JP4903122B2 - 無線通信システム、受信装置、受信方法 - Google Patents

無線通信システム、受信装置、受信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4903122B2
JP4903122B2 JP2007329009A JP2007329009A JP4903122B2 JP 4903122 B2 JP4903122 B2 JP 4903122B2 JP 2007329009 A JP2007329009 A JP 2007329009A JP 2007329009 A JP2007329009 A JP 2007329009A JP 4903122 B2 JP4903122 B2 JP 4903122B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coding rate
transmission
unit
signal
mutual information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007329009A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009152877A (ja
Inventor
一成 横枕
泰弘 浜口
秀夫 難波
晋平 藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2007329009A priority Critical patent/JP4903122B2/ja
Priority to CN2008801206396A priority patent/CN101897137A/zh
Priority to EP08864606A priority patent/EP2224628A1/en
Priority to PCT/JP2008/073188 priority patent/WO2009081860A1/ja
Priority to US12/809,528 priority patent/US8494080B2/en
Publication of JP2009152877A publication Critical patent/JP2009152877A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4903122B2 publication Critical patent/JP4903122B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L25/03159Arrangements for removing intersymbol interference operating in the frequency domain
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B17/00Monitoring; Testing
    • H04B17/30Monitoring; Testing of propagation channels
    • H04B17/309Measuring or estimating channel quality parameters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0002Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission rate
    • H04L1/0003Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission rate by switching between different modulation schemes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0009Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the channel coding
    • H04L1/0013Rate matching, e.g. puncturing or repetition of code symbols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0015Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff characterised by the adaptation strategy
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0036Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff arrangements specific to the receiver

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

本発明は、無線通信システム、受信装置、受信方法に関する。
近年、次世代移動体通信システムの研究が盛んに行われており、システムの周波数利用効率を高めるための方式として、各セルが同じ周波数帯域を使用することで各セルがシステムに割り当てられた帯域全体を利用可能な1周波数繰り返しセルラシステムが提案されている。
下りリンク(基地局装置から移動局への通信)では、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access:直交周波数分割多元接続)方式が最も有力な候補となっている。OFDMA方式は、情報データに対して64QAM(64−ary Quadrature Amplitude Modulation:64値直交振幅変調)やBPSK(Binary Phase Shift Keying:2相位相変調)など受信状況に応じて異なる変調方式をかけて通信を行うOFDM信号を用いて、時間軸と周波数軸で構成される無線リソースを複数の移動端末装置で柔軟に割り当てて通信を行うシステムである。
一般に、OFDM信号は伝送帯域全体が周波数選択性フェージングであっても、各サブキャリアが狭帯域であることからサブキャリア単位で見ると伝搬路の遅延波をフラットフェージングと扱える。さらに、サブキャリア単位で独立に制御できるため、遅延波によって生じる符号間干渉の影響は存在せず、等化が必要ないものとされる。そのため、各サブキャリアの受信信号がそのままの受信状況で検出できるので、受信状況に応じて適切な変調方式を割り当てる適応変調方式を用いた場合には伝送品質を適切に制御できるという特徴がある。
