JP2006513522A - 光記録媒体、それにデータを記録する方法及びその装置 - Google Patents
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Abstract
本発明には、光記録媒体、それにデータを記録する方法及びその装置が開示されている。本発明は、高速記録に対応した記録パターン及びマルチパルスを備える消去パターンを持つ記録波形を発生させ、発生した記録波形を利用して、デジタルデータのマークまたはスペースで形成する。したがって、本発明は、記録時に記録パターンの記録パワーのローレベルをバイアスパワーレベルより高く設定することで、高倍速記録時にも記録マークのエッジ特性が改善され、消去パワーレベルをパルスの形態で付加することにより、記録されるマークのリーディング部分及びトレーリング部分の形態の歪曲を抑制して、記録/再生特性が向上する。
Description
本発明は、光記録媒体上にデータを記録する分野に係り、特に、高速記録に対応した記録戦略に関連した情報を保存する光記録媒体、それにデータを記録する方法及びその装置に関する。
光記録媒体の一つである光ディスクにデータを記録するということは、光ディスクに形成されたトラックにマークを形成することを意味する。CD−ROM、DVD−ROMなどの再生専用ディスクの場合、マークはピットで形成される。CD−R/RW、DVD−R/RW/RAMなど記録可能なディスクの場合、記録層には、温度によって結晶質または非晶質に変化する相変化膜が塗布されており、マークは、相変化膜の相変化を通じて形成される。このような記録可能ディスクの場合、記録/再生特性を最適化するために記録戦略という技術を導入しており、前記の記録可能ディスクタイプによってその記録戦略が相異なって適用される。また、ドライブによって記録条件が変わり、したがって、光記録媒体とドライブとの互換性がないこともある。
一方、信号検出の観点で、データ記録方式は、マークエッジ記録方式とマークポジション記録方式とに分けられる。マークポジション記録方式によれば、検出されたRF信号の振幅が、マークが記録された位置で正/負から負/正に変更される。マークエッジ記録方式によれば、検出されたRF信号の振幅が、マークのエッジで正/負から負/正に変更される。したがって、マークのエッジを正確に記録することは、再生信号の品質を高めるのに重要な要素となる。
しかし、相変化膜が塗布されたディスクの場合、従来の記録方法によって記録されたマークのトレーリングエッジを観察すれば、マークの長さまたはマークの間隔、すなわち、スペースの長さによってその形態が異なって現れることが分かる。換言すれば、マークのトレーリングエッジがマークのリーディングエッジに比べて大きく形成されて、記録/再生特性を低下させている。記録マークの長さが相対的に長い場合には、熱蓄積によりさらにそうである。
図1(A)及び図1(B)は、NRZIデータを記録するための従来方式による記録波形を示す参考図である。図1(A)及び図1(B)を参照するに、NRZI(ノンリターンツウゼロインバーテッド)データを記録するための従来の記録波形が図示されている。図1(A)で、Twは、基準記録/再生クロック信号の周期を意味する。マークエッジ記録方式によれば、NRZIデータのハイレベルはマークで記録され、ローレベルはスペースで形成される。マークの記録に使われる記録波形は記録パターンといい、スペースの形成に使われる(マークの消去に使われる)記録波形は消去パターンという。従来の記録波形は、記録パターンとしてマルチパルスを使用し、各パルスのパワーレベルをPw、Pe及びPbの3つのレベルに調節する。すなわち、記録パターンを構成する記録マルチパルスのパワーレベルは、Pw及びPbを持つ。特に、NRZIデータのローレベルであるスペースを形成するための消去パターンのパワーPeを、所定DCレベルに一定に維持することが分かる。ここで、Pwは、ライティングパワーを意味し、Pbは、バイアスパワーを意味し、Peは、消去パワーを意味する。
このように従来の記録波形に含まれている消去パターンは、所定時間の間DCレベルを一定に維持するために、該当領域に0〜200℃程度の熱が持続的に加わる。したがって、複数回反復記録すれば劣化が発生し、マーク形態に歪曲をもたらして記録/再生特性が顕著に低下するという問題点がある。特に、ディスクにさらに多くのデータを記録するための高密度、高線速化が進むにつれて、基準記録/再生クロック信号の周期Tが減少して、記録波形を構成するパルス間の熱干渉が大きくなる環境でさらにそうである。
すなわち、従来には、記録時に消去される領域をDCレベルの消去パワーで消去することにより、記録パルス間の熱干渉によってC/N(キャリアツウノイズレシオ)などの記録/再生信号が減少し、記録マークの形成が不完全になって一部結晶化されることで再生特性の劣化をもたらし、特に、データ伝送速度を高めるために高速で記録する時には、記録/再生信号の歪曲が顕著に大きくなるという問題点があった。
前述した問題点を解決するために、本発明の目的は、高速記録に対応した記録戦略と関連した情報を保存する光記録媒体、それにデータを記録する方法及びその装置を提供するところにある。
本発明の他の目的は、高速記録時にもさらに改善されたエッジ形態を持つマークを記録できる記録波形に関連した情報を保存する光記録媒体、この記録波形でデータを記録する方法及びその装置を提供するところにある。
本発明のさらに他の目的は、相変化光ディスクのための記録波形に関連した情報を保存する光記録媒体、この記録波形でデータを記録する方法及びその装置を提供するところにある。
本発明のさらに他の目的は、マークエッジ記録方式で記録する時に、隣接マーク間の熱干渉による記録マークの歪曲を最小化する記録波形に関連した情報を保存する光記録媒体、その記録波形でデータを記録する方法及びその装置を提供するところにある。
本発明のさらに他の目的は、マークのリーディングエッジ及びトレーリングエッジの形態の歪曲をさらに抑制でき、反復記録による劣化を抑制できる記録波形に関連した情報を保存する光記録媒体、その記録波形でデータを記録する方法及びその装置を提供するところにある。
本発明のさらに他の目的は、マークを形成する記録パターン及び/またはスペースを形成する消去パターンについての付加情報が記録されているので、いかなるドライブに挿入されてもデータ記録に必要な最適のパワーレベルを容易に探すことができる光記録媒体、それにデータを記録する方法及びその装置を提供するところにある。
本発明のさらに他の目的は、ジッタ特性を最適化させる記録波形に関連した情報を保存する光記録媒体、その記録波形でデータを記録する方法及びその装置を提供するところにある。
本発明のさらに他の目的は、ジッタ特性を最小化させるために、記録波形のうちマルチパルスの時間持続期間と最後のパルスの時間持続期間との時間比率に関連した情報を保存する光記録媒体、その記録波形でデータを記録する方法及びその装置を提供するところにある。
本発明のさらに他の目的は、ジッタ特性を最小化させるために、記録波形のうち最後のパルスのクーリング時間持続期間に関連した情報を保存する光記録媒体、その記録波形でデータを記録する方法及びその装置を提供するところにある。
前記目的は、本発明によってデータの記録、消去及び再生が可能な光記録媒体において、データ記録のための記録パターンの高速記録に対応したパワー情報を含む記録付加情報が記録層の一部領域に記録されていることを特徴とする光記録媒体により達成される。
ここで、前記記録パターンは、先頭パルス、マルチパルス列及び/または最後のパルスを備える記録マルチパルスで構成され、前記記録マルチパルスは、少なくとも記録パワーのハイレベル及びローレベルを持ち、前記記録パワーのローレベルが、前記記録マルチパルスの最後のパルスのためのバイアスパワーレベルより高く設定されるパワー情報を記録していることが望ましい。
本発明の他の分野によれば、前記目的は、光記録媒体にデータを記録する方法において、高速記録に対応した記録パターンを持つ記録波形を生成するステップと、生成された記録波形を利用して、前記データの第1レベルをマークとして形成し、第2レベルをスペースとして形成するステップと、を含むことを特徴とする記録方法により達成される。
また、前記目的は、光記録媒体にデータを記録する方法において、高速記録に対応した記録パターン及びマルチパルスを備える消去パターンを持つ記録波形を生成するステップと、生成された記録波形を利用して、前記データの第1レベルをマークとして形成し、第2レベルをスペースとして形成するステップと、を含むことを特徴とする方法により達成される。
本発明のさらに他の分野によれば、前記目的は、光記録媒体にデータを記録する装置において、入力されるデータの高速記録に対応した記録パターンを持つ記録波形を発生させる記録波形発生回路と、発生した記録波形によって前記光記録媒体に光を照射して、前記データを記録するためにマークまたはスペースを形成するピックアップユニットとを備える記録装置により達成される。
以下、添付された図面を参照して本発明の望ましい実施形態を説明する。
図2は、本発明の望ましい実施形態による記録装置のブロック図である。図2を参照するに、記録装置は、光記録媒体200にマークまたはスペースを形成することによってデータを記録する装置であり、ピックアップユニット1、記録波形発生回路2及びチャンネル変調器3を備える。
チャンネル変調器3は、外部から入力されたデータをチャンネルビット列に変調する。記録波形発生回路2はチャンネルビット列を提供され、それを記録するための記録波形を発生させる。本発明によって発生した記録波形は、高速記録に対応した記録パターン及び消去マルチパルスを持つ消去パターンを備える。記録波形についての詳細な説明は後述する。ピックアップユニット1は、発生した記録波形によって光記録媒体200に光を照射してマークまたはスペースを形成する。
図3は、図2の一具現例である。ただし、同じ機能を行うブロックについては、図2のそれと同じ参照番号を付与し、反復される説明は省略する。図3を参照するに、記録装置は、ピックアップユニット1、記録波形発生回路2及びチャンネル変調器3を備える。ピックアップ部1は、光ディスク200を回転させるためのモータ11、光ディスク200にレーザー光を照射させるか、または、光ディスク200から反射されたレーザー光を受信するための光ヘッド13、モータ11及び光ヘッド13をサーボ制御するサーボ回路12及び光ヘッド13に設置されたレーザー(図示せず)を駆動するレーザー駆動回路14を備える。
チャンネル変調器3は、入力されたデータをチャンネルビット列に変調してNRZIデータを出力する。記録波形発生回路2は、NRZIデータを記録するための記録波形を発生させて、ピックアップ部1に備えられたレーザー駆動回路14に提供する。レーザー駆動回路14は、受信された記録波形を使用してレーザーを制御することによって、光ディスク200にマークまたはスペースを形成させる。
図4(A)ないし図4(D)は、記録波形発生回路2により発生し、記録時にマークのエッジ特性を向上させるための記録波形の例である。
NRZIデータは、チャンネル変調器3の変調方式によって変わる。RLL(Run Length Limited)(1,7)系列を使用して記録すれば、最小記録マークは2Tであり、最大記録マークは8Tとなる。また、RLL(2,10)系列に変調する場合、すなわち、EFM(Eight to fourteen Modulation)、EFM+(Eight to fourteen Modulationplus)、D(8−15)及びDual変調によれば、最小マーク長は3Tであり、最大マーク長は11Tとなる。ここで、D(8−15)は、2001年ODS(Optical Data Storage)で松下が「Optical Disc Recording System of 25GB Capacity」で発表した変調方式をいう。Dual変調は、本出願人により1999年9月30日付で出願されて2000年11月25日付で公開された韓国特許出願第99−42032号「改善されたDC抑圧能力を持つRLLコード配置方法、変復調方法及び復調装置」に開示されている。
本実施形態で、NRZIデータのハイレベルをマークで形成し、ローレベルをスペースで形成する時、記録波形は、7Tの長さを持つマークを記録するための記録パターン、3Tの長さを持つスペースを形成するための消去パターン及び3Tの長さを持つマークを記録するための記録パターンを備えるNRZIデータを例として説明する。
図4(B)ないし図4(D)を参照するに、NRZIデータに対する3つの記録波形1、2及び3で7Tの長さを持つマークを記録するための記録パターンは、記録マルチパルスを備えているが、より詳細には、先頭パルス、マルチパルス列及び最後のパルス(またはクーリングパルスともいう)を備えている。3Tの長さを持つマークを記録するための記録パターンは、先頭パルスと最後のパルスとを備える。図4では、記録マルチパルス数がN*Tw(Nは自然数)のマークを形成するにおいて、最小ないし最長までの各Tの長さを持つマークに対して(N−1)*Tw個のパルス数を持つ記録パターンで記録される。すなわち、3Tの長さを持つマークは、2個のパルスを持つ記録パターンで形成され、7Tの長さを持つマークは、6個のパルスを持つ記録パターンで形成される。
記録パターンの先頭パルス及びマルチパルス列のパワーレベルは、2つのレベルPw1、Pw2を持つ。ここで、Pw1は記録パワーのハイレベルを意味し、Pw2は記録パワーのローレベルを意味する。この記録パワーのローレベルPw2は、バイアスパワーレベルPbより高く設定される。記録パターンの最後のパルスは、記録パワーハイレベルPw1及びバイアスパワーレベルPbを持つ。
これは、データ伝送速度を高めるためにデータを高速で記録する場合(基準記録/再生クロック信号の周期Tが減少する場合)、マークを記録するために伝えられる総パワーも減少して記録マークの形態に歪曲を招来する恐れがあるので、ディスクの回転速度が高まるほど記録パワーも増加させる必要性があって、記録パワーのローレベルPw2をバイアスパワーレベルPbより高く設定することで、高倍速でも十分に記録膜で熱を吸収して記録マークを形成できる。
本発明の実施形態では、消去パターンもマルチパルス列で構成される。消去パターンは、従来のようにDCレベルを持つこともあるが、さらに望ましくは、DCレベルの消去パターンではない消去マルチパルスで構成される。消去マルチパルスは、2つのパワーレベルPpe、Pbeを持つ。ここで、Ppeはピーク消去パワーを意味し、消去パワーのハイレベルと称することができ、Pbeはバイアス消去パワーを意味し、消去パワーのローレベルと称することができる。
記録波形1は、消去パターンのバイアス消去パワーレベルPbeが、既存のDCレベルに設定される消去パワーレベルPeと同一に設定され、記録波形2は、消去パターンのピーク消去パワーレベルPpeが、既存の消去パワーレベルPeと同一に設定され、記録波形3は、消去パターンのピーク消去パワーレベルPpeとバイアス消去パワーレベルPbeとの間に既存の消去パワーレベルPeが存在するように設定されている。
本発明の消去パターンに存在する消去マルチパルスの2つのパワーレベルPpe及びPbeを維持する時間の和を、タイミングウィンドウTw(基準記録/再生クロック信号の周期に該当)について0.25〜2.0Twの範囲内で調節して、ディスクの熱特性に適した維持時間が選択されるように記録することで、記録/再生特性をさらに向上させることができる。
図4(B)ないし図4(D)に示した実施形態では、3Tの長さを持つマークを形成するための消去マルチパルスのPpe及びPbeの維持時間の和は、タイミングウィンドウについて1.0Twである場合を表す。消去マルチパルスの最初のパルスのハイレベル期間は約0.5Twであり、最後のパルスのハイレベル期間は0.5Twより多少長く維持されることもある。
また図4(B)に示した実施形態では、記録パターンのマルチパルスの周期を1.0Twとしており、記録パワーのローレベルPw2は、バイアスパワーレベルPbより高く設定されてピーク消去パワーレベルPpeより高いパワーレベルを持ち、記録パワーのハイレベルPw1より低いパワーレベルを持ってPpe≦Pw2≦Pw1の関係を持つ。ここで、記録パワーのローレベルPw2が、消去パターンのピーク消去パワーレベルPpeよりは低くてバイアス消去パワーレベルPbeよりは高く設定されて、Pbe≦Pw2≦Ppeの関係を持つこともあり、バイアス消去パワーレベルPbeより低いパワーレベルを持ってPbe≧Pw2の関係を持つこともある。Pbとなる領域のレベルは、記録パワーのローレベルPw2より低くてPb≦Pw2の関係を持ち、またPbとなる領域のレベルは、ピーク消去パワーレベルPpeより低くてPb≦Ppeの関係を持つ。
図5(A)は、NRZIデータを示す図であり、図5(B)ないし図5(D)は、記録波形発生回路2により発生し、記録パターンでマルチパルスの数がint(N/2*T)である記録波形の例であり、図4(B)ないし図4(D)に示した記録波形と比較して相異なる点のみを説明する。intは整数を意味する。
図5(B)ないし図5(D)を参照するに、NRZIデータに対する3つの記録波形4、5及び6で記録パターンのマルチパルスの周期を2Twとすることで、記録パワー及び消去パワーを大きく高めなくてもディスクでの入射光量を高めることで、十分に良質の記録マークを形成してディスクの記録/再生特性を向上させることができる。3TまたはTタイプの信号を持つマークについては、マルチパルスの周期を2Twとしないこともある。
図6(A)は、NRZIデータを示す図であり、図6(B)ないし図6(D)は、記録波形発生回路2により発生し、マルチ消去パルスのパワーレベルの時間持続期間が2Twを持つ記録波形の例であり、図4(B)ないし図4(D)に示した記録波形と比較して相異なる点のみを説明する。
図6(B)ないし図6(D)を参照するに、NRZIデータに対する3つの記録波形7、8及び9では、消去パターンを構成する消去マルチパルスのピーク消去パワーレベルPpeとバイアス消去パワーレベルPbeとの時間持続期間の和が、タイミングウィンドウに対して2Twである場合を表す。消去マルチパルスのハイレベル期間は1.0Twより多少長く維持され、ローレベル期間は1.0Twより多少短く維持されることもある。
図7(A)は、NRZIデータを示す図であり、図7(B)ないし図7(D)は、記録波形発生回路2により発生し、記録パターンのマルチパルス及び消去パターンのマルチパルスのレベルの時間持続期間が2Twである記録波形の例であり、図4(B)ないし図4(D)に示した記録波形と比較して相異なる点のみを説明する。
図7(B)ないし図7(D)を参照するに、NRZIデータに対する3つの記録波形10、11及び12で、記録パターンのマルチパルスの周期が2Twを表しており、消去パターンのマルチパルスの周期が2Twを表している。図6(B)ないし図6(D)に示した記録波形と同じく、消去マルチパルスのピーク消去パワーレベルPpeとバイアス消去パワーレベルPbeとの時間持続期間の和が、タイミングウィンドウに対して2Twである場合を表す。
図8(A)は、NRZIデータを示す図であり、図8(B)ないし図8(E)は、本発明に適用される4タイプの消去パターンを説明するための波形図である。
図8(B)ないし図8(E)を参照するに、本発明による記録波形は、LH、LL、HH及びHLの4タイプの消去パターンを持つことができる。各消去パターンの差異点を容易に区分できるように点線円で表示した。まず、LHタイプは、消去パターンを構成する先頭パルスのパワーレベルが、消去パターンに存在する2つのパワーレベルのうちローレベルであり、消去パターンを構成する最後のパルスのパワーレベルは、ハイレベルである場合をいう。LLタイプは、消去パターンを構成する先頭パルスと最後のパルスとのパワーレベルが、いずれも消去パターンに存在する2つのパワーレベルのうちローレベルである場合をいう。HHタイプは、消去パターンを構成する先頭パルスと最後のパルスとのパワーレベルが、いずれも消去パターンに存在する2つのパワーレベルのうちハイレベルである場合をいう。HLタイプは、消去パターンを構成する先頭パルスのパワーレベルは、消去パターンに存在する2つのパワーレベルのうちハイレベルであり、消去パターンを構成する最後のパルスのパワーレベルは、ローレベルである場合をいう。
図8(B)ないし図8(E)に示した実施形態では、図6(B)ないし図6(D)に示した記録波形7、8、9のように記録パターンのマルチパルスの周期は1Twであり、消去パターンのマルチパルスの周期は2Twであると説明されているが、記録パターンのマルチパルスの周期と消去パターンのマルチパルスの周期とが1Twである記録波形1、2、3を示した図4(A)ないし図4(D)、記録パターンのマルチパルスの周期は2Twであり、かつ消去パターンのマルチパルスの周期は1Twである記録波形4、5、6を示した図5(B)ないし図5(D)、記録パターンのマルチパルスの周期と消去パターンのマルチパルスの周期とが2Twである記録波形10、11、12を示した図7(B)ないし図7(D)いずれも適用可能である。
すなわち、図4(B)ないし図7(D)に示した記録波形はいずれもHHタイプの例を示しているが、HLタイプ、LHタイプ、HHタイプいずれも適用可能である。タイプの決定は、消去パターンの前後に存在する記録パターンにより形成されるマークの長さによる。すなわち、消去パターンにより形成されるスペースの前及び/または後に形成されるマークの長さによって、前記4タイプの消去パターンのうちいずれか一つが適応的に決定される。
一方、このような4タイプの消去パターンに関する情報(タイプ情報)は、記録可能ディスクの一定領域、例えば、リードイン領域に記録されるか、またはウォッブル信号によりヘッダ情報の一つとして記録されうる。これにより、記録装置は、データを記録する時、リードイン領域やウォッブル信号からタイプ情報を読み込んで、該当記録波形を発生させてマーク及びスペースを形成できる。
さらに、4タイプの消去パターンは、記録/再生時にディスクの倍速やマークの種類を表す記号として使われうる。例えば、「LHタイプの消去パターンを使用するディスクは、倍速を20とする」という情報を表示できる。
さらに、4タイプの消去パターンに関する情報だけでなく、本発明の記録パターンによる記録パワー、消去パターンによる消去パワー、その他のディスクの種類、ディスクサイズ、ディスク記録膜の種類(シングルレーヤー/マルチレーヤー)などに関する情報が記録できる。特に、図9に示したジッタ特性を最適化させる記録パルスのうち、マルチパルスの時間持続期間と最後のパルスの時間持続期間との時間比率、最後のパルスのクーリング時間持続期間についての記録パターン情報も記録できる。
このような情報が記録された光記録媒体を記録装置に挿入すれば、記録装置は、最適の記録パワー、消去パワーを選択するための別途の試験記録を行う必要がないか、または保存されたパワー及び記録パターン情報を基準として試験記録を行えばよいので、最適のパワーレベルを定めるのにかかる時間を短縮できる。
図9(A)ないし図9(D)は、本発明によるジッタを減少させる記録波形の例である。
図9(A)はNRZIデータの例であり、NRZIデータのハイレベルをマークで形成し、ローレベルをスペースで形成する時、記録波形は、7Tの長さを持つマークを記録するための記録パターン、3Tの長さを持つスペースを形成するための消去パターン及び3Tの長さを持つマークを記録するための記録パターンを備える。
図9(B)は、図9(A)に図示したNRZIデータに対する一般的な記録波形であり、Ttopは、先頭パルスの時間持続期間であり、Tmpは、マルチパルス列内の各パルスの時間持続期間(以下、マルチパルスの時間持続期間という)であり、Tlpは、最後のパルスの時間持続期間であり、Tclは、最後のパルスのクーリング時間持続期間である。
図9(C)は、本発明で提案する記録波形であり、先頭パルス及びマルチパルス列のパワーレベルは、2つのレベルPw1、Pw2を持つ。この記録パワーのローレベルPw2は、バイアスパワーレベルPbより高く設定される。記録パターンの最後のパルスは、記録パワーハイレベルPw1及びバイアスパワーレベルPbを持つ。消去パターンは、従来のようにDCレベルを持つ。
図9(D)は、本発明で提案する記録波形であり、先頭パルス及びマルチパルス列のパワーレベルは、2つのレベルPw1、Pw2を持つ。この記録パワーのローレベルPw2は、バイアスパワーレベルPbより高く設定される。記録パターンの最後のパルスは、記録パワーハイレベルPw1及びバイアスパワーレベルPbを持つ。消去パターンは、ピーク消去パワーPpe及びバイアス消去パワーレベルPbeの消去マルチパルスで構成される。消去パターンのバイアス消去パワーレベルPbeが、従来のDCレベルと設定される消去パワーレベルPeと同一に設定され、消去マルチパルスのPpeとPbeとの維持時間の和は、タイミングウィンドウに対して1.0Twである場合である。
一方、本発明で提案する図9(C)及び図9(D)に示した記録波形に対して、マルチパルスの時間持続期間Tmp及び最後のパルスの時間持続期間Tlpを変化させて、最適の記録条件を探してジッタ特性を示したグラフは図10に図示されており、最後のパルスのクーリング時間持続期間Tclを変化させて、最適の記録条件を探してジッタ特性を示したグラフは、図11に図示されている。
図10は、図9に示した記録波形で、マルチパルスの時間持続期間と最後のパルスの時間持続期間との比率によるジッタと記録パワーとの関係を示したグラフであり、記録条件は、波長400nmで最小記録マーク大きさを0.149m(RLL(1,7)系列のコードの使用時、最小記録マーク大きさの2Twに該当)とし、バイアスパワーPbを0.2mWとし、消去パワーPeを1.2mWとした時、Tlp/Tmpの比が大きくなるほど記録パワーは小さくなるが、ジッタ側面では増加する傾向を示している。このような結果からみる時、Tlpの適正な範囲を得ることができる。
図10を通じて、システムが許容するジッタの範囲を7%に設定すれば、Tlp/Tmpの比の範囲は0.91.3程度になることが分かる。図には示されていないが、ジッタの範囲を8%に設定すれば、Tlp/Tmpの比の範囲は0.7〜1.4程度となる。したがって、システムが許容するジッタの範囲によって、Tlp/Tmpの比の範囲が決定される。
図11は、図9に示した記録波形で、最後のパルスのクーリング時間持続期間によるジッタとの関係を示したグラフであり、最後のパルスのクーリング時間持続期間Tclの大きさを変化させてジッタを測定すれば、Tclの大きさが最小記録マーク2Twに近接するほどジッタが減少し続けることが分かる。ジッタ特性を考慮した最も望ましいTclの大きさは、最小記録マーク2Twに該当する。
しかし、システムが許容するジッタの範囲によってTclの大きさを定められるが、例えば、ジッタの許容範囲が7%であれば、Tclの大きさは0.7Tw〜2.0Tw内に決まり、ジッタの許容範囲が8%であれば、Tclの大きさは0.5Tw〜2.0Tw内に決まる。ここで、Tclの最小値は、システムが許容するジッタの範囲に依存し、Tclの最大値は、最小記録マークの大きさに依存する。
前記のような構成に基づいて本発明の望ましい実施形態による記録方法を説明すれば、次の通りである。
図12は、本発明の望ましい実施形態による記録方法を説明するためのフローチャートである。図12を参照するに、記録装置は、外部からデータを入力されて変調して、NRZIデータを生成する(901ステップ)。次いで、高速記録に対応してマークエッジ特性を向上させるために、本発明による記録パワーのローレベルが少なくともバイアスパワーレベルより高く設定された記録パターン及びマルチパルスを備える消去パターンを持つ記録波形を生成する(902ステップ)。次いで、生成された記録波形を使用して光ディスクにマークまたはスペースを形成する(903ステップ)。
一方、前述した記録波形は、いずれも7T及び3Tについてのみ説明したが、それに基づいて2T、4〜6T、8〜最長Tに関するマーク及びスペースを形成する記録パターン及び消去パターンを生成することは、当業者に容易である。
また、記録パターンのマルチパルスの数がN*Tw(Nは自然数)のマークを形成するにおいて、前述したように、各Tの長さを持つマークに対して記録パルスが(N−1)*Tw個を使用する記録方式だけでなく、(N−2)*Tw個を使用するDVD−RAMのような記録方式にも本発明の実施形態を使用すれば、記録/再生特性を向上させることができる。
前述したように、本発明は、記録時に記録パターンの記録パワーのローレベルをバイアスパワーレベルより高く設定することで、高倍速記録時にも十分に記録膜で熱を吸収して、記録マークのエッジ特性の改善にさらに効果的である。
本発明は、消去パワーレベルをパルスの形態で付加することにより記録されるマークのリーディング部分及びトレーリング部分の形態の歪曲を抑制することで、記録/再生特性が向上する。
本発明は、消去パワーのハイレベル及びローレベルの維持時間を、タイミングウィンドウTwに対して0.25〜2.0Twの範囲で調節して、ディスクの熱特性に適した維持時間を選択して記録することで、さらに記録/再生特性が向上する。
本発明は、記録マルチパルス及び消去マルチパルスの周期を2.0Twとする場合には、記録パワー及び消去パワーを大きく高めなくてもディスクでの入射光量を高めることで、十分に良質の記録マークを形成して記録/再生特性を向上させることができる。
本発明は、記録波形の最後のパルスの時間持続期間が、マルチパルスの時間持続期間に対して適正な時間比率を持つようにして、適したジッタ特性を持たせて記録/再生特性を向上させることができる。
また、本発明は、記録波形の最後のパルスのクーリング時間持続期間を所定範囲に設定することで、最適のジッタ特性を持たせて記録/再生特性を向上させることができる。
Claims (42)
- データの記録、消去及び再生が可能な光記録媒体において、
データ記録のための記録パターンの高速記録に対応したパワー情報を含む記録付加情報が記録層の一部領域に記録されていることを特徴とする光記録媒体。 - 前記記録パターンは、先頭パルス、マルチパルス列及び/または最後のパルスを備える記録マルチパルスで構成され、前記記録マルチパルスは、少なくとも記録パワーのハイレベル及びローレベルを持ち、前記記録パワーのローレベルが、前記記録マルチパルスの最後のパルスのためのバイアスパワーレベルより高く設定されるパワー情報を記録していることを特徴とする請求項1に記載の光記録媒体。
- 消去マルチパルスを備えるデータ消去のための消去パターンのためのパワー情報をさらに含み、前記消去マルチパルスは消去パワーのハイレベル及びローレベルを持ち、消去パワーのローレベルが所定のDCレベルを持つ既存の消去パワーレベルと同一に設定されるか、前記消去パワーのハイレベルが前記DCレベルと同一に設定されるか、前記消去パワーのハイレベルと消去パワーのローレベルとの間に前記DCレベルが存在するように設定されるパワー情報をさらに記録していることを特徴とする請求項2に記載の光記録媒体。
- システムが許容するジッタの範囲によって、前記最後のパルスの時間持続期間が、マルチパルスの時間持続期間に対して所定範囲の時間比率を持つことを特徴とする請求項3に記載の光記録媒体。
- システムが許容するジッタの範囲が7%であれば、前記最後のパルスの時間持続期間が、マルチパルスの時間持続期間に対して0.9〜1.3の時間比率を持つことを特徴とする請求項4に記載の光記録媒体。
- システムが許容するジッタの範囲が8%であれば、前記最後のパルスの時間持続期間が、マルチパルスの時間持続期間に対して0.7〜1.4の時間比率を持つことを特徴とする請求項4に記載の光記録媒体。
- 前記最後のパルスのクーリング時間持続期間の長さの最小値は、システムが許容するジッタの範囲に依存し、その最大値は、最小記録マークの長さに依存して設定されることを特徴とする請求項3に記載の光記録媒体。
- 前記記録パターンの最後のパルスのクーリング時間持続期間の長さは、最小記録マークの長さと設定することを特徴とする請求項7に記載の光記録媒体。
- 前記データ消去のための消去パターンのためのパワーは、所定のDCレベルを持つことを特徴とする請求項2に記載の光記録媒体。
- システムが許容するジッタの範囲によって、前記最後のパルスの時間持続期間が、マルチパルスの時間持続期間に対して所定範囲の時間比率を持つことを特徴とする請求項9に記載の光記録媒体。
- システムが許容するジッタの範囲が7%であれば、前記最後のパルスの時間持続期間が、マルチパルスの時間持続期間に対して0.9〜1.3の時間比率を持つことを特徴とする請求項10に記載の光記録媒体。
- システムが許容するジッタの範囲が8%であれば、前記最後のパルスの時間持続期間が、マルチパルスの時間持続期間に対して0.7〜1.4の時間比率を持つことを特徴とする請求項10に記載の光記録媒体。
- 前記最後のパルスのクーリング時間持続期間の長さの最小値は、システムが許容するジッタの範囲に依存し、その最大値は、最小記録マークの長さに依存して設定されることを特徴とする請求項9に記載の光記録媒体。
- 前記記録パターンの最後のパルスのクーリング時間持続期間の長さは、最小記録マークの長さと設定することを特徴とする請求項13に記載の光記録媒体。
- 前記データ消去のための消去パターンの先頭パルスのパワーレベル及び最後のパルスのパワーレベルについての情報を含む消去パターン情報を、前記記録層の一部領域にさらに記録していることを特徴とする請求項1に記載の光記録媒体。
- 前記消去パターンを構成する先頭パルス及び最後のパルスのパワーレベルは、いずれも前記消去パワーレベルのうちハイレベルである第1タイプ、前記消去パターンを構成する先頭パルスのパワーレベルは、前記消去パワーレベルのうちローレベルであり、前記消去パターンを構成する最後のパルスのパワーレベルは、前記消去パワーレベルのうちハイレベルである第2タイプ、前記消去パターンを構成する先頭パルスのパワーレベルは、前記消去パワーレベルのうちハイレベルであり、前記消去パターンを構成する最後のパルスのパワーレベルは、前記消去パワーレベルのうちローレベルである第3タイプ、前記消去パターンを構成する先頭パルス及び最後のパルスのパワーレベルは、いずれも前記消去パワーレベルのうちローレベルである第4タイプのうち一つが記録されることを特徴とする請求項15に記載の光記録媒体。
- 光記録媒体にデータを記録する方法において、
高速記録に対応した記録パターンを持つ記録波形を生成するステップと、
生成された記録波形を利用して、前記データの第1レベルをマークとして形成し、第2レベルをスペースとして形成するステップと、を含むことを特徴とする方法。 - 前記記録パターンは先頭パルス、マルチパルス列及び/または最後のパルスを備える記録マルチパルスで構成され、前記記録マルチパルスは、少なくとも記録パワーのハイレベル及びローレベルを持ち、前記記録パワーのローレベルが、前記記録マルチパルスの最後のパルスのためのバイアスパワーレベルより高く設定されることを特徴とする請求項17に記載の方法。
- 前記データ消去のための消去パターンのためのパワーは、所定のDCレベルを持つことを特徴とする請求項18に記載の方法。
- システムが許容するジッタの範囲によって、前記最後のパルスの時間持続期間が、マルチパルスの時間持続期間に対して所定範囲の時間比率を持つことを特徴とする請求項19に記載の方法。
- 光記録媒体にデータを記録する方法において、
高速記録に対応した記録パターン及びマルチパルスを備える消去パターンを持つ記録波形を生成するステップと、
生成された記録波形を利用して、前記データの第1レベルをマークとして形成し、第2レベルをスペースとして形成するステップとを含むことを特徴とする方法。 - 前記記録パターンは、先頭パルス、マルチパルス列及び/または最後のパルスを備える記録マルチパルスで構成され、前記記録マルチパルスのパワーレベルは、記録パワーのハイレベル及びローレベルを持ち、前記記録パワーのローレベルが、記録マルチパルスの最後のパルスのためのバイアスパワーレベルより高く設定されることを特徴とする請求項21に記載の方法。
- 前記記録マルチパルスの周期は、タイミングウィンドウTwに対して0.25〜2.0Tw範囲で調節されることを特徴とする請求項22に記載の方法。
- 前記記録マルチパルスの周期は、タイミングウィンドウTwに対して1.0Twを持つことを特徴とする請求項23に記載の方法。
- 前記記録マルチパルスの周期は、タイミングウィンドウTwに対して2.0Twを持つことを特徴とする請求項23に記載の方法。
- 前記消去パターンを構成するマルチパルスのパワーレベルは、少なくとも2つのレベル、すなわち、消去パワーのハイレベルPpeとローレベルPbeとに周期的に変化することを特徴とする請求項22に記載の方法。
- システムが許容するジッタの範囲によって、前記最後のパルスの時間持続期間が、マルチパルスの時間持続期間に対して所定範囲の時間比率を持つことを特徴とする請求項22に記載の方法。
- 前記最後のパルスのクーリング時間持続期間の長さの最小値は、システムが許容するジッタの範囲に依存し、その最大値は、最小記録マークの長さに依存して設定されることを特徴とする請求項22に記載の方法。
- 前記記録パターンの最後のパルスのクーリング時間持続期間の長さは、最小記録マークの長さと設定することを特徴とする請求項28に記載の方法。
- 前記方法は、
発生した記録波形に関するパワー情報を記録層の一部領域に記録するステップをさらに含むことを特徴とする請求項22に記載の方法。 - 光記録媒体にデータを記録する装置において、
入力されるデータの高速記録に対応した記録パターンを持つ記録波形を発生させる記録波形発生回路と、
発生した記録波形によって前記光記録媒体に光を照射して、前記データを記録するためにマークまたはスペースを形成するピックアップユニットと、を備える装置。 - 前記記録パターンは、先頭パルス、マルチパルス列及び/または最後のパルスを備える記録マルチパルスで構成され、前記記録マルチパルスのパワーレベルは、少なくとも記録パワーのハイレベル及びローレベルを持ち、前記記録パワーのローレベルが、前記記録マルチパルスの最後のパルスのためのバイアスパワーレベルより高く設定されることを特徴とする請求項31に記載の装置。
- 前記記録波形には、消去マルチパルスで構成されたデータ消去のための消去パターンをさらに備え、消去マルチパルスのパワーレベルは、消去パワーのハイレベルPpe及びローレベルPbeを持ち、前記消去パワーのローレベルが所定のDCレベルの既存の消去パワーレベルと同一に設定されるか、または前記消去パワーのハイレベルが前記DCレベルと同一に設定されるか、または前記消去パワーのハイレベルと消去パワーのローレベルとの間に前記DCレベルが存在するように設定されることを特徴とする請求項32に記載の装置。
- システムが許容するジッタの範囲によって、前記最後のパルスの時間持続期間が、マルチパルスの時間持続期間に対して所定範囲の時間比率を持つことを特徴とする請求項33に記載の装置。
- 前記最後のパルスのクーリング時間持続期間の長さの最小値は、システムが許容するジッタの範囲に依存し、その最大値は、最小記録マークの長さに依存して設定されることを特徴とする請求項33に記載の装置。
- 前記記録パターンの最後のパルスのクーリング時間持続期間の長さは、最小記録マークの長さと設定することを特徴とする請求項35に記載の装置。
- 前記データ消去のための消去パターンのためのパワーは、所定のDCレベルを持つことを特徴とする請求項32に記載の装置。
- システムが許容するジッタの範囲によって、前記最後のパルスの時間持続期間が、マルチパルスの時間持続期間に対して所定範囲の時間比率を持つことを特徴とする請求項37に記載の装置。
- 光記録媒体において、データが記録される時、記録パターンの記録パワーのローレベルがバイアスパワーレベルよりさらに高く設定されることを特徴とする光記録媒体。
- 光記録媒体において、パルスの形態で前記光記録媒体に消去パワーレベルを印加することによって、記録されるマークのリーディング部分及びトレーリング部分の形態の歪曲が抑制されることを特徴とする光記録媒体。
- 光記録媒体において、消去パワーのハイレベル及びローレベルの維持時間をタイミングウィンドウTwに対して0.25ないし2.0Twの範囲内で調節することによって、ディスクの熱特性に適した維持時間を選択して記録することを特徴とする光記録媒体。
- 光記録媒体において、記録マルチパルス及び消去マルチパルスの周期を2.0Twとする場合、記録パワー及び消去パワーを大きく高めずにディスクで入射光量を増やすことによって、十分に良質の記録マークが形成されることを特徴とする光記録媒体。
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