JP2002185437A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JP2002185437A
JP2002185437A JP2000378940A JP2000378940A JP2002185437A JP 2002185437 A JP2002185437 A JP 2002185437A JP 2000378940 A JP2000378940 A JP 2000378940A JP 2000378940 A JP2000378940 A JP 2000378940A JP 2002185437 A JP2002185437 A JP 2002185437A
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    • H04L25/06Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路規模を削減しつつ、誤り訂正能力の向上
を実現可能な受信装置を得ること。 【解決手段】 受信信号の既知系列部分に基づいてバー
スト単位に変調方式を判定する変調方式判定部61と、
判定された変調方式に基づいて受信信号を軟判定する軟
判定部62と、変調方式の変更が行われない期間に判定
された過去の変調方式に誤りがある場合、該当する軟判
定値を補正するための制御を行う軟判定値変更制御部6
3と、前記軟判定部62出力の軟判定値を記憶し、さら
に、前記軟判定値変更制御部63の制御にしたがって軟
判定値を補正する軟判定値記憶部64と、記憶された軟
判定値に対してデインタリーブ処理を行うデインタリー
ブ部16と、デインタリーブ処理後の軟判定値を復号す
る復号部17と、を備える構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車電話、携帯
電話、コードレス電話などの無線通信分野における受信
装置に関するものであり、特に、バーストごとに変調方
式を判定し、同じ符号化ブロックにおいて一部のバース
トに変調方式の判定誤りがある場合に、誤った軟判定値
を補正する受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の受信装置について説明す
る。従来、通信中に変調方式を変更する場合には、送信
側が事前に受信側の装置に対して変更する内容を通知
し、その後、変調方式を変更していた。また、移動体通
信のように通信状況の変化が激しい通信システムの場合
には、受信装置に対して事前に通知することなく変調方
式を変更し、柔軟に情報伝送速度を変えることで、平均
的な通信速度の高速化を図るとともに、秘匿性を強めて
いた。特に、TDMA通信のように受信信号がバースト
的に通信されるような通信システムでは、バーストに含
まれる既知データにより変調方式が決定される。
【0003】また、携帯電話などの移動体通信システム
では、送信側で送信データに畳込み符号などの符号化を
施し、受信装置が、復調したデータに対して符号化に対
応した復号処理を行い、通信中に発生した誤りを訂正す
る。このような誤り訂正を行うことにより、ある程度の
通信品質を確保する。
【0004】また、上記移動体通信システムにおける受
信装置においては、復調されたデータに対して誤り訂正
を行う場合、軟判定復号を行う方が、硬判定復号よりも
品質の良い伝送を実現できることが当業者において知ら
れている。ここで、硬判定復号における硬判定値は、送
信信号が何であったかを判定した結果であり、軟判定復
号における軟判定値は、硬判定値に信頼度を加えたもの
である。たとえば、送信側により1または−1の2値信
号が送信された場合、硬判定値は1または−1であり、
軟判定値は0.9や−0.4などとなる。なお、ここで
は、軟判定値の符号が硬判定値(+の場合1、−の場合
−1となる)を表し、軟判定値の絶対値をとったものが
信頼度(絶対値が大きい方が信頼できる)を表す。
【0005】また、上記移動体通信システムにおいて
は、送信側にて符号化後のデータに対してインタリーブ
処理を施すことにより、1つのバーストに誤りが集中し
た場合においても、受信装置によるデインタリーブ処理
により誤りを分散できるため、当該誤りを訂正すること
ができる。
【0006】このように、PDC、IS−136および
GSMなどの移動体通信システムでは、符号化後のデー
タを複数のバーストにより送信する。また、上記システ
ムでは、符号化ブロック単位、もしくは符号化後のデー
タの数ブロックごとに、変調方式を切り替える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記、
移動体通信システムにおける従来の受信装置では、同一
の符号化ブロックを含むすべてのバーストを受信後に変
調方式を決定する場合、複数バーストの受信信号をすべ
て記憶しておく必要があるため、回路規模が増大する、
という問題があった。
【0008】一方、バースト単位に変調方式を決定し、
復調後に得られた判定値を記憶する場合については、上
記複数バーストの受信信号をすべて記憶する場合と比較
して回路規模(記憶容量)を小さくできるが、誤った変
調方式で復調処理が行われる可能性が高くなるため、こ
の誤りにより受信した符号化ブロックを正しく復号でき
ない場合がある、という問題があった。
【0009】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、回路規模を削減しつつ、誤り訂正能力の向上を実
現可能な受信装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明にかかる受信装置にあっ
