JPH1030552A - 液体吐出ポンプ - Google Patents

液体吐出ポンプ

Info

Publication number
JPH1030552A
JPH1030552A JP8205427A JP20542796A JPH1030552A JP H1030552 A JPH1030552 A JP H1030552A JP 8205427 A JP8205427 A JP 8205427A JP 20542796 A JP20542796 A JP 20542796A JP H1030552 A JPH1030552 A JP H1030552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
peripheral wall
liquid
outer peripheral
inner cap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8205427A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiro Hayashi
信弘 林
Hiroshi Yashima
浩 八嶋
Yasuo Araki
康夫 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP8205427A priority Critical patent/JPH1030552A/ja
Publication of JPH1030552A publication Critical patent/JPH1030552A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1001Piston pumps
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/02Membranes or pistons acting on the contents inside the container, e.g. follower pistons
    • B05B11/028Pistons separating the content remaining in the container from the atmospheric air to compensate underpressure inside the container

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Check Valves (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吐出ノズル付押下げヘッドを有する液体吐出
ポンプを装着した容器の液密性を大きく高め、その容器
を、飛散水の多い場所で使用した場合のカビ、異臭、内
容物の性質の変化等の問題を解消する。 【解決手段】 容器1の口頸部に装着される内キャップ
11と、内キャップ11上に係止された吐出ノズル付押
下げヘッド12とからなり、吐出ノズル付押下げヘッド
12の押下げとその解除によりによりシリンダー13内
へ液体を吸引し、吐出ノズル18から吐出させる液体吐
出ポンプにおいて、内キャップ外周壁23とヘッド外周
壁25とを互いにフランンジ24、26で係合させる。
さらに内キャップ内周壁27とヘッド内周壁28を摺接
させ、容器内外を二重の周壁で隔離することが好まし
い。この場合、ヘッド内周壁28には、ガタ調整リブと
して縦リブを形成しておくことが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体を収容した容
器の口頸部に装着するポンプであって、ポンプのヘッド
を押し下げることにより、容器内から液体を吐出させる
縦押しタイプの液体吐出ポンプに関する。さらに詳しく
は、本発明は、ポンプを装着した後の容器の液密性を高
め、容器外から容器内へ周囲の飛散水が混入することを
防止できるようにした縦押しタイプの液体吐出ポンプに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、液体を収容した容器に装着
し、容器内の液体を吐出させる液体吐出ポンプの一つと
して、吐出ノズル付押下げヘッドとそれを容器の口頸部
に固定するキャップからなり、このヘッドを押し下げる
ことにより、容器からポンプ内に液体を吸引し、さらに
吐出ノズルから吐出させる縦押しタイプの液体吐出ポン
プが知られている。
【0003】このような液体吐出ポンプは、一般に、キ
ャップ内に設けられたシリンダーと、シリンダー内に装
着され、押下げヘッドの押圧とその解除により上下動す
るピストンと、容器からシリンダーへの液体の吸引路に
設けられる吸い込み弁と、シリンダーから吐出ノズルへ
の液吐出路に設けられる吐出弁とからなっている。
【0004】そして、キャップと吐出ノズル付押下げヘ
ッドと双方の外周壁の係止機構は、周辺の飛散水が容器
内に混入しないようにするため、吐出ノズル付押下げヘ
ッドをキャップよりも大径に形成し、キャップに覆いか
ぶさるように形成されている。またこの場合、吐出ノズ
ル付押下げヘッドの外周壁とキャップの外周壁との間に
は、吐出ノズル付押下げヘッドの押下げの作動性を確保
するため、隙間があけられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の液体吐出ポンプを装着した容器を、浴室、
洗面所等のように飛散水の多い場所で使用した場合、キ
ャップの外周壁と吐出ノズル付押下げヘッドの外周壁と
の間には隙間があいているので、この部分から水分が容
器内に侵入する場合があり、そのためにカビが発生した
り、異臭がしたり、内容物の性質が変化する等の問題が
生じていた。
【0006】このような問題に対しては、キャップの外
周壁と押下げヘッドの外周壁との間に隙間があかないよ
うに、それらを摺接させることも考えられる。しかし、
キャップの外周壁と押下げヘッドの外周壁とを摺接させ
た場合には、吐出ノズル付押下げヘッドの天面が大きく
なると摺動性が悪くなり、吐出ノズル付押下げヘッドの
押し下げに要する押し圧が高くなるという問題がある。
【0007】本発明はこのような従来技術の課題を解決
しようとするものであり、吐出ノズル付押下げヘッドを
有する縦押タイプの液体吐出ポンプにおいて、それを容
器に装着した場合の液密性を大きく向上させ、このポン
プを装着した容器を浴室、洗面所等の飛散水の多い場所
で使用しても容器内への水分の侵入を防止できるように
すること、特に、吐出ノズル付押下げヘッドの天面を大
きくした場合でも吐出ノズル付押下げヘッドの作動性を
低下させることなく、容器内への水分の侵入を防止でき
るようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、吐出ノズル
付押下げヘッドを有する縦押しタイプの液体吐出ポンプ
において、単に、吐出ノズル付押下げヘッドをキャップ
よりも大径にして吐出ノズル付押下げヘッドがキャップ
に覆いかぶさるようにするのではなく、吐出ノズル付押
下げヘッドの外周壁とキャップの外周壁の双方にフラン
ジを設けてそれらが係止されるようにするとこの部分で
水分の侵入を大きく抑制できること、さらに、好ましく
は、容器の内外を外周壁という一重の周壁で画するだけ
でなく、ポンプ内に内周壁も設けて、外周壁と内周壁と
の二重の周壁で画することにより、さらに水分の侵入を
確実に防止できることを見出し、本発明を完成させるに
至った。
【0009】即ち、本発明は、容器の口頸部に装着され
る内キャップと、内キャップ上に係止された吐出ノズル
付押下げヘッドとからなり、内キャップ内にはシリンダ
ーが形成され、シリンダー内には上下可動にピストンが
装着され、シリンダーの下部には容器から液体を吸引す
る吸込み弁が設けられ、ピストンの上部は吐出弁を介し
てノズル付押下げヘッドの液吐出路に連通し、内キャッ
プと吐出ノズル付押下げヘッドとの間には、吐出ノズル
付押下げヘッドが押し下げられたときにそれを元に復帰
させる弾性部材が設けられ、吐出ノズル付押下げヘッド
の押し下げとその解除によりピストンを上下させ、容器
からシリンダー内へ液体を吸引し、その液体を吐出ノズ
ル付押下げヘッドの吐出ノズルから吐出させる液体吐出
ポンプにおいて、内キャップは、その外周部で上方に起
立した内キャップ外周壁を有し、この内キャップ外周壁
の上部側にはフランジが形成されており、また、内キャ
ップは、内キャップ外周壁とシリンダーとの間に内キャ
ップ内周壁を有し、吐出ノズル付押下げヘッドは、その
外周部から垂下したヘッド外周壁を有し、このヘッド外
周壁の下部側にはフランジが設けられ、ヘッド外周壁の
フランジが内キャップ外周壁のフランジと係合すること
を特徴とする液体吐出ポンプを提供する。
【0010】特に、このような液体吐出ポンプの好まし
い態様として、吐出ノズル付押下げヘッドが、ヘッド外
周壁の内側で垂下したヘッド内周壁を有し、このヘッド
内周壁が内キャップ内周壁に摺接するようにしたものを
提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて具体的に説明する。
【0012】図1は、本発明の実施例の液体吐出ポンプ
10を装着した容器1の断面図である。
【0013】同図の容器1は、円筒状の側壁2に底キャ
ップ3が嵌められ、内部に可動中皿4を装着したもので
あり、液体は、可動中皿4上に蓄えられる。
【0014】一方、この容器1の口頸部に装着されてい
る液体吐出ポンプ10は、容器1の口頸部周壁5に螺合
している内キャップ11と、内キャップ11上に係止さ
れた吐出ノズル付押下げヘッド12とからなっている。
【0015】この内キャップ11内にはシリンダー13
が形成されている。また、シリンダー13内には上下可
動にピストン14が装着され、ピストン14の上端部は
吐出ノズル付押下げヘッド12の液吐出路15に連通し
ている。そして、シリンダー13の下部には容器1から
液体を吸引するときの逆止弁(即ち、吸込み弁)16と
して、3点支持の樹脂バネバックレス弁が挿入され、そ
の上に液封止パーツ17が設けられている。また、ピス
トン14の吐出ノズル18側の部分には、液体を吐出さ
せるときの逆止弁(即ち、吐出弁)19として、バック
レス弁の内パーツ19aと外パーツ19bが嵌め合わさ
れて設けられている。
【0016】また、吐出ノズル付押下げヘッド12は、
吐出ノズル18と上キャップ20とが一体成形されてい
る。そして、内キャップ11と上キャップ20との間に
は、吐出ノズル付押下げヘッド12が押し下げられたと
きにそれを元に復帰させるために弾性部材としてスプリ
ング21が設けられている。
【0017】したがって、この液体吐出ポンプ10にお
いて、吐出ノズル付押下げヘッド12を任意の位置で押
圧して押し下げるとピストン14も押し下げられ、次い
でその押圧を解除するとスプリング21に付勢されて吐
出ノズル付押下げヘッド12が当初の位置に戻り、それ
によりピストン14も当初の位置に戻る。そしてこのと
きシリンダー13内が負圧になることから、吸い込み弁
16を通して容器1内から液体が吸引される。次に、再
度吐出ノズル付押下げヘッド12を押し下げるとピスト
ン14も押し下げられ、シリンダー13内に吸引されて
いた液体が加圧される。そこで、これら液体は、吐出弁
19を通り、液吐出路15を通って吐出孔22から吐出
される。以降、同様にして吐出ノズル付押下げヘッド1
2の押圧とその解除を繰り返すことにより、吐出孔22
から容器1内の液体が吐出される。
【0018】なお、容器1内から液体が吐出すると容器
1内は負圧になるのでその負圧に応じて可動中皿4が底
部から矢印のように上昇し、容器1内の負圧が解消され
る。
【0019】この液体吐出ポンプ10においては、内キ
ャップ11の外周部において上方に起立した内キャップ
外周壁23が、その上端部にフランジ24を有してお
り、また、吐出ノズル付押下げヘッド12の上キャップ
20の外周部において垂下したヘッド外周壁25が、そ
のヘッド外周壁25の下端部にフランジ26を有してお
り、これら内キャップ外周壁23のフランジ24と、ヘ
ッド外周壁25のフランジ26とが互いに係合している
点が特徴の一つとなっている。このようにフランジ2
4、26を係合させることにより、単にヘッド外周壁2
5が内キャップ外周壁23に覆いかぶさるようにしてい
た従来例に比してこの部分の液密性を大きく高めること
ができる。
【0020】また、この液体吐出ポンプ10において
は、内キャップ11が、内キャップ外周壁23とシリン
ダー13との間で、上方に起立した内キャップ内周壁2
7を有し、一方、吐出ノズル付押下げヘッド12が、ヘ
ッド外周壁25の内側で垂下したヘッド内周壁28を有
し、これら内キャップ内周壁27とヘッド内周壁28と
が摺接していることも大きな特徴となっている。このよ
うに内キャップ内周壁27とヘッド内周壁28とを摺接
させることにより、容器の内外を外周壁23、25と内
周壁27、28の二重の周壁で隔てることになるので、
容器の液密性を一層向上させることが可能となる。
【0021】さらに、上述のように容器の内外を二重の
周壁で隔てるためにヘッド内周壁28を形成するに際
し、ヘッド内周壁28の表面には、図中破線で示したよ
うに、ガタ調整リブとして垂下方向の縦リブが形成され
ている。このようなガタ調整リブを形成することなく平
滑な面のままヘッド内周壁28を内キャップ内周壁27
と摺接させると、吐出ノズル付押下げヘッド12に斜め
に押圧力がかかった場合に面抵抗が大きくなり、吐出ノ
ズル付押下げヘッド12の作動圧が大きくなって作動性
が低下する。これに対してガタ調整リブとして縦リブを
設けると、この縦リブが吐出ノズル付押下げヘッド12
を縦押しする方向のガイドとして機能し、内キャップ内
周壁27とヘッド内周壁28との面抵抗を低減させる。
したがって、内キャップ内周壁27とヘッド内周壁28
とを摺接させても吐出ノズル付押下げヘッド12の作動
性を良好に維持することが可能となる。
【0022】なお、本発明において内キャップ内周壁2
7とヘッド内周壁28とを摺接させるに際し、吐出ノズ
ル付押下げヘッド12の作動性を良好に維持するために
は、上述のような縦リブを設けることなく、互いに摺接
する内周壁の壁面に滑剤を塗布してもよい。
【0023】また、この液体吐出ポンプ10において
は、容器の内外を外周壁と内周壁との二重の周壁で隔て
るに際し、これら外周壁と内周壁との間にスプリング2
1を設けているので、スプリング21は液体吐出ポンプ
10内の液流路から完全にはずれている。したがって、
スプリング21自体のサビを防止することができる。
【0024】さらに、この液体吐出ポンプ10において
は、吐出ノズル付押下げヘッド12の吐出ノズル18自
体が斜めに傾斜して設けられており、加えてその吐出ノ
ズル18の先端開口面22aが下向きに傾斜し、先端開
口面22aが鉛直線に対して5°以上の傾斜角θを有し
ている。したがって、吐出孔22の開孔面を上方又は水
平方向に向けた場合に比して、吐出孔22からの飛散水
の侵入を防止することができる。
【0025】以上のように、この液体吐出ポンプ10に
よれば、液密性が大きく高められているので、このポン
プ10を装着した容器を、浴室、洗面所等のように飛散
水の多い場所で使用した場合でも、容器内に水分が侵入
することを著しく抑制できる。したがって、容器内にカ
ビが発生したり、容器から異臭がしたり、内容物の液体
の性質が変化する等の問題を解消することができる。
【0026】なお、この液体吐出ポンプ10は、上述の
ように高い液密性を有するという他にも、ポンプを構成
する各部材を、上方から嵌め込んでいくことにより容易
に製造できるという利点も有している。
【0027】また、逆止弁として、シリンダー13の下
部に吸込み弁16を設け、上方に吐出弁19を設けてい
るので、逆止弁の開閉機構がピストン14と連動するよ
うに形成した場合に比して、シリンダー13内の液流路
も含めて液体が吸引してから吐出するまでの液流路を広
くすることができ、流動抵抗を低くすることができる。
よって、吐出させる液体が、化粧料、洗剤等に一般に配
合される程度の径の粒子(100〜1000μm程度)
を含有している場合でも、何等支障なく吐出させること
が可能となる。さらに、吐出させる液体に含有される粒
子の粒径に応じて、流路径を広範囲な設定幅の中から最
も最適値に適宜設定することができる。
【0028】例えば、流路径を1000μm程度以上、
好ましくは4000μm程度とすることにより、崩壊性
スクラブ、崩壊性マイクロカプセル、崩壊性顆粒等の崩
壊性物質が液体に含有されている場合でも、それらを崩
壊させることなく液体を吸引し、吐出させることができ
る。
【0029】また、このように流路径を適宜設定するこ
とにより、吐出させる液体の粘度にも広範囲に対応させ
ることができ、1000cp〜100000cp(室
温)の乳液等の化粧液やジェル状物等の吐出に使用する
ことができる。特に、吐出ノズル付押下げヘッド12を
押下げるときの押し圧や作動性の点から、1000cp
〜50000cpの液体の吐出に好ましく使用すること
ができる。
【0030】本発明の液体吐出ポンプは図1の実施例の
他に種々の態様をとることができる。例えば、図1の液
体吐出ポンプ10では、内キャップ外周壁23とヘッド
外周壁25とで容器の内外を画するにあたり、内キャッ
プ外周壁23の上端部に設けたフランジ24とヘッド外
周壁25の下端部に設けたフランジ26とを係合させて
いるが、これらフランジ24、26は、内キャップ外周
壁23又はヘッド外周壁25の端部に設けなくてもよ
い。したがって、図2(a)に示したように、内キャッ
プ外周壁23の上端部に設けたフランジ24と、ヘッド
外周壁25の下部側に設けたフランジ26とを係合させ
てもよく、同図(b)に示したように、内キャップ外周
壁23の上部側に設けたフランジ24と、ヘッド外周壁
25の下端部に設けたフランジ26とを係合させてもよ
く、同図(c)に示したように、内キャップ外周壁23
の上部側に設けたフランジ24と、ヘッド外周壁25の
下部側に設けたフランジ26とを係合させてもよい。こ
れらによっても液密性を高めることができる。
【0031】また、図1の液体吐出ポンプ10では吐出
ノズル18が斜めに設けられているが、そのポンプの用
途使用、環境等に応じて吐出ノズルは種々の角度で設け
ることができる。
【0032】さらにまた、図1の液体吐出ポンプ10で
は、吐出ノズル18と上キャップ20とが一体成形され
ており、それにより液体吐出ポンプ10の製造に要する
部品数の削減と製造コストの低下を図っているが、必要
に応じてこれらを別部材から構成してもよい。
【0033】本発明の液体吐出ポンプ10を装着する容
器にも特に制限はなく、必要に応じて種々の容器に装着
することができ、当該容器の種類に応じて液体吐出ポン
プ10も種々の態様をとることができる。例えば、図1
の容器1は可動中皿4を有し、その可動中皿4が容器内
の液体の吐出に伴って上昇してくるので、液体吐出ポン
プ10のシリンダー13には、その下方にディップチュ
ーブが接続されていないが、可動中皿4を持たない通常
のボトルを容器とした場合には、シリンダー13にディ
ップチューブを接続することができる。また、可動中皿
4を設けない場合に、容器1の内側に収縮可能なフィル
ムからなる内袋を設けた内袋含有二重容器としてもよ
く、また、内袋一体成形型二重容器としてもよい。
【0034】また、シリンダー13の上下で使用する逆
止弁についても、種々の自己復元性弁あるいはボール弁
等を使用することができる。
【0035】
【発明の効果】本発明の液体吐出ポンプによれば、その
ポンプを装着した容器の液密性を大きく高めることがで
きる。したがって、ポンプを装着した容器を、飛散水の
多い場所で使用しても、ポンプあるいは容器内にカビが
はえたり、異臭がしたり、内容物の性質が変化すること
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体吐出ポンプを装着した容器の断面
図である。
【図2】本発明の液体吐出ポンプの内キャップ外周壁2
3とヘッド外周壁25との係合部分の説明図(同図
(a)〜(c))である。
【符号の説明】
1 容器 2 側壁 3 底キャップ 10 液体吐出ポンプ 11 内キャップ 12 吐出ノズル付押下げヘッド 13 シリンダー 14 ピストン 16 吸込み弁 18 吐出ノズル 19 吐出弁 20 上キャップ 21 スプリング 22 吐出孔 23 内キャップ外周壁 24 フランジ 22 吐出孔 25 ヘッド外周壁 27 内キャップ内周壁 28 ヘッド内周壁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の口頸部に装着される内キャップ
    と、内キャップ上に係止された吐出ノズル付押下げヘッ
    ドとからなり、内キャップ内にはシリンダーが形成さ
    れ、シリンダー内には上下可動にピストンが装着され、
    シリンダーの下部には容器から液体を吸引する吸込み弁
    が設けられ、ピストンの上部は吐出弁を介してノズル付
    押下げヘッドの液吐出路に連通し、内キャップと吐出ノ
    ズル付押下げヘッドとの間には、吐出ノズル付押下げヘ
    ッドが押し下げられたときにそれを元に復帰させる弾性
    部材が設けられ、吐出ノズル付押下げヘッドの押し下げ
    とその解除によりピストンを上下させ、容器からシリン
    ダー内へ液体を吸引し、その液体を吐出ノズル付押下げ
    ヘッドの吐出ノズルから吐出させる液体吐出ポンプにお
    いて、内キャップは、その外周部で上方に起立した内キ
    ャップ外周壁を有し、この内キャップ外周壁の上部側に
    はフランジが形成されており、また、内キャップは、内
    キャップ外周壁とシリンダーとの間に内キャップ内周壁
    を有し、吐出ノズル付押下げヘッドは、その外周部から
    垂下したヘッド外周壁を有し、このヘッド外周壁の下部
    側にはフランジが設けられ、ヘッド外周壁のフランジが
    内キャップ外周壁のフランジと係合することを特徴とす
    る液体吐出ポンプ。
  2. 【請求項2】 吐出ノズル付押下げヘッドが、ヘッド外
    周壁の内側で垂下し、内キャップ内周壁に摺接するヘッ
    ド内周壁を有する請求項1記載の液体吐出ポンプ。
  3. 【請求項3】 ヘッド内周壁が、ガタ調整リブを有する
    請求項1又は2記載の液体吐出ポンプ。
  4. 【請求項4】 吐出ノズル付押下げヘッドの吐出ノズル
    が傾斜している請求項1〜3のいずれかに記載の液体吐
    出ポンプ。
  5. 【請求項5】 吐出ノズル付押下げヘッドの吐出ノズル
    の先端開口面が下向きに傾斜し、鉛直線に対して5°以
    上の傾斜角を有する請求項1〜4のいずれかに記載の液
    体吐出ポンプ。
JP8205427A 1996-07-15 1996-07-15 液体吐出ポンプ Pending JPH1030552A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8205427A JPH1030552A (ja) 1996-07-15 1996-07-15 液体吐出ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8205427A JPH1030552A (ja) 1996-07-15 1996-07-15 液体吐出ポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1030552A true JPH1030552A (ja) 1998-02-03

Family

ID=16506682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8205427A Pending JPH1030552A (ja) 1996-07-15 1996-07-15 液体吐出ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1030552A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017210239A (ja) * 2016-05-23 2017-11-30 花王株式会社 蓄圧式吐出器
CN108249025A (zh) * 2017-12-14 2018-07-06 宁波圣捷喷雾泵有限公司 一种胶体包装结构
WO2022247182A1 (zh) * 2021-05-22 2022-12-01 安徽洁诺德塑胶包装有限公司 一种泵头及具有该泵头的容器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017210239A (ja) * 2016-05-23 2017-11-30 花王株式会社 蓄圧式吐出器
CN108249025A (zh) * 2017-12-14 2018-07-06 宁波圣捷喷雾泵有限公司 一种胶体包装结构
WO2022247182A1 (zh) * 2021-05-22 2022-12-01 安徽洁诺德塑胶包装有限公司 一种泵头及具有该泵头的容器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5725132A (en) Dispenser with snap-fit container connection
EP1189818B1 (en) Aerosol for dispensing a liquid
US5085347A (en) Pressurized dispenser package
US8490833B2 (en) Dispensing device
AU2006230698B2 (en) Portable liquid dispenser
US20210031982A1 (en) Dispensing systems and methods for using the same
JP4394576B2 (ja) ノズル閉鎖部材を備えた噴霧噴射装置
US20010020627A1 (en) Spray dispensing device with nozzle closure
JPH06191571A (ja) 液体物質又はクリームもしくはペースト形態の物質を分配するためのディスペンサ
JPH07251105A (ja) 引き金噴霧器
US10228272B2 (en) Dispensers and methods for using the same
US4993600A (en) Liquid dispenser pump
JP2008296987A (ja) ポンプ容器
IL114679A (en) Reaching pump
JP2002186519A (ja) 受皿を備える容器
JPS6312461A (ja) デイスペンサ−
JP2001039460A (ja) ポンプ式吐出容器
JP3545845B2 (ja) 泥膏状物質用のディスペンサー
JP3157700B2 (ja) 洗浄びん
JPH1030552A (ja) 液体吐出ポンプ
US7328819B2 (en) Self-contained liquid dispenser with a spray pump mechanism
KR200311503Y1 (ko) 디스펜서 용기
JP2816179B2 (ja) 指作動式ポンプ
JPH07232728A (ja) 倒立容器用注出装置
JP3561079B2 (ja) 液体注出容器のプランジャ型ポンプ