JPH10122607A - 航空機用地上空調システム - Google Patents
航空機用地上空調システムInfo
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- JPH10122607A JPH10122607A JP8278144A JP27814496A JPH10122607A JP H10122607 A JPH10122607 A JP H10122607A JP 8278144 A JP8278144 A JP 8278144A JP 27814496 A JP27814496 A JP 27814496A JP H10122607 A JPH10122607 A JP H10122607A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64F—GROUND OR AIRCRAFT-CARRIER-DECK INSTALLATIONS SPECIALLY ADAPTED FOR USE IN CONNECTION WITH AIRCRAFT; DESIGNING, MANUFACTURING, ASSEMBLING, CLEANING, MAINTAINING OR REPAIRING AIRCRAFT, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; HANDLING, TRANSPORTING, TESTING OR INSPECTING AIRCRAFT COMPONENTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B64F1/00—Ground or aircraft-carrier-deck installations
- B64F1/36—Other airport installations
- B64F1/362—Installations for supplying conditioned air to parked aircraft
Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、より低温度の冷風供給を可能と
し、運転コストも削減できる航空機用地上空調システム
を提供することを課題とする。 【解決手段】 ブラインチラーユニット1により潜熱利
用型ブライン蓄熱槽3内の潜熱利用型ブラインを冷却し
て蓄熱する。エアハンドリングユニット12からの冷房
要求に応じて、潜熱利用型ブラインポンプ5により潜熱
利用型ブラインが潜熱利用型ブライン蓄熱槽3から熱交
換器8へと送られ、ここでブラインと熱交換し、これに
より冷却されたブラインが往ヘッダー9を介して各エア
ハンドリングユニット12へ供給され、外気が冷却され
て航空機へ送られる。ブラインチラーユニット1を運転
してブラインを冷却し、チラーポンプ4でエアハンドリ
ングユニット12へ供給することもできる。
し、運転コストも削減できる航空機用地上空調システム
を提供することを課題とする。 【解決手段】 ブラインチラーユニット1により潜熱利
用型ブライン蓄熱槽3内の潜熱利用型ブラインを冷却し
て蓄熱する。エアハンドリングユニット12からの冷房
要求に応じて、潜熱利用型ブラインポンプ5により潜熱
利用型ブラインが潜熱利用型ブライン蓄熱槽3から熱交
換器8へと送られ、ここでブラインと熱交換し、これに
より冷却されたブラインが往ヘッダー9を介して各エア
ハンドリングユニット12へ供給され、外気が冷却され
て航空機へ送られる。ブラインチラーユニット1を運転
してブラインを冷却し、チラーポンプ4でエアハンドリ
ングユニット12へ供給することもできる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スポットに駐機
中の航空機に空調のための冷温風を供給する航空機用地
上空調システムに関する。
中の航空機に空調のための冷温風を供給する航空機用地
上空調システムに関する。
【0002】
【従来の技術】スポットに駐機中の航空機に必要な空調
として、航空機の補助エンジンによる自力の空調を行う
と、排気ガスが多量に排出されて地上の環境汚染を引き
起こす問題がある。そこで、地上施設から航空機に冷温
風を供給する航空機用地上空調システムが提案されてい
る。
として、航空機の補助エンジンによる自力の空調を行う
