JP2002178391A - シートの製造方法およびシステム - Google Patents

シートの製造方法およびシステム

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JP2002178391A
JP2002178391A JP2000377516A JP2000377516A JP2002178391A JP 2002178391 A JP2002178391 A JP 2002178391A JP 2000377516 A JP2000377516 A JP 2000377516A JP 2000377516 A JP2000377516 A JP 2000377516A JP 2002178391 A JP2002178391 A JP 2002178391A
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sheet manufacturing
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JP2000377516A
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Masaki Kimura
雅喜 木村
Hiroshi Nitta
宏 新田
Toshiyuki Watanabe
利幸 渡辺
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】樹脂シートの品質を高精度に制御でき、かつ生
産性を向上させることが可能なシート製造方法およびこ
れを実現するシステムを提供すること。 【解決手段】各々独立した複数の工程を含むシート製造
方法であって、たとえば、製膜工程においてシート物性
を測定し、左記測定を行った製膜工程以外の工程(たと
えば、スリット工程)において樹脂シート物性に基づい
て設備の運転状態を設定する。このとき、測定を行った
製膜工程と設定を行うスリット工程との間の測定のデー
タの伝達をネットワークに接続されたホストコンピュー
タを用いて行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂フィルム等の
シートの製造方法および製造システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図1に、従来の樹脂シート製造方法を示
す。一般的な樹脂シート製造方法は、重合工程、製膜工
程、スリット工程及び後処理工程から構成される。近年
はコンピュータの発達により設備の自動化が進んでいる
が、各工程は各々独立しているため、各工程に設けられ
た設備制御用のコンピュータによって個別に制御されて
いることが一般的である。
【0003】また従来の方法では、各工程が個別に制御
されているため、デリバリーシステム等によりマテリア
ルバランスを考慮したロスの少ない生産計画を立案する
ことはあっても、各工程における樹脂シートの物性、設
備の運転状態を総合的に管理することは非常に困難であ
った。
【0004】また各工程の設備条件は、各工程ごとにオ
ペレータが過去の経験則や勘によって設定しているた
め、樹脂シートが高品質を維持できる設備条件を設定す
ることは容易ではない。また樹脂シートの品質が悪化し
た場合に、原因を究明し対策を講じるためまでに多大な
時間を要し、生産性を悪化させていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、樹脂
シートの品質を高精度に制御でき、かつ生産性を向上さ
せることが可能なシート製造方法およびこれを実現する
システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、各々独立した複数の工程を含むシート製造
方法であって、前記各工程のうち少なくとも1つの工程
においてシート物性を測定し、前記工程のうち少なくと
も1つの、前記測定を行った工程以外の工程において前
記測定したシート物性に基づいて設備の運転状態を設定
するに際し、前記測定を行った工程と前記設定を行う工
程との間の前記測定の結果の伝達をネットワークに接続
されたホストコンピュータを用いて行うことを特徴とす
る。本発明においてシート物性としては、例えば数値化
できる物性として温度、粘度、幅、厚み、位置、表面電
位、欠点の大きさ、表面摩擦係数、透過性、熱収縮率、
濁度、巻取ロール硬度、巻取ロール外径、等がある。樹
脂シートの状態を表す物性としては例えば巻姿、シワ状
態、破れ具合、等がある。さらには、欠点の個数、物性
の幅方向分布または長手方向分布、ばらつき度合、平均
値、経時変化など、シートの品質を判定する基準となる
特性であれば特に限定されない。
【0007】測定手段は、測定対象となる物性が測定可
能な測定機器であれば特に限定されない。測定機器は、
温度を測定するための温度計、粘度を測定するための粘