この場合、OFDM信号を使用するため、非常にPAPR(Peak to Average Power Ratio:ピーク対平均電力比)が高くなることがあり、高いピーク電力が、送信電力増幅機能に比較的余裕のある下りリンクの通信においては大きな問題とはならないが、送信電力増幅機能に余裕のない上りリンク(移動局から基地局装置への通信)では致命的な問題となってしまう。
そのため、上りリンク(移動局から基地局装置への通信)では、PAPRの低いシングルキャリア方式を基にした通信方式が望ましい。
しかしながら、シングルキャリア方式を基にした通信方式を用いると、OFDM方式のようにサブキャリアを独立に処理できず、遅延波により生じる符号間干渉が抑圧できないことから、受信信号の符号間干渉を抑圧する適応等化技術が必要になる。
そのため、適応等化技術の1つとして、複数の送信信号をブロック化した時間信号(以下、FFTの単位がブロックになるので、ブロック化された送信信号をFFTブロックと呼ぶ)に対し、マルチパスフェージング環境下においても周期性を維持する目的でサイクリックプレフィックス(CP:Cyclic Prefix)を付加し、受信側で削除することで周波数領域において1回の乗積で等化が可能な周波数領域等化技術(FDE:Frequency Domain Equalization)が提案されている(非特許文献1)。
このFDEにおいて、時間軸上でのインパルス応答の畳み込みが周波数領域での周波数応答の乗算であることに着目し、伝搬路の周波数応答の逆特性を乗積して信号成分を元に戻すZF(Zero Forcing)型のものがあるが、受信側で等化する場合には受信機内部で必ず熱雑音が受信信号に加算されているため、ZFの場合には雑音の項にも伝搬路の逆特性が乗積されてしまう。その結果、雑音が有色化してしまうという雑音強調が生じるため、伝送特性が非常に悪いという問題があった。
そこで、雑音強調を抑圧する目的で、等化後の信号と送信信号の誤差の自乗を最小にするという最小二乗誤差(MMSE:Minimum Mean Square Error)規範に基づいたMMSE−FDEが提案されており、そのタップ行列は式(1)で表される。
Figure 0004903122
式(1)において、Wはタップ係数を要素とするFFTブロックサイズの正方行列で表されるタップ行列、Ξは伝搬路の周波数応答を対角成分に並べた複素数の対角行列、Iは対角行列のみが1で、残りの要素が0となる単位行列、σは熱雑音の分散を表す実数である。ここで、タップ行列について述べる。一般に、FFTブロック内のk番目の送信信号を等化により推定する場合、次式で表される。
Figure 0004903122
ただし、FはDFT処理を施すK×Kの複素数の正方行列、KはFFTブロックのブロックサイズ、w(k)はFFTブロック内のk番目の送信信号を検出するためのK×1の複素数の列ベクトル、Rは周波数軸のK×1の複素数の受信信号ベクトルを表している。式(1)のタップ行列は、ブロック内の全シンボルを同時に検出するために拡張したものであり、次式のように拡張されているものを表している。
Figure 0004903122
一方で、伝送効率を向上させる技術として、適応変調符号化方式が注目を集めている。適応変調符号化方式は、伝搬路の特性の時間的な変動に対し、伝送品質を維持するために、所要品質を満たす中で伝送レートが最大となる変調方式や通信路符号化における符号化率を選択する技術である。
一般的に、適応変調符号化方式は、伝搬路による歪みのない加法性白色ガウス雑音(AWGN:Additive White Gaussian Noise)環境下において測定された誤り率特性に基づいて、伝送機会毎に伝搬路の歪みまで含めた受信品質を測定し、所要品質を満たしつつ最大の伝送レートが達成できる変調方式や符号化率が決定される。
例えば、所要の品質をビット誤り率10−5、使用可能な変調方式と符号化率の組み合わせとして、AWGN環境下における符号化率1/2のBPSK、符号化率2/3のBPSK、符号化率1/2のQPSK、符号化率3/4のQPSK、符号化率5/6におけるビット誤り率10−5に必要な受信SNRがそれぞれ1dB、2dB、3dB、6dB、8dBであるとし、ある伝送機会において測定した受信SNRが7.5dBであったものとすると、この場合に選択される変調方式と符号化率は7.5dB以下で所要品質を満たし、最も高い伝送レートが達成できる符号化率3/4のQPSKが変調方式、符号化率として設定される。
ここで、MMSE−FDEを用いたシングルキャリア方式に適応変調符号化方式を採用する場合、一般的に等化前における信号雑音電力比(SNR:Signal to Noise power Ratio)を基準に変調方式が採用されている現状がある。
D.Falconer、S.L.Ariyavisitakul、A.Benyamin−Seeyar、and B.Eidson、"Frequency Domain Equalization for Single−Carrier Broadband Wireless Systems、"IEEE Communications Magazine、vol.40、pp.58−66、April 2002.
しかしながら、式(1)のタップ行列に注目すると、k番目の離散周波数におけるタップ係数は、式(2)のようになり、各周波数でタップの大きさが各周波数の受信品質に応じて設定されることが分かる。
Figure 0004903122
式(2)において、w(k)はブロック内のk番目の離散周波数に乗積されるタップ係数、Ξ(k)はk番目の離散周波数における伝搬路の複素利得、σは観測される雑音の分散を表している。
これは、MMSE型のFDEが伝搬路の逆特性を乗積しているわけではなく、逆特性を乗積することにより問題となる雑音強調を抑えるという目的から、符号間干渉と雑音強調の影響のバランスが最適になるよう受信品質に応じた補正項がσとして設定されていることを意味している。また、伝搬路特性と雑音の分散に依存することから、等化前の平均受信SNRが同じであっても伝搬路の遅延分散によりタップ係数の周波数軸での変動が激しくなるだけでなく、取り切れない符号間干渉や雑音強調の影響が異なるということも意味している。さらに、等化前の平均受信SNRが同じでも伝搬路の遅延分散が異なる場合には除去できない符号間干渉の量や雑音強調の量が異なるということも意味している。
