JP2002183149A - 地点特定方法と地点特定装置、地図表示方法と地図表示装置、地点通知方法、印刷物、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、および固有コード出力方法 - Google Patents

地点特定方法と地点特定装置、地図表示方法と地図表示装置、地点通知方法、印刷物、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、および固有コード出力方法

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JP2002183149A
JP2002183149A JP2000377755A JP2000377755A JP2002183149A JP 2002183149 A JP2002183149 A JP 2002183149A JP 2000377755 A JP2000377755 A JP 2000377755A JP 2000377755 A JP2000377755 A JP 2000377755A JP 2002183149 A JP2002183149 A JP 2002183149A
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JP2000377755A
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Katsuharu Hosoe
克治 細江
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固有コードを用いて、地点の2次元位置のみ
ならず高さ位置をも特定できるようにする。 【解決手段】 全国地図を900秒四方の区画、各区画
を30秒四方のブロック、各ブロックを1秒四方のユニ
ットにそれぞれ分割して地図上の領域を階層的に指定可
能にする。各区画には3桁の区画コード、各ブロックに
は区画内での相対的な位置関係に応じて3桁のブロック
コード、各ユニットにはブロック内での相対的な位置関
係に応じて3桁のユニットコードが定義される。このよ
うな区画コード、ブロックコード、ユニットコードに、
さらに高さコードが付加されて、1元の固有コードが構
成される。そして、区画コード、ブロックコード、ユニ
ットコードにより2次元位置が特定され、さらに高さコ
ードから高さ位置が特定されて、固有コードが示す地点
が特定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地点特定方法と地
点特定装置、地図表示方法と地図表示装置、地点通知方
法、印刷物、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、お
よび固有コード出力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カーナビゲーションやパーソナル
コンピュータの電子地図等の装置において地点を特定す
るために、緯度と経度とを入力する方法が知られてい
る。しかし、この方法では、緯度と経度という2元のパ
ラメータを入力する必要が有り、入力が煩雑になる。ま
た、2元パラメータを用いるため、入力順番を間違える
と位置の特定を誤ることとなる。このため、操作性が悪
いという問題がある。
【0003】そこで、地点の特定を簡単に行うため、対
象となる地図をカバーするように同一サイズの単位升目
を縦横に配置したメッシュを定義するとともに、各単位
升目に1元の固有コードを定義しておき、当該固有コー
ドにより緯度と経度という2元のパラメータを入力する
ことなく、地点を特定する方法が提案されている(特開
平9−305108号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した固有コード
は、地図の平面上すなわち2次元位置を特定するもので
ある。このため、その2次元位置にある建物が複数階の
建物(例えば、ビル、タワーなど)の場合、固有コード
により特定されるものがその建物のどの高さ位置(階
層)にあるのかを示すことはできない。
【0005】本発明は上記問題に鑑みたもので、固有コ
ードを用いて、地点の2次元位置のみならず高さ位置を
も特定できるようにする方法および装置を提供すること
を目的とする。
【0006】また、本発明は、そのような固有コードを
用いて地図表示を行う方法および装置、地点通知方法、
印刷物、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、および
固有コード出力方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、メッシュ状に分割された
地図上の領域のそれぞれに対応付けられた2次元位置コ
ードと高さコードを有する固有コードを用い、2次元位
置コードからそれに対応する地図上の領域によって2次
元位置を特定するとともに高さコードから高さ位置を特
定することによって固有コードが示す地点を特定する地
点特定方法を特徴としている。
【0008】このことにより、固有コードを用いて、地
点の2次元位置のみならず高さ位置をも特定することが
できる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の方法を用いて地点の特定を行う装置を特徴としてい
る。
【0010】請求項3に記載の発明は、上記した固有コ
ードを用い、固有コードにおける2次元位置コードから
それに対応する地図上の領域によって2次元位置を特定
し、この特定された2次元位置を含む地図を地図データ
ベースから読み出してディスプレイに表示するととも
に、2次元位置および高さコードから特定される高さ位
置に基づいてディスプレイに固有コードが示す地点を特
定した情報を表示する地図表示方法を特徴としている。
【0011】このことにより、固有コードによって特定
される2次元位置を含む地図および固有コードが示す地
点を特定した情報を表示することができる。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の方法を用いて地図および固有コードが示す地点を特定
した情報を表示する装置を特徴としている。
【0013】請求項5に記載の発明は、上記した固有コ
ードを、その固有コードが示す地点にある案内対象物に
関する情報とともに表示することを特徴としている。
【0014】このようにすれば、固有コードを用いて案
内対象物の位置を特定することができるため、案内対象
物の広告等において便利である。
【0015】この場合、固有コードおよび案内対象物に
関する情報は、請求項6に記載の発明のように、インタ
ーネットのホームページに表示したり、請求項7に記載
の発明のように、無線通信を用いて携帯端末の画面に表
示したり、請求項8に記載の発明のように、キオスク端
末の画面に表示したりすることができる。
【0016】請求項9に記載の発明は、上記した固有コ
ードと、この固有コードが示す地点にある案内対象物に
関する情報とが印刷された印刷物を特徴としている。こ
の発明のように印刷物に印刷された固有コードによっ
て、案内対象物の位置が特定できるため、案内対象物の
広告等において便利である。
【0017】請求項10に記載の発明は、対象物を特定
するデータと、上記した固有コードとが、対応付けられ
て記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体を用
い、対象物を特定するデータが入力されると、記録媒体
から入力された対象物を特定するデータに対応する固有
コードを検索し、検索された固有コードを出力すること
を特徴としている。
【0018】このことにより、例えば対象物の名称を知
っていればそのデータを入力することにより固有コード
を知ることができ、その固有コードを用いて対象物の位
置の特定を行うことができる。
【0019】請求項11に記載の発明は、上記したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体を特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する、この実施形態は、本発明をカーナビ
ゲーション装置に適用したものである。
【0021】カーナビゲーション装置は、図1に示すよ
うに、GPS衛星からの信号を受信するGPS受信機1
1と、車輪速センサ12と、ヨーレートセンサ又は地磁
気センサにより構成される方位センサ13と、地図デー
タベースを記憶した記憶媒体としてのCD−ROMを駆
動するためのCD−ROMドライブユニット14と、制
御装置15と、データ設定/表示装置16などから構成
されている。ここで、データ設定/表示装置16は、地
図を表示するための画面や、音声によるアナウンスを行
うためのスピーカや、各種のコマンド、数値等を入力す
るための操作パネル(入力手段)を備えたものである。
【0022】制御装置15は、CPU、ROM、RA
M、ハードディスク(記憶手段)、モデム等を備えたコ
ンピュータで構成され、GPS受信機11の受信電波に
基づいて車両の絶対位置を計算する電波航法と、車輪速
センサ12および方位センサ13の検出信号に基づいて
車両の移動方向および移動量を算出して行う自律航法と
を併用したものである。そして、GPS衛星からの電波
が受信できる間は電波航法により、電波が受信できない
間は自律航法により車両の現在位置を算出し、CD−R
OM内の地図データベースと重ね合わせて走行経路を案
内するようになっている。
【0023】CD−ROMには、緯度経度座標に従って
表された全国地図のデータベースが格納されている。さ
らに、この全国地図を、緯度×経度=900秒×900
秒の升目からなる1次メッシュを単位として指定できる
ように上述の地図データベースが構築されている。そし
て、データベースは、この1次メッシュの各升目内の領
域を、緯度×経度=30秒×30秒の升目からなる2次
メッシュを単位として指定できるようにも構築され、こ
の2次メッシュの各升目内の領域をさらに、緯度×経度
=1秒×1秒の升目からなる3次メッシュを単位として
指定できるようにも構築されている。この関係を模式図
で示すと、図2に示すような階層構造となる。なお、こ
の図2には、3次メッシュの升目に建造物がたってお
り、そのある高さ位置(階層)に所望の対象物が位置し
ていることを示している。
【0024】制御装置15のハードディスクには、図3
に示すように、1次メッシュの升目を特定するコード番
号がテーブル化して記憶されている。1次メッシュは、
最大1000個の升目で構成され、このコード番号は、
「000」〜「999」の中の3桁の数字が、1次メッ
シュの各升目に1対1で対応付けられている。以下、こ
の3桁の数字を区画コードと呼び、1次メッシュの升目
を区画と呼び、図3を区画コードテーブルと呼ぶ。この
区画コードテーブルは、地図データベースと同一の緯度
経度座標系で表現されている。
【0025】なお、区画コードは、基本を900×90
0秒四方(81万秒四方)の領域とするが、地形に合わ
せるため、最大90万秒四方まで延伸拡張可能、または
横長の1350×600秒四方の領域、縦長の450×
1800秒四方の領域の設定も可能とする。すなわち、
区画は最大1000ブロックで構成される。
【0026】制御装置15のハードディスクにはまた、
2次メッシュの升目について、各区画内の位置関係に応
じて、左下から右上に向かって横方向を優先して「00
0」〜「899」のコード番号が、区画毎に2次メッシ
ュの升目を1対1で特定できるように、図4で示すテー
ブルも記憶されている。具体的には、区画内の左下隅の
升目にコード番号として「000」が定義され、最下行
を右へ順番に「001」、「002」、…、「029」
とコード番号を定義し、続いて下から2行目を左から順
番に「030」、「031」、…、「059」と定義
し、以下同様に、右上隅の升目の「899」まで1対1
でコード番号が定義されている。以下、このコード番号
をブロックコードと呼び、2次メッシュの各升目をブロ
ックと呼び、図4をブロックコードテーブルと呼ぶ。
【0027】制御装置15のハードディスクにはさら
に、3次メッシュの升目について、各ブロック内の位置
関係に応じて、ブロックコードと同様のルールで「00
0」〜「899」のコード番号が、ブロック毎に3次メ
ッシュの升目を1対1で特定できるように、図5のよう
なテーブルも記憶されている。以下、このコード番号を
ユニットコードと呼び、3次メッシュの各升目をユニッ
トと呼び、図5のテーブルをユニットコードテーブルと
呼ぶ。なお、この3次メッシュの升目は全て同一サイズ
でなくてもよい。
【0028】制御装置15のハードディスクにはさら
に、3次メッシュの升目にある対象物の高さコードと、
そのコードの意味および画面上に表示するアイコンの情
報が関係付けられて記憶されている。
【0029】高さコードは、例えば3桁以上の記号、数
字等で表される。図6に、高さコードと、そのコードの
意味の関係の一例を示す。高さコードの1桁目は「種
別」を表し、例えば、B:ビル、T:タワー、H:標高
(山、丘等の建物がないところ)などのように対応付け
られている。高さコードの2桁目以後は「高さ情報」を
表し、例えば、1F、2Fのように表されている場合に
は、最初の数字は階数を示しそれに続くFの記号は地上
の階層を示している。また、1Bのように表されている
場合には、最初の数字は階数を示しそれに続くBの記号
は地下の階層を示している。また、400のように数字
だけで表されている場合には、標高の数値を示してい
る。
【0030】また、高さコードの1桁目である「種別」
に対して、図7に示すようなアイコンを画面上に表示さ
せるための情報が記憶されている。
【0031】上記した区画コード、ブロックコード、ユ
ニットコードと高さコードを、図8に示すように繋げて
1元のコードとし、各ユニット毎に1対1で対応するコ
ード番号が形成される。このコード番号を、固有コード
という。なお、(a)は、区画コード、ブロックコー
ド、ユニットコードにハイフンを付けて高さコードを繋
げた例を示し、(b)は、高さコードにハイフンを付け
て区画コード、ブロックコード、ユニットコードを繋げ
た例を示す。それぞれの例において、ハイフンはあって
もなくてもどちらでもよい。
【0032】そして、上記した区画コード、ブロックコ
ード、ユニットコードにより、図3〜図5に示すテーブ
ルを用いて、ユニットの緯度経度が特定され、この特定
されたユニットの領域(すなわち地図上の領域)をもっ
て2次元位置が特定される。また、高さコードから高さ
位置が特定される。そして、2次元位置と高さ位置の特
定によって固有コードが示す地点が特定される。なお、
区画コード、ブロックコード、ユニットコードから2次
元位置を特定する手法は、特開平9−305108号公
報に記載されたものと同様である。
【0033】次に、上記した固有コードを用いて最適経
路案内を行う制御装置15の処理について説明する。
【0034】この処理は、データ設定/表示装置16内
の操作パネルから、最適経路案内モードを指定すること
により起動され、図9に示す手順で実施される。
【0035】まず、電波航法および自律航法によって現
在の位置を特定し、出発地点としてセットする(ステッ
プ101)。次に、操作パネルから入力される目標地点
の固有コードを読み込む(ステップ102)。この固有
コードにおける区画コード、ブロックコード、ユニット
コードから、図3〜図5のテーブルを参照し、特開平9
−305108号公報に記載されたものと同様の手法
で、固有コードが示す2次元位置(緯度経度)を特定す
る(ステップ103)。次に、その位置を含む所定範囲
の地図データをCD−ROMに記憶された地図データベ
ースから読み出して、この地図をディスプレイ画面に表
示させる(ステップ104)。さらに、固有コードにお
ける高さコードから対象物の種別および高さ情報を得
て、種別に応じたアイコンを地図上の対応する座標位置
に表示させるとともに、対象物を表す文字情報をディス
プレイ画面上に表示させる(ステップ105)。図10
に、その表示例を示す。この場合、地図上のアイコン表
示および対象物を表す文字情報表示が、固有コードが示
す地点を特定した情報の表示に相当する。なお、固有コ
ードが示す地点を特定した情報は、高さ位置も含めて地
点を特定できるものであれば、他の表示形態であっても
よい。
【0036】ユーザは、対象物の地点を到着地点として
決定するか、あるいはディスプレイ画面上でカーソルを
移動させて到着地点を決定する操作を行う。ユーザによ
り到着地点の決定操作が行われると(ステップ10
6)、一般的な最適経路演算処理を実行し、最適経路を
決定する(ステップ107)。この後、ディスプレイ表
示を出発地点の地図に戻し、ステップ107で決定した
最適経路に従って経路案内を実行する(ステップ10
8)。なお、対象物の地点を到着地点とした場合、その
到着地点付近に達したら、図10のような対象物のアイ
コン表示および対象物を示す文字情報をディスプレイ画
面上に表示させるようにしてもよい。この場合、文字の
みならず、音声によって到達案内を行うようにしてもよ
い。
【0037】本発明は、上記した実施形態に限定される
ものでなく、種々の変形が可能である。例えば、上記し
た実施形態で示す固有コードを用いることによって地点
通知を行うようにすることができる。図11に、その一
例を示す。
【0038】この図11に示す実施形態は、インターネ
ットのホームページに、案内を行う対象物(例えば、施
設、公園など)に関する情報(写真および記事、電話、
FAX番号などからなる)と、その位置を示す固有コー
ド(図11の画面中には、地点コードという文字と、固
有コードが表示されている)とを掲載する。ユーザがそ
のホームページを見て案内対象物の位置を知りたいと思
い、固有コードが表示されたところをクリックすると、
固有コードが掲載された位置とリンクされた地図表示を
行うホームページに移り、その固有コードから地図上に
案内対象物の3次元位置(すなわち、固有コードが示す
地点)が特定できるように、例えば図10に示すように
表示される。なお、案内情報の表示を行うホームページ
は、案内情報サーバ(第1のサーバ)の処理にて表示制
御され、地図表示を行うホームページは、地図表示サー
バ(第2のサーバ)の処理にて表示制御される。
【0039】このような地点通知は、携帯電話のような
携帯端末を用いても同様に行うことができる。図12
に、その一例を示す。携帯端末は、案内情報サーバから
基地局を介して、上記したような案内情報を携帯端末の
画面に表示し、その案内表示における固有コードが表示
されたところをクリックすると、固有コードが掲載され
た位置とリンクされた地図表示サーバのホームページに
移り、上記したような地図表示を行う画面に変更する。
なお、携帯端末からナビゲーション装置に無線データ通
信で固有コードを入力するようにすれば、上記した実施
形態のように、固有コードで特定される地点を到着地点
として経路案内を行うことができる。この場合、ユーザ
が後述する実施形態のようにキオスク端末あるいは印刷
物から固有コードを入手し、その固有コードを携帯端末
に入力し、さらにその固有コードを携帯端末からナビゲ
ーション装置に無線データ通信で入力して、経路案内を
行うようにしてもよい。また、携帯端末にナビゲーショ
ン機能が備えられていれば、それを用いて経路案内を行
うようにしてもよい。また、携帯端末として、PDAや
見えるラジオなどを用い、特定の放送局から放送される
ものを受信して、案内対象物の情報と固有コードを表示
するようにしてもよい。
【0040】また、携帯端末の代わりに、図13に示す
ようにキオスク端末を利用して上記したような案内対象
物の情報を得るようにしてもよい。この場合、キオスク
端末の画面に表示された案内対象物の情報(少なくとも
固有コードを含む)を記憶媒体20にダウンロードし、
それをナビゲーション装置あるいはナビゲーション機能
付きの携帯端末に入力することにより、案内対象物の地
図上の位置を知ることができ、さらにそれを到着地点と
して経路案内を行うことができる。この場合、記憶媒体
にダウンロードしなくても、案内対象物の情報をプリン
トアウトし、それからナビゲーション装置あるいはナビ
ゲーション機能付きの携帯端末に固有コードを入力して
同様のことを行うようにしてもよい。
【0041】また、地点通知を行う他の実施形態とし
て、紙を媒体とした出版物、新聞、ちらし、電車内の広
告などの印刷物あるいは刊行物を利用することができ
る。図14に、その一例を示す。この例は、案内を行う
対象物に関する情報と、その位置を示す固有コードとが
印刷された印刷物を示している。ユーザがこのような印
刷物を見てその案内対象物の位置を知りたいときは、印
刷物に印刷された固有コードを、上記したようにナビゲ
ーション装置あるいはナビゲーション機能付きの携帯端
末に入力する。このことにより、案内対象物の地図上の
位置を知ることができ、さらにそれを到着地点として経
路案内を行うことができる。
【0042】また、図15に示すように、対象物の名称
(対象物を特定するデータ)とそれに対応した固有コー
ド(2次元位置コードと高さコードからなる)とをテー
ブルの形で記憶する記憶媒体(コンピュータ読み取り可
能な記録媒体)を用い、そのような記憶媒体がインスト
ールされたパソコン、携帯端末、キオスク端末等におい
て、ユーザが対象物の名称を入力することにより、その
テーブルを用いて入力された対象物の名称に対応する固
有コードを検索し、検索された固有コードを画面表示、
プリントアウト等によって出力するようにしてもよい。
このようにすれば、ユーザは所望の対象物の固有コード
を知ることができ、それによって上記したようにナビゲ
ーション装置あるいはナビゲーション機能付きの携帯端
末を利用して、案内対象物の地図上の位置を知ることが
でき、さらにそれを到着地点として経路案内を行うこと
ができる。
【0043】なお、ユーザが上記した固有コードを知る
ことができれば、それを友人等に知らせることにより、
友人等にその固有コードで特定される地点を知らせるこ
とができ、例えば友人等との待ち合わせに利用する場合
に便利である。
【0044】なお、本発明でいう固有コードは、2次元
位置コードと高さコードからなるものであるが、2次元
位置コードと高さコードのみからなるものに限らず、他
のコード、例えば地点にある対象物が何であるかを示す
種別コードが付加されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るカーナビゲーション
装置の構成を示す図である。
【図2】地図の階層構造を示す模式図である。
【図3】区画コードテーブルを示す図表である。
【図4】ブロックコードテーブルを示す図表である。
【図5】ユニットコードテーブルを示す図表である。
【図6】高さコードとそのコードの意味の関係の一例を
示す図表である。
【図7】高さコードの1桁目である「種別」と表示に用
いるアイコンとの関係を示す図表である。
【図8】固有コードの構成を示す模式図である。
【図9】制御装置による最適経路案内処理を示すフロー
チャートである。
【図10】表示例を示す図である。
【図11】インターネットのホームページに、案内対象
物に関する情報と固有コードとを掲載して地点通知を行
う実施形態を示す図である。
【図12】携帯端末を用いて地点通知を行う実施形態を
示す図である。
【図13】キオスク端末を用いて地点通知を行う実施形
態を示す図である。
【図14】案内対象物に関する情報と固有コードとが印
刷された印刷物を示す図である。
【図15】記憶媒体に記憶された、対象物の名称とそれ
に対する固有コードとの対応関係を示す図表である。
【符号の説明】
11…GPS受信機、12…車輪速センサ、13…方位
センサ、14…CD−ROMドライブユニット、15…
制御装置、16…データ設定/表示装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 29/10 G09B 29/10 A H04Q 7/38 H04B 7/26 109T Fターム(参考) 2C032 HB06 HB22 HB23 HB24 HC08 HC11 HC13 HC31 HD03 HD16 2F029 AA02 AB01 AB07 AB13 AC03 AC09 AC13 AC18 5B075 KK07 ND08 NK50 PP12 PQ02 5H180 AA01 BB05 BB13 CC12 FF04 FF05 FF22 FF25 FF32 FF38 5K067 AA34 EE02 FF03 FF23

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッシュ状に分割された地図上の領域の
    それぞれに対応付けられた2次元位置コードと高さコー
    ドを有する固有コードを用い、 前記2次元位置コードからそれに対応する地図上の領域
    によって2次元位置を特定するとともに前記高さコード
    から高さ位置を特定することによって前記固有コードが
    示す地点を特定することを特徴とする地点特定方法。
  2. 【請求項2】 メッシュ状に分割された地図上の領域の
    それぞれに対応付けられた2次元位置コードと高さコー
    ドを有する固有コードを入力するための入力手段と、 前記2次元位置コードと地図上の領域との対応関係を記
    憶する記憶手段と、 前記入力手段に前記固有コードが入力されたとき、前記
    記憶手段に記憶された対応関係を用い、入力された固有
    コードにおける2次元位置コードからそれに対応する地
    図上の領域によって2次元位置を特定するとともに、前
    記入力された固有コードにおける高さコードから高さ位
    置を特定することによって前記固有コードが示す地点を
    特定する手段とを備えたことを特徴とする地点特定装
    置。
  3. 【請求項3】 メッシュ状に分割された地図上の領域の
    それぞれに対応付けられた2次元位置コードと高さコー
    ドを有する固有コードを用い、 前記固有コードにおける2次元位置コードからそれに対
    応する地図上の領域によって2次元位置を特定し、この
    特定された2次元位置を含む地図を地図データベースか
    ら読み出してディスプレイに表示するとともに、前記2
    次元位置および前記高さコードから特定される高さ位置
    に基づいて前記ディスプレイに前記固有コードが示す地
    点を特定した情報を表示することを特徴とする地図表示
    方法。
  4. 【請求項4】 メッシュ状に分割された地図上の領域の
    それぞれに対応付けられた2次元位置コードと高さコー
    ドを有する固有コードを入力するための入力手段と、 前記2次元位置コードと地図上の領域との対応関係を記
    憶する記憶手段と、 前記入力手段に前記固有コードが入力されたとき、前記
    記憶手段に記憶された対応関係を用い、入力された固有
    コードにおける2次元位置コードからそれに対応する地
    図上の領域によって2次元位置を特定し、この特定され
    た領域を含む地図を地図データベースから読み出してデ
    ィスプレイに表示するとともに、前記2次元位置および
    前記高さコードから特定される高さ位置に基づいて前記
    ディスプレイ前記固有コードが示す地点を特定した情報
    を表示する手段とを備えたことを特徴とする地図表示装
    置。
  5. 【請求項5】 メッシュ状に分割された地図上の領域の
    それぞれに対応付けられた2次元位置コードと高さコー
    ドを有する固有コードを、その固有コードが示す地点に
    ある案内対象物に関する情報とともに表示することを特
    徴とする情報表示方法。
  6. 【請求項6】 前記固有コードおよび前記案内対象物に
    関する情報をインターネットのホームページに表示する
    ことを特徴とする請求項5に記載の地点通知方法。
  7. 【請求項7】 前記固有コードおよび前記案内対象物に
    関する情報を無線通信を用いて携帯端末の画面に表示す
    ることを特徴とする請求項5に記載の地点通知方法。
  8. 【請求項8】 前記固有コードおよび前記案内対象物に
    関する情報をキオスク端末の画面に表示することを特徴
    とする請求項5に記載の地点通知方法。
  9. 【請求項9】 メッシュ状に分割された地図上の領域の
    それぞれに対応付けられた2次元位置コードと高さコー
    ドを有する固有コードと、この固有コードが示す地点に
    ある案内対象物に関する情報とが印刷された印刷物。
  10. 【請求項10】 対象物を特定するデータと、メッシュ
    状に分割された地図上の領域のそれぞれに対応付けられ
    た2次元位置コードと高さコードを有する固有コードと
    が、対応付けられて記録されたコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体を用い、 対象物を特定するデータが入力されると、前記記録媒体
    から前記入力された対象物を特定するデータに対応する
    固有コードを検索し、検索された固有コードを出力する
    ことを特徴とする固有コード出力方法。
  11. 【請求項11】 対象物を特定するデータと、メッシュ
    状に分割された地図上の領域のそれぞれに対応付けられ
    た2次元位置コードと高さコードを有する固有コードと
    が、対応付けられて記録されたコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
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