JP2002175201A - コンピュータシステム及びそれに用いるトレース情報制御方式 - Google Patents

コンピュータシステム及びそれに用いるトレース情報制御方式

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JP2002175201A
JP2002175201A JP2000370838A JP2000370838A JP2002175201A JP 2002175201 A JP2002175201 A JP 2002175201A JP 2000370838 A JP2000370838 A JP 2000370838A JP 2000370838 A JP2000370838 A JP 2000370838A JP 2002175201 A JP2002175201 A JP 2002175201A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より多くのトレース情報を採取し、効率よく
調査可能なコンピュータシステムを提供する。 【解決手段】 制御部2の比較部22はトレース情報格
納部1のポインタ11から格納部12に格納されている
トレース情報と、パターン格納部3内の各パターン部に
格納されたトレースパターンとを順次比較し、その比較
結果をフラグ部に格納し、全てのパターン情報のチェッ
クが完了した時点で判断部21へ通知する。判断部21
は有効なトレースパターンがあれば、該当パターン情報
内のID部の情報から新たに簡単な形式のトレース情報
を作成し、有効なトレースパターンがなければ、パター
ン情報に設定されたパターンがなかったことを示す情報
と格納部に格納された1つ分のトレース情報とから新た
にトレース情報を作成し、それぞれトレース領域4へ書
込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータシステ
ム及びそれに用いるトレース情報制御方式に関し、特に
コンピュータシステムにおけるシステム自身の状態を示
す情報であるトレース情報の記録を制御する方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータシステムにおいては
ハードウェアやソフトウェアに関わらず、システム自身
の状態を示す情報であるトレース情報を記録する機能を
有している。
【0003】トレース情報とはシステムが実施した動作
/状態等の情報を、システム内のメモリ領域等に格納し
ていくものであり、例えば時系列順やイベント発生順に
システムがどのモジュールで正常系処理や異常系処理を
実施していたかを知ることができる。そのため、トレー
ス情報は開発時のデバッグ用または障害発生時の調査用
として使用されている。
【0004】ここで、トレース情報の記録方式として
は、一般的に、ある程度の大きさのメモリ領域をトレー
ス領域として設け、その領域に対して最新のトレース情
報を順次書込み、この領域がいっぱいになった時点で、
古いトレース情報から上書きしていく方式が多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のトレー
ス情報の記録方式では、トレース領域に格納されるトレ
ース情報の構成パターンが、システムが正常に動作して
いる場合、一般に同じパターンが格納されることが多
い。
【0006】また、トレース情報はトレース領域の大き
さに比例したトレース情報しか格納することができな
い。このため、例えばシステムの障害調査等で不具合箇
所を調査する場合、トレース情報をチェックしていく
が、トレース領域内には正常動作パターンしか格納され
ていないことが多く、障害箇所特定の際に何度もトレー
スポインタを変更してトレース情報を採取する必要があ
る。
【0007】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、より多くのトレース情報を採取することができ、
効率よく調査することができるコンピュータシステム及
びそれに用いるトレース情報制御方式を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるコンピュー
タシステムは、システム内のある程度の大きさのトレー
ス領域に対して、トレース情報を順次書込んでいく方式
のトレース情報採取機能を有するコンピュータシステム
であって、前記トレース領域に格納されるトレース情報
を監視する手段と、前記トレース領域に格納されるトレ
ース情報がシステム内に格納された特定のトレース情報
パターンと一致した時に前記格納されたトレース情報を
特定パターンのトレース情報として簡単な形式のトレー
ス情報に変換してトレース領域に格納する手段とを備え
ている。
【0009】本発明による他のコンピュータシステム
は、システムからトレース領域に書込まれるトレース情
報を一時的に格納するトレース情報格納手段と、特定パ
ターンのトレース情報であるパターン情報を予め格納す
るパターン格納手段と、前記トレース情報格納手段に格
納されるトレース情報と前記パターン格納手段に格納さ
れているトレース情報パターンとを比較する比較手段
と、前記比較手段の比較結果が一致を示す時にその一致