本来、適応変調符号化方式は受信品質を維持する目的で導入されなければならないにも関わらず、等化前の受信SNRに応じて設定される場合には、等化後で取り切れなかった符号間干渉や雑音強調の影響まで含まれておらず、適切に動作していないという問題があった。
例えば、等化の前に測定した受信SNRが6dBであったにも関わらず、等化後の受信SNRが符号間干渉や雑音強調の影響で実効的に5dBに相当するSNRになった場合、6dBで所要品質となる変調方式、符号化率を採用している場合には所要品質を満たせなくなるという問題があった。
さらに、等化後の受信品質で適応変調符号化方式を行うためにはタップ係数を乗積した伝搬路特性を時間領域に戻すことで符号間干渉の量を別途計算する必要があるため、計算が煩雑となり使用できないという問題があった。このとき、ブロック内のk番目の信号の受信SNRは、式(3)で表される。
Figure 0004903122
式(3)において、Kはブロック内に含まれる信号数、heq(l)は伝搬路の周波数応答にタップ係数を乗算したものをIFFTにより周波数時間変換した等価的な伝搬路のインパルス応答のl番目の伝搬路利得、s(k)はブロック内のk番目の時間信号、n(k)はブロック内のk番目の信号におけるタップ係数が乗算された周波数の雑音をIFFTにより時間信号に変換した雑音成分である。
このように、heq(l)やn(k)を推定するのにIFFTを用いるだけでなく、これらを計算してもさらに式(3)を用いる必要があり、受信SNRを計算するのに多くの演算が必要になることが分かる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、誤り率やスループットを改善することができる無線通信システム、受信装置、受信方法を提供することにある。
(1) 本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、本発明の第1の態様による無線通信システムは、受信装置から通知された情報に基づいて変調方式または符号化率の少なくともいずれか一方を変更して送信する送信装置と、無線伝搬路による歪みを周波数領域等化により等化する受信装置と、を備える無線通信システムであって、前記受信装置は、各送信ビットの信頼性に基づいて変調方式または符号化率の少なくともいずれか一方を設定し、前記各送信ビットの信頼性は、対数尤度比より算出される相互情報量に基づく
(2) また、本発明の第2の態様による無線通信システムは、受信装置から通知された情報に基づいて変調方式または符号化率の少なくともいずれか一方を変更して送信する送信装置と、無線伝搬路による歪みを周波数領域等化により等化する受信装置と、を備える無線通信システムであって、前記受信装置は、各送信ビットの信頼性に基づいて変調方式または符号化率の少なくともいずれか一方を設定し、前記各送信ビットの信頼性は、既知のビットが割り当てられた送信信号から算出される相互情報量に基づく。
(3) また、本発明の第3の態様による受信装置は、変調方式または符号化率の少なくともいずれか一方を変更する送信装置が送信した信号を受信する受信装置であって、周波数領域で受信信号を等化する等化部と、等化後の受信信号から送信ビットの信頼性を算出する復調部と、前記復調部から得られた送信ビットの信頼性から相互情報量を算出する相互情報量算出部と、前記相互情報量算出部から得られた相互情報量に基づいて変調方式または符号化率の少なくともいずれか一方を設定し、送信装置に通知する信号を生成する変調・符号化率情報生成部と、を備え、前記復調部は、等価振幅利得または等価雑音の分散により対数尤度比が算出される。
(4) なお、本発明の第3の態様による受信装置において、前記相互情報量算出部は、前記復調部より出力された対数尤度比に基づいても良い。
(5) また、本発明の第4の態様による受信方法は、変調方式または符号化率の少なくともいずれか一方を変更する送信装置が送信した信号を受信する受信装置を用いた受信方法であって、周波数領域で受信パイロット信号を等化する等化過程と、等化後の受信信号から送信ビットの信頼性を算出する復調過程と、前記復調過程で得られた送信ビットの信頼性から相互情報量を算出する相互情報量算出過程と、前記受信品質から変調方式または符号化率の少なくともいずれか一方を設定し、送信装置に通知する信号を生成する変調・符号化率情報生成過程と、を有する。
本発明によれば、適応変調符号化方式における変調方式や符号化率の設定を等化後の受信ビットのLLRから算出される相互情報量を用いて行うことから、伝搬路の変動による等化後の符号間干渉や雑音強調の影響まで含めて変調方式や符号化率の設定に使用できるので、適切な変調方式、符号化率を選択でき、誤り率やスループットを改善することができる。さらに、伝搬路の遅延分散によらず、受信装置で等化後の受信品質を推定できる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
以下の実施形態においては、シングルキャリア伝送方式を用い、受信等化方式としてMMSE基準型のFDEを採用する場合について説明するが、MMSE基準型の周波数領域等化が採用できる方式であればDFT−S−OFDM(Discrete Fourier Transform Spread OFDM)方式やSC−ASA(Single Carrier with Adaptive Spectrum Allocation)方式のような波形を周波数領域で一旦割り当てて波形を周波数信号から再生成する方式、MC−CDM(Multi−Carrier Code Division Multiplexing)のような時間信号が複数の周波数信号に拡散されているものなどを採用しても良い。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態による送信装置100aの構成を示す概略ブロック図である。送信装置100aは、符号部1、検出部2、符号化率制御部3、パンクチャ部4、変調方式制御部5、変調部6、パイロット生成部7、パイロット多重部8、CP付加部9、無線部10、送信アンテナ11を備えている。
まず、送信ビットは、符号部1により誤り訂正符号化され、パンクチャ部4に入力される。一方、受信装置から通知された変調・符号化率情報(MCS:Modulation and Coding Schemes)は、検出部2により符号化率と変調方式が検出される。検出された符号化率情報は符号化率制御部3に入力され、変調方式情報は変調方式制御部5に入力される。
