JP3014789B2 - 電気集塵装置 - Google Patents
電気集塵装置Info
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Description
使用して直流電圧に高電圧パルスを重畳し、この重畳さ
れた高電圧パルスを集塵機に印加させる電気集塵機であ
って、金属ケース内に収納された上記高電圧用コンデン
サを用いる電気集塵装置に関するものである。
す図である。
の直流電源12との間に高電圧用コンデンサ20が設け
られ、第1の直流電源11と高電圧用コンデンサ20と
の間にはインダクタ30が設けられている。また、イン
ダクタ30と集塵機40の静電容量との直列回路と直列
にサイリスタ50が設けられ、このサイリスタ50のゲ
ートにはゲート回路51が設けられている。そして、サ
イリスタ50がオン、オフしたときに、インダクタ30
と集塵機40の静電容量とによって共振し、これによっ
て高電圧パルスが発生する。
その高電圧パルスが第2の電源の直流電圧に重畳され、
この重畳された高電圧パスルが集塵機40に印加され
る。ここで、高電圧用コンデンサ20は、金属ケース2
1に収納され、その金属ケース21は、基準電位点(ア
ース)に直接接続されており、高電圧用コンデンサ20
と金属ケース21との間は直流耐圧のみを考慮して設計
され、製作されている。そして、金属ケース21は絶縁
油の中に入れられている。
においては、高電圧用コンデンサ20と金属ケース21
との間には、浮遊容量22が存在し、また、高電圧用コ
ンデンサ20と集塵機40の放電極41との間には、配
線のインダクタンス60が存在する。
ると、このスパークがトリガとなって、浮遊容量22と
インダクタンス60との間で共振し、高周波の振動電圧
が発生する。この振動が発生すると、本来、交流が印加
されないので直流耐圧のみを考慮して検討されている高
電圧用コンデンサ20と金属ケース21との間の絶縁破
壊等によって、高電圧用コンデンサ20が破損してしま
う。これを避けるためには高電圧用コンデンサ20とそ
の金属ケース21との間を、直流、交流の双方の耐圧を
考慮して設計、制作すればよいが、コストがかなり高く
なるという問題がある。
直流電圧に高電圧パルスを重畳し、この重畳された高電
圧パルスを集塵機に印加させる電気集塵機であって、金
属ケース内に高電圧用コンデンサが収納されている電気
集塵装置において、高電圧用コンデンサについて交流的
な耐圧を考慮せずに製作してあっても、簡単で安価な手
段を付加するだけでその破損を防ぐことができる集塵装
置を提供することを目的とするものである。
デンサを収納する金属ケースと基準電位点との間に抵抗
を接続したものである。
る。
来例と同じであり、この従来例と上記実施例とが異なる
点は、高電圧用コンデンサ20を収納する金属ケース2
1と基準電位点(アース)70との間に抵抗80を接続
した点である。なお、上記実施例において、サイリスタ
50とゲート回路51とは、インダクタンスと集塵機の
静電容量との直列回路と直列に設けられたスイッチであ
って、オン、オフしたときに上記インダクタンスと上記
静電容量とによる共振によって高電圧パルスを発生させ
るスイッチの例である。
点70との間に抵抗80を接続すると、高電圧用コンデ
ンサ20が破損したりすることがなく、また、サイリス
タ50が破損したりすることもない。つまり、放電極4
1でスパーク等が発生したときに、このスパークがトリ
ガとなって浮遊容量22とインダクタンス60との間で
共振し、高周波の振動電圧が発生したとしても、浮遊容
量22と直列に抵抗80が存在するので、その振動電圧
のレベルを支障のない小さな値に抑制でき、したがって
高電圧用コンデンサ20が破損することがない。
インダクタ30と浮遊容量22と抵抗80とが、サイリ
スタ50に対して並列にスナバ回路を形成するという点
にあり、サイリスタ50のオフ期間に生ずるスパーク等
によるサージ電圧をそのスナバ回路が吸収するので、サ
イリスタ50にかかる電気的ストレスが緩和され、した
がってサイリスタ50が損傷することもない。
である。
は、インダクタ30とサイリスタ50との代わりに、高
電圧パルス発生回路90を設け、第2の直流電源12と
集塵機40との間にインダクタ61を設けた点である。
電源11を電源として高電圧パルスを発生させる回路で
あり、パルス成形回路91と、サイリスタ92と、ダイ
オード93と、トランス94とを有する。サイリスタ9
2とダイオード93とは、互いに逆並列に接続され、パ
ルス成形回路91とトランス94との間に接続されてい
る。また、サイリスタ92をオン、オフすると、トラン
