JP6018616B2 - シート巻取装置及びシート巻取方法 - Google Patents
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Description
まず、添付の図1により、本発明となるシート巻取装置の第1の実施形態の全体構成を示す。
まず、インデックス装置43の上部には、図に破線で示すように、巻取先端巻付けローラ49が配置され、その側部(上記シート20が供給される側と反対側)には、巻取ローラ46が設けられている。そして、巻取先端巻付けローラ49と巻取ローラ46との中間の位置には、ニップローラ45が配置されている。また、巻取先端巻付けローラ49とニップローラ45との間には、供給されるシート20を、その供給方向に垂直な方向に、所定の長さで切断するための、所謂、切断刃80が上下に移動可能に設けられている。なお、ここでは図示しないが、当該切断刃80と対向する位置(例えば、インデックス装置43の内側)には、空気を供給されるシート20に吹き付けるためのブローノズルが配置されている。
(1)原反ロールに内在する円周方向応力分布
(2)原反ロールの製造後の経過時間
(3)原反ロールの偏芯
C=−Cα+Cd (1)
速度差Cは、シートを引き延ばす長さになるので、これにシートの弾性率を掛ければ、巻取時の巻取張力Dを知ることができる。
巻取張力安定処理部100は、図1に示すターレット方式のシート巻取装置では、前述したように巻取ローラ46とニップローラ45との間では速度差制御を行う速度差制御部102、ニップローラ45と原反駆動ローラ11との間に同期運転制御を行う同期運転制御部103に加え、巻取張力Dを所定の値に維持するために、各時刻における速度差Cを決定する速度差設定部101とを有する。
実施例2は、図6で示す所謂ドラム式のシート巻取装置に対して、本発明を適用した例で、巻取張力維持処理部110と、巻取張力に関連する構成要素を模式的に示した図である。図6において、機能が同じ構成については、図2と同じ符号を付している。
図7に示す実施例3は、実施例1で示すターレット式のシート巻取装置において、原反ローラ10及び原反駆動ローラ11の代わりに、ニップローラ45とバックアップローラと同一構造の第2のニップローラ90とそのバックアップローラとが設けられ、上流工程で処理されたシート20が搬送されてくる例である。図7において、機能が同じ構成については、図2と同じ符号を付している。
11:原反駆動ローラ 12:支持部材
13:加圧シリンダ 14:原反駆動モータ
14c:原反モータ駆動装置 16:剥離ローラ
17:支持部材 18:原反エンコーダ
19:リニアスケール 20:シート
20‘:小巻シート 30:中間ローラ
40:ターレット(TURRET)式シート巻取部 42:バックアップローラ
43:インデックス装置 44:巻取軸
45:ニップローラ 46:巻取ローラ
49:巻取先端巻付けローラ 50:スターホイール
60:搬出コンベア 62:巻取駆動モータ
62c:巻取モータ駆動装置 65:巻取加圧シリンダ
68:巻取エンコーダ 70:シート巻付ドラム
72:ニップ駆動モータ 72c:ニップモータ駆動装置
75:ニップ加圧シリンダ 76:ドラム駆動モータ
76c:ドラムモータ駆動装置 78:ニップエンコーダ
80:切断刃 90:第2のニップローラ装置
91:ダンサローラ 92:ロードセル
94:ダンサローラ 100、110:巻取張力維持処理部
101:速度設定部 102:速度差制御部
103:同期運転制御部 104:メモリ
104a:速度設定テーブル 104b:巻取速度データ
104c:製造後の経過時間データ A:円周方向応力
B:原反ロール張力及びその張力値 C:速度差及びその値
Ca:一定巻取速度差及びその値 Cr:付加速度差及びその張力値
D:巻取張力及びその張力値 r:原反ロールの任意半径位置(原反半径)
T:製造後の経過時間
Claims (8)
- シートを巻取る巻取軸を押圧し前記シートを前記巻取軸に巻き付ける巻取ローラと、
前記シートを押圧して張架区間を形成する張架区間形成ローラと、
前記張架区間形成ローラと前記巻取ローラ間の前記シートの送り速度差を制御することにより前記張架区間内の前記シートに張力を形成する速度差制御手段と、を備え、
前記速度差制御手段は、前記シートの送り速度差を、前記張架区間の上流にある原反ロールの測定された半径に基づいて、予め記憶された前記原反ロールの半径と前記シートの送り速度差の関係を示すテーブルから抽出したシートの送り速度差に変更することを特徴とするシート巻取装置。 - シートを巻取る巻取軸を押圧し前記シートを前記巻取軸に巻き付ける巻取ローラと、
前記シートを押圧して張架区間を形成する張架区間形成ローラと、
前記張架区間形成ローラと前記巻取ローラ間の前記シートの送り速度差を制御することにより前記張架区間内の前記シートに張力を形成する速度差制御手段と、を備え、
前記速度差制御手段は、前記張架区間の上流にある原反ロールの製造後の経過時間に応じて前記シートの送り速度差を変更することを特徴とするシート巻取装置。 - 前記速度差制御手段は、前記シートの送り速度差を、原反ロールの製造後の経過時間に基づいて、予め記憶された前記原反ロールの製造後の経過時間と前記シートの送り速度差の関係を示すテーブルから抽出したシートの送り速度差に変更することを特徴とする請求項2に記載のシート巻取装置。
- 請求項1から3のいずれか1項に記載のシート巻取装置において、
前記原反ロールのシート送出量と前記張架区間形成ローラのシート送入量が同じになるように前記原反ロールと前記張架区間形成ローラを同期運転制御する同期運転制御手段を備えることを特徴とするシート巻取装置。 - シートを巻取る巻取軸を押圧し前記シートを前記巻取軸に巻き付ける巻取ローラと、前記シートを押圧して張架区間を形成する張架区間形成ローラと、を用いてシートを巻取る巻取方法であって、
前記張架区間の上流にある原反ロールの半径を測定し、測定された原反ロールの半径に基づき、予め記憶された前記原反ロールの半径と前記張架区間形成ローラと前記巻取ローラ間のシートの送り速度差の関係を示すテーブルから、設定すべきシートの送り速度差を抽出し、抽出した前記シートの送り速度差を設定して制御することにより、前記張架区間内の前記シートに張力を形成するシート巻取方法。 - シートを巻取る巻取軸を押圧し前記シートを前記巻取軸に巻き付ける巻取ローラと、前記シートを押圧して張架区間を形成する張架区間形成ローラと、を用いてシートを巻取る巻取方法であって、
前記張架区間の上流にある原反ロールの製造後の経過時間に応じて前記張架区間形成ローラと前記巻取ローラ間の前記シートの送り速度差を設定して制御することにより、前記張架区間内の前記シートに張力を形成するシート巻取方法。 - 原反ロールの製造後の経過時間に基づいて、予め記憶された前記原反ロールの製造後の経過時間と前記シートの送り速度差の関係を示すテーブルから設定すべきシートの送り速度差を抽出することを特徴とする請求項6に記載のシート巻取方法。
- 請求項5から7のいずれか1項に記載のシート巻取方法において、前記原反ロールのシート送出量と前記張架区間形成ローラのシート送入量が同じになるように前記原反ロールと前記張架区間形成ローラを同期運転制御することを特徴とするシート巻取方法。
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