JPH10294161A - 電気機器 - Google Patents

電気機器

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JPH10294161A
JPH10294161A JP16179997A JP16179997A JPH10294161A JP H10294161 A JPH10294161 A JP H10294161A JP 16179997 A JP16179997 A JP 16179997A JP 16179997 A JP16179997 A JP 16179997A JP H10294161 A JPH10294161 A JP H10294161A
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JP
Japan
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power supply
surge
supply line
conductive patterns
different polarity
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Application number
JP16179997A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Fukunaka
俊之 福中
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Nidec Material Corp
Original Assignee
Higashifuji Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成によってサージ電圧を吸収して、
この悪影響を回避することができる電気機器を得る。 【解決手段】 電源に接続される異極の電源ライン2
1、22が形成された回路基板10と、電源ライン2
1、22を通して供給される電力を消費する交流モータ
のコイル2とを備えた電気機器において、回路基板10
に、電源ライン21、22のそれぞれに基端部が接続さ
れた対のサージ吸収用導電パターン23、24を形成
し、これらのサージ吸収用導電パターン23、24の先
端部23A、24Aは、所定以上のサージ電圧によって
放電現象を生じる間隔に接近させた。また、この吸収用
導電パターンの後流側に抵抗50を介装した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、落雷などによるサ
ージ電圧から、電動モータや電磁ソレノイドなどの各種
電力消費部を保護するための機能を備えた基板を有する
電気機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、電力消費部として交流(100
V)の電動モータを備えた電気機器においては、落雷に
よる10kVのサージ電圧が約0.1μsecずつ10
回程度入力された場合は問題ないものの、これが約40
μsec以上連続した場合には、モータコイルが切れる
おそれがある。また、この電動モータの制御回路中に半
導体素子が接続されている場合には、3kV程度のサー
ジ電圧によって、それが破壊されるおそれがある。従来
は、このようなサージ電圧の悪影響を回避するために、
電源ラインにサージアブソーバを備えていた。このサー
ジアブソーバは、電源ラインに対して直列にインダクタ
ンスを接続し、また電源ラインに対して並列にコンデン
サを接続する構成となっている。また、電源ライン中に
変圧器が備えられている場合には、この変圧器を利用し
てサージ電圧を吸収することもできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、サージアブソ
ーバを電源ラインに備えた場合には、このサージアブソ
ーバが比較的高価であることから、電気機器全体の高価
格化を招くという問題がある。一方、電気機器の低価格
化のためには、電源ライン中に変圧器を備えない、いわ
ゆるトランスレスタイプ化を図ることがきわめて有利と
なることを考慮した場合、サージ電圧を吸収するために
わざわざ変圧器を備えることは、電気機器の低価格化に
逆行することになる。本発明は、かかる問題点を有効に
解決すべくなされたもので、簡易な構成によってサージ
電圧を吸収して、この悪影響を回避することができる電