ス94の2次側に高電圧矩形波を出力する。
源12の電圧に高電圧パルスを重畳して集塵機40に印
加させるコンデンサであり、高電圧用コンデンサ20は
金属ケース21に収納されている。
ンデンサ20が交流的な耐圧を考慮して製作されていな
くとも破損したりすることがなく、また、サイリスタ5
0が破損したりすることもない。つまり、放電極41で
スパーク等が発生したときに、このスパークがトリガと
なって浮遊容量22とインダクタ61との間で共振し、
高周波の振動電圧が発生したとしても、浮遊容量22と
直列に抵抗80が存在するので、その振動電圧のレベル
を、問題の生じない小さな値に制限でき、したがって高
電圧用コンデンサ20が破損することがない。
ス成形回路91とサイリスタ92等によって高電圧パル
ス発生回路90を構成しているが、他の回路で高電圧パ
スル発生回路を構成するようにしてもよい。
使用して直流電圧に高電圧パルスを重畳し、この重畳さ
れた高電圧パルスを集塵機に印加させる電気集塵機であ
って、金属ケース内に高電圧用コンデンサが収納されて
いる電気集塵装置において、高電圧用コンデンサが交流
的な耐圧を考慮して製作されていなくても破損しないと
いう効果を奏する。本発明によれば、さらにまた、サイ
リスタのターンオフ時に印加される電気的ストレスを緩
和することができ、装置の信頼性を向上できるという効
果を奏する。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 第1の直流電源と、第2の直流電源と、
上記第1の直流電源と上記第2の直流電源との間に設け
られた高電圧用コンデンサと、上記第1の直流電源と上
記高電圧用コンデンサとの間に設けられたインダクタ
と、このインダクタと上記高電圧用コンデンサと集塵機
の静電容量との直列回路と直列で、かつ上記第1の直流
電源と上記インダクタとの接続点と基準電位点との間に
設けられたスイッチであって、オン、オフしたときに上
記インダクタと上記静電容量とによる共振によって高電
圧パルスを発生させるスイッチと、上記高電圧用コンデ
ンサを収納する金属ケースとを具備する電気集塵装置に
おいて、 上記金属ケースと基準電位点との間に抵抗を接続したこ
とを特徴とする電気集塵装置。 - 【請求項2】 第1の直流電源と、この第1の直流電源
を電源として高電圧パルスを発生させる高電圧パルス発
生回路と、第2の直流電源と、この第2の直流電源の電
圧に上記高電圧パルスを重畳して集塵機に印加させる高
電圧用コンデンサと、上記高電圧用コンデンサを収納す
る金属ケースとを具備する電気集塵装置において、 上記金属ケースと基準電位点との間に抵抗を接続したこ
とを特徴とする電気集塵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3069346A JP3014789B2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 電気集塵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3069346A JP3014789B2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 電気集塵装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04281868A JPH04281868A (ja) | 1992-10-07 |
JP3014789B2 true JP3014789B2 (ja) | 2000-02-28 |
Family
ID=13399897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3069346A Expired - Fee Related JP3014789B2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 電気集塵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3014789B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-08 JP JP3069346A patent/JP3014789B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04281868A (ja) | 1992-10-07 |
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