JP2002186713A - ノイズ除去装置付き島電源装置、ノイズ除去装置付き遊技システム、並びに、ノイズ除去装置付き差込プラグ - Google Patents

ノイズ除去装置付き島電源装置、ノイズ除去装置付き遊技システム、並びに、ノイズ除去装置付き差込プラグ

Info

Publication number
JP2002186713A
JP2002186713A JP2000389294A JP2000389294A JP2002186713A JP 2002186713 A JP2002186713 A JP 2002186713A JP 2000389294 A JP2000389294 A JP 2000389294A JP 2000389294 A JP2000389294 A JP 2000389294A JP 2002186713 A JP2002186713 A JP 2002186713A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noise
power supply
coil
island power
type surge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000389294A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Hasunuma
光次 蓮沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP2000389294A priority Critical patent/JP2002186713A/ja
Publication of JP2002186713A publication Critical patent/JP2002186713A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Rectifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 静電気等による放電に伴う電磁波ノイズを効
率良く除去することにより、装置本体の制御回路への悪
影響を極力抑えて信頼性の高い動作制御を実現するこ
と。 【解決手段】 島電源装置10の1次側コイル11と2
次側コイル12との間を、ギャップ式のサージアブソー
バ21〜24を介して接続することによってノイズバイ
パス手段20を構成し、遊技機100において発生した
ノイズ信号を、2次側コイル12からノイズバイパス手
段20を構成するギャップ式のサージアブソーバ21〜
24に導いて気中放電しない範囲の低い電圧で放電さ
せ、気中放電に起因する電磁波ノイズを発生させないよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノイズ除去装置付
き島電源装置、ノイズ除去装置付き遊技システム、並び
に、ノイズ除去装置付き差込プラグに関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機の制御基板には、モータ、ス
ピーカ、液晶表示装置等の電気的な駆動制御を行う各種
の駆動部品が搭載されている。これら各駆動部品には、
通常、AC24Vの電源ラインから電力がそれぞれ供給
されている。
【0003】このAC24Vの電源ラインは、AC10
0V商用電源をAC24V電源に電圧変換する機能を有
する、いわゆる「島トランス」と呼ばれている電圧変換
装置と接続されている。
【0004】そして、パチンコ機の制御基板を駆動する
ときには、制御基板とAC24Vの電源ラインとの間に
接続された電源スイッチをオンとすることによって、島
トランス側からAC24Vの電源ラインを介して制御基
板に電力が供給され、これにより、各駆動部品が駆動す
ることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】制御基板には、電源ス
イッチの投入によって外部ノイズや過電流が発生し、さ
らに、パチンコ球のレール上での移動に伴って静電気等
が発生する。そして、これら各種のノイズに起因して、
制御基板上の各駆動部品に供給される電圧が所定レベル
を維持できなくなり、動作が不安定となる。
【0006】このような静電気等のノイズ問題を解決す
る一手法として、例えば、特開平6−178850号公
報に開示されているものがある。
【0007】この例では、パチンコ機の制御基板に供給
されるAC24Vの電源ラインと、制御基板を外周部か
ら挟持して保持する枠体としてのGNDに接続されたフ
レームとの間を、ギャップ方式のサージアブソーバで接
続することによって、フレームに蓄積された静電気を、
気中放電の発生しない低い電圧レベルまで降下させて放
電を開始させ、結果として、AC24Vの電源ラインに
ノイズを流している。
【0008】しかし、そのノイズが流れるAC24Vの
電源ラインは島トランスに接続されており、この島トラ
ンスは、AC100Vの1次側コイルとAC24Vの2
次側コイルとは絶縁された状態になっている。
【0009】その結果、AC24Vの電源ラインからA
C24Vの2次側コイルに流れたノイズは、結果的に行
き場がなくなり、1次側コイルと2次側コイルとの間で
気中放電を起こし、これにより、AC100Vの商用電
源側に接地されたラインに流れていくか、若しくは、周
辺の放電しやすい場所に高電圧放電をし、電磁波ノイズ
を発生しながら消滅する。
【0010】このようにして発生した電磁波ノイズは、
島トランスに接続された複数のパチンコ機の方へも移行
し、パチンコ機の電気的な制御に悪影響を及ぼしてエラ
ー等を発生させることになる。
【0011】そこで、本発明の目的は、静電気等による
放電に伴う電磁波ノイズを効率良く除去することによ
り、装置本体の制御回路への悪影響を極力抑えて信頼性
の高い動作制御を実現することが可能な、ノイズ除去装
置付き島電源装置、ノイズ除去装置付き遊技システム、
並びに、ノイズ除去装置付き差込プラグを提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、1次側コイル
が商用電源に接続され、該1次側コイルとは電気的に絶
縁された2次側コイルが複数の遊技機に接続される島電
源装置であって、前記1次側コイルと前記2次側コイル
とからなるトランスコイルとは別個の回路であって、前
記1次側コイルと前記2次側コイルとの間を、ギャップ
式のサージアブソーバを介して接続することによってノ
イズバイパス手段を構成し、前記遊技機において発生し
たノイズ信号を、前記2次側コイルから前記ノイズバイ
パス手段を構成する前記ギャップ式のサージアブソーバ
に導いて気中放電しない範囲の低い電圧で放電させるこ
とによって、前記トランスコイルにおいて気中放電に起
因する電磁波ノイズを発生させないようにしたことによ
って、ノイズ除去装置付き島電源装置を構成する。
【0013】本発明は、島電源装置から複数の遊技機に
電力を供給する遊技システムであって、前記島電源装置
を、請求項1記載のギャップ式のサージアブソーバを含
むノイズバイパス手段を具えたノイズ除去装置付き島電
源装置により構成し、前記各遊技機において発生したノ
イズ信号を、前記ノイズ除去装置付き島電源装置の2次
側コイルから前記ノイズバイパス手段を構成する前記ギ
ャップ式のサージアブソーバに導いて気中放電しない範
囲の低い電圧で放電させることによって、前記島電源装
置のトランスコイルにおいて気中放電に起因する電磁波
ノイズを発生させないようにしたことによって、ノイズ
除去装置付き遊技システムを構成する。
【0014】本発明は、1次側コイルが商用電源に接続
され、該1次側コイルとは電気的に絶縁された2次側コ
イルが複数の遊技機に接続される島電源装置に組み付け
られるノイズ除去装置付き差込プラグであって、前記島
電源装置の1次側コイルおよび2次側コイルにそれぞれ
接続される端子部は、ギャップ式のサージアブソーバを
有するノイズバイパス手段を具え、前記各遊技機におい
て発生したノイズ信号を、前記島電源装置の2次側コイ
ルから前記端子部内の前記ノイズバイパス手段を構成す
る前記ギャップ式のサージアブソーバに導いて気中放電
しない範囲の低い電圧で放電させることによって、前記
島電源装置のトランスコイルにおいて気中放電に起因す
る電磁波ノイズを発生させないようにしたことによっ
て、ノイズ除去装置付き差込プラグを構成する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0016】[第1の例]本発明の第1の実施の形態
を、図1〜図4に基づいて説明する。
【0017】(遊技システム)図1は、本発明に係る遊
技システムの構成例を示す。
【0018】本システムは、商用電源1に接続された電
源トランスとしての島トランス10と、島トランス10
から電力が供給される複数の遊技機100(ここでは、
以下、パチンコ機100という。なお、図1中では、1
台のみが接続された例である。)とにより構成される。
【0019】(島トランス)島トランス10について説
明する。
【0020】図1において、トランス本体内には、AC
100Vの商用電源1に接続された1次側コイル11
と、該1次側コイル11とは電気的に絶縁されAC24
Vを出力する2次側コイル12とからなるトランス13
が設けられている。2次側コイル12は、各パチンコ機
100に電力を供給している。
【0021】また、トランス13の1次側コイル11と
2次側コイル12との間には、別個の回路として、ノイ
ズバイパス回路20が並列に接続されている。このノイ
ズバイパス回路20は、4個のギャップ式のサージアブ
ソーバ21〜24からなっている。ギャップ式のサージ
アブソーバ21〜24は、AC100V側の1次側コイ
ル11の入力端子5a,5bと、AC24V側の2次側
コイル12の出力端子30a,30bとの間で接続され
ている。
【0022】この場合、ギャップ式のサージアブソーバ
21,22のそれぞれの一端が1次側コイル11に接続
され、ギャップ式のサージアブソーバ23,24のそれ
ぞれの一端が2次側コイル12に接続され、これら4個
の素子の他端側は共通化されて一点に接続されている。
【0023】図2は、ノイズバイパス回路20を内蔵し
た島トランス10の外観構成を示す。この島トランス1
0の容量は、1000VAである。
【0024】図2において、トランス枠体2の一側面に
は、各パチンコ機100と接続されるAC24V、40
Aを出力する出力端子30a,30b、ブレーカ31、