パンクチャ部4では、入力された符号ビットを設定された符号化率になるように間引くパンクチャリング処理が行われる。このとき、符号化率制御部3が、設定された符号化率情報から予め用意されているビットを間引くパンクチャパターンに応じて間引くよう制御することで、パンクチャ部4は適切な符号化率の符号ビットを生成する。
次に、パンクチャリングにより得られた符号ビットは、変調部6に入力され、設定された変調方式になるよう変調がなされる。このとき、変調方式制御部5が、設定された変調方式になるように制御する。
このとき同時に、パイロット生成部7において伝搬路の周波数応答を推定するためのパイロット信号が生成され、パイロット多重部8において変調部6で得られた変調信号と多重する。多重された送信信号はCP付加部9によりCPが付加され、無線部10により無線周波数帯にアップコンバートされ、送信アンテナ11から送信される。
図2は、本発明の第1の実施形態による受信装置200aの構成を示す概略ブロック図である。受信装置200aは、受信アンテナ12、無線部13、CP除去部14、パイロット分離部15、伝搬路特性推定部16、分散推定部17、FFT部18、等化部19、IFFT部20、復調部21、復号部22、変調・符号化率情報生成部23を備えている。
受信信号は、受信アンテナ12で受信された後、無線部13により無線周波数からベースバンド信号にダウンコンバートされる。得られた受信信号はCP除去部14によりCPを除去され、パイロット分離部15により受信パイロット信号と受信変調信号が分離される。分離された受信パイロット信号は伝搬路推定部16および分散推定部17において伝搬路の周波数特性と雑音の分散が推定され、等化に使用する目的で等化部19に入力される。
ここで、分散推定部17では、伝搬路推定部16で推定された伝搬路特性と受信信号から受信パイロット信号の分散を推定することで算出される。このとき、分散σは自乗平均値を計算するという定義どおり、式(4)のように推定される。
Figure 0004903122
式(4)において、Kがブロック内の信号数、y(k)はk番目の周波数の複素受信パイロット信号、Ξ(k)は伝搬路推定部16で推定されたk番目の周波数における伝搬路の複素利得、c(k)は送受信側で既知となっているk番目の周波数の送信パイロット信号である。また、式(4)は、雑音の影響を受けていない受信パイロット信号をΞ(k)c(k)で生成し、それを受信パイロット信号y(k)から減算した誤差が雑音に相当する部分となることから、その電力を周波数方向に平均化する二乗平均値を算出することで雑音の分散を算出している。
一方、パイロット信号を分離された受信信号はFFT部18により周波数信号に変換され、伝搬路の周波数特性とともに等化部19において周波数領域における受信信号の等化が行われるとともに、タップ係数から算出される等価振幅利得を出力する。このとき、等化処理まで含めた送信信号の歪みと雑音を考慮し、伝搬路推定部16で推定された伝搬路の周波数特性と分散推定部17で算出された分散の値を用いて、式(5)によりタップ行列が計算される。
Figure 0004903122
式(5)において、Ξは伝搬路の周波数応答を対角成分に並べた伝搬路行列、σは等化前の観測される雑音の分散を表す実数、Iは対角成分にのみ1で非対角成分が0の単位行列、Rは等化前の複素数の受信信号ベクトル、xは行列xの随伴行列(エルミート転置を施した行列)である。式(5)により得られたタップ行列を受信信号に乗積することで、受信信号の等化が行われ、IFFT部20に入力されると同時に、タップ行列を用いて等価振幅利得の計算が行われる。等価振幅利得は、式(6)で計算される。
Figure 0004903122
式(6)において、μは等価振幅利得を表し、w(k)はk番目の周波数のタップ係数の複素共役、Ξ(k)はk番目の周波数の伝搬路の複素利得である。式(7)で得られた等価振幅利得μを用いて、等価雑音の分散は、式(7)で表される。
Figure 0004903122
また、等化された受信信号はIFFT部20において時間領域に変換され、復調部21に入力される。復調部21では、等化部19より出力された等価振幅利得とIFFT部20より出力された等化後の時間領域の受信信号を用いて送信符号ビットの信頼性を表す対数尤度比(LLR)が算出される。ここで、LLRの定義は、得られたLLRがガウス分布に従うものと仮定すると、式(8)で表される。
Figure 0004903122
式(8)において、ln[x]はxの自然対数を演算する演算子、aは送信ビット、lはLLRを表している。さらに、BPSKは実部のみに1ビットのビットの情報があること、QPSKは実部に1ビット、虚部に1ビットの情報があることを考慮すると、MMSE基準型の周波数領域等化の場合、算出されるLLRはBPSK、QPSKの場合で、それぞれ式(9)、式(10)で算出される。
Figure 0004903122
Figure 0004903122
式(9)、式(10)において、λ(k)はk番目の送信ビットのLLR、z(k)はk番目の時間インデックスにおける等化後の受信信号、μは等価振幅利得、Re[x]は複素数xの実部、Im[x]は複素数xの虚部を表している。
また、LLRのインデックスについては、BPSKの場合は1BPSK信号に1ビットの情報が変調されるため、時間インデックスとビットのインデックスが一致し、同一のインデックスを用いている。さらに、QPSKの場合は1QPSK信号に2ビットの情報が変調されるため、1ビット目と2ビット目でそれぞれビットのインデックスは2k、2k+1となる。
このように算出されたLLRは、復号部22により誤り訂正処理が行われると同時に、変調・符号化率情報生成部23に入力され、LLRに基づいて計算される相互情報量を用いて次の送信機会における変調方式および符号化率を設定し、変調・符号化率情報として送信装置にフィードバックする。
なお、本実施形態では最も受信特性が良好なMMSE基準型のもので説明したが、ZF(Zero Forcing)基準型や等利得合成(EGC)、最大比合成(MRC)などでも等価振幅利得と等価雑音の分散を算出し、それを用いて式(8)を用いるという導出過程は同一であり、同様に算出できるので、ここでは説明を省略する。
このように、本実施形態は適応変調符号化方式における変調方式と符号化率の設定を復調部20で得られた各符号ビットの信頼性に応じて設定することで、等化による取り切れなかった符号間干渉や雑音強調の影響まで考慮して次の送信機会における変調方式や符号化率を設定でき、適応変調符号化制御を適切に行うことができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本発明の送信装置の構成と受信装置の構成は、第1の実施形態の送信装置100a(図1)と受信装置200a(図2)の構成と同様であるため、それらの説明を省略する。
