JP2002182607A - 電気光学装置の駆動方法、電気光学装置の駆動回路および電気光学装置 - Google Patents

電気光学装置の駆動方法、電気光学装置の駆動回路および電気光学装置

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JP2002182607A
JP2002182607A JP2000381933A JP2000381933A JP2002182607A JP 2002182607 A JP2002182607 A JP 2002182607A JP 2000381933 A JP2000381933 A JP 2000381933A JP 2000381933 A JP2000381933 A JP 2000381933A JP 2002182607 A JP2002182607 A JP 2002182607A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サブフィールド駆動型の電気光学装置におい
て、消費電力を低減する。 【解決手段】 各メモリブロック320,321,32
2をサブフィールドに対応付けて設けた。各メモリブロ
ックには、書込みアドレス制御部310によって階調デ
ータが同時に書き込まれる。但し、各メモリブロックの
読出し制御は、表示アドレス制御部330によって、サ
ブフィールド毎に個別に実行され、該サブフィールドに
関連しないメモリブロックは読出し禁止状態に設定され
る。これにより、必要なメモリブロックのみアクセスさ
れるから、消費電力が低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気光学装置の駆
動に用いて好適な電気光学装置の駆動方法、電気光学装
置の駆動回路および電気光学装置に関する。
【0002】
【背景技術】電気光学装置、例えば、電気光学材料とし
て液晶を用いた液晶表示装置は、陰極線管(CRT)に
代わるディスプレイデバイスとして、各種情報処理機器
の表示部や液晶テレビなどに広く用いられている。ここ
で、従来の電気光学装置は、例えば、次のように構成さ
れている。すなわち、従来の電気光学装置は、マトリク
ス状に配列した画素電極と、この画素電極に接続された
TFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)の
ようなスイッチング素子などが設けられた素子基板と、
画素電極に対向する対向電極が形成された対向基板と、
これら両基板との問に充填された電気光学材料たる液晶
とから構成される。
【0003】そして、このような構成において、走査線
を介してスイッチング素子に走査信号を印加すると、当
該スイッチング素子が導通状態となる。この導通状態の
際に、データ線を介して画素電極に、階調に応じた電圧
の画像信号を印加すると、当該画素電極および対向電極
の間の液晶層に画像信号の電圧に応じた電荷が蓄積され
る。電荷蓄積後、当該スイッチング素子をオフ状態とし
ても、当該液晶層における電荷の蓄積は、液晶層自身の
容量性や蓄積容量などによって維持される。このよう
に、各スイッチング素子を駆動させ、蓄積させる電荷量
を階調に応じて制御すると、画素毎に液晶の配向状態が
変化するので、画素毎に濃度が変化することになる。こ
のため、階調表示することが可能となるのである。
【0004】この際、各画素の液晶層に電荷を蓄積させ
るのは一部の期間で良いため、第1に、走査線駆動回路
によって、各走査線を順次選択するとともに、第2に、
走査線の選択期間において、データ線駆動回路によっ
て、データ線を順次選択し、第3に、選択されたデータ
線に、階調に応じた電圧の画像信号をサンプリングする
構成により、走査線およびデータ線を複数の画素につい
て共通化した時分割マルチプレックス駆動が可能とな
る。
【0005】しかしながら、データ線に印加される画像
信号は、階調に対応する電圧、すなわちアナログ信号で
ある。このため、電気光学装置の周辺回路には、D/A
変換回路やオペアンプなとが必要となるので、装置全体
のコスト高を招致してしまう。くわえて、これらのD/
A変換回路、オペアンプなとの特性や、各種の配線抵抗
などの不均一性に起因して、表示ムラが発生するので、
高品質な表示が極めて困難である、という問題があり、
特に、高精細な表示を行う場合に顕著となる。さらに、
液晶等の電気光学物質において、印加電圧と透過率との
関係は、電気光学物質の種類に応じて相違する。このた
め、電気光学装置を駆動する駆動回路としては、各種の
電気光学装置に対応できる汎用のものが望まれる。
【0006】上述した事情により、本出願人は、1フレ
ームを複数のサブフィールドに分割し、サブフィールド
毎に各画素をオン/オフする技術を開発している。この
技術によれば、各サブフィールド内で画素がオン/オフ
される際の印加電圧は階調に拘らず一定であり、1フレ
ーム内で画素がオン状態になるデューティ比(または電
圧実効値)によって画素の階調が決定される。
【0007】ここで、デューティ比を0〜100%の間
で変化させながら電気光学装置の階調を観察すると、デ
ューティ比0%付近において、デューティ比が変化して
いるにもかかわらず階調が変化しない領域が存在する。
この領域が発生する態様は、液晶の組成に応じて異なる
が、階調が変化しない領域に対応して、指定された階調
に拘らず画素が常にオンまたはオフに設定される期間を
設ける必要がある。
【0008】ここで、必要とされる画像の階調度を2
とした時、1フレーム内に2個のサブフィールドを設
ける方式と、N個のサブフィールドを設ける方式とが考
えられる。前者の方式においては、各サブフィールド期
間はほぼ等しい長さを有するが、電気光学装置の非線形
特性を補償するために、必要に応じてサブフィールド期
間は若干づつ増減される。これにより、前者の方式は電
気光学装置の非線形特性を精密に補償できる点で有利で
ある。
【0009】一方、後者の方式においては、N個のサブ
フィールド期間は、階調データの各ビットに対応付けら
れる。2桁に対応付けられるサブフィールド期間は最
短になり、他のサブフィールドは、対応するビットの桁
数Mに応じて、最短サブフィールド長のほぼ2倍の長
さを有する。後者の方式は前者の方式と比較して、1フ
レーム内における画素のオン/オフ回数を少なくするこ
とができ、消費電力を低く抑えられる点で有利である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、後者の方式
において階調データの1画素を構成するNビットのデー
タは一旦メモリに書き込まれ、対応するサブフィールド
のオン/オフ制御に用いられる。各サブフィールドのオ
ン/オフ制御のために必要なビットは各1ビットである
が、従来のサブフィールド駆動回路においては全Nビッ
トが同時に読出され、この中から必要な1ビットのみが
使用されていた。かかる構成においては、本来必要とさ
れないビットもサブフィールド毎に読み出されるため、
メモリアクセスのための電力が無駄になっていた。この
発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、消費
電力を低減できる電気光学装置の駆動方法、電気光学装
置の駆動回路および電気光学装置を提供することを目的
としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明にあっては、下記構成を具備することを特徴とす
る。なお、括弧内は例示である。請求項1記載の構成に
あっては、1フレームを複数のサブフィールドに分割
し、マトリクス状に配設された複数の画素を該サブフィ
ールド毎にオンまたはオフすることによって階調表示を
行う電気光学装置の駆動方法であって、階調データに基
づいて、前記各サブフィールドに対応する複数のメモリ
ブロックにオンまたはオフ情報を書き込む書込み過程
と、前記各サブフィールド毎に、前記複数のメモリブロ
ックのうち該サブフィールドに対応する一のメモリブロ
ックを読出し状態に設定し、他のメモリブロックを読出
し禁止状態に設定し、該一のメモリブロックから前記オ
ンまたはオフ情報を読み出す読出し過程と、該読出され
たオンまたはオフ情報に基づいて前記各画素のオンまた
はオフを制御する過程とを有することを特徴とする。ま
た、請求項2記載の構成にあっては、複数の走査線(1
12)と複数のデータ線(114)との各交差に対応し
て配設された画素電極(118)と、前記画素電極毎に
設けられ、当該走査線を介して供給される走査信号によ
って、当該データ線と当該画素電極との間を導通させる
スイッチング素子(116)とからなる画素を駆動する
電気光学装置の駆動回路であって、1フレームを分割し
たサブフィールド毎に前記走査信号を前記走査線の各々
に順次供給する走査線駆動回路(130)と、前記各サ
ブフィールドに対応して設けられた複数のメモリブロッ
ク(320,321,322)と、前記各画素の階調に
応じて、前記各画素のオンまたはオフ情報を前記メモリ
ブロックに同時に書き込む書込み制御部(310)と、
前記各サブフィールド毎に、前記複数のメモリブロック
のうち該サブフィールドに対応する一のメモリブロック
を読出し状態に設定し、他のメモリブロックを読出し禁
止状態に設定し、該一のメモリブロックから前記オンま
たはオフ情報を読み出す読出し制御部(330)と、前
記オンまたはオフ情報に基づくデータ信号を、それぞれ
当該画素に対応する走査線に前記走査信号が供給される
期間に、当該画素に対応するデータ線に供給するデータ
線駆動回路(140)と、を具備することを特徴とす
る。また、請求項3記載の構成にあっては、複数の走査
線(112)と、複数のデータ線(114)と、これら
走査線およびデータ線の各交差に対応して配設され画素
を構成する画素電極(118)と、前記画素電極毎に設
けられ、当該走査線を介して供給される走査信号によっ
て、当該データ線と当該画素電極との導通を制御するス
イッチング素子とを備えた素子基板(101)と、前記
画素電極に対して対向配置された対向電極を備える対向
基板と、前記素子基板と前記対向基板との問に挟持され
た電気光学材料(液晶105)と、1フレームを分割し
たサブフィールド毎に前記走査信号を前記走査線の各々
に順次供給する走査線駆動回路(130)と、前記各サ
ブフィールドに対応して設けられた複数のメモリブロッ
ク(320,321,322)と、前記各画素の階調に
応じて、前記各画素のオンまたはオフ情報を前記メモリ
ブロックに同時に書き込む書込み制御部(310)と、
前記各サブフィールド毎に、前記複数のメモリブロック
のうち該サブフィールドに対応する一のメモリブロック
を読出し状態に設定し、他のメモリブロックを読出し禁
止状態に設定し、該一のメモリブロックから前記オンま
たはオフ情報を読み出す読出し制御部(330)と、前
記オンまたはオフ情報に基づくデータ信号を、それぞれ
当該画素に対応する走査線に前記走査信号が供給される
期間に、当該画素に対応するデータ線に供給するデータ
線駆動回路(140)とを具備することを特徴とする。
さらに、請求項4記載の構成にあっては、請求項1記載
の電気光学装置の駆動方法において、サブフィールド期
間を制御する信号に基づいて、前記メモリブロックの読
み出し状態及び読み出し禁止状態を設定する信号を生成
することを特徴とする。さらに、請求項5記載の構成に
あっては、請求項2記載の電気光学装置の駆動回路にお
いて、前記読出し制御部(330)は、サブフィールド
期間を制御する信号に基づいて、前記メモリブロックの
読み出し状態及び読み出し禁止状態を設定する信号を生
成することを特徴とする。さらに、請求項6記載の構成
にあっては、請求項3記載の電気光学装置において、前
記読出し制御部(330)は、サブフィールド期間を制
御する信号に基づいて、前記メモリブロックの読み出し
状態及び読み出し禁止状態を設定する信号を生成するこ
とを特徴とする。さらに、請求項7記載の構成にあって
は、請求項1記載の電気光学装置の駆動方法において、
前記1フレームは、前記複数のサブフィールドと、階調
データにかかわらず前記複数の画素をオン状態に設定す
るオン区間(D_on)とから構成されるものであり、前
記オン区間において前記複数のメモリブロックを読み出
し禁止状態に設定する過程をさらに有することを特徴と
する。さらに、請求項8記載の構成にあっては、請求項
2記載の電気光学装置の駆動回路において、前記1フレ
ームは、前記複数のサブフィールドと、階調データにか
かわらず前記複数の画素をオン状態に設定するオン区間
(D_on)とから構成されるものであり、前記読出し制
御部(330)は、前記オン区間において前記複数のメ
モリブロックを読み出し禁止状態に設定することを特徴
とする。さらに、請求項9記載の構成にあっては、請求
項3記載の電気光学装置において、前記1フレームは、
前記複数のサブフィールドと、階調データにかかわらず
前記複数の画素をオン状態に設定するオン区間(D_o
n)とから構成されるものであり、前記読出し制御部
(330)は、前記オン区間において前記複数のメモリ
ブロックを読み出し禁止状態に設定することを特徴とす
る。また、請求項10記載の構成にあっては、1フレー
ムを複数のサブフィールドに分割し、マトリクス状に配
設された複数の画素を該サブフィールド毎にオンまたは
オフすることによって階調表示を行う電気光学装置の駆
動方法であって、階調データに基づいて、メモリにオン
またはオフ情報を書き込む書込み過程と、前記各サブフ
ィールド毎に、対応するサブフィールドに関するオンま
たはオフ情報のみを前記メモリから読み出す過程と、該
読出されたオンまたはオフ情報に基づいて前記各画素の
オンまたはオフを制御する過程とを有することを特徴と
する。また、請求項11記載の構成にあっては、複数の
走査線(112)と複数のデータ線(114)との各交
差に対応して配設された画素電極(118)と、前記画
素電極毎に設けられ、当該走査線を介して供給される走
査信号によって、当該データ線と当該画素電極との間を
導通させるスイッチング素子(116)とからなる画素
を駆動する電気光学装置の駆動回路であって、1フレー
ムを分割したサブフィールド毎に前記走査信号を前記走
査線の各々に順次供給する走査線駆動回路(130)
と、前記各画素のオンまたはオフ情報を記憶するメモリ
(320,321,322)と、前記各画素の階調に応
じて、前記各画素のオンまたはオフ情報を前記メモリに
書き込む書込み制御部(310)と、前記各サブフィー
ルド毎に、対応するサブフィールドに関するオンまたは
オフ情報のみを前記メモリから読み出す読出し制御部
(330)と、前記オンまたはオフ情報に基づくデータ
信号を、それぞれ当該画素に対応する走査線に前記走査
信号が供給される期間に、当該画素に対応するデータ線
に供給するデータ線駆動回路(140)と、を具備する
ことを特徴とする。また、請求項12記載の構成にあっ
ては、複数の走査線(112)と、複数のデータ線(1
14)と、これら走査線およびデータ線の各交差に対応
して配設され画素を構成する画素電極(118)と、前
記画素電極毎に設けられ、当該走査線を介して供給され
る走査信号によって、当該データ線と当該画素電極との
導通を制御するスイッチング素子とを備えた素子基板
(101)と、前記画素電極に対して対向配置された対
向電極を備える対向基板と、前記素子基板と前記対向基
板との問に挟持された電気光学材料(液晶105)と、
1フレームを分割したサブフィールド毎に前記走査信号
を前記走査線の各々に順次供給する走査線駆動回路(1
30)と、前記各画素のオンまたはオフ情報を記憶する
メモリ(320,321,322)と、前記各画素の階
調に応じて、前記各画素のオンまたはオフ情報を前記メ
モリに書き込む書込み制御部(310)と、前記各サブ
フィールド毎に、対応するサブフィールドに関するオン
またはオフ情報のみを前記メモリから読み出す読出し制
御部(330)と、前記オンまたはオフ情報に基づくデ
ータ信号を、それぞれ当該画素に対応する走査線に前記
走査信号が供給される期間に、当該画素に対応するデー
タ線に供給するデータ線駆動回路(140)と、を具備
することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】1.実施形態の構成 次に、本発明の一実施形態の電気光学装置の構成を図1
を参照し説明する。図において、タイミング信号生成回
路200には、図示せぬ上位装置から垂直同期信号V
s、水平同期信号Hsおよび入力階調データD0〜D2
のドットクロック信号DCLKが供給される。また、発
振回路150は、読み出しタイミングの基本クロックR
CLKをタイミング信号生成回路200に供給する。タ
イミング信号生成回路200は、これらの信号にしたが
って、次に説明する各種のタイミング信号やクロック信
号などを生成するものである。まず、交流化信号FR
は、1フレーム毎に極性反転する信号である。
【0013】駆動信号LCOMは、対向基板の対向電極
に印加される信号であり、本実施形態においては一定電
位(零電位)になる。スタートパルスDYは、各サブフ
ィールドにおいて最初に出力されるパルス信号である。
クロック信号CLYは、走査側(Y側)の水平走査期間
を規定する信号である。ラッチパルスLPは、水平走査
期間の最初に出力されるパルス信号であって、クロック
信号CLYのレベル遷移(すなわち、立ち上がりおよび
立ち下がり)時に出力されるものである。クロック信号
CLXは、表示用のドットクロック信号である。
【0014】−方、素子基板101上における表示領域
101aには、図においてX(行)方向に延在して複数
本の走査線112が形成されている。また、複数本のデ
ータ線114が、Y(列)方向に沿って延在して形成さ
れている。そして、画素110は、走査線112とデー
タ線114との各交差に対応して設けられて、マトリク
ス状に配列されている。ここで、説明の便宜上、本実施
形態では、走査線112の総本数をm本とし、データ線
114の総本数をn本として(m、nはそれぞれ2以上
の整数)、m行×n列のマトリクス型表示装置として説
明するが、本発明をこれに限定する趣旨ではない。
【0015】1.1.<画素の構成>画素110の具体
的な構成としては、例えば、図2(a)に示されるもの
が挙げられる。この構成では、トランジスタ(MOS型
FET)116のゲートが走査線112に、ソースがデ
ータ線114に、ドレインが画素電極118に、それぞ
れ接続されるとともに、画素電極118と対向電極10
8との間に電気光学材料たる液晶105が挟持されて液
晶層が形成されている。ここで、対向電極108は、後
述するように、実際には画素電極118と対向するよう
に対向基板に一面に形成される透明電極である。また、
画素電極118と対向電極108との聞においては蓄積
容量119が形成されて、液晶層に蓄積される電荷のリ
ークを防止している。なお、この実施形態では、蓄積容
量119を画素電極118と対向電極108の間に形成
したが、画素電極118と接地電位GND間や画素電極
118とゲート線間等に形成しても良い。
【0016】ここで、図2(a)に示される構成では、
トランジスタ116として一方のチャネル型のみが用い
られているために、オフセット電圧が必要となるが、図
2(b)に示されるように、Pチャネル型トランジスタ
とNチャネル型トランジスタとを相補的に組み合わせた
構成とすれば、オフセット電圧の影響をキャンセルする
ことができる。ただし、この相補型構成では、走査信号
として互いに排他的レベルを供給する必要が生じるた
め、1行の画素110に対して走査線112a,112
bの2本の走査線が必要となる。
【0017】1.2.<走査線駆動回路130>説明を
再び図1に戻す。走査線駆動回路130は、サブフィー
ルドの最初に供給されるスタートパルスDYをクロック
信号CLYにしたがって転送し、走査線112の各々に
走査信号G1, G2, G3, … ,Gmとして順次排他的に供
給するものである。
【0018】1.3.<データ変換回路300>データ
変換回路300は、ドットクロック信号DCLKに同期
して入力される入力階調データD0〜D2を、クロック
信号CLXに同期する二値信号Dsに変換し出力するも
のである。ここで、データ変換回路300の詳細構成を
図3を参照し説明する。図において320,321,3
22はメモリブロックであり、各々階調データD0,D
1,D2を記憶するために設けられ、素子基板101の
表示領域(m行×n列)に対応して各々m×nビットの
メモリ空間を有する。
【0019】メモリブロック320,321,322
は、書込みおよび読出し動作を非同期に、かつ独立して
実行できるように構成されている。310は書込みアド
レス制御部であり、垂直同期信号Vs、水平同期信号H
sおよびドットクロック信号DCLKに同期して、ライ
トイネーブル信号WEおよび書込みアドレスWADをメ
モリブロック320,321,322に供給する。
【0020】すなわち、書込みアドレス制御部310は
ドットクロック信号DCLKをカウントアップし、この
カウント結果を書込みアドレスWADとして出力すると
ともに、書込みアドレスWADの値が確定する毎にライ
トイネーブル信号WEを出力する。また、書込みアドレ
ス制御部310におけるカウント結果は、垂直同期信号
Vsが入力される毎にリセットされる。これにより、各
メモリブロック320,321,322には、そのm×
nビットのメモリ空間を順次アクセスする書込みアドレ
スWADが供給され、階調データD0〜D2は対応する
メモリブロックの表示位置に応じたアドレスに順次格納
されてゆくことになる。なお、以上のような書き込み制
御のタイミングチャートを図16に示しておく。
【0021】次に、図5,図6を参照し、本実施形態に
おけるサブフィールド駆動の概要を説明しておく。図5
に示すように、各フレームは、階調データに拘らず画素
がオンになるオン区間D_onと、サブフィールドSF
1,SF2,SF3とから構成される。図中の+V,−
Vは液晶のオン電位である。サブフィールドSF2の長
さはサブフィールドSF1のほぼ2倍、サブフィールド
SF3の長さはサブフィールドSF2のほぼ2倍になる
ように設定され、各画素のオン/オフ状態はサブフィー
ルド毎に切り換えられる。ここで、各画素のサブフィー
ルド毎のオン/オフ状態は、階調データの値に応じて図
6の真理値表に示すように設定される。なお、サブフィ
ールド数、サブフィールドの長さは、用途に応じて適宜
設定される。
【0022】図3に戻り、表示アドレス制御部330
は、上記各サブフィールド期間が開始されると、対応す
る表示行のビットデータをアクセスするアドレス信号R
ADを出力する。アドレス信号RADは、クロック信号
CLXに同期し表示列数に応じて「n−1」回インクリ
メントされる。これにより、対応する表示行に対して第
1列〜第n列のビットを順次アクセスするようなアドレ
ス信号RADが出力される。
【0023】また、読出し信号RD0は、サブフィール
ドSF1の間、常にイネーブル状態になる。但し、読出
し信号RD1,RD2はサブフィールドSF1において
は常にオフ状態にされる。これにより、メモリブロック
320のみが読出し可能な状態になり、他のメモリブロ
ックは読出し禁止状態になる。そして、メモリブロック
320から、対応する表示行の第1列〜第n列における
階調データの最下位ビットの階調データD0が読み出さ
れる。
【0024】また、読出し信号RD1は、サブフィール
ドSF2の間、常にイネーブル状態になる。但し、読出
し信号RD0,RD2はサブフィールドSF2において
は常にオフ状態にされる。これにより、メモリブロック
321のみがアクセスされ、階調データの下位より第2
ビットの階調データD1が読み出される。
【0025】同様に、読出し信号RD2は、サブフィー
ルドSF3の間、常にイネーブル状態になる。但し、読
出し信号RD0,RD1はサブフィールドSF3におい
ては常にオフ状態にされる。これにより、メモリブロッ
ク322のみがアクセスされ、最上位ビットの階調デー
タD2が読み出される。なお、以上のような読み出し制
御のタイミングチャートを図12〜15に示しておく。
【0026】このように、本実施形態においては、各サ
ブフィールドSF1,SF2,SF3においてメモリブ
ロック320,321,322の何れか一つのみが択一
的に読み出される。つまり、当該サブフィールド期間に
必要なデータのみが読み出される。よって、余分なデー
タが読み出されないため、従来と比較してデータ読み出
しに必要な電力を低減できるのである。さらに、本実施
形態のように各サブフィールドに対応したメモリブロッ
クを設けることにより、対象となるサブフィールドに関
連しないメモリブロックが読み出されることが防止さ
れ、メモリブロック320,321,322をアクセス
するための電力が著しく低減されることが解る。
【0027】また、オン区間D_onが開始されると、ク
ロック信号CLXのn周期の期間、オン信号S_onがH
レベルに固定される。そして、オア回路332は、これ
ら階調データD0,D1,D2およびオン信号S_onの
論理和を二値信号Dsとして出力する。なお、図5では
オン区間D_onは1フレーム期間内に1回設けている
が、複数回に分割して設けてもよい。また、オン区間D
_onだけでなく、オフ区間D_offを併せて設けても良
い。このようにオン区間D_onとオフ区間D_offを両方
設けることにより、1フレーム期間の長さを固定したま
までオン区間D_onの長さを調整することができるよう
になる。
【0028】1.4.<データ線駆動回路140>次
に、データ線駆動回路140は、ある水平走査期間にお
いて二値信号Dsをデータ線114の本数に相当するn
個順次ラッチした後、ラッチしたn個の二値信号Ds
を、次の水平走査期間において、電位選択回路1440
を介して、それぞれ対応するデータ線114にデータ信
号d1, d2, d3, …dnとして一斉に供給するものであ
る。ここで、データ線駆動回路140の具体的な構成
は、図4に示される通りである。すなわち、データ線駆
動回路140は、Xシフトレジスタ1410と、第1の
ラッチ回路1420と、第2のラッチ回路1430と、
電位選択回路1440とから構成されている。
【0029】このうちXシフトレジスタ1410は、水
平走査期間の最初に供給されるラッチパルスLPをクロ
ック信号CLXにしたがって転送し、ラッチ信号S1,
S2,S3, …, Snとして順次排他的に供給するものであ
る。次に、第1のラッチ回路1420は、二値信号Ds
をラッチ信号S1, S2, S3, …, Snの立ち下がりにお
いて順次ラッチするものである。そして、第2のラッチ
回路1430は、第1のラッチ回路1420によりラッ
チされた二値信号Dsの各々をラッチパルスLPの立ち
下がりにおいて一斉にラッチし、電位選択回路1440
に転送する。
【0030】電位選択回路1440は、交流化信号FR
に基づいてこれらのラッチした二値信号を電位に変換
し、データ信号d1, d2, d3, …,dnとしてデータ線
114に印加するものである。すなわち、交流化信号F
RがLレベルであれば、データ信号d1, d2, d3, …
dnのHレベルは電位V1に、Lレベルは零電位に変換さ
れる。一方、交流化信号FRがHレベルであれば、デー
タ信号d1, d2, d3,…dnのHレベルは電位−V1に、
Lレベルは零電位に変換される。
【0031】1.5.<液晶装置の構成>上述した電気
光学装置の構造について、図7(a),(b)を参照して説明
する。ここで、同図(a)は、電気光学装置100の構成
を示す平面図であり、同図(b)は、同図(a)におけるA−
A´線の断面図である。これらの図に示されるように、
電気光学装置100は、画素電極118などが形成され
た素子基板101と、対向電極108などが形成された
対向基板102とが、互いにシール材104によって一
定の間隙を保って貼り合わせられるとともに、この間隙
に電気光学材料としての液晶105が挟持された構造と
なっている。なお、実際には、シール材104には切欠
部分があって、ここを介して液晶105が封入された
後、封止材により封止されるが、これらの図においては
省略されている。
【0032】ここで、素子基板101は、上述したよう
に半導体基板であるため不透明である。このため、画素
電極118は、アルミニウムなどの反射性金属から形成
されて、電気光学装置100は、反射型として用いられ
ることになる。これに対して、対向基板102は、ガラ
スなどから構成されるので透明である。
【0033】さて、素子基板101において、シール材
104の内側かつ表示領域101aの外側領域には、遮
光膜106が設けられている。この遮光膜106が形成
される領域内のうち、領域130aには走査線駆動回路
130が形成され、また領域140aにはデータ線駆動
回路140が形成されている。すなわち、遮光膜106
は、この領域に形成される駆動回路に光が入射するのを
防止している。この遮光膜106には、対向電極108
とともに、駆動信号LCOMが印加される構成となって
いる。このため、遮光膜106が形成された領域では、
液晶層への印加電圧がほほゼロとなるので、画素電極1
18の電圧無印加状態と同じ表示状態となる。
【0034】また、素子基板101において、データ線
駆動回路140が形成される領域140a外側であっ
て、シール材104を隔てた領域107には、複数の接
続端子が形成されて、外側からの制御信号や電源などを
入力する構成となっている。一方、対向基板102の対
向電極108は、基板貼合部分における4隅のうち、少
なくとも1箇所において設けられた導通材(図示省略)
によって、素子基板101における遮光膜106および
接続端子と電気的な導通が図られている。すなわち、駆
動信号LCOMは、素子基板101に設けられた接続端
子を介して、遮光膜106に、さらに、導通材を介して
対向電極108に、それぞれ印加される構成となってい
る。
【0035】ほかに、対向基板102には、電気光学装
置100の用途に応じて、例えば、直視型であれば、第
1に、ストライプ状や、モザイク状、トライアングル状
等に配列したカラーフィルタが設けられ、第2に、例え
ば、金属材料や樹脂などからなる遮光膜(ブラックマト
リクス)が設けられる。なお、色光変調の用途の場合に
は、例えば、後述するプロジェクタのライトバルブとし
て用いる場合には、カラーフィルタは形成されない。ま
た、直視型の場合、電気光学装置100に光を対向基板
102側から照射するフロントライトが必要に応じて設
けられる。くわえて、素子基板101およげ対向基板1
02の電極形成面には、それぞれ所定の方向にラビング
処理された配向膜(図示省略)など設けられて、電圧無
印加状態における液晶分子の配向方向を規定する一方、
対向基板102の側には、配向方向に応じた偏光子(図
示省略)が設けられる。ただし、液晶105として、高
分子中に微小粒として分散させた高分子分散型液晶を用
いれば、前述の配向膜や偏光子などが不要となる結果、
光利用効率が高まるので、高輝度化や低消費電力化など
の点において有効である。
【0036】2.実施形態の動作 次に、上述した実施形態に係る電気光学装置の動作につ
いて説明する。図8は、この電気光学装置の動作を説明
するためのタイミングチャートである。まず、交流化信
号FRは、1フレーム(1F)ごとに極性反転する信号
である。一方、スタートパルスDYは、オン区間D_on
および各サブフィールドの開始時に供給される。
【0037】ここで、交流化信号FRがLレベルとなる
1フレーム(1F)において、スタートパルスDYが供
給されると、走査線駆動回路130(図1参照)におけ
るクロック信号CLYにしたがった転送によって、走査
信号G1, G2, G3, … ,Gmが期間(t)に順次排他的
に出力される。なお、期間(t)は、最も短いサブフィ
ールドSF1よりもさらに短い期間に設定されている。
【0038】さて走査信号G1, G2, G3, … ,Gmは、
それぞれクロック信号CLYの半周期に相当するパルス
幅を有し、また、上から数えて1本目の走査線112に
対応する走査信号G1は、スタートパルスDYが供給さ
れた後、クロック信号CLYが最初に立ち上がってか
ら、少なくともクロック信号CLYの半周期だけ遅延し
て出力される構成となっている。したがって、スタート
パルスDYが供給されてから、走査信号G1が出力され
るまでに、ラッチパルスLPの1ショット(G0)がデ
ータ線駆動回路140に供給されることになる。
【0039】そこで、このラッチパルスLPの1ショッ
ト(G0)が供給された場合について検討してみる。ま
ず、このラッチパルスLPの1ショット(G0)がデー
タ線駆動回路140に供給されると、データ線駆動回路
140(図4参照)におけるクロック信号CLXにした
がった転送によって、ラッチ信号S1, S2, S3, …,S
nが水平走査期間(1H)に順次排他的に出力される。
なお、ラッチ信号S1,S2, S3, …, Snは、それぞれ
クロック信号CLXの半周期に相当するパルス幅を有し
ている。
【0040】この際、図4における第1のラッチ回路1
420は、ラッチ信号S1の立ち下がりにおいて、上か
ら数えて1本目の走査線112と、左から数えて1本目
のデータ線114との交差に対応する画素110への二
値信号Dsをラッチし、次に、ラッチ信号S2の立ち下
がりにおいて、上から数えて1本目の走査線112と、
左から数えて2本目のデータ線114との交差に対応す
る画素110への二値信号Dsをラッチし、以下、同様
に、上から数えて1本目の走査線112と、左から数え
てn本目のデータ線114との交差に対応する画素11
0への二値信号Dsをラッチする。
【0041】これにより、まず、図1において上から1
本目の走査線112との交差に対応する画素1行分の二
値信号Dsが、第1のラッチ回路1420により点順次
的にラッチされることになる。なお、データ変換回路3
00は、第1のラッチ回路1420によるラッチのタイ
ミングに合わせて、各画素の階調データD0〜D2を二
値信号Dsに変換して出力することはいうまでもない。
【0042】次に、クロック信号CLYが立ち下がっ
て、走査信号G1が出力されると、図1において上から
数えて1本目の走査線112が選択される結果、当該走
査線112との交差に対応する画素110のトランジス
タ116がすべてオンとなる。一方、当該クロック信号
CLYの立ち下がりによってラッチパルスLPが出力さ
れる。そして、このラッチパルスLPの立ち下がりタイ
ミングにおいて、第2のラッチ回路1430は、第1の
ラッチ回路1420によって点順次的にラッチされた二
値信号Dsを、電位選択回路1440を介して、対応す
るデータ線114の各々にデータ信号d1, d2, d3,
…,dnとして一斉に供給する。このため、上から数えて
1行目の画素110においては、データ信号d1, d2,
d3, …,dnの書込が同時に行われることとなる。
【0043】この書込と並行して、図1において上から
2本目の走査線112との交差に対応する画素1行分の
二値信号Dsが、第1のラッチ回路1420により点順
次的にラッチされる。そして、以降同様な動作が、m本
目の走査線112に対応する走査信号Gmが出力される
まで繰り返される。すなわち、ある走査信号Gi(i
は、1≦i≦mを満たす整数)が出力される1水平走査
期間(1H)においては、i本目の走査繰112に対応
する画素110の1行分に対するデータ信号d1,d2,
d3, …,dnの書込と、(i+1)本目の走査線112
に対応する画素110の1行分に対する二値信号Dsの
点順次的なラッチとが並行して行われることになる。な
お、画素110に書き込まれたデータ信号は、次のサブ
フィールドSf2における書込まで保持される。
【0044】以下同様な動作が、オン区間D_onおよび
サブフィールドの開始を規定するスタートパルスDYが
供給される毎に繰り返される。但し、オン区間D_onに
おいては、二値信号Dsのレベルは常にHレベルであ
る。さらに、1フレーム経過後、交流化信号FRがHレ
ベルに反転した場合においても、各サブフィールドにお
いて同様な動作が繰り返される。
【0045】3.電子機器の具体例 3.1.<プロジェクタ>次に、上述した電気光学装置
を具体的な電子機器に用いた例のいくつかについて説明
する。まず、上記実施形態に係る電気光学装置をライト
バルブとして用いたプロジェクタについて説明する。図
9は、このプロジェクタの構成を示す平面図である。こ
の図に示されるように、プロジェクタ1100内部に
は、偏光照明装置1110がシステム光軸PLに沿って
配置されている。この偏光照明装置1110において、
ランプ1112からの出射光は、リフレクタ1114に
よる反射で略平行な光束となって、第1のインテグレー
タレンズ1120に入射する。これにより、ランプ11
12からの出射光は、複数の中間光束に分割される。こ
の分割された中間光束は、第2のインテグレータレンズ
を光入射側に有する偏光変換素子1130によって、偏
光方向がほぼ揃った一種類の偏光光束(s偏光光束)に
変換されて、偏光照明装置1110から出射されること
となる。
【0046】さて、偏光照明装置1110から出射され
たs偏光光束は、偏光ビームスプリッタ1140のs偏
光光束反射面1141によって反射される。この反射光
束のうち、青色光(B)の光束がダイクロイックミラー
1151の青色光反射層にて反射され、反射型の電気光
学装置100Bによって変調される。また、ダイクロイ
ックミラー1151の青色光反射層を透過した光束のう
ち、赤色光(R)の光束は、ダイクロイックミラー11
52の赤色光反射層にて反射され、反射型の電気光学装
置100Rによって変調される。一方、ダイクロイック
ミラー1151の青色光反射層を透過した光束のうち、
緑色光(G)の光束は、ダイクロイックミラー1152
の赤色光反射層を透過して、反射型の電気光学装置10
0Gによって変調される。
【0047】このようにして、電気光学装置100R,
100G,100Bによってそれぞれ色光変調された赤
色、緑色、青色の光は、ダイクロイックミラー115
2、1151、偏光ビームスプリッタ1140によって
順次合成された後、投写光学系1160によって、スク
リーン1170に投写されることとなる。なお、電気光
学装置100R、100Bおよび100Gには、ダイク
ロイックミラー1151、1152によって、R、G、
Bの各原色に対応する光束が入射するので、カラーフィ
ルタは必要ない。
【0048】3.2.<モバイル型コンピュータ>次
に、上記電気光学装置を、モバイル型のパーソナルコン
ピュータに適用した例について説明する。図10は、こ
のパーソナルコンピュータの構成を示す正面図である。
図において、モバイル型コンピュータ1200は、キー
ボード1202を備えた本体部1204と、表示ユニッ
ト1206とから構成されている。この表示ユニット1
206は、先に述べた電気光学装置100の前面にフロ
ントライトを付加することにより構成されている。な
お、この構成では、電気光学装置100を反射直視型と
して用いることになるので、画素電極118において、
反射光が様々な方向に散乱するように、凹凸が形成され
る構成が望ましい。
【0049】モバイル型コンピュータにおいては、ユー
ザがキーボード1202等を一定時間操作しなかった場
合は、省電力モードに移行する。この場合、表示ユニッ
ト1206には「POWER SAVE」のような省電力表示が行
われる。かかる表示を行う場合には階調数を高くする必
要が無いため、モバイル型コンピュータにおいて動作す
るデバイスドライバ(ソフトウエア)の制御の下、例え
ば階調数「2」を指定する階調数選択信号が保持回路2
40に供給される。
【0050】3.3.<携帯電話器>さらに、上記電気
光学装置を、携帯電話器に適用した例について説明す
る。図11は、この携帯電話器の構成を示す斜視図であ
る。図において、携帯電話器1300は、複数の操作ボ
タン1302のほか、受話口1304、送話口1306
とともに、電気光学装置100を備えるものである。こ
の電気光学装置100にも、必要に応じてその前面にフ
ロントライトが設けられる。また、この構成でも電気光
学装置100が反射直視型として用いられることになる
ので、画素電極118に凹凸が形成される構成が望まし
い。
【0051】3.4.<その他>電子機器としては、以
上説明した他にも、液晶テレビや、ビューファインダ
型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲ
ーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロ
セッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端
末、タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。そ
して、これらの各種電子機器に対して、上述した電気光
学装置が適用可能なのは言うまでもない。
【0052】4.変形例 本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、
例えば以下のように種々の変形が可能である。 (1)上述した実施形態にあっては、必要とされる画像
の階調度を2(上記例ではN=3)とした時、N=3
個のサブフィールドを設ける方式について説明したが、
=8個のサブフィールドを設ける方式も採用でき
る。この際、メモリブロック320,321,322に
代えて、 3ビットの階調データを、8個のサブフィールドのオ
ン/オフを示す8ビットのデータに変換するデコーダ
と、 これら8ビットのデータを各々格納する、m×nビッ
トの8個のメモリブロックとをデータ変換回路300に
設けるとよい。
【0053】(2)上述した実施形態にあっては、交流
化信号FRを1フレームの周期で極性反転することとし
たが、本発明は、これに限られず、例えば、2フレーム
以上の周期で極性反転する構成としても良い。ただし、
上述した実施形態において、データ変換回路300は、
スタートパルスDYをカウントするとともに、当該カウ
ント結果を交流化信号FRの遷移によってリセットする
ことで、現状のサブフィールドを認識する構成としたの
で、交流化信号FRを2フレーム以上の周期で極性反転
する場合には、フレームを規定するための何らかの信号
を与える必要が生じる。
【0054】(3)上記実施形態において対向電極10
8に印加する駆動信号LCOMは零電位であったが、各
画素に印加される電圧はトランジスタ116の特性、蓄
積容量119や液晶の容量等によって、電圧がシフトす
る場合がある。この様な場合には、対向電極108に印
加する駆動信号LCOMのレベルを電圧のシフト量に応
じてずらしてもよい。
【0055】(4)また、上記実施形態においては、電
気光学装置を構成する素子基板101を半導体基板と
し、ここに、画素電極118に接続されるトランジスタ
116や、駆動回路の構成素子などを、MOS型FET
で形成したが、本発明は、これに限られない。例えば、
素子基板101を、ガラスや石英などの非晶質基板と
し、ここに半導体簿膜を堆積してTFTを形成する構成
としても良い。このようにTFTを用いると、素子基板
101として透明基板を用いることができる。また、走
査線駆動回路130やデータ線駆動回路140は外付け
の構成としてもよい。さらに、タイミング信号生成回路
200、データ変換回路300、およびデータ線駆動回
路140を1チップにまとめたり、他の回路をまとめる
ような構成も可能である。
【0056】(5)さらに、上記実施形態は本発明を液
晶を用いた電気光学装置に適用した例を説明したが、他
の電気光学装置、特に、オンまたはオフの2値的な表示
を行う画素を用いて、階調表示を行う電気光学装置のす
べてに適用可能である。このような電気光学装置として
はエレクトロルミネッセンス装置やプラズマディスプレ
イなどが考えられる。特に有機ELの場合は、液晶のよ
うな交流駆動をする必要が無く、極性反転をしなくて良
い。
【0057】(6)上記実施形態においては、走査信号
G1, G2, G3, … ,Gmを順次排他的に出力することに
よって走査線112を上から順に選択する例を挙げた
が、走査線112の選択順序はこれに限定されるもので
はなく、例えば走査信号を「G1,G11, G21, … ,G
2, G12, G22, … ,G3, G13, G23, … 」の如く、
複数ライン毎に飛ばしながら出力し、1サブフィールド
内で全ラインの走査線112を選択するようにしてもよ
い。
【0058】以上説明したように、各サブフィールド毎
に、複数のメモリブロックのうち該サブフィールドに対
応する一のメモリブロックを読出し状態に設定し、他の
メモリブロックを読出し禁止状態に設定し、該一のメモ
リブロックからオンまたはオフ情報を読み出すから、メ
モリアクセスのための電力を有効に活用することがで
き、消費電力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の電気光学装置の電気的
構成を示すブロック図である。
【図2】 上記実施形態における画素の構成例を示す図
である。
【図3】 上記実施形態におけるデータ変換回路300
のブロック図である。
【図4】 上記実施形態におけるデータ線駆動回路14
0のブロック図である。
【図5】 上記実施形態における階調データと画素電極
118への印加波形との関係を示すタイミングチャート
である。
【図6】 上記実施形態における階調データと画素電極
118への印加波形との関係を示す真理値表である。
【図7】 上記実施形態における電気光学装置の構造図
である。
【図8】 上記実施形態の電気光学装置のタイミングチ
ャートである。
【図9】 同電気光学装置を適用した電子機器の一例た
るプロジェクタ1100の構成を示す図である。
【図10】 同電気光学装置を適用した電子機器の一例
たるモバイル型コンピュータ1200の正面図である。
【図11】 同電気光学装置を適用した電子機器の一例
たる携帯電話器1300の斜視図である。
【図12】 データ変換回路300の読み出し制御のタ
イミングチャートである。
【図13】 データ変換回路300の読み出し制御のタ
イミングチャートである。
【図14】 データ変換回路300の読み出し制御のタ
イミングチャートである。
【図15】 データ変換回路300の読み出し制御のタ
イミングチャートである。
【図16】 データ変換回路300の書き込み制御のタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
101……素子基板 101a……表示領域 105……液晶 108……対向電極 112……走査線 114……データ線 116……トランジスタ 118……画素電極 119……蓄積容量 130……走査線駆動回路 140……データ線駆動回路 200……タイミング信号生成回路 300……データ変換回路 310……書込みアドレス制御部(書込み制御部) 320,321,322……メモリブロック 330……表示アドレス制御部(読出し制御部) 332……オア回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/30 G09G 3/36 3/36 3/28 K (72)発明者 伊藤 昭彦 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 石井 良 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2H093 NA16 NA31 NA55 NA80 NC13 NC15 NC22 NC23 NC34 ND39 NE03 NG02 5C006 AA14 AF03 AF04 AF06 AF51 AF68 BB16 BC03 BC12 BF02 BF03 BF04 BF24 EC11 FA47 FA56 5C080 AA10 BB05 DD26 EE29 FF11 GG12 JJ02 JJ03 JJ04 JJ06

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1フレームを複数のサブフィールドに分
    割し、マトリクス状に配設された複数の画素を該サブフ
    ィールド毎にオンまたはオフすることによって階調表示
    を行う電気光学装置の駆動方法であって、 階調データに基づいて、前記各サブフィールドに対応す
    る複数のメモリブロックにオンまたはオフ情報を書き込
    む書込み過程と、 前記各サブフィールド毎に、前記複数のメモリブロック
    のうち該サブフィールドに対応する一のメモリブロック
    を読出し状態に設定し、他のメモリブロックを読出し禁
    止状態に設定し、該一のメモリブロックから前記オンま
    たはオフ情報を読み出す読出し過程と、 該読出されたオンまたはオフ情報に基づいて前記各画素
    のオンまたはオフを制御する過程とを有することを特徴
    とする電気光学装置の駆動方法。
  2. 【請求項2】 複数の走査線と複数のデータ線との各交
    差に対応して配設された画素電極と、前記画素電極毎に
    設けられ、当該走査線を介して供給される走査信号によ
    って、当該データ線と当該画素電極との間を導通させる
    スイッチング素子とからなる画素を駆動する電気光学装
    置の駆動回路であって、 1フレームを分割したサブフィールド毎に前記走査信号
    を前記走査線の各々に順次供給する走査線駆動回路と、 前記各サブフィールドに対応して設けられた複数のメモ
    リブロックと、 前記各画素の階調に応じて、前記各画素のオンまたはオ
    フ情報を前記メモリブロックに同時に書き込む書込み制
    御部と、 前記各サブフィールド毎に、前記複数のメモリブロック
    のうち該サブフィールドに対応する一のメモリブロック
    を読出し状態に設定し、他のメモリブロックを読出し禁
    止状態に設定し、該一のメモリブロックから前記オンま
    たはオフ情報を読み出す読出し制御部と、 前記オンまたはオフ情報に基づくデータ信号を、それぞ
    れ当該画素に対応する走査線に前記走査信号が供給され
    る期間に、当該画素に対応するデータ線に供給するデー
    タ線駆動回路と、 を具備することを特徴とする電気光学装置の駆動回路。
  3. 【請求項3】 複数の走査線と、複数のデータ線と、こ
    れら走査線およびデータ線の各交差に対応して配設され
    画素を構成する画素電極と、前記画素電極毎に設けら
    れ、当該走査線を介して供給される走査信号によって、
    当該データ線と当該画素電極との導通を制御するスイッ
    チング素子とを備えた素子基板と、 前記画素電極に対して対向配置された対向電極を備える
    対向基板と、 前記素子基板と前記対向基板との問に挟持された電気光
    学材料と、 1フレームを分割したサブフィールド毎に前記走査信号
    を前記走査線の各々に順次供給する走査線駆動回路と、 前記各サブフィールドに対応して設けられた複数のメモ
    リブロックと、 前記各画素の階調に応じて、前記各画素のオンまたはオ
    フ情報を前記メモリブロックに同時に書き込む書込み制
    御部と、 前記各サブフィールド毎に、前記複数のメモリブロック
    のうち該サブフィールドに対応する一のメモリブロック
    を読出し状態に設定し、他のメモリブロックを読出し禁
    止状態に設定し、該一のメモリブロックから前記オンま
    たはオフ情報を読み出す読出し制御部と、 前記オンまたはオフ情報に基づくデータ信号を、それぞ
    れ当該画素に対応する走査線に前記走査信号が供給され
    る期間に、当該画素に対応するデータ線に供給するデー
    タ線駆動回路とを具備することを特徴とする電気光学装
    置。
  4. 【請求項4】 サブフィールド期間を制御する信号に基
    づいて、前記メモリブロックの読み出し状態及び読み出
    し禁止状態を設定する信号を生成することを特徴とする
    請求項1記載の電気光学装置の駆動方法。
  5. 【請求項5】 前記読出し制御部は、サブフィールド期
    間を制御する信号に基づいて、前記メモリブロックの読
    み出し状態及び読み出し禁止状態を設定する信号を生成
    することを特徴とする請求項2記載の電気光学装置の駆
    動回路。
  6. 【請求項6】 前記読出し制御部は、サブフィールド期
    間を制御する信号に基づいて、前記メモリブロックの読
    み出し状態及び読み出し禁止状態を設定する信号を生成
    することを特徴とする請求項3記載の電気光学装置。
  7. 【請求項7】 前記1フレームは、前記複数のサブフィ
    ールドと、階調データにかかわらず前記複数の画素をオ
    ン状態に設定するオン区間とから構成されるものであ
    り、 前記オン区間において前記複数のメモリブロックを読み
    出し禁止状態に設定する過程をさらに有することを特徴
    とする請求項1記載の電気光学装置の駆動方法。
  8. 【請求項8】 前記1フレームは、前記複数のサブフィ
    ールドと、階調データにかかわらず前記複数の画素をオ
    ン状態に設定するオン区間とから構成されるものであ
    り、 前記読出し制御部は、前記オン区間において前記複数の
    メモリブロックを読み出し禁止状態に設定することを特
    徴とする請求項2記載の電気光学装置の駆動回路。
  9. 【請求項9】 前記1フレームは、前記複数のサブフィ
    ールドと、階調データにかかわらず前記複数の画素をオ
    ン状態に設定するオン区間とから構成されるものであ
    り、 前記読出し制御部は、前記オン区間において前記複数の
    メモリブロックを読み出し禁止状態に設定することを特
    徴とする請求項3記載の電気光学装置。
  10. 【請求項10】 1フレームを複数のサブフィールドに
    分割し、マトリクス状に配設された複数の画素を該サブ
    フィールド毎にオンまたはオフすることによって階調表
    示を行う電気光学装置の駆動方法であって、 階調データに基づいて、メモリにオンまたはオフ情報を
    書き込む書込み過程と、 前記各サブフィールド毎に、対応するサブフィールドに
    関するオンまたはオフ情報のみを前記メモリから読み出
    す過程と、 該読出されたオンまたはオフ情報に基づいて前記各画素
    のオンまたはオフを制御する過程とを有することを特徴
    とする電気光学装置の駆動方法。
  11. 【請求項11】 複数の走査線と複数のデータ線との各
    交差に対応して配設された画素電極と、前記画素電極毎
    に設けられ、当該走査線を介して供給される走査信号に
    よって、当該データ線と当該画素電極との間を導通させ
    るスイッチング素子とからなる画素を駆動する電気光学
    装置の駆動回路であって、 1フレームを分割したサブフィールド毎に前記走査信号
    を前記走査線の各々に順次供給する走査線駆動回路と、 前記各画素のオンまたはオフ情報を記憶するメモリと、 前記各画素の階調に応じて、前記各画素のオンまたはオ
    フ情報を前記メモリに書き込む書込み制御部と、 前記各サブフィールド毎に、対応するサブフィールドに
    関するオンまたはオフ情報のみを前記メモリから読み出
    す読出し制御部と、 前記オンまたはオフ情報に基づくデータ信号を、それぞ
    れ当該画素に対応する走査線に前記走査信号が供給され
    る期間に、当該画素に対応するデータ線に供給するデー
    タ線駆動回路と、 を具備することを特徴とする電気光学装置の駆動回路。
  12. 【請求項12】 複数の走査線と、複数のデータ線と、
    これら走査線およびデータ線の各交差に対応して配設さ
    れ画素を構成する画素電極と、前記画素電極毎に設けら
    れ、当該走査線を介して供給される走査信号によって、
    当該データ線と当該画素電極との導通を制御するスイッ
    チング素子とを備えた素子基板と、 前記画素電極に対して対向配置された対向電極を備える
    対向基板と、 前記素子基板と前記対向基板との問に挟持された電気光
    学材料と、 1フレームを分割したサブフィールド毎に前記走査信号
    を前記走査線の各々に順次供給する走査線駆動回路と、 前記各画素のオンまたはオフ情報を記憶するメモリと、 前記各画素の階調に応じて、前記各画素のオンまたはオ
    フ情報を前記メモリに書き込む書込み制御部と、 前記各サブフィールド毎に、対応するサブフィールドに
    関するオンまたはオフ情報のみを前記メモリから読み出
    す読出し制御部と、 前記オンまたはオフ情報に基づくデータ信号を、それぞ
    れ当該画素に対応する走査線に前記走査信号が供給され
    る期間に、当該画素に対応するデータ線に供給するデー
    タ線駆動回路と、 を具備することを特徴とする電気光学装置。
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