電源スイッチ32等が設けられている。この場合、出力
端子30a,30bは、枠体内部で、2次側コイル1
2、および、ノイズバイパス回路20を構成するギャッ
プ式のサージアブソーバ23,24の一端と接続されて
いる。なお、ギャップ式のサージアブソーバ21〜24
の耐圧は、約200V〜400Vの範囲にあるものとす
る。
【0025】また、トランス枠体2の他の側面には、A
C100Vの商用電源1と接続するための電源コード3
が取り付けられている。この電源コード3は、枠体内部
の入力端子5a,5bにおいて、1次側コイル11、お
よび、ノイズバイパス回路20を構成するギャップ式の
サージアブソーバ21,22の一端と接続されている。
【0026】(パチンコ機)パチンコ機100について
説明する。
【0027】図1において、パチンコ機100は、電源
モジュール110と、制御基板120とに大別される。
【0028】制御基板120には、遊技に関する各種動
作の主制御を行う主制御装置130、この主制御装置1
30から転送される制御コマンドに従って動作するサブ
装置140(例えば、3D可変図柄を表示する図柄表示
装置、スピーカ、モータ等)等が搭載されているものと
する。
【0029】電源モジュール110において、入力端子
111a,111bは、電源ライン90を介して島トラ
ンス10の出力端子30a,30bにそれぞれ接続さ
れ、また、出力端子112a,112b,112c,1
12dは、各種の電源ライン115(DC24V、DC
12V、DC5V)を介して制御基板120の入力端子
121a,121b,121c,121dとそれぞれ接
続されている。この入力端子121a〜121dによっ
て、主制御装置130、サブ装置140に各種の電力が
供給される。
【0030】また、電源モジュール110内には、AC
電圧を各種のDC電圧に変換する整流回路113と、2
個のサージアブソーバ114とが設けられている。サー
ジアブソーバ114は、入力側の電源ライン90と、ア
ース接続された金属性のリアプレート300(後述する
図3参照)との間に接続されている。
【0031】図3は、パチンコ機100の外観構成を示
す。
【0032】パチンコ機100は、電源モジュール11
0や制御基板120を搭載した装置本体200と、アー
スされた金属性のリアプレート300と、窓枠体350
とに大別される。金属性のリアプレート300は、装置
本体200の遊技側の面に組み付けられる。枠体350
は、リアプレート300に嵌め込まれる。
【0033】(システム動作)次に、ノイズバイパス回
路20の動作を、図4に基づいて説明する。
【0034】パチンコ機100の制御基板120には、
電源スイッチの投入によって外部ノイズや過電流が発生
する。また、遊技中にパチンコ球がレール上を移動する
ことに伴って、パチンコ台に静電気等が発生する。この
ような外部ノイズや静電気等によって、制御基板120
やパチンコ台にはノイズ信号が発生する。
【0035】このようにして発生したノイズ信号は、図
1に示す電源モジュール110内のサージアブソーバ1
14からリアプレート300に流れると共に、電源ライ
ン90を介して島トランス10内のノイズバイパス回路
20に流れ込む。
【0036】図4は、ノイズバイパス回路20内でのノ
イズ信号Nの流れる経路を示す。2次側コイル12の出
力端子30a,30bを介して流れ込んだノイズ信号N
は、ギャップ式のサージアブソーバ23,24を通った
後、ギャップ式のサージアブソーバ22を介して1次側
コイル11の入力端子5a,5b側へと流れていく。こ
の入力端子5a,5bは、片側のみ接地工事された商用
電源1に接続されているため、ノイズ信号Nはアース側
へ流れていく。なお、電源側の入力端子5a,5bから
のノイズ信号も、ギャップ式のサージアブソーバ21,
22を介してアース側へ流れる。
【0037】このようにノイズ信号Nを2次側コイル1
2からノイズバイパス回路20を構成するギャップ式の
サージアブソーバ21〜24に導くことによって、数百
ボルト(約200V〜400V)の低い電圧で放電させ
ることが可能となる。これにより、島トランス10側で
数千ボルト等の高電圧が発生することがなくなるため、
従来のように1次側コイル11と2次側コイル12との
間で”気中放電”を起こすようなことがなくなり、その
気中放電に起因する電磁波ノイズを誘発するようなこと
がなくなる。
【0038】その結果、電磁波ノイズが島トランス10
に接続された複数のパチンコ機100の方へ移行してい
くような現象をなくすことができるので、装置本体20
0内の制御基板120に設けられた主制御装置130や
サブ装置140としての図柄表示装置の制御回路への悪
影響を極力抑えることができる。
【0039】また、ノイズバイパス回路20を設けたこ
とにより、AC100Vの接地側の電源ラインに対し
て、コモンモードおよびノーマルモードのノイズを減ら
すことができる。
【0040】[第2の例]次に、本発明の第2の実施の
形態を、図5〜図6に基づいて説明する。なお、前述し
た第1の例と同一部分についてはその説明を省略し、同
一符号を付す。
【0041】本例は、島トランス10の入出力間に接続
されるノイズ除去装置付き差込プラグの構成例である。
【0042】ノイズ除去装置付き差込プラグとして、図
5に示すような、アース線付き差込プラグ400を用い
る。このアース線付き差込プラグ400は、端子部41
0,420と、アース線部430とから構成される。端
子部410,420は、プラグ部411,421と、ノ
イズバイパス手段とによって構成される。
【0043】ノイズバイパス手段は、前述した第1の例
と同様に、ギャップ式のサージアブソーバ21〜24を
有するノイズバイパス回路20によって構成することが
できる。この場合、一方の端子部410内にギャップ式
のサージアブソーバ21,22が内蔵され、他方の端子
部420内にギャップ式のサージアブソーバ23,24
が内蔵されている。
【0044】実際に使用するときには、ギャップ式のサ
ージアブソーバ21,22を有する端子部410を、島
トランス10の1次側トランス11の入力端子5a,5
bに接続する。また、ギャップ式のサージアブソーバ2
3,24を有する端子部420を、島トランス10の2
次側トランス12の出力端子30a,30bに接続す
る。
【0045】このように構成することによって、前述し
た図4と同様な動作原理により、パチンコ機100にお
いて発生したノイズ信号は、島トランス10の2次側コ
イル12の出力端子30a,30bに接続されたアース
線付き差込プラグ400の一方の端子部420に導かれ
る。そして、ノイズ信号は、ギャップ式のサージアブソ
ーバ23,24を通過し、アース線部430を介して、
他方の端子部410へと進み、ギャップ式のサージアブ
ソーバ21,22を通過して出力される。その後、ノイ
ズ信号は、1次側トランス11の入力端子5bからアー
ス接続された電源ラインへと流れる。
【0046】このようにノイズ信号を、端子部410,
420内のノイズバイパス回路20構成するギャップ式
のサージアブソーバ21〜24に導くことによって、電
磁波ノイズを発生させることなく、低い電圧で放電させ
ることができ、これにより、島トランス10において気
中放電をさせないようにすることができる。
【0047】また、アース線部430の部分をアース線
に直接接続することによって、同様に気中放電を発生さ
せることなく、低い電圧で放電させることができる。
【0048】なお、端子部410,420を、趣旨等の
透明な部材によって構成することによって、ギャップ式
のサージアブソーバ21〜24において発生する放電現
象を確認することができる。
【0049】(変形例)図6は、アース線付き差込プラ
グ400の変形例を示す。
【0050】アース線付き差込プラグ400は、端子部
410,420と、アース線部430とから構成され
る。この場合、端子部410は、プラグ部411と、ソ
ケット部412と、ノイズバイパス回路20とによって
構成される。同様に、端子部420は、プラグ部421
と、ソケット部422と、ノイズバイパス回路20とに
よって構成される。
【0051】このように端子部の形状を変えることによ
って、島トランス10側の入出力端子の各種形状に対応
することができる。
【0052】また、この他の例として、一方の端子部4
10をプラグ部411およびソケット部412によって
構成し、他方の端子部420をプラグ部421のみによ
って構成してもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
島電源装置の1次側コイルと2次側コイルとの間を、ギ
ャップ式のサージアブソーバを介して接続することによ
ってノイズバイパス手段を構成し、遊技機において発生
したノイズ信号を、2次側コイルからノイズバイパス手
段を構成するギャップ式のサージアブソーバに導いて気
中放電しない範囲の低い電圧で放電させるようにしたの
で、島電源装置側で数千ボルト等の高電圧が発生せず、
1次側コイルと2次側コイルとの間で”気中放電”を起
こすようなことがなく、その気中放電に起因する電磁波
ノイズを誘発するようなことがなくなり、これにより、
静電気等による放電に伴う電磁波ノイズを効率良く除去
することができるため、遊技機内の制御回路への悪影響
を極力抑えて、信頼性の高い動作制御を実現することが
できる。
【0054】また、本発明によれば、ギャップ式のサー
ジアブソーバを有するノイズバイパス手段を端子部内に
内蔵したノイズ除去装置付き差込プラグを構成し、該差
込プラグの端子部を島電源装置の1次側コイルと2次側
コイルとの間に接続したので、各遊技機において発生し
た静電気等による放電に伴う電磁波ノイズを簡単な構成
によって除去することが可能となり、作業効率を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である、遊技システ
ムの構成を示す回路図である。
【図2】島電源装置の外観構成を示す斜視図である。
【図3】パチンコ機を構成する各部の部品を示す斜視図
である。
【図4】ノイズバイパス回路の動作原理を示す回路図で
ある。
【図5】本発明の第2の実施の形態である、アース線付
き差込プラグを示す構成図である。
【図6】アース線付き差込プラグの変形例を示す構成図
である。
【符号の説明】
1 商用電源 2 トランス枠体 3 電源コード 5a,5b 入力端子 10 島トランス 11 1次側コイル 12 2次側コイル 13 トランス 20 ノイズバイパス回路 21〜24 ギャップ式のサージアブソーバ 30a,30b 出力端子 31 ブレーカ 32 電源スイッチ 90 電源ライン 100 パチンコ機 110 電源モジュール 111a,111b 入力端子 112a〜112d 出力端子 113 整流回路 114 ギャップ式のサージアブソーバ 115 電源ライン 120 制御基板 121a〜121d 入力端子 130 主制御装置 140 サブ装置 200 装置本体 300 リアプレート 350 窓枠体 400 アース線付き差込プラグ 410 端子部 411 プラグ部 412 ソケット部 420 端子部 421 プラグ部 422 ソケット部 430 アース線部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次側コイルが商用電源に接続され、該
    1次側コイルとは電気的に絶縁された2次側コイルが複
    数の遊技機に接続される島電源装置であって、 前記1次側コイルと前記2次側コイルとからなるトラン
    スコイルとは別個の回路であって、前記1次側コイルと
    前記2次側コイルとの間を、ギャップ式のサージアブソ
    ーバを介して接続することによってノイズバイパス手段
    を構成し、 前記遊技機において発生したノイズ信号を、前記2次側
    コイルから前記ノイズバイパス手段を構成する前記ギャ
    ップ式のサージアブソーバに導いて気中放電しない範囲
    の低い電圧で放電させることによって、前記トランスコ
    イルにおいて気中放電に起因する電磁波ノイズを発生さ
    せないようにしたことを特徴とするノイズ除去装置付き
    島電源装置。
  2. 【請求項2】 島電源装置から複数の遊技機に電力を供
    給する遊技システムであって、 前記島電源装置を、請求項1記載のギャップ式のサージ
    アブソーバを含むノイズバイパス手段を具えたノイズ除
    去装置付き島電源装置により構成し、 前記各遊技機において発生したノイズ信号を、前記ノイ
    ズ除去装置付き島電源装置の2次側コイルから前記ノイ
    ズバイパス手段を構成する前記ギャップ式のサージアブ
    ソーバに導いて気中放電しない範囲の低い電圧で放電さ
    せることによって、前記島電源装置のトランスコイルに
    おいて気中放電に起因する電磁波ノイズを発生させない
    ようにしたことを特徴とするノイズ除去装置付き遊技シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 1次側コイルが商用電源に接続され、該
    1次側コイルとは電気的に絶縁された2次側コイルが複
    数の遊技機に接続される島電源装置に組み付けられるノ
    イズ除去装置付き差込プラグであって、 前記島電源装置の1次側コイルおよび2次側コイルにそ
    れぞれ接続される端子部は、ギャップ式のサージアブソ
    ーバを有するノイズバイパス手段を具え、 前記各遊技機において発生したノイズ信号を、前記島電
    源装置の2次側コイルから前記端子部内の前記ノイズバ
    イパス手段を構成する前記ギャップ式のサージアブソー
    バに導いて気中放電しない範囲の低い電圧で放電させる
    ことによって、前記島電源装置のトランスコイルにおい
    て気中放電に起因する電磁波ノイズを発生させないよう
    にしたことを特徴とするノイズ除去装置付き差込プラ
    グ。
JP2000389294A 2000-12-21 2000-12-21 ノイズ除去装置付き島電源装置、ノイズ除去装置付き遊技システム、並びに、ノイズ除去装置付き差込プラグ Pending JP2002186713A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000389294A JP2002186713A (ja) 2000-12-21 2000-12-21 ノイズ除去装置付き島電源装置、ノイズ除去装置付き遊技システム、並びに、ノイズ除去装置付き差込プラグ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000389294A JP2002186713A (ja) 2000-12-21 2000-12-21 ノイズ除去装置付き島電源装置、ノイズ除去装置付き遊技システム、並びに、ノイズ除去装置付き差込プラグ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002186713A true JP2002186713A (ja) 2002-07-02

Family

ID=18855876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000389294A Pending JP2002186713A (ja) 2000-12-21 2000-12-21 ノイズ除去装置付き島電源装置、ノイズ除去装置付き遊技システム、並びに、ノイズ除去装置付き差込プラグ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002186713A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009285494A (ja) * 2009-09-10 2009-12-10 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