と、排気ガスが多量に排出されて地上の環境汚染を引き
起こす問題がある。そこで、地上施設から航空機に冷温
風を供給する航空機用地上空調システムが提案されてい
る。
【0003】このような航空機用地上空調システムとし
て、従来、実用新案登録3013892号、実公昭60
−32835号、実開平6−81900号などに記載の
ものが挙げられるが、これらはいずれも蓄熱方式を採る
ものではない。
て、従来、実用新案登録3013892号、実公昭60
−32835号、実開平6−81900号などに記載の
ものが挙げられるが、これらはいずれも蓄熱方式を採る
ものではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】蓄熱方式による空調シ
ステムにおいては、空調負荷のない夜間に安価な深夜電
力を利用して冷凍機を運転し、その冷凍能力で水等の蓄
熱媒体の潜熱を利用して蓄熱を行うことができる。そし
て、昼間負荷が発生したときに、蓄熱した氷の融解熱を
負荷のピークカットを中心に使用し、不足分は冷凍機を
運転して冷房を行う。
ステムにおいては、空調負荷のない夜間に安価な深夜電
力を利用して冷凍機を運転し、その冷凍能力で水等の蓄
熱媒体の潜熱を利用して蓄熱を行うことができる。そし
て、昼間負荷が発生したときに、蓄熱した氷の融解熱を
負荷のピークカットを中心に使用し、不足分は冷凍機を
運転して冷房を行う。
【0005】しかしながら、蓄熱媒体として水を使用す
る氷蓄熱方式では、凝固温度が0℃であるため、技術的
に7℃以下の冷房は不可能である。航空機用地上空調シ
ステムでは、エアハンドリングユニットから航空機への
冷風の供給温度が2〜3℃を要求されることから、−3
〜−5℃のブラインをエアハンドリングユニットに送る
必要があり、このため氷蓄熱方式はプレクールとしてし
か使えないという問題点があった。
る氷蓄熱方式では、凝固温度が0℃であるため、技術的
に7℃以下の冷房は不可能である。航空機用地上空調シ
ステムでは、エアハンドリングユニットから航空機への
冷風の供給温度が2〜3℃を要求されることから、−3
〜−5℃のブラインをエアハンドリングユニットに送る
必要があり、このため氷蓄熱方式はプレクールとしてし
か使えないという問題点があった。
【0006】この発明は、氷点より低いマイナス温度域
で蓄熱可能な潜熱利用型ブラインを蓄熱媒体として使用
することにより、より低温度の冷風供給を可能とし、運
転コストも削減できる航空機用地上空調システムを提供
することを目的とする。
で蓄熱可能な潜熱利用型ブラインを蓄熱媒体として使用
することにより、より低温度の冷風供給を可能とし、運
転コストも削減できる航空機用地上空調システムを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る航空機用
地上空調システムは、蓄熱媒体として氷点より低い凝固
温度を有する潜熱利用型ブラインを収容する蓄熱槽と、
蓄熱槽内の潜熱利用型ブラインを冷却して蓄熱させる冷
凍機と、蓄熱槽内から潜熱利用型ブラインを送り出して
蓄熱槽へ戻す潜熱利用型ブライン循環系統と、潜熱利用
型ブライン循環系統で循環される潜熱利用型ブラインの
冷熱により外気を冷却して航空機へ供給するエアハンド
リングユニットとを備えたものである。
地上空調システムは、蓄熱媒体として氷点より低い凝固
温度を有する潜熱利用型ブラインを収容する蓄熱槽と、
蓄熱槽内の潜熱利用型ブラインを冷却して蓄熱させる冷
凍機と、蓄熱槽内から潜熱利用型ブラインを送り出して
蓄熱槽へ戻す潜熱利用型ブライン循環系統と、潜熱利用
型ブライン循環系統で循環される潜熱利用型ブラインの
冷熱により外気を冷却して航空機へ供給するエアハンド
リングユニットとを備えたものである。
【0008】エアハンドリングユニットにブラインを循
環させるブライン循環系統と、潜熱利用型ブライン循環
系統で循環される潜熱利用型ブラインとブライン循環系
統で循環されるブラインとの間で熱交換を行う熱交換器
とをさらに備え、エアハンドリングユニットが、ブライ
ン循環系統で循環されるブラインと外気との間で熱交換
を行うようにすることができる。この場合、さらに、ブ
ライン循環系統が、冷凍機にブラインを循環させる補助
的な循環ラインを有してもよい。
環させるブライン循環系統と、潜熱利用型ブライン循環
系統で循環される潜熱利用型ブラインとブライン循環系
統で循環されるブラインとの間で熱交換を行う熱交換器
とをさらに備え、エアハンドリングユニットが、ブライ
ン循環系統で循環されるブラインと外気との間で熱交換
を行うようにすることができる。この場合、さらに、ブ
ライン循環系統が、冷凍機にブラインを循環させる補助
的な循環ラインを有してもよい。
【0009】また、エアハンドリングユニットが、潜熱
利用型ブライン循環系統で循環される潜熱利用型ブライ
ンと外気との間で熱交換を行うようにすることもでき
る。この場合、さらに、潜熱利用型ブライン循環系統
が、冷凍機に潜熱利用型ブラインを循環させる補助的な
循環ラインを有してもよい。
利用型ブライン循環系統で循環される潜熱利用型ブライ
ンと外気との間で熱交換を行うようにすることもでき
る。この場合、さらに、潜熱利用型ブライン循環系統
が、冷凍機に潜熱利用型ブラインを循環させる補助的な
循環ラインを有してもよい。
【0010】潜熱利用型ブラインとしては、無機塩化合
物の共晶水溶液を用いることができる。
物の共晶水溶液を用いることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図1にこの発明の実施の形
態に係る航空機用地上空調システムの一例を示す。図1
において、1はブラインチラーユニット、2は空気熱交
換器、3は潜熱利用型ブライン蓄熱槽、4はチラーポン
プ、5は潜熱利用型ブラインポンプ、6a及び6bはブ
ラインポンプ、7は空気ポンプ、8は潜熱利用型ブライ
ン−ブライン熱交換器、9は往ヘッダー、10は還ヘッ
ダー、11はブライン膨張タンク、12は複数のエアハ
ンドリングユニット、13は増設ダクトをそれぞれ示し
ている。
付図面に基づいて説明する。図1にこの発明の実施の形
態に係る航空機用地上空調システムの一例を示す。図1
において、1はブラインチラーユニット、2は空気熱交
換器、3は潜熱利用型ブライン蓄熱槽、4はチラーポン
プ、5は潜熱利用型ブラインポンプ、6a及び6bはブ
ラインポンプ、7は空気ポンプ、8は潜熱利用型ブライ
ン−ブライン熱交換器、9は往ヘッダー、10は還ヘッ
ダー、11はブライン膨張タンク、12は複数のエアハ
ンドリングユニット、13は増設ダクトをそれぞれ示し
ている。
【0012】図1に示された航空機用地上空調システム
は、基本的に、潜熱利用型ブライン系統、ブライン系
統、及び冷媒系統の三つの系統からなっている。
は、基本的に、潜熱利用型ブライン系統、ブライン系
統、及び冷媒系統の三つの系統からなっている。
【0013】まず、潜熱利用型ブライン系統は、氷点よ
り低い凝固温度を有する潜熱利用型ブラインが収容され
た潜熱利用型ブライン蓄熱槽3を具備している。この蓄
熱槽3内に収容された潜熱利用型ブラインは、ブライン
チラーユニット1から供給される冷媒により、氷点以下
の所定の温度にまで冷却され、冷熱を蓄積する。冷却さ
れた潜熱利用型ブラインは、潜熱利用型ブラインポンプ
5により潜熱利用型ブラインラインを通って、潜熱利用
型ブライン−ブライン熱交換器8ヘ導かれる。潜熱利用
型ブライン−ブライン熱交換器8において、ブライン系
統内のブラインへ冷熱を移転させた潜熱利用型ブライン
は、戻りラインを通って潜熱利用型ブライン蓄熱槽3へ
戻される。このように、潜熱利用型ブライン系統では潜
熱利用型ブラインの循環が行われる。
り低い凝固温度を有する潜熱利用型ブラインが収容され
た潜熱利用型ブライン蓄熱槽3を具備している。この蓄
熱槽3内に収容された潜熱利用型ブラインは、ブライン
チラーユニット1から供給される冷媒により、氷点以下
の所定の温度にまで冷却され、冷熱を蓄積する。冷却さ
れた潜熱利用型ブラインは、潜熱利用型ブラインポンプ
5により潜熱利用型ブラインラインを通って、潜熱利用
型ブライン−ブライン熱交換器8ヘ導かれる。潜熱利用
型ブライン−ブライン熱交換器8において、ブライン系
統内のブラインへ冷熱を移転させた潜熱利用型ブライン
は、戻りラインを通って潜熱利用型ブライン蓄熱槽3へ
戻される。このように、潜熱利用型ブライン系統では潜
熱利用型ブラインの循環が行われる。
【0014】なお、潜熱利用型ブライン蓄熱槽3には空
気ポンプ7が接続されており、この空気ポンプ7によっ
て潜熱利用型ブライン蓄熱槽3内へ空気を送ることによ
り、蓄熱槽3内の潜熱利用型ブラインを撹拌することが
できる。このようにして潜熱利用型ブラインを随時撹拌
することにより、蓄熱槽3内に均一な熱分布が達成され
る。
気ポンプ7が接続されており、この空気ポンプ7によっ
て潜熱利用型ブライン蓄熱槽3内へ空気を送ることによ
り、蓄熱槽3内の潜熱利用型ブラインを撹拌することが
できる。このようにして潜熱利用型ブラインを随時撹拌
することにより、蓄熱槽3内に均一な熱分布が達成され
る。
【0015】本発明で使用される、氷点より低い温度で
凍結する潜熱利用型ブラインとしては、無機塩化合物の
共晶水溶液、例えば硝酸ソーダ及び/又は硝酸カリを使
用することができる。また、潜熱利用型ブラインは適当
な防食剤などの添加剤を含んでいてもよい。このような
潜熱利用型ブラインとして、特開平2−214793
号、特開平4−225088号、特開平4−27758
9号、特開平4−327790号、特開平5−3998
8号、特開平6−50686号、特開平6−58686
号等に記載の潜熱利用型ブラインが好ましく用いられ
る。
凍結する潜熱利用型ブラインとしては、無機塩化合物の
共晶水溶液、例えば硝酸ソーダ及び/又は硝酸カリを使
用することができる。また、潜熱利用型ブラインは適当
な防食剤などの添加剤を含んでいてもよい。このような
潜熱利用型ブラインとして、特開平2−214793
号、特開平4−225088号、特開平4−27758
9号、特開平4−327790号、特開平5−3998
8号、特開平6−50686号、特開平6−58686
号等に記載の潜熱利用型ブラインが好ましく用いられ
る。
【0016】次に、ブライン系統は、潜熱利用型ブライ
ンから、あるいは潜熱利用型ブラインとブラインチラー
ユニット1から冷熱を受け取ったブラインを航空機が駐
機するスポットに設けられた複数のエアハンドリングユ
ニット12へ供給する循環ラインである。ブラインはブ
ライン系統中に設けられたブラインポンプ6a及び6b
によりラインを循環する。ブラインは、潜熱利用型ブラ
イン−ブライン熱交換器8で潜熱利用型ブラインより冷
熱を移転された後、往ヘッダー9へ送られ、さらに各エ
アハンドリングユニット12へと送られる。各エアハン
ドリングユニット12は、循環的に供給されるブライン
によって空気を冷却し、送風ファンで航空機へ冷風を供
給する。各エアハンドリングユニット12から戻された
ブラインは、環ヘッダー10に送られ、さらに潜熱利用
型ブライン−ブライン熱交換器8へ送られる。
ンから、あるいは潜熱利用型ブラインとブラインチラー
ユニット1から冷熱を受け取ったブラインを航空機が駐
機するスポットに設けられた複数のエアハンドリングユ
ニット12へ供給する循環ラインである。ブラインはブ
ライン系統中に設けられたブラインポンプ6a及び6b
によりラインを循環する。ブラインは、潜熱利用型ブラ
イン−ブライン熱交換器8で潜熱利用型ブラインより冷
熱を移転された後、往ヘッダー9へ送られ、さらに各エ
アハンドリングユニット12へと送られる。各エアハン
ドリングユニット12は、循環的に供給されるブライン
によって空気を冷却し、送風ファンで航空機へ冷風を供
給する。各エアハンドリングユニット12から戻された
ブラインは、環ヘッダー10に送られ、さらに潜熱利用
型ブライン−ブライン熱交換器8へ送られる。
【0017】各エアハンドリングユニット12において
は、エア系統は基本的に1パス方式で、外気は送風ファ
ンによりエアハンドリングユニット12内に取り込ま
れ、ここでフィンキューブ内を流れるブラインと熱交換
され、+2℃程度まで冷却される。冷却されたエアは、
増設ダクト13あるいはフレキシブルダクトを通り、冷
風として航空機へ供給される。
は、エア系統は基本的に1パス方式で、外気は送風ファ
ンによりエアハンドリングユニット12内に取り込ま
れ、ここでフィンキューブ内を流れるブラインと熱交換
され、+2℃程度まで冷却される。冷却されたエアは、
増設ダクト13あるいはフレキシブルダクトを通り、冷
風として航空機へ供給される。
【0018】ブライン系統で用いられるブラインとして
は、エチレングリコール又はプロピレングリコールを主
体とする溶液を用いることができる。
は、エチレングリコール又はプロピレングリコールを主
体とする溶液を用いることができる。
【0019】ブライン系統は、補助的な循環ラインとし
て、ブラインチラーユニット1で冷却されたブライン
を、チラーポンプ4により往ヘッダー9を経て各エアハ
ンドリングユニット12へ送り、環ヘッダー10を経て
ブラインチラーユニット1へ戻すラインを有している。
て、ブラインチラーユニット1で冷却されたブライン
を、チラーポンプ4により往ヘッダー9を経て各エアハ
ンドリングユニット12へ送り、環ヘッダー10を経て
ブラインチラーユニット1へ戻すラインを有している。
【0020】冷媒系統は、ブラインチラーユニット1、
空気熱交換器2及び潜熱利用型ブライン蓄熱槽3との間
を循環する冷媒ラインからなり、潜熱利用型ブライン及
びブラインを所定温度まで冷却することができる。な
お、冷媒系統としては、ブラインチラーユニット1から
の冷熱供給のほかに、例えば地域熱供給システム等から
の冷熱供給も可能である。
空気熱交換器2及び潜熱利用型ブライン蓄熱槽3との間
を循環する冷媒ラインからなり、潜熱利用型ブライン及
びブラインを所定温度まで冷却することができる。な
お、冷媒系統としては、ブラインチラーユニット1から
の冷熱供給のほかに、例えば地域熱供給システム等から
の冷熱供給も可能である。
【0021】次に、この実施の形態に係る航空機用地上
空調システムの運転方法について説明する。ここで、ブ
ラインチラーユニット1として冷媒HFC−134aを
用いる冷凍機、例えば空冷セパレート型スクリュー冷凍
機を使用し、潜熱利用型ブラインとして凝固/融解温度
が−5℃の共晶無機塩水溶液を使用し、潜熱利用型ブラ
イン蓄熱槽3としてスタティック型直膨式蓄熱槽を使用
し、潜熱利用型ブライン−ブライン熱交換器8としてプ
レート熱交換器を使用した。
空調システムの運転方法について説明する。ここで、ブ
ラインチラーユニット1として冷媒HFC−134aを
用いる冷凍機、例えば空冷セパレート型スクリュー冷凍
機を使用し、潜熱利用型ブラインとして凝固/融解温度
が−5℃の共晶無機塩水溶液を使用し、潜熱利用型ブラ
イン蓄熱槽3としてスタティック型直膨式蓄熱槽を使用
し、潜熱利用型ブライン−ブライン熱交換器8としてプ
レート熱交換器を使用した。
【0022】この発明の航空機用地上空調システムに
は、蓄熱運転、放熱運転、追従運転の3パターンの運転
方式がある。
は、蓄熱運転、放熱運転、追従運転の3パターンの運転
方式がある。
【0023】蓄熱運転は、ブラインチラーユニット1に
より潜熱利用型ブライン蓄熱槽3内の潜熱利用型ブライ
ンを冷却し、潜熱利用型ブライン蓄熱槽3内の冷却管の
外表面に潜熱利用型ブラインを凝固させて設定された蓄
熱量まで蓄熱する運転方式である。このとき、チラーポ
ンプ4、潜熱利用型ブラインポンプ5、ブラインポンプ
6a及び6bは停止状態とされる。
より潜熱利用型ブライン蓄熱槽3内の潜熱利用型ブライ
ンを冷却し、潜熱利用型ブライン蓄熱槽3内の冷却管の
外表面に潜熱利用型ブラインを凝固させて設定された蓄
熱量まで蓄熱する運転方式である。このとき、チラーポ
ンプ4、潜熱利用型ブラインポンプ5、ブラインポンプ
6a及び6bは停止状態とされる。
【0024】放熱運転は、エアハンドリングユニット1
2からの冷房要求に応じて、潜熱利用型ブラインポンプ
5により潜熱利用型ブラインを潜熱利用型ブライン系統
内で循環させると共にブラインポンプ6a及び6bによ
りブラインをブライン系統内で循環させる運転方式であ
る。潜熱利用型ブラインは潜熱利用型ブライン蓄熱槽3
から−3.5℃の温度で潜熱利用型ブライン−ブライン
熱交換器8へと送られ、ここでブラインと熱交換し、こ
れにより−2℃に冷却されたブラインが往ヘッダー9を
介して各エアハンドリングユニット12へ供給される。
2からの冷房要求に応じて、潜熱利用型ブラインポンプ
5により潜熱利用型ブラインを潜熱利用型ブライン系統
内で循環させると共にブラインポンプ6a及び6bによ
りブラインをブライン系統内で循環させる運転方式であ
る。潜熱利用型ブラインは潜熱利用型ブライン蓄熱槽3
から−3.5℃の温度で潜熱利用型ブライン−ブライン
熱交換器8へと送られ、ここでブラインと熱交換し、こ
れにより−2℃に冷却されたブラインが往ヘッダー9を
介して各エアハンドリングユニット12へ供給される。
【0025】例えば、潜熱利用型ブラインは4170リ
ットル/分の流量で、ブラインは4240リットル/分
の流量でそれぞれ循環され、外気温度38℃のエアハン
ドリングユニット12から温度3℃に冷却された冷風が
航空機へ送られる。
ットル/分の流量で、ブラインは4240リットル/分
の流量でそれぞれ循環され、外気温度38℃のエアハン
ドリングユニット12から温度3℃に冷却された冷風が
航空機へ送られる。
【0026】追従運転は、ブラインチラーユニット1を
運転してブラインを冷却し、チラーポンプ4でエアハン
ドリングユニット12へ供給する運転方式である。この
追従運転は放熱運転と同時に運転することも可能であ
り、放熱運転のみでは1日の負荷に対応できない場合に
有効となる。ブラインは、例えば1070リットル/分
の流量でブラインチラーユニット1へ流される。
運転してブラインを冷却し、チラーポンプ4でエアハン
ドリングユニット12へ供給する運転方式である。この
追従運転は放熱運転と同時に運転することも可能であ
り、放熱運転のみでは1日の負荷に対応できない場合に
有効となる。ブラインは、例えば1070リットル/分
の流量でブラインチラーユニット1へ流される。
【0027】この発明の他の実施の形態に係る航空機用
地上空調システムを図2に示す。図2において、図1に
示した部材と同一の部材には図1と同一の参照番号が付
されている。この図2の空調システムは、ブライン系統
を有さず、潜熱利用型ブライン系統及び冷媒系統から基
本的に構成される。
地上空調システムを図2に示す。図2において、図1に
示した部材と同一の部材には図1と同一の参照番号が付
されている。この図2の空調システムは、ブライン系統
を有さず、潜熱利用型ブライン系統及び冷媒系統から基
本的に構成される。
【0028】潜熱利用型ブライン系統は、氷点より低い
凝固温度を有する潜熱利用型ブラインが収容された潜熱
利用型ブライン蓄熱槽3を具備している。この蓄熱槽3
内に収容された潜熱利用型ブラインは、ブラインチラー
ユニット1から供給される冷媒により、氷点以下の所定
の温度にまで冷却され、冷熱を蓄積する。冷却された潜
熱利用型ブラインは、潜熱利用型ブラインポンプ5によ
り潜熱利用型ブラインラインを通って、往ヘッダー9へ
送られ、さらに各エアハンドリングユニット12へと送
られる。各エアハンドリングユニット12は、循環的に
供給される潜熱利用型ブラインによって空気を冷却し、
送風ファンで航空機へ冷風を供給する。各エアハンドリ
ングユニット12から戻された潜熱利用型ブラインは、
環ヘッダー10に送られ、さらに潜熱利用型ブライン蓄
熱槽3ヘ送られる。
凝固温度を有する潜熱利用型ブラインが収容された潜熱
利用型ブライン蓄熱槽3を具備している。この蓄熱槽3
内に収容された潜熱利用型ブラインは、ブラインチラー
ユニット1から供給される冷媒により、氷点以下の所定
の温度にまで冷却され、冷熱を蓄積する。冷却された潜
熱利用型ブラインは、潜熱利用型ブラインポンプ5によ
り潜熱利用型ブラインラインを通って、往ヘッダー9へ
送られ、さらに各エアハンドリングユニット12へと送
られる。各エアハンドリングユニット12は、循環的に
供給される潜熱利用型ブラインによって空気を冷却し、
送風ファンで航空機へ冷風を供給する。各エアハンドリ
ングユニット12から戻された潜熱利用型ブラインは、
環ヘッダー10に送られ、さらに潜熱利用型ブライン蓄
熱槽3ヘ送られる。
【0029】各エアハンドリングユニット12において
は、エア系統は基本的に1パス方式で、外気は送風ファ
ンによりエアハンドリングユニット12内に取り込ま
れ、ここでフィンキューブ内を流れる潜熱利用型ブライ
ンと熱交換され、+2℃程度まで冷却される。冷却され
たエアは、増設ダクト13あるいはフレキシブルダクト
を通り、冷風として航空機へ供給される。
は、エア系統は基本的に1パス方式で、外気は送風ファ
ンによりエアハンドリングユニット12内に取り込ま
れ、ここでフィンキューブ内を流れる潜熱利用型ブライ
ンと熱交換され、+2℃程度まで冷却される。冷却され
たエアは、増設ダクト13あるいはフレキシブルダクト
を通り、冷風として航空機へ供給される。
【0030】なお、潜熱利用型ブライン蓄熱槽3には空
気ポンプ7が接続されており、この空気ポンプ7によっ
て潜熱利用型ブライン蓄熱槽3内へ空気を送ることによ
り、蓄熱槽3内の潜熱利用型ブラインを撹拌することが
できる。このようにして潜熱利用型ブラインを随時撹拌
することにより、蓄熱槽3内に均一な熱分布が達成され
る。
気ポンプ7が接続されており、この空気ポンプ7によっ
て潜熱利用型ブライン蓄熱槽3内へ空気を送ることによ
り、蓄熱槽3内の潜熱利用型ブラインを撹拌することが
できる。このようにして潜熱利用型ブラインを随時撹拌
することにより、蓄熱槽3内に均一な熱分布が達成され
る。
【0031】潜熱利用型ブライン系統は、補助的な循環
ラインとして、ブラインチラーユニット1で冷却された
潜熱利用型ブラインを、チラーポンプ4により往ヘッダ
ー9を経て各エアハンドリングユニット12へ送り、環
