JP2002181396A - 低温蓄熱式冷却システム及びユニットクーラー - Google Patents

低温蓄熱式冷却システム及びユニットクーラー

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JP2002181396A
JP2002181396A JP2000375858A JP2000375858A JP2002181396A JP 2002181396 A JP2002181396 A JP 2002181396A JP 2000375858 A JP2000375858 A JP 2000375858A JP 2000375858 A JP2000375858 A JP 2000375858A JP 2002181396 A JP2002181396 A JP 2002181396A
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temperature
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Toshiyuki Morita
敏之 森田
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Nakano Refrigerators Co Ltd
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/22Refrigeration systems for supermarkets

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力のピークシフトやピークカットを図りな
がら、追掛運転の効率向上を図り、電力消費量の更なる
削減を図ることができる低温蓄熱式冷却システム及び該
低温蓄熱式冷却システムに好適なユニットクーラーを提
供する。 【解決手段】 蓄熱タンク11、蓄熱用冷凍機12、ユ
ニットクーラー14、蓄熱用熱交換器15、熱交換器循
環ポンプ17及び冷蔵庫側循環ポンプ18を有する蓄熱
冷却部と、追掛用冷凍機31及び追掛運転用ユニットク
ーラー32を有する直接冷却部とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低温蓄熱式冷却シ
ステム及びユニットクーラーに関し、詳しくは、冷凍倉
庫や低温物流センター等の低温作業場や荷捌き場におい
て多く用いられている低温蓄熱式冷却システムに関する
とともに、該システムに使用するユニットクーラーに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、各種冷却システムにおける電
力のピークシフトやピークカットを図るため、夜間電力
を利用して蓄熱用冷凍機を運転し、発生した冷熱を氷や
ブライン等に蓄積(蓄熱)し、昼間には蓄熱用冷凍機を
停止した状態で氷やブラインに蓄積した冷熱を利用して
冷却運転(放冷運転)を行うようにした蓄熱式冷却シス
テムが広く行われている。空調等の比較的高い温度帯で
は、氷蓄熱によって効率のよいシステムを構築すること
ができるが、冷凍倉庫の低温作業場等の比較的低い温度
帯では、ブラインと呼ばれる低温蓄熱剤を使用してマイ
ナス温度域での蓄熱を行う低温蓄熱式冷却システムが採
用されている。
【0003】図6は、ブラインを使用した従来の低温蓄
熱式冷却システムの一般的な構成を示す系統図である。
この冷却システムは、ブラインを貯留する蓄熱タンク1
1と、ブラインに冷熱を蓄熱するための蓄熱用冷凍機1
2と、夜間の蓄熱運転時及び昼間の追掛運転時にブライ
ンを冷却するための追掛用冷凍機13と、ブラインの冷
熱を冷却対象、例えば冷蔵庫に伝達するためのユニット
クーラー14とを備えている。
【0004】夜間、例えば午後10時から翌朝午前8時
におけるブラインへの冷熱の蓄熱は、蓄熱用冷凍機12
を運転して蓄熱用熱交換器15に膨張弁16で膨張した
低温冷媒を供給するとともに、熱交換器循環ポンプ17
を運転して蓄熱用熱交換器15に蓄熱タンク11内のブ
ラインを循環させることにより、低温冷媒とブラインと
を熱交換させてブラインを所定温度に冷却する。このと
き、冷却対象である冷蔵庫の冷却は、冷蔵庫側循環ポン
プ18を運転して蓄熱タンク11内のブラインをユニッ
トクーラー14のブライン冷却器19に供給し、ファン
20により庫内空気を循環させることによって行われて
いる。そして、ブラインの温度が所定温度より高い期間
には、追掛用冷凍機13を運転して追掛用熱交換器21
に膨張弁22で膨張した低温冷媒を供給し、該追掛用熱
交換器21でブラインと熱交換させてブラインを所定温
度に冷却する追掛運転を行い、これによってユニットク
ーラー14における冷却量を維持し、冷蔵庫内を所定温
度に維持するようにしている。
【0005】昼間、例えば午前8時から午後10時にお
けるの運転は、ブラインに蓄熱した冷熱を放冷すること
によって冷蔵庫内を冷却する放冷運転を基本としてい
る。すなわち、蓄熱用冷凍機12及び熱交換器循環ポン
プ17を停止した状態で冷蔵庫側循環ポンプ18を運転
し、蓄熱タンク11内のブラインをユニットクーラー1
4のブライン冷却器19に供給することによって冷蔵庫
内を冷却する。この放冷運転において、夏期等の大気温
が高くてブラインだけでは冷却能力が不足するときに
は、電力消費量がピークとなる午後1時から午後4時
(ピークカット時間帯)を除く時間帯に前記追掛用冷凍
機13を運転し、追掛用熱交換器21でブラインを過冷
却状態にしてユニットクーラー14に供給することによ
り、蓄熱タンク11内のブラインの温度上昇を防止しな
がら冷蔵庫内を冷却する追掛運転を行うようにしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の追掛運
転は、追掛用冷凍機13の低温冷媒の冷熱を追掛用熱交
換器21でブラインに与え、ブラインの冷熱をユニット
クーラー14から冷蔵庫内に与えるようにしているた
め、追掛用冷凍機13からブラインを介して間接的に冷
蔵庫内を冷却することになる。さらに、蓄熱タンク11
内のブラインの温度上昇を防止するためには、追掛用熱
交換器21でブラインを過冷却状態にしなければならな
い。例えば、冷蔵庫内を0℃に冷却する場合は、ユニッ
トクーラー14におけるブラインの平均温度を−7℃と
し、このときの追掛用冷凍機13の低圧相当飽和温度は
−14℃を必要とする。すなわち、追掛用熱交換器21
に−14℃の低温冷媒を供給可能な能力を有する追掛用
冷凍機を必要とする。また、従来の低温蓄熱式冷却シス
テムでは、ユニットクーラー14に常にブラインを循環
させておく必要があるため、冷蔵庫側循環ポンプ18は
連続運転を行っており、その電力消費量も多大なものと
なっている。
【0007】そこで本発明は、電力のピークシフトやピ
ークカットを図りながら、追掛運転の効率向上を図り、
電力消費量の更なる削減を図ることができる低温蓄熱式
冷却システム及び該低温蓄熱式冷却システムに好適なユ
ニットクーラーを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の低温蓄熱式冷却システムは、夜間に蓄熱用
冷凍機を運転してブラインに冷熱を蓄熱する蓄熱運転を
行い、昼間に前記ブラインの冷熱を利用して冷却対象を
冷却する低温蓄熱式冷却システムにおいて、夜間の蓄熱
運転時等に行う追掛運転時に、前記冷却対象を低温冷媒
で直接冷却する追掛用冷却器を備えた追掛用冷凍機を設
けている。また、前記蓄熱用冷凍機の冷凍サイクルに、
夜間の蓄熱運転時等に行う追掛運転時に、前記冷却対象
を低温冷媒で直接冷却する追掛用冷却器を切替弁を介し
て設けてもよい。さらに、前記追掛用冷却器を、一つの
ユニットクーラー内に前記ブラインが流れる冷却器と併
設することが好ましい。
【0009】また、上記低温蓄熱式冷却システムに用い
る本発明のユニットクーラーは、前記ブラインが流れる
冷却器と前記追掛用冷却器とを送風方向に対して前後に
併設するとともに、送風方向上流側の冷却器の設定温度
を下流側の冷却器の設定温度よりも高くなるように設定
したものであり、特に、送風方向上流側の冷却器の設定
温度を、該冷却器に着霜しない温度に設定し、下流側の
冷却器の設定温度を所定の冷却温度に設定することが最
適であり、この場合、前記冷却器に送風するファンの送
風方向を切替可能に形成してもよい。また、一つのフィ
ンコイル内に前記ブラインが流れる配管と前記追掛用冷
凍機の低温冷媒が流れる配管とを混在配置することもで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の低温蓄熱式冷却シ
ステムの第1形態例を示す系統図である。なお、以下の
説明において、前記従来例としてあげたシステムの構成
要素と同一の構成要素には同一の符号を付して詳細な説
明は省略する。
【0011】本形態例に示す低温蓄熱式冷却システム
は、従来と同様の蓄熱タンク11、蓄熱用冷凍機12、
ユニットクーラー14、蓄熱用熱交換器15、熱交換器
循環ポンプ17及び冷蔵庫側循環ポンプ18を有する蓄
熱冷却部と、この蓄熱冷却部とは別系統で独立した状態
で設置された追掛用冷凍機31及び追掛運転用ユニット
クーラー32を有する直接冷却部とにより形成されてい
る。蓄熱冷却部は、従来と同様に、夜間にブラインへの
蓄熱運転を行い、昼間にブラインの放冷運転を行うこと
によって冷蔵庫(冷却対象)の冷却を行う。一方、前記
直接冷却部は、従来の追掛運転と同様の運転を行うが、
従来はブラインを介して間接的に庫内空気を冷却してい
たのに対し、この直接冷却部は、追掛用冷凍機31の膨
張弁33で膨張降温した低温冷媒を追掛運転用ユニット
クーラー32の追掛用冷却器34に供給し、ファン35
により循環する庫内空気を直接冷却するようにしてい
る。
【0012】すなわち、本形態例に示す低温蓄熱式冷却
システムにおいて、夜間の蓄熱運転は、蓄熱用冷凍機1
2及び熱交換器循環ポンプ17を運転して蓄熱タンク1
1内のブラインを蓄熱用冷凍機12の低温冷媒によって
冷却するだけの運転を行い、冷蔵庫側循環ポンプ18は
停止してユニットクーラー14を使用したブラインによ
る冷蔵庫の冷却運転は行わず、冷蔵庫内の冷却は、追掛
用冷凍機31を運転し、該追掛用冷凍機31の低温冷媒
を追掛運転用ユニットクーラー32に供給することによ
って直接冷却部でのみ行う。
【0013】また、昼間の電力ピーク時には、冷蔵庫側
循環ポンプ18を運転して蓄熱タンク11内のブライン
をユニットクーラー14のブライン冷却器19に供給
し、ファン20により庫内空気を循環させることによる
放冷運転で行い、蓄熱用冷凍機12及び熱交換器循環ポ
ンプ17は停止し、追掛用冷凍機31も原則として停止
する。
【0014】そして、昼間に追掛運転を行うときには、
冷蔵庫側循環ポンプ18を停止し、追掛用冷凍機31を
運転して直接冷却部のみで庫内の冷却を行う。したがっ
て、このときは、追掛用冷凍機31と追掛運転用ユニッ
トクーラー32のファン35とが作動しているのみとな
る。これにより、従来の追掛運転に比べて冷蔵庫側循環
ポンプ18の動力費が削減できるだけでなく、追掛用冷
凍機31の低温冷媒の温度も、従来のようにブラインを
介して間接的に冷却することがなく、庫内空気を直接冷
却するから、低圧相当飽和温度を−7℃に設定すること
ができ、−14℃に設定していた従来の冷凍機に比べて
効率向上が図れるとともに、冷凍機設備容量の削減によ
る設備コスト、運転コストの低減も図れる。また、従来
は24時間連続運転を行っていた冷蔵庫側循環ポンプ1
8は、夜間の蓄熱運転時及び昼間の追掛運転時には停止
させ、ピークカット時間帯の放冷運転における3時間の
みの運転となるので、運転時間を1/8に削減すること
が可能となる。
【0015】図2は本発明の低温蓄熱式冷却システムの
第2形態例を示す系統図である。本形態例は、前記第1
形態例のシステムに加えて、前記蓄熱用冷凍機12の冷
凍サイクルを構成する高圧配管12aに、切替弁41を
介して接続する追掛運転用ユニットクーラー42を設置
したものである。したがって、冷蔵庫内には、ブライン
を冷却源とする第1のユニットクーラー14と、前記追
掛用冷凍機31の低温冷媒を冷却源とする第2のユニッ
トクーラー(追掛運転用ユニットクーラー)32と、本
形態例で追加した第3のユニットクーラー(追掛運転用
ユニットクーラー)42とが設置されることになる。
【0016】夜間の蓄熱運転時には、切替弁41を蓄熱
用熱交換器15側に切替えた状態で蓄熱用冷凍機12及
び熱交換器循環ポンプ17を運転し、蓄熱タンク11内
のブラインを蓄熱用冷凍機12の低温冷媒によって冷却
するとともに、追掛用冷凍機31を運転して該追掛用冷
凍機31の低温冷媒により追掛運転用ユニットクーラー
32を介して庫内空気の冷却を行う。
【0017】また、昼間の放冷運転時には、冷蔵庫側循
環ポンプ18を運転して蓄熱タンク11内のブラインに
よりユニットクーラー14を介して庫内空気を冷却す
る。このとき、蓄熱用冷凍機12及び熱交換器循環ポン
プ17は停止し、追掛用冷凍機31も原則として停止す
る。
【0018】そして、昼間の追掛運転時には、切替弁4
1を追掛運転用ユニットクーラー42側に切替えた状態
で蓄熱用冷凍機12を運転し、膨張弁43で膨張降温し
た該蓄熱用冷凍機12の低温冷媒を追掛運転用ユニット
クーラー42の追掛用冷却器44に供給し、ファン45
により循環する庫内空気を直接冷却する。また、追掛用
冷凍機31も運転し、該追掛用冷凍機31の低温冷媒に
より追掛運転用ユニットクーラー32を介して庫内空気
を冷却する。なお、蓄熱用冷凍機12の能力や庫内温度
の状況により、夜間の蓄熱運転時に切替弁41を適宜切
替えてブラインへの蓄熱運転と庫内温度の冷却とを交互
に行うことが可能ならば、追掛用冷凍機31を省略して
蓄熱用冷凍機12のみで蓄熱運転と追掛運転とを行うこ
とも可能である。
【0019】図3は本発明の低温蓄熱式冷却システムの
第3形態例を示す系統図であり、図4はこの形態例で用
いている本発明のユニットクーラーの第1形態例を示す
概略断面図である。本形態例では、図1に示した冷却シ
ステムと同様に、蓄熱冷却部と直接冷却部とを有する低
温蓄熱式冷却システムにおいて、冷蔵庫内に設置するユ
ニットクーラー51内に、前記ブラインが流れる冷却器
(ブライン冷却器)52と、前記追掛用冷凍機31の低
温冷媒が流れる冷却器(追掛用冷却器)53とを、ファ
ン54の送風方向に対して直列に併設したものである。
なお、夜間の蓄熱運転、昼間の放冷運転、昼夜の追掛運
転は、前記形態例と同様に行えるので、その説明は省略
する。
【0020】このように、一つのユニットクーラー51
内に両冷却器52,53を併設することにより、前記形
態例に比べて冷蔵庫内に設置するユニットクーラーの台
数を削減することができる。また、放冷運転と追掛運転
とを同時に行う場合は、送風方向に対して上流側の冷却
器の設定温度を下流側の冷却器の設定温度よりも高く設
定することにより、ユニットクーラー内を流れる庫内空
気との温度差を効率よく取ることができる。特に、送風
方向上流側の冷却器の設定温度を、該冷却器に着霜しな
い程度の温度に設定し、この上流側冷却器で除湿した
後、所定の冷却温度に設定した送風方向下流側の冷却器
で庫内空気を所定温度に冷却することにより、両冷却器
への着霜量を大幅に低減することができる。
【0021】さらに、運転切換時には、今まで運転して
いた冷却器に付着している霜の融解熱を冷却に有効に利
用することができる。このとき、ファン54を逆回転さ
せて送風方向を図4に矢印A,Bで示すように切替えて
着霜した冷却器を上流側にすることにより、前記融解熱
の利用や該冷却器の除霜を効率よく行うことができる。
なお、図2に示した冷却システムのように、蓄熱用冷凍
機12にも追掛運転用の冷媒冷却器を設ける場合は、3
個の冷却器を併設することも可能である。
【0022】図5は本発明のユニットクーラーの第2形
態例を示す概略断面図である。このユニットクーラー6
1は、一つのフィンコイル62内に前記ブラインが流れ
る配管(黒丸で図示)63と、前記追掛用冷凍機の低温
冷媒が流れる配管(白丸で図示)64とを混在配置した
ものである。このように、両配管63,64を混在配置
することにより、実質的なフィン面積を拡大することが
でき、伝熱性能の向上が図れるとともに、フィン表面へ
の着霜が分散することにより、除霜サイクルの延長を図
ることもできる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の低温蓄熱
式冷却システムによれば、追掛運転を低温冷媒によって
冷却対象を直接冷却するので、ブラインを介して間接的
に冷却を行う従来のシステムに比べて冷却効率を大幅に
向上させることができるとともに、設備コストや動力コ
ストの削減も図れる。また、この低温蓄熱式冷却システ
ムに本発明のユニットクーラーを用いることにより、ユ
ニットクーラーの設置数を削減できるだけでなく、庫内
空気の冷却を効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の低温蓄熱式冷却システムの第1形態例
を示す系統図である。
【図2】本発明の低温蓄熱式冷却システムの第2形態例
を示す系統図である。
【図3】本発明の低温蓄熱式冷却システムの第3形態例
を示す系統図である。
【図4】本発明のユニットクーラーの第1形態例を示す
概略断面図である。
【図5】本発明のユニットクーラーの第2形態例を示す
概略断面図である。
【図6】ブラインを使用した従来の低温蓄熱式冷却シス
テムの一般的な構成を示す系統図である。
【符号の説明】
11 蓄熱タンク 12 蓄熱用冷凍機 12a 高圧配管 14 ユニットクーラー 15 蓄熱用熱交換器 16 膨張弁 17 熱交換器循環ポンプ 18 冷蔵庫側循環ポンプ 19 ブライン冷却器 20 ファン 31 追掛用冷凍機 32 追掛運転用ユニットクーラー 33 膨張弁 34 追掛用冷却器 35 ファン 41 切替弁 42 追掛運転用ユニットクーラー 43 膨張弁 44 追掛用冷却器 45 ファン 51 ユニットクーラー 52 ブライン冷却器 53 追掛用冷却器 54 ファン 61 ユニットクーラー 62 フィンコイル 63 ブラインが流れる配管 64 低温冷媒が流れる配管

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夜間に蓄熱用冷凍機を運転してブライン
    に冷熱を蓄熱する蓄熱運転を行い、昼間に前記ブライン
    の冷熱を利用して冷却対象を冷却する低温蓄熱式冷却シ
    ステムにおいて、 夜間の蓄熱運転時等に行う追掛運転時に、前記冷却対象
    を低温冷媒で直接冷却する追掛用冷却器を備えた追掛用
    冷凍機を設けたことを特徴とする低温蓄熱式冷却システ
    ム。
  2. 【請求項2】 夜間に蓄熱用冷凍機を運転してブライン
    に冷熱を蓄熱する蓄熱運転を行い、昼間に前記ブライン
    の冷熱を利用して冷却対象を冷却する低温蓄熱式冷却シ
    ステムにおいて、 前記蓄熱用冷凍機の冷凍サイクルに、夜間の蓄熱運転時
    等に行う追掛運転時に前記冷却対象を低温冷媒で直接冷
    却する追掛用冷却器を、切替弁を介して設けたことを特
    徴とする低温蓄熱式冷却システム。
  3. 【請求項3】 前記追掛用冷却器は、一つのユニットク
    ーラー内に前記ブラインが流れる冷却器と併設されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の低温蓄熱式冷
    却システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の低温蓄熱式冷却システム
    に用いるユニットクーラーであって、該ユニットクーラ
    ーは、前記ブラインが流れる冷却器と前記追掛用冷却器
    とを送風方向に対して前後に併設するとともに、送風方
    向上流側の冷却器の設定温度を下流側の冷却器の設定温
    度よりも高くなるように設定したことを特徴とするユニ
    ットクーラー。
  5. 【請求項5】 前記送風方向上流側の冷却器の設定温度
    を、該冷却器に着霜しない温度に設定し、下流側の冷却
    器の設定温度を所定の冷却温度に設定したことを特徴と
    する請求項4記載のユニットクーラー。
  6. 【請求項6】 前記冷却器に送風するファンの送風方向
    が切替可能に形成されていることを特徴とする請求項4
    記載のユニットクーラー。
  7. 【請求項7】 請求項3記載の低温蓄熱式冷却システム
    に用いるユニットクーラーであって、該ユニットクーラ
    ーは、フィンコイル内に前記ブラインが流れる配管と前
    記追掛用冷凍機の低温冷媒が流れる配管とを混在配置し
    ていることを特徴とするユニットクーラー。
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CN104197567A (zh) * 2014-08-27 2014-12-10 无锡溥汇机械科技有限公司 一种风冷分体式冰水机精密热交换系统

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