JP2002108610A - 問題点管理システム及び管理方法 - Google Patents

問題点管理システム及び管理方法

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JP2002108610A
JP2002108610A JP2000294559A JP2000294559A JP2002108610A JP 2002108610 A JP2002108610 A JP 2002108610A JP 2000294559 A JP2000294559 A JP 2000294559A JP 2000294559 A JP2000294559 A JP 2000294559A JP 2002108610 A JP2002108610 A JP 2002108610A
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Toru Nakajima
徹 中島
Hiroshi Hirotaka
太司 広隆
Kiyoshi Okubo
清 大久保
Yuji Nomura
祐治 野村
Makoto Hashigaya
誠 橋ヶ谷
Shunichi Akita
俊一 秋田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の問題点管理対象を管理する場合に、問
題点の影響を受ける問題点管理対象抽出のための調査工
数を削減し、問題点対策の進捗状況の把握を容易とす
る。 【解決手段】 ソースコードやバージョン同士の派生関
係、全体と部分の関係を木構造のデータ形式で管理ファ
イル115内に管理する。問題点を作りこんだソースコ
ードやバージョンが入力部101から入力されたとき、
問題点を作りこんだソースコードやバージョンよりも木
構造で下位にあたるソースコードやバージョンの集合
を、対策が必要なソースコードやバージョンと定めて抽
出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、問題点管理システ
ム及び管理方法に係り、特に、ソフトウエアの開発保守
等に関して、改良を加えることにより相互に関連する複
数の管理対象が生じるようなソフトウエアあるいは装置
等の開発保守において、複数の管理対象で発生する問題
点を管理する問題点管理装置と管理対象の構成及び変更
履歴を管理する構成管理装置とを具備する問題点管理シ
ステム及び管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ソフトウエアの開発保守において発生す
る問題点の管理を行う技術は、従来から知られている。
その1つの従来技術は、問題点を管理する問題点管理装
置とソフトウエアの構成と変更点とを管理する構成管理
装置とに、相互に連絡し合うインタフェース部を設け、
問題点を解決するためにあるバージョンのプログラムの
プログラムコードが変更されたとき、構成管理装置が問
題点管理装置に変更が生じたことを通知し、問題点管理
装置が、問題点データファイルに当該バージョンのプロ
グラムに対して対策修正が行われたことを自動的に登録
し、各バージョンのプログラムに対して行われた変更と
問題点データファイルとの対応がとれているか否かをチ
ェックすることにより、問題点管理装置が管理する問題
点毎のステータスと実際のプログラムコードのステータ
スとの整合性を保証するというものである。
【0003】なお、この種の問題点管理システムに関す
る従来技術として、例えば、特開平9−212386号
公報、特開平11−203113号公報等に記載された
技術が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術は、
問題点がもれなく正確に登録される限りにおいて、問題
点のステータスや、対策状況を誤りなく管理することが
でき、問題点の対策漏れを防止することができるもので
ある。しかし、一般に、ソフトウエアの開発保守におい
て、ソフトウエアの改良を重ねていったとき、昔の版
(バージョン)で作り込まれたバグが長い間発見されず
に数回の改良を重ねて複数の版を発行した後に発見され
ることがあり、このような場合、バグが作り込まれてか
らバグが発見されるまでに発行した全ての版について、
同一のバグが存在している可能性があり、異なるバージ
ョンの複数のプログラムに同一の問題点が存在してしま
うことになる。
【0005】前述のように問題点が複数の問題点管理対
象に影響する場合、前述した従来技術は、バグが存在し
ている版とバグが存在していない版とを正確に切り分
け、正確に問題点を問題点データファイルに登録するた
めに、全ての問題点管理対象とするソースコードを調査
し、それぞれの対策の要否を判断する必要があるが、多
数の問題点管理対象を正確に抽出して、それぞれの対策
の要否を判断しなければならず、その工数が大きくなっ
しまい、効率的な問題点の管理を行うことができないと
いう問題点を有している。
【0006】本発明の目的は、前述した従来技術の問題
点を解決し、複数の問題点管理対象の中に同じ問題点が
潜んでいる場合に、最初に問題点を発生させた問題点管
理対象、すなわち、最初に問題点を発生させたバージョ
ンのプログラムを調査するだけで、問題点に対して対策
を行う必要のある問題点管理対象の一覧を自動的に漏れ
なく抽出し、各問題点別にその問題点に対する対策の要
否と、問題点対策が必要な場合の対策の進捗状況とを示
し、問題点の管理対象の集合全体としての問題点対策の
進捗状況を把握させることができる問題点管理システム
及び管理方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、相互に関連する複数の管理対象の問題点を管理する
問題点管理システムにおいて、問題点を入力する入力
部、及び、問題点を蓄積する問題点データファイルを有
する問題点管理装置と、管理対象の構成情報及び変更履
歴を構成データとして記録管理する構成管理装置とを有
し、前記構成管理装置は、問題点発生時に複数の問題点
管理対象の中から発生した問題点の対策を要する問題点
管理対象を抽出する影響範囲決定部を具備することによ
り達成される。
【0008】また、前記目的は、前記構成管理装置が、
前記複数の管理対象相互間の派生関係の情報を木構造を
持つデータ構造で管理する管理ファイルを備え、前記影
響範囲決定部が、前述管理ファイル内の管理対象相互間
の派生関係の情報を示す木構造のデータ構造に基づい
て、問題点の対策を要する問題点管理対象を抽出するこ
とにより達成される。
【0009】さらに、前記目的は、相互に関連する複数
の管理対象の問題点を管理する問題点管理方法におい
て、複数の管理対象と、複数の管理対象のそれぞれに対
応する問題点と、複数の管理対象のそれぞれに対応する
問題点の対策状況を保持して管理し、前記複数の管理対
象相互間の派生関係を管理すると共に、前記複数の管理
対象相互間の派生関係の情報に基づいて問題点の対策を
要する問題点管理対象を抽出し、抽出した問題点管理対
象とその問題点管理対象の問題点対策状況との表示を行
うことにより達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明による問題点管理シ
ステム及び管理方法の一実施形態を図面により詳細に説
明する。なお、以下に説明する本発明の実施形態は、本
発明をソフトウェア開発における問題点の管理を行うも
のとしている。
【0011】図1は本発明の一実施形態による問題点管
理システムの構成を示すブロック図、図2は問題点デー
タファイル内の問題点毎、問題点管理対象毎の問題点対
策状況を記憶するためのデータ構造を説明する図、図3
は管理ファイル内で木構造のデータ形式により管理され
る管理対象を説明する図、図4は影響範囲決定部が問題
点影響範囲を特定する処理動作を説明するフローチャー
ト、図5は問題点を最初に作り込んだ問題点管理対象と
問題点の対策が必要な問題点管理対象との関係を説明す
る図、図6は構成情報表示部での対策の必要のある問題
点管理対象及び対策の進捗状況の表示例を示す図、図7
は対策の必要のある問題点管理対象及び対策の進捗状況
の表示を行う処理動作を説明するフローチャートであ
る。図1において、100は問題点管理装置、101は
入力部、102は集計部、103は集計結果出力部、1
04は問題点データファイル、110は構成管理装置、
111は入出力管理部、112は影響範囲決定部、11
3は構成情報表示部、114は問題点管理対象データフ
ァイル、115は管理ファイル、120はインタフェー
ス部、130は出力装置、140はエディタである。
【0012】本発明の一実施形態による問題点管理シス
テムは、問題点管理装置100と構成管理装置110と
がインタフェース部120により相互に接続されて構成
される。そして、問題点管理装置100は、入力部10
