JP2002184374A - 電池パック - Google Patents

電池パック

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JP2002184374A
JP2002184374A JP2000376903A JP2000376903A JP2002184374A JP 2002184374 A JP2002184374 A JP 2002184374A JP 2000376903 A JP2000376903 A JP 2000376903A JP 2000376903 A JP2000376903 A JP 2000376903A JP 2002184374 A JP2002184374 A JP 2002184374A
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heat
battery
battery pack
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cylindrical
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JP2000376903A
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English (en)
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Teruyuki Oka
輝行 岡
Atsushi Demachi
敦 出町
Yasuhisa Saito
安久 斎藤
Kenichi Ogawa
健一 小川
Takuo Koyanagi
拓郎 小柳
Susumu Miyazaki
進 宮崎
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Secondary Cells (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 複数個のリチュウム電池30(円筒型電
池)を束ねてなる電池パックにおいて、リチュウム電池
30・・・間の隙間11,11に伝熱性のあるパイプ状の
弾性部材13,13を挿入し、弾性部材13,13に伝
熱性のある剛性部材14,14を差込んだ。 【効果】 円筒型電池から剛性部材に熱を吸収させ、剛
性部材を介して熱を発散させることができると共に円筒
型電池同士をタイトに固定することができる。この結
果、電池パック内の放熱の促進を図ることができる共に
円筒型電池同士のがたつきの防止を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気自動車等に搭
載し電源として用いるために、複数個の円筒型電池を束
ねた電池パックに関する。
【0002】
【従来の技術】電池パックとして、例えば特開平8−
180854号公報「2次電池」や特開平9−167
630号公報「高温二次電池」が知られている。上記
は、同公報の図1及び図2によれば、右ケース31(符
号は公報の符号を流用した)に放熱ピン60を埋め込
み、左ケース32に放熱ピン61を埋め込み、左・右ケ
ース32,31で複数の単電池50の両端部を押えるこ
とで、単電池50を固定すると共に放熱ピン60,61
で単電池50の放熱を促進するようにしたものである。
上記は、同公報の図1によれば、ケース1(符号は公
報の符号を流用した)に複数の円筒型の単電池2を収納
し、これらの単電池2の隙間に熱容量調節部材3を挿入
したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の2次
電池では、左・右ケース32,31で複数の単電池50
を覆う構造なので、単電池50の両端部は放熱ピン6
0,61を介して放熱はできるものの、単電池50の中
央部分では熱がこもりがちとなり、単電池50の中央部
分の放熱をすることは困難である。また、上記の高温
二次電池では、熱容量調節部材3は、一般的には金属を
使用するものであり、単電池2と熱容量調節部材3との
間にがたを生ずることが多い。従って、車載などの用途
には使用することはできない。
【0004】そこで、本発明の目的は、円筒型電池を束
ねた電池パックの放熱を促進することのでき、円筒型電
