JP2002179121A - 芳香性・臭気性製品用容器に使用する選択ガス抜きバルブ - Google Patents

芳香性・臭気性製品用容器に使用する選択ガス抜きバルブ

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JP2002179121A JP2001283252A JP2001283252A JP2002179121A JP 2002179121 A JP2002179121 A JP 2002179121A JP 2001283252 A JP2001283252 A JP 2001283252A JP 2001283252 A JP2001283252 A JP 2001283252A JP 2002179121 A JP2002179121 A JP 2002179121A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】芳香性／臭気性製品を収容した容器内に残存す
る酸素や二酸化炭素の量を減少させ、芳香や臭気が容器
から散逸するのを防ぐことができる芳香性／臭気性製品
用容器に用いるガス抜きバルブを提供する。 【解決手段】ベースプレート５及びキャップ６と、ダイ
アフラム１２と、フィルター１７とを備える。フィルタ
ー１７は二酸化炭素のような低重量分子のガスを通過さ
せ、製品の臭いを構成する高重量分子を残存させる選択
ろ過層２１ａと、容器内に残存する酸素を除去し二酸化
炭素の量を適切に減少させる酸素／二酸化炭素吸収層２
１ｂとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コーヒー、洗剤、
有機液体等の芳香性や臭気性を有する製品の容器に用い
るバルブに関する。
【０００２】
【従来の技術】上記のようなバルブは既に公知であり、
通常ガス抜きバルブと呼ばれている。この種の従来のバ
ルブは通常容器の上部に取り付けられる単方向性のバル
ブである。この種のバルブを設ける目的は、コーヒー等
の製品から発生したガスを容器から排出させて、容器の
膨らみや、容器の破損を引き起こす可能性がある容器内
部の過剰圧力の高まりを防止するとともに、製品の品質
を悪化させる空気が容器内に侵入するのを防止すること
にある。
【０００３】従来使用されていた単方向性のバルブは、
容器内の過剰圧力が僅かでも発生すると開き、その過剰
圧力が無くなったときにすぐに閉じることで、上記の目
的を達成している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バルブは以下のような点に関して重大な欠点を有する。
包装直後の新鮮なコーヒーは、容器内で混合ガスを発生
する。この混合ガスの大部分は二酸化炭素であり、少量
の割合でアロマと呼ばれる複雑な分子連鎖で構成されて
いるガスを含んでいる。
【０００５】従来使用されていた単方向性のバルブには
多孔性のフィルターが使用されていたが、そのフィルタ
ーの唯一の目的は製品の粒子が漏れないようにすること
である。したがって容器内で過剰圧力が生じた場合に
は、二酸化炭素も製品のアロマも他のガスも同じように
外に排出される。この種のバルブは、例えばイタリア特
許第８２３８００号や第９７１５０５号に記載されてい
る。
【０００６】本明細書では、特にコーヒーのような好ま
しい香りを有する製品について言及しているが、洗剤や
有機液体といった一般に臭気を帯びた製品についても同
様な問題が起る。好ましくない臭気を帯びた製品の場合
は、臭気が漏れるのを防止することが望ましい。
【０００７】ヨーロッパ特許第０６５９６５７Ｂ１号に
は、製品のアロマを保ちつつ容器内で発生したガスを排
出する選別型のバルブが記載されている。しかし、この
種のバルブは完全に酸素を排出できないことが指摘され
ている。酸素が製品と接触すると製品が酸化し、その品
質が損なわれることになる。
【０００８】それゆえ、製造過程で高真空にした後に、
容器を閉じることが必要であるが、そうすると包装用機