KR101429465B1 (ko) 2014-06-09 2014-08-13 주식회사 미주파워텍 삼상 다선식 전력라인의 전력 품질 개선 장치
KR101429464B1 (ko) * 2014-06-09 2014-08-13 주식회사 미주파워텍 노이즈 차폐 기능을 가지는 전력용 변압기

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5253249U (ja) * 1975-10-16 1977-04-16
JPS6377283U (ja) * 1986-11-10 1988-05-23
JPH0179284U (ja) * 1987-11-17 1989-05-29
JP2000051440A (ja) * 1998-08-05 2000-02-22 Naito Shokai:Kk パチンコ遊技機用電源供給装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5253249U (ja) * 1975-10-16 1977-04-16
JPS6377283U (ja) * 1986-11-10 1988-05-23
JPH0179284U (ja) * 1987-11-17 1989-05-29
JP2000051440A (ja) * 1998-08-05 2000-02-22 Naito Shokai:Kk パチンコ遊技機用電源供給装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009285494A (ja) * 2009-09-10 2009-12-10 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
KR101429465B1 (ko) 2014-06-09 2014-08-13 주식회사 미주파워텍 삼상 다선식 전력라인의 전력 품질 개선 장치
KR101429464B1 (ko) * 2014-06-09 2014-08-13 주식회사 미주파워텍 노이즈 차폐 기능을 가지는 전력용 변압기

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004013900A (ja) 高周波雑音を減少させるデータバス構造を有する半導体メモリ装置
JPH05289788A (ja) 通電中に接続可能な電気回路及びその接続方法
JP2002186713A (ja) ノイズ除去装置付き島電源装置、ノイズ除去装置付き遊技システム、並びに、ノイズ除去装置付き差込プラグ
JP2001037962A (ja) パチンコ台の電源装置及びパチンコ台
US6930457B2 (en) DC motor brush filter circuit
JP5186029B2 (ja) 制御基板及び電動圧縮機の制御装置
JP2005287770A (ja) 遊技機
JP2019216888A (ja) 遊技機
JP6211404B2 (ja) 硬貨処理装置
US20020149952A1 (en) Power source filter circuit that is capable of eliminating noise component supplied from power source and driving noise component generated from induction load simultaneously
JP2006203990A (ja) モータ駆動システム
JP2004033585A (ja) 遊技機
JP2002177597A (ja) ノイズ防止遊技機
JP2000003630A (ja) スイッチ入力回路
JP4433120B2 (ja) 遊技機
JP2002095803A (ja) 遊技機
JP2004146674A (ja) 半導体集積回路
JP2910846B2 (ja) 活線挿抜回路
JP4029742B2 (ja) 空気調和機
US20050057445A1 (en) Driver for a plasma display panel
KR100627287B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 장치
JP2005184901A (ja) インバータ装置
JPH04154203A (ja) ノイズフィルタ
JPH06110407A (ja) 表示用駆動回路への電源供給方法
KR101663633B1 (ko) 모터 구동 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070509

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070509

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100302

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100702