気機器を提供するを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
に係る電気機器は、電源に接続される異極の電源ライン
が形成された回路基板と、上記異極の電源ラインを通し
て供給される電力を消費する電力消費部とを備えた電気
機器において、上記回路基板に、異極の電源ラインのそ
れぞれに基端部が接続された対のサージ吸収用導電パタ
ーンを形成し、上記対のサージ吸収用導電パターンの先
端部を、所定以上のサージ電圧により放電現象を生じる
間隔に接近させたことを特徴とするものである。
【0005】ここで、請求項2に記載の発明は、上記対
のサージ吸収用導電パターンの先端部の少なくとも一方
を先鋭形状としたことを特徴とするものである。また、
請求項1または2に記載の発明において、請求項3に記
載の発明は、上記異極の電源ラインが交流(100V)
の交流電源に接続されるものである場合に、上記対のサ
ージ吸収用導電パターンの先端部の対向間隔を、落雷に
よるサージ電圧によって放電現象を生じる2.0mm〜
2.7mmの間隔に設定したことを特徴とするものであ
り、他方請求項4に記載の発明は、上記異極の電源ライ
ンが直流(12V)の直流電源に接続されるものである
場合に、上記対のサージ吸収用導電パターンの先端部の
対向間隔を、落雷によるサージ電圧によって放電現象を
生じる0.1mm〜2.5mmの間隔に設定したことを
特徴とするものである。
【0006】さらに、請求項5に記載の発明は、請求項
1から4において、上記電力消費部として電動モータと
電磁ソレノイドを備え、上記異極の電源ラインとして、
上記電動モータのための第1の電源ラインと上記電磁ソ
レノイドのための第2の電源ラインを形成し、上記第
1、第2の電源ラインの少なくとも一方に対して上記対
のサージ吸収用導電パターンを形成したことを特徴とす
るものである。
【0007】また、請求項6に記載の発明は、上記回路
基板のサージ吸収用導電パターンが形成された異極の電
源パターンの少なくとも一方であって、かつ上記サージ
吸収用導電パターンと電力消費部との間に、抵抗を介装
したことを特徴とするものであり、さらに請求項7に記
載の発明は、上記異極の電源ラインは交流(100V)
の交流電源に接続され、かつ上記抵抗は、3〜15kΩ
の範囲であることを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)図1および図2は、本発明に係る電
気機器の第1の実施形態を説明するための図である。本
実施形態は、交流100Vの商用電源によって、電力消
費部としての単相の交流モータを回動させる電気機器に
適用したものである。図1において、符号10は回路基
板であり、絶縁基板11上に形成された回路パターン
と、この回路パターン上に実装された各種電子部品によ
って、異極の電源ライン21、22と制御回路30が形
成されている。ここで、T1、T2は、商用電源接続用
のプラグ1が接続される入力端子であり、T3、T4
は、単相の交流モータのコイル2が接続される出力端子
である。この交流モータがコンデンサ式単相誘導電動機
の場合は、コイル2として主巻線と補助巻線が備えら
れ、制御回路30内のコンデンサを用いて、主巻線の電
流よりも位相を90°ずらした電流を補助巻線に流すよ
うに構成される。また、電源ライン21、22は、入力
端子T1、T2と制御回路30との間に形成されてお
り、制御回路30と出力端子T3、T4との間には、回
路パターン31、32が形成されている。そして、制御
回路30には、交流モータの駆動タイミング、回転方
向、および回転速度などを制御するための回路が構成さ
れている。
【0009】また、絶縁基板11には、電源ライン2
1、22のそれぞれに基端部が接続される対のサージ吸
収用導電パターン23、24が形成されている。これら
の導電パターン23、24の先端部23A、24Aは先
鋭形状とされ、それらの対向間隔Sは2.0mm〜2.
7mmの範囲に設定されている。図2は、導電パターン
23、24の部分の具体的な構成例を説明するための拡
大図であり、本実施形態の場合においては、先端部23
A、24Aの対向間隔Sは、2.5±0.05mmの範
囲に設定されている。また、導電パターン23、24の
幅W1、W2は共に0.5mm、導電パターン23、2
4と絶縁基板11の縁部との間隔L1、L2は共に2m
m、導電パターン23の長さL3は8.5mmとされて
いる。なお、符号11Aは、絶縁基板11に形成した貫
