JP2002185714A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2002185714A
JP2002185714A JP2000378631A JP2000378631A JP2002185714A JP 2002185714 A JP2002185714 A JP 2002185714A JP 2000378631 A JP2000378631 A JP 2000378631A JP 2000378631 A JP2000378631 A JP 2000378631A JP 2002185714 A JP2002185714 A JP 2002185714A
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JP2000378631A
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Kazuhiro Tani
和洋 谷
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 色付き原稿の大きさを光学読取機構によって
判別する画像読取装置を提供すること。 【解決手段】 原稿40の上面は鏡面シ−ト5bで覆わ
れており、主走査方向Xでは、鏡面シ−ト5bと原稿4
0との境界で反射光の信号レベルが変化する。すなわ
ち、鏡面シ−ト5bと原稿40との境界線LaとLbで
信号レベルの変化が検出されるので、原稿の幅方向の大
きさを判別する。また、副走査方向Yでは、鏡面シ−ト
5bと原稿40との境界線40aと40bで信号レベル
の変化が検出されるので、原稿の長さ方向の大きさを判
別する。副走査方向の走査は、光源と第1反射ミラ−
(ハ−フミラ−)を搭載したフルレ−トキャリッジと、
第2反射ミラ−35と第3反射ミラ−36を搭載したハ
−フレ−トキャリッジデ行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、色付き原稿の大きさを
光学読取機構によって判別する画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機や複写機能を併せ持つファクシミ
リ装置には、一般に、オ−トドキュメントフィ−ダ(A
DF)やフラットベッド型の読み取り用原稿載置台が備
え付けられている。ADFは、多数枚の読取原稿を光学
読取系に連続自動給送して各原稿面から画像を連続的に
読み取るためのものである。
【0003】一方、フラットベッド型の読み取り用原稿
載置台は、透明な原稿支持板としてのカバ−ガラスを有
しており、そのカバ−ガラス上の所定位置に利用者が読
取原稿を一枚づつ載置し、それを光学読取系に読み取ら
せるものである。フラットベッド型の原稿載置台を用い
る読み取り方式(FBS)は、一般に「ブック読み取
り」と呼ばれている。
【0004】ブック読み取りされた画像を適切な記録紙
に転写・記録するためには、原稿載置台のカバ−ガラス
上に配置された読取原稿のサイズを正確に検知する必要
がある。このため、読取原稿のサイズを自動判別する目
的で、透明なカバ−ガラスの下面側に、カバ−ガラスの
縦及び横の各方向に複数の紙面検出センサを所定の位置
に配設し、各紙面検出センサからの信号を解析してカバ
−ガラス上の原稿のサイズを判定する装置が設けられて
いる。
【0005】しかしながら、上述のように複数の紙面検
出センサをカバ−ガラスの下面側に配設する限り、前記
光学読取系を含む原稿読取り及び画像転写構造の全体的
な複雑化は避けられない。そこで、光学読取系の一部機
構を読取原稿のサイズ判定にも転用して、紙面検出セン
サの数を必要最小限度に抑えて構成の簡易化を図った画
像読取装置が開発されている。
【0006】図8はこのような画像読取装置の概略の側
面図である。この画像読取装置1は、コピ−・ファクシ
ミリ複合機に具体化している。図において、画像読取装
置1は、装置ケ−ス2、押え蓋3、原稿給送部4とを備
えている。
【0007】装置ケ−ス2は光学読取系(OP)を内蔵
する。光学読取系(OP)の詳細については図示を省略
しているが、ステップモ−タで駆動される移動フレ−ム
に光源となるランプ10及び反射ミラ−を取付け、集光
レンズと画像読み取り用の撮像素子(CCD)を装置ケ
−ス2内に固設した構成としている。
【0008】装置ケ−ス2の上面には、読取原稿を載置
するための支持板として透明なカバ−ガラス8が取り付
けられている。カバ−ガラス8は、前記光学読取系(O
P)の移動フレ−ムに取り付けられた光源となるランプ
10及び反射ミラ−と共にフラットベッドスキャナ(F
BS)を構成する。
【0009】押え蓋3は、原稿押さえカバ−5、給紙ト
レイ6、排出トレイ7とを備え、装置ケ−ス2の上面端
部にヒンジ機構により開閉可能に取付けられている。す
なわち、押え蓋3はカバ−ガラス8に対して開閉動作す
る開閉板として作用する。原稿給送部4はオ−トドキュ
メントフィ−ダ(ADF)を構成し、給紙トレイ6の読
取原稿を取り込んで反転させる。次に、読取原稿は原稿
給送部4内を搬送されて、カバ−ガラス8上を通過する
際に読取原稿の画像が光学読取系(OP)で読み込ま
れ、排出トレイ7に排出される。
【0010】装置ケ−ス2の上部で押え蓋3の回動中心
の近傍には、押え蓋3の開閉状況を検知する押圧板セン
サ9が設けられている。この押圧板センサ9は例えばリ
ミットスイッチを使用する。押圧板センサ9は、装置ケ
−ス2上面のカバ−ガラス8と押え蓋3の下面とがなす
角度ANGが所定角度以下、例えば30度以下のときオ
ン、前記角度ANGが所定角度を超えるとオフするよう
に設定されている。
【0011】10は前記光学読取系(OP)の移動フレ
−ムに取付けられた光源となるランプで、紙面と直交す
る方向に所定の長さで配置される。HPはホ−ムポジシ
ョンの位置で、ランプ10はHPの位置から矢視T方向
に水平方向に移動する。
【0012】原稿押さえカバ−5の内面には、白よりも
反射率が低い銀色シ−ト5aが貼られている。カバ−ガ
ラス8上に読取原稿を載置し、押え蓋3を閉じると読取
原稿の上面は銀色シ−ト5aで覆われる。この状態で光
源のランプ10を点灯すると、銀色シ−ト5aは入射し
た光を正反射するのでCCDには入力されない。このた
め、画像メモリには黒情報が入力されることになる。
【0013】したがって、読取原稿と銀色シ−ト5aと
の境界では、画素が白黒で区分されるので、読取原稿の
主走査方向(幅方向)のサイズを検出することができ
る。このため、多数のセンサを配置することなくカバ−
ガラス8上に載置された読取原稿の幅方向のサイズを検
出できるという利点がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな銀色シ−トを原稿押さえカバ−の内面に貼り付けた
場合には、原稿に色が付いていると、原稿の色と銀色シ
−トの色との差が少なくなる。このため、原稿の大きさ
を判別できないという問題があった。
【0015】本発明は、このような問題に鑑みて、色付
き原稿の大きさを光学読取機構によって判別する画像読
取装置の提供を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1に
係る発明において、画像読取装置を、支持板に載置され
た原稿を押さえる原稿押さえカバ−と、前記原稿の画像
を読み取る画像読取部材と、画像読取部材で得られたデ
−タに基づき原稿の大きさを判別する判別回路とを備
え、前記原稿押さえカバ−の内面を鏡面とすることによ
って達成される。
【0017】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
画像読取装置において、前記原稿の画像を副走査方向に
走査する走査手段を備えたことを特徴としている。
【0018】請求項3に係る発明は、請求項2に記載の
画像読取装置において、前記走査手段は、前記支持板を
透過して原稿と原稿押さえカバ−の内面を照明する光
源、および原稿と原稿押さえカバ−の内面からの反射光
を前記画像読取部材に導くハ−フミラ−を搭載したキャ
リッジを設けたことを特徴としている。
【0019】請求項1に係る発明によれば、原稿押さえ
カバ−の内面を鏡面としている。このため、鏡面と原稿
との境界線では反射光の信号レベルの変化が大きくな
り、どのような地色の原稿でも、少なくとも幅方向(主
走査方向)の大きさを判別できるという利点がある。
【0020】請求項2に係る発明によれば、原稿の画像
を副走査方向に走査する走査手段を備えている。このた
め、原稿の縦横のサイズをセンサを用いることなく判別
できる。
【0021】請求項3に係る発明によれば、前記走査手
段に光源とハ−フミラ−を搭載したキャリッジを設けて
いる。このため、画像読み取りに必要な部材で原稿サイ
ズを判別するので、原稿サイズの判別手段を簡略化でき
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図3は本発明の実施形態に
係る画像読取装置の制御装置を示す概略のブロック図で
ある。図3において、制御装置11は、各種信号やデ−
タを処理するための制御部12を有している。この制御
部12は、例えばMPU(超小型演算処理装置)により
構成されている。
【0023】制御部12には、回線制御部(NCU)1
4、モデム15、画像メモリ16、RAM17、ROM
18、パ−ソナルコンピュ−タ(PC)接続用インタ−
フェイス(I/F)19、表示部20、操作部21、読
取部22、記録部23、符号化・復号部24、LAN接
続用インタ−フェイス(I/F)25が接続されてい
る。
【0024】回線制御部14は外部回線13と接続さ
れ、相手先のダイヤル番号に対応したダイヤルパルスの
送出、及び着信を検出する。モデム15は相手先のファ
クシミリ装置等の通信端末装置との間で送受信されるデ
−タを変調・復調し、回線制御部14と接続する。
【0025】画像メモリ16は、読み取り画像の画デ−
タ、受信した画デ−タを格納する。RAMに17は、予
約送信またはメモリ受信における管理デ−タが格納され
る。ROM18には画像読取装置の各種動作に必要なデ
−タやプログラムが格納される。
【0026】PC接続用インタ−フェイス(I/F)1
9には、外部PC26が接続される。陰極線管(CR
T)や液晶表示器(LCD)を用いた表示部20には、
画像読取装置の動作に必要な各種メッセ−ジが表示され
る。キ−ボ−ドやマウス等からなる操作部21は画像読
取装置の各種動作、停止を指示する。読取部22は原稿
の画像を読み取る。
【0027】記録部23は画像を記録紙にプリントす
る。画像のプリントは、記録紙の両面に行なう場合と記
録紙の片面に行なう場合がある。符号化・復号部24
は、読み取り画像の画デ−タを所定の符号化方式で符号
化し、また、受信した画デ−タを復号化する。LAN接
続用インタ−フェイス(I/F)25には、LAN27
を接続する。なお、制御装置11に時計部を設けて現在
時刻をカウントし、時計部の出力を用いて受信時刻を通
信管理記録に保存することもできる。
【0028】図4は、図3に示した読取部22の構成例
を示すブロック図である。図4において、電荷結合素子
(Charge Coupled Device、CC
D)22aは、原稿の画像を読み取る。A/D変換回路
22bは、読み取り画像の画像デ−タをアナログデ−タ
からデジタルデ−タに変換する。
【0029】シェ−デング補正回路22cは、読み取り
画像における信号レベルのバラツキ等を補償する。シェ
−デング補正は、原稿面の読み取りに先立って信号レベ
ルの補正係数を求め、この補正係数を読み取り画像デ−
タにおける各画素デ−タの信号レベルの補正に用いるも
のである。
【0030】多値画像メモリ22dは、シェ−デング補
正動作で得られるイメ−ジデ−タを一時的に記憶する。
画像処理回路22eには、画像品質を良好にするための
γ(ガンマ)補正回路、変倍回路、スム−ジング回路、
エッジ強調回路、が設けられている。更に、読み取られ
た画像に前記画像処理回路で種々の画像処理を行なって
から2値化処理する2値化処理回路を備えている。
【0031】原稿サイズ判別回路22fは、後述するよ
うに、光学読取機構で得られたデ−タに基づき原稿サイ
ズを判別する。機構制御回路22gは、カバ−ガラスの
一隅に設定されるホ−ムポジション(HP)センサ22
h、FBSモ−タ22i、光源22jを制御する。
【0032】図2は、光学読取機構の概略構成を示す説
明図である。図2において、原稿押さえカバ−5の内面
には、鏡面シ−ト5bを貼り付ける。鏡面シ−ト5bの
大きさは、カバ−ガラス8よりも大きくする。光学読取
機構30は、光源33(図8の図示番号10に相当す
る)、第1反射ミラ−(ハ−フミラ−)34、第2反射
ミラ−35、第3反射ミラ−36、レンズ37、CCD
38(図4の図示番号22aに相当する)で構成されて
いる。31、32は原稿載置板である。原稿は、カバ−
ガラス8上に載置され鏡面シ−ト5bで覆われる。
【0033】光源33と第1反射ミラ−34は、機械的
に結合されており、一体となって図示T方向に往復動す
る。光源33は、第1反射ミラ−34の下方に配置さ
れ、光源33からの出力光は第1反射ミラ−34を透過
し、鏡面シ−ト5bに垂直に入射する成分を含んでい
る。また、対となっている第2反射ミラ−35と第3反
射ミラ−36も機械的に結合されており、図示T方向に
往復動する。レンズ37、CCD38は固定されてい
る。レンズ37は固定倍率のものと、可変倍率のズ−ム
レンズを使用することができる。
【0034】図1は、カバ−ガラス8上に原稿40を載
置した状態を示す説明図である。原稿40は、カバ−ガ
ラス8の一隅に設定されるHPを基準として載置され
る。Xは、主走査方向、Yは副走査方向である。(A)
はFBS先端、(B)はFBS後端、(C)はFBS中
間の位置を示している。カバ−ガラス8の上面は鏡面シ
−ト5bで覆われる。40aは、ホ−ムポジション(H
P)の位置と対応する原稿40の一端の位置、40bは
原稿の他端の位置、40cは原稿の長さ方向の中間位置
を示している。
【0035】次に、図2の光学読取機構の動作につい
て、図1も参照して説明する。(A)の位置(ホ−ムポ
ジションの位置)に、光源33と第1反射ミラ−34を
移動する。このときに、対となっている第2反射ミラ−
35と第3反射ミラ−36も図示の位置に移動させる。
【0036】このときの原稿40の一端40aの反射画
像は、第1反射ミラ−34、第2反射ミラ−35、第3
反射ミラ−36により実線で示した光軸Laの方向に進
行し、レンズ37を通した画像はCCD38により撮像
される。CCDには、図4で示したような画像処理回路
が接続されており、画像処理がなされてから画像デ−タ
を画像メモリに記憶する。レンズ37とCCD38は、
画像読取部材として機能する。
【0037】光源33と第1反射ミラ−34、および第
2反射ミラ−35と第3反射ミラ−36を、原稿の他端
の画像40b方向に向けて矢視T方向に移動させ、原稿
の画像を全面で走査する。このようにして走査された原
稿の画像は、順次レンズ37を通してCCD38で撮像
される。
【0038】機械的に結合されている光源33と第1反
射ミラ−34は、原稿の他端40bの位置まで移動す
る。また、対になって機械的に結合されている第2反射
ミラ−35と第3反射ミラ−36は、原稿のほぼ中間の
位置である40cの位置まで移動する。40bの位置と
対応する画像の写像に相当する光軸は、破線Lbで示さ
れる。
【0039】第1反射ミラ−34から、第2反射ミラ−
35、第3反射ミラ−36、レンズ37を介してCCD
38に到る実線で示した光軸Laの長さと、前記破線で
示された光軸Lbの長さはほぼ等しく設定している。こ
のため、画像を撮像するCCD37の感度を、原稿40
の一端40aの位置から他端40bの位置までの間で等
しく設定することができる。
【0040】光源33と第1反射ミラ−34を搭載した
キャリッジは、原稿の長さ方向全長(図1に示すように
最大でFBSの全行程Lf、すなわち原稿の最大サイズ
に相当する)の行程を移動するので、フルレ−トキャリ
ッジと称される。また、第2反射ミラ−35と第3反射
ミラ−36を搭載したキャリッジは、この際に副走査方
向に原稿の長さ方向の半分の長さ(最大でLhの行程、
すなわち、全行程Lfの半分の行程)をフルレ−トキャ
リッジの1/2の速度で移動するので、ハ−フレ−トキ
ャリッジと称される。
【0041】図1において、原稿40の上面は鏡面シ−
ト5bで覆われている。このため、主走査方向では、鏡
面シ−ト5bと原稿40との境界で反射光の信号レベル
が変化する。本発明は、このような反射光の信号レベル
の変化を検出することにより原稿の大きさを判別してい
る。前記信号レベルの変化は、図4の原稿サイズ判別回
路で検出し、原稿の大きさを判別している。
【0042】すなわち、主走査方向では、鏡面シ−ト5
bと原稿40との境界線LxとLyで信号レベルの変化
が検出されるので、原稿の幅方向の大きさを判別する。
また、副走査方向では、鏡面シ−ト5bと原稿40との
境界線40aと40bで信号レベルの変化が検出される
ので、原稿の長さ方向の大きさを判別する。
【0043】鏡面シ−ト5bは、鏡面に対して垂直な入
射光を全反射するので原稿に色が付けられているときで
も、鏡面シ−ト5bと原稿40との境界線では反射光の
信号レベルの変化が大きくなる。このため、どのような
地色の原稿でも、前記光学読取機構の走査により大きさ
を判別できるという利点がある。なお、原稿押さえカバ
−5の内面に鏡面シ−ト5bを貼り付けることに代え
て、原稿押さえカバ−5の内面を鏡面材で構成しても良
い。本発明は、原稿押さえカバ−5の内面を鏡面とする
ものに適用される。
【0044】図5、図6は、原稿の大きさを判別する際
の処理手順を示すフロ−チャ−トである。次にこのフロ
−チャ−トについて説明する。
【0045】(1)ステップS1で処理プログラムを開
始し、ステップS2で原稿をセットする。次にステップ
S3の処理でカバ−開かどうかを判定する。この判定結
果がNO(以下、Nと略記する。)であれば、ステップ
S3の待機状態となる。カバ−閉でステップS3の判定
結果がYES(以下、Yと略記する。)となれば、次に
ステップS4の処理に移行する。
【0046】(2)ステップS4の処理では、フルレ−
トキャリッジをホ−ムポジションに移動する。次にステ
ップS5の処理で、ホ−ムポジションセンサオンかどう
かを判定する。この判定結果がNであれば、ステップS
5の処理を繰り返す。ステップS5の判定結果がYにな
るとステップS6の処理に移行する。
【0047】(3)ステップS6の処理では、フルレ−
トキャリッジを停止する。続いてステップS7の処理で
スタ−ト指令有かどうかを判定する。この判定結果がN
であれば、ステップS7の待機状態となる。ステップS
7の判定結果がYになると、ステップS8の処理で原稿
の読み取り(スキャン)を開始する。
【0048】(4)次にステップS9の処理で、反射光
は鏡面よりも低い信号レベルかどうかを判定する。この
判定結果がNであれば、ステップS9の処理を繰り返
す。ステップS9の判定結果がYになると、ステップS
10で原稿の主走査方向幅判別のサブル−チン処理を行
なう。ステップS10の処理により、原稿の主走査方向
(幅方向)の大きさを判別することができる。
【0049】(5)ステップS11の処理では、判別さ
れた幅方向のサイズをRAMに記憶する。続いて、ステ
ップS12の処理で判別された幅方向のサイズで原稿デ
−タ読取を開始する。次に、ステップS13の処理で、
副走査の全方向に亘り鏡面かどうかを判定する。この判
定結果がNであれば、ステップS13の処理を繰り返
す。
【0050】(6)ステップS13の判定結果がYにな
ると、次にステップS14の処理で原稿読取を終了す
る。続いて、ステップS15の処理で原稿の副走査方向
の長さを判別してRAMに記憶させ、ステップS16の
処理に移行する。ステップS16の処理では、フルレ−
トキャリッジを停止し、ホ−ムポジションに移動する。
最後に、ステップS17で処理プログラムを終了する。
【0051】図5、図6の例では、ステップS15で原
稿の副走査方向の長さを判別することにより、ステップ
S10で得られた幅方向の大きさと合わせて、原稿の縦
横のサイズを判別することができる。このため、ステッ
プS10の処理で予め原稿の幅方向のサイズを判別して
おり、ステップS15の処理で原稿の長さ方向のサイズ
を判別しているので、例えばA4サイズの原稿であれ
ば、縦長方向に搬送するのか、または横長方向に搬送す
るかが判断できる。したがって、自動的に原稿の搬送方
向に対応した記録紙のカセットを選択できる。
【0052】また、フルレ−トキャリッジとハ−フレ−
トキャッリジとを副走査方向に走査することにより原稿
の長さ方向のサイズを判別する。前記ステップS10の
処理で原稿の幅方向のサイズを判別することと合わせ
て、特別なセンサを用いることなく画像読み取りに必要
な光学読取機構を用いることにより原稿の縦横のサイズ
を判別するので、原稿のサイズ判別装置を簡単にするこ
とができる。
【0053】図7は、前記ステップS10のサブル−チ
ン処理の処理手順を示すフロ−チャ−トである。次にこ
のフロ−チャ−トについて説明する。
【0054】(1)ステップS21で処理プログラムを
開始し、ステップS22で鏡面から紙面に信号レベルが
変化する画素(図1の境界線Lxに相当する)を抽出す
る。次に、ステップS23の処理で紙面から鏡面に信号
レベルが変化する画素(図1の境界線Lyに相当する)
を抽出する。
【0055】(2)続いて、ステップS24の処理で、
両画素間の画素数をカウントして原稿の幅方向サイズに
換算し、RAMに記憶する。最後にステップS25で処
理プログラムを終了する。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、原稿押さえカバ−の内面を鏡面としてい
る。このため、鏡面と原稿との境界線では反射光の信号
レベルの変化が大きくなり、どのような地色の原稿で
も、少なくとも幅方向(主走査方向)の大きさを判別で
きるという利点がある。
【0057】請求項2に係る発明によれば、原稿の画像
を副走査方向に走査する走査手段を備えている。このた
め、原稿の縦横のサイズをセンサを用いることなく判別
できる。
【0058】請求項3に係る発明によれば、前記走査手
段に光源とハ−フミラ−を搭載したキャリッジを設けて
いる。このため、画像読み取りに必要な部材で原稿サイ
ズを判別するので、原稿サイズの判別手段を簡略化でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る原稿の大きさを判別す
る例を示す説明図である。
【図2】光学読取機構の構成を示す説明図である。
【図3】画像読取装置の制御装置のブロック図である。
【図4】画像読取装置の読取部を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図6】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図7】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図8】従来例の画像読取装置の概略の側面図である。
【符号の説明】
1 画像読取装置 5 原稿押さえカバ− 5b 鏡面シ−ト 8 カバ−ガラス 11 制御装置 12 超小型演算処理装置(MPU) 16 画像メモリ 22 読取部 22c シェ−デング補正回路 22e 画像処理回路 22f 画像サイズ判別回路 22g 機構制御回路 22h ホ−ムポジションセンサ 30 光学読取機構 31、32 原稿載置板 33 光源 34 第1反射ミラ−(ハ−フミラ−) 35 第2反射ミラ− 36 第3反射ミラ− 37 レンズ 38 CCD 40 原稿
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月27日(2001.3.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
発明の属する技術分野】本発明は、色付き原稿の大き
さを光学読取機構によって判別する画像読取装置に関す
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持板に載置された原稿を押さえる原稿
    押さえカバ−と、前記原稿の画像を読み取る画像読取部
    材と、画像読取部材で得られたデ−タに基づき原稿の大
    きさを判別する判別回路とを備え、前記原稿押さえカバ
    −の内面を鏡面としたことを特徴とする、画像読取装
    置。
  2. 【請求項2】 前記原稿の画像を副走査方向に走査する
    走査手段を備えたことを特徴とする、請求項1に記載の
    画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記走査手段は、前記支持板を透過して
    原稿と原稿押さえカバ−の内面を照明する光源、および
    原稿と原稿押さえカバ−の内面からの反射光を前記画像
    読取部材に導くハ−フミラ−を搭載したキャリッジを設
    けたことを特徴とする、請求項2に記載の画像読取装
    置。
JP2000378631A 2000-12-13 2000-12-13 画像読取装置 Pending JP2002185714A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005195785A (ja) * 2004-01-06 2005-07-21 Fuji Xerox Co Ltd 画像読取装置および画像読取装置の露光量制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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