ヘッダー10を経てブラインチラーユニット1へ戻すラ
インを有している。
ラインとして、ブラインチラーユニット1で冷却された
潜熱利用型ブラインを、チラーポンプ4により往ヘッダ
ー9を経て各エアハンドリングユニット12へ送り、環
ヘッダー10を経てブラインチラーユニット1へ戻すラ
インを有している。
【0032】冷媒系統は、ブラインチラーユニット1、
空気熱交換器2及び潜熱利用型ブライン蓄熱槽3との間
を循環する冷媒ラインからなり、潜熱利用型ブラインを
所定温度まで冷却することができる。なお、冷媒系統と
しては、ブラインチラーユニット1からの冷熱供給のほ
かに、例えば地域熱供給システム等からの冷熱供給も可
能である。
空気熱交換器2及び潜熱利用型ブライン蓄熱槽3との間
を循環する冷媒ラインからなり、潜熱利用型ブラインを
所定温度まで冷却することができる。なお、冷媒系統と
しては、ブラインチラーユニット1からの冷熱供給のほ
かに、例えば地域熱供給システム等からの冷熱供給も可
能である。
【0033】図2の航空機用地上空調システムにおい
て、潜熱利用型ブラインは図1の場合と同じものが用い
られる。図2の航空機用地上空調システムの運転方法
は、図1のシステムに準じて行うことができる。
て、潜熱利用型ブラインは図1の場合と同じものが用い
られる。図2の航空機用地上空調システムの運転方法
は、図1のシステムに準じて行うことができる。
【0034】
【発明の効果】この発明の航空機用地上空調システム
は、航空機の補助エンジンによる自力の空調を用いない
ので、排気ガス等に起因する環境汚染を防止することが
できる。
は、航空機の補助エンジンによる自力の空調を用いない
ので、排気ガス等に起因する環境汚染を防止することが
できる。
【0035】また、この発明の航空機用地上空調システ
ムでは、夜間電力により冷凍機を運転して蓄熱運転を行
い、昼間の冷房供給時は、電力ピーク時間帯は放熱運転
のみで、それ以外の時間は負荷に応じて冷凍機の追従運
転との併用で冷房負荷に対応することができるので、運
転コストの低減に非常に効果的である。
ムでは、夜間電力により冷凍機を運転して蓄熱運転を行
い、昼間の冷房供給時は、電力ピーク時間帯は放熱運転
のみで、それ以外の時間は負荷に応じて冷凍機の追従運
転との併用で冷房負荷に対応することができるので、運
転コストの低減に非常に効果的である。
【図1】この発明の実施の形態に係る航空機用地上空調
システムを示す図である。
システムを示す図である。
【図2】他の実施の形態に係る航空機用地上空調システ
ムを示す図である。
ムを示す図である。
1 ブラインチラーユニット 2 空気熱交換器 3 潜熱利用型ブライン蓄熱槽 4 チラーポンプ 5 潜熱利用型ブラインポンプ 6a,6b ブラインポンプ 7 空気ポンプ 8 潜熱利用型ブライン−ブライン熱交換器 9 往ヘッダー 10 還ヘッダー 11 ブライン膨張タンク 12 エアハンドリングユニット 13 増設ダクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 邦夫 東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭電 化工業株式会社内 (72)発明者 篠田 功 東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭電 化工業株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 駐機中の航空機に空調のための冷温風を
供給する空調システムであって、 蓄熱媒体として氷点より低い凝固温度を有する潜熱利用
型ブラインを収容する蓄熱槽と、 前記蓄熱槽内の潜熱利用型ブラインを冷却して蓄熱させ
る冷凍機と、 前記蓄熱槽内から潜熱利用型ブラインを送り出して前記
蓄熱槽へ戻す潜熱利用型ブライン循環系統と、 前記潜熱利用型ブライン循環系統で循環される潜熱利用
型ブラインの冷熱により外気を冷却して航空機へ供給す
るエアハンドリングユニットとを備えたことを特徴とす
る航空機用地上空調システム。 - 【請求項2】 前記エアハンドリングユニットにブライ
ンを循環させるブライン循環系統と、 前記潜熱利用型ブライン循環系統で循環される潜熱利用
型ブラインと前記ブライン循環系統で循環されるブライ
ンとの間で熱交換を行う熱交換器とを備え、前記エアハ
ンドリングユニットは、前記ブライン循環系統で循環さ
れるブラインと外気との間で熱交換を行うことを特徴と
する請求項1に記載の航空機用地上空調システム。 - 【請求項3】 前記ブライン循環系統は、前記冷凍機に
ブラインを循環させる補助的な循環ラインを有すること
を特徴とする請求項2に記載の航空機用地上空調システ
ム。 - 【請求項4】 前記エアハンドリングユニットは、前記
潜熱利用型ブライン循環系統で循環される潜熱利用型ブ
ラインと外気との間で熱交換を行うことを特徴とする請
求項1に記載の航空機用地上空調システム。 - 【請求項5】 前記潜熱利用型ブライン循環系統は、前
記冷凍機に潜熱利用型ブラインを循環させる補助的な循
環ラインを有することを特徴とする請求項4に記載の航
空機用地上空調システム。 - 【請求項6】 前記潜熱利用型ブラインとして無機塩化
合物の共晶水溶液を用いることを特徴とする請求項1〜
5のいずれか一項に記載の航空機用地上空調システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8278144A JPH10122607A (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | 航空機用地上空調システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8278144A JPH10122607A (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | 航空機用地上空調システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10122607A true JPH10122607A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17593208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8278144A Pending JPH10122607A (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | 航空機用地上空調システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10122607A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1857363A1 (fr) * | 2006-05-19 | 2007-11-21 | Lebrun Nimy | Dispositif de régulation de température |
JP2011052901A (ja) * | 2009-09-02 | 2011-03-17 | Mitsubishi Electric Corp | 氷蓄熱ユニット |
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JP2011208866A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 駐機航空機への冷気供給設備 |
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WO2015136388A1 (en) * | 2014-03-13 | 2015-09-17 | Avicorp Middle East | Independently controlled dual outlet aircraft air unit |
EP2969772A4 (en) * | 2013-03-13 | 2016-11-30 | Smart Climate Scandinavia Ab | AIR CONDITIONING SYSTEM FOR PLANES |
CN110371315A (zh) * | 2019-08-20 | 2019-10-25 | 无锡雪鸥移动空调有限公司 | 蓄冷式低能耗飞机地面空调 |
-
1996
- 1996-10-21 JP JP8278144A patent/JPH10122607A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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