図3は、本発明の第2の実施形態による受信装置の変調・符号化率情報生成部23の構成を示す概略ブロック図である。変調・符号化率情報生成部23は、相互情報量算出部101、変調・符号化率決定部102、変調・符号化率情報マッピング部103を備えている。
変調・符号化率情報生成部23に入力されたLLRは、相互情報量算出部101においてLLRから得られる送信ビットに関する相互情報量を算出される。ここで、相互情報量とは、送信信号Xを送信したときに受信信号Yが得られたとすると、Yを得たときにどれだけ送信信号Xに関する情報を得られたかを情報理論の観点から数値化したものである。本実施形態では、受信信号Yから得られるのではなく、LLRから得られる送信信号Xに関する相互情報量を算出する。
LLRが得られたときの相互情報量は、時間平均と集合平均が同一であるというエルゴード性と0と1の発生確率が同一で、かつ分布が同一で対称なガウス分布に従うという一貫性条件に基づくものを仮定すると、以下の式(11)で計算される。
Figure 0004903122
式(11)において、Iは0から1の実数で表される相互情報量、Kはビット長、lはk番目のビットのLLRを表している。さらに、相互情報量は式(9)、式(10)より変調方式により相互情報量が変化するので、変調方式を設定するために、各変調方式における相互情報量の値も算出しておく。
例えば、変調方式ごとの相互情報量の算出は、今の送信機会の変調方式がBPSKである場合、式(11)により得られる相互情報量はBPSKのものである。ここからQPSKであった場合の相互情報量の算出は、式(9)、式(10)より、BPSKで得られるLLRに1/√2を乗算したものであるから、式(12)によりBPSKの場合からQPSKで伝送したと仮定した場合における相互情報量に変換できる。
Figure 0004903122
式(12)はBPSKで送信したときに得られたLLRから同じ環境でQPSKを用いた場合に得られる相互情報量を算出している。当然、QPSKからBPSKへの変換はLLRを√2倍することで算出できるので、説明を省略する。
また、16QAMや64QAMのLLRの算出式を式(9)、式(10)のように導出することはできるので、多値変調を用いた場合でも、出力LLRの関係は一意に決まり、1つの変調方式のLLRが分かれば各変調方式における相互情報量は相互に変換可能である。
このように得られた選択可能な全変調方式の相互情報量は、変調・符号化率決定部102に入力され、変調方式と符号化率の組み合わせが決定される。
図4は、本発明の第2の実施形態による各符号化率における入力相互情報量に対するビット誤り率特性を示すグラフの一例である。図4において、横軸は、式(11)や式(12)で得られた入力相互情報量、縦軸がビット誤り率を示している。また、rは符号化率を表しており、3本の曲線は符号化率rを1/2、3/4、5/6それぞれのビット誤り率を表している。また、図4から符号化率が大きいほど伝送速度があがるが、誤り訂正が低下しているため、符号化率が高いほど同じビット誤り率を達成するためにはより大きな相互情報量が必要であることも確認される。ここでは、図4を用いて変調方式と符号化率の組み合わせを決定する。
例えば、選択可能な変調方式の組み合わせが符号化率1/2のBPSK、符号化率3/4のBPSK、符号化率1/2のQPSK、符号化率3/4のQPSK、符号化率5/6のQPSKであるもとし、BPSKで得られた相互情報量が0.95、QPSKで得られた相互情報量が0.8で、所要品質が10−5であった場合、所要品質を満たす組み合わせは図4より、符号化率1/2のBPSK、符号化率3/4のBPSK、符号化率1/2のQPSKであることが確認できる。したがって、この場合に選択されるのは符号化率1/2のQPSKとなる。
このように決定された変調方式と符号化率は、変調・符号化率情報マッピング部103により送受信側で所定の信号形式に変調され、送信装置にフィードバックされる。
このように、相互情報量を算出してそれを適応変調符号化方式に適用することで、周波数領域等化により残る符号間干渉や雑音強調の影響まで考慮した受信品質を把握でき、適応制御を適切に行うことができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本発明の送信装置の構成は、第1の実施形態の送信装置100a(図1)の構成と同様であるため、それらの説明を省略する。
図5は、本発明の第3の実施形態による受信装置200cの構成を示す概略ブロック図である。受信装置200cは、パイロット信号など既知の系列をトレーニング系列として用いて相互情報量を算出する。
受信装置200cは、受信アンテナ201、無線部202、CP除去部203、パイロットコピー部204、伝搬路特性推定部205、分散推定部206、FFT部207、等化部208、IFFT部209、復調部210、パイロット分離部211、復号部212、変調・符号化率情報生成部213を備えている。
受信装置200cの受信アンテナ201、無線部202、CP除去部203、伝搬路特性推定部205、分散推定部206、FFT部207、等化部208、IFFT部209、復調部210、復号部212、変調・符号化率情報生成部213は、第1の実施形態の受信装置200aと同じであるため、ここでは説明を省略する。
第1の実施形態の受信装置200aとの違いは、CPを除去した後にパイロット信号を分離するのではなく、伝搬路推定と雑音の分散の推定を行うためにコピーし、パイロット信号も等化するというところにある。パイロット信号の分離は、等化後の受信状況を算出するために復調部210の後で行う。
本実施形態では、等化部208における処理においてパイロット信号には、既知の信号が使用されるので、送受信側で所定のビット系列が所定の変調方式により変調され、送信されている。そこで、受信側で既知のビット系列により変調されていることを利用してどれだけ伝搬路、雑音、等化により情報が減っているかを把握する。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。本発明の送信装置の構成と受信装置の構成は、第2の実施形態の送信装置と受信装置の構成と同様であるため、それらの説明を省略する。
図6は、本発明の第4の実施形態による受信装置の受信方法を示すフローチャートである。図6では、送信ビット系列が既知の場合の相互情報量の算出方法の処理を示している。送信ビット系列が分かっている場合の相互情報量は式(13)で表される。