械等の生産性が低下したり、不活性ガスでの洗浄を行う
ことが必要になって、製造コストが高くなったりする。
【０００９】また従来のガス抜きバルブでは、容器内に
残る過剰圧力のために容器が僅かに膨らんだ外観を呈す
るという問題があった。
【００１０】本発明の目的は、製品の芳香又は臭気の漏
れを防止もしくは最小限に抑えると同時に、容器内の酸
素を除去し、また容器が膨らまないよう二酸化炭素を減
少させることで、上記欠点を解消し、製品をなるべく変
化のない状態で保存することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、二酸化
炭素や他のガスを通過させ、製品の芳香や臭気のもとと
なる分子は逃さぬように捕捉し、かつ製品の品質を高め
るために残存の酸素を除去することができる選択能力を
有する選択フィルターを備えたガス抜きバルブを提供す
ることにより上記の目的が達成される。
【００１２】本発明に係るガス抜きバルブは、バルブボ
ディと、該バルブボディに設けられた単方向性の可動バ
ルブ素子と、バルブボディに係合し製品の前方に配置さ
れて製品の粒子の通過を阻止するフィルターとを備えて
いる。フィルターは、製品の芳香や臭気を構成する複雑
な構造の分子からなるガスの通過を許容する選択ろ過層
と、容器に残存した酸素を取り除くことが可能な酸素／
二酸化炭素吸収層とを備えている。
【００１３】コーヒーは焙煎後、それ自体の容量の２倍
から３倍に相当する大量の二酸化炭素を発生することが
知られている。この二酸化炭素の大部分は本発明に係る
バルブを通して排出されるが、その他の残余部分は、さ
らに容器内の残余圧力を低減させるのに十分な程度まで
フィルターにより吸収される。これにより容器を膨らま
すことなく、その外観を好ましいものとすることができ
る。
【００１４】選択能力を有するフィルタとしては、多孔
性フィルター若しくはモレキュラーシーブ（molecular
sieves）を使用することができる。しかし、実験におい
ては、この選択機能が最も優れているフィルターは、活
性炭、珪藻土、珪土（シリカ）等をベースとした化合物
であることが観察された。いずれの場合にも、個々の固
有の要求にかなう添加剤を加えることにより調整するこ
とができる。一方酸素はすでに周知のように、酸化還元
反応や有機物への添加反応によって吸収される。同じも
のを二酸化炭素についても使用できる。
【００１５】
【発明の実施の形態】本発明の更に他の特徴は、添付図
面を参照して行う以下の詳細な説明により明らかにされ
るが、以下に示す例は単なる代表例であり、発明はこれ
らに限定されるものではない。
【００１６】図３において、符号１は特にコーヒーの様
な芳香性製品に使用する一般的な容器で、この容器は柔
軟性もしくは中程度の硬さを有する容器である。
【００１７】図示の例においては本発明による選択バル
ブが容器の正面の一部に取り付けられている。本発明に
係るバルブを取り付けるため、容器のシート材またはラ
ミネート材に小孔が形成され、シート材またはラミネー
ト材の下に全体が符号４で示されたガス抜きバルブが、
熱溶着または接着により取り付けられている。
【００１８】ガス抜きバルブ４は、ベースプレート５と
このベースプレートに着座させられたキャップ６とから
なるバルブボディを備えている。キャップ６はその下端
付近に環状の溝７を備え、この溝にはベースプレート５
の底部に設けられた相応する環状突起８が係合してい
る。突起８の上部には平坦な環状壁９があり、この環状
壁は孔１１を備えた中央ディスク１０を取り囲んでい
る。
【００１９】キャップ６とベースプレート５との間には
バルブ部材として機能するゴム製のダイアフラム（可動
バルブ素子）１２が配置され、ダイアフラム１２の外周
部分がベースプレートの平坦な環状壁９の上に載せられ
ている。シール性を良好にするために平坦な環状壁９の
内周部には粘性層１３が塗布されている。ダイアフラム
１２はキャップ６の上部壁に設けられた突起１４によ
り、バルブベースプレート５に押しつけられている。キ
ャップ６の上部壁には通気口１５が設けられている。
【００２０】ベースプレート５の底部は後述のフィルタ
ー１７を着座させるための着座用凹部１６が中央ディス
ク１０の下に収まるように形成されている。
【００２１】ガス抜きバルブ４はベースプレート５の上
部の外側エッジに沿う環状部分１８に沿って施される溶
着又は接着によりシートまたはラミネート材２に取り付
けられる。
【００２２】バルブは次のように機能する。
【００２３】ゴム製ダイアフラム１２は、通常の状態で
はベースプレート５の平坦な環状壁９に衝合した状態に
あって、粘着層１３の働きにより容器内部に収容された
ガスの漏れと、外部からの空気の侵入とを防止するシー
ルを形成する。
【００２４】容器１の内部で過剰圧力が生じた場合に
は、ダイアフラム１２が環状壁９から持ち上がって、ガ
スを、孔１１と、ダイアフラム１２と環状壁９との間の
隙間に形成された空間と、キャップ６に設けられた通気
口１５と、積層ラミネート材２に形成された孔３とを通
して容器外に排出させる。定常状態に戻ると、ダイアフ
ラム１２が元に戻り、上記と逆の経路で容器内にガスが
侵入するのを阻止する。
【００２５】容器内のガスが排出される時にコーヒーの
アロマが逃げるのを防止する為に、複数の多孔質層とそ
の間に配置された吸収層とを備えた選択型のフィルター
１７が使用される。図１の実施例では、フィルター１７
が第１の多孔性ディスク１９aと、その下に配置された
活性炭からなる選択ろ過層２１aと、第２の多孔性ディ
スク２０と、例えば鉄イオンを含む材料で構成された酸
素／二酸化炭素吸収層２１ｂと、第３の多孔性ディスク
１９ｂとを備えている。フィルター全体は、僅かに加圧
されるとともに接着または溶着されて着座用凹部内に保
持される。
【００２６】容器内の酸素及び二酸化炭素の削減を促進
させるため、酸素／二酸化炭素吸収層２１ｂは選択ろ過
層２１aよりも容器内により近い側、即ち製品に近い側
に配置されている。
【００２７】他の実施例によれば、２つの選択ろ過層２
１a及び２１ｂを合体して活性炭と酸素及び二酸化炭素
を吸収する物質との双方を備えた１つの層にすることが
できる。このようにすることで、１つの多孔性ディスク
を省略することができる。
【００２８】また上記のように構成する代りに、着座用
凹部１６内に隣り合う２つの部屋を設けて、これらの２
つの部屋にそれぞれ活性炭等と酸素／二酸化炭素吸収体
とを別々に収容するようにしてもよい。この場合、酸素
吸収体が設けられた部屋は酸素と二酸化炭素の吸収機能
のみを備えていればよいのでガス抜きバルブの上部領域
と連通していなくてもよい。
【００２９】吸収層の働き、特に空気に接触すると急速
に機能が低下してしまう酸素吸収層の働きを維持するた
めに、バルブは容器に設置される前の状態にあるとき
に、不浸透性を有する層等により確実に保護される。こ
の不浸透性を有する層は、図４に概略的示したように、
剥離可能なポリエステルフィルム、アルミニウムフィル
ム、ポリエチレンフィルム等からなる多層ラミネート材
で構成することができる。図示の例では、不浸透性を有
する層２４がリボン又はテープ状の形で提供され、この
不浸透層の上にバルブが溶着される。バルブが溶着され
る梱包ライン上では不浸透層２４がバルブの装填器とし
ての役割をする。この防御フィルムのリボンは、容器の
被取付箇所に取り付けられる際にバルブから取り外され
る。一方、この防御フィルムのリボンは、容器の上に打
抜いて容器に溶着したままの状態で残し、ガス抜きバル
ブと容器に取り付ける時点で、リボンに孔を開けるよう
にしても良い。このようにすることにより、吸収体がそ
の働きを開始する前に酸素と接触するのを妨ぐ。
【００３０】上記のようにフィルターを構成すると、コ
ーヒーから発生したガスは、ゴム製のダイアフラムを通
過する前に活性炭からなる選択ろ過層２１aによりろ過
される。活性炭はアロマの殆どを容器に残し、容器内の
アロマを濃縮された状態に維持する。同時に、酸素／二
酸化炭素吸収層２１ｂは容器内の酸素を除去し、ＣＯ ２
の量を適量に維持してバルブが開いてしまう程の過剰圧
力が生じるのを防ぐ。
【００３１】上記のように、二酸化炭素を吸収すること
の役割は、バルブによるガス抜きが行われた後に容器内
に過剰圧力が生じないようにして、容器の内外の圧力を
等しくし、容器の膨らみをなくすことにある。
【００３２】選択フィルターは、製品のガス抜きを行う
際に容器の内部からアロマ、芳香、臭気等の揮発性の有
機物質が漏れるのを防ぐバリアとしての役割を果たす。
容器内に存在する酸素を取り除くフィルター要素は、中
身の酸化を減少させ、製品の保存期間を延ばす。
【００３３】上記に記載した装置の用途は上記の例に限
られるものではなく、有機分子の通過を防ぎ、かつ酸素
と二酸化炭素の含有量を減少させつつ容器からガスを抜
く必要がある場合に広く用いることが出来る。
【００３４】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、製品の
芳香または臭気の漏れを防止するか、もしくは最小限に
抑えると同時に、容器内の酸素を除去して製品の品質を
維持することができ、また容器内の二酸化炭素を減少さ
せて容器が膨らむのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】選択可能な酸素吸収フィルターを備えた本発明
のガス抜きバルブの分解組立図である。
【図２】容器に設置された図１に示したバルブを容器の
一部と共に示した断面図である。
【図３】上記のバルブを取り付けた容器の斜視図であ
る。
【図４】容器に設置する前のガス抜きバルブの正面図で
ある。
【符号の説明】 １…容器、２…積層ラミネート材、３…孔、４…ガス抜
きバルブ、５…ベースプレート、６…キャップ、７…環
状溝、８…突起、９…平坦な環状壁、１０…中央ディス
ク、１１…孔、１２…ダイアフラム、１３…粘性層、１
４…突起、１５…通気口、１６…着座用凹部、１７…フ
ィルター、１８…環状通路、１９a…第１の多孔性ディ
スク、１９…第３の多孔性ディスク、２０…第２の多孔
性ディスク、２１ａ…選択ろ過層、２１b…酸素／二酸
化炭素吸収層、２４…不浸透性を有する層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｂ６５Ｄ 81/26 Ｂ６５Ｄ 81/26 Ｔ (71)出願人 596060756 Ｖｉａ Ｓｏｌａｒｉ 10，20144 Ｍｉ ｌａｎｏ，Ｉｔａｌｙ (72)発明者 オズヴァルド ボセッティ イタリア国 21100 ヴァレーゼ、ヴィア カステリーニ、３ (72)発明者 ジョルジョ ボッティーニ イタリア国 21013 ガッララーテ（ヴァ レーゼ）、ヴィア モンシニョール スキ ャヴィーニ、３ Ｆターム(参考） 3E067 AA02 AB81 AB96 AB97 BA12A CA04 EE25 GB05 GB13 GB14 GD01 GD02 3E084 AA05 BA02 CA01 CB02 FA09 JA01 JA04 KA04 KA09 4D020 AA02 BA04 BB01 CA01 CC07 CC15 CD03 DA01 DB04

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 芳香性・臭気性製品用容器に使用するガ
    ス抜きバルブにおいて、 バルブボディと、前記バルブボディに設けられた単方向
    性の可動バルブ素子と、前記バルブボディに係合し製品
    の前方に配置されて製品の粒子の通過を阻止するフィル
    ターとを備え、 前記フィルターは、製品の芳香や臭気を構成する複雑な
    構造の分子からなるガスを残し、二酸化炭素の如き単純
    な構造の分子からなるガスの通過を許容する選択ろ過層
    と、 容器に残存した酸素を取り除くことが可能な酸素／二酸
    化炭素吸収層と、 を備えていることを特徴とする芳香性・臭気性製品用容
    器に使用するガス抜きバルブ。
  2. 【請求項２】 請求項１に記載のガス抜きバルブにおい
    て、前記選択ろ過層と前記酸素／二酸化炭素吸収層とは
    多孔性ディスクの間に挟まれた状態で重合配置されてい
    ることを特徴とするガス抜きバルブ。
  3. 【請求項３】 請求項１又は２に記載のガス抜きバルブ
    において、前記酸素／二酸化炭素吸収層は容器の内側の
    製品に最も近い位置に配置されていることを特徴とする
    ガス抜きバルブ。
  4. 【請求項４】 請求項１に記載のガス抜きバルブにおい
    て、前記酸素／二酸化炭素吸収層及び前記選択ろ過層は
    一体に設けられていて、２つの多孔性ディスクの間に挟
    まれて一つの層を構成していることを特徴とするガス抜
    きバルブ。
  5. 【請求項５】 請求項１に記載のガス抜きバルブにおい
    て、前記選択ろ過層及び前記酸素／二酸化炭素吸収層
    は、平行に、かつ互いに重なり合うことなく配置されて
    いることを特徴とするガス抜きバルブ。
  6. 【請求項６】 請求項５に記載のガス抜きバルブにおい
    て、前記酸素／二酸化炭素吸収層は、容器の外部と接触
    しないように設けられていることを特徴とするガス抜き
    バルブ。
  7. 【請求項７】 請求項１ないし６のいずれか１つに記載
    のガス抜きバルブにおいて、前記酸素／二酸化炭素吸収
    層は、鉄イオンを含む物質で構成されてることを特徴と
    するガス抜きバルブ。
  8. 【請求項８】 請求項１ないし７のいずれか１つに記載
    のガス抜きバルブにおいて、前記選択ろ過層は、活性炭
    で構成されていることを特徴とするガス抜きバルブ。
  9. 【請求項９】 請求項１ないし８のいずれか１つに記載
    のガス抜きバルブにおいて、前記選択ろ過層と前記酸素
    ／二酸化炭素吸収層とは、バルブボディに形成された着
    座用凹部に配置されていることを特徴とするガス抜きバ
    ルブ。
  10. 【請求項１０】 請求項１に記載のガス抜きバルブにお
    いて、前記バルブボディは前記フィルターを収容するベ
    ースプレートとキャップとを備えていて、前記ベースプ
    レート及びキャップはそれぞれ孔を有し、前記可動バル
    ブ素子は、前記孔を塞ぐように常時前記バルブのベース
    プレートに押し当てられたゴム製ダイアフラムからなる
    ガス抜きバルブ。
  11. 【請求項１１】 請求項１ないし１０のいずれか１つに
    記載のガス抜きバルブにおいて、コーヒー等の発香性又
    は発臭性を伴う製品用容器の側壁部に取り付けられるこ
    とを特徴とするガス抜きバルブ。
  12. 【請求項１２】 請求項１１に記載のガス抜きバルブに
    おいて、容器に取り付ける前の状態では、不浸透性を有
    する層で保護されていることを特徴とするガス抜きバル
    ブ。
  13. 【請求項１３】 請求項１２に記載のガス抜きバルブに
    おいて、前記不浸透性を有する層はバルブが容器に取り
    付けられる際に取り除かれる剥離可能なフィルムで構成
    されていることを特徴とするガス抜きバルブ。
  14. 【請求項１４】 請求項１２に記載のガス抜きバルブに
    おいて、前記不浸透性を有する層は容器にバルブが取り
    付けられた際に孔が開くフィルムで構成されていること
    を特徴とするガス抜きバルブ。
  15. 【請求項１５】 芳香や臭気の漏れを防ぐ少なくとも１
    つの選択ろ過層を備えた単方向性ガス抜きバルブと、容
    器に残存した酸素及び二酸化炭素を取り除くことが可能
    な少なくとも１つの酸素／二酸化炭素吸収層とを備えた
    コーヒー等の発香性（発臭性）を伴う製品用気密容器。
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Cited By (7)

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