通孔である。
【0010】以上のような構成からなる電気機器におい
て、例えば落雷によって約10kVのサージ電圧が発生
した場合には、導電パターン23、24の先端部23
A、24Aの間に放電現象が生じ、この放電現象によっ
てサージ電圧が吸収される。すなわち、放電現象によっ
てサージ電圧の峻度が低められ、この結果、制御回路3
0やコイル2の破壊が回避されることになる。この際
に、導電パターン23、24の先端部23A、24Aが
先鋭形状であることから、放電位置が定まって、所期ど
おりの放電が生じることになる。
【0011】(第2の実施形態)図3および図4は、本
発明の第2の実施形態を説明するための図であり、図1
および図2と同一構成部分については同一符号を付して
ある。図3および図4に示すように、本実施形態におい
ては、制御回路30によって、交流モータのコイル2と
ともに電磁ソレノイドのコイル3を関連的に制御するよ
うに構成され、また交流モータのための異極の電源ライ
ン21、22とは別に、電磁ソレノイドのための異極の
電源ライン41、42が形成されている。図3におい
て、T11、T12は、商用電源接続用のプラグ1に接
続される入力端子であり、T13、T14は電磁ソレノ
イドのコイル3に接続される出力端子である。そして、
入力端子T11、T12と制御回路30との間に電源ラ
イン41、42が形成され、制御回路30と出力端子T
13、T14との間に回路パターン33、34が形成さ
れている。
【0012】絶縁基板11には、導電パターン43、4
4のそれぞれに基端部が接続される対のサージ吸収用導
電パターン43、44が形成されている。これらの導電
パターン43、44の先端部43A、44Aは先鋭形状
とされ、それらの対向間隔Sは2.0mm〜2.7mm
の範囲に設定されている。図4は、導電パターン23、
24および43、44の部分の具体的な構成例を説明す
るための拡大図であり、本実施形態においては、先端部
23A、24Aおよび43A、44Aの対向間隔Sは、
2.5±0.05mmの範囲となるように設定されてい
る。また、導電パターン23、24、43、44の幅W
1、W2、W11、W12は、共に0.5mm、導電パ
ターン23の長さL3は、8.45mm、導電パターン
23の曲率半径R1およびR2は、それぞれ1.25m
mおよび1.75mmとされている。なお、符号11B
は、11Aと同様に絶縁基板11に形成した貫通孔であ
る。
【0013】以上の構成からなる電気機器において、同
様に落雷によって約10kVのサージ電圧が発生した場
合には、導電パターン23、24の先端部23A、24
Aの間、および/または導電パターン43、44の先端
部43A、44Aの間に放電現象が生じ、それらの放電
現象によってサージ電圧が吸収される。すなわち、放電
現象によってサージ電圧の峻度が低められ、この結果、
制御回路30やコイル2、3の破壊が回避されることに
なる。また、導電パターン23、24および43、44
の先端部23A、24Aおよび43A、44Aが先鋭形
状であることから、放電位置が定まって、所期どおりの
放電が生じることになる。
【0014】(第3の実施形態)図5は、本発明に係る
電気機器の第3の実施形態を示すもので、図3および図
4に示したものと同一構成部分については、同一符号を
付してその説明を省略する。図5に示すように、この電
気機器においても、制御回路30によって、交流モータ
のコイル2とともに電磁ソレノイドのコイル3を関連的
に制御するように構成されており、さらに電源ライン4
1、42の制御回路30と出力端子T13、T14との
間の一方の回路パターン33に、抵抗50が介装されて
いる。この抵抗50は、落雷によるサージ電圧によって
上記サージ吸収用の導電パターン43、44の先端部4
3A、44Aの間に放電現象が生じる前後に、瞬間的な
過剰電圧が発生するために、これから電磁ソレノイドの
コイル3を保護するためのもので、電源ラインが交流
(100V)の商用電源に接続される場合には、3〜1
5kΩの範囲のものが用いられる。
【0015】以上の構成からなる電気機器において、同
様に落雷によって約10kVのサージ電圧が発生した場
合には、第2の実施形態と同様にして、導電パターン2
3、24の先端部23A、24Aの間、および/または
導電パターン43、44の先端部43A、44Aの間に
放電現象が生じ、それらの放電現象によってサージ電圧
が吸収される。すなわち、放電現象によってサージ電圧
の峻度が低められ、この結果、制御回路30やコイル