Figure 0004903122
式(13)において、p(l|X=x)は、送信信号がxである場合に等化後のLLRがlとなる確率を表している。なお、式(11)は式(13)をエルゴード性と一貫性条件を満たす前提での近似式を表していたため、式(13)で計算できる場合には本実施形態の方が精度よく相互情報量を推定できる。
図6において、まず、ステップS1においてパイロット信号を等化することにより得られたLLRをビット1で送信されたものと0で送信されたものに分類し、その数をカウントする。
次に、ステップS2a、S2bにおいて送信ビットが1と0のそれぞれについてヒストグラムを計算し、ステップS3a、S3bにおいてステップS1でカウントした送信ビット0と1のそれぞれの合計数で正規化し、その確率を計算する。
次に、ステップS4a、S4bにおいて式(13)の被積分関数を送信ビット0と1のそれぞれについて計算する。このとき、送信ビット0の場合の計算を行う場合には、x=0、送信ビット1の場合にはx=1が代入される。
このように計算された式(13)の被積分関数の値は送信ビット0と1のそれぞれについてステップS5a、S5bにおいて総和が計算される。最後に、ステップS6において、送信ビット0、1で計算された総和に1/2を乗算し、それらの和を取ることで相互情報量が算出される。なお、第1、第2の実施形態の相互情報量の算出手法を使用することもできる。
このように、送信ビットが既知の場合には本実施形態のように相互情報量を計算することができ、適応変調符号化を適切に制御することができる。なお、パイロット信号を使用する場合には、パイロット信号に続いて自局宛のデータが多重されている必要はなく、伝送機会が必要になったときのために算出しておくこともできる。
さらに、本実施形態では受信側で変調方式や符号化率まで設定する例を示したが、相互情報量の値を送信装置にフィードバックして送信装置が変調方式や符号化率を設定しても良い。
また、本発明はLLRに基づいて設定されるので、例えば、OFDM方式のようなマルチキャリア方式でも適用することができる。
なお、以上説明した実施形態において、送信装置(図1)や受信装置(図2、図5)の各部の機能またはこれらの機能の一部を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより送信装置や受信装置の制御を行っても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時刻の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時刻プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。
本発明の第1の実施形態による送信装置100aの構成を示す概略ブロック図である。 本発明の第1の実施形態による受信装置200aの構成を示す概略ブロック図である。 本発明の第2の実施形態による受信装置の変調・符号化率情報生成部23の構成を示す概略ブロック図である。 本発明の第2の実施形態による各符号化率における入力相互情報量に対するビット誤り率特性を示すグラフである。 本発明の第3の実施形態による受信装置200cの構成を示す概略ブロック図である。 本発明の第4の実施形態による受信装置の受信方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1・・・符号部、2・・・検出部、3・・・符号化率制御部、4・・・パンクチャ部、5・・・変調方式制御部、6・・・変調部、7・・・パイロット生成部、8・・・パイロット多重部、9・・・CP付加部、10・・・無線部、11・・・送信アンテナ、12・・・受信アンテナ、13・・・無線部、14・・・CP除去部、15・・・パイロット分離部、16・・・伝搬路特性推定部、17・・・分散推定部、18・・・FFT部、19・・・等化部、20・・・IFFT部、21・・・復調部、22・・・復号部、23・・・変調・符号化率情報生成部、100a・・・送信装置、101・・・相互情報量算出部、102・・・変調・符号化率決定部、103・・・変調・符号化率情報マッピング部、200a、200c・・・受信装置

Claims (5)

  1. 受信装置から通知された情報に基づいて変調方式または符号化率の少なくともいずれか一方を変更して送信する送信装置と、
    無線伝搬路による歪みを周波数領域等化により等化する受信装置と、
    を備える無線通信システムであって、
    前記受信装置は、各送信ビットの信頼性に基づいて変調方式または符号化率の少なくともいずれか一方を設定し、
    前記各送信ビットの信頼性は、対数尤度比より算出される相互情報量に基づくことを特徴とする無線通信システム。
  2. 受信装置から通知された情報に基づいて変調方式または符号化率の少なくともいずれか一方を変更して送信する送信装置と、
    無線伝搬路による歪みを周波数領域等化により等化する受信装置と、
    を備える無線通信システムであって、
    前記受信装置は、各送信ビットの信頼性に基づいて変調方式または符号化率の少なくともいずれか一方を設定し、
    前記各送信ビットの信頼性は、既知のビットが割り当てられた送信信号から算出される相互情報量に基づくことを特徴とする無線通信システム。
  3. 変調方式または符号化率の少なくともいずれか一方を変更する送信装置が送信した信号を受信する受信装置であって、
    周波数領域で受信信号を等化する等化部と、
    等化後の受信信号から送信ビットの信頼性を算出する復調部と、
    前記復調部から得られた送信ビットの信頼性から相互情報量を算出する相互情報量算出部と、
    前記相互情報量算出部から得られた相互情報量に基づいて変調方式または符号化率の少なくともいずれか一方を設定し、送信装置に通知する信号を生成する変調・符号化率情報生成部と、
    を備え、
    前記復調部は、等価振幅利得または等価雑音の分散により対数尤度比が算出されることを特徴とする受信装置。
  4. 前記相互情報量算出部は、前記復調部より出力された対数尤度比に基づくことを特徴とする請求項に記載の受信装置。
  5. 変調方式または符号化率の少なくともいずれか一方を変更する送信装置が送信した信号を受信する受信装置を用いた受信方法であって、
    周波数領域で受信パイロット信号を等化する等化過程と、
    等化後の受信信号から送信ビットの信頼性を算出する復調過程と、
    前記復調過程で得られた送信ビットの信頼性から相互情報量を算出する相互情報量算出過程と、
    前記受信品質から変調方式または符号化率の少なくともいずれか一方を設定し、送信装置に通知する信号を生成する変調・符号化率情報生成過程と、
    を有することを特徴とする受信方法。
JP2007329009A 2007-12-20 2007-12-20 無線通信システム、受信装置、受信方法 Expired - Fee Related JP4903122B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007329009A JP4903122B2 (ja) 2007-12-20 2007-12-20 無線通信システム、受信装置、受信方法
CN2008801206396A CN101897137A (zh) 2007-12-20 2008-12-19 无线通信系统、接收装置、接收方法
EP08864606A EP2224628A1 (en) 2007-12-20 2008-12-19 Radio communication system, reception device, and reception method
PCT/JP2008/073188 WO2009081860A1 (ja) 2007-12-20 2008-12-19 無線通信システム、受信装置、受信方法
US12/809,528 US8494080B2 (en) 2007-12-20 2008-12-19 Radio communication system, reception device, and reception method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007329009A JP4903122B2 (ja) 2007-12-20 2007-12-20 無線通信システム、受信装置、受信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009152877A JP2009152877A (ja) 2009-07-09
JP4903122B2 true JP4903122B2 (ja) 2012-03-28

Family

ID=40801161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007329009A Expired - Fee Related JP4903122B2 (ja) 2007-12-20 2007-12-20 無線通信システム、受信装置、受信方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8494080B2 (ja)
EP (1) EP2224628A1 (ja)
JP (1) JP4903122B2 (ja)
CN (1) CN101897137A (ja)
WO (1) WO2009081860A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2293503A1 (en) * 2009-09-07 2011-03-09 NTT DoCoMo, Inc. A radio channel estimation using reliability information
CN102238127A (zh) * 2011-07-08 2011-11-09 武汉邮电科学研究院 一种基于相干光正交频分复用系统降低峰均比的方法
JP5642102B2 (ja) * 2012-03-27 2014-12-17 ソフトバンクモバイル株式会社 Ofdm伝送システムにおける受信装置及び無線通信制御方法
US8879647B2 (en) * 2012-04-26 2014-11-04 Alcatel Lucent Methods of allocating resources in a system and systems implementing the same
US8837616B2 (en) * 2012-07-31 2014-09-16 Exelis Inc. Equalization of a distributed pilot OFDM signal
JP6021009B2 (ja) * 2013-02-15 2016-11-02 国立研究開発法人情報通信研究機構 Mcsの決定方法
JP6576443B2 (ja) * 2015-05-20 2019-09-18 株式会社日立国際電気 無線通信システム及び受信装置
US10587330B2 (en) 2017-02-28 2020-03-10 Hitachi Kokusai Electric Inc. Reception device and wireless communication system
TWI640182B (zh) * 2017-12-08 2018-11-01 晨星半導體股份有限公司 接收裝置及對數概度比產生方法
CN108562883B (zh) * 2017-12-29 2022-06-10 南京航空航天大学 一种多载波雷达系统的最大似然距离估计算法
JP7447040B2 (ja) 2021-03-10 2024-03-11 株式会社日立国際電気 無線伝送システム

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3811002B2 (ja) * 2000-12-13 2006-08-16 三菱電機株式会社 受信装置
JP2003069531A (ja) * 2001-08-23 2003-03-07 Mitsubishi Electric Corp 移動体通信システム、マルチキャリアcdma送信装置およびマルチキャリアcdma受信装置
US7164649B2 (en) * 2001-11-02 2007-01-16 Qualcomm, Incorporated Adaptive rate control for OFDM communication system
AU2002346470A1 (en) 2001-11-21 2003-06-10 Qualcomm Incorporated Rate selection for an ofdm system
JP3753698B2 (ja) * 2003-02-07 2006-03-08 松下電器産業株式会社 無線送信装置および伝送レート決定方法
US7724838B2 (en) * 2003-09-25 2010-05-25 Qualcomm Incorporated Hierarchical coding with multiple antennas in a wireless communication system