池同士のがたつきの防止を図り振動の発生する機器にも
使用することのできるパック構造を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、複数個の円筒型電池を束ねてなる電池パ
ックにおいて、円筒型電池間の隙間に伝熱性のあるパイ
プ状の弾性部材を挿入し、この弾性部材に伝熱性のある
剛性部材を差込んだことを特徴とする。
【0006】なお、結果的に、円筒型電池間の隙間に伝
熱性のあるパイプ状の弾性部材を挿入し、この弾性部材
に伝熱性のある剛性部材を差込む構成が達成できればよ
く、剛性部材に弾性部材を嵌め、これらの剛性部材及び
弾性部材を複数の円筒型電池で挟むようにしてもよい。
すなわち、組込み順序は問わない。また、「伝導性のあ
る」とは、良熱伝導性、若しくは熱伝導率が大きいこと
を意味する。
【0007】円筒型電池を束ねてパックにしたときに、
例えば、電池パック内には円筒型電池から発生する熱が
こもりがちであり、これらの熱を効率よく放熱すること
は好ましいことである。また、円筒型電池を束ねてパッ
クにしたものを振動の発生する機器でも使用したいもの
である。そこで、複数個の円筒型電池を束ねてパックに
する。このときに、円筒型電池間の隙間に伝熱性のある
パイプ状の弾性部材を挿入し、この弾性部材に伝熱性の
ある剛性部材を差込むようにした。すなわち、円筒型電
池間の隙間に伝熱性のあるパイプ状の弾性部材を挿入
し、この弾性部材に伝熱性のある剛性部材を差込むこと
で、円筒型電池から剛性部材に熱を吸収させ、剛性部材
を介して熱を発散させる。そして、電池パック内の放熱
の促進を図ると共に円筒型電池同士のがたつきの防止を
図る。
【0008】請求項2は、剛性部材の端部にヒートシン
クを取付けるための取付け部を形成し、円筒型電池の端
部及び剛性部材の端部に絶縁伝熱シートを介在させ、取
付け部にヒートシンクを取付けることで円筒型電池及び
剛性部材に発生する熱を一括して放熱するようにしたこ
とを特徴とする。
【0009】円筒型電池から剛性部材に熱を吸収させた
熱を積極的に発散させるために、円筒型電池及び剛性部
材にヒートシンクを備える。剛性部材の端部にヒートシ
ンクを取付けるための取付け部を形成し、円筒型電池の
端部及び剛性部材の端部に絶縁伝熱シートを介在させ、
取付け部にヒートシンクを取付けるようにした。円筒型
電池及び剛性部材にヒートシンクを取付けることで、円
筒型電池及び剛性部材に発生する熱を一括して放熱でき
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。図1は本発明に係る電池パック
の斜視図であり、10は電池パック、12はケース、1
3は弾性部材、14は剛性部材、15は絶縁伝熱シー
ト、16ヒートシンク、18はねじ、24は電源供給の
ための接続端子、26は引出し線、30は円筒型電池と
してのリチューム電池を示す。電池パック10は、リチ
ューム電池30から剛性部材14に熱を吸収させ、この
剛性部材14を介して熱を発散させることで、ケース1
2内の放熱の促進を図ったパックであり、以下、その詳
細を説明する。
【0011】図2は本発明に係る電池パックの分解斜視
図であり、電池パック10は、直列に接続した複数個の
リチューム電池30・・・(・・・は複数個を示す。以下同
じ)と、これらのリチューム電池30・・・を収納するケ
ース12と、このケース12に収納することでリチュー
ム電池30・・・間に発生する隙間11,11に挿入する
弾性部材13,13と、これらの弾性部材13,13に
差込む剛性部材14,14と、この剛性部材14,14
の端部14a,14a及びリチューム電池30・・・の端
部30a・・・,30b・・・に載せる絶縁伝熱シート15
と、絶縁伝熱シート15の上に載置するヒートシンク1
6とからなる。図中、18はヒートシンク16をケース
12に止めるねじ、19はヒートシンク16と剛性部材
14,14とを結合するねじ、25は複数個のリチュム
電池30・・・を直列接続する接続板である。
【0012】ケース12は、リチューム電池30・・・を
挿入する開口12aと、ヒートシンク16を止めるボス
12b,12bと、リチューム電池30・・・の外形に倣
うように形成した内壁12cと、リチューム電池30・・
・を支持する底部12dと、接続端子25,25を位置
決めする凹部12e,12eとからなる。弾性部材13
は、伝熱性のあるパイプ状の部材であり、放熱用ゴムチ
ューブ(シリコンゴムチューブ)が好ましい。13aは
弾性部材13のパイプ孔を示す。
【0013】例えば、ゴムの熱伝導率は、0.13(W/
m・℃)、シリコンゴムの熱伝導率は、0.2であり、
ゴムに比べ約2倍の熱伝導率を有する。さらに、信越シ
リコン製の放熱用ゴムチューブ相当品(TCーAタイプ、T
CーCGタイプ、TCーBGタイプなど)における熱伝導率
は、1.1〜3.8であり、ゴムに比べ約8〜29倍の
熱伝導率を有する。従って、信越シリコン製の放熱用ゴ
ムチューブ相当品を使用することで、さらに、大きな放
熱効果を期待することができる。
【0014】剛性部材14は、伝熱性のある金属棒、例
えば、銅棒などが好ましく、一方の端部14aに形成す
ることでヒートシンク16を取付ける取付け部としての
ねじ孔21と、他方の端部14bに形成することで弾性
部材13への挿入を容易にするテーパ部22とからな
る。
【0015】例えば、純アルミニウムの熱伝導率は22
8(W/m・℃)、鋼の熱伝導率は53、純銅の熱伝導率
は374であるから、この中で、銅が最も良熱伝導性を
有する金属であることがわかる。
【0016】絶縁伝熱シート15は、リチューム電池3
0・・・とヒートシンク16との絶縁をすると共に、リチ
ューム電池30・・・及び剛性部材14,14をヒートシ
ンク16に熱的に結合する部材であり、例えば、シリコ
ンゴムシートなどが好ましく、ねじ18,18を貫通さ
せる孔15a,15aと、ねじ19,19を貫通させる
孔15b,15bを形成したものである。ヒートシンク
16は、ケース12の開口12aに倣った形状に形成し
たのベース17と、このベース17に一体的に取付けた
フィン16a・・・とからなり、これらのベース17及び
フィン16a・・・の材質はアルミニュム板が好適であ
る。なお、17aはねじ18を貫通させる孔、17bは
ねじ19を貫通させる孔である。
【0017】図3は図2の3−3断面図であり、リチュ
ーム電池30の側面断面を示す。リチューム電池30は
円筒形状の電池であって、正電極板31と、負電極板3
2と、これらの正・負電極板31,32との間に設けた
セパレータ33,33と、正電極板31の上部にレーザ
溶接した正極端子である集電板34と、負電極板32の
下部にレーザ溶接した負極端子である集電板35と、正
・負電極板31,32、セパレータ33,33及び集電
板34,35を収納する導電性のあるケース36と、こ
のケース36の底部36a側に正・負電極板31,3
2、セパレータ33,33及び集電板34,35を押し
付けるために配置した導電板37と、ケース36の上部
の開口部36bに導電板37とともにガスケット38を
介してかしめた蓋39と、ケース36内に注入した電解
液41とからなる。なお、30a,30bはリチューム
電池30の端部を示す。
【0018】正電極板31は、箔31aと、この箔31
aの両面に塗布した活物質31b,31bとから構成す
るシートを巻いたものである。31c・・・は集電板34
にほぼ直角に突き当て、箔31aを集電板34に溶接す
るエッジ部である。負電極板32は、箔32aと、この
箔32aの両面に塗布した活物質32b,32bとから
構成するシートを巻いたものである。32c・・・は集電
板35にほぼ直角に突き当て、箔32aを集電板35に
溶接するエッジ部である。
【0019】図4は図1の4矢視図であり、電池パック
10は、複数個のリチュウム電池30・・・を束ねてなる
電池パックにおいて、リチュウム電池30・・・間の隙間
11,11に伝熱性のあるパイプ状の弾性部材13,1
3を挿入し、弾性部材13,13に伝熱性のある剛性部
材14,14を差込んだものであると言える。
【0020】リチュウム電池30・・・を束ねてパックに
したときに、例えば、電池パック10内にはリチュウム
電池30・・・から発生する熱がこもりがちであり、これ
らの熱を効率よく放熱することは好ましいことである。
また、リチュウム電池30・・・を束ねてパックにしたも
のを振動の発生する機器でも使用したいものである。そ
こで、電池パック10は、複数個のリチュウム電池30
・・・をケース12に収納することで、束ねてパックにす
る。このときに、リチュウム電池30・・・間の隙間1
1,11に伝熱性のあるパイプ状の弾性部材13,13
を挿入し、弾性部材13,13に伝熱性のある剛性部材
14,14を差込むようにした。
