JP2002177480A - 遊技機の電源制御装置 - Google Patents

遊技機の電源制御装置

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JP2002177480A
JP2002177480A JP2000382729A JP2000382729A JP2002177480A JP 2002177480 A JP2002177480 A JP 2002177480A JP 2000382729 A JP2000382729 A JP 2000382729A JP 2000382729 A JP2000382729 A JP 2000382729A JP 2002177480 A JP2002177480 A JP 2002177480A
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power supply
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JP2000382729A
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Yasuo Kobayashi
康男 小林
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Original Assignee
Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技者の遊技機に対する遊技意欲を削ぐことな
く、電力浪費を防止して省エネルギ効果を上げることが
可能な遊技機の電源制御装置を提供する。 【解決手段】省電力モードを設定しているためにパチン
コ機のほとんどの電気装置への通電が停止しているとき
には、省電力モード表示装置40の表示板42が図柄表
示器6aの画面を覆う位置まで移動してくる。表示板4
2には、現在、省電力モードであることと、パチンコ機
2の遊技内容が記載されている。このため、これから遊
技をしようとする人が、遊技者確認センサの検出範囲外
からパチンコ機を見たとしても、図柄表示器6aの画面
を覆っている表示板42を見るだけでパチンコ機の状態
とパチンコ機の遊技内容が理解できるので、遊技意欲が
薄れる心配がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気装置を備え
た遊技機の電源制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機の電気装置の電源を制御する
装置として、例えば、特開平10−174741号公報
に記載の技術が知られている。この技術は、パチンコ機
の正面に人物検出センサを配置し、この人物検出センサ
が遊技者を検知していないときには、パチンコ機の電気
装置への通電を停止するようにしている。前記電気装置
は、パチンコ球を発射する発射装置、パチンコ球が入賞
口に入賞したときにパチンコ球を払い出す賞球モータ、
始動入賞口などにパチンコ球が入賞すると絵柄や番号等
の動画が液晶画像で表示される図柄表示装置、遊技盤の
周囲を飾る電飾装置などの総称であり、このような装置
への通電を停止することで、パチンコ機の電力浪費を防
止するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記技術は、
人物検出センサの検出範囲の外側にいる遊技者が通電を
停止しているパチンコ機を見た場合、省エネルギのため
にパチンコ機が通電を停止した待機状態となっているの
か、故障のために通電を停止しているのか判別がつかな
い場合がある。
【0004】また、電気装置の通電を停止してしまう
と、例えば図柄表示装置がどのような液晶画像で表示す
るのか遊技内容がわからず、遊技者の遊技意欲が薄れる
おそれがある。本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
であり、遊技者の遊技機に対する遊技意欲を削ぐことな
く、電力浪費を防止して省エネルギ効果を上げることが
可能な遊技機の電源制御装置を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の遊技機の電源制御装置は、複数の電
気装置を備えた遊技機の電源制御装置であって、遊技機
の正面における遊技者の有無を検出する遊技者検出手段
と、この遊技者検出手段の検出結果に基づいて遊技機の
正面に遊技者が居ないと判断したときに、特定の前記電
気装置への通電を停止して省電力モードにする省電力モ
ード手段と、前記省電力モードの状態を遊技者に認知さ
せる認知手段とを備えた。
【0006】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の遊技機の電源制御装置において、前記省電力モード
手段は、遊技者検出手段の検出結果に基づいて遊技機の
正面に遊技者が居る、或いは居ないことを判断したとき
に、所定の遅れ時間を設けた後、特定の前記電気装置へ
の通電開始、或いは通電停止を行うようにした。また、
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の遊技機の
電源制御装置において、前記省電力モード手段は、少な
くとも、前記遊技盤に設けた役物の絵柄や数字等を画像
で表示する図柄表示装置への通電を停止するようにし
た。
【0007】また、請求項4記載の発明は、請求項1乃
至3の何れかに記載の遊技機の電源制御装置において、
前記認知手段は、前記遊技盤の前面の一部を覆う位置ま
で移動し、省電力モードの状態を目視で遊技者に認知さ
せる表示装置とした。また、請求項5記載の発明は、請
求項4記載の遊技機の電源制御装置において、前記表示
装置は、前記図柄表示装置の画面と略同一の外形寸法と
し、省電力モードの状態であることを表記した表示板
と、この表示板を前記遊技盤の裏面側から前記図柄表示
装置の画面を覆う位置まで移動させる駆動部とで構成し
た。
【0008】また、請求項6記載の発明は、請求項1又
は2記載の遊技機の電源制御装置において、前記省電力
モード手段は、前記図柄表示装置への通電を間欠的に行
って画像を点滅させるとともに、該図柄表示装置を、省
電力モードの状態であることを前記画像に表示して目視
で遊技者に認知させる表示装置として利用するようにし
た。
【0009】さらに、請求項7記載の発明は、請求項1
乃至6の何れかに記載の遊技機の電源制御装置におい
て、前記認知手段は、省電力モードの状態であること
を、音声で遊技者に認知させる音声装置とした。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の遊技機の電源制御
装置に係る実施形態を図面を参照して説明する。図1
は、パチンコ機2を示すものであり、このパチンコ機2
は、遊技盤4の表面に設けられた遊技域4aの中央上部
に、絵柄や番号等を画像で表示する図柄表示装置6が配
設されており、その下方には発射玉を受け入れ易い開き
状態に変化可能な変動入賞装置8が配設されている。
【0011】図柄表示装置6は、図柄表示装置6と変動
入賞装置8との間に設けた始動入賞口10および変動入
賞装置8自身の左右に設けられた始動入賞口12a、1
2bの何れかに発射玉が入賞した場合に、種々の絵柄や
番号を液晶画面で表示する図柄表示器6aと、図柄表示
器6aが絵柄や番号を表示している最中に、更に始動入
賞口10、12a、12bへ発射玉が入賞すると、その
入賞回数に応じた数だけ点灯する複数のLEDからなる
始動記憶表示器6bと、を備えている。
【0012】変動入賞装置8には、その中央上部に、開
閉自在に大入賞口14が設けられている。そして、図柄
表示器6aが停止した際の図柄の組み合せが特定の組み
合わせ、いわゆる大当りの時に、その大入賞口14が前
方に開かれ、通常状態よりも入賞確率の高い特賞状態と
なる。また、パチンコ遊技機2は、一般入賞口として、
図柄表示装置6の上部に設けられた天入賞口16と、図
柄表示装置6および変動入賞装置8の左右に設けられた
袖入賞口18a、18bおよび20a、20bと、遊技
盤4の隅部に設けた電飾装置22a、22bを備えてい
るとともに、遊技域4aへ発射するパチンコ玉を貯留す
ると共に入賞に応じた景品玉が排出される上部受け皿2
4、この上部受け皿24の下部に配置されたスピーカー
26、上部受け皿24の下方に配置した遊技者確認セン
サ28、景品球を払い出す際に受ける下皿30、パチン
コ玉を発射するために回動操作する発射ハンドル32を
備えている。
【0013】次に、図2及び図3に示すものは、省電力
モード表示装置(表示装置)40を示すものである。こ
の省電力モード表示装置40は、図柄表示器6aの画面
と略同一の外径寸法とした表示板42と、この表示板4
2を、遊技盤4の裏面に連通する開口部43を通過させ
て遊技盤4の裏面から図柄表示器6aを覆う位置まで移
動させるリンク機構44と、リンク機構44を回動させ
るリンク機構駆動部46とを備えている。リンク機構駆
動部46は、リンク機構44の端部に回転軸46aを介
して固定され、図示しない支持部に軸周りに回転する回
転ギヤ46bと、この回転ギヤ46bにモータギヤ46
cが噛み合っている駆動モータ46dとを備えている。
なお、駆動モータ46dとして、ステッピングモータや
電磁ソレノイドが考えられる。ここで、表示板42に
は、現在、省電力モードであることと、パチンコ機2の
遊技内容が記載されている。
【0014】そして、駆動モータ46dの正回転により
回転ギヤ46bが図2に示す方向に回転すると、回転ギ
ヤ46bが図2の矢印方向に回転してリンク機構44が
上方に移動し、表示板42が図柄表示器6aの画面を覆
う位置まで移動する。また、駆動モータ46dの逆回転
により回転ギヤ46bが図3に示す方向に回転すると、
回転ギヤ46bが図3の矢印方向に回転してリンク機構
44が下方に移動し、表示板42が、開口部43を通過
して遊技盤4の裏面側に隠れる。
【0015】次に、このパチンコ遊技機2の制御系の構
成を、図4のブロック図を用いて説明する。図4に示す
ように、パチンコ遊技機2の制御系は、主基板50と、
副基板53とから構成されている。主基板50は、パチ
ンコ遊技機2における遊技の進行に応じて各部の制御処
理を実行するCPU52a、CPU52aが実行する処
理のプログラム等を格納するROM52b及びCPU5
2aが処理するデータを一時記憶するRAM52cを備
えたマイクロコンピュータ52と、電源ユニット54に
それぞれ接続しているパワーリレー等の複数のリレー5
0d〜50iを備えている。
【0016】そして、マイクロコンピュータ52には、
遊技者確認センサ28から信号が入力する。また、副基
板53は、図柄制御基板53a、電飾制御基板53b、
入賞口モータ制御基板53c、発射ハンドル制御基板5
3d、スピーカー制御基板53e、表示板駆動制御基板
53fとを備え、各基板に、マイクロコンピュータ52
から制御信号が入力するとともに、複数のリレー50d
〜50iから電力が供給されている。
【0017】次に、主基板50にて実行される第1実施
形態の遊技者確認処理を、図5を参照して説明する。図
5の処理は、パチンコ機2の主電源が投入されると同時
に、所定時間毎に繰り返し実行される。先ず、ステップ
S2において遊技者確認センサ28の信号を入力し、次
いで、ステップS4では、遊技者確認センサ28の信号
に基づいてパチンコ機2の正面に遊技者がいるか否かを
判断し、遊技者が居る場合には、ステップS6に移行
し、遊技者が居ない場合には、ステップS8に移行す
る。
【0018】遊技者が居ない場合に移行するステップS
8では、所定時間に設定した遅れ時間Tdの間だけ、ス
テップS4に移行して遊技者が居ない状態が継続してい
るかを判断し、遅れ時間Tdが経過した後に、ステップ
S10に移行する。ステップS10では、リレー50d
〜50hに電力停止を行う信号を出力する。次いで、ス
テップS12に移行し、省電力モード表示装置の駆動モ
ータ46が正転動作を行うための正転信号を出力する。
次いで、ステップS14に移行し、在席フラグFを
「0」にセットした後、一旦処理を終了する。
【0019】遊技者が居ない場合に、ステップS4から
移行したステップS6では、在席フラグFが「1」にセ
ットされているか否かを判断する。在席フラグFが
「1」にセットされている場合には、一旦処理を終了す
る。在席フラグFが「1」にセットされていない場合に
は、ステップS16に移行し、所定時間に設定した遅れ
時間Tdの間だけ、ステップS4に移行して遊技者が居
る状態が継続しているかを判断し、遅れ時間Tdが経過
した後に、ステップS18に移行する。
【0020】ステップS18では、リレー50d〜50
hに電力供給を行う信号を出力する。次いで、ステップ
S20に移行し、省電力モード表示装置の駆動モータ4
6が逆転動作を行うための逆転信号を出力する。次い
で、ステップS22に移行し、在席フラグFを「1」に
セットした後、一旦処理を終了する。図5に示した処理
の具体的な動作について説明すると、全ての装置に電力
が供給されているパチンコ機2の正面から遊技者が離れ
た場合、所定の遅れ時間Tdが経った後に(ステップS
8)、マイクロコンピュータ52からリレー50d〜5
0hにOFF信号が入力する(ステップS10)。これ
により、図柄制御基板53a、電飾制御基板53b、入
賞口モータ制御基板53c、発射ハンドル制御基板53
d、スピーカー制御基板53eへの電力が停止され、図
柄表示装置6、電飾装置22a、22b、入賞口モータ
14、発射ハンドル32及びスピーカー26への通電が
停止される。
【0021】そして、マイクロコンピュータ52からリ
レー50iにON信号が入力し、表示板駆動制御基板3
2fに正転の駆動信号が入力することで(ステップS1
2)、駆動モータ46dが正回転し、それによりモータ
ギヤ46cの駆動力が回転ギヤ46bに伝達され、リン
ク機構44が上方に移動することで、表示板42が図柄
表示器6aの画面を覆う位置まで移動する。
【0022】また、パチンコ機2の正面に遊技者が座っ
た場合、所定の遅れ時間Tdが経った後に(ステップS
16)、マイクロコンピュータ52からリレー50d〜
50hにON信号が入力する(ステップS18)。これ
により、図柄制御基板53a、電飾制御基板53b、入
賞口モータ制御基板53c、発射ハンドル制御基板53
d、スピーカー制御基板53eに電力が供給され、図柄
表示装置6、電飾装置22a、22b、入賞口モータ1
4、発射ハンドル32及びスピーカー26への通電が開
始される。
【0023】そして、表示板駆動制御基板53fに逆転
の駆動信号が入力することで(ステップS20)、駆動
モータ46dが逆回転し、それによりモータギヤ46c
の駆動力が回転ギヤ46bに伝達され、リンク機構44
が下方に移動することで、表示板42が開口部43を通
過して遊技盤4の裏面側に隠れる。上記構成によると、
パチンコ機2の正面に遊技者が居ない場合には、電気装
置(図柄表示装置6、電飾装置22a、22b、入賞口
モータ14、発射ハンドル32及びスピーカー26)へ
の通電が停止して省電力が図られるので、電力の浪費を
防止することができる。
【0024】また、パチンコ機2の電気装置への通電が
停止しているときに、これから遊技をしようとする人
が、遊技者確認センサ28の検出範囲外からパチンコ機
2を見たとしても、省電力モード表示装置40の表示板
42が図柄表示器6aの画面を覆う位置まで移動してお
り、この表示板42に記載されている内容から、現在が
省電力モードであること及びパチンコ機2の遊技内容
を、目視で理解できるので、遊技者の遊技意欲が薄れる
心配がない。
【0025】また、第1実施形態の遊技者確認処理で
は、パチンコ機2の正面に遊技者が居るか、居ないかを
判断した後、一定の時間(遅れ時間Td)をあけて電気
装置への通電停止、或いは通電開始を行うようにしてい
るおり、この遅れ時間Tdを設定したことから、電気装
置の通電の停止又は開始が頻繁に繰り返されるのを防止
し、さらに電力の消費を防止する効果を高めることがで
きる。
【0026】なお、図2から図3では、表示板42が図
柄表示器6aの画面を覆う位置まで移動する構成にした
が、現在が省電力モードであることを目視で確認できる
他の構成、例えば、省電力モードの状態であることを幕
に表記した垂れ幕と、この垂れ幕を図柄表示器6aの画
面を覆う位置まで降ろす駆動部とを備えた構成にして
も、同様の作用効果を得ることができる。
【0027】そして、本実施形態の図5で示したステッ
プS10が、本発明の省電力モード手段に相当し、図5
のステップS12及び省電力モード表示装置40が本発
明の目視で確認できる認知手段に相当する。次に、図6
に、主基板50にて実行される第2実施形態の遊技者確
認処理を示す。なお、本実施形態の処理と、図5に示し
た処理との同一構成のステップには、同一符号を付して
説明を省略する。また、本実施形態では、図2及び図3
に示した省電力モード表示装置40が存在しないパチン
コ機2を使用するものとする。
【0028】本実施形態では、ステップS8とステップ
S14との間に、図柄制御基板53a用のリレー50d
を除くリレー50e〜50hに対して電力停止を行う信
号を出力するステップS24と、図柄制御基板53aに
省電力モードの表示を行うための信号を出力するステッ
プS26とを設けている。また、ステップS16とステ
ップS22との間に、リレー50e〜50hに対して電
力供給を開始する信号を出力するステップS28と、図
柄制御基板53aに通常の画面(絵柄や数字等を表示し
た画面)を表示するための信号を出力するステップS3
0とを設けている。
【0029】前記ステップS26は、画面表示器6aを
点滅画像とするとともに、その画像に、現在が省電力モ
ードであることを表示する信号を出力する。このような
構成とした第2実施形態の遊技者確認処理によると、パ
チンコ機2の正面に遊技者が居ない場合には、電飾装置
22a、22b、入賞口モータ14、発射ハンドル32
及びスピーカー26への通電が停止して省電力が図られ
るので、電力の浪費を防止することができる。
【0030】また、パチンコ機2の上述した電気装置へ
の通電が停止しているときに、これから遊技をしようと
する人が、遊技者確認センサ28の検出範囲外からパチ
ンコ機2を見たとしても、図柄表示装置6の画面表示器
6aが点滅画像となっているとともに、その画像に、現
在が省電力モードであることが表示されているので、遊
技者の遊技意欲が薄れる心配がない。
【0031】なお、本実施形態のステップS24が、本
発明の省電力モード手段に相当し、ステップS26及び
図柄表示装置6が本発明の目視で確認できる認知手段に
相当する。次に、図7に、主基板50にて実行される第
3実施形態の遊技者確認処理を示す。なお、本実施形態
の処理も、図5に示した処理との同一構成のステップに
は、同一符号を付して説明を省略するとともに、、図2
及び図3に示した省電力モード表示装置40が存在しな
いパチンコ機2を使用するものとする。
【0032】本実施形態では、ステップS8とステップ
S14との間に、スピーカー制御基板53e用のリレー
50hを除くリレー50d〜50gに対して電力停止を
行う信号を出力するステップS32と、スピーカー制御
基板53eに省電力モードであることを音声で発する信
号を出力するステップS34とを設けている。また、ス
テップS16とステップS22との間に、リレー50d
〜50gに対して電力供給を開始する信号を出力するス
テップS36と、スピーカー制御基板53eに通常の遊
技状態の音声で発する信号を出力するステップS38と
を設けている。
【0033】前記ステップS34は、現在が省電力モー
ドであることを人間の疑似音声等で発生する信号を出力
するようになっている。このような構成とした第3実施
形態の遊技者確認処理によると、パチンコ機2の正面に
遊技者が居ない場合には、図柄表示装置6、電飾装置2
2a、22b、入賞口モータ14及び発射ハンドル32
への通電が停止して省電力が図られるので、電力の浪費
を防止することができる。
【0034】また、パチンコ機2の上述した電気装置へ
の通電が停止しているときに、これから遊技をしようと
する人が、遊技者確認センサ28の検出範囲外からパチ
ンコ機2を見たとしても、スピーカー26から現在が省
電力モードであることが音声で出ているので、遊技者の
遊技意欲が薄れる心配がない。なお、上記した第3実施
形態を、第1実施形態、又は第2実施形態に組み合わせ
た構成とすると、さらに遊技者の遊技意欲の向上を図る
ことができる。
【0035】そして、本実施形態のステップS32が、
本発明の省電力モード手段に相当し、ステップS34及
びスピーカー26がが本発明の音声で確認できる認知手
段に相当する。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜7記載
の発明によると、遊技者検出手段の検出結果に基づいて
遊技機の正面に遊技者が居ないと判断したときに、特定
の前記電気装置への通電を停止して省電力モードにする
省電力モード手段を設けているので、電力浪費を防止し
て省エネルギ効果を上げた遊技機を提供することができ
る。
【0037】そして、請求項2記載の発明によると、省
電力モード手段は、遊技者検出手段の検出結果に基づい
て遊技機の正面に遊技者が居る、或いは居ないことを判
断したときに、所定の遅れ時間を設けた後、特定の前記
電気装置への通電開始、或いは通電停止を行うようにし
ており、電気装置の通電の停止又は開始が頻繁に繰り返
されるのを防止しているので、さらに電力消費を防止す
ることができる。
【0038】また、請求項3記載の発明によると、省電
力モード手段は、消費電力の大きな図柄表示装置への通
電を停止するので、一層の電力消費の削減を図ることが
できる。また、請求項4、5及び6記載の発明は、遊技
機の状態が省電力モードであることを、目視で確認でき
るように認知手段を設けたので、遊技者の遊技機に対す
る遊技意欲を削ぐことがない。
【0039】さらに、請求項7記載の発明は、遊技機の
状態が省電力モードであることを音声で確認できるよう
に、音声装置を認知手段として設けたので、遊技者の遊
技機に対する遊技意欲を削ぐことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ機を正面側から示す図で
ある。
【図2】本発明に係る図柄表示装置の図柄表示器を覆う
ように移動し、目視で省電力モードが確認できるように
した表示装置を示す図である。
【図3】表示装置の表示板が図柄表示器から離間して遊
技盤の裏面側に移動した状態を示す図である。
【図4】本発明の制御装置の概略を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明に係る遊技者確認処理の第1実施形態を
示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る遊技者確認処理の第2実施形態を
示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る遊技者確認処理の第3実施形態を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 パチンコ機(遊技機) 6 図柄表示装置 8 変動入賞装置 22a、22b 電飾装置 26 スピーカー(音声装置) 28 遊技者確認センサ(遊技者検出手段) 32 発射ハンドル 40 省電力モード表示装置(表示装置) 42 表示板 44 リンク機構 46 リンク機構駆動部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電気装置を備えた遊技機の電源制
    御装置であって、 遊技機の正面における遊技者の有無を検出する遊技者検
    出手段と、この遊技者検出手段の検出結果に基づいて遊
    技機の正面に遊技者が居ないと判断したときに、特定の
    前記電気装置への通電を停止して省電力モードにする省
    電力モード手段と、前記省電力モードの状態を遊技者に
    認知させる認知手段と、を備えたことを特徴とする遊技
    機の電源制御装置。
  2. 【請求項2】 前記省電力モード手段は、遊技者検出手
    段の検出結果に基づいて遊技機の正面に遊技者が居る、
    或いは居ないことを判断したときに、所定の遅れ時間を
    設けた後、特定の前記電気装置への通電開始、或いは通
    電停止を行うことを特徴とする請求項1記載の遊技機の
    電源制御装置。
  3. 【請求項3】 前記省電力モード手段は、少なくとも、
    前記遊技盤に設けた役物の絵柄や数字等を画像で表示す
    る図柄表示装置への通電を停止することを特徴とする請
    求項1又は2記載の遊技機の電源制御装置。
  4. 【請求項4】 前記認知手段は、前記遊技盤の前面の一
    部を覆う位置まで移動し、省電力モードの状態を目視で
    遊技者に認知させる表示装置であることを特徴とする請
    求項1乃至3の何れかに記載の遊技機の電源制御装置。
  5. 【請求項5】 前記表示装置は、前記図柄表示装置の画
    面と略同一の外形寸法とし、省電力モードの状態である
    ことを表記した表示板と、この表示板を前記遊技盤の裏
    面側から前記図柄表示装置の画面を覆う位置まで移動さ
    せる駆動部とで構成したことを特徴とする請求項4記載
    の遊技機の電源制御装置。
  6. 【請求項6】 前記省電力モード手段は、前記図柄表示
    装置への通電を間欠的に行って画像を点滅させるととも
    に、該図柄表示装置を、省電力モードの状態であること
    を前記画像に表示して目視で遊技者に認知させる表示装
    置として利用することを特徴とする請求項1又は2記載
    の遊技機の電源制御装置。
  7. 【請求項7】 前記認知手段は、省電力モードの状態で
    あることを、音声で遊技者に認知させる音声装置とした
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の遊技
    機の電源制御装置。
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