したことを示す情報を含むトレース情報を新たに作成し
て前記トレース領域へ書込む作成手段とを備えている。
【0010】本発明によるコンピュータシステムのトレ
ース情報制御方式は、システム内のある程度の大きさの
トレース領域に対して、トレース情報を順次書込んでい
く方式のトレース情報採取機能を有するコンピュータシ
ステムのトレース情報制御方式であって、前記トレース
領域に格納されるトレース情報を監視するステップと、
前記トレース領域に格納されるトレース情報がシステム
内に格納された特定のトレース情報パターンと一致した
時に前記格納されたトレース情報を特定パターンのトレ
ース情報として簡単な形式のトレース情報に変換してト
レース領域に格納するステップとを備えている。
【0011】本発明による他のコンピュータシステムの
トレース情報制御方式は、システムからトレース領域に
書込まれるトレース情報を一時的に格納するトレース情
報格納手段に格納されたトレース情報とパターン格納手
段に予め格納された特定パターンのトレース情報である
パターン情報とを比較するステップと、その比較結果が
一致を示す時にその一致したことを示す情報を含むトレ
ース情報を新たに作成して前記トレース領域へ書込むス
テップとを備えている。
【0012】すなわち、本発明のトレース情報制御方式
は、システム内のある程度の大きさのトレース領域に対
して、トレース情報を順次書込んでいく方式のトレース
情報採取機能を有するシステムにおいて、メモリ内のト
レース領域に格納されるトレース情報を監視する機能を
持ち、格納されたいくつかのトレース情報がシステム内
に格納された特定のトレース情報パターンと一致した場
合、格納されたいくつかのトレース情報を特定パターン
のトレース情報として簡単な形式のトレース情報に変換
してトレース領域に格納するものである。
【0013】より具体的に、本発明のトレース情報制御
方式では、トレース情報格納部にシステムから書込まれ
るトレース情報が一時的に格納され、パターン格納部に
いくつかの特定パターンのトレース情報であるパターン
情報が格納されており、制御部によってトレース情報が
格納されるトレース情報格納部を常に監視している。
【0014】ここで、制御部はパターン情報格納部に格
納されているトレース情報パターンと一致したトレース
情報が格納された場合、トレースパターンが一致したこ
とを示す情報を含んだトレース情報を新たに作成し、ト
レース領域へ書込む。これによって、トレース領域内
に、従来の方式よりも、より多くのトレース情報を格納
することが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
るコンピュータシステムの構成を示すブロック図であ
る。図1においては、本発明の一実施例によるコンピュ
ータシステムの本発明に係る部分構成を示している。
【0016】本発明の一実施例によるコンピュータシス
テムはトレース情報格納部1と、制御部2と、パターン
格納部3と、トレース領域4とを含んで構成されてい
る。ここで、トレース情報格納部1はシステム側で随時
書込みを行ってくるトレース情報を一時的に格納する領
域であり、トレース情報が格納される格納部12と、こ
の領域に格納されたトレース情報の先頭と最後尾アドレ
スとを示す情報を格納するポインタ11とから構成され
ている。
【0017】パターン格納部3はいくつかのトレース情
報パターンを格納可能な領域であり、トレースパターン
を格納するパターン情報31,32,33と、各パター
ン情報の先頭アドレスとパターン情報の最終アドレスと
を格納するアドレス部30とから構成されている。ま
た、パターン情報31,32,33は各パターン情報の
識別情報であるID部311,321,331と、この
パターン情報の有効/無効を示すフラグ部312,32
2,332と、実際にトレース情報パターンが格納され
るパターン部313,323,333とから構成されて
いる。
【0018】制御部2はトレース情報格納部1及びパタ
ーン格納部3各々の情報からトレース情報を作成してト
レース領域4へ格納する機能を持ち、比較部22と判断
部21とから構成されている。
【0019】ここで、比較部22はトレース情報格納部
1のポインタ11から格納部12に格納されているトレ
ース情報と、パターン格納部3内の各パターン部31
3,323,333に格納されたトレースパターンとを
順次比較し、その比較結果をフラグ部312,322,
332に格納し、全てのパターン情報31,32,33
のチェックが完了した時点で判断部21へ通知する機能
を有している。
【0020】判断部21はトレース領域4へのトレース
情報書込みの管理を行っており、比較部22から有効な
トレースパターンがあったとの通知が来た場合、該当パ
ターン情報31,32,33内のID部311,32
1,331の情報から新たに簡単な形式のトレース情報
を作成し、そのトレース情報をトレース領域4へ書込
む。
【0021】また、判断部21は有効なトレースパター
ンがなかったとの通知が来た場合、パターン情報31,
32,33に設定されたパターンがなかったことを示す
情報と格納部12に格納された1つ分のトレース情報と
から新たにトレース情報を作成し、そのトレース情報を
トレース領域4へ書込む。さらに、判断部21はトレー
ス情報の書込み後、ポインタ11内の先頭ポインタを次
のトレース情報のアドレスに更新する機能を有してい
る。
【0022】これによって、システムが書込んでくるト
レース情報格納部1に格納されるトレース情報がパター
ン格納部3に書込まれているトレースパターンと一致し
た場合には、トレース領域4に格納されるトレース情報
が従来よりも少ない容量ですむため、トレース可能範囲
(期間)が大きくなり、障害調査等でトレース情報を採
取する際には効率よく調査することができる。
【0023】図2は本発明の一実施例によるコンピュー
タシステム上での動作例を示すフローチャートである。
図2においては本実施例によるコンピュータシステムで
動作している処理を示しており、各処理A〜Iの実行の
際に、ポインタ11のアドレス情報を参照して4バイト
で構成されたトレース情報を格納部12に随時書込んで
くるものとする。
【0024】例えば、図2上でシステムが処理A,B,
C,Dの順で動作した場合(図2ステップS1〜S
4)、格納部12内にはトレース情報A,B,C,Dの
順に書込まれる。また、処理A,E,C,F,Gの順で
動作した場合(図2ステップS1,S5,S3,S6,
S7)、格納部12内にはトレース情報A,E,C,
F,Gの順に格納される。同様に、処理A,E,C,
F,H,Iの順で動作した場合(図2ステップS1,S
5,S3,S6,S8,S9)、格納部12内にはトレ
ース情報A,E,C,F,H,Iの順に格納される。
【0025】図3は図1のトレース情報格納部1の詳細
な構成を示す図である。図3において、ポインタ11内
には格納部12に格納されているトレース情報の先頭ア
ドレスと最終アドレスとが格納されている。トレース情
報はこの場合、既にトレース情報がアドレス‘012F
h’まで書込まれているものとする。
【0026】尚、格納部12は‘0400h’のサイズ
があるものとし、‘04FFh’まで書込んだ後、‘0
100h’のアドレスに戻ってトレース情報が書込まれ
る方式となっている。
【0027】図4は図1のパターン格納部3の詳細な構
成を示す図である。図3において、パターン部313,
323,333に格納されているパターン情報は予め設
定されているものとする。この例では3パターン分が格
納されている。
【0028】アドレス部30内には各パターン情報の先
頭アドレスが順次格納されている。また、アドレス部3
0の最終アドレスにはパターン情報の最終アドレスが格
納されている。この場合は‘2039h’となる。
【0029】パターン情報内のID部はパターン毎に異
なった値が割り当てられ、ここではID=01,02,
03となっている。また、フラグ部分には有効を示す
‘FFh’と無効を示す‘00h’の何れかが設定され
る。
【0030】図5及び図6は図1の比較部22の処理動
作を示すフローチャートであり、図7は本発明の一実施
例によるコンピュータシステムによって新たに作成され
たトレース情報を示す図である。図7(a)は終了#1
であった場合の新トレース情報を示し、図7(b)は終
了#2であった場合の新トレース情報を示している。こ
れら図1〜図7を参照して本発明の一実施例によるコン
ピュータシステムの動作について説明する。
【0031】図1の比較部22は最初にパターン情報3
1,32,33内の全てのフラグ部312,322,3
32に対して有効を示す‘FFh’を書込む。続いて、
比較部22はポインタ11の先頭アドレスの値‘010
0h’から格納部12のトレース情報Aと、アドレス部
30の情報から各パターン情報31,32,33のフラ
グ部312,322,332が有効となっている最初の
トレース情報パターン部313のトレース情報A,パタ
ーン部323のトレース情報A,パターン部333のト
レース情報Aとを比較する。この場合、比較結果は全て
一致するため、次のトレース情報の比較を行う。
【0032】次に、比較部22は格納部12から2番目
のトレース情報であるトレース情報Bと、2番目のトレ
ース情報であるパターン部313のトレース情報B,パ
ターン部323のトレース情報E,パターン部333の
トレース情報Bとを比較する。ここで、パターン323
のトレース情報は一致しなかったため、フラグ部322
に対して無効を示す‘00h’を書込む。
【0033】さらに、比較部22は格納部12から3番
目のトレース情報であるトレース情報Cと、3番目のト
レース情報であるパターン部313のトレース情報C,
パターン部333のトレース情報Cとを比較する。
【0034】このように、比較部22はトレース情報を
順次比較し、4番目の比較が完了した時点でフラグ部3
12,322,332が有効となっているのはフラグ部
312のみとなり、この時点で比較部22は比較が完了
したことを判断部21に対して通知する。
【0035】すなわち、比較部22はまずL=N=1,
A=1とし(図5ステップS11)、パターン情報3N
が格納されているかを判別する(図5ステップS1
2)。比較部22はパターン情報3Nが格納されていな
ければ、終了#1を通知する。
【0036】また、比較部22は全てのフラグ部を有効
(‘FFh’)に設定し(図5ステップS13)、ポイ
ンタ11の先頭アドレスからL番目のトレース情報(Z
1)をリードする(図5ステップS14)。その後、比
較部22はL=L+1としてから(図5ステップS1
5)、フラグ部3N2をリードし(図5ステップS1
6)、フラグ部3N2が有効か否かを判別する(図5ス
テップS17)。
【0037】比較部22はフラグ部3N2が有効であれ
ば、パターン部3NからA番目のトレース情報(Z2)
をリードし(図5ステップS18)、トレース情報(Z
1,Z2)を比較してそれらが一致しているか否かを判
別する(図5ステップS19)。比較部22はトレース
情報(Z1,Z2)が一致していなければ、フラグ部3
N2を無効(‘00h’)に設定する(図5ステップS
20)。
【0038】比較部22はフラグ部3N2が有効でなけ
れば、あるいはトレース情報(Z1,Z2)が一致して
いれば、N=N+1とし(図6ステップS21)、パタ
ーン情報3Nがまだあるかを判別する(図6ステップS
22)。比較部22はパターン情報3Nがまだあれば、
ステップS16に戻って上記の処理を繰り返し行う。
【0039】また、比較部22はパターン情報3Nがも
うなければ、N=1,A=A+1とし(図6ステップS
23)、フラグ部3N2が全て無効か否かを判断する
(図6ステップS24)。比較部22はフラグ部3N2
が全て無効であれば、終了#1を通知する。
【0040】比較部22はフラグ部3N2が全て無効で
なければ、フラグ部3X2が1つだけ有効か否かを判断
する(図6ステップS25)。比較部22はフラグ部3
X2が1つだけ有効でなければ、ステップS14に戻っ
て上記の処理を繰り返し行う。比較部22はフラグ部3
X2が1つだけ有効であれば、A番目のトレース情報が
あるか否かを判別する(図6ステップS26)。
【0041】比較部22はA番目のトレース情報があれ
ば、ステップS14に戻って上記の処理を繰り返し行
う。また、比較部22はA番目のトレース情報がなけれ
ば、終了#2を通知する。
【0042】判別部21は比較部22から終了#1が通
知されると、該当するトレースパターンは無かったもの
と判断し、新しいトレース情報を作成する。図7(a)
に新しいトレース情報のフォーマット例を示す。この場
合、トレースパターン該当無しを示す情報としてID情
報=‘00h’を設定し、格納部12内の1番目のトレ
ース情報を結合して新しいトレース情報を作成してい
る。
【0043】判断部21はこの新しいトレース情報をト
レース領域4へ格納した後、ポインタ11内の先頭アド
レスを2番目のトレース情報アドレスである‘104
h’へ更新する。
【0044】また、判断部21は比較部22から終了#
2が通知されると、該当トレースパターンがあるものと
判断し、新しいトレース情報を作成する。図7(b)に
新しいトレース情報のフォーマット例を示す。この場
合、該当トレースパターンのID情報=‘01h’を設
定し、後はダミー情報を設定して新しいトレース情報を
作成している。
【0045】判断部21はこの新しいトレース情報をト
レース領域4へ格納した後、ポインタ11内の先頭アド
レスをトレースパターン分のアドレスである‘110
h’へ更新する。尚、トレース領域4に格納されたトレ
ース情報をリードする際には、ID情報を参照してトレ
ースパターンを展開してトレース情報を元の形に戻して
出力する。
【0046】このように、トレース領域4内に格納され
るトレースパターンを定義し、このパターンのトレース
情報を簡単な形式でトレース領域に格納することによっ
て、従来の方式よりも、より多くのトレース情報を採取
することができる。
【0047】よって、システムの障害調査等で不具合箇
所を調査する際にも、トレース情報がより多くの範囲
(期間)で採取することができるため、トレースポイン
タの設定回数を従来よりも少なくすることができ、効率
よく調査することができる。
【0048】尚、判断部21内にトレース領域4に格納
したトレースパターンを監視し、終了#1(トレースパ
ターン該当無し)として格納されたトレース情報から新
たにトレースパターンを作成し、パターン格納部3内に
パターン情報を追加する機能を設け、パターン格納部3
内に予めトレース情報31,32,33を設定すること
なしにトレース領域4内に格納することも可能である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ステム内のある程度の大きさのトレース領域に対して、
トレース情報を順次書込んでいく方式のトレース情報採
取機能を有するコンピュータシステムにおいて、トレー
ス領域に格納されるトレース情報を監視し、トレース領
域に格納されるトレース情報がシステム内に格納された
特定のトレース情報パターンと一致した時に当該トレー
ス情報を特定パターンのトレース情報として簡単な形式
のトレース情報に変換してトレース領域に格納すること
によって、より多くのトレース情報を採取することがで
き、効率よく調査することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるコンピュータシステム
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例によるコンピュータシステム
上での動作例を示すフローチャートである。
【図3】図1のトレース情報格納部の詳細な構成を示す
図である。
【図4】図1のパターン格納部の詳細な構成を示す図で
ある。
【図5】図1の比較部の処理動作を示すフローチャート
である。
【図6】図1の比較部の処理動作を示すフローチャート
である。
【図7】(a),(b)は本発明の一実施例によるコン
ピュータシステムによって新たに作成されたトレース情
報を示す図である。
【符号の説明】
1 トレース情報格納部 2 制御部 3 パターン格納部 4 トレース領域 11 ポインタ 12 格納部 21 判断部 22 比較部 30 アドレス部 31,32,33 パターン情報 311,321,331 ID部 312,322,332 フラグ部 313,323,333 パターン部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システム内のある程度の大きさのトレー
    ス領域に対して、トレース情報を順次書込んでいく方式
    のトレース情報採取機能を有するコンピュータシステム
    であって、前記トレース領域に格納されるトレース情報
    を監視する手段と、前記トレース領域に格納されるトレ
    ース情報がシステム内に格納された特定のトレース情報
    パターンと一致した時に前記格納されたトレース情報を
    特定パターンのトレース情報として簡単な形式のトレー
    ス情報に変換してトレース領域に格納する手段とを有す
    ることを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 システムからトレース領域に書込まれる
    トレース情報を一時的に格納するトレース情報格納手段
    と、特定パターンのトレース情報であるパターン情報を
    予め格納するパターン格納手段と、前記トレース情報格
    納手段に格納されるトレース情報と前記パターン格納手
    段に格納されているトレース情報パターンとを比較する
    比較手段と、前記比較手段の比較結果が一致を示す時に
    その一致したことを示す情報を含むトレース情報を新た
    に作成して前記トレース領域へ書込む作成手段とを有す
    ることを特徴とするコンピュータシステム。
  3. 【請求項3】 前記作成手段は、前記比較手段の比較結
    果が不一致を示す時にその不一致を示す情報と前記トレ
    ース情報格納手段に格納されるトレース情報とを含むト
    レース情報を新たに作成して前記トレース領域へ書込む
    よう構成したことを特徴とする請求項2記載のコンピュ
    ータシステム。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記比較手段の比較結
    果が不一致を示す時にそのトレース情報格納手段に格納
    されるトレース情報を前記トレース情報パターンとして
    前記パターン格納手段に格納するよう構成したことを特
    徴とする請求項2または請求項3記載のコンピュータシ
    ステム。
  5. 【請求項5】 システム内のある程度の大きさのトレー
    ス領域に対して、トレース情報を順次書込んでいく方式
    のトレース情報採取機能を有するコンピュータシステム
    のトレース情報制御方式であって、前記トレース領域に
    格納されるトレース情報を監視するステップと、前記ト
    レース領域に格納されるトレース情報がシステム内に格
    納された特定のトレース情報パターンと一致した時に前
    記格納されたトレース情報を特定パターンのトレース情
    報として簡単な形式のトレース情報に変換してトレース
    領域に格納するステップとを有することを特徴とするト
    レース情報制御方式。
  6. 【請求項6】 システムからトレース領域に書込まれる
    トレース情報を一時的に格納するトレース情報格納手段
    に格納されたトレース情報とパターン格納手段に予め格
    納された特定パターンのトレース情報であるパターン情
    報とを比較するステップと、その比較結果が一致を示す
    時にその一致したことを示す情報を含むトレース情報を
    新たに作成して前記トレース領域へ書込むステップとを
    有することを特徴とするトレース情報制御方式。
  7. 【請求項7】 前記トレース情報を新たに作成して前記
    トレース領域へ書込むステップは、前記比較結果が不一
    致を示す時にその不一致を示す情報と前記トレース情報
    格納手段に格納されるトレース情報とを含むトレース情
    報を新たに作成して前記トレース領域へ書込むようにし
    たことを特徴とする請求項6記載のトレース情報制御方
    式。
  8. 【請求項8】 前記トレース情報を新たに作成して前記
    トレース領域へ書込むステップは、前記比較結果が不一
    致を示す時にそのトレース情報格納手段に格納されるト
    レース情報を前記トレース情報パターンとして前記パタ
    ーン格納手段に格納するようにしたことを特徴とする請
    求項6または請求項7記載のトレース情報制御方式。
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