本例のものは、移動型7を伸縮シリ
ンダ10等で外型3に対して型開きする方向(本例では
左右方向)にも移動できるようにし、第一次成形手段の
後に外型3はそのままで移動型7のみを型開きし、しか
る後に移動型7を伸縮シリンダ8で下降させて前形状外
型5からA部位外型6に変更するものである(この後、
移動型7を型閉めしてブローするのは前記の例と同
じ)。中間品aが成形された後は外型3が開くことがな
いから、中子型4に加えてこの外型でも中間品aを保持
し、その留置効果が高いとともに、型の動作構造が簡単
になり、成形時間も短縮できる利点がある。
【0024】図9は更に他の製造方法を示す成形型の要
部の縦断面図であるが、本例のものは、移動型7のうち
のA部位外型6にサクション機構(図示省略)に連通さ
れてA部位外型6の内周に通ずるサクション路11を形
成したものである。ブロー成形が中間品aの内側から高
圧空気をブローするのに対してこの方法は中間品aの外
側をサクション(吸気)して完成品bに成形しようとす
るものである。この場合、中子型4と中間品aとの間が
真空(又は減圧)であると成形が困難であるが、実際に
は射出成形時に素材からガスが発生してこの部分は加圧
されており、実現が可能である。尚、このサクション成
形は、ブロー成形と併用して行うこともあれば、単独で
行うこともある。前者によると、A部位1が複雑な形状
をしていてもその形成がより確実になるし、後者による
と、中子型4にブロー路を形成する必要がない上に射出
成形時に素材がブロー路に逆流する心配もない。
【0025】
【発明の効果】以上、本発明は、ジャバラ部を含む部位
とそうでない部位を有するホースを製造するにつき、射
出成形による第一次成形手段によって未だジャバラ部を
形成しない前形状を成形し、その後にブロー成形による
第二次成形手段によってシャバラ部を成形するものであ
るから、第一次成形手段では内径等を高精度に成形で
き、第二次成形手段で任意のジャバラ形状を成形でき
る。この間、同一の成形装置で、被成形品をその場に留
めて置いたままで成形されるから、被成形品の位置変え
や装置の段取り変え等は必要なく、効率的で、成形時間
も短い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示すジャバラホースの断面図で
ある。
【図2】本発明の一例を示すジャバラホースの成形過程
の成形型の縦断面図である。
【図3】本発明の一例を示すジャバラホースの成形過程
の成形型の横断面図である。
【図4】本発明の一例を示すジャバラホースの成形過程
の成形型の横断面図である。
【図5】本発明の一例を示すジャバラホースの成形過程
の成形型の横断面図である。
【図6】本発明の他の一例を示すジャバラホースの成形
過程における成形型の横断面図である。
【図7】本発明の他の一例を示すジャバラホースの成形
過程における成形型の横断面図である。
【図8】本発明の他の一例を示すジャバラホースの成形
過程における成形型の横断面図である。
【図9】本発明の他の一例を示すジャバラホースの成形
過程における成形型の要部の縦断面図である。
【符号の説明】
1 A部位 2 B部位 3 外型 4 中子型 5 前形状外型 6 ジャバラ外型 7 移動型 9 ブロー路 11 サクション路 a 中間品 b 完成品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹本 武資 岡山県倉敷市上富井58番地 丸五ゴム工業 株式会社内 (72)発明者 藤井 日出夫 岡山県倉敷市上富井58番地 丸五ゴム工業 株式会社内 Fターム(参考) 4F202 AF01 AG05 AG10 AG22 CA11 CA15 CA17 CB01 CK52 CK74 CL01 4F206 AF01 AG05 AG10 AG22 JA07 JL02 JM04 JN11 JQ81 JW41 4F213 AF01 AG05 AG10 AG22 WA05 WA07 WA08 WA33 WA37 WA39 WA43 WB01 WC01 WK01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジャバラ部を含むA部位とジャバラ部を
    含まないB部位とを有する樹脂又は樹脂アロイのジャバ
    ラホースの製造方法であり、この製造方法が、外型と中
    子型とによる射出成形によってA部位に未だジャバラ部
    が形成されないA部位前形状とB部位とを形成した中間
    品を得る第一次成形手段と、外型のうちのA部位前形状
    を成形した前形状外型をA部位を成形するA部位外型に
    交換し、中間品の内部に高圧空気をブローするブロー成
    形によってA部位前形状をA部位に形成した完成品を得
    る第二次成形手段とによるものであることを特徴とする
    ジャバラホースの製造方法。
  2. 【請求項2】 前形状外型とA部位外型とを外型と分離
    して外型に対して移動できる移動型の異なる位置に形成
    し、第一次成形手段の後に移動型及び外型を型開きした
    後、移動型を移動させて前形状外型からA部位外型に変
    更し、その後に移動型及び外型を移動させて型閉めする
    ものである請求項1のジャバラホースの製造方法。
  3. 【請求項3】 前形状外型とA部位外型とを外型と分離
    して外型に対して移動できる移動型の異なる位置に形成
    し、第一次成形手段の後に移動型を型開きした後、移動
    型を移動させて前形状外型からA部位に変更し、その後
    に移動型を移動させて型閉めするものである請求項1の
    ジャバラホースの製造方法。
  4. 【請求項4】 ブロー成形によるA部位が所望の肉厚に
    なるよう、射出成形によるA部位前形状の肉厚を部分的
    に変えてなる請求項1〜3いずれかのジャバラホースの
    製造方法。
  5. 【請求項5】 第二次成形手段におけるブロー成形に加
    えて又はブロー成形に代えて、中間品の外部を吸引する
    サクション成形によってA部位を形成する請求項1〜4
    いずれかのジャバラホースの製造方法。
  6. 【請求項6】 ジャバラ部を含むA部位とジャバラ部を
    含まないB部位とを有する樹脂又は樹脂アロイのジャバ
    ラホースの製造装置であり、この製造装置が、B部位の
    外郭を造形する外型と、外型に対して移動可能に設けら
    れ、A部位に未だジャバラ部が形成されないA部位前形
    状の外郭を造形する前形状外型及びA部位の外郭を造形
    するA部位外型とを異なる位置に形成した移動型と、A
    部位前形状及びB部位の内郭を造形する中子型とを有す
    るものであり、外型、前形状外型及び中子型による成形
    は射出成形であり、A部位外型による成形はブロー成形
    であることを特徴とするジャバラホースの製造装置。
  7. 【請求項7】 外型及び移動型が型開きする割り型であ
    り、移動型が外型に対して型開きする方向とは異なる方
    向に移動するものである請求項6のジャバラホースの製
    造装置。
  8. 【請求項8】 外型及び移動型が型開きする割り型であ
    り、移動型が外型に対して型開きする方向及びそれとは
    異なる方向に移動するものである請求項6のジャバラホ
    ースの製造装置。
  9. 【請求項9】 中子型の内部にブロー機構に連通されて
    移動型内の中子型の外周に通ずるブロー路が形成される
    請求項6〜8いずれかのジャバラホースの製造装置。
  10. 【請求項10】 移動型のA部位外型にサクション機構
    に連通されてA部位外型の内周に通ずるサクション路が
    形成される請求項6〜9いずれかのジャバラホースの製
    造装置。
  11. 【請求項11】 中子型のうちの移動型に対応する部分
    と移動型のうちの前形状外型とが他の成形型よりも高温
    になるよう温度制御されるものである請求項6〜10い
    ずれかのジャバラホースの製造装置。
JP2000388670A 2000-12-21 2000-12-21 ジャバラホースの製造方法及び製造装置 Expired - Fee Related JP4391009B2 (ja)

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