【0021】すなわち、リチュウム電池30・・・間の隙
間11,11に伝熱性のあるパイプ状の弾性部材13,
13を挿入し、この弾性部材13,13に伝熱性のある
剛性部材を差込んだので、リチュウム電池30・・・から
剛性部材14,14に熱を吸収させ、剛性部材14,1
4を介して熱を発散させることができる共にリチュウム
電池30・・・同士をタイトに固定することができる。こ
の結果、電池パック10内の放熱の促進を図ることがで
きると共にリチュウム電池30・・・同士のがたつきの防
止を図ることができる。
【0022】図5は図1の5−5線断面図であり、電池
パック10は、剛性部材14の端部14aにヒートシン
ク16を取付けるためのねじ孔21(取付け部)を形成
し、リチュウム電池30・・・の端部30a・・・,30b・・
・及び剛性部材14,14の端部14a,14aに絶縁
伝熱シート15を介在させ、ねじ孔21,21(取付け
部)にヒートシンク16を取付けることでリチュウム電
池30・・・及び剛性部材14,14に発生する熱を一括
して放熱するようにしたものであるとも言える。
【0023】電池パック10は、リチュウム電池30・・
・及び剛性部材14,14にヒートシンク16を取付け
るたので、リチュウム電池30・・・及び剛性部材14,
14に発生する熱を一括して放熱することができる。こ
の結果、電池パック10内のさらなる放熱の促進を図る
ことができる。
【0024】以上に述べた電池パック10の作用を次に
説明する。図6(a),(b)は本発明に係る電池パッ
クの作用説明図である。なお、(a)は比較例の電池パ
ック100を示し、(b)は実施例の電池パック10を
示す。(a)において、電池パック100は、ケース1
01に円筒型のリチューム電池102・・・を収納したも
のなので、例えば、リチューム電池102・・・の中央部
から発生する熱は矢印,の如く発散することにな
る。従って、ケース101を密閉して使用する場合には
リチューム電池102・・・の中央部の熱がこもりがちに
なる。また、電池パック100は、ケース101にリチ
ューム電池102・・・を収納しただけなので、リチュー
ム電池102・・・のがたつきを防止することはできな
い。
【0025】(b)において、電池パック10は、リチ
ュウム電池30・・・間の隙間11,11に伝熱性のある
パイプ状の弾性部材13,13を挿入し、この弾性部材
13,13に伝熱性のある剛性部材14,14を差込ん
だので、リチュウム電池30・・・から剛性部材14,1
4に矢印・・・の如く熱を吸収させ、剛性部材14,1
4を介して矢印,の如く熱を発散させることができ
る。この結果、特にリチュウム電池30・・・の中央部か
ら発生する熱を効率よく発散させることができ、電池パ
ック10内の放熱の促進を図ることができる。また、電
池パック10は、リチュウム電池30・・・間の隙間1
1,11に伝熱性のあるパイプ状の弾性部材13,13
を挿入したので、リチュウム電池30・・・から発生する
熱を剛性部材14,14に効率よく伝導させることがで
きると共に、リチュウム電池30・・・のがたつきの防止
をも図ることができる。
【0026】図7(a)〜(c)は本発明に係る電池パ
ックの剛性部材の別実施例の平面図であり、図2に示し
た剛性部材14の断面形状を変えた例を示す。(a)に
おいて、剛性部材51は断面形状を楕円にしたものであ
り、リチューム電池30・・・の縦横の配列のピッチを変
えるときに有効である。(b)において、剛性部材52
は断面形状を正方形にしたものであり、リチューム電池
30・・・と弾性部材13,13との接地面積の増加を図
ったものである。この結果、リチューム電池30・・・と
剛性部材52との熱伝導性の向上を図ることができる。
(c)において、剛性部材53は断面形状を矩形にし、
この矩形の四辺をリチューム電池30の側面に倣う曲面
にしたものであり、リチューム電池30・・・と弾性部材
13,13との接地面積のさらなる増加を図ったもので
ある。
【0027】図8は本発明に係る第2実施の形態の電池
パックの斜視図であり、電池パック60を示す。なお、
図1に示した電池パック10と同一部品は同一符号を用
い詳細な説明を省略する。すなわち、11は隙間、13
は弾性部材、14は剛性部材、24は接続板、25は接
続端子、26は引出し線、30はリチューム電池であ
り、電池パック60は、バンド62でリチューム電池3
0・・・を束ね、リチューム電池30・・・間の隙間11,1
1に伝熱性のあるパイプ状の弾性部材13,13を挿入
し、この弾性部材13,13に伝熱性のある剛性部材1
4,14を差込んだものである。この結果、リチューム
電池30・・・の中央部の放熱の促進を図ることができる
と共にリチュウム電池30・・・同士のがたつきの防止を
図ることができる。なお、バンド62は、好ましくは熱
収縮性チューブ、布テープなどが好適である。
【0028】尚、実施例では図3に示すように、円筒型
電池をリチューム電池30として説明したが、リチュー
ム電池30に限るものではない。例えば、円筒型電池は
マンガン電池又はアルカリ電池でもよく、電池の形状が
円筒型であればよい。また、実施例では図2に示すよう
に、リチューム電池30を直列接続した電池パックを説
明したが、これに限るものではなく、並列接続したもの
であってもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、複数個の円筒型電池を束ねてなる電
池パックにおいて、円筒型電池間の隙間に伝熱性のある
パイプ状の弾性部材を挿入し、この弾性部材に伝熱性の
ある剛性部材を差込んだので、円筒型電池から剛性部材
に熱を吸収させ、剛性部材を介して熱を発散させること
ができると共に円筒型電池同士をタイトに固定すること
ができる。この結果、電池パック内の放熱の促進を図る
ことができる共に円筒型電池同士のがたつきの防止を図
ることができる。
【0030】請求項2は、剛性部材の端部にヒートシン
クを取付けるための取付け部を形成し、円筒型電池の端
部及び剛性部材の端部に絶縁伝熱シートを介在させ、取
付け部にヒートシンクを取付け、円筒型電池及び剛性部
材に発生する熱を一括して放熱するようにしたので、円
筒型電池及び剛性部材に発生する熱を一括して放熱する
ことがきる。この結果、電池パック内のさらなる放熱の
促進を図る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電池パックの斜視図
【図2】本発明に係る電池パックの分解斜視図
【図3】図2の3−3断面図
【図4】図1の4矢視図
【図5】図1の5−5線断面図
【図6】本発明に係る電池パックの作用説明図
【図7】本発明に係る電池パックの剛性部材の別実施例
の平面図
【図8】本発明に係る第2実施の形態の電池パックの斜
視図
【符号の説明】
10,60…電池パック、13…弾性部材、14…剛性
部材、14a…端部、15…絶縁伝熱シート、16…ヒ
ートシンク、21…取付け部(ねじ孔)、30…円筒型
電池(リチューム電池)、30a,30b…端部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 安久 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 小川 健一 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 小柳 拓郎 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 宮崎 進 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 5H031 AA09 KK01 5H040 AA02 AA28 AS07 AT01 AY08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の円筒型電池を束ねてなる電池パ
    ックにおいて、前記円筒型電池間の隙間に伝熱性のある
    パイプ状の弾性部材を挿入し、この弾性部材に伝熱性の
    ある剛性部材を差込んだことを特徴とする電池パック。
  2. 【請求項2】 前記剛性部材の端部にヒートシンクを取
    付けるための取付け部を形成し、前記円筒型電池の端部
    及び前記剛性部材の端部に絶縁伝熱シートを介在させ、
    前記取付け部にヒートシンクを取付けることで前記円筒
    型電池及び剛性部材に発生する熱を一括して放熱するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載の電池パック。
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