ては、送信側からの、符号化処理、インタリーブ処理、
バースト配置処理および変調処理後の送信信号を、無線
伝送路を介して受信する構成とし、受信信号の既知系列
部分に基づいてバースト単位に変調方式を判定する変調
方式判定手段(後述する実施の形態の変調方式判定部6
1に相当)と、判定された変調方式に基づいて受信信号
を軟判定する軟判定手段(軟判定部62に相当)と、変
調方式の変更が行われない期間に判定された過去の変調
方式に誤りがある場合、該当する軟判定値を補正するた
めの制御を行う軟判定値変更制御手段(軟判定値変更制
御部63に相当)と、前記軟判定手段出力の軟判定値を
記憶し、さらに、前記軟判定値変更制御手段の制御にし
たがって軟判定値を補正する軟判定値記憶/補正手段
(軟判定値記憶部64に相当)と、記憶された軟判定値
に対してデインタリーブ処理を行うデインタリーブ手段
(デインタリーブ部16に相当)と、デインタリーブ処
理後の軟判定値を復号する復号手段(復号部17に相
当)と、を備えることを特徴とする。
【0011】つぎの発明にかかる受信装置にあっては、
送信側からの、符号化処理、インタリーブ処理、バース
ト配置処理および変調処理後の送信信号を、無線伝送路
を介して受信する構成とし、受信信号の既知系列部分に
基づいてバースト単位に変調方式を判定する変調方式判
定手段と、判定された変調方式に基づいて受信信号を軟
判定する軟判定手段と、変調方式の変更が行われない期
間に判定された過去の変調方式に誤りがある場合、該当
する圧縮軟判定値を補正するための制御を行う圧縮軟判
定値変更制御手段(軟判定値変更制御部63に相当)
と、前記軟判定手段出力の軟判定値のビット数を圧縮す
る軟判定値圧縮手段(軟判定値圧縮部71に相当)と、
前記圧縮軟判定値を記憶し、さらに、前記圧縮軟判定値
変更制御手段の制御にしたがって圧縮軟判定値を補正す
る圧縮軟判定値記憶/補正手段(軟判定値記憶部72に
相当)と、記憶された圧縮軟判定値に対してデインタリ
ーブ処理を行うデインタリーブ手段と、デインタリーブ
処理後の圧縮軟判定値を伸張し、その結果を軟判定値と
する圧縮軟判定値伸張手段(軟判定値伸張部73に相
当)と、伸張後の軟判定値を復号する復号手段と、を備
えることを特徴とする。
【0012】つぎの発明にかかる受信装置において、前
記変調方式判定手段は、受信信号の既知系列部分と、送
信側で用いられる可能性のある複数の変調方式に対応し
た既知系列と、の相関電力をそれぞれ計算する複数の相
関電力計算手段(相関電力計算部83に相当)と、前記
相関電力計算手段に個別に対応する構成とし、相関電力
の累積加算を行い、その結果を対応する変調方式の信頼
度とする累積加算手段(累積加算部84に相当)と、各
変調方式に対応した信頼度を比較し、最も信頼度の大き
い変調方式を受信信号の変調方式とする判定手段(判定
部82に相当)と、を備えることを特徴とする。
【0013】つぎの発明にかかる受信装置において、前
記変調方式判定手段は、受信信号の既知系列部分と、送
信側で用いられる可能性のある複数の変調方式に対応し
た既知系列と、の相関電力をそれぞれタイミングをずら
しながら計算する複数の相関電力計算手段(相関電力計
算部92に相当)と、前記相関電力計算手段に個別に対
応する構成とし、得られた相関電力のなかから最大のも
のを選択し、その結果を正式な相関電力とする最大値選
択手段(最大値選択部93に相当)と、前記最大値選択
手段に個別に対応する構成とし、相関電力の累積加算を
行い、その結果を対応する変調方式の信頼度とする累積
加算手段と、各変調方式に対応した信頼度を比較し、最
も信頼度の大きい変調方式を受信信号の変調方式とする
判定手段と、を備えることを特徴とする。
【0014】つぎの発明にかかる受信装置においては、
前記変調方式判定手段は、さらに、前記複数の相関電力
計算手段の前段に、受信信号の位相を各変調方式に対応
した回転量で逆回転する逆回転手段(位相逆回転部10
2に相当)、を備えることを特徴とする。
【0015】つぎの発明にかかる受信装置において、前
記変調方式判定手段(変調方式判定部111に相当)
は、複数系統の受信信号の既知系列部分に基づいてバー
スト単位に変調方式を判定し、前記軟判定手段(軟判定
部112に相当)は、判定後の変調方式および複数系統
の受信信号に基づいて軟判定値を計算することを特徴と
する。
【0016】つぎの発明にかかる受信装置において、前
記変調方式判定手段は、送信側で用いられる可能性のあ
る変調方式単位に、前記複数系統分の受信信号の既知系
列部分と特定の変調方式に対応した既知系列との相関電
力を計算する複数の相関電力計算手段(相関電力計算部
122a、122bに相当)と、変調方式単位に、複数
系統分の相関電力の総和を計算する相関電力合成手段
(加算部123に相当)と、前記相関電力合成手段に個
別に対応する構成とし、相関電力の総和の累積加算を行
い、その結果を対応する変調方式の信頼度とする累積加
算手段と、各変調方式に対応した信頼度を比較し、最も
信頼度の大きい変調方式を受信信号の変調方式とする判
定手段と、を備えることを特徴とする。
【0017】つぎの発明にかかる受信装置において、前
記変調方式判定手段は、送信側で用いられる可能性のあ
る変調方式単位に、前記複数系統分の受信信号の既知系
列部分と特定の変調方式に対応した既知系列との相関電
力を、タイミングをずらしながら計算する複数の相関電
力計算手段(相関電力計算部132a、132bに相
当)と、変調方式単位に、複数系統分の相関電力の総和
を計算する相関電力合成手段(加算部133に相当)
と、前記相関電力合成手段に個別に対応する構成とし、
得られた相関電力の総和のなかから最大のものを選択
し、その結果を正式な相関電力とする最大値選択手段
と、前記最大値選択手段に個別に対応し、相関電力の累
積加算を行い、その結果を対応する変調方式の信頼度と
する累積加算手段と、各変調方式に対応した信頼度を比
較し、最も信頼度の大きい変調方式を受信信号の変調方
式とする判定手段と、を備えることを特徴とする。
【0018】つぎの発明にかかる受信装置において、前
記変調方式判定手段は、送信側で用いられる可能性のあ
る変調方式単位に、前記複数系統分の受信信号の既知系
列部分と特定の変調方式に対応した既知系列との相関電
力を、タイミングをずらしながら計算する相関電力計算
手段と、変調方式単位に、各系統の受信信号に対応する
相関電力のなかからそれぞれ最大のものを選択する最大
値選択手段(最大値選択部142a、142bに相当)
と、変調方式単位に、各選択相関電力の総和を計算する
相関電力合成手段(加算部143に相当)と、前記相関
電力合成手段に個別に対応する構成とし、相関電力の累
積加算を行い、その結果を対応する変調方式の信頼度と
する累積加算手段と、各変調方式に対応した信頼度を比
較し、最も信頼度の大きい変調方式を受信信号の変調方
式とする判定手段と、を備えることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる受信装置
の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、
この実施の形態によりこの発明が限定されるものではな
い。
【0020】実施の形態1.図1は、本発明にかかる受
信装置の構成を示す図である。図1において、11はア
ンテナであり、12は受信波の帯域制限やダウンコンバ
ートなどの処理を行うアナログ処理部であり、13はダ
ウンコンバートされた受信信号をディジタルの受信信号
(以下、受信信号と呼ぶ)に変換するアナログ/ディジ
タル変換器(A/D)であり、14はディジタル処理部
であり、15は軟判定処理により受信信号を復調する復
調部であり、16は復調後のデータをもとの系列に並べ
替える(後述するインタリーブ部24の逆の処理)デイ
ンタリーブ部であり、17はデインタリーブ処理後のデ
ータに対して誤り訂正処理を行う復号部である。なお、
図1は、受信装置の主要な機能を記述したものであり、
発明自体を限定するものではない。また、ディジタル処
理部14については、H/W,S/WおよびDSPなど
のF/Wによって実現することができる。
【0021】ここで、上記本発明の特徴となる受信装置
の動作を説明する前に、送信側の装置(送信機)の動作
について説明する。図2は、送信機の構成を示す図であ
る。図2において、22は送信部であり、23は情報源
21から受け取ったデータ(音声を符号化したデータや
インターネットのデータなど)に対して誤り訂正のため
の符号化を行う符号化部であり、24は符号化データの
並べ替えを行うインタリーブ部であり、25はインタリ
ーブ後の符号化データをバーストに配置するバースト配
置部であり、26はバースト信号を変調する変調部であ
り、27は変調後の信号に対してアップコンバートなど
の処理を行う送信処理部であり、28はアンテナであ
る。なお、送信部22では、変調方式を、符号化ブロッ
ク単位に通信状態に応じて切り替える。また、以降で
は、説明の便宜上、BPSK(BinaryPhase Shift Keyi
ng)とQPSK(Quaternary Phase Shift Keying)を
切り替えて送信する場合について説明する。
【0022】図3は、TDMA(Time Division Multip
le access:時分割多元接続)通信における符号化ブロ
ックの分割例を示す図である。上記送信部22では、ま
ず、符号化部23が送信データに対して所定の符号化処
理を行い、つぎに、インタリーブ部24が符号化ブロッ
ク31に対してインタリーブ処理を行い、つぎにバース
ト配置部25がインタリーブ処理後の符号化ブロックを
4つのブロックに分割し、当該4つのブロックをTDM
Aフレーム32のバースト33a,33b,33c,3
3dにそれぞれ配置する。その後、バースト33a,3
3b,33c,33dは、同じ変調方式で変調される。
【0023】なお、図4は、上記各バーストの構成を示
す図である。既知系列41は、受信装置側において既知
のデータであり、変調方式に応じて異なる系列を割当て
る。情報系列42は、上記のように分割された符号化デ
ータである。テイルシンボル43は、軟判定処理などに
利用する既知のデータである。
【0024】また、図5は、上記図4とは異なる、バー
ストの構成を示す図である。既知系列51は、受信装置
側において既知のデータであり、変調方式に応じて異な
る系列を割当てる。情報系列52aおよび52bは、分
割された符号化データをさらに2つに分けて配置したも
のである。テイルシンボル53aおよび53bは、軟判
定処理などに利用する既知のデータである。
【0025】つぎに、上記受信装置の動作について説明
する。図6は、復調部15の構成を示す図である。図6
において、61は変調方式判定部であり、62は軟判定
部であり、63は軟判定値変更制御部であり、64は軟
判定値記憶部である。
【0026】変調方式判定部61では、受信信号内の既
知系列41との相関に基づいて、バースト単位に変調方
式の判定を行う。軟判定部62では、判定された変調方
式にしたがって軟判定を行う。なお、軟判定部62とし
ては、公知の技術である同期検波などが利用される。ま
た、マルチパスなどにより符号間干渉が存在するような
