JP4164212B2 - 電池モジュール及び電力供給装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の単電池を組み合わせて構成する電池モジュール及びこれを用いた電力供給装置に係り、特に自動車を駆動する駆動システムの電動機の電源として用いる電池モジュール及び電力供給装置に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来一般に使用されているリチウムイオン電池やニッケル水素電池等の二次電池は、電池体積および重量当たりの電力貯蔵密度が大きいため、電気自動車やハイブリッド車用の電池電源として搭載されることが多い。これらの電池電源は、電力を発生させる最小単位のセル(以下、これを単電池と称する)では数V程度の起電力しか発生しないため、上述した車載用として使用する場合には、この単電池を複数直列に接続して発生電圧を上げて使用することになる(以下、この単電池群を「電池モジュール」と称する)。
【0003】
一方、電池電源は、効率の良い充放電を実現したり、長期的な部品寿命を確保するために、電池を適切な温度に管理することが必要である。例えば、単電池間の温度のばらつきが大きいと、内部抵抗や化学反応に差が生じ、その結果として電池モジュール全体としての充放電効率の低下を招いたり、寿命劣化の原因となる。
【0004】
また、電池モジュールをハイブリッド車に適用する場合、エンジン、モータおよび電池と繁雑にエネルギーのやり取りを行なうために、電池モジュールには繁雑かつ急速な充放電能力が要求される。このとき、電極およびそのリード部分の電流密度が大きくなり、その結果として発熱量が増大することから、この発熱した単電池を効率よく冷却して単電池を所定の温度範囲に納める必要がある。
【0005】
さらには、電池モジュールを車載するためには、前述した温度管理を行なうための機構を含めたモジュール全体及び電力供給装置全体を小型軽量化することが必要である。
【0006】
従来の電池モジュールとしては、例えば特開平11−54157号公報に記載されているように、電池モジュールを構成する各単電池の側面に冷却流体を流通させることにより、各単電池の主に側面から冷却流体に各単電池が発生する熱を放熱するようにしたものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、かかる従来の電池モジュールは、正極箔と負極箔とこの両者間を絶縁するセパレータとを重ねたものを複数層に形成してなる電池セルを内蔵した単電池を有するものに適用した場合には、電池容器側面から十分に放熱することができないものである。
【0008】
即ち、正極箔と負極箔とこの両者間を絶縁するセパレータとを重ねた電池セルを内蔵した単電池においては、正極箔及び負極箔の面積を増大するために、正極箔と負極箔とセパレータとを重ねたものを複数層にわたって形成すると共に、正極箔及び負極箔の面が電池容器の側面に沿うようになっているが、正極箔と負極箔との間に介在されるセパレータが熱的な観点からは絶縁物となり、電池セルの積層方向、換言すれば電池セルの内部から電池容器の側面方向へ熱が通過しにくものとなっていた。このように、単電池内部から単電池の側面までは、絶縁物であるセパレータが複数層挿入される部分を熱が通過せざるを得ない構造となるため、熱抵抗が極めて大きいものとなり、電池モジュール全体としての熱抵抗が大きな値となっていた。
【0009】
これにより、各単電池の温度上昇を招き、各単電池の温度ばらつきが生じ、複数の単電池の温度ばらつきにより生じる単電池の特性のばらつきや劣化が電池モジュール全体の特性の劣化につながり、電池モジュール全体としての寿命が短くなってしまうという課題があった。また、このような構成にて単電池の温度を管理したり単電池からの発熱を放熱する場合には、電池モジュールに取り付けられる冷却装置を大きくすると共に冷却流体の流量を大きくして、電池容器の側面から冷却流体への放熱能力を大きくせざるを得ないため、電池モジュールの大型化、ひいては電力供給装置の大型化を招いていた。
【0010】
本発明の目的は、各単電池を効率よく冷却してその内部温度を低下させて、各単電池を小型化でき、電池モジュール及び電力供給装置全体をコンパクト化できると共に、各単電池の温度のばらつきを低減して電池モジュールを長寿命化することができる電池モジュール及び電力供給装置を得ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の特徴は、電気的に直列に接続された複数の単電池と、前記単電池で発生する熱を放熱する放熱部材とを備え、前記単電池は、電極容器と、この電極容器に内蔵された電池セルとを有し、前記電極容器は、正極部と、負極部と、この正極部及び負極部の間を絶縁する絶縁部とを有し、前記電池セルは、正極箔と、負極箔と、この正極箔及び負極箔の間を絶縁するセパレータとを重ねたものを複数層に形成し、前記電池セルの正極箔及び負極箔の少なくとも一方を前記セパレータより外方に延長して前記電極容器の正極部及び負極部の一方に電気的及び熱的に接続し、前記放熱部材は、前記複数の単電池を接続する電極部に熱的に接続する接続部と、この接続部から前記単電池の側面外方に突出する放熱部とを有し、前記放熱部材の接続部と放熱部との間を電気的に絶縁すると共に熱的に接続したことにある。
【0015】
好ましくは、前記放熱部材の接続部と放熱部との間を電気的に絶縁すると共に熱的に接続したことにある。
【0016】
本発明の第2の特徴は、電気的に直列に接続された3個以上の単電池と、前記単電池で発生する熱を放熱する複数の放熱部材とを備え、前記単電池は、円筒状の電極容器と、この電極容器に内蔵された電池セルとを有し、前記電極容器は、正極蓋と、負極缶と、この正極蓋と負極缶を絶縁して連結するガスケットとを有し、前記電池セルは、正極箔と、負極箔と、この正極箔及び負極箔の間を絶縁するように介在されたセパレータとを複数回巻設して複数層に形成し、前記電池セルの正極箔及び負極箔を前記セパレータより逆方向外方に延長して前記電極容器の正極蓋の裏面及び負極缶底部内面に電気的及び熱的に接続し、前記放熱部材は、前記各単電池を接続する電極蓋及び負極缶底部の間に電気的及び熱的に接続する接続部と、この接続部から前記単電池の側面外方に突出する放熱フィン部とを有すると共に、前記接続部と前記放熱フィン部とを熱伝導が良好な電気的絶縁部材を介在させたことにある。
【0018】
本発明の第3の特徴は、電力供給源となる電池電源と、この電池電源から供給される電力を変換して電動機に供給する電力変換器と、これらを冷却する送風装置とを備え、前記電池電源は複数の電池モジュールを直列に接続して構成され、前記電力変換器は複数の半導体素子よりなるインバータ回路を有し、前記電池モジュールは、電気的に直列に接続された複数の単電池と、前記単電池で発生する熱を放熱する放熱部材とを備え、前記単電池は、電極容器と、この電極容器に内蔵された電池セルとを有し、前記電極容器は、正極部と、負極部と、この正極部及び負極部の間を絶縁する絶縁部とを有し、前記電池セルは、正極箔と、負極箔と、この正極箔及び負極箔の間を絶縁するセパレータとを重ねたものを複数層に形成し、前記電池セルの正極箔及び負極箔の少なくとも一方を前記セパレータより外方に延長して前記電極容器の正極部及び負極部の一方に電気的及び熱的に接続し、前記放熱部材は、前記単電池に熱的に接続する接続部と、その接続部から単電池側面の外方に突出する放熱部とを有し、前記電池電源と前記電力変換器を並置し、前記送風装置にて前記電池電源から前記電力変換器の順に通風する構成にしたことにある。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施例を図を用いて説明する。なお、第2実施例以降の実施例においては第1実施例と共通する構成を一部省略すると共に、各実施例の図における同一符号は同一物又は相当物を示す。
【0020】
まず、本発明の第1実施例を図1から図6を用いて説明する。図1は本発明の第1実施例の電池モジュールを示す側面図、図2は本発明の第1実施例の電力供給装置の電気回路図、図3は本発明の第1実施例に用いる単電池の断面図、図4は図3の単電池に用いる電池セルの一部を展開した斜視図、図5は本発明の第1実施例の電池電源の斜視図、図6は本発明の第1実施例の電源電池と電力変換器の冷却装構造を示す断面図である。
【0021】
電力供給装置の全体構成を主に図2及び図6を用いて説明する。
【0022】
電力供給装置300は、電力供給源となる電池電源303と、この電池電源303から供給される電力を変換して3相交流電動機305に供給する電力変換器306と、これらを冷却する送風装置309とを備えている。
【0023】
電力変換器306は、フィルタコンデンサ302とインバータ回路301とを有する。この電力変換器306は、電池電源303からの直流電流をインバータ回路301で可変電圧可変周波数の交流電流に変換して電動機305を制御するものである。
【0024】
なお、このような電動機を用いた自動車駆動システムは、電動機のみを駆動源とする電気自動車のみならず、エンジンと協調しながら駆動力の補助を行なったり、電力を回生するような、所謂ハイブリットカーにも適用されるものである。
【0025】
インバータ回路301は、各相301u、301v、301wの直流側に、電池電源303からの直流電流のリップル成分を除去するためのフィルタコンデンサ302が接続される。また、インバータ回路301の主回路は、例えばIGBTといった半導体スイッチング素子203やフリーホイールダイオード304等の複数の半導体素子により構成されている。インバータ回路301は、入力された直流を正・負・中性の3つのレベルを有するパルスを出力することによりPWM変調された可変電圧可変周波数の3相交流を出力する。
【0026】
3相交流電動機305は、可変電圧可変周波数の交流を入力することによってその回転が制御され、自動車を力行する。また、電動機305が発電機として動作する回生時は、上記力行時とは反対にエネルギーが電池電源303に流れ、充電されることとなる。
【0027】
電池電源303は、リチウムイオンやニッケル水素を用いた二次電池を用いており、その単電池の起電力が数Vしかない。そのため、この単電池を複数個電気的に直列に接続して電池電源303を構成することにより、インバータ回路301への供給電圧をできるだけ大きく設定することで、駆動システムの高効率化を図っている。
【0028】
以上説明した電力供給装置300を構成する各素子のなかでも、特に電池電源303は、自動車の力行時や回生時において電流の入出力を煩雑に行なうため、電池セルの発熱密度および発熱量が大きいものである。
【0029】
次に、本発明における単電池2を主に図3および図4を用いて説明する。
【0030】
単電池2は、電池容器19と、この電池容器19に内蔵された電池セル18を有している。電池容器19は、正極部を構成する正極蓋103、負極部を構成する負極缶104、この両者103,104を絶縁する絶縁部を構成するガスケット105および負極缶104の側面を被覆する絶縁カバー106等から構成される。電池セル18は、それぞれテープ状の正極箔101aと負極箔101bの間にセパレータ102をそれぞれ挿入して4層に重ねたテープ群を巻回して複数層の構成としている。例えば、リチウムイオン二次電池の場合、正極箔101aはリチウム含有酸化物、負極箔101bは炭素材料を用いている。これら電極箔101a、101bおよびセパレータ102は有機電解液に浸されており、電池セル2は、このセパレータ102を介してリチウムイオンを両極箔101a、101b間で往復移動させ、電流を発生させる。
【0031】
ここで、正極箔101aは、負極箔101bと接触しないでかつ正極蓋103の裏面に接触可能なようにセパレータ102からはみ出して形成している。同様に、負極箔101bも正極箔101aと接触しないでかつ負極缶104の底面に接触可能なようにセパレータ102からはみ出して形成している。この正極箔101a及び負極箔101bは、複数層において、具体的には全巻回層において正極蓋103及び負極蓋104と接触する。
【0032】
正極蓋103は、電池セル18を負極缶104に密閉収納するための蓋の機能と、ガスケット105と組み合わせて電池セル18の正極箔101aに圧接して電気的かつ熱的な接続を確保する機能がある。これによって、正極蓋103は、電池の電極としての機能を有すると同時に、電池セル18内での発熱に対して良好な冷却面となる。
【0033】
負極缶104は、電池セル18を収納する容器であると同時に、正極蓋103およびガスケット105によって負極箔101bが負極缶104の内底面に圧接され、電気的かつ熱的な接続が確保される。これよって、負極蓋104は、正極蓋103の場合と同様、単電池の電極としての機能を有すると同時に、電池セル18内での発熱に対して良好な冷却面となる。
【0034】
ガスケット105は、正極蓋103と負極缶104との電気的絶縁や単電池内部の密閉性を確保するとともに、弾性材料を採用することで正極箔101aと正極蓋103、および負極箔101bと負極缶104との密着性を確保する。
【0035】
絶縁カバー106は、負極缶104の側面および正極蓋103と近接する部分を覆うことにより、電極間の絶縁を確保している。
【0036】
以上述べた構造とすることで、本発明の実施形態における単電池2の電池セル18の巻取軸方向の熱伝導性は、熱的な絶縁物であるセパレータ102が複数積層されている電池セル18の径方向への熱伝導性と比較して、極めて良好となる。即ち、本発明の構造は、電池セル18から発生した熱を正極蓋103および負極缶104へ向かって効率よく伝えることができるものである。
【0037】
次に、複数の単電池を電気的に直列に接続した電池モジュール1を主に図1を用いて説明する。
【0038】
電池モジュール1は、複数の単電池2を一単位として、具体的には3つの単電池2を一単位として構成されている。また、放熱部材20は、各単電池2の電極蓋103及び負極缶104の底部に熱的に接続する接続部を構成する伝導部3と、この伝導部3から各単電池2の側面外方に突出する放熱フィン部5とを有する。この伝導部3と放熱フィン部5とを熱伝導が良好な電気的絶縁部材4を介在させている。このような構成とすることで、各単電池2の内部にて発生する熱は、内部での熱伝導性に優れた各電極による冷却面を介して、放熱フィン部5へ効率よく導かれて冷却される。この際、放熱フィン部5は電気的に絶縁されていることから、例えば万が一各隣り合う放熱フィン部5が接触しても電池が短絡しないような信頼性の高い構成となっている。なお、放熱フィン部5間の絶縁確保の実施形態としては、例えば放熱フィン部5の表面に絶縁被覆を施したり、放熱フィン5間に絶縁物を挿入しても良い。
【0039】
絶縁部材4は、伝導部3と放熱フィン部5との電気的絶縁部を構成し、例えばチッ化アルミのような、熱伝導性が良好でかつ電気絶縁性を有する材料を用い、さらには伝導部3と放熱フィン部5間の取り付け面積を大きくとり、絶縁部材4の厚さを、電気的な絶縁が確保される範囲でできるだけ小さくとることが、伝導部3から放熱フィン部5への熱抵抗を小さくする上で望ましい。
【0040】
また、3つの単電池2は、単電池間、及び他の電池モジュール1との電気的な接続を行なう電極6a、6bとの間に放熱部材20の伝導部3を介在した状態で挟持手段21により挟持されている。この挟持手段21は、モジュールベース7、絶縁支持部材8a、8b及び締め付けボルト9を有し、モジュールベース7上に単電池2を載置し、絶縁支持部材8a、8b間に単電池2を挟持し、締め付けボルト9により絶縁支持部材8a、8bの間隔を狭めて、複数の単電池2を両側から押圧するように構成されている。このような構成とすることで、特に単電池2の電極103、104と放熱部材20の伝導部3との熱的接触が良好となるため、電池モジュールとしての冷却性能が向上する。
【0041】
次に、電池モジュール1を複数用いた電池電源303及び電力供給装置の冷却について図5及び図6を用いて説明する。
【0042】
電池電源303は、複数列の電池モジュール1を直列に接続して、具体的には6列の電池モジュール1を直列に接続して構成されている。単電池3本を電気的に直列に接続して構成される各電池モジュール1は、モジュール電極接続部材6bを介在させて、さらに電気的に直列に接続したものである。これにより、電池電源303は18個の単電池2を直列に接続する構成となる。複数の電池モジュール1は、放熱部材20の放熱フィン部5の流路方向が一様となるように並列に配置し、モジュールベース7及びモジュールケース7aにより形成される通風路に配置され、送風装置309による送風によって図5及び図6の矢印に示すように冷却風が流れて電池電源303全体を効率良く冷却する構成となっている。
【0043】
また、筐体308内に配置される半導体モジュール203,302,304がヒートシンク307に搭載される。電池電源303を冷却した冷却風は、電力変換器306のヒートシンク307の通風路中に導かれて電力変換器306を冷却する。
【0044】
本発明の実施例によれば、電池セル18の正極箔101a及び負極箔101bの少なくとも一方の複数層をセパレータ102より外方に延長して電極容器19の正極部103及び負極部104の一方に電気的及び熱的に接続し、この正極部103及び負極部104の一方に放熱部材20を熱的に接続して設けているので、電池セル18の正極箔101a又は負極箔101bで発生する熱を電極容器19の正極部103又は負極部104に小さい熱抵抗値で伝達することができ、そして、この伝達された熱を放熱部材20で放熱を促進することができる。これにより、各単電池2を効率よく冷却してその内部温度を低下させ、各単電池2を小型化できて電池モジュール1全体をコンパクト化できると共に、各単電池2の温度ばらつきを低減して電池モジュール1を長寿命化することができる。
【0045】
また、複数の単電池2を接続する電極部103,104の間に放熱部材20を熱的に接続して設けているので、両電極部103、104から放熱部材20へ良好に熱伝達される。
【0046】
また、放熱部材20に電極部103、104に接続された接続部3から単電池2の側面外方に突出する放熱部5を設けているので、放熱部5の放熱面積を大きくとることができ、しかも、単電池2の側面外方の空間を放熱部5に利用していることにより電池モジュール1全体をコンパクトなものとすることができる。
【0047】
さらには、放熱部材20の接続部3と放熱部5との間を電気的に絶縁すると共に熱的に接続しているので、放熱部5を他の部材より電気的に絶縁できると共に、放熱部材20間も電気絶縁できる。
【0048】
また、単電池2の間に放熱部材20を介在した状態で、複数の単電池2の両側から押圧するように挟持しているので、放熱部材20を単電池2の間に単に介在することにより電気的及び熱的に接続することができる。
【0049】
さらには、電池電源303と電力変換器306を並置し、送風装置309にて電池電源303から電力変換器306の順に通風するので、簡単な構成で、一般的に温度の低い電池電源303を通風して冷却した後に、一般的に温度の高い電力変換器306を冷却することができる。
【0050】
次に、本発明の第2実施例を図7及び図8を用いて説明する。図7は本発明の第2実施例の電池モジュールを示す側面図、図8は図7の電池モジュールにおける液冷プレートを示す断面図である。
【0051】
この第2実施例のものは、電池モジュール1の冷却に液冷方式を採用した場合についての構成を示したものである。具体的には、第1実施例における伝導部3、絶縁部材4および放熱フィン部5の代わりとして、冷却液に対して絶縁が確保されている液冷プレート10が電池の電極間に挿入されたものである。
【0052】
各液冷プレート10は冷却パイプ11によって接続され、この中を冷却液が流れることにより各単電池2から発生した熱が吸熱される。この吸熱により温度上昇した冷却液は、図示しないラジエータを介して外気または二次冷却水と熱交換する。このような液冷方式を採用することで、電池モジュール1に組み込まれる冷却部品体積をできるだけ小さくし、かつ全体の発熱を他の場所で集中して熱交換することが可能となり、電池電源のシステム全体をさらに小型化することが可能となる。
【0053】
液冷プレート10は、図8に示すように、冷却流路14と電極プレート15の間には絶縁被覆12が施される。さらに冷却パイプ11との接続には電気絶縁性の材料で形成された絶縁コネクタ13を用いることで電池電極と冷却液との電気絶縁を確保している。なお、冷却液自体が例えばフロン系冷媒のように電気絶縁性を有する場合には、前述した絶縁部材は省略できる。
【0054】
次に、参考例1を図9を用いて説明する。図9は参考例1の電池モジュールを示す側面図である。なお、図9は、電気回路の主要部材および冷却部材を中心に図示しており、電池モジュールおよび電池モジュール群を機械的に固定するための部材の図示は省略している。
【0055】
この参考例1のものは、単電池2の側面が互いに隣り合うように配置した構成のものである。図9において、電池モジュール1は6個の単電池2から構成されており、隣り合う単電池2の電極の極性が互い違いになるように配置している。この配置で、隣り合う2つの電池の各電極(正負それぞれ1極ずつ)を電極接続部材17を介して電気的に接続し、かつこの接続部材17に、絶縁プレート4を介して放熱フィン部5を取り付けている。さらに両端部にある単電池2の電極のどちらか一方には、接続部材17の代わりに電池モジュール1としての電極6aおよび6bが用いられている。また、複数の放熱フィン部5間の絶縁を確保するために絶縁プレート16が放熱フィン部5の間に挿入される。このような実装方式では、電池内部からの発熱の冷却経路が電極の面積より縮小しないため、より冷却能力が向上する。
【0056】
この参考例1によれば、放熱部材20間に電気的絶縁手段を配置することにより、放熱部材20同士が接触して単電池2が短絡してしまうことを防止することができる。
【0057】
次に、参考例2を図10を用いて説明する。図10は参考例2の電池モジュールを示す側面図である。なお、図10は、電気回路の主要部材および冷却部材を中心に図示しており、電池モジュールおよび電池モジュール群を機械的に固定するための部材の図示は省略している。
【0058】
この参考例2のものは、参考例1のものと比較して、絶縁部材4および放熱フィン部5を各電極で共有した構成を示しており、このような実装方式により冷却能力を損なうことなく冷却構造が簡略化できる。
【0059】
【発明の効果】
本発明によれば、各単電池を効率よく冷却してその内部温度を低下させて、各単電池を小型化でき、電池モジュール及び電力供給装置全体をコンパクト化できると共に、各単電池の温度のばらつきを低減して電池モジュールを長寿命化することができる電池モジュール及び電力供給装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の電池モジュールを示す側面図である。
【図2】本発明の第1実施例の電力供給装置の電気回路図である。
【図3】本発明の第1実施例に用いる単電池の断面図である。
【図4】図3の単電池に用いる電池セルの一部を展開した斜視図である。
【図5】本発明の第1実施例の電池電源の斜視図である。
【図6】本発明の第1実施例の電源電池と電力変換器の冷却装構造を示す断面図である。
【図7】本発明の第2実施例の電池モジュールを示す側面図である。
【図8】図7の電池モジュールにおける液冷プレートを示す断面図である。
【図9】参考例1の電池モジュールを示す側面図である。
【図10】参考例2の電池モジュールを示す側面図である。
【符号の説明】
1…電池モジュール、2…単電池、3…伝導部、4…絶縁部材、5…放熱フィン部、6a、6b…電池モジュール電極接続部材、7…モジュールベース、7a…モジュールケース、8a、8b…絶縁支持部材、9…モジュール締め付けボルト、10…液冷プレート、11…冷却液パイプ、12…絶縁被覆、13…絶縁コネクタ、14…冷却流路、15…電極プレート、16…絶縁プレート、17…電極接続部材、18…電池セル、19…電極容器、20…放熱部材、21…挟持手段、101a…正極箔、101b…負極箔、102…セパレータ、103…正極部(正極蓋)、104…負極部(負極缶)、105…ガスケット、106…絶縁カバー、201…300…電力供給装置、301…インバータ回路、301u…インバータU相、301v…インバータV相、301w…インバータW相、302…フィルタコンデンサ、303…電池電源、304…フリーホイールダイオード、305…電動機、306…電力変換器、307…ヒートシンク、308…筐体、309…送風装置。
Claims (3)
- 電気的に直列に接続された複数の単電池と、前記単電池で発生する熱を放熱する放熱部材とを備え、前記単電池は、電極容器と、この電極容器に内蔵された電池セルとを有し、前記電極容器は、正極部と、負極部と、この正極部及び負極部の間を絶縁する絶縁部とを有し、前記電池セルは、正極箔と、負極箔と、この正極箔及び負極箔の間を絶縁するセパレータとを重ねたものを複数層に形成し、前記電池セルの正極箔及び負極箔の少なくとも一方を前記セパレータより外方に延長して前記電極容器の正極部及び負極部の一方に電気的及び熱的に接続し、前記放熱部材は、前記複数の単電池を接続する電極部に熱的に接続する接続部と、この接続部から前記単電池の側面外方に突出する放熱部とを有し、前記放熱部材の接続部と放熱部との間を電気的に絶縁すると共に熱的に接続したことを特徴とする電池モジュール。
- 電気的に直列に接続された3個以上の単電池と、前記単電池で発生する熱を放熱する複数の放熱部材とを備え、前記単電池は、円筒状の電極容器と、この電極容器に内蔵された電池セルとを有し、前記電極容器は、正極蓋と、負極缶と、この正極蓋と負極缶を絶縁して連結するガスケットとを有し、前記電池セルは、正極箔と、負極箔と、この正極箔及び負極箔の間を絶縁するように介在されたセパレータとを複数回巻設して複数層に形成し、前記電池セルの正極箔及び負極箔を前記セパレータより逆方向外方に延長して前記電極容器の正極蓋の裏面及び負極缶底部内面に電気的及び熱的に接続し、前記放熱部材は、前記各単電池を接続する電極蓋及び負極缶底部の間に電気的及び熱的に接続する接続部と、この接続部から前記単電池の側面外方に突出する放熱フィン部とを有すると共に、前記接続部と前記放熱フィン部とを熱伝導が良好な電気的絶縁部材を介在させたことを特徴とする電池モジュール。
- 電力供給源となる電池電源と、この電池電源から供給される電力を変換して電動機に供給する電力変換器と、これらを冷却する送風装置とを備え、前記電池電源は複数の電池モジュールを直列に接続して構成され、前記電力変換器は複数の半導体素子よりなるインバータ回路を有し、前記電池モジュールは、電気的に直列に接続された複数の単電池と、前記単電池で発生する熱を放熱する放熱部材とを備え、前記単電池は、電極容器と、この電極容器に内蔵された電池セルとを有し、前記電極容器は、正極部と、負極部と、この正極部及び負極部の間を絶縁する絶縁部とを有し、前記電池セルは、正極箔と、負極箔と、この正極箔及び負極箔の間を絶縁するセパレータとを重ねたものを複数層に形成し、前記電池セルの正極箔及び負極箔の少なくとも一方を前記セパレータより外方に延長して前記電極容器の正極部及び負極部の一方に電気的及び熱的に接続し、前記放熱部材は、前記単電池に熱的に接続する接続部と、その接続部から単電池側面の外方に突出する放熱部とを有し、前記電池電源と前記電力変換器を並置し、前記送風装置にて前記電池電源から前記電力変換器の順に通風することを特徴とする電力供給装置。
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