1と、集計部102と、集計結果出力部103と、問題
点データファイル104とを備えて構成され、また、構
成管理装置110は、エディタ140が接続されている
入出力管理部111と、影響範囲決定部112と、入出
力装置130が接続されている構成情報表示部113
と、問題点管理対象データファイル114と、管理ファ
イル115とを備えて構成される。
【0013】前述したように構成される本発明の実施形
態による問題点管理システムにおいて、問題点管理装置
100は、問題点入力部101から問題点の内容、対策
方法、対策日付等が入力される。例えば、ソフトウエア
の動作確認作業中バグを発見した場合、入力部101か
らバグの内容、例えば、論理の誤り、メモリ破壊を生じ
させる命令、異常終了、デグレード等のバクの内容が入
力される。入力された問題点は、問題点データファイル
104に登録され、問題点集計部102により問題点の
対策状況や問題点の傾向分析のために利用される。
【0014】一方、構成管理装置110は、問題点管理
対象を問題点管理対象データファイル114に格納し管
理する。入出力管理部111は、問題点管理対象データ
ファイル114に問題点管理対象を新規に登録し、問題
点管理対象に対して行われるエディタ140での修正を
監視して問題点管理対象データファイル114に修正前
後の差分、すなわち、修正の前後でどのように異なった
ものとなったかの差分を記録することにより修正管理を
行う役割を持つ。前述のような差分を記録しておくこと
により、後で、どのような修正が行われたかが判り、ま
た、元に戻すことができる。
【0015】ソフトウエアの開発においては、以前に開
発したソフトウエアに改良を実施して機能拡張を行い、
あるいは、バグの対策を行うことがある。このような機
能拡張の結果、作成されたそれぞれのソフトウエアを問
題点管理対象とした場合、構成データファイル114に
は、それぞれのソフトウエアがどのソースコードから成
り立っているかを示す構成情報と、機能拡張やバグ対策
のためにソースコードにどのような変更を加えたかを示
す差分の情報が記憶されることになる。そして、ソフト
ウエアの開発が完了し、全ての問題点が解決した時点に
おいて、問題点管理対象データファイル114に保存し
ている差分の情報と問題点データファイル104に保存
している問題点とが1対1に対応しているか否かを、イ
ンタフェース部120を通じて突き合わせることにより
問題点の対策が本当にすべて完了し、また、問題点の発
生によらない正当な理由のないソフトウエアの変更を摘
出することができる。
【0016】そして、問題点データファイル104に
は、問題点毎に問題点管理対象毎の問題点対策状況を記
憶するために、例えば、図2に示すようなマトリクス状
のデータ構造が保持される。図2に示すデータ構造は、
問題点201を示す行と問題点管理対象202を示す列
とにより構成され、問題点201の各行は、入力部10
1から問題点の入力が行われたとき追加される。すなわ
ち、ある管理対象のプログラムにバグ等の問題点が1つ
発見される毎に問題点の入力が行われ、問題点201の
行が1つずつ追加されることになる。また、問題点管理
対象202の各列は、問題点管理対象が追加されたとき
に追加される。すなわち、1つのソフトウエアが完成し
てそのソフトウエアを元に改良を加えて新たな版の作成
を開始するときに、入出力管理部111は、エディタ1
40からの新たな版の開発母体を問題点管理対象データ
ファイル114に登録すると共に、インタフェース部1
20を介して、図2に示すデータ構造に問題点管理対象
202の列を追加する。問題点201を示す行と問題点
管理対象202を示す列との交点203には、入力部1
01から各対象の各問題点の対策の要否や対策の進捗状
況が入力されて保存される。
【0017】さらに、入出力管理部111は、問題点管
理対象データファイル114に新たな版(バージョン)
のプログラムを登録するとき、同時に管理ファイル11
5に対して、開発母体となる版の下位に新たな版を位置
付ける方法により、図3に示すような木構造のデータ形
式により、開発バージョンの関係を蓄積する。図3にお
いて、木構造の各点は、問題点管理対象となるプログラ
ムと1対1に対応している。また、図3において、実線
で結ばれている点の管理対象同士は派生関係または全体
と部分の関係があることを示している。例えば、問題点
管理対象304と305とは、問題点管理対象302か
ら派生して作られたか、問題点管理対象302が問題点
管理対象304と305とを含むことを示している。ソ
フトウエアの開発を例とすれば、完成したソフトウエア
の版を問題点管理対象302とし、このソフトウエアを
元に改造して2つのソフトウエアの版を開発した場合
に、それぞれのソフトウエアが問題点管理対象304及
び305で表わされることになる。他の例としては、オ
ブジェクト指向の技法を用いたソフトウエアの開発にお
いて、あるオブジェクトを問題点管理対象302とした
場合に、このオブジェクトを継承して2つのオブジェク
トを作成した場合にそれぞれのオブジェクトが問題点管
理対象304及び305で表わされることになる。
【0018】前述により作成された管理ファイル115
内の木構造を用いて、影響範囲決定部112は、問題点
の対策が必要な問題点管理対象の一覧を自動的に抽出す
る処理を行う。以下、問題点管理対象を自動的に抽出す
る方法について説明する。
【0019】問題点が発見されたとき、入力部101か
ら問題点の内容が入力されるが、このとき、問題点の発
生源となった問題点管理対象の名称も入力する。問題点
管理対象の名称とは、例えば、ソフトウエアの開発の場
合、版(バージョン)番号である。また、問題点の発生
源となった問題点管理対象とは、例えば、ある機能につ
いて不具合が発見された場合、その機能を最初に作成し
た問題点管理対象のことである。影響範囲決定部112
は、問題点の発生源となった問題点管理対象の名称と管
理ファイル115とを用いて問題点影響範囲を特定す
る。
【0020】次に、図4に示すフローを参照して、影響
範囲決定部が問題点影響範囲を特定する処理動作につい
て説明する。なお、図4に示すフローは、図2及び図3
により説明した各データ構造を利用してある問題が発生
したとき、問題を対策する必要がある問題点管理対象の
一覧を求める方法を示している。
【0021】(1)入力部101から問題点が入力され
ると、入力された問題点が問題点データファイル104
に記録される。これにより、図2により説明した問題点
201を示す行が1つ追加されることになる(ステップ
401、402)。
【0022】(2)そして、初めに入力された問題点管
理対象に対応する問題点管理対象202の列と、ステッ
プ402で追加した問題点201の行で示した行との交
点に、問題点を発生させた問題点管理対象である旨を記
録する(ステップ403)。
【0023】(3)その後、全ての問題点管理対象を抽
出して、それらの問題点管理対象に対して次の処理を行
う(ループ405)。
【0024】(4)図3により説明した木構造を参照し
て、問題点管理対象がどの点に対応するかを参照し、参
照した点が、問題点を作り込んだバージョンに対応する
点の下位に当たるか否かを判定する(ステップ404、
406)。
【0025】(5)ステップ406の判定で下位である
場合、対策が必要である旨を図2により説明したそれら
の交点203に記録し、上位である場合、対策が不要で
ある旨を図2により説明したそれらの交点203に記録
する(ステップ407、408)。
【0026】次に、図5を参照して、問題点を最初に作
り込んだ問題点管理対象と問題点の対策が必要な問題点
管理対象との関係について説明する。
【0027】図5において、501は問題点を最初に作
りこんだ問題点管理対象を表わしている。そして、50
1からみて木構造で下位にあたるのは3つの問題点管理
対象である。問題点管理対象501と装置の下位にある
3つの問題点管理対象502との4つの問題点管理対象
は、図4により説明したアルゴリズムにより、問題点の
対策が必要な問題点管理対象であると判定される。これ
らの4つの問題点管理対象が、図2において対象1乃至
4で発生した問題点が問題点1であるとき、図2におい
て問題点1の行で対象1乃至4の列にあたる4つの交点
に、問題点の対策が必要な旨が記録される。この動作
は、図4に示すフローの中で行われる。また、ソフトウ
エアの開発においては、ソースコードを修正し、問題点
に対する対策を施したとき、インタフェース部120を
通して問題点管理装置100にそのことが通知され、図
2における該当の交点に対して問題点の対策が完了した
旨が記録される。
【0028】構成情報表示部113は、任意の1つの問
題点に対して、図6に示すような問題点管理対象毎の問
題点の対策状況を出力装置130に表示する。この表示
を得るための構成情報表示部113での処理動作を図7
に示すフローを参照して説明する。
【0029】(1)この処理では、全ての問題点管理対
象に対して、以下に説明する処理を実行する(ループ7
01)。
【0030】(2)まず初めに、問題点管理対象を図5
により説明した木構造のデータと同一の位置に表示す
る。次に、現在のループで処理対象にしている問題点管
理対象について、図2により説明したデータ構造の該当
する列と、図6で表示しようとしている問題点との交点
とを参照する。この交点には、図4ににより説明した方
法及び従来技術によって問題点の対策の要否と、問題点
の対策が完了したか否かがすでに記録されているのでこ
れを参照する(ステップ702、703)。
【0031】(3)ステップ703での参照の結果、そ
の問題点管理対象の問題点の対策が完了しているか否か
により問題点対策の要否を判定し、対策不要と判定され
た場合、ステップ702において表示した問題点管理対
象の表示の右隣に、問題点の対策が不要である旨の表示
を行う(ステップ704、706)。
【0032】(4)ステップ704の判定で、問題点対
策が必要であると判定された場合、問題点の対策が完了
しているか否かを判定し、問題点の対策が完了していた
場合、ステップ702において表示した問題点管理対象
の表示の右隣に、問題点の対策が完了して対策済みであ
る旨の表示を行う(ステップ705、707)。
【0033】(5)ステップ705の判定で、問題点の
対策が完了していなかった場合、ステップ702におい
て表示した問題点管理対象の表示の右隣に、問題点の対
策が完了しておらず未対策である旨の表示を行う(ステ
ップ708)。
【0034】前述の処理により図6に示すような表示を
得ることができる。なお、図6において、問題点対策の
進捗状況として対策完了日を表示する例を示している
が、これは、図2に示すデータ構造の交点に問題点の対
策が完了した旨を記録するときに日付を一緒に記録し、
ステップ703の処理でこの日付を一緒に読み込んで、
ステップ707で読み込んだ日付を表示することにより
実現することができる。
【0035】前述した本発明の実施形態によれば、ソフ
トウエアの開発保守で複数のバージョンに対して同一の
問題が存在するような問題点が明らかとなったとき、一
番始めに問題点を作りこんだバージョンを入力させるだ
けで全ての問題点管理対象の中から対策を施す必要のあ
るバージョンを自動的に抽出することができ、問題点の
影響を受けるバージョン抽出のための調査工数を削減す
ることができる。
【0036】また、前述した本発明の実施形態によれ
ば、各問題点について対策を施す必要のある各バージョ
ンについて問題点の対策状況を一目で判るように表示を
行うことができるため、問題点別に問題点管理対象の集
合全体としての対策の進捗状況を容易に把握することが
できる。
【0037】前述した本発明の実施形態は、本発明をソ
フトウエアの開発保守における異なるバージョンの複数
のソフトウェアの管理に適用したものとして説明した
が、本発明は、例えば、ハードウェア設計の管理等の、
改良を加えることにより相互に関連する複数の管理対象
が生じるような装置等の開発保守のために適用すること
ができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の問題点管理対象を管理する場合に、問題点の影響を
うける問題点管理対象抽出のための調査工数を削減する
ことができ、問題点対策の進捗状況の把握を容易とする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による問題点管理システム
の構成を示すブロック図である。
【図2】問題点データファイル内の問題点毎、問題点管
理対象毎の問題点対策状況を記憶するためのデータ構造
を説明する図である。
【図3】管理ファイル内で木構造のデータ形式により管
理される管理対象を説明する図である。
【図4】影響範囲決定部が問題点影響範囲を特定する処
理動作を説明するフローチャートである。
【図5】問題点を最初に作り込んだ問題点管理対象と問
題点の対策が必要な問題点管理対象との関係を説明する
図である。
【図6】構成情報表示部での対策の必要のある問題点管
理対象及び対策の進捗状況の表示例を示す図である。
【図7】対策の必要のある問題点管理対象及び対策の進
捗状況の表示を行う処理動作を説明するフローチャート
である。
【符号の説明】
100 問題点管理装置 101 入力部 102 集計部 103 集計結果出力部 104 問題点データファイル 110 構成管理装置 111 入出力管理部 112 影響範囲決定部 113 構成情報表示部 114 問題点管理対象データファイル 115 管理ファイル 120 インタフェース部 130 出力装置 140 エディタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大久保 清 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 (72)発明者 野村 祐治 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 (72)発明者 橋ヶ谷 誠 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 (72)発明者 秋田 俊一 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 Fターム(参考) 5B076 AC01 AC03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に関連する複数の管理対象の問題点
    を管理する問題点管理システムにおいて、問題点を入力
    する入力部、及び、問題点を蓄積する問題点データファ
    イルを有する問題点管理装置と、管理対象の構成情報及
    び変更履歴を構成データとして記録管理する構成管理装
    置とを有し、前記構成管理装置は、問題点発生時に複数
    の問題点管理対象の中から発生した問題点の対策を要す
    る問題点管理対象を抽出する影響範囲決定部を具備する
    ことを特徴とする問題点管理システム。
  2. 【請求項2】 前記問題点データファイルは、複数の管
    理対象のそれぞれに対応する行と、入力された問題点の
    それぞれに対応する行とを有するデータ構造を持ち、前
    記列と行との交点に問題点の対策状況を保持するもので
    あることを特徴とする請求項1記載の問題点管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記構成管理装置は、前記複数の管理対
    象相互間の派生関係の情報を木構造を持つデータ構造で
    管理する管理ファイルを備え、前記影響範囲決定部は、
    前述管理ファイル内の管理対象相互間の派生関係の情報
    を示す木構造のデータ構造に基づいて、問題点の対策を
    要する問題点管理対象を抽出することを特徴とする請求
    項1または2記載の問題点管理システム。
  4. 【請求項4】 前記構成管理装置は、影響範囲決定部が
    決定した問題点を対策する必要のある問題点管理対象の
    表示を行い、問題点を対策する必要のある問題点管理対
    象に、問題点データファイルが保持する問題点対策状況
    の表示を行う構成情報表示部を有することを特徴とする
    請求項1、2または3記載の問題点管理システム。
  5. 【請求項5】 相互に関連する複数の管理対象の問題点
    を管理する問題点管理方法において、複数の管理対象
    と、複数の管理対象のそれぞれに対応する問題点と、複
    数の管理対象のそれぞれに対応する問題点の対策状況を
    保持して管理し、前記複数の管理対象相互間の派生関係
    を管理すると共に、前記複数の管理対象相互間の派生関
    係の情報に基づいて問題点の対策を要する問題点管理対
    象を抽出し、抽出した問題点管理対象とその問題点管理
    対象の問題点対策状況との表示を行うことを特徴とする
    問題点管理方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010134893A (ja) * 2008-10-29 2010-06-17 Hitachi Software Eng Co Ltd 問題点管理システム
JP2014504765A (ja) * 2011-01-21 2014-02-24 ファイヤアイ インク 悪意あるpdfネットワークコンテンツを検出するシステムおよび方法

Cited By (2)

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