場合は、公知の技術である軟判定出力の等化器などが利
用される。
【0027】軟判定値変更制御部63では、同一の符号
化ブロックに含まれる最終のバースト(図3の例ではバ
ースト33dに相当)の変調方式の判定結果と異なる判
定が行われたバーストが存在した場合に、そのバースト
の軟判定値を補正するように軟判定値記憶部64を制御
する。
【0028】軟判定値記憶部64では、軟判定部62に
て判定された軟判定値を記憶し、軟判定値変更制御部6
3の制御に基づいて、当該軟判定値の補正を行う。たと
えば、以下のように判定された場合、 (1)バースト33aの変調方式判定結果:BPSK (2)バースト33bの変調方式判定結果:QPSK (3)バースト33cの変調方式判定結果:QPSK (4)バースト33dの変調方式判定結果:QPSK バースト33aの変調方式判定結果が、バースト33d
の変調方式判定結果と異なるので、バースト33aの軟
判定値をQPSKのものと置き換える。すなわち、BP
SKとして判定された軟判定値は1シンボル当たり1個
の軟判定値として記憶されているが、QPSKの軟判定
値は1シンボル当たり2個の軟判定値が存在することに
なる。また、このとき、置き換える軟判定値の値は、
“0”もしくは信頼度の低い適当な値に設定する。
【0029】図7は、上記変調方式判定部61の構成を
示す図である。図7において、81aおよび81bは信
頼度計算部であり、82は判定部であり、83は相関電
力計算部であり、84は累積加算部である。
【0030】信頼度計算部81aでは、相関電力計算部
83が、受信信号の既知系列41に相当する部分と、B
PSKに対応する既知系列と、の相関電力を計算する。
そして、累積加算部84が、バーストごとに出力される
相関電力を累積加算し、その結果を信頼度として判定部
82に出力する。なお、累積加算対象の相関電力は、同
じ符号化ブロックに含まれるバーストのものとする。す
なわち、バースト33a〜33dに対する相関電力をQ
a,Qb,Qc,Qdとした場合、各バーストに対応す
る信頼度Ra,Rb,Rc,Rdは、それぞれ以下のよ
うに表すことができる。
【0031】 Ra=Qa (1) Rb=Qa+Qb (2) Rc=Qa+Qb+Qc (3) Rd=Qa+Qb+Qc+Qd (4)
【0032】信頼度は、Ra→Rdの順で精度がよくな
る。なお、信頼度計算部81bでは、QPSKに対応す
る既知系列を利用して、上記と同様にバーストごとの信
頼度を計算する。
【0033】判定部82は、信頼度の大きい方に対応し
た変調方式を、変調方式の判定結果とする。すなわち、
信頼度計算部81aから出力された信頼度の方が大きけ
れば、変調方式をBPSKと判定し、信頼度計算部81
bから出力された信頼度の方が大きければ、変調方式を
QPSKと判定する。
【0034】したがって、デインタリーブ部16および
復号部17では、バースト33dにおける変調方式の信
頼度Rdの判定結果(変調方式)に対応するデインタリ
ーブ処理および復号処理が行われる。なお、累積加算部
84においては、変調方式が複数の符号化ブロック単位
に変化する場合、符号化ブロック単位ではなく、変調方
式の変更が行われない期間単位で累積加算を行うことに
より、さらに変調方式の判定誤りを減らすことができ
る。
【0035】図8は、図7とは異なる変調方式判定部6
1の構成を示す図である。図8において、91aおよび
91bは信頼度計算部であり、92は相関電力計算部で
あり、93は最大値選択部である。なお、上記図7と同
様の構成については、同一の符号を付してその説明を省
略する。
【0036】信頼度計算部91aでは、相関電力計算部
92が、受信信号の既知系列41に相当する部分と、B
PSKに対応する既知系列I(i)と、の相関電力候補
Qa(k)を計算する(i=0,…,N−1、k=−
M,…,0,…,M)。なお、Nは既知系列長を表し、
Mは検出可能なシンボルタイミングの片側範囲を表す。 Qa(k)=|Σ[r(i+k)×CONJG{I(i)}]|2 (5)
【0037】ただし、Σはi=0,…,N−1の総和を
計算する。また、CONJG{a}は、複素数aの複素
共役を表す。
【0038】最大値選択部93では、相関電力計算部9
2から出力される相関電力候補のなかから最大のものを
選択し、その値を相関電力として出力する。累積加算部
84は、図7の例と同様に累積加算値を計算し、その結
果を判定部82に出力する。なお、信頼度計算部91b
では、QPSKに対応する既知系列を利用して、信頼度
計算部91aと同様にバーストごとの信頼度を計算す
る。
【0039】したがって、上記判定部82では、バース
トの正確なシンボル位置が不明な場合やマルチパスによ
る符号間干渉か存在するような場合においても、変調方
式の判定が可能となる。
【0040】図9は、図7および図8とは異なる変調方
式判定部61の構成を示す図である。図9において、1
01aおよび101bは信頼度計算部であり、102は
位相逆回転部である。ここでは、変調方式が、π/2シ
フトBPSKとπ/4シフトQPSKのように、位相を
シフトした変調方式である場合について説明する。な
お、上記図7または図8と同様の構成については、同一
の符号を付してその説明を省略する。
【0041】信頼度計算部101aでは、位相逆回転部
102が、受信信号の位相をπ/2だけ逆回転する。相
関電力計算部92、最大値選択部93、累積加算部84
では、上記同様、バーストごとに信頼度を計算する。一
方、信頼度計算部101bでは、受信信号の位相をπ/
4だけ逆回転し、QPSKに対応する既知系列を利用し
て、バーストごとに信頼度を計算する。
【0042】したがって、上記判定部82では、π/2
シフトBPSKとπ/4シフトQPSKのように位相を
シフトした変調方式である場合においても、変調方式の
判定が可能となる。
【0043】このように、本実施の形態においては、バ
ーストごとに変調方式を判定し、その判定結果に基づい
て軟判定を行う構成としたため、符号化ブロックに含ま
れるすべてのバーストの受信信号を記憶する必要がなく
なる。これにより、メモリ領域の削減および装置全体の
回路規模の削減を実現できる。また、同じ符号化ブロッ
クの一部のバーストに変調方式の判定誤りがある場合に
おいても、誤った軟判定値を補正可能な構成とした。こ
れにより、常に符号化ブロックを正しく復号することが
できるため、従来よりも品質の良い通信が可能となる。
【0044】また、本実施の形態においては、同一の符
号化ブロックに含まれるバーストの信頼度を累積加算
し、この累積値に基づいて変調方式を判定する構成とし
たため、従来よりも精度良く変調方式を判定することが
できる。また、デインタリーブ部および復号部が、上記
のように判定した変調方式に基づいてデインタリーブ処
理および復号処理を行う構成としたため、誤ったデイン
タリーブ処理および復号処理を行う確率を低減できる。
【0045】また、本実施の形態においては、受信信号
のタイミングをずらしながら相関電力候補を計算し、そ
の相関電力候補のなかから最大のものを選択し、その選
択結果の累積加算値を信頼度とする構成としたため、た
とえば、受信信号のタイミングが分からない場合やマル
チパスによる符号間干渉が存在する場合においても、精
度良く変調方式を判定することができる。
【0046】また、本実施の形態においては、受信信号
の位相を逆回転してから相関電力を計算する構成とした
ため、変調方式に位相シフトが含まれている場合におい
ても、精度良く変調方式を判定することができる。ま
た、位相シフトによる回転処理を含める必要がなくなる
ため、相関電力計算部の構成を簡易化できる。
【0047】なお、実施の形態1では、変調方式が2通
りである場合の構成および動作について説明したが、こ
れに限らず、たとえば、変調方式が3通り以上の場合に
おいても、信頼度計算部を3つ以上設ける構成とするこ
とで、上記と同様の効果を得ることができる。
【0048】実施の形態2.図10は、本発明にかかる
受信装置の実施の形態2の構成を示す図である。図10
において、15aは復調部であり、71は軟判定値圧縮
部であり、72は軟判定値記憶部であり、73は軟判定
値伸張部である。なお、前述の実施の形態1と同様の構
成については、同一の符号を付してその説明を省略す
る。
【0049】軟判定値圧縮部71では、軟判定部62の
出力する軟判定値を圧縮する。図11は、軟判定値圧縮
部71における圧縮処理および伸張処理を示す図であ
る。たとえば、軟判定値が−128から127の8ビッ
トである場合、軟判定値圧縮部71では、図11に示す
ように、当該軟判定値を0から7の3ビットに圧縮す
る。
【0050】軟判定値記憶部72では、軟判定値圧縮部
71出力の軟判定値を記憶し、軟判定値変更制御部63
の制御に基づいて、過去に受信したバーストの圧縮後の
軟判定値を補正する。たとえば、以下のように判定され
た場合、 (1)バースト33aの変調方式判定結果:BPSK、 (2)バースト33bの変調方式判定結果:QPSK、 (3)バースト33cの変調方式判定結果:QPSK、 (4)バースト33dの変調方式判定結果:QPSK、 バースト33aの変調方式判定結果が、バースト33d
の変調方式判定結果と異なるので、バースト33aの軟
判定値をQPSKのものとして“3”もしくは“4”と
置き換える。なお、この値は、伸張後の信頼度が最も低
い軟判定値に相当する。
【0051】軟判定値伸張部73では、デインタリーブ
後の圧縮後の軟判定値を、図11に示すように伸張す
る。
【0052】このように、本実施の形態においては、前
述の実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、軟
判定値を圧縮して記憶する構成としたため、メモリ領域
をさらに大幅に削減することができる。
【0053】実施の形態3.図12は、本発明にかかる
受信装置の実施の形態3の構成を示す図である。図12
において、15bは復調部であり、111は変調方式判
定部であり、112は軟判定部である。この復調部15
bは、2系統の受信信号をダイバーシチ受信する。な
お、本実施の形態では、2系統の信号を受信する場合に
ついて説明するが、これに限らず、3系統以上の信号を
受信することも可能である。また、ここでは、実施の形
態2の応用例として説明するが、変調方式判定部111
および軟判定部112については実施の形態1の応用例
としても適用可能である。また、前述の実施の形態1ま
たは2と同様の構成については、同一の符号を付してそ
の説明を省略する。
【0054】変調方式判定部111では、2系統の受信
信号内の既知系列41との相関に基づいて、バースト単
位に変調方式の判定を行う。軟判定部112では、判定
された変調方式にしたがって軟判定を行う。なお、軟判
定部112としては、2系統の受信信号を同期検波し、
その総和を計算することにより軟判定値を得る、公知技
術が利用される。また、マルチパスなどにより符号間干
渉が存在するような場合は、2系統の受信信号を利用し
て軟判定値を推定する公知の軟判定出力等化器などが利
用される。
【0055】図13は、上記変調方式判定部111の構
成を示す図である。図13において、121aおよび1
21bは信頼度計算部であり、122aおよび122b
は相関電力計算部であり、123は加算部である。な
お、前記図7、図8または図9と同様の構成について
は、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0056】信頼度計算部121aでは、相関電力計算
部122aおよび122bが、受け取った受信信号の既
知系列41に相当する部分と、BPSKに対応する既知
系列と、の相関をそれぞれ計算する。そして、加算部1
23が、相関電力計算部122aおよび122b出力の
相関電力を加算し、その結果を合成した相関電力として
累積加算部84に出力する。
【0057】図14は、図13とは異なる変調方式判定
部111の構成を示す図である。図14において、13
1aおよび131bは信頼度計算部であり、132aお
よび132bは相関電力計算部であり、133は加算部
である。なお、前記図7、図8または図9と同様の構成
については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0058】信頼度計算部131aでは、相関電力計算
部132aおよび132bが、それぞれ受け取った受信
信号の既知系列41に相当する部分と、BPSKに対応
する既知系列I(i)と、の相関電力候補Qaa(k)
およびQab(k)を計算する(i=0,…,N−1、
k=−M,…,0,…,M)。なお、Nは既知系列長を
表し、Mは検出可能なシンボルタイミングの片側範囲を
表す。 Qaa(k)=|Σra(i+k)×CONJG[I(i)]|2 (6) Qab(k)=|Σrb(i+k)×CONJG[I(i)]|2 (7)
【0059】ただし、ra(n)およびrb(n)は2
系統の受信信号を表し、Qaa(k)はkシンボルずら
した場合の受信信号ra(n)と既知系列との相関電力
候補を表し、Qab(k)はkシンボルずらした場合の
受信信号rb(n)と既知系列との相関電力候補を表
す。また、Σは、i=0,…,N−1の総和を計算す
る。また、CONJG[a]は、複素数aの複素共役を
表す。
【0060】加算部133では、相関電力計算部132
aおよび132bの出力する相関電力候補を加算し、そ
の結果を合成した相関電力候補Qa(k)を最大値選択
部94に出力する(k=−M,…,0,…,M)。 Qa(k)=Qaa(k)+Qab(k) (8)
【0061】図15は、図13および図14とは異なる
変調方式判定部111の構成を示す図である。図15に
おいて、141aおよび141bは信頼度計算部であ
り、142aおよび142bは最大値選択部であり、1
43は加算部である。なお、前記図14と同様の構成に
ついては、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0062】信頼度計算部141aでは、最大値選択部
142aおよび142bが、相関電力計算部132aお
よび132bの出力する相関電力候補Qaa(k)およ
びQab(k)の最大値を選択し、その結果を相関電力
として加算部143に出力する(k=−M,…,0,
…,M)。
【0063】加算部143では、最大値選択部142a
および142bの出力する相関電力を加算し、その結果
を累積加算部84に出力する。
【0064】このように、本実施の形態においては、前
述の実施の形態1および2と同様の効果が得られるとと
もに、さらに、ダイバーシチ受信に対応し、複数系統の
受信信号に基づいて軟判定および変調方式判定を行う構
成としたため、より高い品質の通信を実現することがで
きる。
【0065】
【発明の効果】以上、説明したとおり、本発明によれ
ば、バーストごとに変調方式を判定し、その判定結果に
基づいて軟判定を行う構成としたため、符号化ブロック
に含まれるすべてのバーストの受信信号を記憶する必要
がなくなる。これにより、メモリ領域の削減および装置
全体の回路規模の削減を実現できる、という効果を奏す
る。また、同じ符号化ブロック(変調方式の変更が行わ
れない期間)の一部のバーストに変調方式の判定誤りが
ある場合においても、誤った軟判定値を補正可能な構成
とした。これにより、常に符号化ブロックを正しく復号
することができるため、従来よりも品質の良い通信が可
能となる、という効果を奏する。
【0066】つぎの発明によれば、さらに、軟判定値を
圧縮して記憶する構成としたため、メモリ領域をさらに
大幅に削減することができる、という効果を奏する。
【0067】つぎの発明によれば、同一の符号化ブロッ
クに含まれるバーストの信頼度を累積加算し、この累積
値に基づいて変調方式を判定する構成としたため、従来
よりも精度良く変調方式を判定することができる、とい
う効果を奏する。また、デインタリーブ手段および復号
手段が、判定後の変調方式に基づいてデインタリーブ処
理および復号処理を行う構成としたため、誤ったデイン
タリーブ処理および復号処理を行う確率を低減できる、
という効果を奏する。
【0068】つぎの発明によれば、受信信号のタイミン
グをずらしながら相関電力候補を計算し、その相関電力
候補のなかから最大のものを選択し、その選択結果の累
積加算値を信頼度とする構成としたため、たとえば、受
信信号のタイミングが分からない場合やマルチパスによ
る符号間干渉が存在する場合においても、精度良く変調
方式を判定することができる、という効果を奏する。
【0069】つぎの発明によれば、受信信号の位相を逆
回転してから相関電力を計算する構成としたため、変調
方式に位相シフトが含まれている場合においても、精度
良く変調方式を判定することができる、という効果を奏
する。また、位相シフトによる回転処理を含める必要が
なくなるため、相関電力計算手段の構成を簡易化でき
る、という効果を奏する。
【0070】つぎの発明によれば、さらに、ダイバーシ
