JP2002183953A - 情報記録方法及び光ディスク装置 - Google Patents

情報記録方法及び光ディスク装置

Info

Publication number
JP2002183953A
JP2002183953A JP2000373190A JP2000373190A JP2002183953A JP 2002183953 A JP2002183953 A JP 2002183953A JP 2000373190 A JP2000373190 A JP 2000373190A JP 2000373190 A JP2000373190 A JP 2000373190A JP 2002183953 A JP2002183953 A JP 2002183953A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
linear velocity
recording
pulse
optical disk
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000373190A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002183953A5 (ja
JP3921046B2 (ja
Inventor
Junko Ushiyama
純子 牛山
Hiroyuki Minemura
浩行 峯邑
Makoto Miyamoto
真 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2000373190A priority Critical patent/JP3921046B2/ja
Priority to US09/793,633 priority patent/US7016282B2/en
Publication of JP2002183953A publication Critical patent/JP2002183953A/ja
Publication of JP2002183953A5 publication Critical patent/JP2002183953A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3921046B2 publication Critical patent/JP3921046B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/125Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
    • G11B7/126Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B7/0045Recording
    • G11B7/00454Recording involving phase-change effects
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B7/006Overwriting

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マークエッジ方式において線速度可変でも良
好なジッターを保持する。 【解決手段】 線速度v1において記録マークを消去す
るときの消去パワーをPe1(mW)、記録マークを形成
するときの記録パワーをPw1(mW)、v1より速い線
速度v2において記録マークを消去するときの消去パワ
ーをPe2(mW)、記録マークを形成するときのパワー
をPw2(mW)とするとき、Pw1/Pe1>Pw2/
Pe2の関係を満たすようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光を用いて相変化
ディスクにデータの記録・再生を行う光ディスク装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ZCLV(Zone Constant Linear Veloc
ity)フォーマットの光ディスクは、半径方向に複数の
ゾーンに分割されており、各ゾーン内ではCAV(Cons
tant Angular Velocity)方式で記録・再生する。ZC
LV方式は、記録再生信号の周波数が一定であり、外周
でも内周と同じく情報を密に記録できる特長がある。D
VD−RAMではこの方式を採用しており、第1世代で
2.6GB/面、第2世代で4.7GB/面の高密度化
を実現している。この方式では、線速度を内外周でほぼ
一定にするために、光ヘッド位置が内周にあるときはデ
ィスク回転数を高く、逆に外周にあるときはディスク回
転数を低くする。従って、シークする場合、光ヘッドの
移動のみでなくディスク回転数を制御しなければならな
い。例えば直径120mmの光ディスクの場合、半径2
5mmから半径50mmにシークしたときのディスク回
転数は1/2となり、スピンドルモータの制御に時間がか
かり、回転数制御時間がシークタイムを決めることもあ
った。また、スピンドルモータの回転数制御のために消
費電力が増大するという問題も生じる。特開平11-29685
号公報には、シーク直後等の目標回転数に対して実回転
数が追従しきれず線速度が目標速度からずれている場合
でも、実の線速度に合わせて記録パワーを調整する方法
が提案されている。
【0003】回転数をディスク内外周でほぼ一定にすれ
ば、シーク時の回転数制御時間が短縮でき、また、スピ
ンドルモータの回転数制御に必要となる消費電力も低減
することができる。そこで、再生時における高転送レー
ト実現のために、線速度が低くなる内周ではクロック周
波数を低く、線速度が高くなる外周ではクロック周波数
を高くすることで、回転数一定あるいは少ない幅の変化
でもCLVフォーマットのディスクの再生を行う方式が
提案されている(特開平06-89506号公報、特開平06-127
85号公報など)。また、記録時は特開平08-212691号公
報のように、ディスク回転数を一定にし、記録信号のク
ロック周波数を線速度に応じて変化させて高速記録を可
能にする方法が提案されている。この記録方法では、線
速度がディスク半径によって変化するために、線速度に
あわせて記録条件を最適化する必要が生じる。特開平08
-212691号公報、特開平10-106025号公報などでは、記録
条件は記録媒体の特性を内外周で変えて最適化してい
る。しかしながら、この記録媒体はディスク回転数一定
(あるいはほぼ一定)の回転数制御をする光ディスク専
用媒体となり、用途が限定されてしまうという問題があ
った。これらの問題を解決する手段として、特開平10-1
06008号公報には、記録媒体で記録条件を最適化するの
ではなく、線速度に応じて記録時のパワーやパルス幅を
変化させることにより最適な形状の記録マークを形成す
る方法が提案されている。
【0004】線速度がほぼ一定のZCLV方式において
も、高密度化を達成するために、記録マーク形成時の記
録パルス幅を変化させる方式が採用されている。199
4年第6回相変化記録研究会資料70ページに記載され
ているように、先行するスペース及び/又は後続のスペ
ースに依存して記録パルス形状をクロック単位より短い
