JP2002179530A - 化粧料 - Google Patents
化粧料Info
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Abstract
表面粗さRaが0.3〜0.7μmである化粧料。 【効果】 本発明の化粧料は、肌上でのつき、伸びがよ
く、自然な仕上がりで、しわ、小じわ、毛穴等による肌
の凹凸を見えにくくすることができ、しかもその効果が
長時間にわたって持続し、使用感に優れたものである。
Description
くくすることができ、しかもその効果が長時間にわたっ
て持続する化粧料に関する。
凹凸を見えにくくする化粧料として種々の提案がなされ
ている(特開平3−5412号公報、特開平3−181
411号公報、特開平4−364105号公報、特開平
6−279235号公報、特開平7−277925号公
報、特開平7−316014号公報、特開平8−733
16号公報、特開平8−73317号公報、特開平8−
217636号公報、特開平8−217635号公報
等)。その多くは、二酸化チタンやアルミナ等の屈折率
の高い粉体や球状粉体を配合して、光を散乱することに
より凹凸を見えにくくするものである。
料では、塗布した部分が白浮きしたり、体質顔料がしわ
の中に溜まってしわが目立ち、仕上がりが不自然にな
り、効果も長時間にわたって持続しない等の問題があっ
た。また、更には、ファンデーションを塗布すると、凹
凸を目立たなくする効果が消失したり、仕上がりが汚く
なることもあった。
く、自然な仕上がりで、肌の凹凸を見えにくくすること
ができ、しかもその効果が長時間にわたって持続し、使
用感が良好な、凹凸隠し効果に優れた化粧料を提供する
ことにある。
剤が、層内に粉体を含有する連続皮膜を形成し、その皮
膜が、特定の表面粗さを示す化粧料によって、上記の目
的が達成されることを見出した。
(C): (A)粉体 4〜50重量%、 (B)皮膜形成剤 0.1〜60重量%、 (C)揮発性溶剤 1〜95重量% を含有し、平滑板に塗布して形成される乾燥皮膜表面の
表面粗さRaが0.3〜0.7μmである化粧料を提供
するものである。
としては、化粧料粉体として用いられる球状、略球状、
板状、針状等の種々の形状の粉体を用いることができる
が、特に球状又は略球状の粉体が好ましい。具体的に
は、例えば、シリカ、ゼオライト、硫酸バリウム、窒化
ホウ素、アルミナ、二酸化チタン等の無機粉体;シリコ
ーン樹脂、ポリエチレン樹脂、ウレタン樹脂、ポリ(メ
タ)アクリル酸エステル系共重合体、ポリアミド樹脂、
ポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン
樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂、フッ素樹脂、メラミ
ン樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂、ジビニ
ルベンゼン・スチレン共重合体、シルクパウダー、セル
ロースパウダー、モノアルキルリン酸亜鉛等の有機粉
体;酸化鉄、酸化亜鉛、酸化クロム等の着色顔料等が挙
げられる。また、これらの粉体に化粧用油剤、紫外線吸
収剤等を内包させたものや、これらの粉体を複合させた
もの等も用いることができる。
したものでも良い。疎水化処理としては、例えば、通常
の方法により、シリコーン、高級脂肪酸、高級アルコー
ル、脂肪酸エステル、ポリエチレン、金属石鹸、アミノ
酸、アルキルフォスフェート、フッ素化合物等で表面処
理したものが挙げられる。
発揮させるために、平均粒径が1〜30μm、特に1〜
15μmのものが好ましい。ここで、粉体の平均粒径
は、体積平均粒径、すなわち測定粒子の体積相当球の直
径の平均値を示す。1μm以上の粉体についてはレーザ
ー回折法、1μm未満の粉体についてはレーザー散乱法
により、エタノールを分散媒として使用して求めた値を
用いる。
くい点で、屈折率が1.3〜1.8、特に1.4〜1.
6のものが好ましい。
シリコーン樹脂、ポリエチレン樹脂、ウレタン樹脂、ポ
リ(メタ)アクリル酸エステル系共重合体、ポリアミド
樹脂(ナイロン)、ポリエステル樹脂等が好ましく、特
にシリカ及びシリコーン樹脂が好ましい。
は本発明の化粧料中に4〜50重量%(以下単に%と記
載する)、好ましくは5〜45%、特に10〜40%含
有するのが、凹凸を目立たなくする効果が充分に得られ
るとともに、使用感の点においても好ましい。
は、粉体成分を含有する塗膜の連続相を形成するもの
で、例えば成膜性高分子が挙げられる。成膜性高分子と
しては、ポリシロキサンエラストマー、アニオン系ポリ
マー、カチオン系ポリマー、ポリビニルピロリドン系ポ
リマー等が挙げられる。
(C)の揮発性溶剤に溶解又は分散した形で配合され
る。また、水を成分(C)の揮発性溶剤として、水性のポ
リマーエマルションの形態で用いることもできる。
分架橋オルガノポリシロキサンや、オルガノポリシロキ
サンをポリ(N−アシルアルキレンイミン)又は糖で変
性した変性オルガノポリシロキサン等が好ましい。ポリ
(N−アシルアルキレンイミン)変性オルガノポリシロ
キサンとしては、オルガノポリシロキサンセグメントの
末端又は側鎖に、連結基を介して、オキサゾリン化合物
又はオキサジン化合物が開環重合してなる、下記一般式
(1);
のアルキル基、シクロアルキル基、アラルキル基又はア
リール基を示し、nは2又は3の数を示す)で表される
繰り返し単位からなるポリ(N−アシルアルキレンイミ
ン)セグメントが結合してなるオルガノポリシロキサン
(例えば、特開平7−133352号公報等)が挙げら
れる。これらは、高い弾性を示すだけでなく、皮膚への
密着性が高いため良好な使用感を示し、好ましい。
中に少なくとも1個の糖残基を含有するオルガノポリシ
ロキサンであって、1分子中に少なくとも1個の第1ア
ミノ基を有するオルガノポリシロキサンに、アルドン酸
もしくはウロン酸が分子内で脱水環化したラクトン化合
物を該アミノ基と反応させて製造される(例えば、特開
昭62−68820号公報)。
品としては、KSG6(信越シリコーン社製)、トレフ
ィル(東レ・ダウコーニング社製)等が挙げられる。ま
た、ポリシロキサンエラストマーが揮発性シリコーン油
等の油剤に溶解又は膨潤したゲルの形態で市販されてい
るものとして、KSG15、KSG16、KSG17、
KSG18(以上、信越シリコーン社製)、Grans
il SR 5CYCゲル、Gransil SR D
MF10ゲル、Gransil SR DC556ゲ
ル、SF1204、JK113(以上、General
Electric社製)等が挙げられる。
スルホン酸ナトリウム、メチルビニルエーテル・マレイ
ン酸共重合体、(メタ)アクリル酸系共重合体等が挙げ
られる。カチオン系高分子としては、ビニルピロリドン
・ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体、その
部分四級化ポリマー等が挙げられる。
−アシルアルキレンイミン)変性オルガノポリシロキサ
ン又は糖変性オルガノポリシロキサンが好ましい。
てもよい。皮膜形成剤は、本発明の化粧料中に、0.1
〜60%、好ましくは1〜55%、特に5〜50%含有
するのが、充分な効果が得られるとともに、使用感の点
で好ましい。また、粉体と皮膜形成剤の含有量の比、即
ち、成分(A)/成分(B)の重量比が0.2〜1.
5、好ましくは0.4〜1.5にすると、皮膚に近い
艶、光沢に優れ、更に肌の凹凸を隠す効果に優れ好まし
い。
しては、揮発性シリコーン油、水、低級アルコール等が
挙げられる。ここで、揮発性溶剤としては、化粧料組成
物を肌に塗布後5分以内にべたつきのない乾燥皮膜を形
成せしめるような溶剤が好ましい。
キサメチルジシロキサン、オクタメチルトリシロキサン
等の低沸点鎖状シリコーン油;オクタメチルシクロテト
ラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ド
デカメチルシクロヘキサシロキサン、テトラデカメチル
シクロヘプタシロキサン等の低沸点環状シリコーン油等
を挙げられる。
ものが好ましく、例えば、エタノール、n−プロパノー
ル、イソプロパノール、n−ブタノール、sec−ブタ
ノール、イソブチルアルコール、tert−ブチルアル
コール等が挙げられる。
沸点環状シリコーン等が速乾性、使用感の点で好まし
い。
い。揮発性溶剤は、本発明の化粧料中に、1〜95%、
好ましくは10〜90%、特に15〜80%含有するの
が、速乾性、使用感の点で好ましい。
ーエマルションの状態で用いると、速乾性、使用感の点
で好ましい。水性ポリマーエマルションは、例えば重合
可能な二重結合を有する単量体を、例えば、乳化重合、
溶液重合、バルク重合、沈殿重合、無乳化重合等によっ
て重合してなるものが挙げられる。その際に必要に応じ
て可塑剤又は成膜助剤を用いることにより、皮膜物性を
コントロールすることができる。
する単量体としては、親水性単量体、疎水性単量体のい
ずれでもよい。親水性単量体としては、アクリル酸、メ
タクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、フマール酸、ク
ロトン酸等のエチレン性不飽和カルボン酸;グリシジル
アクリレート、グリシジルメタクリレート;ヒドロキシ
エチルアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレー
ト、ポリエチレングリコールモノアクリレート、ポリエ
チレングリコールモノメタクリレート等のヒドロキシ基
含有単量体;エチレングリコールジアクリレート、エチ
レングリコールジメタクリレート;アクリルアミド、メ
タクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、N−
メチロールメタアクリルアミド、N−ダイアセトンアク
リルアミド等のアミド系単量体;アミノエチルアクリレ
ート、アミノエチルメタクリレート、N,N−ジメチル
アミノエチルアクリレート、N,N−ジメチルアミノエ
チルメタクリレート、N,N−ジエチルアミノエチルア
クリレート、N,N−ジエチルアミノエチルメタクリレ
ート、N,N,N−トリメチルアミノエチルアクリレー
ト、N,N,N−トリメチルアミノエチルメタクリレー
ト等のアミン系単量体又はその塩等が挙げられる。
α−メチルスチレン、クロロスチレン、アルキルスチレ
ン、ジビニルベンゼン等の芳香族モノ及びジビニル化合
物;メチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチ
ルアクリレート、エチルメタクリレート、プロピルアク
リレート、プロピルメタクリレート、ブチルアクリレー
ト、ブチルメタクリレート、2−エチルヘキシルアクリ
レート、2−エチルヘキシルメタクリレート、ターシャ
リーブチルアクリレート、ターシャリーブチルメタクリ
レート、シクロヘキシルアクリレート、シクロヘキシル
メタクリレート等のアクリル酸エステル及びメタクリル
酸エステル;アクリロニトリル、メタクリロニトリル等
のシアン化ビニル化合物;酢酸ビニル等のビニルエステ
ル;塩化ビニル、塩化ビニリデン等のハロゲン化ビニ
ル;トリフルオロエチルメタクリレート、2,2,3,
3−テトラフルオロプロピルメタクリレート、2,2,
3,3,4,4−ヘキサフルオロブチルメタクリレー
ト、パーフルオロオクチルメタクリレート、パーフルオ
ロオクチルアクリレート等のフッ素系単量体;下記の一
般式(2)〜(6)で表わされるようなシリコーンマク
ロモノマー等が挙げられる。
し、R3〜R11はそれぞれ低級アルキル基、低級アルコ
キシ基又はフェニル基を示し、Xは下記式;
わされる基を示し、mは1〜500の数を示す)
よいが、親水性単量体が0〜30%、疎水性単量体が7
0〜100%の組合せ、特に親水性単量体が0〜15
%、疎水性単量体が85〜100%の組合せを用いるの
が好ましい。
ばセロソルブ類、カルビトール類、カーボネート類、ア
セテート類、アルコール類、ジオール類、エステル類、
オキシアルキレングリコール誘導体等が挙げられる。
ル誘導体、例えばエチレングリコールジエチルエーテ
ル、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテー
ト、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレ
ングリコールメチルエチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジエチルエーテル、プロピレングリコール−t−ブ
チル−メチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチ
ルエーテルアセテート等が好ましい。
性、貯蔵安定性及び塗膜の耐水性、耐久性等の点で上記
単量体100重量部に対し1〜50重量部が好ましく、
5〜30重量部が更に好ましい。上記ビニル重合系のポ
リマーエマルション以外に、合成ゴム系、アルキッド樹
脂系、ポリウレタン系のものも用いることができる。
形分の含有量は、0.1〜60%、特に5〜60%のも
のが好ましい。
(B)及び(C)を含有する液状の化粧料であり、使用
時に乾燥皮膜が肌の上で適度な凹凸を与えるものであ
る。その指標として、平滑板に塗布したときの塗膜の表
面粗さRaが0.3〜0.7μmであるものを選ぶこと
ができ、特に0.35〜0.65μm、更に0.45〜
0.65μmであるのが好ましい。このような範囲内で
あれば、肌上に塗布した塗膜表面に適度な凹凸が与えら
れ、肌の凹凸が見えにくくなるとともに、自然な仕上が
りが得られる。
膜の表面粗さRaは、次の方法で測定した値をいう。平
滑板として表面粗さRa値が0.4μm以下のガラス板
を用い、化粧料をコーター(ヨシミツ精機社製、254
μm)で幅4cmに塗工し、25℃、相対湿度60%の条
件下で24時間乾燥して成膜し、該塗工膜表面を超深度
形状測定顕微鏡VK−8500(キーエンス社製)を用
いて観察し、画像解析ソフトウェアVK−H1Wを使っ
て、ノイズ除去操作を施した後、150×150μmの
範囲を測定対象として数値化する。即ち、表面粗さRa
値は、式(1)で求められる平均粗さを示し、粗さ曲面
から上記の測定範囲だけを抜き取り、この抜き取り部分
の平均面から高さ方向に測定した高低差の平均をいう。
剤が揮散して塗膜を形成するが、速やかにべたつきがな
くなること、即ち、速乾性であるのが好ましい。乾燥時
間は、肌の凹凸を見えにくくする効果、使用感の点よ
り、各成分の種類、含有量等で乾燥に要する時間を調整
して、5分以内、好ましくは1〜3分であるのが好まし
い。この乾燥時間は、指で塗布膜に触れ、そのべたつき
がなくなるまでの時間である。
05〜1×107Pa、特に6×10 5〜5×106Paと
することにより、更に自然な仕上がり、べたつき・違和
感のない使用感、効果の持続性が向上し、好ましい。本
発明において、貯蔵弾性率は、引張り試験により求め
た。即ち、貯蔵弾性率測定装置DVE−V4 FTレオ
スペクトラー((株)レオロジー製)を用いて、先に塗
膜の表面粗さRaの測定で用いたのと同じ乾燥皮膜に、
35℃で、歪5μm、10Hzの周波数の振動を与えたと
きの測定値である。
しての油性成分を含有してもよい。例えば、スクワラ
ン、流動パラフィン等の炭化水素油;ミリスチン酸イソ
ステアリル、ノナン酸イソトリデシル、ジカプリン酸ネ
オペンチルグリコール、ヘキサオキシステアリン酸ジペ
ンタエリトット、トリイソステアリン酸トリメチロール
プロパン、イソステアリン酸イソステアリル、リンゴ酸
ジイソステアリル、メタクリル酸ステアリル、N−ラウ
ロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル、オクチル
ドデシル)、パラメトキシ桂皮酸オクチル等のエステル
油;ひまし油、ホホバ油、マカデミアンナッツ油、月見
草油、オリーブ油、ハッカ油、液状ラノリン等の動植物
油;ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロ
キサン等のシリコーン油;パーフルオロポリエーテル、
フッ素変性シリコーン等のフッ素化油剤;アルコール、
ポリオール、ジグリセライド、トリグリセライド等が挙
げられる。これら油性成分のうち、エステル油、ポリオ
ール、ジグリセライド、トリグリセライド等が好まし
い。
油性成分は、乾燥性の点で本発明の化粧料中に、10%
以下、特に0.1〜5%含有されるのが好ましい。また
粉体成分100重量部に対しては、20重量部以下、特
に0.1〜10重量部が好ましい。
ン、コンシーラー、ほほ紅、アイシャドウ等のメイクア
ップ化粧料等とすることができる。また、使用する部位
は、顔だけでなく、首、手、足等に使用するボディ用化
粧料とすることもできる。
(信越化学工業(株)製 KF−8003、アミン当量
2000)400g、グルコノ−δ−ラクトン35.6
g、エタノール450mLの混和物を、80℃で3時間反
応させた。エタノールを減圧留去し、残留物を水洗し、
減圧乾燥し、両末端3−グルコノアミドプロピル置換ジ
メチルポリシロキサン410gを得た。
ミン)変性オルガノポリシロキサン) 硫酸ジエチル3.75gと2−エチル−2−オキサゾリ
ン58.6gを脱水した酢酸エチル125gに溶解し、
窒素雰囲気下5時間加熱還流し、末端反応性ポリ(N−
プロピオニルエチレンイミン)を合成し、ここに側鎖1
級アミノプロピル変性ポリジメチルシロキサン(分子量
11万、アミン当量9840)200gの50%酢酸エ
チル溶液を加え、8時間加熱還流した後、減圧濃縮して
N−プロピオニルエチレンイミン−ジメチルシロキサン
重合体257gを得た。得られたN−プロピオニルエチ
レンイミン−ジメチルシロキサン重合体のシリコーンセ
グメント含有率は76%、重量平均分子量は11.8万
であった。
ミン)変性オルガノポリシロキサン) 合成例2と同様にして、末端反応性ポリ(N−プロピオ
ニルエチレンイミン)に側鎖1級アミノプロピル変性ポ
リジメチルシロキサン(分子量11万、アミン当量20
800)を反応させて、N−プロピオニルエチレンイミ
ン−ジメチルシロキサン共重合体を得た。得られたN−
プロピオニルエチレンイミン−ジメチルシロキサン共重
合体のシリコーンセグメント含有率は93%、重量平均
分子量は11.5万であった。
重量部、過硫酸カリウム0.5重量部を仕込み、窒素ガ
スを流して溶存酸素を除去した。滴下ロートにスチレン
28重量部、アクリル酸n−ブチル68重量部、アクリ
ル酸4重量部、n−ドデシルメルカプタン1.2重量部
を仕込んだ。攪拌下に反応容器を70℃まで昇温し、滴
下ロートよりモノマーを3時間かけて滴下後、3時間熟
成を行った後、若干の凝集物を除去し、固形分46%の
エマルション(1)を得た。
量部及びアクリル酸n−ブチル68重量部を34重量部
に変えて同様に反応させて、固形分46%のエマルショ
ン(2)を得た。
量部及びアクリル酸n−ブチル68重量部を85重量部
に変えて、固形分46%のエマルション(3)を得た。
を使用したときの仕上がり、化粧効果の持続性、及び使
用感について評価した結果を表1に併せ示す。
ンデーションを顔に塗布したときの仕上がり、すなわ
ち、しわ、小じわ、毛穴による肌の凹凸を以下の5段階
で評価した。その平均点を求め、平均点が4以上を
「◎」、3〜4未満を「○」、2〜3未満を「△」、2
未満を「×」と判定した。 5:ほとんど目立たない。 4:あまり目立たない。 3:どちらともいえない。 2:目立つ。 1:非常に目立つ。 (2)化粧効果の持続性:ファンデーションを顔に塗布
したときの化粧効果の持続性を、10名の専門パネラー
により、「塗布した2時間後も効果が持続する」、「塗布
した2時間後には効果が消えている」の2段階で評価し
た。その結果を、「塗布した2時間後も効果が持続する」
と評価したパネラーの数が、8〜10人を「◎」、6〜
7人を「○」、4〜5人を「△」、0〜3人を「×」と
して判定した。 (3)使用感:10名の専門パネラーにより、各ファン
デーションを顔に塗布したときの使用感(伸び、つき、
違和感)を以下の5段階で評価した。その平均点を求
め、平均点が4以上を「◎」、3〜4未満を「○」、2
〜3未満を「△」、2未満を「×」と判定した。 5:非常に良い。 4:良い。 3:どちらともいえない。 2:やや悪い。 1:悪い。
効果の持続性、のび、つき及び違和感のない使用感に優
れていた。
ションを製造し、その評価を行った結果を表2に示す。
マルション
粧効果の持続性、のび、つき、違和感のない使用感に優
れていた。
がよく、自然な仕上がりで、しわ、小じわ、毛穴等によ
る肌の凹凸を見えにくくすることができ、しかもその効
果が長時間にわたって持続し、使用感に優れたものであ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 次の成分(A)、(B)及び(C): (A)粉体 4〜50重量%、 (B)皮膜形成剤 0.1〜60重量%、 (C)揮発性溶剤 1〜95重量% を含有し、平滑板に塗布して形成される乾燥皮膜表面の
表面粗さRaが0.3〜0.7μmである化粧料。 - 【請求項2】 乾燥皮膜の貯蔵弾性率E′が5×105
〜1×107Paである請求項1記載の化粧料。 - 【請求項3】 成分(A)/成分(B)の含有重量比が
0.2〜1.5である請求項1又は2記載の化粧料。
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004018462A (ja) * | 2002-06-17 | 2004-01-22 | Kao Corp | メイクアップ化粧料 |
JP2004210655A (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-29 | Kao Corp | 凹凸部隠し用化粧料 |
JP2007507550A (ja) * | 2003-10-07 | 2007-03-29 | キャボット コーポレイション | フュームドアルミナを含むソフトフォーカス化粧品用組成物 |
US11052034B2 (en) | 2016-05-27 | 2021-07-06 | Nikko Chemicals Co., Ltd. | Cosmetic for correcting bumps and dips |
-
2000
- 2000-12-15 JP JP2000381595A patent/JP3664975B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11052034B2 (en) | 2016-05-27 | 2021-07-06 | Nikko Chemicals Co., Ltd. | Cosmetic for correcting bumps and dips |
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