チ受信に対応し、複数系統の受信信号に基づいて軟判定
および変調方式判定を行う構成としたため、より高い品
質の通信を実現することができる、という効果を奏す
る。
【0071】つぎの発明によれば、ダイバーシチ受信に
対応し、同一の符号化ブロックに含まれるバーストの信
頼度を累積加算し、この累積値に基づいて変調方式を判
定する構成としたため、さらに精度良く変調方式を判定
することができる、という効果を奏する。
【0072】つぎの発明によれば、ダイバーシチ受信に
対応し、受信信号のタイミングをずらしながら相関電力
候補を計算し、その相関電力候補のなかから最大のもの
を選択し、その選択結果の累積加算値を信頼度とする構
成としたため、たとえば、受信信号のタイミングが分か
らない場合やマルチパスによる符号間干渉が存在する場
合において、さらに精度良く変調方式を判定することが
できる、という効果を奏する。
【0073】つぎの発明によれば、ダイバーシチ受信に
対応し、受信信号のタイミングをずらしながら相関電力
候補を計算し、その相関電力候補のなかから最大のもの
を選択し、その選択結果の累積加算値を信頼度とする構
成としたため、たとえば、受信信号のタイミングが分か
らない場合やマルチパスによる符号間干渉が存在する場
合において、さらに精度良く変調方式を判定することが
できる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる受信装置の構成を示す図であ
る。
【図2】 送信機の構成を示す図である。
【図3】 TDMA通信における符号化ブロックの分割
例を示す図である。
【図4】 バーストの構成例を示す図である。
【図5】 バーストの構成例を示す図である。
【図6】 実施の形態1の復調部の構成を示す図であ
る。
【図7】 変調方式判定部の構成例を示す図である。
【図8】 変調方式判定部の構成例を示す図である。
【図9】 変調方式判定部の構成例を示す図である。
【図10】 本発明にかかる受信装置の実施の形態2の
構成を示す図である。
【図11】 軟判定値圧縮部における圧縮処理および伸
張処理を示す図である。
【図12】 本発明にかかる受信装置の実施の形態3の
構成を示す図である。
【図13】 変調方式判定部の構成例を示す図である。
【図14】 変調方式判定部の構成例を示す図である。
【図15】 変調方式判定部の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 アンテナ、12 アナログ処理部、13 アナログ
/ディジタル変換器(A/D)、14 ディジタル処理
部、15,15a,15b 復調部、16 デインタリ
ーブ部、17 復号部、61 変調方式判定部、62
軟判定部、63軟判定値変更制御部、64 軟判定値記
憶部、71 軟判定値圧縮部、72軟判定値記憶部、7
3 軟判定値伸張部、81a,81b 信頼度計算部、
82判定部、83 相関電力計算部、84 累積加算
部、91a,91b 信頼度計算部、92 相関電力計
算部、93 最大値選択部、101a,101b 信頼
度計算部、102 位相逆回転部、111 変調方式判
定部、112 軟判定部、121a,121b 信頼度
計算部、122a,122b 相関電力計算部、123
加算部、131a,131b 信頼度計算部、132
a,132b相関電力計算部、133 加算部、141
a,141b 信頼度計算部、142a,142b 最
大値選択部、143 加算部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 14/04 H04B 14/04 D H04L 27/22 H04L 27/22 Z Fターム(参考) 5J065 AA01 AB01 AC02 AG06 AH15 AH19 AH21 5K004 AA05 FA03 FA05 FD05 FF02 5K014 AA01 EA01 FA11 FA16 GA01 HA06 HA10 5K041 AA08 BB08 CC09 FF02 FF32 HH02 HH32 5K061 AA01 AA11 BB12 CD04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側からの、符号化処理、インタリー
    ブ処理、バースト配置処理および変調処理後の送信信号
    を、無線伝送路を介して受信する受信装置において、 受信信号の既知系列部分に基づいてバースト単位に変調
    方式を判定する変調方式判定手段と、 判定された変調方式に基づいて受信信号を軟判定する軟
    判定手段と、 変調方式の変更が行われない期間に判定された過去の変
    調方式に誤りがある場合、該当する軟判定値を補正する
    ための制御を行う軟判定値変更制御手段と、 前記軟判定手段出力の軟判定値を記憶し、さらに、前記
    軟判定値変更制御手段の制御にしたがって軟判定値を補
    正する軟判定値記憶/補正手段と、 記憶された軟判定値に対してデインタリーブ処理を行う
    デインタリーブ手段と、 デインタリーブ処理後の軟判定値を復号する復号手段
    と、 を備えることを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】 送信側からの、符号化処理、インタリー
    ブ処理、バースト配置処理および変調処理後の送信信号
    を、無線伝送路を介して受信する受信装置において、 受信信号の既知系列部分に基づいてバースト単位に変調
    方式を判定する変調方式判定手段と、 判定された変調方式に基づいて受信信号を軟判定する軟
    判定手段と、 変調方式の変更が行われない期間に判定された過去の変