長さで増減させて記録する方式(適応型記録波形制御)
である。この方式では、記録マークやスペースが光スポ
ットに比べて小さいことから生じるトラック方向の熱干
渉によるエッジシフトを極力抑制することができ、マー
クエッジ記録に非常に有効である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】我々は、線速度がほぼ
一定の条件下でジッターが必要十分なだけ良好(13%
程度以下)であることが保証されている相変化ディスク
に、特開平10-106008号公報に示されているようにディ
スク回転数を一定にし記録信号のクロック周波数を線速
度に応じて変化させて記録した場合、線速度にあわせて
記録パルスのパワーやパルス幅を変化させて記録する方
法の検討を行った。その結果、ある記録密度までは、こ
の方法でジッターが必要十分なだけ、すなわち13%程
度以下に低減した。しかしながら、例えば4.7GB以
上のDVD−RAMディスクのように記録密度が高い光
ディスクでは、記録パルスのパワーやパルス幅を線速度
に対して一義的に変化させるだけでは、十分良好なジッ
ターを得ることはできないことがわかった。上述したよ
うに、4.7GB DVD−RAMでは、線速度がほぼ
一定である状態で、適応制御記録方式を導入している。
同じ記録密度で線速度を変化させるとトラック方向の熱
干渉条件が変化するため、一義的なパルス幅あるいは記
録パワーの制御だけでは良好なジッターを得ることはで
きなかった。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術における問
題点を解決し、記録密度が高く線速度可変な光ディスク
の場合、正確なマークエッジ記録が可能となる記録方式
を具備した光ディスク装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的は、以下に示す
本発明の情報記録方法によって達成される。 (1)相変化ディスクに光パルスを照射したとき形成さ
れる記録マークのエッジに情報を対応させて線速度可変
で情報を記録する情報記録方法(マークエッジ記録)に
おいて、第1の線速度v1において記録マークを消去す
るときに照射する光パルスのパワーをPe1(mW)、記
録マークを形成するときに照射する光パルスのパワーを
Pw1(mW)、第1の線速度v1より速い第2の線速度
v2において記録マークを消去するときに照射する光パ
ルスのパワーをPe2(mW)、記録マークを形成すると
きに照射する光パルスのパワーをPw2(mW)とすると
き、Pw1/Pe1>Pw2/Pe2を満たすことを特
徴とする情報記録方法。
【0008】(2)光ディスクに光パルスを照射したと
き形成される記録マークのエッジに情報を対応させて線
速度可変で情報を記録する情報記録方法において、第1
の線速度v1におけるウィンドウ幅をTw1、第1の線
速度v1より速い第2の線速度v2におけるウィンドウ
幅をTw2、第1の線速度v1において記録マークを形
成するときに照射する光パルスのパルス幅をP1、第2
の線速度v2において第1の線速度v1のときと同じ記
録マークを形成するときに照射する光パルスのパルス幅
をP2とするとき、P1/Tw1<P2/Tw2を満た
すことを特徴とする情報記録方法。ウィンドウ幅はクロ
ック周波数の逆数として定義される。
【0009】(3)(1)記載の情報記録方法におい
て、第1の線速度v1におけるウィンドウ幅をTw1、
第1の線速度v1より速い第2の線速度v2におけるウ
ィンドウ幅をTw2、前記第1の線速度v1において記
録マークを形成するときに照射する光パルスのパルス幅
をP1、前記第2の線速度v2において前記第1の線速
度v1のときと同じ記録マークを形成するときに照射す
る光パルスのパルス幅をP2とするとき、P1/Tw1
<P2/Tw2を満たすことを特徴とする情報記録方
法。 (4)(2)又は(3)記載の情報記録方法において、
記録マークが短いほど(P2/Tw2)−(P1/Tw
1)が大きいことを特徴とする情報記録方法。
【0010】(5)相変化ディスクに光パルスを照射し
たとき形成される記録マークのエッジに情報を対応させ
て線速度可変で情報を記録する情報記録方法において、
各線速度vにおける記録マークを形成するときに照射す
る光パルスのパワーPwと記録マークを消去するときに
照射する光パルスのパワーPeとの比Pw/Peが、P
w/Pe=γ×v+γ'(γ,γ'は定数)で表され、γ
が−0.1≦γ≦−0.01の範囲にあることを特徴と
する情報記録方法。
【0011】ここで、各線速度vにおける光パルスのパ
ワー比Pw/Peが“Pw/Pe=γ×v+γ'”で表
され、γが−0.1≦γ≦−0.01の範囲にあると
は、横軸を線速度v、縦軸をPw/Peとするグラフ上
に、各線速度vにおける比Pw/Peをプロットしたと
き、各プロットを結ぶ平均的な直線の傾斜γが−0.1
≦γ≦−0.01の範囲にあるということと同義であ
る。
【0012】(6)相変化ディスクに光パルスを照射し
たとき形成される記録マークのエッジに情報を対応させ
て線速度可変で情報を記録する情報記録方法において、
線速度vと記録マークを形成するときに照射する光パル
スのパワーPwとの関係がPw=α×v+α'(α,α'
は定数)で表され、αが0.05≦α≦0.5の範囲に
あり、線速度vと記録マークを消去するときに照射する
光パルスのパワーPeとの関係がPe=β×v+β'
(β,β'は定数)で表され、βが0.1≦β≦0.3
の範囲にあることを特徴とする情報記録方法。
【0013】ここで、線速度vと光パルスのパワーPw
との関係が“Pw=α×v+α'”で表され、αが0.
05≦α≦0.5の範囲にあるとは、横軸を線速度v、
縦軸をPwとするグラフ上に、各線速度vにおけるPw
をプロットしたとき、各プロットを結ぶ平均的な直線の
傾斜αが0.05≦α≦0.5の範囲にあるということ
と同義である、同様に、線速度vと光パルスのパワーP
eとの関係が“Pe=β×v+β'”で表され、βが
0.1≦β≦0.3の範囲にあるとは、横軸を線速度
v、縦軸をPeとするグラフ上に、各線速度vにおける
Peをプロットしたとき、各プロットを結ぶ平均的な直
線の傾斜βが0.1≦β≦0.3の範囲にあるというこ
とと同義である。
【0014】また、前記目的は、以下に示す本発明の光
ディスク装置によって達成される。 (7)光ディスクに光照射する光源及び光ディスクから
反射された光を検出する光検出器とを備える光ヘッド
と、光ディスクに対して前記光ヘッドを駆動する光ヘッ
ド駆動手段と、光ディスクを回転駆動するディスク駆動
手段と、光源を駆動するための記録波形を発生する記録
波形発生手段とを含み、記録マークのエッジに情報を対
応させて情報を記録する光ディスク装置において、ディ
スク駆動手段は光ヘッドの位置における線速度を可変と
して光ディスクを回転駆動し、光源から光ディスクに照
射される光パルスは、第1の線速度v1において記録マ
ークを消去するときに照射される光パルスのパワーをP
e1(mW)、記録マークを形成するときに照射される光
パルスのパワーをPw1(mW)、第1の線速度v1より
速い第2の線速度v2において記録マークを消去すると
きに照射される光パルスのパワーをPe2(mW)、記録
マークを形成するときに照射する光パルスのパワーをP