度計、幅および厚みおよび位置を測定するための変位計
および光電センサ、欠点を測定するためのカメラ、表面
摩擦係数を測定するための摩擦計等の単独で測定可能な
測定機器でも良いし、前記測定機器を組み合わせた構造
でも良い。また、接触式でも良いし、非接触式でも良
い。
【0008】測定における測定機器の設置場所は特に規
定はされないが、例えば物性の幅方向分布を測定する場
合であれば、長手方向の同位置に測定機器を幅方向に複
数個並べて設置しても良いし、測定機器を幅方向に稼働
させても良い。
【0009】本発明において、設備運転状態とは、例え
ば搬送ロールの回転数、シートを加熱する熱源の温度、
搬送ロール等を駆動するモータのトルクや回転数、押圧
シリンダの圧力等であり、さらには上記設備運転状態に
よりシートが受ける負荷として、張力、押圧、延伸倍率
等でも良い。さらに言えば、搬送ロールのドロー、オシ
レーション条件、帯電除去装置の出力、スリット条件等
でも良い。
【0010】本発明においては、ホストコンピュータが
ネットワーク接続を介して各工程を集中制御するため、
ホストオペレータの人数を大幅に減らすことができる。
【0011】またホストコンピュータが、ネットワーク
を介してシート物性の測定データ及び設備運転状態の設
定データを一元的に管理できるため、品質悪化時の原因
特定及び設備運転状態の変更を容易かつ迅速に行うこと
ができる。また、品質悪化時に、品質が向上するまでの
時間を大幅に短縮することができる。また、各工程では
処理されるシートの品質に応じた最適な設備運転状態を
予め設定することができ、シートのロス量を大幅に減ら
すことができる。
【0012】また、本発明の好ましい形態によれば、前
記測定を行う測定装置の制御および前記設定を行う設定
装置の制御をそれぞれ前記ネットワークに接続されたホ
ストコンピュータにより行うこともできる。これによ
り、前記測定の結果のデータに基づいて計算された新規
の設備運転状態設定値を、ネットワークを介して設定装
置に指令することができるため、品質悪化時の原因特定
及び設備運転状態の変更を容易かつ迅速に行うことがで
きる。
【0013】また、品質悪化時に、品質が向上するまで
の時間を大幅に短縮することができる。また、各工程で
は処理されるシートの品質に応じた最適な設備運転状態
を予め設定することができ、シートのロス量を大幅に減
らすことができる。
【0014】また、本発明の好ましい形態によれば、前
記測定の結果および前記設定の値のデータを製品ロール
毎に分類し、該分類したデータを前記ホストコンピュー
タに記憶することもできる。また製品ロールが、品質良
好時のデータと品質悪化時のデータが含まれていること
がより好ましい。
【0015】これにより、シート物性と設備運転状態の
相関、各データの経時トレンドが明確になり、品質悪化
時の原因特定及び設備運転状態の変更を容易かつ迅速に
行うことができる。
【0016】また、本発明の好ましい形態によれば、ホ
ストコンピュータに前記測定の結果および前記設定の値
のデータを記憶し、過去に前記ホストコンピュータに記
憶したデータに基づいて、所定のシート物性を得るべき
設備運転状態の設定値を求め、該求めた設定値に基づい
て前記設備の設備運転状態を設定することもできる。シ
ート物性と設備運転状態のデータは、予め決められた優
先順位に基づいて取り出すことがより好ましい。シート
物性と設備運転状態の相関式を用いることも好ましい。
【0017】これにより、多数の要因が関連して品質悪
化を引き起こしている場合でも、要因特定及び設備運転
状態の変更を容易かつ迅速に行うことができる。
【0018】また、本発明の好ましい形態によれば、前
記測定の結果および前記設備運転状態の設定のデータ
を、シートの幅方向分布または長手方向分布として記憶
することもできる。
【0019】これにより、品質不良が幅方向特定位置ま
たは長手方向特定位置に発生した場合でも、品質不良部
のみの設備運転状態を変更することにより、ロス量を大
幅に減らすことができる。
【0020】また、本発明の好ましい形態によれば、前
記測定をする工程は、前記設備の設備運転状態を設定す
る工程よりも上流の工程とすることもできる。これによ
り各工程では、処理される樹脂シートの品質に応じた最
適な設備運転状態を予め設定することができ、樹脂シー
トのロス量を大幅に減らすことができる。
【0021】また、本発明の好ましい形態によれば、前
記測定において巻取ロール外径の幅方向分布を測定し、
前記設定において巻取時の積層厚みむら分散用オシレー
ション装置の運転状態を設定し、ホストコンピュータに
より前記測定の結果に基づいて前記分散用オシレーショ
ン装置の運転状態の新規設定値を求め、該求めた新規設
定値を前記分散用オシレーション装置に指令することも
できる。巻取ロール外径は、ダイヤルゲージ等の接触式
変位計や、CCDレーザ変位計等の非接触式変位計を、
幅方向に稼働させて測定することが好ましい。オシレー
ション装置は、シートの巻取部や巻出部を幅方向にトラ
バースすることが好ましい。オシレーション装置の運転
状態とは、トラバース幅、トラバース形状、トラバース
速度、等である。これにより、オシレーション装置の運
転状態を、シートが持つ厚みむらが巻取時に最も分散で
きるような運転状態に容易に変更することができ、巻取
ロール外径の幅方向分布が均一になり、巻取ロールで厚
みむらが積層され、シワや巻姿不良といった不具合を低
減することができる。
【0022】また、本発明の好ましい形態によれば、前
記測定においてシートの表面電位を測定し、前記設定に
おいて静電気除去装置の運転状態を設定し、ホストコン
ピュータにより前記測定のデータに基づいて前記静電気
除去装置の運転状態の新規設定値を求め、該求めた新規
設定値を静電気除去装置に指令することもできる。表面
電位は、電位計を幅方向に稼働させて測定することが好
ましい。静電気除去装置は、特に規定はされないが、好
ましくは、走行中の樹脂シート表面付近に複数の除電器
を幅方向に並べて設置し、帯電と逆電荷のイオンを針状
電極よりシート表面に供給し、除電するものである。こ
れにより、静電気除去装置の運転状態を、シートが持つ
表面電位を最も低減できるような運転状態に容易に変更
することができ、シートの長手方向及び幅方向に関する
局所的な表面電位を低減でき、シワや巻姿不良といった
不具合を低減することができる。
【0023】また、本発明の好ましい形態によれば、前
記測定において樹脂シートの不良個所発生位置を測定
し、前記設定においてスリット工程のスリット条件を設
定し、ホストコンピュータにより前記測定のデータに基
づいて新規スリット条件の新規設定値を求め、該求めた
新規設定値をスリット装置に指令することもできる。不
良とは、厚み不良、キズ、異物混入、穴、シワ、等であ
り、前記不良は、測定機器を幅方向に稼働させて測定す
ることが好ましい。スリット条件とは、スリット位置、
幅方向の分割数、長手方向の分割数、等である。これに
より、不良個所を含まない巻取ロールが最大量になるよ
うなスリット条件を予め容易に設定することができ、樹
脂シートのロス量を大幅に低減することができる。
【0024】また、本発明の好ましい形態によれば、前
記測定において巻取ロール硬度を測定し、前記測定が行
われる工程の次工程で行われる前記設定において巻出張
力を設定しでき、ホストコンピュータにより前記測定の
結果に基づいて、巻出張力の新規設定値を求め、該求め
た新規設定値を前記測定が行われる工程の次工程の設備
にに指令することもできる。これにより、次工程での巻
き出しを常に適切な張力のもとで行なうことができる。
【0025】また、本発明の別の形態によれば、上記シ
ートの製造方法により製造されたシートが提供される。
【0026】また、本発明の別の形態によれば、各々独
立した複数の工程を含むシートの製造において使用され
るシートの製造システムであって、前記各工程のうち少
なくとも1つの工程においてシート物性を測定する物性
測定手段と、該物性測定手段の出力に基づいて前記各工
程のうち少なくとも1つの、前記物性測定手段が物性を
測定する工程以外の工程において設備の運転状態を設定
する運転状態設定手段と、前記物性測定手段および前記
運転状態設定手段の間の測定結果の伝達を行なう、ネッ
トワークに接続されたホストコンピュータとを備えてな
ることを特徴とするシートの製造システムが提供され
る。
【0027】また、本発明の好ましい形態によれば、前
記ホストコンピュータは、1つのコンピュータでもよい
し、互いにネットワーク接続された複数のコンピュータ
群でも良い。複数のコンピュータであっても、互いにネ
ットワーク接続されていれば良く、データの記憶容量が
大きくなり、データの処理速度が上がる、等の効果も得
られる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態をポリエステ
ルフィルムといった樹脂シート製造に適用した場合を例
にとって説明する。この形態における基本的な装置構成
を、図2を用いて説明する。一般的な樹脂シート製造方
法は、重合工程によって製造された原料を、製膜工程に
てシート状に成型し長手方向、幅方向に延伸した後に中
間ロールとして巻取り、スリット工程では中間ロールを
巻出し所定の幅にスリットした後に製品ロールとして巻
取り、後処理工程では樹脂シートの用途に応じた種々の
後処理が行われる。各工程に設けられた樹脂シート物性
の測定工程と、設備運転状態の設定工程と、前記測定工
程と前記変更工程とにネットワーク接続された生産管理
用のホストコンピュータが設けられている。なお、各工
程は独立しており、いずれかの工程を実行するには同時
に別の工程を実行しなければならないといった相互の制
約はない。そのため、最終の工程を除き、いずれの工程
も中間製造品を製造して完結し、次の工程は直前の工程
の中間製造品を出発原料として次の中間製造品を製造す
る。
【0029】上記構成では、ホストコンピュータがネッ
トワーク接続を介して各工程を集中制御するため、オペ
レータの人数を大幅に減らすことができる。
【0030】またホストコンピュータが、ネットワーク
接続を介して測定工程及び設定工程の出力データを一元
的に管理し、前記測定の結果に基づいて計算された新規
条件をネットワーク接続を介して設定工程に入力するた
め、品質悪化時の原因特定及び設備運転状態の変更を容
易かつ迅速に行うことができる。
【0031】またホストコンピュータが、ネットワーク
接続を介して測定工程及び設定工程の出力データを一元
的に管理し、前記測定の結果に基づいて計算された新規
条件をネットワーク接続を介して前工程の設定工程に入
力するため、品質が向上するまでに時間を大幅に短縮す
ることができる。
【0032】またホストコンピュータが、ネットワーク
接続を介して測定工程及び設定工程の出力データを一元
的に管理し、前記測定の結果に基づいて計算された新規
条件をネットワーク接続を介して後工程の設定工程に入
力するため、各工程では処理される樹脂シートの品質に
応じた最適な設備運転状態を予め設定することができ、
樹脂シートのロス量を大幅に減らすことができる。
【0033】図3に示すように、ホストコンピュータ
は、互いにネットワーク接続された複数のコンピュータ
でも良い。接続形態は図3のようなスター型だけでな
く、クライアントサーバ型としても良いし、トークンリ
ング型でも良い。 (実施形態1)図4〜7を用いて、本発明の実施形態の
例を説明する。
【0034】図4、5に示すのは、幅1400(mm)
のポリエステルフィルムを製膜工程1で長手方向に50
00(m)ずつ巻き取り、スリット工程2では両端部1
00(mm)をトリミングし、中央部1200(mm)
を幅400(mm)にスリットし、3本の製品ロールを
巻き取るような樹脂シート製造方法における、本発明の
実施形態の例であり、図4は実施形態例の側面図、図5
は実施形態例の上面図である。以下、図5における上部
側を奥側、下部側を手前側という。製膜工程にはシート
表面に発生する欠点7の発生位置を測定する欠点検出器
3が設けられ、欠点検出器3はレール4により幅方向に
移動しながら、欠点7が検出された時の、中間ロール巻
始めからの巻長(m)、フィルム奥側からの幅方向位置
(mm)を測定し、欠点検出器3の出力データはネット
ワーク接続を介してホストコンピュータに記憶される。
【0035】スリット工程2には、4つの刃8でフィル
ムをスリットするスリット部5と、製品ロールを巻き取
る巻取部6が設けられており、ホストコンピュータはネ
ットワークを介してスリット部5と巻取部6のスリット
条件の変更を指令することができる。通常のスリット位
置は、幅方向位置で100(mm)、500(mm)、
900(mm)、1300(mm)である。
【0036】図6は、欠点検出器3の出力データの一部
を示している。出力データには、中間ロールのロットN
o、奥側からの幅方向位置(mm)、中間ロール巻き始
めからの巻長(m)が含まれている。ロットNo.11
の中間ロールには、幅方向位置480mmの箇所に連続
して欠点7が発生している。これは、搬送ロール上のキ
ズや異物付着により、フィルムの幅方向同位置に発生し
た連続欠点と考えられるが、従来の技術であれば、上記
連続欠点が発生した場合、欠点検出器の出力データ(測
定結果)に基づいてスリット条件が変更されることはな
く、連続欠点が含まれる製品ロールはロスとなり、収率
を下げていた。しかし、図7に示すように、本発明によ
れば、ホストコンピュータは、前記欠点検出器の出力デ
ータに基づき、予めスリット位置が幅方向位置で50
(mm)、450(mm)、500(mm)、900
(mm)、1300(mm)となるようにスリット条件
の変更を指令することができる。具体的には、スリット
部5に対してはスリット刃8位置及び刃本数の変更、巻
取部6に対しては巻取位置の変更を指令する。これによ
り、ロットNo.11の中間ロールからも、連続欠点を
含まない製品ロールが予定通り3本得られ、従来の技術
に対して収率は50%アップする。 (実施形態2)図8〜16を用いて、本発明の実施形態
の第2の例を説明する。
【0037】図8に示すのは、幅1200(mm)のポ
リエステルフィルムを製膜工程で長手方向に5000
(m)ずつ巻き取り、スリット工程で幅400(mm)
にスリットし、3本の製品ロールを巻き取るような樹脂
シート製造方法における、本発明の実施形態の例であ
り、図8は実施形態例の側面図、図9は実施形態例の上
面図である。図9における上部側を奥側、下部側を手前
側としている。製膜工程1には測定工程として電位計9
が設けられ、電位計9は、レール2により幅方向に移動
しながら、フィルム表面の電位(kV)、中間ロール巻
始めからの巻長(m)、奥側からの幅方向位置(mm)
を測定しており、電位計9の出力データはネットワーク
接続を介してホストコンピュータに記憶される。
【0038】スリット工程2には同タイプの除電器9〜
14が幅方向に6個並べて設置されており、各除電器が
除電可能な幅方向範囲はそれぞれ0〜200(mm)、
200〜400(mm)、400〜600(mm)、6
00〜800(mm)、800〜1000(mm)、1
000〜1200(mm)である。また、前記除電器の
操作工程も設けられており、操作工程は、ホストコンピ
ュータの指令に基づいて除電器9〜14の出力を変更す
る。
【0039】図10は、電位計9の出力データ(測定結
果)の一部を示している。出力データには、中間ロール
のロットNo、中間ロール巻き始めからの巻長(m)、
奥側端からの幅方向位置(mm)、フィルム表面の電位
(kV)が含まれている。
【0040】図11〜16は、図10の出力データに基
づいて、幅方向位置がそれぞれ0〜200(mm)、2
00〜400(mm)、400〜600(mm)、60
0〜800(mm)、800〜1000(mm)、10
00〜1200(mm)の範囲における平均電位の経時
変化をグラフ化したものであり、横軸に巻長(m)、縦
軸に電位(kV)を示している。ここで製造しているフ
ィルムは、フィルム表面上の電位が2(kV)以上にな
ると、スリット工程で巻取中にシワが発生したり、後処
理工程で巻出時に破れるといった不具合が生じるため
に、除電を強化する必要があるが、除電が過剰だとフィ
ルムを逆に帯電させてしまうために、電位が2(kV)
を超える場合のみ除電を強化することで、前記不具合が
解消できることがわかっているものとする。
【0041】図11より、幅方向位置0〜200(m
m)では、巻長1000〜2000(m)及び4000
〜5000(m)で電位が2(kV)を超えており、同
様に図12〜16より、幅方向位置200〜400(m
m)では巻長0〜1000(m)及び3000〜400
0(m)、幅方向位置400〜600(mm)では巻長
4000〜6000(m)、幅方向位置600〜800
(mm)では巻長2000〜3000(mm)、幅方向
位置800〜1000(mm)では巻長1000〜20
00(m)、幅方向位置1000〜1200(mm)で
は巻長2000〜3000(m)及び4000〜500
0(m)で電位が2(kV)を超えている。よって、ロ
ットNo11の中間ロールをスリットする時には、上記
結果に基づいて、除電器9の出力を巻長1000〜20
00(m)及び4000〜5000(m)において強化
し、同様に除電器10〜14もそれぞれ電位が2(k
V)を超えた巻長において除電器の出力を強化すること
で、適切な除電が可能となる。具体的には、ホストコン
ピュータは、ネットワーク接続を介して除電器の出力を
強化するように操作工程に指令する。 (実施形態3)図17〜26を用いて、本発明の実施形
態の第3の例を説明する。
【0042】図17に示すのは、厚み14(μm)、幅
1400(mm)のポリエステルフィルムを製膜工程1
で長手方向に5000(m)ずつ巻き取り、スリット2
工程では両端部100(mm)をトリミングし、中央部
1200(mm)を幅400(mm)にスリットし、3
本の製品ロールを巻き取るような樹脂シート製造方法に
おける、本発明の実施形態の例であり、図17は実施形
態例の側面図、図18は実施形態例の上面図である。図
18における上部側を奥側、下部側を手前側という。製
膜工程1には測定工程として厚み計16が設けられ、レ
ール2により幅方向に移動しながら、シートの厚み(μ
m)、中間ロール巻始めからの巻長(m)、奥側端から
の幅方向位置(mm)を測定し、厚み計16の出力デー
タはネットワーク接続を介してホストコンピュータに記
憶される。スリット工程2の中間ロール巻出部には、中
間ロールの持つ固定的な厚みむらを製品ロールで分散す
るためのオシレーション装置17が設けられており、ホ
ストコンピュータはネットワークを介してオシレーショ
ン条件の変更を指令することができる。
【0043】図19は、厚み計15の出力データ(測定
結果)の一部を示している。出力データには、中間ロー
ルのロットNo、中間ロール巻き始めからの巻長
(m)、奥側端からの幅方向位置(mm)、平均フィル
ム厚み(μm)が含まれている。
【0044】ここで製造しているポリエステルフィルム
は、スリット工程で巻出部をトラバースしない状態で製
品ロールを巻き取る場合、中間ロールの持つ厚みむらが
製品ロール巻取時に積層され、製品ロールの外径が幅方
向に不均一になり、巻取時にシワ、帯電欠点といった不
具合が発生する。
【0045】ホストコンピュータには、複数のオシレー
ション条件が入力されており、スリット工程で巻き出す
中間ロールの100(m)毎の幅方向の厚み分布に基づ
いて、オシレーション後の積層厚み分布を計算し、積層
時の厚みむらが最も分散できるようなオシレーション条
件を決定し、巻長100(m)毎にオシレーション装置
にオシレーション条件の変更を指令する。
【0046】図23は、厚み計の出力データに基づい
て、巻長1100〜1200(m)における幅方向位置
10(mm)毎の、幅方向平均厚み分布をグラフ化した
ものであり、横軸に幅方向位置、縦軸に平均厚みを示し
ている。図23では、最大厚みと最小厚みの差であるR
値が0.2(μm)である。図20〜22は、予め決め
られた3パターンのオシレーション条件を、フィルム端
部の軌跡で表したものである。図24〜26は、図23
に示した厚みむらを持つ中間ロールを、図20〜22で
示した3パターンのオシレーション条件でオシレーショ
ンした場合の積層厚み分布の計算結果をグラフ化したも
のであり、横軸に幅方向位置、縦軸に積層厚みを示して
いる。図24〜26は、R値がそれぞれ200(μ
m)、50(μm)、160(μm)となり、巻長11
00〜1200(m)では図21のオシレーション条件
が最も適切である。よってホストコンピュータは、例え
ば巻長1100〜1200(m)では図21のオシレー
ション条件を、ネットワーク接続を介して変更工程に指
令する。各巻長毎に常に最適なオシレーション条件を適
用することで、全巻長において製品ロールの積層厚みむ
らを効果的に分散することが容易にできる。 (実施形態4)図27〜29を用いて、本発明の実施形
態の第4の例を説明する。
【0047】ここで示すのは、製膜工程で中間ロールを
巻き取り、スリット工程では中間ロールを巻出し、所定
の幅にスリットした後に製品ロールを巻き取るポリエス
テルフィルムの製造方法である。製膜工程では、搬送ロ
ールと巻取ロールの回転数より、巻取ロールにおける空
気の体積含有率(Air Density以下ADと略
す)を測定し、ネットワーク接続を介してホストコンピ
ュータに出力データ(測定結果)を記憶する。製膜工程で
は同様に、設備運転状態として巻取張力をテンションロ
ールを用いて測定し、同様にネットワーク接続を介して
ホストコンピュータに出力データを記憶する。ホストコ
ンピュータは、1つの中間ロールからスリットされる複
数の製品ロールが巻終わった後、ADと巻取張力のデー
タを中間ロール各々に対応する複数のプロセスデータに
分類する。ホストコンピュータはネットワークを介して
巻取張力の変更を指令する。
【0048】つまり1つの中間ロールが巻上がった段階
で、ホストコンピュータには全ての中間ロールについて
各々に対応づけられたプロセスデータとして、ADと巻
取張力が記憶されていることになり、過去に製造された
中間ロールのプロセスデータと併せて記憶されている。
【0049】次に、ホストコンピュータは、複数のプロ
セスデータを用いて、中間ロールのADが許容範囲内に
なるような巻取張力を計算する。
【0050】ポリエステルフィルムを製造する際には予
め、過去に製造した中でADが許容範囲内であり品質良
好と判定された中間ロールに関するプロセスデータと、
ADが許容範囲外となり品質不良と判定された中間ロー
ルに関するプロセスデータとを含んだ複数のプロセスデ
ータより、ADと巻取張力に関するデータが取り出さ
れ、両データの相関式が計算される。巻取張力がADの
1次関数で表される場合のAD−巻取張力の相関式の一
例を図に示す。図27は横軸がAD(%)、縦軸は張力
(N/m)を示している。製品ロールにおけるADの許
容範囲は下限が6(%)で上限が10(%)であり、A
D=6(%)となる時の巻取張力は10(N/m)、A
D=10(%)となる時の巻取張力は8(N/m)とな
る。図3より、6<AD<10を満足するようなADと
して、例えばAD=8(%)となる時の巻取張力は、巻
取張力=9(N/m)である。(図29の○印)次に、
ポリエステルフィルムを製造中に、ADが12(%)で
ある中間ロールが巻上がったとする。この中間ロールは
10<ADで、ADが許容範囲外であり製品ロールは品
質不良と判定される。
【0051】このとき、ADが許容範囲外となった原因
は、検出した巻取張力が設定した巻取張力と異なってい
た場合(実施例4−1)と、AD−巻取張力の相関式が
異なっていた場合(実施例4−2)とが考えられる。 (実施形態4−1)検出した巻取張力が11(N/m)
であった時の、AD−巻取張力の相関式を図28に示
す。予め想定していたのは、巻取張力=9(N/m)に
対してAD=8(%)が得られることである(図28の
○)。これは、巻取張力が適切でなかったために、AD
が許容範囲外となったのである(図28の●)。この場
合、設定ミスにより巻取張力が9(N/m)に設定され
ていないか、もしくは巻取張力が9(N/m)となるよ
うな設定に対して巻取張力=9(N/m)が得られてい
ないことが考えられる。前者の場合は、単なる設定ミス
なので正しい設定に修正し、後者の場合は巻取装置の異
常や経時変化が考えられるが、ホストコンピュータは、
異常発生の可能性を警告するアラームを出力するととも
に、巻取張力=9(N/m)が得られるような設定、例
えば巻取張力=8(N/m)と設定したときに検出した
巻取張力が9(N/m)となる場合は、巻取張力の設定
値を8(N/m)とするような設定、を計算し、ネット
ワーク接続を介して巻取条件の変更を容易に指令するこ
とができる。 (実施形態4−2)検出した巻取張力が9(N/m)で
あった時の、AD−巻取張力の相関式を図29に示す。
予め想定していたのは、巻取張力=9(N/m)に対し
てAD=8(%)が得られることである(図29の
○)。これは、巻取張力が適切であるにもかかわらず、
ADが許容範囲外となったことを意味する(図29の
●)。よって、ホストコンピュータがAD−巻取張力の
新たな相関式を予測し(図29の2重線)、AD=8
(%)が得られるような巻取張力(図31の◎)を計算
し、ネットワークを介して巻取張力の変更を容易に指令
することができる。
【0052】なお、実施形態4−1、4−2において
は、巻取張力の変更によってAD以外の物性にも変化が
生じることが予想されるため、好ましくは、巻取張力の
変更によって生じるAD以外の物性、例えば巻取ロール
の巻姿等の、物性変化についても許容範囲内になるよう
に考慮されることである。また製品ロール巻上がり時
に、許容範囲外となる物性が複数存在する場合は、予め
決定された優先順位に基づいて物性データを取り出すこ
とが好ましい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、樹
脂シートを製造する際に品質を高精度に制御でき、かつ
生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の樹脂シート製造方法の各工程の関係を示
す図である。
【図2】本発明の一実施形態たる樹脂シート製造方法に
おける基本的な装置構成を示す図である。
【図3】本発明の別の一実施形態たる樹脂シート製造方
法における基本的な装置構成を示す図である。
【図4】実施形態1におけるシート製造方法で用いる装
置の側面図である。
【図5】実施形態1におけるシート製造方法で用いる装
置の上面図である。
【図6】実施形態1における欠点検出器の出力データの
一部である。
【図7】実施形態1におけるシート製造方法で用いる装
置の上面図である。
【図8】実施形態2におけるシート製造方法で用いる装
置の側面図である。
【図9】実施形態2におけるシート製造方法で用いる装
置の上面図である。
【図10】実施形態2における電位計の出力データの一
部である。
【図11】実施形態2における電位計の出力データをグ
ラフ化したものである。
【図12】実施形態2における電位計の出力データをグ
ラフ化したものである。
【図13】実施形態2における電位計の出力データをグ
ラフ化したものである。
【図14】実施形態2における電位計の出力データをグ
ラフ化したものである。
【図15】実施形態2における電位計の出力データをグ
ラフ化したものである。
【図16】実施形態2における電位計の出力データをグ
ラフ化したものである。
【図17】実施形態3における本発明の樹脂シート製造
方法の側面図である。
【図18】実施形態3における本発明の樹脂シート製造
方法の上面図である。
【図19】実施形態3における厚み計の出力データの一
部である。
【図20】実施形態3におけるオシレーション条件をフ
ィルム端部の軌跡で表したものである。
【図21】実施形態3におけるオシレーション条件をフ
ィルム端部の軌跡で表したものである。
【図22】実施形態3におけるオシレーション条件をフ
ィルム端部の軌跡で表したものである。
【図23】実施形態3における厚み計の出力データをグ
ラフ化したものである。
【図24】実施形態3における厚み計の出力データをグ
ラフ化したものである。
【図25】実施形態3における厚み計の出力データをグ
ラフ化したものである。
【図26】実施形態3における厚み計の出力データをグ
ラフ化したものである。
【図27】実施形態4におけるAD−巻取張力の相関図
である。
【図28】実施形態4−1におけるAD−巻取張力の相
関図である。
【図29】実施形態4−2におけるAD−巻取張力の相
関図である。
【符号の説明】
1:製膜工程 2:スリット工程 3:欠点検出器 4:レール 5:スリット部 6:巻取部 7:欠点 8:スリット刃 9:電位計 10:除電器 11:除電器 12:除電器 13:除電器 14:除電器 15:除電器 16:厚み計

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々独立した複数の工程を含むシート製
    造方法であって、前記各工程のうち少なくとも1つの工
    程においてシート物性を測定し、前記工程のうち少なく
    とも1つの、前記測定を行った工程以外の工程において
    前記測定したシート物性に基づいて設備の運転状態を設
    定するに際し、前記測定を行った工程と前記設定を行う
    工程との間の前記測定の結果の伝達をネットワークに接
    続されたホストコンピュータを用いて行うことを特徴と
    するシート製造方法。
  2. 【請求項2】 前記測定を行う測定装置の制御および前
    記設定を行う設定装置の制御をそれぞれ前記ネットワー
    クに接続されたホストコンピュータにより行うことを特
    徴とする請求項1記載のシート製造方法。
  3. 【請求項3】 前記測定の結果および前記設定の値のデ
    ータを製品ロール毎に分類し、該分類したデータを前記
    ホストコンピュータに記憶することを特徴とする請求項
    1または2記載のシート製造方法。
  4. 【請求項4】 ホストコンピュータに前記測定の結果お
    よび前記設定の値のデータを記憶し、過去に前記ホスト
    コンピュータに記憶したデータに基づいて、所定のシー
    ト物性を得るべき設備運転状態の設定値を求め、該求め
    た設定値に基づいて前記設備の設備運転状態を設定する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のシー
    ト製造方法。
  5. 【請求項5】 前記測定の結果および前記設定の値のデ
    ータを、シートの幅方向分布または長手方向分布として
    記憶することを特徴とする請求項1〜3または4記載の
    シート製造方法。
  6. 【請求項6】 前記測定をする工程は、前記設定する工
    程よりも上流の工程であることを特徴とする請求項1〜
    5のいずれかに記載のシート製造方法。
  7. 【請求項7】 前記測定において巻取ロール外径の幅方
    向分布を測定し、前記設定において巻取時の積層厚みむ
    ら分散用オシレーション装置の運転状態を設定し、ホス
    トコンピュータにより前記測定の結果に基づいて前記分
    散用オシレーション装置の運転状態の新規設定値を求
    め、該求めた新規設定値を前記分散用オシレーション装
    置に指令することを特徴とする請求項1〜6のいずれか
    に記載のシート製造方法。
  8. 【請求項8】 前記測定においてシートの表面電位を測
    定し、前記設定において静電気除去装置の運転状態を設
    定し、ホストコンピュータにより前記測定の結果に基づ
    いて前記静電気除去装置の運転状態の新規設定値を求
    め、該求めた新規設定値を静電気除去装置に指令するこ
    とを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のシート
    製造方法。
  9. 【請求項9】 前記測定においてシートの不良個所発生
    位置を測定し、前記設定においてスリット工程のスリッ
    ト条件を設定し、ホストコンピュータにより前記測定の
    結果に基づいて新規スリット条件の新規設定値を求め、
    該求めた新規設定値をスリット装置に指令することを特
    徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のシート製造方
  10. 【請求項10】 前記測定において巻取ロール硬度を測
    定し、前記測定が行われる工程の次工程で行われる前記
    設定において巻出張力を設定し、ホストコンピュータに
    より前記測定の結果に基づいて巻出張力の新規設定値を
    求め、該求めた新規設定値を前記測定が行われる工程の
    次工程の設備に指令することを特徴とする請求項1〜6
    のいずれかに記載のシート製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10に記載のシート製造方
    法により製造されたシート。
  12. 【請求項12】 各々独立した複数の工程を含むシート
    の製造において使用されるシートの製造システムであっ
    て、前記各工程のうち少なくとも1つの工程においてシ
    ート物性を測定する物性測定手段と、該物性測定手段の
    出力に基づいて前記各工程のうち少なくとも1つの、前
    記物性測定手段が物性を測定する工程以外の工程におい
    て設備の運転状態を設定する運転状態設定手段と、前記
    物性測定手段および前記運転状態設定手段の間の測定結
    果の伝達を行なう、ネットワークに接続されたホストコ
    ンピュータとを備えてなることを特徴とするシート製造
    システム。
  13. 【請求項13】 前記ホストコンピュータは、1つのコ
    ンピュータまたは互いにネットワーク接続された複数の
    コンピュータであることを特徴とする請求項12に記載
    のシート製造システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010162719A (ja) * 2009-01-14 2010-07-29 Denki Kagaku Kogyo Kk フッ素系樹脂フィルムの押出成形方法
JP2018183413A (ja) * 2017-04-26 2018-11-22 日本製紙クレシア株式会社 吸収性物品

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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