    調方式に誤りがある場合、該当する圧縮軟判定値を補正
    するための制御を行う圧縮軟判定値変更制御手段と、 前記軟判定手段出力の軟判定値のビット数を圧縮する軟
    判定値圧縮手段と、 前記圧縮軟判定値を記憶し、さらに、前記圧縮軟判定値
    変更制御手段の制御にしたがって圧縮軟判定値を補正す
    る圧縮軟判定値記憶/補正手段と、 記憶された圧縮軟判定値に対してデインタリーブ処理を
    行うデインタリーブ手段と、 デインタリーブ処理後の圧縮軟判定値を伸張し、その結
    果を軟判定値とする圧縮軟判定値伸張手段と、 伸張後の軟判定値を復号する復号手段と、 を備えることを特徴とする受信装置。
  3. 【請求項3】 前記変調方式判定手段は、 受信信号の既知系列部分と、送信側で用いられる可能性
    のある複数の変調方式に対応した既知系列と、の相関電
    力をそれぞれ計算する複数の相関電力計算手段と、 前記相関電力計算手段に個別に対応する構成とし、相関
    電力の累積加算を行い、その結果を対応する変調方式の
    信頼度とする累積加算手段と、 各変調方式に対応した信頼度を比較し、最も信頼度の大
    きい変調方式を受信信号の変調方式とする判定手段と、 を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の受
    信装置。
  4. 【請求項4】 前記変調方式判定手段は、 受信信号の既知系列部分と、送信側で用いられる可能性
    のある複数の変調方式に対応した既知系列と、の相関電
    力をそれぞれタイミングをずらしながら計算する複数の
    相関電力計算手段と、 前記相関電力計算手段に個別に対応する構成とし、得ら
    れた相関電力のなかから最大のものを選択し、その結果
    を正式な相関電力とする最大値選択手段と、 前記最大値選択手段に個別に対応する構成とし、相関電
    力の累積加算を行い、その結果を対応する変調方式の信
    頼度とする累積加算手段と、 各変調方式に対応した信頼度を比較し、最も信頼度の大
    きい変調方式を受信信号の変調方式とする判定手段と、 を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の受
    信装置。
  5. 【請求項5】 前記変調方式判定手段は、 さらに、前記複数の相関電力計算手段の前段に、受信信
    号の位相を各変調方式に対応した回転量で逆回転する逆
    回転手段、 を備えることを特徴とする請求項4に記載の受信装置。
  6. 【請求項6】 前記変調方式判定手段は、複数系統の受
    信信号の既知系列部分に基づいてバースト単位に変調方
    式を判定し、 前記軟判定手段は、判定後の変調方式および複数系統の
    受信信号に基づいて軟判定値を計算することを特徴とす
    る請求項1または2に記載の受信装置。
  7. 【請求項7】 前記変調方式判定手段は、 送信側で用いられる可能性のある変調方式単位に、前記
    複数系統分の受信信号の既知系列部分と特定の変調方式
    に対応した既知系列との相関電力を計算する複数の相関
    電力計算手段と、 変調方式単位に、複数系統分の相関電力の総和を計算す
    る相関電力合成手段と、 前記相関電力合成手段に個別に対応する構成とし、相関
    電力の総和の累積加算を行い、その結果を対応する変調
    方式の信頼度とする累積加算手段と、 各変調方式に対応した信頼度を比較し、最も信頼度の大
    きい変調方式を受信信号の変調方式とする判定手段と、 を備えることを特徴とする請求項6に記載の受信装置。
  8. 【請求項8】 前記変調方式判定手段は、 送信側で用いられる可能性のある変調方式単位に、前記
    複数系統分の受信信号の既知系列部分と特定の変調方式
    に対応した既知系列との相関電力を、タイミングをずら
    しながら計算する複数の相関電力計算手段と、 変調方式単位に、複数系統分の相関電力の総和を計算す
    る相関電力合成手段と、 前記相関電力合成手段に個別に対応する構成とし、得ら
    れた相関電力の総和のなかから最大のものを選択し、そ
    の結果を正式な相関電力とする最大値選択手段と、 前記最大値選択手段に個別に対応し、相関電力の累積加
    算を行い、その結果を対応する変調方式の信頼度とする
    累積加算手段と、 各変調方式に対応した信頼度を比較し、最も信頼度の大
    きい変調方式を受信信号の変調方式とする判定手段と、 を備えることを特徴とする請求項6に記載の受信装置。
  9. 【請求項9】 前記変調方式判定手段は、 送信側で用いられる可能性のある変調方式単位に、前記
    複数系統分の受信信号の既知系列部分と特定の変調方式
    に対応した既知系列との相関電力を、タイミングをずら
    しながら計算する相関電力計算手段と、 変調方式単位に、各系統の受信信号に対応する相関電力
    のなかからそれぞれ最大のものを選択する最大値選択手
    段と、 変調方式単位に、各選択相関電力の総和を計算する相関
    電力合成手段と、 前記相関電力合成手段に個別に対応する構成とし、相関
    電力の累積加算を行い、その結果を対応する変調方式の
    信頼度とする累積加算手段と、 各変調方式に対応した信頼度を比較し、最も信頼度の大
    きい変調方式を受信信号の変調方式とする判定手段と、 を備えることを特徴とする請求項6に記載の受信装置。
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