w2(mW)とするとき、Pw1/Pe1>Pw2/Pe
2を満たすことを特徴とする光ディスク装置。
【0015】(8)光ディスクに光照射する光源及び光
ディスクから反射された光を検出する光検出器とを備え
る光ヘッドと、光ディスクに対して前記光ヘッドを駆動
する光ヘッド駆動手段と、光ディスクを回転駆動するデ
ィスク駆動手段と、光源を駆動するための記録波形を発
生する記録波形発生手段とを含み、記録マークのエッジ
に情報を対応させて情報を記録する光ディスク装置にお
いて、ディスク駆動手段は光ヘッドの位置における線速
度を可変として光ディスクを回転駆動し、光源から光デ
ィスクに照射される光パルスは、第1の線速度v1にお
けるウィンドウ幅をTw1、第1の線速度v1より速い
第2の線速度v2におけるウィンドウ幅をTw2、第1
の線速度v1において記録マークを形成するときに照射
する光パルスのパルス幅をP1、第2の線速度v2にお
いて第1の線速度v1のときと同じ記録マークを形成す
るときに照射する光パルスのパルス幅をP2とすると
き、P1/Tw1<P2/Tw2を満たすことを特徴と
する光ディスク装置。
【0016】(9)(7)記載の光ディスク装置におい
て、光源から光ディスクに照射される光パルスは、第1
の線速度v1におけるウィンドウ幅をTw1、第1の線
速度v1より速い第2の線速度v2におけるウィンドウ
幅をTw2、第1の線速度v1において記録マークを形
成するときに照射する光パルスのパルス幅をP1、第2
の線速度v2において第1の線速度v1のときと同じ記
録マークを形成するときに照射する光パルスのパルス幅
をP2とするとき、P1/Tw1<P2/Tw2を満た
すことを特徴とする光ディスク装置。 (10)(8)又は(9)記載の光ディスク装置におい
て、記録マークが短いほど、(P2/Tw2)−(P1
/Tw1)が大きいことを特徴とする光ディスク装置。
【0017】(11)光ディスクに光照射する光源及び
光ディスクから反射された光を検出する光検出器とを備
える光ヘッドと、光ディスクに対して光ヘッドを駆動す
る光ヘッド駆動手段と、光ディスクを回転駆動するディ
スク駆動手段と、光源を駆動するための信号波形を発生
する記録波形発生手段とを含み、記録マークのエッジに
情報を対応させて情報を記録する光ディスク装置におい
て、各線速度vにおける記録マークを形成するときに照
射される光パルスのパワーPwと記録マークを消去する
ときに照射される光パルスのパワーPeとの比Pw/P
eが、Pw/Pe=γ×v+γ'(γ,γ'は定数であ
り、−0.1≦γ≦−0.01)を満たすことを特徴と
する光ディスク装置。
【0018】ここで、各線速度vにおける光パルスのパ
ワー比Pw/Peが“Pw/Pe=γ×v+γ'(−
0.1≦γ≦−0.01)”を満たすとは、横軸を線速
度v、縦軸をPw/Peとするグラフ上に、各線速度v
における比Pw/Peをプロットしたとき、各プロット
を結ぶ平均的な直線の傾斜γが−0.1≦γ≦−0.0
1の範囲にあるということと同義である。
【0019】(12)光ディスクに光照射する光源及び
光ディスクから反射された光を検出する光検出器とを備
える光ヘッドと、光ディスクに対して光ヘッドを駆動す
る光ヘッド駆動手段と、光ディスクを回転駆動するディ
スク駆動手段と、光源を駆動するための信号波形を発生
する記録波形発生手段とを含み、記録マークのエッジに
情報を対応させて情報を記録する光ディスク装置におい
て、ディスク駆動手段は光ヘッドの位置における線速度
を可変として光ディスクを回転駆動し、光源から照射さ
れる光パルスは、線速度vと記録マークを形成するとき
に照射される光パルスのパワーPwとがPw=α×v+
α'(α,α'は定数であり、0.05≦α≦0.5)を
満たし、線速度vと記録マークを消去するときに照射さ
れる光パルスのパワーPeとがPe=β×v+β'
(β,β'は定数であり、0.1≦β≦0.3)を満た
すことを特徴とする光ディスク装置。
【0020】ここで、線速度vと記録マークを形成する
ときの記録パワーPwとがPw=α×v+α'(0.0
5≦α≦0.5)を満たすとは、横軸を線速度v、縦軸
を記録パワーPwとするグラフ上に、各線速度vにおけ
るPwをプロットしたとき、各プロットを結ぶ平均的な
直線の傾斜αが0.05≦α≦0.5の範囲にあるとい
うことと同義であり、線速度vと記録マークを消去する
ときの消去パワーPeとがPe=β×v+β'(0.1
≦β≦0.3)を満たすとは、横軸を線速度v、縦軸を
消去パワーPeとするグラフ上に、各線速度vにおける
Peをプロットしたとき、各プロットを結ぶ平均的な直
線の傾斜βが0.1≦β≦0.3の範囲にあるというこ
とと同義である。
【0021】(13)(7)〜(12)のいずれかに記
載の光ディスク装置において、光ディスクは相変化ディ
スクであることを特徴とする光ディスク装置。通常、線
速度を速くするとディスク上の記録マーク上における光
スポットの通過時間が短くなるため、単位時間内にディ
スクに照射されるエネルギー量が低下し記録マークが加
熱されにくくなる。このため、消去に必要なレーザパワ
ーは高くなる。また、線速度が速くなるに従ってクロッ
ク周波数が高くなるため、よりパルス幅の狭い記録パル
スで記録を行うことになり、より高い記録パワーが必要
となる。これら線速度と照射パワーの関係は光ディスク
全般に言えることであるが、相変化記録の場合、この消
去パワーと記録パワーの線速度に対する増大分を変化さ
せることにより、より良好な記録マークを形成できる。
【0022】相変化記録では、記録層を融点以上まで昇
温し、その後急冷することによってアモルファスの記録
マークを形成する。その記録マーク周辺には、一度融点
まで温度上昇したのち、冷却過程で周囲にある結晶核か
ら結晶成長して結晶相となる、いわゆる再結晶化領域が
形成される。この再結晶化領域幅は記録時の線速度に依
存し、図2に示したように、線速度が速いほどその幅は
狭くなることが検討の末明らかになった。これは、相変
化記録が光磁気記録のように温度分布でマーク形状が決
定される記録原理とは異なり、昇温後の冷却過程がより
重要な記録原理であることによる。
【0023】従って、線速度可変で記録する場合、ある
一定の記録マーク幅を得るためには、再結晶化領域幅の
線速度依存性を考慮する必要がある。具体的には、線速
度を速くした場合、再結晶化領域が狭くなった分だけ記
録膜の溶融幅を狭くする。溶融幅を狭くするには、投入
する記録パワーを再結晶化領域を考慮に入れない場合に
推定される記録パワーより低く設定すればよい。すなわ
ち、第1の線速度v1での消去パワーをPe1(mW)、記録
パワーをPw1(mW)、第1の線速度より速い第2の線速
度v2での消去パワーをPe2(mW)、記録パワーをPw2
(mW)としたとき、再結晶化領域を考慮に入れない場合に
推定される記録パワーPw2'はPw2'=Pw1×Pe2
/Pe1で表されるが、実際に投入するPw2をPw2'
より小さくし、Pw1/Pe1>Pw2/Pe2の関係
を保つようにする。
【0024】消去パワーPeと線速度vの関係はPe=
β×v+β'で表され、記録パワーPwと線速度vの関係
はPw=α×v+α'で表される。α,βは用いたディス
クの熱的な構造および記録膜の結晶化特性などに依存す
る。また、記録パワーPwと消去パワーPeの比と線速
度vとの関係はPw/Pe=γ×v+γ'で表され、γが
−0.01〜−0.1の範囲であると既製品との互換性
が良く好ましい。このような線速度に対して最適である
ような照射パワーを与える関数式を記憶する記憶手段
を、本発明における光ディスク装置に搭載することによ
り、より迅速なパワー校正をすることができる。
【0025】線速度を可変にした場合、レーザパワーだ
けでなくパルス幅も線速度に対応した適応記録制御を行
うことが好ましい。4.7GB/面の記録密度を有する
DVD−RAMでは、先行するスペース及び後に続くス
ペースの長さに依存して記録パルス形状をクロック周波
数の逆数であるウィンドウ幅Twより短い長さで増減さ
せて記録する方式を採用している。実際にはマークの各
々の前にあるスペースの長さに応じて先頭パルスの長さ
を調節することにより熱干渉による前エッジのシフトを
抑制し、またマークの後ろにくるスペースの長さに応じ
て最後尾パルスの長さを調節することにより熱干渉によ
る後ろエッジのシフトを抑制する。3Twマークの場合
は、先頭パルスと最後尾パルスが一体化した形をしてお
り単一記録パルスで記録を行うので、その記録パルスの
立ち上げのタイミングおよび立ち下げのタイミングを調
節することになる。
【0026】線速度が変化すると、ディスク上のある1
点に対して光スポットが通過する時間が変化する。それ
に伴い、トラック方向の熱干渉状態が変化する。従っ
て、線速度を変化させたとき記録パワーを最適化しただ
けでは、熱干渉の変化から引き起こされるエッジ位置の
シフトを取り除くことはできない。さらに、線速度が速
くなると、線速度に対応してクロック周波数が高くなっ
てウィンドウ幅Twが短くなることに伴いパルスの発光
時間が短くなるため、レーザの立ち上がり時間の影響が
大きくなる。図3に示すように、線速度が遅いときには
クロック周波数が低いためにレーザの立ち上がり時間の
影響は少なく、矩形に近い発光パルスを得ることができ
る。しかしながら、線速度が速いときにはクロック周波
数は高くなり、レーザが本来のパワーになる前にパルス
の立ち下げ時刻になってしまい、実質的には十分パワー
を得ることができないことがある。従って、可変な線速
度に対してそれぞれ最適な記録波形を作る必要がある。
【0027】本発明における光ディスク装置で行う記録
パルス幅制御方法を、図1を用いて説明する。線速度
は、第1の線速度v1および第1の線速度v1より速い
第2の線速度v2を考える。線速度v1のとき必要であ
ったマークを記録するための記録パルス幅は、線速度を
v2にすることで広くするように補正する。具体的に
は、第1の線速度v1における短いマークAの先頭パル
ス幅をFLP(v1)、短いマークAより長いマークB
の先頭パルス幅をFP(v1)、最後尾パルス幅をLP
(v1)とし、第2の線速度v2における短いマークA
のパルス幅をFLP(v2)、短いマークAより長いマ
ークBの先頭パルス幅をFP(v2)、最後尾パルス幅
をLP(v2)としたとき、FLP(v1)<FLP
(v2)、FP(v1)<FP(v2)、LP(v1)
<LP(v2)の関係が成り立つようにする。
【0028】さらに、その補正量を記録マークが短いほ
ど大きくするとよい。具体的には、図1で示した第2の
線速度v2におけるパルス幅補正量a, a', b ,b'がa
>b,a'>b'になるようにする。ここで、aは短いマー
クAの先頭パルス補正量、bは短いマークAより長いマ
ークBの先頭パルス補正量、a'は短いマークAの最後尾
パルス補正量、b'は短いマークAより長いマークBの
最後尾パルス補正量である(図1では短いマークAの先
頭パルスおよび最後尾パルスは一体化している)。
【0029】さらに、熱干渉の影響を制御するには、線
速度に応じて先頭パルスと最後尾パルスの間にあるマル
チパルス幅とその間にある立ち下げ幅の比を変えてもよ
い。具体的には、図4に示すように、第1の線速度v1
でのマルチパルス幅をMP(v1)、立ち下げ幅をMB
(v1)とし、第1の線速度v1より速い第2の線速度
v2でのマルチパルス幅をMP(v2)、立ち下げ幅を
MB(v2)としたとき、MP(v1)/MB(v1)
≦MP(v2)/MB(v2)の関係が成り立つように
する。このようにすることで、線速度が変化しても熱干
渉の変化によるエッジシフトを抑制して記録マーク幅を
均一にすることができ、良好なジッターを得ることがで
きる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図5は、本発明による光ディスク
装置の構成を示す模式図である。直径12cmの光ディ
スク3−1を用意し、情報の記録再生を行った。この光
ディスクは全記録可能領域が線速度8.2m/sにて良
好なジッターを有している相変化型の光ディスクであ
る。以下に本光ディスク装置の動作を説明する。なお、
記録再生を行う際のモーター3−2の制御方法として
は、記録再生を行うゾーン毎にディスクの線速度および
クロック周波数を変化させるZCAV方式とした。ここ
では、クロック周波数はウォブル信号から生成したが、
本発明の効果はクロック周波数生成方法によらない。
【0031】記録装置外部からの情報は8ビットを1単
位として、8−16変調器3−8に伝送される。上記記
録媒体3−1上に情報を記録する際には、情報8ビット
を16ビットに変換する記録方式、いわゆる8−16変
調方式を用い記録を行った。この変調方式では媒体上
に、8ビットの情報に対応させた3Tw〜14Twのマ
ーク長の情報の記録を行っている。図中の8−16変調
器3−8はこの変調を行っている。
【0032】8−16変調器3−8により変換された3
Tw〜14Twのデジタル信号は記録波形発生回路3−
6に転送され、高パワーパルスの幅を約Tw/2とし、
高パワーレベルのレーザー照射間に幅が約Tw/2の低
パワーレベルのレーザー照射を行い、上記一連の高パワ
ーパルス間に中間パワーレベルのレーザー照射が行われ
るマルチパルス記録波形が生成される。この際、記録マ
ークを形成するための高パワー(記録パワー)レベル、
記録マークの消去が可能な中間パワー(消去パワー)レ
ベル、消去パワーレベルより低い低パワーレベルを線速
度に応じて変える。また、上記記録波形発生回路3−6
内において、3Tw〜14Twの信号を時系列的に交互
に「0」と「1」に対応させ、「0」の場合には消去パ
ワーレベルのレーザパワーを照射し、「1」の場合には
高パワーレベルのパルスを含む一連の記録パワーパルス
列を照射するようにしている。この際、光ディスク3−
1上の消去パワーレベルレーザービームが照射された領
域は結晶となり(スペース部)、記録パワーレベルのパ
ルス領域は非晶質(マーク部)に変化する。また、上記
記録波形発生回路3−6内は、マーク部を形成するため
の記録パワーレベルを含む一連の高パワーパルス列を形
成する際に、マーク部の前後のスペース部の長さに応じ
てマルチパルス波形の先頭パルス幅と最後尾のパルス幅
を変化する方式(適応型記録波形制御)に対応したマル
チパルス波形テーブルを有しており、これによりマーク
間に発生するマーク間熱干渉の影響を極力排除できるマ
ルチパルス記録波形を発生している。ディスクへの適応
型記録波形制御は各線速度に応じてクロック周波数の逆
数であるウィンドウ幅の1/16の時間刻みで行った。
また、このディスクの反射率は結晶状態の方が高く、記
録され非晶質状態になった領域の反射率が低くなってい
る。
【0033】記録波形発生回路3−6により生成された
記録波形は、レーザ駆動回路3−7に転送され、レーザ
駆動回路3−7はこの波形をもとに、光ヘッド3−3内
の半導体レーザを発光させる。本記録装置に搭載された
光ヘッド3−3には、情報記録用のエネルギービームと
して波長659nmの半導体レーザが使用されている。
また、このレーザ光をレンズNA0.6の対物レンズに
より上記記録媒体の記録層上に絞り込み、上記記録波形
に対応したエネルギーのレーザビームを照射することに
より、情報の記録を行った。
【0034】また、本記録装置はグルーブとランド(グ
ルーブ間の領域)の両方に情報を記録する方式(いわゆ
るランドグルーブ(L/G)記録方式)に対応してい
る。本記録装置ではL/Gサーボ回路3−9により、ラ
ンドとグルーブに対するトラッキングを任意に選択する
ことができる。
【0035】記録された情報の再生も上記光ヘッド3−
3を用いて行った。レーザービームを記録されたマーク
上に照射し、マークとマーク以外の部分からの反射光を
検出することにより、再生信号を得る。この再生信号の
振幅をプリアンプ回路3−4により増大させ、8−16
復調器3−10では16ビット毎に8ビットの情報に変
換する。以上の動作により、記録されたマークの再生が
完了する。
【0036】以上の条件で記録を行った場合、最短マー
クである3Twマークのマーク長は約0.42μm、最
長マークである14Twマークのマーク長は約1.96
μmとなる。記録信号には、情報信号の始端部 、終端
部に4Twマークと4Twスペースの繰り返しのダミー
データが含まれている。始端部にはVFOも含まれてい
る。
【0037】このような記録方法では、既に情報が記録
されている部分に対して消去することなく、重ね書きに
よって新たな情報を記録すれば、新たな情報に書き換え
られる。すなわち、単一のほぼ円形の光スポットによる
オーバーライトが可能である。しかし、書き換え時の最
初のディスク1回転または複数回転で、前記のパワー変
調した記録用レーザ光の中間パワーレベルまたはそれに
近いパワーの連続光を照射して、記録されている情報を
一たん消去し、その後、次の1回転で低パワーレベル
(1.5mW)と高パワーレベルの間で、または中間パ
ワーレベルと高パワーレベルとの間で、情報信号に従っ
てパワー変調したレーザ光を照射して記録するようにし
てもよい。このように、情報を消去してから記録するよ
うにすれば、前に書かれていた情報の消え残りが少な
い。
【0038】まず、半径23mmにてEFM信号を記録
した。線速度は約8.2m/sである。記録パワーは1
0mW,消去パワーは4mW,マルチパルスの立ち下り
のパワーおよび最後尾パルスのあとにある低パワーレベ
ルは消去パワーと同じ4mWとした。また、先頭パルス
と最後尾パルスの間にあるマルチパルスとその間にある
立ち下げパルスとの比は1:1とした。このときのジッ
ターはランドで8%、グルーブで8.3%であり、実用
的に満足できる良好なジッターを示した。ここで、ジッ
ターについては以後、前エッジおよび後エッジのジッタ
ー値の2乗平均値を示す。ジッター測定におけるウィン
ドウ幅はクロック周波数の逆数であるウィンドウ幅Tw
と同一とし、最短記録信号は3Tw、最長記録信号は1
4Twでこれらをランダムに記録している。これらの測
定には再生等化回路を使用した。
【0039】次に異なる半径にて記録を行うため、半径
の違い(線速度の違い)による記録消去特性について調
べた。まず、半径33.7mmおよび44.9mmにて
消去特性を調べた。線速度は12m/sおよび16m/
sとなる。このディスクの線速度(ディスク半径)の違
いによる消去パワーの変化を調べたところ、図6に示す
ように、消去パワーは線速度が速くなるに従って高くな
っていることがわかった。ここで、消去パワーPeは、
各線速度にて記録マークが消え始めるレーザパワー(消
去開始パワー)と記録され始めるパワー(記録開始パワ
ー)の中間パワーとした。
【0040】本実験から、消去パワーPeと線速度vの
関係は、Pe=β×v+β'で表されることがわかった。
本実施例でのβの値は0.15(mW・s/m)、β'は
2.8(mW)であった。この関係から半径33.7m
mでの消去パワーを半径23mmでの消去パワーの1.
14倍である4.55mWとし、半径44.9mmでの
消去パワーを半径23mmでの消去パワーの1.29倍
である5.15mWとした。ここで、記録パワーを消去
パワーと同じ比率で高くした場合、半径33.7mmで
の記録パワーは11.4mW,半径44.9mmでの記
録パワーは12.9mWとなる。この記録パワーおよび
前述した消去パワーを用いて11Twマークの記録を行
った。ここでTwは各線速度に対応して変化するクロッ
ク周波数の逆数に対応するウィンドウ幅であり、8.2
m/sでのTwは17.1ns、12m/sでは11.
7ns、16m/sでは8.76nsである。図7に、
11Twマーク記録時の各線速度での変調度を示す。変
調度(Mod)の計算は次の式に従って行った。
【0041】 Mod (%)=100×(Ic−Ia)/Ic ここで、Icは信号記録時における結晶(消去)状態の
反射率の一番高いレベル、Iaは信号記録時における非
晶質(記録)状態の反射率の一番低いレベルである。図
7から、線速度が高くなるに従って変調度が増大するこ
とがわかった。これは、線速度が速くなるに従って、記
録マーク幅が増大していることを示している。線速度が
速くなることにより記録マーク周辺に生成する再結晶化
領域が狭くなるためである。線速度が変化しても記録マ
ーク幅は一定であることが望ましい。ディスクのどの半
径においても同じ幅(同じ変調度)の記録マークを得る
ために各線速度における記録パワーを設定すると、図8
のようになった。記録パワーPwと線速度の関係はPw
=α×v+α'で表すことができ、本実施例でのαの値は
0.12(mW・s/m)、α'は9(mW)であった。
これらの実験より、図9に示すように、各線速度vでの
PwとPeの関係はPw/Pe=γ×v+γ'で表すこと
ができることがわかった、本実施例でのγの値は−0.
05(s/m)、γ'は2.9である。
【0042】これらの関係式を本発明における光ディス
ク装置に記憶させ、半径28mm(10m/s)にて1
1Tw(ウィンドウ幅Tw=14.0ns)マークを記
録したところ、変調度は約45%となり、半径23mm
での変調度とほぼ同じ値を得ることができた。熱構造、
記録膜の結晶化特性の異なる何種類かの光ディスクを同
様にして調べたところ、α、α'、β、β'、γ、γ'は
それぞれ異なる値をとった。α、βは急冷構造ディスク
で大きくなり、徐冷構造ディスクで小さくなる傾向にあ
った。αが0.05より小さくなるディスクでは、記録
膜の冷却速度が遅すぎて良好なマークを形成することが
できなかった。同様の理由で、βが0.1より小さいデ
ィスクでは良好なマーク形成が困難であった。また、α
が0.5(mW・s/m)より大きいディスクでは、記
録膜の冷却速度が速く、記録したデータの保存寿命が短
くなるという問題が生じた。βが0.2より大きい場合
も同様の問題が生じた。従って、α,βの単位をmW・
s/mとするとき、0.05≦α≦0.5、0.1≦β
≦0.3が好ましい。さらに、0.07≦α≦0.3、
0.12≦β≦0.2のとき、既製品との互換性が良好
で好ましかった。また、γは−0.01〜−0.1の範
囲が既製品との互換性が良く好ましかった。これらの情
報をシステムコントローラ3−5に記憶させることによ
り、より迅速な記録が可能になる。
【0043】次に、半径23mm(線速度8.2m/
s、ウィンドウ幅17.1ns)にEFM信号を記録す
る時に用いた記録波形テーブルを示す。表1が各マーク
における先頭パルスのシフト量、表2が各マークにおけ
る最後尾パルスのシフト量である。どちらの表も単位は
ウィンドウ幅Twを16分割した時間(1/16*T
w)としている。縦に表示したSpace 3Tw、Space 4
Tw、Space 5Tw、Space6Twは、横に示した記録
マークの前にある、あるいは後に続くスペースの長さを
示し、6Tw以上の長さのスペースが記録パルスの前後
にきた場合、Space6Twと同じ先頭パルス幅および最
後尾パルス幅となる。同様に6Twマーク以上の長さの
マークはMark6Tと同じ先頭パルス幅および最後尾パル
ス幅となる。3Twマークは、先頭パルスと最後尾パル
スが一体化した形をしている。これらの記録波形制御は
4.7GB DVD−RAMで行われている適応型記録
波形制御を用いている。レーザパワーは前述した通り、
記録パワー10mW、消去パワーは4mWに設定した。
ジッタ−はランドで8%、グルーブで8.3%であっ
た。
【0044】その後、半径44.9mm(線速度16m
/s)に光ヘッドを移動し、下記の表3および表4の記
録波形テーブルを用いてEFM信号を記録した。記録パ
ワーおよび消去パワーはそれぞれ10.9mW、5.1
5mWとした。その結果、ジッターはランドで8.5
%、グルーブで8.6%となり、線速度が8.2m/s
のときと比較してほぼ同じ良好なジッターを得ることが
できた。
【0045】表1と表3を比較すると、線速度16m/
sで用いる記録パルス幅は線速度8.2m/sで用いる
記録パルス幅よりも広くなるように補正されており、か
つ記録マークが短いほどその補正量が大きくなってい
る。例えば、4Twスペースの後に続くマークに注目す
ると、8.2m/sでの4Twマークの先頭パルス幅は
1/16*Twを単位として24であり、5Twマーク
の先頭パルス幅は23である。一方、16m/sでの4
Twマークの先頭パルス幅は1/16*Twを単位とし
て26であり、5Twマークの先頭パルス幅は24であ
る。線速度が速くなることにより4Twマークの先頭パ
ルス幅は1/8*Twだけ広くなり、5Twマークの先
頭パルス幅は1/16*Twだけ広くなっている。ま
た、その補正量は4Twマークの方が5Twマークより
1/16*Twだけ広くなっている。
【0046】さらに、最後尾パルス幅についてみてみる
と、8.2m/sでの4Twマーク、5Twマークの最
後尾パルス幅は1/16*Twを単位としてともに12
である。一方、16m/sでの4Twマークの最後尾パ
ルス幅は1/16*Twを単位として14であり、5T
wマークの最後尾パルス幅は13である。線速度が速く
なることにより4Twマークの最後尾パルス幅は1/8
*Twだけ広くなり、5Twマークの最後尾パルス幅は
1/16*Twだけ広くなっている。また、その補正量
は4Twマークのほうが5Twマークより1/16*T
wだけ広くなっている。
【0047】このように、線速度が速くなるに従って記
録パルス幅を広くなるように補正し、記録マークが短い
ほどその補正量を大きくするように制御することによ
り、線速度を変化させて記録しても良好なジッターを得
ることができる。
【0048】比較例として、半径44.9mm(線速度
16m/s)において、半径23mm(線速度8.2m
/s)用の記録波形テーブル(表1および表2)を用い
た場合、ジッターはランドで14%、グルーブで16%
となり、線速度8.2m/sでの記録ジッターと比較し
て大幅に上昇した。
【0049】次に、半径44.9mm(線速度16m/
s)にて、先頭パルスと最後尾パルスとの間にあるマル
チパルス幅とその間にある立ち下げ幅の比を変えて記録
したところ、マルチパルス幅を1/2Tw、立ち下げ幅
を1/2Twとした場合のジッターがランドで8.5
%、グルーブで8.6%であったのに対し、マルチパル
ス幅を9/16Tw、立ち下げ幅を7/16Twとした
場合、ランドで8.2%、グルーブで8.2%というさ
らに良好なジッターを得ることができた。上述したよう
に、半径23mm(8.2m/s)でのマルチパルス
幅:立ち下げ幅は1:1であり、半径44.9mm(線
速度16m/s)でのそれは、9:7である。このよう
に、線速度が速いときのマルチパルス幅/立ち下げ幅
は、線速度が遅いときののマルチパルス幅/立ち下げ幅
の値より大きくして記録することによりさらに良好なジ
ッターを得ることができる。
【0050】
【表1】
【0051】
【表2】
【0052】
【表3】
【0053】
【表4】
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、線速度可変にしても線
速度変化に伴う記録マークの形状変化およびトラック方
向の熱干渉条件の変化から生じるエッジシフトを最小限
に抑え、良好なジッターを有する方法記録方法及び光デ
ィスク装置を提供することができる。また、ZCLV方
式では線速度がほぼ一定の状態にするためにディスク内
周と外周でディスク回転数を変化させなければならず、
そのためディスク回転数を変えるための電力を消費して
いたが、本発明における光ディスク装置では、ディスク
回転数をほぼ一定にすることができ、低電力化できる。
また、線速度が速くなる場合、転送レートをあげること
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における線速度に対しての記録波形の補
正方法に関する説明図である。
【図2】再結晶化領域幅の線速度依存性を説明する図で
ある。
【図3】線速度が速くなるときに生じるクロック周波数
変化に伴うレーザ出力に関する説明図である。
【図4】線速度に応じてマルチパルス幅と立ち下げ幅の
比を変える方法の説明図である。
【図5】本発明による光ディスク装置の構成を示す模式
図である。
【図6】線速度と消去パワー、消去開始パワー、記録開
始パワーの関係の一例を示す図である。
【図7】線速度と11Twマークの変調度の関係の一例
を示す図である。
【図8】線速度と最適記録パワーの関係の一例を示す図
である。
【図9】線速度と、記録パワーと消去パワーの比の関係
の一例を示す図である。
【符号の説明】
3−1 光ディスク 3−2 モーター 3−3 光ヘッド 3−4 プリアンプ回路 3−5 システムコントローラ 3−6 記録波形発生回路 3−7 レーザ駆動回路 3−8 8−16変調器 3−9 L/Gサーボ回路 3−10 8−16復調器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 真 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 Fターム(参考) 5D090 AA01 BB05 CC01 CC14 CC16 DD03 DD05 EE01 HH01 KK05 LL07 5D119 AA23 AA37 BA01 BB04 DA01 HA36

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相変化ディスクに光パルスを照射したと
    き形成される記録マークのエッジに情報を対応させて線
    速度可変で情報を記録する情報記録方法において、 第1の線速度v1において記録マークを消去するときに
    照射する光パルスのパワーをPe1(mW)、記録マーク
    を形成するときに照射する光パルスのパワーをPw1
    (mW)、第1の線速度v1より速い第2の線速度v2に
    おいて記録マークを消去するときに照射する光パルスの
    パワーをPe2(mW)、記録マークを形成するときに照
    射する光パルスのパワーをPw2(mW)とするとき、P
    w1/Pe1>Pw2/Pe2を満たすことを特徴とす
    る情報記録方法。
  2. 【請求項2】 光ディスクに光パルスを照射したとき形
    成される記録マークのエッジに情報を対応させて線速度
    可変で情報を記録する情報記録方法において、 第1の線速度v1におけるウィンドウ幅をTw1、第1
    の線速度v1より速い第2の線速度v2におけるウィン
    ドウ幅をTw2、前記第1の線速度v1において記録マ
    ークを形成するときに照射する光パルスのパルス幅をP
    1、前記第2の線速度v2において前記第1の線速度v
    1のときと同じ記録マークを形成するときに照射する光
    パルスのパルス幅をP2とするとき、P1/Tw1<P
    2/Tw2を満たすことを特徴とする情報記録方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の情報記録方法において、
    第1の線速度v1におけるウィンドウ幅をTw1、第1
    の線速度v1より速い第2の線速度v2におけるウィン
    ドウ幅をTw2、前記第1の線速度v1において記録マ
    ークを形成するときに照射する光パルスのパルス幅をP
    1、前記第2の線速度v2において前記第1の線速度v
    1のときと同じ記録マークを形成するときに照射する光
    パルスのパルス幅をP2とするとき、P1/Tw1<P
    2/Tw2を満たすことを特徴とする情報記録方法。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載の情報記録方法にお
    いて、記録マークが短いほど(P2/Tw2)−(P1
    /Tw1)が大きいことを特徴とする情報記録方法。
  5. 【請求項5】 相変化ディスクに光パルスを照射したと
    き形成される記録マークのエッジに情報を対応させて線
    速度可変で情報を記録する情報記録方法において、 各線速度vにおける記録マークを形成するときに照射す
    る光パルスのパワーPwと記録マークを消去するときに
    照射する光パルスのパワーPeとの比Pw/Peが、P
    w/Pe=γ×v+γ'(γ,γ'は定数)で表され、γ
    が−0.1≦γ≦−0.01の範囲にあることを特徴と
    する情報記録方法。
  6. 【請求項6】 相変化ディスクに光パルスを照射したと
    き形成される記録マークのエッジに情報を対応させて線
    速度可変で情報を記録する情報記録方法において、 線速度vと記録マークを形成するときに照射する光パル
    スのパワーPwとの関係がPw=α×v+α'(α,α'
    は定数)で表され、αが0.05≦α≦0.5の範囲に
    あり、線速度vと記録マークを消去するときに照射する
    光パルスのパワーPeとの関係がPe=β×v+β'
    (β,β'は定数)で表され、βが0.1≦β≦0.3
    の範囲にあることを特徴とする情報記録方法。
  7. 【請求項7】 光ディスクに光照射する光源及び光ディ
    スクから反射された光を検出する光検出器とを備える光
    ヘッドと、光ディスクに対して前記光ヘッドを駆動する
    光ヘッド駆動手段と、光ディスクを回転駆動するディス
    ク駆動手段と、前記光源を駆動するための記録波形を発
    生する記録波形発生手段とを含み、記録マークのエッジ
    に情報を対応させて情報を記録する光ディスク装置にお
    いて、 前記ディスク駆動手段は前記光ヘッドの位置における線
    速度を可変として光ディスクを回転駆動し、前記光源か
    ら光ディスクに照射される光パルスは、第1の線速度v
    1において記録マークを消去するときに照射される光パ
    ルスのパワーをPe1(mW)、記録マークを形成すると
    きに照射される光パルスのパワーをPw1(mW)、第1
    の線速度v1より速い第2の線速度v2において記録マ
    ークを消去するときに照射される光パルスのパワーをP
    e2(mW)、記録マークを形成するときに照射する光パ
    ルスのパワーをPw2(mW)とするとき、Pw1/Pe
    1>Pw2/Pe2を満たすことを特徴とする光ディス
    ク装置。
  8. 【請求項8】 光ディスクに光照射する光源及び光ディ
    スクから反射された光を検出する光検出器とを備える光
    ヘッドと、光ディスクに対して前記光ヘッドを駆動する
    光ヘッド駆動手段と、光ディスクを回転駆動するディス
    ク駆動手段と、前記光源を駆動するための記録波形を発
    生する記録波形発生手段とを含み、記録マークのエッジ
    に情報を対応させて情報を記録する光ディスク装置にお
    いて、 前記ディスク駆動手段は前記光ヘッドの位置における線
    速度を可変として光ディスクを回転駆動し、前記光源か
    ら光ディスクに照射される光パルスは、第1の線速度v
    1におけるウィンドウ幅をTw1、第1の線速度v1よ
    り速い第2の線速度v2におけるウィンドウ幅をTw
    2、前記第1の線速度v1において記録マークを形成す
    るときに照射する光パルスのパルス幅をP1、前記第2
    の線速度v2において前記第1の線速度v1のときと同
    じ記録マークを形成するときに照射する光パルスのパル
    ス幅をP2とするとき、P1/Tw1<P2/Tw2を
    満たすことを特徴とする光ディスク装置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の光ディスク装置におい
    て、前記光源から光ディスクに照射される光パルスは、
    第1の線速度v1におけるウィンドウ幅をTw1、第1
    の線速度v1より速い第2の線速度v2におけるウィン
    ドウ幅をTw2、前記第1の線速度v1において記録マ
    ークを形成するときに照射する光パルスのパルス幅をP
    1、前記第2の線速度v2において前記第1の線速度v
    1のときと同じ記録マークを形成するときに照射する光
    パルスのパルス幅をP2とするとき、P1/Tw1<P
    2/Tw2を満たすことを特徴とする光ディスク装置。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9記載の光ディスク装置
    において、記録マークが短いほど、(P2/Tw2)−
    (P1/Tw1)が大きいことを特徴とする光ディスク
    装置。
  11. 【請求項11】 光ディスクに光照射する光源及び光デ
    ィスクから反射された光を検出する光検出器とを備える
    光ヘッドと、光ディスクに対して前記光ヘッドを駆動す
    る光ヘッド駆動手段と、光ディスクを回転駆動するディ
    スク駆動手段と、前記光源を駆動するための信号波形を
    発生する記録波形発生手段とを含み、記録マークのエッ
    ジに情報を対応させて情報を記録する光ディスク装置に
    おいて、 各線速度vにおける記録マークを形成するときに照射さ
    れる光パルスのパワーPwと記録マークを消去するとき
    に照射される光パルスのパワーPeとの比Pw/Pe
    が、Pw/Pe=γ×v+γ'(γ,γ'は定数であり、
    −0.1≦γ≦−0.01)を満たすことを特徴とする
    光ディスク装置。
  12. 【請求項12】 光ディスクに光照射する光源及び光デ
    ィスクから反射された光を検出する光検出器とを備える
    光ヘッドと、光ディスクに対して前記光ヘッドを駆動す
    る光ヘッド駆動手段と、光ディスクを回転駆動するディ
    スク駆動手段と、前記光源を駆動するための信号波形を
    発生する記録波形発生手段とを含み、記録マークのエッ
    ジに情報を対応させて情報を記録する光ディスク装置に
    おいて、 前記ディスク駆動手段は前記光ヘッドの位置における線
    速度を可変として光ディスクを回転駆動し、前記光源か
    ら照射される光パルスは、線速度vと記録マークを形成
    するときに照射される光パルスのパワーPwとがPw=
    α×v+α'(α,α'は定数であり、0.05≦α≦
    0.5)を満たし、線速度vと記録マークを消去すると
    きに照射される光パルスのパワーPeとがPe=β×v
    +β'(β,β'は定数であり、0.1≦β≦0.3)を
    満たすことを特徴とする光ディスク装置。
  13. 【請求項13】 請求項7〜12のいずれか1項記載の
    光ディスク装置において、前記光ディスクは相変化ディ
    スクであることを特徴とする光ディスク装置。
JP2000373190A 2000-12-07 2000-12-07 情報記録方法及び光ディスク装置 Expired - Fee Related JP3921046B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000373190A JP3921046B2 (ja) 2000-12-07 2000-12-07 情報記録方法及び光ディスク装置
US09/793,633 US7016282B2 (en) 2000-12-07 2001-02-27 Information recording method and optical disk unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000373190A JP3921046B2 (ja) 2000-12-07 2000-12-07 情報記録方法及び光ディスク装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2002183953A true JP2002183953A (ja) 2002-06-28
JP2002183953A5 JP2002183953A5 (ja) 2005-03-17
JP3921046B2 JP3921046B2 (ja) 2007-05-30

Family

ID=18842615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000373190A Expired - Fee Related JP3921046B2 (ja) 2000-12-07 2000-12-07 情報記録方法及び光ディスク装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7016282B2 (ja)
JP (1) JP3921046B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2004038705A1 (ja) * 2002-10-28 2006-02-23 松下電器産業株式会社 光学的情報記録方法、光学的情報記録装置および光学的情報記録媒体
JP2011258308A (ja) * 2005-03-31 2011-12-22 Panasonic Corp 光ディスク記録装置、光ディスクへのデータ記録方法、半導体集積回路、及び光ディスク

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003028021A1 (fr) * 2001-09-26 2003-04-03 Tdk Corporation Support d'enregistrement optique et systeme d'enregistrement associe
JP3859522B2 (ja) * 2002-02-01 2006-12-20 Tdk株式会社 光記録媒体への情報記録方法及び光記録媒体
JP4154304B2 (ja) * 2003-05-08 2008-09-24 株式会社日立製作所 記録媒体、光ディスク装置、および、記録方法
JP4602648B2 (ja) 2003-07-15 2010-12-22 株式会社リコー 情報記録方法及び情報記録装置
JP2005071515A (ja) * 2003-08-27 2005-03-17 Tdk Corp 光記録ディスクへのデータ記録方法および光記録ディスクへのデータ記録装置
TW200540831A (en) * 2004-03-15 2005-12-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd Optical information recording method, optical information recording apparatus, and optical information recording medium
WO2005096279A1 (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 情報記録方法、情報記録装置および情報記録媒体
US20080225915A1 (en) * 2005-01-10 2008-09-18 Koninklijke Philips Electronics, N.V. Method and Apparatus for Prevention of Laser Saturation
JP2007149275A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Hitachi Ltd 情報再生方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2602314B2 (ja) * 1989-02-17 1997-04-23 株式会社日立製作所 相変化形光ディスクのレーザビームオーバライト方法およびそれを用いる相変化形光ディスク用装置
JPH0689506A (ja) 1992-09-10 1994-03-29 Hitachi Ltd ディスク再生装置
JP2679568B2 (ja) 1992-03-26 1997-11-19 ヤマハ株式会社 光ディスクのアクセス方法及び装置
JPH07141693A (ja) * 1993-09-22 1995-06-02 Toshiba Corp 情報記録媒体
US5768245A (en) * 1993-12-27 1998-06-16 Fujitsu Limited Optical disk apparatus
JP3230388B2 (ja) * 1994-03-15 2001-11-19 富士通株式会社 光磁気記録媒体及び該媒体に記録された情報の再生方法
JPH08212691A (ja) 1995-02-07 1996-08-20 Ricoh Co Ltd 情報記録方式および情報再生方式および情報記録媒体
DE19612823C2 (de) * 1995-03-31 2001-03-01 Mitsubishi Chem Corp Optisches Aufzeichnungsverfahren
JPH10106025A (ja) 1996-09-26 1998-04-24 Sony Corp 光記録媒体
JPH10106008A (ja) 1996-09-30 1998-04-24 Seiko Epson Corp 光ディスク装置
JP3323782B2 (ja) * 1997-09-09 2002-09-09 株式会社日立製作所 情報の記録方法
JPH11296858A (ja) 1998-04-09 1999-10-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ディスク装置
GB2336463B (en) * 1998-04-16 2000-07-05 Ricoh Kk Optical recording method for a rewritable phase-change optical recording medium
JP2000132836A (ja) * 1998-10-28 2000-05-12 Tdk Corp 光記録方法
US6459666B1 (en) * 1999-09-06 2002-10-01 Ricoh Company, Ltd. Information recording apparatus and method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2004038705A1 (ja) * 2002-10-28 2006-02-23 松下電器産業株式会社 光学的情報記録方法、光学的情報記録装置および光学的情報記録媒体
JP2011258308A (ja) * 2005-03-31 2011-12-22 Panasonic Corp 光ディスク記録装置、光ディスクへのデータ記録方法、半導体集積回路、及び光ディスク

Also Published As

Publication number Publication date
US20020105875A1 (en) 2002-08-08
US7016282B2 (en) 2006-03-21
JP3921046B2 (ja) 2007-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4017837B2 (ja) 情報記録方法及び光ディスク装置
US7342861B2 (en) Method and apparatus for recording data on an optical recording medium
JP5015691B2 (ja) 光記録媒体にデータを記録する方法、装置及び媒体
JP2005004906A (ja) 情報記録方法及び情報記録装置
JP4063978B2 (ja) 情報記録方法
JP3921046B2 (ja) 情報記録方法及び光ディスク装置
US7342860B2 (en) Method and apparatus for recording data on optical recording medium
JP4034695B2 (ja) 光記録媒体へのデータ記録方法及びその装置
JP2004259446A (ja) 光記録媒体にデータを記録する装置
JP4052153B2 (ja) 記録方法,記録媒体及び記録装置
JP3971401B2 (ja) 情報記録方法、情報記録媒体及び情報記録装置
KR20060043655A (ko) 광학적 정보 기록 방법, 광학적 정보 기록 장치 및 광학적정보 기록 매체
JP4303763B2 (ja) 情報記録方法、情報記録媒体及び情報記録装置
JPH09282660A (ja) 情報記録方法及び情報記録装置
JP3848507B2 (ja) 光記録装置、光記録方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4109617B2 (ja) 情報記録方法及び光パワー制御方法
JP2006513522A (ja) 光記録媒体、それにデータを記録する方法及びその装置
JP2004227617A (ja) 情報記録方法及び情報記録媒体
KR20050045528A (ko) 정보 저장매체, 이에 데이터를 기록하는 방법 및 장치
JP4299216B2 (ja) 相変化型光記録媒体と高速記録時の最適記録パワー予測方法
JP2007528574A (ja) 記録担体の情報層にマークを記録する方法及び装置
JP2006048898A (ja) 光記録媒体への情報記録方法及び光記録装置
JP2005032295A (ja) 情報の記録方法
JP2001307325A (ja) 情報の記録方法
JP2005302271A (ja) 光学的情報記録方法、光学的情報記録装置および光学的情報記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040326

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040412

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070123

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070216

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100223

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110223

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110223

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120223

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120223

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130223

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130223

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees