JP5028496B2 - ストリップ表裏面の検査装置及び検査方法 - Google Patents
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Description
圧延後のストリップ表裏面に、該疵または模様が転写された場合、圧延作業後の各種工程において、取り除くことができず、製品歩留まりを低下させる要因となる。
欠陥の発生ピッチから作業ロールに疵が発生している冷間タンデム圧延機の該当スタンドを特定するために、圧延後のストリップを数mから15m程度切り出し、表裏面を光学的に検査する。
更に、高精度に張力を設定することができ、ストリップ表裏面検査時の設定張力に対する張力変動を最小化することで、ストリップ破断のリスクを低減し、安全性ならびに信頼性の高いストリップ表裏面の検査装置を提供することである。
更に、高精度に張力を設定することができ、ストリップ表裏面検査時の設定張力に対する張力変動を最小化することで、ストリップ破断のリスクを低減し、安全性ならびに信頼性の高いストリップ表裏面の検査装置を提供することができる。
更に、ストリップ幅方向の反りの修正及び該把持装置で把持した際に発生するシワを抑制するストリップ表裏面の検査装置を提供することができる。
圧延機で圧延されたストリップ表裏面の検査装置において、ストリップ長手方向の両側をそれぞれ把持する2組の把持装置と前記2組の把持装置間の任意の位置でストリップの表面あるいは裏面を押圧することで、ストリップ幅方向の反りの修正及び該把持装置で把持した際に発生するシワを抑制することができる。
更には、任意の角度において、ホーニング作業及び光学的検査を行なうことで、ストリップ表裏面の有害な疵または模様を判別しやすくなる。
図1は、本実施の形態に係わる圧延されたストリップの検査装置の概略図である。
上流側スタンド100と入側回転フレーム5との間には、入側回転フレーム5の回転を許容しつつ、入側回転フレーム5の長手方向の移動を阻止するべく、複数の規制ローラ30が介装されている。
入側回転フレーム5の入側面には、図4(A)に示すように、スリット5aに対し、その上方、下方に位置するよう、1組の入側把持装置3a,3bが取り付けられている。
以下の説明においては、上側の入側把持装置3aが可動な構造であり、下側の入側把持装置3bが固定された構造であるものとする。
また、入側回転フレーム5の出側面には、図4(B)に示すように、スリット5aの上方に、入側押圧装置7aが取り付けられている。
入側押圧装置7aは、入側回転フレーム5に対して上下動可能な構造であり、ストリップ1に対して上方から押し付けることにより、ストリップ1に張力を発生させるものである。
下流側スタンド200と出側回転フレーム6との間には、出側回転フレーム6の回転を許容しつつ、入側回転フレーム6の長手方向の移動を阻止するべく、複数の規制ローラ30が介装されている。
出側回転フレーム6の出側面には、スリット6aに対して、その上方、下方に位置するよう、1組の出側把持装置4a,4bが取り付けられている。
以下の説明においては、上側の出側把持装置4aが可動な構造であり、下側の出側把持装置4bが固定された構造であるものとする。
また、出側回転フレーム6の入側面には、スリット6aの上方に、出側押圧装置7bが取り付けられている。出側押圧装置7bは、出側回転フレーム6に対して上下動可能な構造であり、ストリップ1に対して上方から押し付けることにより、ストリップ1に張力を発生させるものである。
更に、図6に示すように、入出側回転フレーム5,6をつなぐセパレータ11には、押圧装置7a,7bと同様な機能を持つ押圧装置7を設けても良い。セパレータ11は入出側回転フレーム5,6の回転時の機械的な同期を取るだけでなく、押圧装置7を取り付けるフレームも兼ねるのである。押圧装置7は、入出側把持装置3a,3b,4a,4b間の任意の位置に配置される。
ストリップ1の後端が、開放してある入側把持装置3a,3b上に到達後、ストリップ1の後端を入側把持装置3a,3bで把持する。その後、ストリップ1の先端を出側把持装置4a,4bで把持する。
このとき、出側把持装置4a,4bでストリップ長手方向先端部を把持する前にストリップ搬送装置8を入出側把持装置3a,3b,4a,4bの把持高さ2に上昇させておくことで、ストリップ1のたるみ量を最小化することができ、該2組の入出側把持装置3a,3b,4a,4bの回転時のストリップたわみ量を低減することで、ストリップ1の回転時のストリップのゆらぎ量を低減することで、安全性を向上させることができる。
図1は、該2組の入出側把持装置3a,3b,4a,4bでストリップ1の把持が完了した時点を示した概略図である。
ストリップ搬送装置8の下降完了後、ストリップ1に生成させる張力が所望の張力となるように、入出側押圧装置7a,7bでストリップ1を押圧し、ストリップ1に張力を生成させる。
ストリップ1に生成させる張力が所望の張力となり、入出側押圧装置7a,7bでの押圧作業が完了した後、ストリップ1の第1検査面にホーニング作業を施し、光学的検査を行なう。
ストリップ表面を押圧する入出側押圧装置7a,7bは、ストリップ表面との接触部をローラ構造とし、ストリップ表面への疵付きを防止しても良い。
ストリップ1に幅方向の反りまたは該入出側把持装置3a,3b,4a,4bの把持部を起点としたシワが発生している場合には、ストリップ1に所望の張力を付与することで、幅反りの修正及びシワが抑制でき、ストリップ1の検査面の光学的検査に支障をきたすことが無い。
図2は、ストリップ搬送装置8を下降位置まで下降させ、ストリップ1に生成させる張力が所望の張力となるように、入出側押圧装置7a,7bでストリップ1を押圧した状態を示す概略図である。
また、検査面を任意の角度に傾けることで、ストリップ表裏面の有害な疵または模様が検知しやすくなる。
図3は、入出側押圧装置7a,7bでストリップ1に生成させた所望の張力を維持した状態で、該把持装置3a,3b,4a,4bのストリップ幅方向把持中心位置乃至は該近傍を軸芯として、電気的に同期を取った入出側回転フレーム5,6を180度回転させた状態を示す概略図である。
また、ストリップ幅方向の反りの修正及び該把持装置3a,3b,4a,4bで把持した際に発生するシワを抑制することができるため、ストリップ1の検査面の光学的検査が容易になる。
前述した効果に加え、ストリップ搬送装置8を概ね入出側把持装置3a,3b,4a,4bの把持高さ2に上昇させ、該2組の入出側把持装置3a,3b,4a,4b間のストリップ1の長さを最小化させることで、ストリップ1のたるみ量を最小化することができ、該2組の入出側把持装置3a,3b,4a,4bの回転時のストリップ1のたわみ量を低減することで、ストリップ1回転時の安全性を向上させることができる。
更には、押圧装置7,7a,7bを入出側把持装置3a,3b,4a,4bの把持高さ2の上側、即ち、ストリップ搬送装置8の配置と反対側に配置することで、ストリップ搬送装置8と押圧装置7,7a,7bの干渉がないため、該2組の入出側把持装置3a,3b,4a,4b間に設置するストリップ搬送装置8は十分な長さを確保できるので、通板安定性を向上させることができ、作業効率が向上する。
図5は、2組の把持装置を離隔させることでストリップに張力を付与する従来方式(特許文献2)と、本発明の2組の把持装置間の任意の位置で少なくとも1つの押圧装置でストリップ表面を押圧することでストリップに張力を付与する本発明の方式とを、ストリップのひずみにより発生する応力σ(ストリップに掛かる単位張力)で比較したものである。
違いを明確化するため、自重による張力を除外し、2組の把持装置の離隔によるストリップの伸びと押圧装置での押圧によるストリップの伸びから、それぞれに作用する応力すなわち単位張力を算出し、比較した。
比較に使用した応力σ(ストリップに掛かる単位張力)の式は、σ=(ΔL/L)×Eである。ここで、Eは縦弾性係数、ΔLはストリップ伸び量、Lはストリップ把持装置間距離を示す。ストリップ伸び量ΔLの算出は、2組の把持装置を離隔する従来方式の場合には、2組の把持装置の離隔量から算出し、押圧装置でストリップ表面を押圧する本発明の場合には、押圧量から算出した。
圧延されたストリップ表裏面の検査時のストリップ張力は、単位張力で、10N/mm2から50N/mm2程度の範囲であり、ストリップの厚みに応じて張力値を設定する。
従来の2組の把持装置を離隔させることでストリップに張力を付与する方式では、例えば、10mの把持装置間距離を0.5mm離隔させると約10N/mm2の応力(単位張力)が発生する。すなわち10N/mm2から50N/mm2程度の範囲に設定しようとすると、把持装置間離隔量0.5mmから2.5mm程度の非常に狭い設定範囲となる。したがって、2組の把持装置を離隔させる方式の把持位置決め精度は0.1mm程度、すなわち単位張力変動量としては、約2N/mm2程度としなければならない。
把持装置間距離が10mあり、且つ離隔機能及び回転機能を有する二重構造物で0.1mmの精度を維持するためには、高精度部品を多用し、更には剛性を高くしなければならない。また、経年変化により機械系にガタが生じると、設定張力を確保することが困難となり、ストリップがたるみ、たるみを修正するため手動で把持装置を離隔させた場合、ホーニング検査時に過大な張力設定となって、ストリップ破断のリスクが高まり安全性に課題がある。
また、図1〜図3では、セパレータ11が不要であるため、ストリップ目視検査の作業性が向上すると共に、設備重量ならびに設備費を低減することができる。
また支点間距離が約半分となり、ストリップ幅方向の反りの修正効果も向上することができる。
ここで、ストリップ表裏面の検査時に設定するストリップ張力は、前述した如く、単位張力で、10N/mm2から50N/mm2程度の範囲であり、ストリップの厚み、板幅に応じて張力値を設定する。
まず、ストリップ1長手方向の両側を入側把持装置3a,3b、出側把持装置4a,4bでそれぞれ把持し、ストリップ搬送装置8の下降が完了した時点で(ステップS1)、該押圧装置7a、7bを入出側把持装置3a,3b,4a,4bの把持高さ2へと下降させ(ステップS2)、入出側把持装置3a,3b,4a,4bを把持高さ2に設定完了(即ち、入出側把持装置3a,3b,4a,4bを昇降させることによりストリップ1を把持した)後(ステップS3)、押圧力制御に基づき張力測定装置12で張力を検出するまで該押圧装置7a、7bを下降させてストリップ1を押圧する(ステップS4)。張力を検出した後(ステップS5)、該押圧装置7a、7bは、所望のストリップ張力設定値を保持するように押圧量を制御し(ステップS7,S8)、ストリップ表裏面検査が完了するまで(ステップS10)、押圧力制御下で作動させる(ステップS6)。
該押圧装置7a,7bが、入出側把持装置3a,3b,4a,4bの把持高さ2位置に設定した後の押圧量制御のプロセスにおいて、該張力測定装置12で測定したストリップ張力測定値は、絶えず押圧量制御装置13にフィードバックさせ、押圧量を制御しているので、高精度に張力を設定することができ、ストリップ表裏面検査時の設定張力に対する張力変動を最小化することで、目視検査時の張力設定条件を一定とすることができるため、信頼性の高いストリップ表裏面の検査装置を提供することができる。
また、一定の張力値に保持することで、ストリップ破断のリスクを低減でき、安全性を向上させることができる。
図9は、出側押圧装置7bを出側回転フレーム6に、入側押圧装置7aをセパレータ11にそれぞれ取り付けた場合の概略図を示す。
図10は、出側押圧装置7bで所望の板反り形状(ストリップ先端部が僅かに上向きに湾曲している形状)を付与し、入側押圧装置7aで所望の張力を付与している状態を示す概略図である。
所望の板反り形状を付与するための出側押圧装置7bの押圧量は、出側押圧装置7bと出側把持装置4a,4b間の距離、ストリップ1の機械的性質、板厚、板幅などに基づき演算し、決定される。
図11は、ストリップ1先端に所望の板反り形状を付与している状態を示す概略図である。
図13は、ストリップ1の払い出し開始直前の状態を示す概略図である。
なお、出側把持装置4a,4bを開放する前に、出側押圧装置7bを上方の待機位置まで退避させ、その後、ストリップ搬送装置8を把持高さ2まで上昇させると、ストリップ1の先端部の反り形状が曲げ戻されるので、そのような事態は回避する必要がある。
また、張力生成装置14の配置箇所は、出側把持装置4a,4bの出側でも良いし、入出側に各々1台配置しても良い。
まず、圧延されたストリップ1は、ストリップ表裏面の光学的検査を行なうために、図示していない冷間圧延機出側のシャーによって、必要十分な数mから約15m程度までの長さに分割され、入側搬送テーブル9上を搬送され、開放してある張力生成装置14及び入側把持装置3a,3bを通り、ストリップ1の先端が把持高さ2に上昇させたストリップ搬送装置8を通過し、開放してある出側把持装置4a,4b上に到達するまで搬送される。ストリップ1の先端が、開放してある出側把持装置4a,4b上に到達後、ストリップ1の先端を出側把持装置4a,4bで把持する。その後、入側把持装置3a,3bの入側に配置した張力生成装置14において、ストリップ1に張力を付与し、張力を付与した状態で、入側把持装置3a,3bでストリップ1の後端部を把持し、ストリップ搬送装置8を下降させ、入出側押圧装置7a,7bで押圧することで、ストリップ1を押圧する前のたわみ量を最小化でき、該2組の入出側把持装置3a,3b,4a,4bが回転する際にストリップの揺らぎを抑制することができ、任意の回転角度の目視検査が可能となる。
Claims (17)
- 圧延機で圧延されたストリップ表裏面の検査装置において、ストリップ長手方向の両側をそれぞれ把持する2組の把持装置と、前記2組の把持装置間の任意の位置でストリップの表面あるいは裏面を押圧する少なくとも2つの押圧装置とを有することを特徴とするストリップ表裏面の検査装置。
- 請求項1に記載の検査装置において、前記2組の把持装置は、把持したストリップを該把持装置のストリップ幅方向把持中心位置乃至は該近傍を軸芯として、任意の角度に回転する構造とし、前記少なくとも2つの押圧装置は、該2組の把持装置間の任意の位置で、該把持装置により任意の角度に回転したストリップの表面あるいは裏面を押圧する構造としたことを特徴とするストリップ表裏面の検査装置。
- 圧延機で圧延されたストリップ表裏面の検査装置において、ストリップの長手方向の両側をそれぞれ把持し、ストリップ幅方向把持中心位置乃至は該近傍を軸芯として、任意の角度に回転する構造とした2組の把持装置と、前記2組の把持装置間の任意の位置で、該把持装置により任意の角度に回転したストリップの表面あるいは裏面を押圧する少なくとも1つの押圧装置を有することを特徴とするストリップ表裏面の検査装置。
- 請求項2乃至請求項3の何れか1項に記載の検査装置において、前記把持装置と前記押圧装置は、該把持装置で把持したストリップを該把持装置のストリップ幅方向把持中心位置乃至は該近傍を軸芯として、任意の角度に回転する回転フレームに取り付けられたことを特徴とするストリップ表裏面の検査装置。
- 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の検査装置において、前記2組の把持装置間に、該把持装置で把持される高さにおいてストリップを長手方向に搬送するストリップ搬送装置を配置することを特徴とするストリップ表裏面の検査装置。
- 請求項5に記載の検査装置において、前記ストリップ搬送装置は、昇降可能な構造としたことを特徴とするストリップ表裏面の検査装置。
- 請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の検査装置において、前記2組の把持装置は少なくとも一方に張力測定装置を有し、該張力測定装置で測定されるストリップ張力が設定張力となるように、前記押圧装置の押圧量を制御する制御装置を有することを特徴とするストリップ表裏面の検査装置。
- 請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の検査装置において、前記2組の把持装置間からストリップが搬送される出側に配置される前記押圧装置は、ストリップ先端部に対して所望の反り形状を付与することを特徴とするストリップ表裏面の検査装置。
- 請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載の検査装置において、前記2組の把持装置でストリップ長手方向の両側をそれぞれ把持されるストリップに張力を付与する張力生成装置を有することを特徴とするストリップ表裏面の検査装置。
- 圧延機で圧延されたストリップ表裏面の検査方法において、ストリップ長手方向の両側を2組の把持装置でそれぞれ把持した状態で、少なくとも2つの押圧装置で該把持装置間の任意の位置でストリップの表面あるいは裏面を押圧し、ストリップ表面あるいは裏面を検査することを特徴とするストリップ表裏面の検査方法。
- 請求項10に記載の検査方法において、前記2組の把持装置で把持したストリップを、ストリップ幅方向把持中心位置乃至は該近傍を軸芯として、任意の角度に回転させ、少なくとも2つの押圧装置で、前記把持装置により任意の角度に回転したストリップの表面あるいは裏面を押圧し、任意の角度でストリップ表面あるいは裏面を検査することを特徴とするストリップ表裏面の検査方法。
- 圧延機で圧延されたストリップ表裏面の検査方法において、ストリップ長手方向の両側を把持する2組の把持装置でそれぞれ把持した状態で、少なくとも1つの押圧装置で該2組の把持装置間の任意の位置のストリップ表面あるいは裏面を押圧し、該2組の把持装置で把持した該把持装置のストリップ幅方向把持中心位置乃至は該近傍を軸芯として、任意の角度に回転させ、ストリップの表面あるいは裏面を検査することを特徴とするストリップ表裏面の検査方法。
- 請求項10乃至請求項12の何れか1項に記載の検査方法において、前記2組の把持装置間に配置したストリップ搬送装置により、該把持装置で把持される高さにおいてストリップを長手方向に搬送することを特徴とするストリップ表裏面の検査方法。
- 請求項13に記載の検査方法において、前記2組の把持装置及びストリップが回転する際に、該回転半径外に前記ストリップ搬送装置を昇降して退避させることを特徴とするストリップ表裏面の検査方法。
- 請求項10乃至請求項14の何れか1項に記載の検査方法において、前記2組の把持装置の少なくとも一方に備えられた張力測定装置により測定されたストリップ張力が設定張力となるように、前記押圧装置の押圧量を制御することを特徴とするストリップ表裏面の検査方法。
- 請求項10乃至請求項15の何れか1項に記載の検査方法において、前記2組の把持装置間からストリップが搬送される出側に配置される前記押圧装置によりストリップ先端部に対して所望の反り形状を付与することを特徴とするストリップ表裏面の検査方法。
- 請求項10乃至請求項16の何れか1項に記載の検査方法において、前記2組の把持装置でストリップ長手方向の両側をそれぞれ把持する前のストリップに張力を付与することを特徴とするストリップ表裏面の検査方法。
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