JP4415777B2 (ja) * 2004-07-07 2010-02-17 株式会社日立製作所 マルチキャリア通信における適応変調方法
EP1864457B1 (en) * 2005-03-29 2013-07-31 Panasonic Corporation Adative modulation with non-pilot symbols
JP2006332786A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Sharp Corp 無線通信システム、及びその基地局装置、移動局装置
JP4867918B2 (ja) * 2005-09-07 2012-02-01 日本電気株式会社 適応無線/変調装置、受信装置、無線通信システム及び無線通信方法
US8149969B2 (en) * 2005-10-07 2012-04-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for reduced peak-to-average-power ratio in a wireless network
US7821938B2 (en) * 2007-04-20 2010-10-26 Provigent Ltd. Adaptive coding and modulation for synchronous connections

Also Published As

Publication number Publication date
WO2009081860A1 (ja) 2009-07-02
CN101897137A (zh) 2010-11-24
JP2009152877A (ja) 2009-07-09
EP2224628A1 (en) 2010-09-01
US20100266065A1 (en) 2010-10-21
US8494080B2 (en) 2013-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4903122B2 (ja) 無線通信システム、受信装置、受信方法
JP4911780B2 (ja) 無線通信システム、受信装置及び受信方法
US7848218B2 (en) Virtual multi-antenna method for OFDM system and OFDM-based cellular system
US8571000B2 (en) Peak-to-average power ratio (PAPR) reduction scheme for wireless communication
US8446939B2 (en) Channel quality estimation for MLSE MIMO receiver
JP5330599B2 (ja) 受信通信信号を最尤検出を用いて結合的に復号するための方法及び受信機
CN106612135B (zh) 基于多载波空间调制的信号发送方法、接收方法和装置
US8666003B2 (en) Reception device, reception method, and reception program
JP5753678B2 (ja) 無線送信装置
US20110116581A1 (en) Communication system, reception device, and communication method
JP2009005296A (ja) 無線通信装置及び無線通信方法
US8792576B2 (en) Radio signal processing method and radio communication apparatus
EP2553832B1 (en) Channel quality estimation for mlse receiver
US20130265964A1 (en) Wireless control apparatus, wireless terminal apparatus, wireless communication system, control program of wireless control apparatus and wireless terminal apparatus and integrated circuit
JP5770558B2 (ja) 受信装置、プログラムおよび集積回路
US8718162B2 (en) Reception device, reception method, and reception program
KR20120045670A (ko) 이동 통신 시스템에서 채널 상태 지시자 결정 방법 및 장치
KR100885746B1 (ko) 통신 시스템에서 신호 수신 장치 및 방법
KR20090073657A (ko) 통신 시스템에서 신호 수신 장치 및 방법
Kim et al. Subband interference suppression in channel shortening for OFDMA downlink systems
Sergienko Adaptive OFDM Transmission in TDD Systems with Fixed Minimum Distance of Received Constellations
KR101229718B1 (ko) Sc-fdma 기반 시스템에서 mu-mimo 방식을이용한 간섭 제거 방법 및 장치
JP2013126144A (ja) 送信装置、受信装置および通信システム
WO2008066349A1 (en) Method and apparatus for transmitting/receiving multiple codewords in sc-fdma system
Mare On the Performance Gain of STFC-LDPC Concatenated Coding Scheme for MIMO-WiMAX

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111011

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111206

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150113

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees