JP2002186519A - 受皿を備える容器 - Google Patents

受皿を備える容器

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JP2002186519A JP2000390034A JP2000390034A JP2002186519A JP 2002186519 A JP2002186519 A JP 2002186519A JP 2000390034 A JP2000390034 A JP 2000390034A JP 2000390034 A JP2000390034 A JP 2000390034A JP 2002186519 A JP2002186519 A JP 2002186519A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受皿を塗布部材にて押圧することで容器本体
に充填した内容物を塗布部材に対して浸透させやすい状
態で排出できる容器を提供する。 【解決手段】 内容物を充填する容器本体110と、該容
器本体110の口部111に装着されその皿面140fを綿やパ
フなどの塗布部材Cにて押圧することによって容器本体
110内の内容物を排出する受皿140とを備えるディスペン
サ容器100である。この容器100は、受皿140の皿面140f
に、内容物の排出に際して該内容物を直接塗布部材Cに
向けて噴出させる少なくとも1つの上向きの開孔141を
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、綿やパフなどの
塗布部材に内容物を確実に浸透させるための受皿を備え
る容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】受皿を備える従来の容器としては、例え
ば、特開平11−165757号公報に記載のものがあ
る。この種の容器は、コットン(綿)やパフなどの塗布
部材にて受皿の皿面を押圧することによって容器本体内
の内容物を受皿の皿面に排出して、この内容物を塗布部
材に浸透させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示された容器は、受皿の皿面に設けた開孔の上方
が頂壁によって覆われており、内容物を直接塗布部材に
向けて噴出させることができない。このため、塗布部材
や内容物の特性などによって、内容物が塗布部材によっ
て浸透しにくい場合、浸透しきれない内容物が塗布部材
と受皿との間から洩れ出す事態が考えられる。
【0004】本発明は、上述の事実に鑑みてなされたも
のであって、内容物を塗布部材に対して浸透させやすい
状態で排出することができる受皿を備える容器を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、第1発明に係る、受皿を備える容器は、内容物を充
填する容器本体と、この容器本体の口部に装着されその
皿面を綿やパフなどの塗布部材にて押圧することによっ
て容器本体内の内容物を排出する受皿とを備える容器で
あって、前記受皿の皿面に、内容物の排出に際して、こ
の内容物を直接塗布部材に向けて噴出させる少なくとも
1つの上向きの開孔を有するものであることを特徴とす
るものである。
【0006】この場合、容器本体に充填した内容物が受
皿の皿面に設けた上向きの開孔から直接塗布部材に向け
て噴出することにより、内容物が塗布部材中に勢い良く
入り込むから、内容物や塗布部材の特性に関わらず、内
容物を塗布部材に浸透させることができる。従って本発
明によれば、浸透しきれない内容物が塗布部材と受皿と
の間から洩れることを防止できる。
【0007】第2発明に係る、受皿を備える容器は、第
1発明において、前記開孔は、皿面に設けた突起の内部
に形成されたものであることが好ましい。この場合、塗
布部材が前記開孔を覆い隠す状態で皿面を押圧するた
め、この開孔を覆い隠した部分に内容物が噴射される。
従って第2発明によれば、塗布部材の局所部分に対して
内容物を重点的に浸透させることができる。
【0008】第3発明に係る、受皿を備える容器は、第
2発明において、開孔の縁周りに切り欠きを有するもの
であることが好ましい。この場合、塗布部材が前記開孔
を覆い隠す状態で皿面を押圧するため、この開孔を覆い
隠した部分に内容物が噴出すると共に、浸透しない余分
な内容物を切り欠きから排出することができる。従って
第3発明によれば、塗布部材で開孔を封鎖したことによ
って内容物を排出できなくなる不都合を防止できる。
【0009】第4発明に係る、受皿を備える容器は、第
1発明において、前記開孔は、皿面に設けた突起の付け
根付近に形成されたものであることが好ましい。この場
合、第3発明と同様に、塗布部材で開孔を封鎖したこと
によって内容物を排出できなくなる不都合を防止でき
る。
【0010】第5発明に係る、受皿を備える容器は、第
1乃至第4発明のいずれか一発明において、前記開孔
は、皿面に向かって径寸法を小さく形成した絞りである
ことが好ましい。この場合、比較的高い圧力の内容物が
塗布部材に向かって噴出するから、内容物の浸透力を高
めることができる。
【0011】第6発明に係る、受皿を備える容器は、第
1発明において、前記開孔は、前記皿面と一体に形成さ
れ該皿面との間に空間を画成するダイアフラムと、前記
皿面と一体に形成され該ダイアフラムを貫通する突起と
からなることが好ましい。この場合、第5発明と同様
に、比較的高い圧力の内容物が塗布部材に向かって噴出
するから、内容物の浸透力を高めることができる。
【0012】第7発明に係る、受皿を備える容器は、第
1乃至第6発明のいずれか一発明において、前記開孔の
開口部は、その径寸法が0.2〜3.0mmであること
が好ましい。この場合、開孔が加工の簡単なストレート
孔であっても、内容物や塗布部材の特性に関わらず、一
定の浸透力が得られるため、第1乃至第6発明に係る容
器を安価に提供することができる。
【0013】
【本発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、
添付図面に基づき詳細に説明する。
【0014】図1〜4は、本発明の第1の実施形態であ
る受皿付きディスペンサ容器を示したものであり、図1
および図2はそれぞれ、受皿の皿面を示す正面図および
受皿付きディスペンサ容器を示す一部断面図である。ま
た、図3および図4はそれぞれ、塗布部材に向けて内容
物が噴出された状態を示す斜視図および拡大断面図であ
る。
【0015】ディスペンサ容器100は、内容物を充填
する容器本体110と、この容器本体110の口部11
1に取り付けられたカバー120と、このカバー120
に内蔵されて容器本体110内に充填された内容物を排
出する汲み上げ要素130と、この汲み上げ要素130
と結合する受皿140とからなる。
【0016】容器本体110の内部には、例えば、化粧
水やクレンジング液などの化粧料や、消毒液などが充填
されており、その口部111にはカバー120がねじ止
めされている。カバー120は、カバー本体121に対
してヒンジ122を中心にして上下方向に回動するキャ
ップ123を有する。キャップ123は、カバー本体1
21に対してスナップ嵌合することでロックすることが
できる。
【0017】汲み上げ要素130は、容器本体110内
に収容された吸入ノズル131と、このノズル131に
連通するとともにスプリング132によって支持された
ピストン133を備えるシリンダ134と、このシリン
ダ134に連通する排出ノズル135からなるワンプッ
シュ式の真空ポンプである。
【0018】受皿140は、排出ノズル135に取り付
けられており、ポンプ130から汲み上げた内容物を皿
面140fに排出する開孔141を有する。開孔141
は、ポンプ軸線Opに沿って形成され上向きに開口した
ものであると共に、皿面140fに向かって径寸法を小
さく形成した絞り142を有する。
【0019】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0020】使用者は、始めに皿面140fを塗布部材
Cにて容器本体110に向かって押圧することによって
ピストン133に下向きのストロークを生じさせ、ピス
トン133およびシリンダ134間に画成されたポンプ
室Rの容積を減少させる。この後、塗布部材Cを引き上
げて受皿140を解放すると、スプリング132によっ
てピストン133に上向きのストロークが生じるため、
ポンプ室Rの容積が増大する。これによってポンプ室R
内に負圧が発生して内容物が汲み上げられる。
【0021】そして、使用者が再び塗布部材Cにて皿面
140fを押圧してピストン133をストロークさせる
と、ポンプ室R内に汲み上げられた内容物は、排出ノズ
ル135を経て、上向きに開口した開孔141から直接
塗布部材Cに向けて噴出される。
【0022】つまり、容器本体110に充填した内容物
が図4に示す如く、受皿140の皿面140fに設けた
上向きの開孔141から直接塗布部材Cに向けて噴出す
ることにより、内容物が塗布部材C中に勢い良く入り込
むから、内容物や塗布部材Cの特性に関わらず、内容物
を塗布部材Cに浸透させることができる。従ってディス
ペンサ容器100によれば、浸透しきれない内容物が塗
布部材Cと受皿140との間から洩れることを防止でき
る。
【0023】特に、開孔141は皿面140fに向かっ
て径寸法を小さく形成した絞り142である。この場
合、比較的高い圧力の内容物が塗布部材Cに向かって噴
出するから、内容物の浸透力を高めることができる。但
し、開孔141は皿面140fに向かって径寸法を小さ
く形成した絞り142でなく、径寸法の一定なストレー
ト孔であってもよい。加えて、開孔141は、1箇所に
限らず、2箇所、3箇所などの複数箇所に形成すること
ができる。
【0024】図5は、本発明の第2の実施形態である受
皿付きディスペンサ容器であって、(a)は受皿の皿面
を示す正面図、(b)はディスペンサ容器を示す一部断
面図である。なお、図5において、図1と同一部分は同
一符号をもって説明を省略する。
【0025】ディスペンサ容器200は、ディスペンサ
容器100の受皿140を受皿240に交換したもので
ある。受皿240の皿面240fには、3つの開孔24
1が設けられたパーツ243が受皿240と別体に取り
付けられており、図5(b)に示す如く、受皿240お
よびパーツ243によって液溜め空間R1が画成されて
いる。
【0026】開孔241は、第1実施形態と同様に、ポ
ンプ軸線Opに沿って形成され上向きに開口したもので
あると共に、皿面240fに向かって径寸法を小さく形
成した絞り242を有する。また、開孔241も、第1
実施形態と同様に、皿面240fに向かって径寸法を小
さく形成した絞り242でなく、径寸法の一定なストレ
ート孔であってもよい。加えて、開孔241は、3つに
限らず、少なくとも1箇所に形成されていればよい。
【0027】図6(a),(b)はそれぞれ、本発明の
第3および第4実施形態であって、受皿240のバリエ
ーションを示す断面図である。図6(a)は、開孔24
1を有する受皿240に対して、排出ノズル135と連
結する連結部245が取り付けられたものである。また
図6(b)は開孔241を有するパーツ246が受皿2
40の中心付近に取り付けられたものである。
【0028】図7は、本発明の第5の実施形態である受
皿付きディスペンサ容器300であって、(a)は受皿
の皿面を示す正面図、(b)はディスペンサ容器を示す
一部断面図である。なお、図7において、図1と同一部
分は同一符号をもって説明を省略する。
【0029】ディスペンサ容器300は、ディスペンサ
容器100の受皿140を受皿340に交換したもので
ある。受皿340の皿面340fは、開孔341が皿面
340fに設けた突起343の内部に形成されたもので
ある。開孔341は、第1実施形態と同様に、ポンプ軸
線Opに沿って形成され上向きに開口したものであると
共に、皿面340fに向かって径寸法を小さく形成した
絞り342である。
【0030】この場合、塗布部材Cが開孔341を覆い
隠す状態で皿面340fを押圧するため、この開孔34
1を覆い隠した部分に内容物が噴射される。従ってディ
スペンサ容器300によれば、塗布部材Cの局所部分に
対して内容物を重点的に浸透させることができる。但
し、開孔341も、他の実施形態と同様に、皿面340
fに向かって径寸法を小さく形成した絞り342でな
く、径寸法の一定なストレート孔であってもよい。
【0031】図8は、第6実施形態であって、受皿34
0の変形例を示す斜視図である。受皿340の皿面34
0fには、皿面340fに設けた3つの突起343の内
部にそれぞれ上向きの開孔341が形成されている。つ
まり、開孔341を有する突起343は、1箇所に限ら
ず、皿面340fの複数箇所に設けることができる。ま
た開孔341も、皿面340fに向かって径寸法を小さ
く形成した絞り342であっても、径寸法の一定なスト
レート孔であってもよい。
【0032】図9は、本発明の第7の実施形態である受
皿付きディスペンサ容器400であって、(a)は受皿
の皿面を示す正面図、(b)はディスペンサ容器を示す
一部断面図である。また、図10は、受皿440を示す
斜視図である。但し、図9において、図1と同一部分は
同一符号をもってその説明を省略する。
【0033】ディスペンサ容器400は、ディスペンサ
容器100の受皿140を受皿440に交換したもので
ある。受皿440は、皿面440fに設けた突起442
の内部に3つの上向きの開孔441が形成されると共
に、これら開孔441の縁周りにそれぞれ切り欠き44
3を設けたものである。但し、切り欠き443は、本実
施形態の示す如く、1つの開孔441に対して1つだけ
であっても、1つの開孔441に対して複数個であって
もよい。
【0034】この場合、塗布部材Cが開孔441を覆い
隠す状態で皿面440fを押圧するため、これら開孔4
41を覆い隠した部分に内容物が噴出すると共に、浸透
しない余分な内容物を切り欠き443から排出すること
ができる。従ってディスペンサ容器400によれば、塗
布部材Cで開孔441を封鎖したことによって内容物を
排出できなくなる不都合を防止できる。
【0035】また、図7,8に示す第5および第6実施
形態のように、1つの突起343に1つの開孔341を
設けた場合も、開孔341の縁周りに少なくとも1つの
切り欠きを設けることができる。例えば、図11は、第
8実施形態であって、図7に示す第5実施形態の受皿3
40に切り欠きを設けた場合を示す斜視図である。
【0036】本実施形態は、図11に示す如く、開孔3
41の縁周りに、3つの切り欠き345が設けられてい
る。この場合も、受皿440と同様に、浸透しない余分
な内容物を切り欠き345から排出して、塗布部材Cで
開孔345を封鎖したことによって内容物を排出できな
くなる不都合を防止できる。但し、切り欠き345は、
本実施形態の示す如く、1つの開孔341に対して複数
個であっても、1つの開孔341に対して1つだけであ
ってもよい。
【0037】図12(a),(b)はそれぞれ、本発明
の第9実施形態であって、ディスペンサ容器100の受
皿140と交換可能な受皿540を示す正面図およびそ
の断面図である。
【0038】受皿540は、その皿面540fに3つの
上向き開孔541を有し、これらの上向き開孔541は
それぞれ、その皿面540fに設けられたY字形の突起
543の付け根付近に形成されたものである。
【0039】この場合、塗布部材Cが開孔541を覆い
隠す状態で皿面540fを押圧するため、開孔541を
覆い隠した部分に内容物が噴出すると共に、浸透しない
余分な内容物を突起543によって形成された塗布部材
Cと皿面540fとの隙間から排出することができる。
従って受皿540を用いたディスペンサ容器によれば、
ディスペンサ容器400と同様に、塗布部材Cで開孔5
41を封鎖したことによって内容物を排出できなくなる
不都合を防止できる。
【0040】なお、受皿540に設けた開孔541は、
3箇所に限らず、1箇所、2箇所、4箇所などの複数箇
所に設けることができる。これにより、突起543の形
状も、塗布部材Cと皿面540fとに隙間が生じる形状
であれば、Y字型に限らず様々に変更することができ
る。また開孔541は皿面540fに向かって径寸法を
小さく形成した絞り542であっても、径寸法の一定な
ストレート孔であってもよい。
【0041】図13(a),(b)はそれぞれ、本発明
の第10実施形態であって、ディスペンサ容器100の
受皿140と交換可能な受皿640を示す正面図および
その断面図である。
【0042】受皿640は、ダイアフラム642と受皿
本体643とからなる。受皿640の皿面640fに設
けた開孔641は、皿面640f、即ち、受皿本体64
3と一体に形成されその中心部分に開口161nを有す
るダイアフラム642と、皿面640f、即ち、受皿本
体643と一体に形成され開口161nを貫通可能な突
起641pとからなるものである。ダイアフラム642
は、突起641pに対して浮き上がった状態であって、
皿面640fとの間に空間R2を画成している。また、
突起641p周りには、排出ノズル135からの内容物
を空間R2に供給する通路641aが形成されている。
【0043】次に受皿640の作用を説明する。
【0044】内容物を噴出させるため、使用者が塗布部
材Cにて皿面640fを押圧すると、ダイアフラム64
2が図13(b)の破線に示す如くに容器内側に撓ん
で、突起641pの付け根付近に開口161nが接触す
るとともに、受皿640の下方ストロークによってポン
プ130が内容物を汲み上げて通路641aから空間R
2に供給する。このとき、空間R2内に供給された内容物
によってダイアフラム642が容器外側に撓んで、封鎖
されていた開口161nが開放されるため、高い圧力の
内容物が塗布部材Cに向かって噴出する。
【0045】従って受皿640を備えるディスペンサ容
器によれば、比較的高い圧力の内容物が塗布部材Cに向
かって噴出するため、内容物の浸透力を高めることがで
きる。
【0046】ところで、上述した第1〜第10実施形態
における、開孔140〜640の開口部は、その径寸法
φ1〜φ10が0.2〜3.0mmであることが好まし
い。この場合、開孔141〜541および開口部641
nが加工の簡単なストレート孔であっても、内容物や塗
布部材Cの特性に関わらず、一定の浸透力が得られるか
ら、第1〜第10実施形態に係る容器を安価に提供する
ことができる。
【0047】また汲み上げ要素130は、ワンプッシュ
式ポンプに限らず、受皿の皿面を塗布部材Cにて押圧す
ることで、内容物を噴霧するスプレー式要素であっても
よい。さらに、塗布部材Cも、コットンやパフに限ら
ず、ちり紙や布などの浸透性を有するものであれば良
い。
【0048】
【発明の効果】上述したことから、第1発明に係る、受
皿を備える容器によれば、容器本体に充填した内容物が
受皿の皿面に設けた上向きの開孔から直接塗布部材に向
けて噴出することにより、内容物が塗布部材中に勢い良
く入り込むから、内容物や塗布部材の特性に関わらず、
内容物を塗布部材に浸透させることができる。従って本
発明によれば、浸透しきれない内容物が塗布部材と受皿
との間から洩れることを防止できる。
【0049】第2発明は、第1発明において、前記開孔
は、皿面に設けた突起の内部に形成されたものであるか
ら、塗布部材が前記開孔を覆い隠す状態で皿面を押圧す
るため、この開孔を覆い隠した部分に内容物が噴射され
る。従って第2発明によれば、塗布部材の局所部分に対
して内容物を重点的に浸透させることができる。
【0050】第3発明は、第2発明において、開孔の縁
周りに切り欠きを有するものであるため、塗布部材が前
記開孔を覆い隠す状態で皿面を押圧するから、この開孔
を覆い隠した部分に内容物が噴出すると共に、浸透しな
い余分な内容物を切り欠きから排出することができる。
従って第3発明によれば、塗布部材で開孔を封鎖したこ
とによって内容物を排出できなくなる不都合を防止でき
る。
【0051】第4発明は、第1発明において、前記開孔
は、皿面に設けた突起の付け根付近に形成されたもので
あるから、第3発明と同様に、塗布部材で開孔を封鎖し
たことによって内容物を排出できなくなる不都合を防止
できる。
【0052】第5発明は、第1乃至第4発明のいずれか
一発明において、前記開孔は、皿面に向かって径寸法を
小さく形成した絞りであるから、比較的高い圧力の内容
物が塗布部材に向かって噴出するため、内容物の浸透力
を高めることができる。
【0053】第6発明は、第1発明において、前記開孔
は、前記皿面と一体に形成され該皿面との間に空間を画
成するダイアフラムと、前記皿面と一体に形成され該ダ
イアフラムを貫通する突起とからなるため、第5発明と
同様に、比較的高い圧力の内容物が塗布部材に向かって
噴出するから、内容物の浸透力を高めることができる。
【0054】第7発明は、第1乃至第6発明のいずれか
一発明において、前記開孔の開口部はその径寸法が0.