2、3の破壊が回避されることになる。
【0016】この際に、特に電磁ソレノイドのコイル3
は、一般に極細径であって耐性が小さいために、サージ
電圧によって導電パターン43、44の先端部43A、
44Aの間に放電現象が生じる前後に、回路パターン3
3、34間に瞬間的な過剰電圧が発生することによっ
て、溶断される虞がある。これに対して、本実施形態に
おいては、回路パターン33に抵抗50を介装している
ので、当該抵抗によって、導電パターン43、44にお
ける放電前後に回路パターン33、34間に発生する上
記過剰電圧に起因して、コイル3に過度の電流が流れる
ことを防止することができ、よってコイル3の破壊を確
実に回避することができる。
【0017】なお、回路基板10に形成したサージ吸収
用導電パターン23、24および43、44の対向間隔
Sは、上記実施形態において示したものに限定されるも
のではなく、落雷などによる所定以上のサージ電圧によ
って放電現象を生じる間隔に適宜設定すればよく、この
ような放電現象によってサージ電圧を吸収できる限りに
おいて、それらの形状および対向間隔は任意である。ま
た、第2の実施形態のように複数組の電源ラインが形成
される場合には、それらの内の少なくとも1組に対して
サージ吸収用導電パターンを形成すればよい。
【0018】ちなみに、電源ラインが交流(100V)
の商用電源に接続される場合には、落雷によるサージ電
圧によって放電現象を生じさせるように、サージ吸収用
導電パターンの先端部の対向間隔を2.0mm〜2.7
mmに設定することが望ましい。また、電源ラインが直
流(12V)の直流電源に接続される場合には、落雷に
よるサージ電圧によって放電現象を生じさせるように、
サージ吸収用導電パターンの先端部の対向間隔を0.1
mm〜2.5mmの範囲に設定することが望ましい。ま
た、第3の実施形態においては、電磁ソレノイドのコイ
ル3のみを保護するために、回路パターン33に抵抗5
0を介装した場合について説明したが、これに限るもの
ではなく、さらにモータのコイル2を保護すべく回路パ
ターン31または32に同様の抵抗を介装するようにし
てもよい。
【0019】なお、特に、回路基板が予め組み込まれて
いる電動機器に対しては、この既存の回路基板にサージ
吸収用電動パターンを形成するだけでサージ電圧が吸収
できることになる。この電動機器としては、例えば、複
数のモータや電磁ソレノイド組み合わされてユニット化
された作動装置、およびギヤドモータなどを挙げること
ができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜7のい
ずれかに記載の本発明の電気機器にあっては、回路基板
上に対のサージ吸収用導電パターンを形成し、これらの
サージ吸収用導電パターンの先端部の間にて、所定以上
のサージ電圧による放電現象を生じさせるから、サージ
吸収用導電パターンを回路基板上に形成するだけの簡易
な構成によってサージ電圧を吸収することができ、この
結果、特別なサージアブソーバを備える必要もなく、し
かも電源ライン中に変圧器を備えない、いわゆるトラン
スレスタイプ化を図ることもできて、この種の電気機器
の低価格化を実現することができる。特に、請求項2に
記載の発明によれば、放電現象を生じるときの放電位置
が定められることにより、所期とおりの放電を生じさせ
てサージ電圧を確実に吸収することができる。
【0021】また、請求項3に記載の発明によれば、電
源ラインが交流(100V)の交流電源に接続される場
合に、他方請求項4に記載の発明によれば、電源ライン
が直流(12V)の直流電源に接続される場合に、それ
ぞれ落雷によるサージ電圧を放電現象によって確実に吸
収することができ、さらに請求項5に記載の発明によれ
ば、電動消費部としての電動モータと電磁ソレノイドの
それぞれの電源ラインの内、少なくとも一方に対して、
対のサージ吸収用導電パターンを形成することにより、
電動モータと電磁ソレノイドを落雷等によるサージ電圧
から保護することができるといった効果が得られる。
【0022】加えて、請求項6または7に記載の発明に
おいては、回路基板の上記サージ吸収用導電パターンが
形成された異極の電源パターンの少なくとも一方であっ
て、かつサージ吸収用導電パターンと電力消費部との間
に抵抗を介装しているので、導電パターンにおける放電
前後に発生する過剰電圧に起因して、電力消費部に過度
の電流が流れることを、上記抵抗によって防止すること
