JP2002175743A - インヒビタースイッチ - Google Patents

インヒビタースイッチ

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JP2002175743A
JP2002175743A JP2000372077A JP2000372077A JP2002175743A JP 2002175743 A JP2002175743 A JP 2002175743A JP 2000372077 A JP2000372077 A JP 2000372077A JP 2000372077 A JP2000372077 A JP 2000372077A JP 2002175743 A JP2002175743 A JP 2002175743A
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recess
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信也 中村
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H15/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for actuation in opposite directions, e.g. slide switch
    • H01H15/02Details

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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で極盤に対するオイル溜まりを抑
制し、回路の短絡を防止して確実な動作を可能とする。 【解決手段】 複数の固定接点S2,VB,S4,S
1,S3及び外部接続用の回路体を有する極盤3と、可
動接点を有した可動盤とを備え、自動変速機のオイルが
飛散するミッションケース内に配置され可動接点及び固
定接点により自動変速機の変速位置を検出するインヒビ
タースイッチにおいて、極盤3に、縦方向の奥壁63を
上下左右の囲繞壁65,67,69,71で囲んだ凹部
29・・・を設け、奥壁63側に、回路体を埋設支持す
ると共に回路体の異なる回路の各一部73,73,77
が凹部29・・・内へ露出し、凹部29・・・の下側の
囲繞壁67に、凹部29・・・外へ下降傾斜して凹部2
9・・・内へ入り込んだオイルを排出するための傾斜排
出面61を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機の変速
位置を検出するインヒビタースイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインヒビタースイッチとしては、
例えば特開平10−134672号公報に記載された図
14に示すようなものがある。このインヒビタースイッ
チ201は、極盤203と、該極盤203に対し移動可
能な可動盤205とを備えている。極盤203は、基盤
207の下面に複数の固定接点209,211,21
3,215,217を備えている。
【0003】前記可動盤205には可動接点219が支
持されている。可動接点219には複数の接点アーム2
21が片持ち状に設けられている。各接点アーム221
は前記各固定接点209,211,213,215,2
17に摺動可能に接触している。
【0004】従って、変速操作によってマニュアルバル
ブが動作すると、これに連動する可動盤205が移動
し、可動接点219の各接点アーム221の接触により
複数の固定接点209,211,213,215,21
7が選択的に導通して変速位置を検出することができ
る。
【0005】そして、このようなインヒビタースイッチ
を自動変速機のオイルが飛散するミッションケース内に
配置して使用する場合でも、固定接点209等が基盤2
07の下面側に配置されているため、オイルが掛かって
も固定接点209等の箇所にオイルが溜まるのを抑制す
ることができる。従って、オイル中に導体等の金属粉が
混じっていても、固定接点209等の間の絶縁不良を抑
制することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
インヒビタースイッチ201では、固定接点209等が
基盤207の下面側に位置することを前提としている
が、自動変速機の構造によってはミッションケース内に
基盤207を立てた状態で、即ち固定接点を基盤の側部
に配置するインヒビタースイッチが求められる。
【0007】かかるインヒビタースイッチでは、極盤2
03に掛かるオイルが基盤207に形成される肉抜き部
等に溜まり込むという問題を招く恐れがある。この肉抜
き部等には、製造上、各固定接点に接続された外部接続
用の回路体の異なる回路の一部が露出していることがあ
り、金属粉が混在しているオイルの溜まり込みによって
異なる回路の短絡を招く恐れがある。このため、肉抜き
部内に露出している回路を樹脂でさらに埋め込む等の工
程をさらに必要とし、製造が煩雑になる恐れがあった。
【0008】本発明は、簡単な構造で、金属粉を含んだ
オイルの溜まり込みを抑制し、短絡を防止することので
きるインヒビタースイッチの提供を課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
の固定接点及び該各固定接点に接続された外部接続用の
回路体を有する極盤と、前記各固定接点に摺動可能な可
動接点を有し前記極盤に対して移動可能な可動盤とを備
え、自動変速機のミッションケース内に配置され前記可
動接点及び固定接点により前記自動変速機の変速位置を
検出するインヒビタースイッチにおいて、前記極盤に、
縦方向の奥壁を上下左右の囲繞壁で囲んだ凹部を設け、
前記奥壁側に、前記回路体を埋設支持すると共に該回路
体の異なる回路の各一部が前記凹部内へ露出し、前記凹
部の下側の囲繞壁に、凹部外へ下降傾斜して凹部内へ入
り込んだオイルを排出するための傾斜排出面を設けたこ
とを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1記載のインヒ
ビタースイッチであって、前記傾斜排出面は、他の囲繞
壁に形成される傾斜面よりも傾斜角度が大きいことを特
徴とする。
【0011】請求項3の発明は、固定接点、素子、及び
該素子を外部接続するための素子回路体を有する極盤
と、前記固定接点に摺動可能な可動接点を有し前記極盤
に対して移動可能な可動盤とを備え、自動変速機のミッ
ションケース内に配置され前記可動接点及び固定接点に
より前記自動変速機の変速位置を検出するインヒビター
スイッチにおいて、前記極盤に、縦方向の奥壁を上下左
右の囲繞壁で囲んだ素子収容凹部を設け、前記奥壁に、
前記素子回路の接続端子を露出させ、前記素子収容凹部
内に、前記素子を収容支持すると共に該素子の各端子を
前記素子回路の各接続端子に接続し、前記素子収容凹部
の下側の囲繞壁に、前記素子収容凹部外へ下降傾斜して
素子収容凹部内へ入り込んだオイルを排出するための傾
斜排出面を設けたことを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、請求項3記載のインヒ
ビタースイッチであって、前記素子収容凹部の下側の囲
繞壁に、前記素子を乗せて支持する突部を設けたことを
特徴とする。
【0013】請求項5の発明は、請求項4記載のインヒ
ビタースイッチであって、前記突部は、上面が前記傾斜
排出面と同方向に傾斜していることを特徴とする。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明では、複数の固定接点及
び該各固定接点に接続された外部接続用の回路体を有す
る極盤と、前記各固定接点に摺動可能に接触する複数の
可動接点を有し、前記極盤に対して移動可能な可動盤と
を備え、自動変速機のミッションケース内に配置され前
記可動接点及び固定接点により前記自動変速機の変速位
置を検出することができる。
【0015】そして、前記極盤に縦方向の奥壁を上下左
右の囲繞壁で囲んだ凹部を設けているため、極盤の剛性
を高めながら軽量化を図ることができる。又、凹部の奥
壁側に外部接続用の回路体が埋設支持されると共に、該
回路体の異なる回路の各一部が前記凹部内へ露出してい
るため、製造時に露出している部分で回路体を治具など
によって位置決めることにより奥壁側に正確に埋設支持
させることができる。しかも、前記凹部の下側の囲繞壁
に凹部外へ下降傾斜して凹部内へ入り込んだオイルを排
出するための傾斜排出面を設けたため、ミッションケー
ス内で極盤にオイルが掛かり、前記凹部内へオイルが入
り込んでも、傾斜排出面によってオイルが凹部外へ排出
されることになり、金属粉を含んだオイルの溜まり込み
で凹部内に露出する異なる回路の一部が短絡することを
抑制できる。従って、自動変速機の変速位置を正確に検
出することができる。
【0016】請求項2の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、傾斜排出面は他の囲繞壁に形成される傾斜面
よりも傾斜角度が大きいため、凹部内へ入り込んだオイ
ルを凹部外へ確実に排出することができる。
【0017】請求項3の発明では、固定接点、素子、及
び該素子を外部接続するための素子回路体を有する極盤
と、前記固定接点に摺動可能な可動接点を有し前記極盤
に対して移動可能な可動盤とを備え、自動変速機のミッ
ションケース内に配置され前記可動接点及び固定接点に
より前記自動変速機の変速位置を検出することができ
る。
【0018】そして、前記極盤に、縦方向の奥壁を上下
左右の囲繞壁で囲んだ素子収容凹部を設け、前記奥壁
に、前記素子回路の接続端子を露出させ、前記素子収容
凹部内に、前記素子を収容支持すると共に該素子の各端
子を前記素子回路の各接続端子に接続しているため、組
付時等に素子収容凹部内に支持された素子を素子収容凹
部により外力から保護することができると共に、上方か
ら流れ落ちるオイルが直接素子に掛からないようにする
ことができる。
【0019】しかも、素子収容凹部の下側の囲繞壁に前
記素子収容凹部外へ下降傾斜して素子収容凹部内へ入り
込んだオイルを排出するための傾斜排出面を設けたた
め、自動変速機のオイルが飛散して素子収容凹部内へ入
り込んでも傾斜排出面によって素子収容凹部外へ確実に
排出することができる。このため金属粉を含んだオイル
によって素子回路体の各接続端子等が短絡するのを抑制
し、素子の確実な動作を可能とする。
【0020】請求項4の発明では、請求項3の発明の効
果に加え、前記素子収容凹部の下側の囲繞壁に前記素子
を乗せて支持する突部を設けたため、素子収容凹部内に
入り込んだオイルは突部の両側から傾斜排出面によって
素子収容凹部外へ確実に排出することができる。従っ
て、素子収容凹部内へのオイルの溜まりを抑制し、素子
回路体の接続端子等の短絡をより確実に抑制することが
できる。
【0021】請求項5の発明では、請求項4の発明の効
果に加え、前記突部は上面が前記傾斜排出面と同方向に
傾斜しているため、素子収容凹部内に入り込んだオイル
は突部の上面によっても素子収容凹部外へ排出すること
ができ、素子収容凹部内へのオイルの溜まりをより確実
に抑制し、素子回路体の接続端子等の短絡をより確実に
抑制することができる。又、突部の上面の傾斜によっ
て、素子を組み付ける時に素子の組付ガイドを行うこと
ができ、素子の組付けを容易に行わせることが可能とな
る。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態を適
用したインヒビタースイッチ1の斜視図を示している。
このインヒビタースイッチ1は、自動変速機のオイルが
飛散するミッションケース内に配置され、可動接点によ
る固定接点の選択的な導通により自動変速機の変速位置
を検出するものである。このインヒビタースイッチ1
は、極盤3と可動盤5とブラケット一体の金属製のケー
ス7とから概ね構成されている。
【0023】前記極盤3は、ミッションケース内に縦方
向に沿って配置される構成となっており、前記ケース7
に加締めて取り付けられている。前記可動盤5は、前記
極盤3とケース7との間に配置され、矢印A方向に往復
移動可能に配置されている。可動盤5には駆動ピン9が
突設され、ケース7の矢印A方向に長い穴11から突出
している。この駆動ピン9は、自動変速機の図外のマニ
ュアルバルブに連結されている。
【0024】前記極盤3は、例えば図2,図3のように
なっている。図2は極盤3の正面図であり、図3は図2
のSB−SB矢視における断面図である。この図2,図
3のように、極盤3の基盤13は樹脂で形成され、縦方
向に沿って配置されている。この基盤13の下部側に、
複数の溝15,17,19,21,23が前記矢印A方
向に沿って設けられている。この溝15,17,19,
21,23は、図2紙面直交方向の比較的浅い凹状に形
成され、この溝15,17,19,21,23の奥側の
面に固定接点S2,VB,S4,S1,S3が取り付け
られている。
【0025】前記固定接点VBは常時接続のコモン接点
であり、溝17に沿って長く形成されている。他の固定
接点S2,S4,S1,S3は、選択的な導通のため、
それぞれ所定の長さに設定されている。
【0026】前記各固定接点S2,VB,S4,S1,
S3には、図3で示す外部接続用の回路体25が一体に
接続されており、該回路体25の外部接続端子26が図
2のように基盤13の上部に配置されている。
【0027】前記回路体25は、樹脂の基盤13に対し
インサート成形によって埋設支持されている。又、基盤
13には、図3のように前記回路体25に併設される形
態で外部接続用の他の回路体27も埋設支持さている。
この回路体27は後述する素子である温度センサの素子
回路を含んでいる。この他の回路体27の外部接続端子
28も前記外部接続端子26と同様に基盤13の上部側
に配置されている。
【0028】前記基盤13には、図2、図3のように肉
抜きのための凹部29,31,33,35,37,3
9,41,43,45,47,49,51,53,5
5,57等が設けられている。これら凹部29,31,
33,35,37,39,41,43,45,47,4
9,51,53,55,57等は縦方向の奥壁を上下左
右の囲繞壁で囲んだ構成となっている。各凹部29等に
は、傾斜排出面61が設けられている。前記基盤13に
は、図2の前記固定接点S3(左側)等の背面側におい
て素子収容凹部83が設けられている。
【0029】前記各凹部29,31,33,35,3
7,39,41,43,45,47,49,51,5
3,55,57,59を、図4の拡大図で更に説明す
る。前記各凹部29,31,33,35,37,39,
41,43,45,47,49,51,53,55,5
7,59は、若干の形状は異なるが基本構成はほぼ同様
であり、主に凹部29を代表してその説明を行う。
【0030】前記凹部29は、図4のように縦方向の奥
壁63を上下左右の囲繞壁65,67,69,71で囲
むことによって構成されている。この奥壁63側に前記
のように回路体25,27(図3)が埋設支持されてい
る。奥壁63には、前記回路体25の異なる回路73,
75,77が凹部29内へ露出している。他の凹部、例
えば凹部33においては、前記回路体27の異なる回路
の一部79,81が露出している。その他の凹部31,
35,37,39,41,43,45,47,49,5
1,53,55,57,59においても同様に回路体2
5又は27の異なる回路の各一部が露出した構成となっ
ている。前記凹部29等の下側の囲繞壁67に前記傾斜
排出面61が設けられている。なお、凹部29の下側の
凹部37では、凹部29の囲繞壁67が上側の囲繞壁と
なり、凹部37の下端が下側の囲繞壁67となる。他の
上下の凹部33,39等における囲繞壁の関係も同様で
ある。
【0031】前記極盤3の基盤13は、前記各凹部29
等が存在することによって肉抜き構造となり、軽量化を
図りながら剛性を高めることができる。前記のように異
なる回路の一部73,75,77,79,81等が凹部
29,33等に露出する状態が生ずるのは、製造上の理
由であり、該理由は後述する。
【0032】図5は、前記基盤13の背面側の素子収容
凹部83を拡大して示したもので、図5(a)は図3の
素子収容凹部83をSC矢視方向から見た正面図であ
り、図5(b)は図5(a)のSD−SD矢視断面図で
ある。
【0033】この素子収容凹部83も、縦方向の奥壁8
5を上下左右の囲繞壁87,89,91,93で囲んだ
構成となっている。前記奥壁85には、前記回路体27
に含まれる素子回路の接続端子95,97を露出させて
いる。この素子収容凹部83内には、素子として油温セ
ンサ99が収容支持されている。油温センサ99の各端
子101,103は、前記素子回路の各接続端子95,
97に半田付けなどによって接続されている。
【0034】前記素子収容凹部83の下側の囲繞壁89
には、傾斜排出面105が設けられている。この傾斜排
出面105は、素子収容凹部83外方向へ下降傾斜し、
素子収容凹部83内へ入り込んだオイルを傾斜によって
排出するものである。
【0035】本実施形態においては、素子収容凹部83
の下側の囲繞壁89に突部107が設けられている。突
部107は前記油温センサ99を乗せて支持するもので
ある。前記突部107の奥側の下面109は、油温セン
サ99を載置できるようにほぼ水平に形成され、突部1
07の奥側の縦面111はほぼ垂直に立ち上げられてい
る。従って、下面109,縦面111によって油温セン
サ99を確実に支持することができる。又、突部107
の前側の面113は前記傾斜排出面105と同方向に傾
斜設定されている。本実施形態において、面113の傾
斜は傾斜排出面105よりも若干傾斜角度が大きく設定
されている。
【0036】前記突部107の上部には、上突部115
が設けられ、油温センサ99を上方から位置規制してい
る。上突部115の前側の下面117は素子収容凹部外
方向へ上昇傾斜している。従って、突部107の面11
3の傾斜と上突部115の面117の傾斜とによって油
温センサ99を組み付けるときにガイドをすることがで
き、油温センサ99の組付けを容易に行うことができ
る。
【0037】次に、前記のように極盤3の凹部29,3
3等に異なる回路の一部73,75,77,79,81
等が露出する理由について述べる。
【0038】図3の前記回路体25,27は、前記基盤
13に対しインサート成形によって埋設支持されるので
あるが、その製造工程において、まず図6,図7のよう
に回路体25,27の回路体半成品25A,27Aを成
形する。図6,図7において、外部接続端子26,28
等は、若干斜めから見た状態で表している。この回路体
半成品25A、27Aは、インサート成形され回路体2
5,27として完成したあとは切断されている連結部1
19,121等を含んでいる。即ち、回路体半成品25
A,25Aは、連結部119,121等を含んで一体に
打ち抜き成形されている。回路体半成品25A,27A
には、インサート成形の際、位置合わせのために治具の
ピンを差し込む位置決め孔123,125等が複数設け
られている。
【0039】回路体半成品25A,27Aのインサート
成形の際には、位置決め孔123を治具の位置決めピン
に差込み位置決める。この位置決め状態で回路体半成品
25A,27Aを樹脂の基盤13にインサート成形す
る。インサート成形後に、連結部119,121等は基
盤13表面からカッタで切断される。連結部119,1
21等が切断された後は、図3の奥壁63のVカット部
や,図4のように凹部29,33内等に異なる回路の一
部73,75,77,79,81として露出することに
なる。
【0040】前記可動盤5は、図8,図9のようになっ
ている。可動盤5は樹脂で形成され、前記各固定接点に
S2,VB,S4,S1,S3に摺動可能な可動接点1
27を有している。可動接点127は、ステンレスなど
で形成され、固定部129に対し接点アーム131,1
33,135,137,139が交互に片持ち状に設け
られ、いわゆるW型配置の構成となっている。
【0041】前記可動盤5に対する可動接点127の固
定は、可動盤5に固定されたピン141に可動接点12
7の固定部129を嵌合させ、固定プレート143を固
定ピン141に加締めることによって行われている。
【0042】次に、本発明の実施形態の作用を図10,
図11,図12の比較例を参照しながら説明する。図1
0は図2に対応し、図11は図3に対応し、図12は図
5に対応している。従って、対応する構成部分には同符
号を付して説明する。
【0043】まず、図10,図11では、凹部29,3
3,37等に傾斜排出面は設けられておらず、凹部2
9,37の下の囲繞壁の上面145,147はほぼ水平
となっている。又、図12のように素子収容凹部83の
下の囲繞壁89にも傾斜排出面は設けられておらず、そ
の上面149はほぼ水平に設定されている。
【0044】かかる状態において、自動変速機の作動中
に極盤3にオイルがかかると、凹部29,37等あるい
は素子収容凹部83内に容易に溜まり込み、その溜まり
込み状態が水平な面145,147,149等で保持さ
れてしまうことになる。特に凹部29,37等は、深い
肉抜き部であり、また、素子収容凹部83は深い凹部と
なっており、さらにオイルは金属粉を含んで粘性が高く
なっており、面145,147,149等にオイルが溜
まり易くなっている。
【0045】前記凹部29,33内等にオイルが溜まり
込むと、オイル内に含まれる金属粉等によって凹部2
9,33内等に露出する異なる回路の一部73,75,
77相互、あるいは回路の一部79,81相互が容易に
短絡する恐れがある。前記素子収容凹部83内では、オ
イルが溜まると素子回路の接続端子95,97間が容易
に短絡する恐れがある。このため、露出している回路の
一部73,75,77等の部分を、後から絶縁性の樹脂
等で埋めなければならず、製造が煩雑になる恐れがあ
る。
【0046】これに対し本発明の実施形態では、まず図
2,図3,図4のように凹部29,33等の下側の囲繞
壁67には傾斜排出面61がそれぞれ設けられており、
飛散するオイルが凹部29,33内等へ入り込んでも傾
斜排出面61の傾斜によってオイルが凹部29,33等
の外部へ流れ出し、凹部29,33内等にオイルが溜ま
るのを防止できるか、その量を大幅に抑制することがで
きる。従って、凹部29,33内等に露出する異なる回
路の一部73,75,77相互、あるいは異なる回路の
一部79,81相互等がオイル内の金属粉によって短絡
することはなく、確実な動作を行わせることができる。
【0047】前記素子収容凹部83内では、同様に傾斜
排出面105によって素子収容凹部83内に入り込んだ
オイルが素子収容凹部83外へ流れ出し、オイルが素子
収容凹部83内に溜まることがないか、その量を大幅に
抑制することができる。従って、素子回路の接続端子9
5,97が溜まったオイルに浸ることはなく、オイル中
の金属粉によって短絡することを防止できる。
【0048】本実施形態では、油温センサ99を突部1
07上に載せているため、素子収容凹部83内に入り込
んだオイルは突部107の両側に流れ、その両側から傾
斜排出面105によって素子収容凹部83外へ円滑に排
出させることができる。従って、オイルのより確実な排
出により素子収容凹部83内へのオイルの溜まりを確実
に抑制し、且つ、油温センサ99の位置が傾斜排出面1
05よりも高くなっていることより、素子回路の接続端
子95,97の短絡をより確実に防止することができ
る。
【0049】前記突部107の上面113は、傾斜排出
面105と同方向に傾斜しているため、この上面113
によってもオイルを素子収容凹部83外へ排出するよう
に流すことができ、油温センサ99周囲でのオイル溜ま
りを確実に抑制することができ、接続端子95,97の
短絡をより確実に防止することができる。
【0050】尚、突部107は省略することも可能であ
り、この場合は傾斜排出面105の途中に油温センサ9
9を収容載置するための若干の水平面を設けることが望
ましい。
【0051】尚、運転者がシフトレバーを操作すること
によってマニュアルバルブが動作すると、図1の駆動ピ
ン9を介して可動盤5が矢印A方向に移動し、前記固定
接点S2,VB,S4,S1,S3を選択的に導通し、
変速位置を検出することができる。
【0052】図13は固定接点S2,VB,S4,S
1,S3の選択的な導通と変速位置との関係を示す図表
である。この図13の図表において○で示している部分
が選択的な導通を表わしている。このような導通によっ
て、パーキングレンジP、リバースレンジR、ドライブ
レンジD、3速3、2速2、1速1などを正確に検出す
ることができる。
【0053】尚、上記実施形態において上及び左右の囲
繞壁65,69,71にも傾斜を設けることができる。
この場合下の囲繞壁67に設ける傾斜排出面61の傾斜
は、オイル排出のために傾斜角度を最も大きく設定する
のがよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るインヒビタースイッ
チの斜視図である。
【図2】一実施形態に係り、極盤の正面図である。
【図3】図2のSB−SB矢視断面図である。
【図4】一実施形態に係り、極盤の要部拡大図である。
【図5】一実施形態に係り、(a)は図3SC矢視図、
(b)は(a)のSD−SD矢視断面図である。
【図6】一実施形態に係り、回路体半成品の正面図であ
る。
【図7】一実施形態に係り、回路体半成品の正面図であ
る。
【図8】一実施形態に係り、可動盤の側面図である。
【図9】一実施形態に係り、可動盤の正面図である。
【図10】極盤の比較例を示す正面図である。
【図11】図10のSA−SA矢視断面図である。
【図12】素子収容凹部の比較例を示し、(a)は図5
(a)に対応した素子収容凹部の一部を示す正面図、
(b)は(a)のSD−SD矢視断面図である。
【図13】一実施形態に係り、固定接点の選択的な導通
と変速位置との関係を示す図表である。
【図14】従来例に係るインヒビタースイッチの分解斜
視図である。
【符号の説明】
1 インヒビタースイッチ 3 極盤 5 可動盤 29,31,33,35,37,39,41,43,4
5,47,49,51,53,55,57,59 凹部 61 傾斜排出面 63 奥壁 65 上の囲繞壁 67 下の囲繞壁 69 左の囲繞壁 71 右の囲繞壁 83 素子収容凹部 85 奥壁 87 上の囲繞壁 89 下の囲繞壁 91 左の囲繞壁 93 右の囲繞壁 95,97 素子回路の接続端子 99 油温センサ(素子) 101,103 油温センサの各端子 105 傾斜排出面 107 突部 113 突部の上面 VB,S1,S2,S3,S4 固定接点 131,133,135,137,139 可動接点
フロントページの続き Fターム(参考) 3D040 AA01 AA12 AB01 AC36 AD02 AF08 3J552 MA01 NA01 PA61 QC06 QC10 VA62W VA80W 5G010 AA03 AB13 KB09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の固定接点及び該各固定接点に接続
    された外部接続用の回路体を有する極盤と、 前記各固定接点に摺動可能な可動接点を有し前記極盤に
    対して移動可能な可動盤とを備え、 自動変速機のミッションケース内に配置され前記可動接
    点及び固定接点により前記自動変速機の変速位置を検出
    するインヒビタースイッチにおいて、 前記極盤に、縦方向の奥壁を上下左右の囲繞壁で囲んだ
    凹部を設け、 前記奥壁側に、前記回路体を埋設支持すると共に該回路
    体の異なる回路の各一部が前記凹部内に露出し、 前記凹部の下側の囲繞壁に、凹部外へ下降傾斜して凹部
    内へ入り込んだオイルを排出するための傾斜排出面を設
    けたことを特徴とするインヒビタースイッチ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のインヒビタースイッチで
    あって、 前記傾斜排出面は、他の囲繞壁に形成される傾斜面より
    も傾斜角度が大きいことを特徴とするインヒビタースイ
    ッチ。
  3. 【請求項3】 固定接点、素子、及び該素子を外部接続
    するための素子回路を有する極盤と、 前記固定接点に摺動可能な可動接点を有し前記極盤に対
    して移動可能な可動盤とを備え、 自動変速機のオイルが飛散するミッションケース内に配
    置され前記可動接点及び固定接点により前記自動変速機
    の変速位置を検出するインヒビタースイッチにおいて、 前記極盤に、縦方向の奥壁を上下左右の囲繞壁で囲んだ
    素子収容凹部を設け、 前記奥壁に、前記素子回路の接続端子を露出させ、 前記素子収容凹部内に、前記素子を収容支持すると共に
    該素子の各端子を前記素子回路の各接続端子に接続し、 前記素子収容凹部の下側の囲繞壁に、前記素子収容凹部
    外へ下降傾斜して素子収容凹部内へ入り込んだオイルを
    排出するための傾斜排出面を設けたことを特徴とするイ
    ンヒビタースイッチ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のインヒビタースイッチで
    あって、 前記素子収容凹部の下側の囲繞壁に、前記素子を乗せて
    支持する突部を設けたことを特徴とするインヒビタース
    イッチ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のインヒビタースイッチで
    あって、 前記突部は、上面が前記傾斜排出面と同方向に傾斜して
    いることを特徴とするインヒビタースイッチ。
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