2〜3.0mmであるから、開孔が加工の簡単なストレ
ート孔であっても、内容物や塗布部材の特性に関わら
ず、一定の浸透力が得られるため、第1乃至第6発明に
係る容器を安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である受皿付きディス
ペンサ容器における受皿の皿面を示す正面図である。
【図2】同実施形態における受皿付きディスペンサ容器
を示す一部断面図である。
【図3】同実施形態において、塗布部材に向けて内容物
が噴出された状態を示す斜視図である。
【図4】同実施形態において、塗布部材に向けて内容物
が噴出された状態を示す拡大断面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態であって、(a)は受
皿の皿面を示す正面図、(b)はディスペンサ容器を示
す一部断面図である。
【図6】(a),(b)はそれぞれ、本発明の第3およ
び第4実施形態であって、図5に示す受皿のバリエーシ
ョンを示す断面図である。
【図7】本発明の第5の実施形態であって、(a)は受
皿の皿面を示す正面図、(b)はディスペンサ容器を示
す一部断面図である。
【図8】本発明の第6実施形態であって、図7に示す受
皿の変形例を示す斜視図である。
【図9】本発明の第7の実施形態であって、(a)は受
皿の皿面を示す正面図、(b)はディスペンサ容器を示
す一部断面図である。
【図10】同実施形態における受皿を示す斜視図であ
る。
【図11】本発明の第8実施形態であって、図7に示す
受皿に切り欠きを設けた場合を示す斜視図である。
【図12】(a),(b)はそれぞれ、本発明の第9実
施形態であって、図2に示す受皿と交換可能な他の受皿
を示す正面図およびその断面図である。
【図13】(a),(b)はそれぞれ、本発明の第10
実施形態であって、図2に示す受皿と交換可能な他の受
皿を示す正面図およびその断面図である。
【符号の説明】
100 ディスペンサ容器(第1実施形態) 110 容器本体 111 容器本体の口部 120 カバー 121 カバー本体 122 ヒンジ 123 キャップ 130 真空ポンプ(汲み上げ要素) 131 吸入ノズル 132 スプリング 133 ピストン 134 シリンダ 135 排出ノズル 140 受皿(第1実施形態) 140f 皿面 141 開孔 142 絞り 240 受皿(第2,3,4実施形態) 240f 皿面 241 開孔 242 絞り 243 突起 245 パーツ(第3実施形態) 246 パーツ(第4実施形態) 340 受皿(第5,6,8実施形態) 340f 皿面 341 開孔 342 絞り 343 突起 345 切り欠き(第8実施形態) 440 受皿(第7実施形態) 440f 皿面 441 開孔 442 絞り 443 突起 445 切り欠き 540 受皿(第9実施形態) 540f 皿面 541 開孔 542 絞り 543 突起 545 切り欠き 640 受皿(第10実施形態) 640f 皿面 641 開孔 641p 突起(開孔) 641n 開口(開孔) 642 ダイアフラム 643 受皿本体 C 塗布部材 R ポンプ室 R1,R2 空間(開孔)
フロントページの続き Fターム(参考) 3E084 AA02 AA12 AB01 BA03 CA01 CB02 CB10 DA01 DB12 FA03 FA09 FB01 GA04 GA06 GB04 GB06 KB01 LA18 LB02 LB07 LD22

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容物を充填する容器本体と、該容器本
    体の口部に装着されその皿面を綿やパフなどの塗布部材
    にて押圧することによって容器本体内の内容物を排出す
    る受皿とを備える容器であって、 前記受皿の皿面に、内容物の排出に際して該内容物を直
    接塗布部材に向けて噴出させる少なくとも1つの上向き
    の開孔を有するものであることを特徴とする受皿を備え
    る容器。
  2. 【請求項2】 前記開孔は、前記皿面に設けた突起の内
    部に形成されたものである、請求項1に記載の容器。
  3. 【請求項3】 前記開孔は、その縁周りに切り欠きを有
    するものである請求項2に記載の容器。
  4. 【請求項4】 前記開孔は、前記皿面に設けた突起の付
    け根付近に形成されたものである請求項1に記載の容
    器。
  5. 【請求項5】 前記開孔は、前記皿面に向かって径寸法
    を小さく形成した絞りである請求項1乃至4のいずれか
    1項に記載の容器。
  6. 【請求項6】 前記開孔は、前記皿面と一体に形成され
    該皿面との間に空間を画成するダイアフラムと、前記皿
    面と一体に形成され該ダイアフラムを貫通する突起とか
    らなる請求項1に記載の容器。
  7. 【請求項7】 前記開孔の開口部は、その径寸法が0.
    2〜3.0mmである請求項1乃至6のいずれか1項に
    記載の容器。
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