ができ、この結果電力消費部の破壊を確実に回避するこ
とができるといった効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の概略構成を説明する
ための概念図である。
【図2】図1における要部の具体的な構成例を説明する
ための拡大図である。
【図3】本発明の第2の実施形態の概略構成を説明する
ための概念図である。
【図4】図3における要部の具体的な構成例を説明する
ための拡大図である。
【図5】本発明の第3の実施形態の概略構成を説明する
ための概念図である。
【符号の説明】
1 プラグ 2 モータのコイル 3 電磁ソレノイドのコイル 10 回路基板 11 絶縁基板 21、22 電源ライン 23、24 サージ吸収用導電パターン 23A、24A 先端部 30 制御回路 31、32、33、34 回路パターン 41、42 電源ライン 43、44 サージ吸収用導電パターン 43A、44A 先端部 50 抵抗

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源に接続される異極の電源ラインが形
    成された回路基板と、上記異極の電源ラインを通して供
    給される電力を消費する電力消費部とを備えた電気機器
    において、 上記回路基板に、上記異極の電源ラインのそれぞれに基
    端部が接続された対のサージ吸収用導電パターンを形成
    し、かつ上記対のサージ吸収用導電パターンの先端部
    を、所定以上のサージ電圧により放電現象を生じる間隔
    に接近させてなることを特徴とする電気機器。
  2. 【請求項2】 上記対のサージ吸収用導電パターンの先
    端部の少なくとも一方を先鋭形状としたことを特徴とす
    る請求項1に記載の電気機器。
  3. 【請求項3】 上記異極の電源ラインは交流(100
    V)の交流電源に接続され、上記対のサージ吸収用導電
    パターンの先端部の対向間隔は、落雷によるサージ電圧
    によって放電現象を生じる2.0mm〜2.7mmの間
    隔に設定したことを特徴とする請求項1または2に記載
    の電気機器。
  4. 【請求項4】 上記異極の電源ラインは直流(12V)
    の直流電源に接続され、上記対のサージ吸収用導電パタ
    ーンの先端部の対向間隔は、落雷によるサージ電圧によ
    って放電現象を生じる0.1mm〜2.5mmの間隔に
    設定したことを特徴とする請求項1または2に記載の電
    気機器。
  5. 【請求項5】 上記電力消費部として電動モータと電磁
    ソレノイドを備えてなり、上記異極の電源ラインとし
    て、上記電動モータのための第1の電源ラインと上記電
    磁ソレノイドのための第2の電源ラインを形成し、かつ
    上記第1、第2の電源ラインの少なくとも一方に対して
    上記対のサージ吸収用導電パターンを形成したことを特
    徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の電気機
    器。
  6. 【請求項6】 上記回路基板の上記サージ吸収用導電パ
    ターンが形成された上記異極の電源パターンの少なくと
    も一方であって、かつ上記サージ吸収用導電パターンと
    上記電力消費部との間に、抵抗を介装したことを特徴と
    する請求項1ないし5のいずれかに記載の電気機器。
  7. 【請求項7】 上記異極の電源ラインは交流(100
    V)の交流電源に接続され、かつ上記抵抗は、3〜15
    kΩの範囲であることを特徴とする請求項6に記載の電
    気機器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100487723B1 (ko) * 2000-04-20 2005-05-06 만네스만 파우데오 아게 과전압 보호 장치
WO2008090842A1 (ja) * 2007-01-24 2008-07-31 Daikin Industries, Ltd. 端子台
JP2013020001A (ja) * 2011-07-08 2013-01-31 Canon Inc 画像形成装置
JP2016106273A (ja) * 2016-03-07 2016-06-16 キヤノン株式会社 画像形成装置

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