JPH11296858A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH11296858A
JPH11296858A JP10097267A JP9726798A JPH11296858A JP H11296858 A JPH11296858 A JP H11296858A JP 10097267 A JP10097267 A JP 10097267A JP 9726798 A JP9726798 A JP 9726798A JP H11296858 A JPH11296858 A JP H11296858A
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JP
Japan
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recording
power
optical disk
linear velocity
power level
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JP10097267A
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English (en)
Inventor
Taizo Kusano
泰三 草野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CAV記録時又はジッタフリー記録時等にい
て、レーザパワーレベルを自動的に調整してS/N比の
高いデータ記録が行える光ディスク装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 検出した記録用タイミング信号に同期さ
せて記録用クロックを生成する記録用PLL回路111
と、記録用レーザビームの駆動をパワーレベル変更可能
に行う記録パワー可変レーザ駆動器114とを備え、当
該記録パワー可変レーザ駆動器114がパワーレベルを
前記記録用クロックの周波数に略比例させた値に調整さ
れることから、線速度が目標速度に対してずれた状態と
なっても、線速度に合わせて変化する記録用クロックの
周波数に応じて記録レーザパワーのレベルを増減させら
れ、適切なレーザパワーで記録もしくは消去を行ってS
/N比を高くできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等に
接続し、光を使ってデータの記録・再生を行う光ディス
ク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種の光ディスクの中で、大容量記録媒
体であるDVD(Digital Video Disc又は Digital Ver
satile Disc)は、特に映像用、音楽用、コンピュータ
用の記録媒体を統合できるメディアとして期待を集めて
おり、1996年末に映像再生用のDVD−Vide
o、コンピュータ用のDVD−ROMが登場して以来、
年々市場が拡大している。中でも、記録可能なDVD−
RAMはパソコンを始めとするコンピュータ用の新しい
大容量記憶媒体として注目を集めている。こうしたDV
D−RAM用の従来の光ディスク装置(DVD−RAM
ドライブ装置)の一例を図10〜図13に示す。図10
は従来の光ディスク装置の構成説明図、図11は従来の
光ディスク装置のゾーン分割状態説明図、図12は従来
の光ディスク装置の動作説明図、図13は従来の光ディ
スク装置のライトストラテジ説明図である。
【0003】以下、各図に従って従来の光ディスク装置
について説明する。図10において、従来の光ディスク
装置は、情報信号が記録されているディスク101を搭
載して回転するスピンドルモータ102と、スピンドル
モータ102の回転に同期してアナログ周期信号を生成
するホール素子103と、ディスク101の記録面にレ
ーザ光を集光させるための対物レンズ、これをディスク
101の面に垂直な方向(以下フォーカス方向と称す)
やディスク101の半径方向(以下トラッキング方向と
称す)に動かすためのアクチュエータ(モータ)、及び
半導体レーザをはじめとする各種プリズム・信号検出用
ディテクタ等で一体に構成されるピックアップ104
と、ピックアップ104で対応できない可動範囲のトラ
ッキング、及びトラック間を大きく移動する際(アクセ
ス動作)に使われるスレッドモータ105と、ピックア
ップ104の出力からアナログRF信号、FE(フォー
カスエラー)信号、TE(トラックエラー)信号、RF
リップル信号(トラックジャンプ時のカウント用信号)
等のサーボ関連信号、及びアナログウォブル信号(記録
用のタイミング信号)等を生成するRF信号検出器10
6と、アナログRF信号からディジタルRF信号(デー
タ信号)を生成するRF信号スライサ107と、このR
F信号スライサ107の出力に対して同期をかけるため
の再生用PLL(Phase Locked Loo
p)回路108と、この再生用PLL回路108の出力
を使ってRF信号スライサ107の出力から再生データ
信号の復調を行う復調器109と、アナログウォブル信
号からディジタルウォブル信号を生成するウォブル信号
スライサ110と、このウォブル信号スライサ110の
出力に対して同期をかけるための記録用PLL回路11
1と、この記録用PLL回路111の出力を使って記録
データ信号の変調を行う変調器112と、この変調器1
12の出力を受けて記録用レーザビームの駆動を行うレ
ーザ駆動器121と、検出されたサーボ関連信号に基づ
いてサーボ制御を行うサーボ制御器115と、このサー
ボ制御器115の出力に基づいて各アクチュエータを駆
動するアクチュエータ駆動器116と、回転制御を行う
回転制御器117と、この回転制御器117の出力に基
づいてスピンドルモータ102を駆動するスピンドル駆
動器118と、ドライブ装置全体の動きを管理するCP
U119とを備える構成である。
【0004】ここで、上記した従来の光ディスク装置に
用いられるスピンドルモータ回転制御方式であるZCL
V(Zone Constant Linear Velocity;ゾーン毎線速度
一定)方式について説明する。
【0005】ZCLV方式は、ディスクを半径方向に複
数ゾーンに分割し、各ゾーン内ではCAV(Constant A
ngular Velocity;回転角一定)方式として、各ゾーン
の1トラックあたりのセクタ数を外周に向うに従って増
加させていく構成をとる。具体的には、図11に示すよ
うに、ディスク半径の24mmから58mmまでを24
のゾーンに分割しており、1ゾーンあたりの半径方向の
幅は約1.4mmとしている。また、セクタ数は最内周
のゾーンで17セクタであり、外周に向って1ゾーンあ
たり1セクタ増える構造で、最外周ゾーンでは40セク
タとなる。スピンドルモータの回転数は同一ゾーン内で
は一定であるが、ゾーン毎に切り換える形をとり、最内
周の0ゾーンでは2387rpm、外周ゾーンに向うに
つれて回転数を低くし、最外周の23ゾーンでは101
4rpmとしている。また、各ゾーン内ではスピンドル
モータの回転数が一定で、各ゾーンが半径方向に約1.
4mmの幅をもっているため、ディスク全面で線速度は
5.96〜6.35m/sの幅で変化し、ゾーンの最内
周トラックと最外周トラックでは線速度が異なる(図1
2(a)参照)。よって、各ゾーンでは線速度変化に対
応して記録線密度も0.41〜0.44μm/ビットの
範囲で変化し(図12(b)参照)、線速度が速い箇所
では記録線密度が低いため、ディスク全面にわたってチ
ャネルビット周波数(データ信号のディスクへの記録周
波数)が一定に保たれる構成となる(図11参照)。
【0006】以上から、このZCLV方式は、記録再生
信号の周波数がディスク全面で一定となり、CLV方式
同様再生回路の簡素化が図れること、線速度がディスク
全面でほぼ一定であり、CLV方式同様ディスクの最内
周と最外周に同じレーザパワー変調が適用可能なこと、
及び、各ゾーン内で回転数が一定になるため、CLV方
式に比べてスピンドルモータの回転制御が簡単になるこ
と等の特長を有する。
【0007】この従来の光ディスク装置のZCLV方式
回転制御および記録開始OK判断までの動作を、図10
に基づいて説明する。
【0008】まず、CPU119は記録対象セクタがど
のゾーンに属するかを判断した上で、回転制御器117
に指定ゾーンの目標回転数指令を出す。ホール素子10
3から出力されたアナログホール信号はスピンドル駆動
器118内でディジタルホール信号に変換された後、回
転制御器117に供給される。回転制御器117は入力
されたディジタルホール信号から回転数を検出し、この
回転数が目標回転数と一致するようスピンドル駆動器1
18に回転指令を送ることとなる。
【0009】なお、シーク時等は、記録用PLL回路1
11が生成したPLLロック(WLOCK)信号をCP
U119が受けることで、CPU119は記録OK状態
か否かを判断し、記録関連回路(図示を省略)に記録指
令を出力することになる。すなわち、回転数の整定時点
ではなく、回転数の整定に関わらず記録用PLLがロッ
クした時点で記録OK状態となる。
【0010】次に、上記した従来の光ディスク装置で使
用されるライトストラテジを図13に基づいて説明す
る。ライトストラテジは、ピークパワー(Pp)、バイ
アスパワー1(Pb1)、バイアスパワー2(Pb2)
と呼ばれる3種類のパワーレベルを有し、図13に示す
ような3T〜11Tの記録信号に応じた複数のレーザパ
ルスから構成される。
【0011】DVD−RAMにおいては、Ppのレーザ
パワーでレーザをディスクに当てると、ディスクのレー
ザ照射部分の記録膜が加熱されて融点を超え、さらに急
冷すると光の反射率の高い結晶状態から光の反射率の低
いアモルファス(非晶質)状態となる(相変化する)こ
とで記録が行われる仕組みである。一方、Pb1のレー
ザパワーでレーザを当てると、記録膜の非晶質状態だっ
た部分は元の結晶状態になり、元々結晶状態だった部分
はそのまま結晶状態にとどまることとなり、これにより
記録の消去が行われる仕組みである。Pb2はクーリン
グが目的であるので、基本的にはPpおよびPb1を適
切に選ぶことでS/N比の高い再生信号を得ることがで
きる。
【0012】ただし、これらのパワーに関してはディス
ク特性・線速度によって最適条件が存在し、一般的なD
VD−RAMディスクの場合、標準線速度状態において
Pp=11mW、Pb1=5mW近辺となっている。通
常、あらかじめ設定されたこれらのパワー値、もしくは
初期ディスク立ち上げ時に学習制御によって設定された
パワー値を用いて、レーザ駆動器121によりレーザ駆
動を行うことでライトストラテジを実施する。
【0013】また、上記した従来の光ディスク装置にお
けるデータ記録用のタイミング信号は、ディスクに形成
されたランド(山)とグルーブ(谷)からなる各記録ト
ラックを微少に左右にうねらせ、そのうねり(ウォブ
ル)を検出することによって形成している。ウォブリン
グは単一周波数かつ同位相で、ウォブルの周期は物理セ
クタの長さの1/232に固定されており、これは8/
16変調の記録チャネルビット周波数の1/186とし
ている。よって、DVD−RAMの標準記録速度である
6m/sの線速度で記録再生を行う場合、ウォブル周波
数は157kHzとなり、ウォブル信号に同期をかけて
検出したクロックはディスクの回転に同期しているた
め、このクロックを記録用クロック信号として用いる
と、ディスクの回転が変動してもディスク上のデータの
記録位置は変動しない。すなわち、ジッタを生じない記
録(ジッタフリー記録)が行えるという特長を与えられ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の構成では以下に示す問題点を有していた。これ
を図14に基づいて説明する。図14は従来の光ディス
ク装置の記録状態説明図であって、ゾーン0〜ゾーン2
3間をシークしウォブル信号を使ってジッタフリー記録
を行ったときの記録状態を表わす図である。
【0015】図14では、光ディスク装置がシーク時間
Δt、スピンドルモータの回転数変動トルク686.5
rpm/Δtのドライブであると仮定し、ゾーン0(内
周側)の先頭セクタからゾーン23(外周側)の先頭セ
クタにシークした場合と、その逆にシークした場合の記
録状態を示している。これは、将来のさらなる高速回転
のドライブ等、シーク時間に対してスピンドルモータの
回転整定がかなり大幅に遅れる状況を想定したものであ
る。
【0016】まず、外周方向シーク直後の状態をみる
と、目標回転数1014rpmに対して実回転数は17
00.5rpmまでしか落ちておらず、線速度は目標の
6.35m/sに対して10.6m/sと約70%アッ
プしている状態となっている。従って、線速度が目標速
度に達していることを前提に設定したレーザパワーを使
ってこの状態で記録もしくは消去を行おうとすると、パ
ワー不足により十分に結晶−非結晶変換ができず、S/
N比の劣化、さらには記録・消去不能状態を招いてしま
うという問題を有する。
【0017】他方、内周方向シーク直後の状態をみる
と、目標回転数2387rpmに対して実回転数は17
00.5rpmまでしか上がっておらず、線速度は目標
の6.35m/sに対して4.52m/sと約30%ダ
ウンしている状態となっている。従って、前記とは逆
に、線速度が目標速度に達していることを前提に設定し
たレーザパワーを使って記録もしくは消去を行おうとす
ると、パワー過大により記録膜の膨張からS/N比の劣
化、さらにはディスクの記録特性劣化を招いてしまうと
いう問題を有する。
【0018】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、CAV記録時又はジッタフリー記録時等に
おける線速度が目標速度からずれている状態でもレーザ
パワーレベルを自動的に調整してS/N比の高いデータ
記録が行える光ディスク装置を提供することを目的とす
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために本発明の光ディスク装置は、符号化された情報信
号がピット列もしくはウォブルとして記録されているデ
ィスクをスピンドルモータで回転させ、ディスクに対し
再生用レーザビームを所定パワーレベルで照射し、反射
光を受光した受光素子の出力から再生データ信号並びに
ディスク回転に同期した記録用タイミング信号を生成す
ると共に、記録用レーザビームを複数のパワーレベルの
組合わせで照射し、符号化した情報信号をピット列とし
てディスク上に記録する光ディスク装置であって、記録
用タイミング信号に同期させて記録用クロックを生成す
る記録用PLL回路と、記録用レーザビームの駆動をパ
ワーレベル変更可能に行う記録パワー可変レーザ駆動器
とを備え、当該記録パワー可変レーザ駆動器が、パワー
レベルを記録用クロックの周波数に略比例させた値に調
整されるよう構成したものである。
【0020】これにより、CAV記録時もしくはジッタ
フリー記録時等において、シーク直後等の目標回転数に
対して実回転数が追従しきれず、線速度が目標速度に対
してアップ又はダウンしている状態となっても、線速度
に対応して規定周波数に対し高く又は低くなる記録用ク
ロックの周波数に合わせてレーザパワーレベルを自動的
に調整して増減させることにより、適切なレーザパワー
で記録もしくは消去を行えることとなり、パワー不足で
結晶−非結晶変換が不十分となることや、パワー過大状
態を避けられ、S/N比の劣化、さらにはディスクの記
録・消去不能状態や記録特性劣化を防げる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、符号化された情報信号がピット列もしくはウォブル
として記録されているディスクをスピンドルモータで回
転させ、ディスクに対し再生用レーザビームを所定パワ
ーレベルで照射し、反射光を受光した受光素子の出力か
ら再生データ信号並びにディスク回転に同期した記録用
タイミング信号を生成すると共に、記録用レーザビーム
を複数のパワーレベルの組合わせで照射し、符号化した
情報信号をピット列としてディスク上に記録する光ディ
スク装置であって、記録用タイミング信号に同期させて
記録用クロックを生成する記録用PLL回路と、記録用
レーザビームの駆動をパワーレベル変更可能に行う記録
パワー可変レーザ駆動器とを備え、当該記録パワー可変
レーザ駆動器が、パワーレベルを記録用クロックの周波
数に略比例させた値に調整されることを特徴とする光デ
ィスク装置であり、CAV記録時もしくはジッタフリー
記録時等において線速度が目標速度に対してアップ又は
ダウンしている状態となっても、線速度のアップ又はダ
ウンに合わせて規定周波数に対し高く又は低くなる記録
用クロックの周波数に応じて記録パワー可変レーザ駆動
器で記録レーザパワーのレベルを増減させられ、適切な
レーザパワーで記録もしくは消去を行ってS/N比を高
くできるという作用を有する。
【0022】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の光ディスク装置において、記録用クロックをF/V変
換して周波数の高低に応じた電圧レベルを出力するF/
V変換器を備え、記録パワー可変レーザ駆動器が、F/
V変換器から出力された電圧レベルに合わせて記録用レ
ーザビームのパワーレベルを変化させることを特徴とす
る光ディスク装置であり、CAV記録時もしくはジッタ
フリー記録時等において線速度が目標速度に対してアッ
プ又はダウンしている状態となっても、線速度のアップ
又はダウンに合わせて規定周波数に対し高く又は低くな
る記録用クロックをF/V変換器でF/V変換して周波
数に応じた電圧レベルの出力を行い、当該出力に応じて
記録パワー可変レーザ駆動器で記録パワーのレベルを増
減させられ、適切なレーザパワーで記録もしくは消去を
行ってS/N比を高くできるという作用を有する。
【0023】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の光ディスク装置において、ディスクへの記録に
先立って所定ディスク位置で所定線速度における最適な
記録パワーレベルを検出し、当該パワーレベルを基に記
録時の線速度と最適な記録パワーレベルとの略比例関係
を定義し、当該関係に基づいて各線速度で最適な記録パ
ワーレベルとして記録用レーザビームの駆動を行うこと
を特徴とする光ディスク装置であり、あらかじめ所定デ
ィスク位置で所定線速度における最適記録パワーレベル
を検出し、これを基に定義した線速度と最適記録パワー
レベルとの略比例関係に基づいてディスクの線速度変化
に応じて記録パワーレベルを最適値に自動調整させら
れ、記録しようとするディスクの記録特性やディスクを
含む装置全体の光学特性等の影響も取込んだ上で最適な
記録パワーの設定を行って諸特性のばらつきを吸収する
ことができ、CAV記録時もしくはジッタフリー記録時
等で線速度が目標速度からずれた状態においても確実に
S/N比の高いデータ記録を行えるという作用を有す
る。
【0024】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3のいずれかに記載の光ディスク装置において、ディス
クの内周方向から外周方向へのシーク時にスピンドルモ
ータの減速トルクを増大させるブレーキ手段を備えるこ
とを特徴とする光ディスク装置であり、ディスク内周か
ら外周方向へのシーク時に回転数の減速を確実にし、線
速度が目標速度を大きく上回るのを防いで、レーザパワ
ーレベルを標準状態から大幅に増大させる必要をなく
し、出力上限値の大きなハイパワーレーザを用いること
なしにS/N比の高いジッタフリー記録を行えるという
作用を有する。
【0025】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図9を用いて説明する。なお、各図において、従来
の光ディスク装置と同一の機能を有する構成要素には同
一の符号を付している。
【0026】(実施の形態1)本発明の実施の形態1に
おける光ディスク装置を図1〜図3に基づいて説明す
る。図1は本発明の実施の形態1における光ディスク装
置の構成説明図、図2は図1の光ディスク装置の記録状
態説明図、図3は図1の光ディスク装置の記録パワーレ
ベル変化説明図である。
【0027】図1において、本実施の形態1の光ディス
ク装置(DVD−RAMドライブ装置)は、情報信号が
記録されているディスク101を搭載し回転するスピン
ドルモータ102と、スピンドルモータ102の回転に
同期してアナログ周期信号を生成するホール素子103
と、ディスク101の記録面にレーザ光を集光させるた
めの対物レンズ、これをフォーカス方向やトラッキング
方向に動かすためのアクチュエータ、及び各種プリズム
・信号検出用ディテクタ等で一体に構成されるピックア
ップ104と、ピックアップ104で対応できない可動
範囲のトラッキング及びアクセス動作に使われるスレッ
ドモータ105と、ピックアップ104の出力からアナ
ログRF信号、FE信号、TE信号、RFリップル信号
等のサーボ関連信号、及びアナログウォブル信号等を生
成するRF信号検出器106と、アナログRF信号から
ディジタルRF信号を生成するRF信号スライサ107
と、このRF信号スライサ107の出力に対して同期を
かけるための再生用PLL回路108と、この再生用P
LL回路108の出力を使ってRF信号スライサ107
の出力から再生データ信号の復調を行う復調器109
と、アナログウォブル信号からディジタルウォブル信号
を生成するウォブル信号スライサ110と、このウォブ
ル信号スライサ110の出力に対して同期をかけて記録
用クロックを生成する記録用PLL回路111と、この
記録用PLL回路111の出力を使って記録データ信号
の変調を行う変調器112と、記録用クロックをF/V
変換して周波数に応じた電圧レベルを出力するF/V変
換器113と、変調器112の出力を受けて記録用レー
ザビームの駆動を行い、かつF/V変換器113出力に
応じて記録パワーのレベルを略比例関係に外部可変可能
な記録パワー可変レーザ駆動器114と、検出されたサ
ーボ関連信号に基づいてサーボ制御を行うサーボ制御器
115と、このサーボ制御器115の出力に基づいて各
アクチュエータを駆動するアクチュエータ駆動器116
と、回転制御を行う回転制御器117と、この回転制御
器117の出力に基づいてスピンドルモータ102を駆
動するスピンドル駆動器118と、ドライブ装置全体の
動きを管理するCPU119とを備える構成である。
【0028】ここで、本実施の形態1の装置における回
転制御および記録開始OK判断までの動作については従
来の装置と同じであるので説明を省略するが、図2にお
いて、、本実施の形態1の装置でジッタフリー記録を行
った時の記録状態を説明する。条件は従来と同様で、装
置はシーク時間Δt、スピンドルモータ102の回転数
変動トルク686.5rpm/Δtのドライブであると
し、ゾーン0(内周側)先頭セクタからゾーン23(外
周側)先頭セクタにシークした場合と、その逆にシーク
した場合の各記録状態を示している。
【0029】外周方向シーク直後の状態をみると、目標
回転数1014rpmに対して実回転数は1700.5
rpmまでしか下がっておらず、線速度は目標の6.3
5m/sに対して10.6m/sと約70%アップして
いる状態となっている。また、内周方向シーク直後の状
態をみても、目標回転数2387rpmに対して実回転
数は1700.5rpmまでしか上がっておらず、線速
度は目標の6.35m/sに対して4.52m/sと約
30%ダウンしている状態となっている。
【0030】これら線速度の目標速度に対するアップ/
ダウン状態、すなわち記録用クロック周波数の規定周波
数に対するアップ/ダウン状態に応じて、本実施の形態
1の装置では、F/V変換器113が記録用クロックを
F/V変換して周波数に応じた電圧レベルを出力し、こ
の電圧レベルに応じて記録パワー可変レーザ駆動器11
4でレーザーパワー値を調整しつつレーザパルスの駆動
を行うことで、少なくともPp又はPb1といった記録
パワー値が線速度の増減に略比例関係をなして変化する
こととなる。従って、線速度が既定値と異なる状態でも
レーザパワーはその状態に応じて必要十分な値となり、
最適な結晶/非結晶変換ができるため、S/N比を十分
に確保した記録が可能となる。
【0031】なお、ここでの略比例関係の設定は、直線
的な比例関係(図3(a)参照)とする以外に、ある線
速度範囲毎に区切りを付けた近似的な比例関係(図3
(b)参照)とすることもできる。また、図3に示すよ
うな傾きγ、オフセットγ’はF/V変換器113内で
適切なゲイン、オフセット値を設定することで簡単に実
現できる。
【0032】以上のように、本実施の形態1における光
ディスク装置においては、ディスクの線速度の変化に応
じて適切なパワーとするよう記録パワーを自動調整する
ことができるので、CAV記録を含めて線速度が目標速
度からずれた状態においてもS/N比の高い記録を行う
ことが可能となる。
【0033】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
おける光ディスク装置を図4〜図7に基づいて説明す
る。図4は本発明の実施の形態2における光ディスク装
置の記録パワーレベル比例関係定義説明図、図5は図4
の光ディスク装置の記録パワーレベルの別の比例関係定
義説明図、図6は図4の光ディスク装置の動作フローチ
ャート、図7は図4の光ディスク装置のジッタ特性説明
図である。
【0034】本実施の形態2の光ディスク装置は、実施
の形態1と同様の構成を有することに加え、ディスクへ
の記録に先立って所定ディスク位置で所定線速度におけ
る最適記録パワー値を検出し、これを基に記録時の線速
度と最適記録パワーとの略比例関係を定義し、所定の線
速度で最適記録パワーを発生させる学習制御を行うもの
である。
【0035】図4、図5に、線速度と最適記録パワーと
の略比例関係の定義方式の例をそれぞれ示す。図4は標
準ターゲット線速度においてあらかじめ最適記録パワー
を求めておき、この値と所定の比例係数を与えて関係式
(P=αV+α’)を定義する方式、図5は標準線速度
に対するアップ側およびダウン側の所定のターゲット線
速度においてあらかじめ最適記録パワーを求めておき、
その間を直線補間する関係式(P=βV+β’)を定義
する方式である。また、それぞれ図4(a)、図5
(a)で示す直線的な比例関係を与える方法の他、図4
(b)、図5(b)で示すようにある線速度範囲毎に区
切った近似的な比例関係を与える方法等も用いることが
できる。
【0036】ここで、図4(a)に示す前者の方式につ
いて、標準ターゲット線速度における最適記録パワー設
定シーケンスを図6、図7を用いて説明する。
【0037】まず、CPU119はピックアップ104
をディスク101の試し書きエリアへシーク(S1)さ
せ、回転制御器117に指令して、ターゲット線速度
(Vtyp)に対応する回転数に設定する(S2)。こ
こで、例えば、バイアスパワー1(Pb1)を5mWと
仮決め(S3)し、ピークパワー(Pp)を少しずつ変
化させながら記録を行うと共に記録の都度ジッタを測定
し、ジッタ≦7%を満たす上限のPpを検出し、この値
に1.2倍をかけたものを最適Pp(Pptyp)とし
て設定する(S4)。
【0038】次に、この最適Ppに対してPb1を少し
ずつ変えていきながら、記録を行うと共に記録の都度ジ
ッタを測定し、ジッタ≦7%を満たす上限及び下限のP
b1を検出し(S5)、これら上限と下限との中心値を
最適Pb1(Pb1typ)として設定する(S6)。
これらの値に対して、所定の比例係数を与えて関係式
(P=αV+α’)を定義することで、発生する線速度
に対応して最適なピークパワー及びバイアスパワー1で
記録が行えることとなる。
【0039】一方、図5(a)に示す後者の方法も、同
様のシーケンスにより、上限の線速度(Vmax)に対
する上限ピークパワー(Ppmax)及び上限バイアス
パワー1(Pb1max)、並びに、下限の線速度(V
min)に対する下限ピークパワー(Ppmin)及び
下限バイアスパワー1(Pb1min)を設定し、これ
らの値から補間関係式(P=βV+β’)を定義するこ
とで、発生する線速度に対応して最適なピークパワー及
びバイアスパワー1で記録が行える。
【0040】以上のように、本実施の形態2における光
ディスク装置においては、ディスクへの記録に先立って
所定ディスク位置で所定線速度における最適記録パワー
値を検出し、これを基に線速度と最適記録パワーとの略
比例関係を定義し、この関係に基づいてディスクの線速
度の変化に応じて記録パワーを最適値に自動調整するこ
とから、記録しようとするディスクの記録特性やディス
クを含む装置全体の光学特性等の影響も取込んだ上で最
適な記録パワーの設定が行え、諸特性のばらつきを吸収
することができ、CAV記録を含めて線速度が目標速度
からずれた状態においても確実にS/N比の高い記録を
行うことが可能となる。
【0041】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
おける光ディスク装置を図8及び図9に基づいて説明す
る。図8は本発明の実施の形態3における光ディスク装
置の構成説明図、図9は図8の光ディスク装置の記録状
態説明図である。
【0042】図8において、本実施の形態3の光ディス
ク装置は、実施の形態1同様、スピンドルモータ102
と、ホール素子103と、ピックアップ104と、スレ
ッドモータ105と、RF信号検出器106と、RF信
号スライサ107と、再生用PLL回路108と、復調
器109と、ウォブル信号スライサ110と、記録用P
LL回路111と、変調器112と、F/V変換器11
3と、記録パワー可変レーザ駆動器114と、サーボ制
御器115と、アクチュエータ駆動器116と、回転制
御器117と、スピンドル駆動器118と、CPU11
9とを備えてなり、異なる点として、CPU119から
の指令に応じてスピンドル駆動器118に供給する電源
電圧の昇圧を行うブレーキ手段としての昇圧器120を
備える構成を有するものである。
【0043】昇圧器120は、指令に応じてスピンドル
駆動器118に供給する電源電圧を昇圧させることで、
所定動作時にスピンドル駆動器118で駆動されるスピ
ンドルモータ102のトルクを高め、回転の減速をより
短時間に行わせるものである。
【0044】図9において、本実施の形態3の光ディス
ク装置をシーク時間Δt、スピンドルモータの加速方向
回転数変動トルク686.5rpm/Δt、減速方向回
転数変動トルク1373rpm/Δt(スピンドル減速
時のみ昇圧動作を行って減速トルクを2倍にした)のド
ライブであるとし、ゾーン0(内周側)先頭セクタから
ゾーン23(外周側)先頭セクタにシークした場合と、
その逆にシークした場合の記録状態を説明する。
【0045】まず、外周方向シーク直後の状態をみる
と、回転数は減速方向への変化となるが、昇圧器120
での電圧昇圧に伴う減速トルク増大で、シークの間に実
回転数は目標回転数1014rpmまで落ち、線速度も
目標の6.35m/sに整定している状態となる。従っ
て、線速度に対するレーザパワー自動調整を行っても、
パワーレベルは標準線速度状態にほぼ一致した値とな
り、パワーレベルを増大させる必要もなくS/N比を確
保した記録が可能となる。
【0046】一方、内周方向シーク直後の状態は、実施
の形態1と同様に、目標回転数2387rpmに対して
実回転数は1700.5rpmまでしか上がっておら
ず、線速度は目標の6.35m/sに対して4.52m
/sと約+30%ダウンしている状態となっているが、
線速度に対応してレーザパワーの自動調整が行われるた
め、パワー容量は必要十分な値まで低下することととな
り、S/N比を確保した記録が可能となる。
【0047】以上のように、本実施の形態3における光
ディスク装置においては、ディスクの線速度の変化に応
じて最適パワーとするよう記録パワーを自動調整できる
と共に、外周方向シーク時にスピンドル減速トルクを高
めて回転数の減速を確実にし、線速度が目標速度を大き
く上回るのを防げることから、レーザパワーレベルを標
準状態から大幅に増大させる必要がなくなり、出力上限
値の大きなハイパワーレーザを用いることなしにS/N
比の高いジッタフリー記録を行うことができ、コストダ
ウンが図れる。
【0048】なお、実施の形態3においては、大減速ト
ルクを得るために、ブレーキ手段として昇圧器120を
用い、スピンドル駆動器118に供給する電源電圧を昇
圧させてスピンドルモータ102のトルクを増大させる
構成としているが、この他、スピンドルモータ102の
回転を抑える所定の機構による機械式ブレーキを設ける
構成でもよく、消費電流増加を押さえた上で同様の効果
が得られることとなる。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、記録信号
周波数がディスク回転に同期するCAV記録時もしくは
ジッタフリー記録時等において、線速度が目標速度から
ずれた状態においても、線速度に対応して変化する記録
用クロックの周波数の高低に合わせてレーザパワーレベ
ルを自動的に調整して増減させることにより、必要十分
なレーザパワーで記録もしくは消去を行えることとな
り、ディスクの記録・消去不能状態や記録特性劣化を防
ぎ、S/N比の高いデータ記録を行えるという有利な効
果が得られる。
【0050】また、ディスクへの記録に先立って所定デ
ィスク位置で所定線速度における最適記録パワー値を検
出し、これを基に線速度と最適記録パワーとの略比例関
係を定義し、この関係に基づいてディスクの線速度の変
化に応じて記録パワーを最適値に自動調整することによ
り、記録しようとするディスクの記録特性やディスクを
含む装置全体の光学特性等の影響も取込んだ上で最適な
記録パワーの設定が行え、諸特性のばらつきを吸収する
ことができるという有利な効果が得られる。
【0051】また、外周方向シーク時に回転数の減速を
確実にし、線速度が目標速度を大きく上回るのを防ぐこ
とにより、レーザパワーレベルを標準状態から大幅に増
大させる必要がなくなり、出力上限値の大きなハイパワ
ーレーザを用いずに済み、コストダウンが図れるという
有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における光ディスク装置
の構成説明図
【図2】図1の光ディスク装置の記録状態説明図
【図3】図1の光ディスク装置の記録パワーレベル変化
説明図
【図4】本発明の実施の形態2における光ディスク装置
の記録パワーレベル比例関係定義説明図
【図5】図4の光ディスク装置の記録パワーレベルの別
の比例関係定義説明図
【図6】図4の光ディスク装置の動作フローチャート
【図7】図4の光ディスク装置のジッタ特性説明図
【図8】本発明の実施の形態3における光ディスク装置
の構成説明図
【図9】図8の光ディスク装置の記録状態説明図
【図10】従来の光ディスク装置の構成説明図
【図11】従来の光ディスク装置のゾーン分割状態説明
【図12】従来の光ディスク装置の動作説明図
【図13】従来の光ディスク装置のライトストラテジ説
明図
【図14】従来の光ディスク装置の記録状態説明図
【符号の説明】
101 ディスク 102 スピンドルモータ 103 ホール素子 104 ピックアップ 105 スレッドモータ 106 RF信号検出器 107 RF信号スライサ 108 再生用PLL回路 109 復調器 110 ウォブル信号スライサ 111 記録用PLL回路 112 変調器 113 F/V変換器 114 記録パワー可変レーザ駆動器 115 サーボ制御器 116 アクチュエータ駆動器 117 回転制御器 118 スピンドル駆動器 119 CPU 120 昇圧器 121 レーザ駆動器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】符号化された情報信号がピット列もしくは
    ウォブルとして記録されているディスクをスピンドルモ
    ータで回転させ、前記ディスクに対し再生用レーザビー
    ムを所定パワーレベルで照射し、反射光を受光した受光
    素子の出力から再生データ信号並びにディスク回転に同
    期した記録用タイミング信号を生成すると共に、記録用
    レーザビームを複数のパワーレベルの組合わせで照射
    し、符号化した情報信号をピット列としてディスク上に
    記録する光ディスク装置であって、前記記録用タイミン
    グ信号に同期させて記録用クロックを生成する記録用P
    LL回路と、前記記録用レーザビームの駆動をパワーレ
    ベル変更可能に行う記録パワー可変レーザ駆動器とを備
    え、当該記録パワー可変レーザ駆動器が、前記パワーレ
    ベルを前記記録用クロックの周波数に略比例させた値に
    調整されることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】前記請求項1に記載の光ディスク装置にお
    いて、前記記録用クロックをF/V変換して周波数の高
    低に応じた電圧レベルを出力するF/V変換器を備え、
    前記記録パワー可変レーザ駆動器が、前記F/V変換器
    から出力された電圧レベルに合わせて記録用レーザビー
    ムのパワーレベルを変化させることを特徴とする光ディ
    スク装置。
  3. 【請求項3】前記請求項1又は2に記載の光ディスク装
    置において、ディスクへの記録に先立って所定ディスク
    位置で所定線速度における最適な記録パワーレベルを検
    出し、当該パワーレベルを基に記録時の線速度と最適な
    記録パワーレベルとの略比例関係を定義し、当該関係に
    基づいて各線速度で最適な記録パワーレベルとして前記
    記録用レーザビームの駆動を行うことを特徴とする光デ
    ィスク装置。
  4. 【請求項4】前記請求項1ないし3のいずれかに記載の
    光ディスク装置において、ディスクの内周方向から外周
    方向へのシーク時にスピンドルモータの減速トルクを増
    大させるブレーキ手段を備えることを特徴とする光ディ
    スク装置。
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