JP2525921B2 - ソフトウェア設計情報の誤り検出方式 - Google Patents
ソフトウェア設計情報の誤り検出方式Info
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- JP2525921B2 JP2525921B2 JP2046762A JP4676290A JP2525921B2 JP 2525921 B2 JP2525921 B2 JP 2525921B2 JP 2046762 A JP2046762 A JP 2046762A JP 4676290 A JP4676290 A JP 4676290A JP 2525921 B2 JP2525921 B2 JP 2525921B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 〔概 要〕 〔産業上の利用分野〕 〔従来の技術〕 〔発明が解決しようとする課題〕 〔課題を解決するための手段〕 〔作 用〕 〔実施例〕 本発明の一実施例を示す図(第2図)、 本発明を実施するハードウェア構成図(第3図)、 記述誤り検出制御フローを示す図(第4図)、 記述漏れ検出制御フローを示す図(第5図)、 継承誤り検出制御フローを示す図(第6図)、 〔発明の効果〕 〔概 要〕 設計ドキュメントの設計情報に生ずる誤りの内のデー
タアクセスで生ずる誤り、及び設計情報生成処理に生ず
る誤りを検出するソフトウェア設計情報の誤り検出方式
に関し、 ソフトウェアの設計ドキュメントの誤りの可視出力を
人に依存した違いが誤り検出結果に発生させることな
く、一括して適時に提供し得る設計ドキュメントの誤り
検出方式を提供することを目的とし、 ドキュメントファイル、必要な図形シンボル内に1又
は複数の文字を配置した複数の図形シンボルを線で繋い
で成る設計ドキュメントを作成して前記ドキュメントフ
ァイルに格納する設計ドキュメント毎の専用エディタ、
及び可視出力装置を有するCASEシステムにおいて、記述
誤り検出処理手段27により、前記専用エディタによる編
集終了時に、前記ドキュメントファイルに格納された設
計ドキュメントの各文字列及び各図形シンボルと、該各
文字列に対応する前記第1の文字列属性テーブルの文字
列記述誤り属性情報及び前記各図形シンボルに対応する
前記第1の図形シンボル属性テーブルの図形シンボル記
述誤り属性情報とを比較して該設計ドキュメントの比較
結果に対応する文字列及び該比較結果に対応する図形シ
ンボルについての誤りを検出して前記可視出力装置に表
示する。そして、記述漏れ検出処理手段29により、前記
専用エディタによる作成済の設計ドキュメントの格納時
に、前記ドキュメントファイルに格納された設計ドキュ
メントの各文字列及び各図形シンボルと、該各文字列に
対応する前記第2の文字列記述漏れ属性テーブルの文字
列属性情報及び前記各図形シンボルに対応する前記第2
の図形シンボル属性テーブルの図形シンボル記述漏れ属
性情報とを比較して該設計ドキュメントの比較結果に対
応する文字列及び該比較結果に対応する図形シンボルに
ついての漏れを検出して前記可視出力装置に表示する。
前記各専用エディタによるドキュメント設計完了時に、
継承誤り検出処理手段31により、前記ドキュメントファ
イルに格納された設計ドキュメントのエディタ間継承関
係検出対象情報と、該エディタ間継承関係検出対象情報
に対応する前記エディタ間継承項目テーブルのエディタ
間継承誤り検出情報とを比較して設計ドキュメント間の
比較結果に対応するエディタ間継承関係検出対象項目に
ついての誤りを前記可視表示装置に表示するようにして
構成した。
タアクセスで生ずる誤り、及び設計情報生成処理に生ず
る誤りを検出するソフトウェア設計情報の誤り検出方式
に関し、 ソフトウェアの設計ドキュメントの誤りの可視出力を
人に依存した違いが誤り検出結果に発生させることな
く、一括して適時に提供し得る設計ドキュメントの誤り
検出方式を提供することを目的とし、 ドキュメントファイル、必要な図形シンボル内に1又
は複数の文字を配置した複数の図形シンボルを線で繋い
で成る設計ドキュメントを作成して前記ドキュメントフ
ァイルに格納する設計ドキュメント毎の専用エディタ、
及び可視出力装置を有するCASEシステムにおいて、記述
誤り検出処理手段27により、前記専用エディタによる編
集終了時に、前記ドキュメントファイルに格納された設
計ドキュメントの各文字列及び各図形シンボルと、該各
文字列に対応する前記第1の文字列属性テーブルの文字
列記述誤り属性情報及び前記各図形シンボルに対応する
前記第1の図形シンボル属性テーブルの図形シンボル記
述誤り属性情報とを比較して該設計ドキュメントの比較
結果に対応する文字列及び該比較結果に対応する図形シ
ンボルについての誤りを検出して前記可視出力装置に表
示する。そして、記述漏れ検出処理手段29により、前記
専用エディタによる作成済の設計ドキュメントの格納時
に、前記ドキュメントファイルに格納された設計ドキュ
メントの各文字列及び各図形シンボルと、該各文字列に
対応する前記第2の文字列記述漏れ属性テーブルの文字
列属性情報及び前記各図形シンボルに対応する前記第2
の図形シンボル属性テーブルの図形シンボル記述漏れ属
性情報とを比較して該設計ドキュメントの比較結果に対
応する文字列及び該比較結果に対応する図形シンボルに
ついての漏れを検出して前記可視出力装置に表示する。
前記各専用エディタによるドキュメント設計完了時に、
継承誤り検出処理手段31により、前記ドキュメントファ
イルに格納された設計ドキュメントのエディタ間継承関
係検出対象情報と、該エディタ間継承関係検出対象情報
に対応する前記エディタ間継承項目テーブルのエディタ
間継承誤り検出情報とを比較して設計ドキュメント間の
比較結果に対応するエディタ間継承関係検出対象項目に
ついての誤りを前記可視表示装置に表示するようにして
構成した。
本発明は、設計ドキュメントの設計情報に生ずる誤り
の内のデータアクセスで生ずる誤り、及び設計情報生成
処理で生ずる誤りを検出するソフトウェア設計情報の誤
り検出方式に関する。
の内のデータアクセスで生ずる誤り、及び設計情報生成
処理で生ずる誤りを検出するソフトウェア設計情報の誤
り検出方式に関する。
ディジタル交換機等で用いられるソフトウェアの設計
作業は、その複雑さ、開発規模の増大からコンピュータ
によって支援されてその開発が行なわれるのが、今日に
おける一般的なソフトウェア設計形態である。このソフ
トウェア設計方式によるも、その設計は、設計者とコン
ピュータとの対話形式でその設計が、順次に行なわれて
行くものである関係上、その設計作業に誤りが入るのを
避けることが出来ない。そのため、従来においても、設
計作業に不回避的に入る設計情報の誤りを除くことは、
当然に行なわれていた。
作業は、その複雑さ、開発規模の増大からコンピュータ
によって支援されてその開発が行なわれるのが、今日に
おける一般的なソフトウェア設計形態である。このソフ
トウェア設計方式によるも、その設計は、設計者とコン
ピュータとの対話形式でその設計が、順次に行なわれて
行くものである関係上、その設計作業に誤りが入るのを
避けることが出来ない。そのため、従来においても、設
計作業に不回避的に入る設計情報の誤りを除くことは、
当然に行なわれていた。
最近のコンピュータで支援されるソフトウェア設計方
式として用いられるものには、CASE(Computer Aided S
oftware Engineering)方式がある。この方式は、コン
ピュータ上に設計書作成エディタを装備して構築される
ものである。それらの複数の設計書作成エディタの各々
は、ソフトウェア設計の段階的詳細化作業手順に沿って
構成され、それらの複数の設計書作成エディタを用いて
作成されるモジュール構成図などのソフトウェアの設計
書の各々が、開発しようとする交換機システムの動作を
規定するソフトウェアを最終的に作成するためのソフト
ウェア設計書の全体を為している。そのソフトウェアの
設計書は、設計ドキュメントの形式で与えられる。その
設計ドキュメント内に生ずるであろう誤りの検出は、使
用される名前(ラベル)の一貫性や、参照関係の照合等
の限られた事項だけであった。
式として用いられるものには、CASE(Computer Aided S
oftware Engineering)方式がある。この方式は、コン
ピュータ上に設計書作成エディタを装備して構築される
ものである。それらの複数の設計書作成エディタの各々
は、ソフトウェア設計の段階的詳細化作業手順に沿って
構成され、それらの複数の設計書作成エディタを用いて
作成されるモジュール構成図などのソフトウェアの設計
書の各々が、開発しようとする交換機システムの動作を
規定するソフトウェアを最終的に作成するためのソフト
ウェア設計書の全体を為している。そのソフトウェアの
設計書は、設計ドキュメントの形式で与えられる。その
設計ドキュメント内に生ずるであろう誤りの検出は、使
用される名前(ラベル)の一貫性や、参照関係の照合等
の限られた事項だけであった。
前述のCASE方式において、設計ドキュメントで生ずる
誤りは、その他の事項に起因して生じて来るものもあ
る。例えば、設計情報の不足に起因する誤り、設計書間
の設計情報の継承が正しく為されていないことに起因す
る誤りがある。
誤りは、その他の事項に起因して生じて来るものもあ
る。例えば、設計情報の不足に起因する誤り、設計書間
の設計情報の継承が正しく為されていないことに起因す
る誤りがある。
しかし、これらの誤りは、従来の誤り検出方式では検
出し得なかったものである。因みに、従来の誤り検出方
式で検出し得ていた誤りの、全体に対する割合は、高々
10%程度であった。これは、前述のような構造化された
設計ドキュメントの設計情報に前述した誤りを検出し得
る情報が、存在していたにも拘わらず、それへの認識が
十分に為されていなかったがために、その有効利用が考
えられていなかったからと考えられる。
出し得なかったものである。因みに、従来の誤り検出方
式で検出し得ていた誤りの、全体に対する割合は、高々
10%程度であった。これは、前述のような構造化された
設計ドキュメントの設計情報に前述した誤りを検出し得
る情報が、存在していたにも拘わらず、それへの認識が
十分に為されていなかったがために、その有効利用が考
えられていなかったからと考えられる。
本発明は、斯かる問題点に鑑みて創作されたもので、
ソフトウェアの設計ドキュメントの誤りの可視出力を人
に依存した違いが誤り検出結果に発生させることなく、
一括して適時に提供し得る設計ドキュメントの誤り検出
方式を提供することをその目的とする。
ソフトウェアの設計ドキュメントの誤りの可視出力を人
に依存した違いが誤り検出結果に発生させることなく、
一括して適時に提供し得る設計ドキュメントの誤り検出
方式を提供することをその目的とする。
第1図は、請求項1記載の発明の原理ブロック図を示
す。この図に示すように、ドキュメントファイル、必要
な図形シンボル内に1又は複数の文字を配置した複数の
図形シンボルを線で繋いで成る設計ドキュメントを作成
して前記ドキュメントファイルに格納する設計ドキュメ
ント毎の専用エディタ、及び可視出力装置を有するCASE
システムに、第1の文字列属性テーブル27Aと、第1の
図形シンボル属性テーブル27Bと、記述誤り検出処理手
段27と、第2の文字列属性テーブル29Aと、第2の図形
シンボル属性テーブル29Bと、記述漏れ検出処理手段29
と、エディタ間継承項目テーブル31Aと、継承誤り検出
処理手段31とを設ける。
す。この図に示すように、ドキュメントファイル、必要
な図形シンボル内に1又は複数の文字を配置した複数の
図形シンボルを線で繋いで成る設計ドキュメントを作成
して前記ドキュメントファイルに格納する設計ドキュメ
ント毎の専用エディタ、及び可視出力装置を有するCASE
システムに、第1の文字列属性テーブル27Aと、第1の
図形シンボル属性テーブル27Bと、記述誤り検出処理手
段27と、第2の文字列属性テーブル29Aと、第2の図形
シンボル属性テーブル29Bと、記述漏れ検出処理手段29
と、エディタ間継承項目テーブル31Aと、継承誤り検出
処理手段31とを設ける。
第1の文字列属性テーブル27Aは、文字列についての
記述誤りを検出する文字列記述誤り属性情報を文字列毎
に予め登録しておく。
記述誤りを検出する文字列記述誤り属性情報を文字列毎
に予め登録しておく。
第1の図形シンボル属性テーブル27Bは、図形シンボ
ルについての記述誤りを検出する図形シンボル記述誤り
属性情報を図形シンボル毎に予め登録しておく。
ルについての記述誤りを検出する図形シンボル記述誤り
属性情報を図形シンボル毎に予め登録しておく。
記述誤り検出処理手段27は、前記専用エディタによる
編集終了時に、前記ドキュメントファイルに格納された
設計ドキュメントの各文字列及び各図形シンボルと、該
各文字列に対応する前記第1の文字列属性テーブルの文
字列記述誤り属性情報及び前記各図形シンボルに対応す
る前記第1の図形シンボル属性テーブルの図形シンボル
記述誤り属性情報とを比較して該設計ドキュメントの比
較結果に対応する文字列及び該比較結果に対応する図形
シンボルについての誤りを検出して前記可視出力装置に
表示する。
編集終了時に、前記ドキュメントファイルに格納された
設計ドキュメントの各文字列及び各図形シンボルと、該
各文字列に対応する前記第1の文字列属性テーブルの文
字列記述誤り属性情報及び前記各図形シンボルに対応す
る前記第1の図形シンボル属性テーブルの図形シンボル
記述誤り属性情報とを比較して該設計ドキュメントの比
較結果に対応する文字列及び該比較結果に対応する図形
シンボルについての誤りを検出して前記可視出力装置に
表示する。
第2の文字列属性テーブル29Aは、文字列列について
の記述漏れを検出する文字列記述漏れ属性情報を文字列
毎に予め登録しておく。
の記述漏れを検出する文字列記述漏れ属性情報を文字列
毎に予め登録しておく。
第2の図形シンボル属性テーブル29Bは、図形シンボ
ルについての記述漏れを検出する図形シンボル記述漏れ
属性情報を図形シンボル毎に予め登録しておく。
ルについての記述漏れを検出する図形シンボル記述漏れ
属性情報を図形シンボル毎に予め登録しておく。
記述漏れ検出処理手段29は、前記専用エディタによる
作成済の設計ドキュメントの格納時に、前記ドキュメン
トファイルに格納された設計ドキュメントの各文字列及
び各図形シンボルと、該各文字列において対応する前記
第2の文字列属性テーブルの文字列記述漏れ属性情報及
び前記各図形シンボルに対応する前記第2の図形シンボ
ル属性テーブルの図形シンボル記述漏れ属性情報とを比
較して該設計ドキュメントの比較結果に対応する文字列
及び該比較結果に対応する図形シンボルについての漏れ
を検出して前記可視出力装置に表示する。
作成済の設計ドキュメントの格納時に、前記ドキュメン
トファイルに格納された設計ドキュメントの各文字列及
び各図形シンボルと、該各文字列において対応する前記
第2の文字列属性テーブルの文字列記述漏れ属性情報及
び前記各図形シンボルに対応する前記第2の図形シンボ
ル属性テーブルの図形シンボル記述漏れ属性情報とを比
較して該設計ドキュメントの比較結果に対応する文字列
及び該比較結果に対応する図形シンボルについての漏れ
を検出して前記可視出力装置に表示する。
エディタ間継承項目テーブル31Aは、複数の設計ドキ
ュメント間の継承関係の誤りを検出するエディタ間継承
誤り検出情報をエディタ間継承関係検出対象項目毎に予
め登録しておく。
ュメント間の継承関係の誤りを検出するエディタ間継承
誤り検出情報をエディタ間継承関係検出対象項目毎に予
め登録しておく。
継承誤り検出処理手段31は、前記各専用エディタによ
るドキュメント設計完了時に、前記ドキュメントファイ
ルに格納された設計ドキュメントのエディタ間継承関係
検出対象情報と、該エディタ間継承関係検出対象情報に
対応する前記エディタ間継承項目テーブルのエディタ間
継承誤り検出情報とを比較して設計ドキュメント間の比
較結果に対応するエディタ間継承関係検出対象項目につ
いての誤りを前記可視表示装置に表示する。
るドキュメント設計完了時に、前記ドキュメントファイ
ルに格納された設計ドキュメントのエディタ間継承関係
検出対象情報と、該エディタ間継承関係検出対象情報に
対応する前記エディタ間継承項目テーブルのエディタ間
継承誤り検出情報とを比較して設計ドキュメント間の比
較結果に対応するエディタ間継承関係検出対象項目につ
いての誤りを前記可視表示装置に表示する。
請求項1記載の発明は、前記CASEシステムに設けられ
た第1の文字列属性テーブル27Aと、第1の図形シンボ
ル属性テーブル27Bと、記述誤り検出処理手段27と、第
2の文字列属性テーブル29Aと、第2の図形シンボル属
性テーブル29Bと、記述漏れ検出処理手段29と、エディ
タ間継承項目テーブル31Aと、継承誤り検出処理手段31
とによって構成される。
た第1の文字列属性テーブル27Aと、第1の図形シンボ
ル属性テーブル27Bと、記述誤り検出処理手段27と、第
2の文字列属性テーブル29Aと、第2の図形シンボル属
性テーブル29Bと、記述漏れ検出処理手段29と、エディ
タ間継承項目テーブル31Aと、継承誤り検出処理手段31
とによって構成される。
設計ドキュメントは、CASEシステムの専用エディタ20
によって作成され、ドキュメントファイル23に格納され
る。
によって作成され、ドキュメントファイル23に格納され
る。
記述誤り検出処理手段27は、前記専用エディタによる
編集終了時に、前記ドキュメントファイルに格納された
設計ドキュメントの各文字列及び各図形シンボルと、該
各文字列に対応する前記第1の文字列属性テーブルの文
字列記述誤り属性情報及び前記各図形シンボルに対応す
る前記第1の図形シンボル属性テーブルの図形シンボル
記述誤り属性情報とを比較して該設計ドキュメントの比
較結果に対応する文字列及び該比較結果に対応する図形
シンボルについての誤りを検出して前記可視出力装置に
表示する。
編集終了時に、前記ドキュメントファイルに格納された
設計ドキュメントの各文字列及び各図形シンボルと、該
各文字列に対応する前記第1の文字列属性テーブルの文
字列記述誤り属性情報及び前記各図形シンボルに対応す
る前記第1の図形シンボル属性テーブルの図形シンボル
記述誤り属性情報とを比較して該設計ドキュメントの比
較結果に対応する文字列及び該比較結果に対応する図形
シンボルについての誤りを検出して前記可視出力装置に
表示する。
そして、記述漏れ検出処理手段29は、前記専用エディ
タによる作成済の設計ドキュメントの格納時に、前記ド
キュメントファイルに格納された設計ドキュメントの各
文字列及び各図形シンボルと、該各文字列に対応する前
記第2の文字列属性テーブルの文字列記述漏れ属性情報
及び前記各図形シンボルに対応する前記第2の図形シン
ボル属性テーブルの図形シンボル記述漏れ属性情報とを
比較して該設計ドキュメントの比較結果に対応する文字
列及び該比較結果に対応する図形シンボルについての漏
れを検出して前記可視出力装置に表示する。
タによる作成済の設計ドキュメントの格納時に、前記ド
キュメントファイルに格納された設計ドキュメントの各
文字列及び各図形シンボルと、該各文字列に対応する前
記第2の文字列属性テーブルの文字列記述漏れ属性情報
及び前記各図形シンボルに対応する前記第2の図形シン
ボル属性テーブルの図形シンボル記述漏れ属性情報とを
比較して該設計ドキュメントの比較結果に対応する文字
列及び該比較結果に対応する図形シンボルについての漏
れを検出して前記可視出力装置に表示する。
このようにして前記各専用エディタによるドキュメン
ト設計完了時に、継承誤り検出処理手段31が、前記ドキ
ュメントファイルに格納された設計ドキュメントのエデ
ィタ間継承関係検出対象情報と、該エディタ間継承関係
検出対象情報に対応する前記エディタ間継承項目テーブ
ルのエディタ間継承誤り検出情報とを比較して設計ドキ
ュメント間の比較結果に対応するエディタ間継承関係検
出対象項目についての誤りを前記可視表示装置に表示す
る。
ト設計完了時に、継承誤り検出処理手段31が、前記ドキ
ュメントファイルに格納された設計ドキュメントのエデ
ィタ間継承関係検出対象情報と、該エディタ間継承関係
検出対象情報に対応する前記エディタ間継承項目テーブ
ルのエディタ間継承誤り検出情報とを比較して設計ドキ
ュメント間の比較結果に対応するエディタ間継承関係検
出対象項目についての誤りを前記可視表示装置に表示す
る。
これらの検出により設計ドキュメントの設計者に提供
される誤り情報は、その作成中に生ぜしめられてしまう
誤り情報の6割方を占め、その誤り情報が設計作業の流
れの中で一括して適時に設計者に提供されるから、膨大
な量の設計ドキュメントの中の記述誤り、記述漏れ、設
計ドキュメント間の承継誤りの誤り箇所を作業量を低減
しつつ、短時間で突き止めることができ、CASEシステム
での設計ドキュメントの作成の信頼性を大幅に向上させ
ることができる。又、設計者に依存した違いが誤り検出
結果に発生するのを防止することができる。
される誤り情報は、その作成中に生ぜしめられてしまう
誤り情報の6割方を占め、その誤り情報が設計作業の流
れの中で一括して適時に設計者に提供されるから、膨大
な量の設計ドキュメントの中の記述誤り、記述漏れ、設
計ドキュメント間の承継誤りの誤り箇所を作業量を低減
しつつ、短時間で突き止めることができ、CASEシステム
での設計ドキュメントの作成の信頼性を大幅に向上させ
ることができる。又、設計者に依存した違いが誤り検出
結果に発生するのを防止することができる。
第2図は、請求項1記載の発明の一実施例を示す。こ
の実施例は、第3図に示すハードウェア構成図の中に構
築されている。第3図において、コンピュータシステム
を構成するバス36には、CPU38、ディスプレイ装置(CR
T)40、キーボード42、主メモリ44、ディスク装置(DAS
D)46、ROM48及びブリンタ50が接続される。ディスク装
置46には、第4図乃至第6図に示す制御フローを実行す
るプログラムが格納されており、これらのプログラム
は、バス36を介して主メモリ44へ読み出され、CPU38に
おいて実行される。ディスク装置46には、又図示しない
が、後述する各エディタを構成するプログラムも予め格
納されているほか、それらのエディタによって用いられ
る図形シンボルを各シンボル毎にアクセス可能に格納す
ると共に、各エディタによって作成された設計ドキュメ
ントの設計情報を各設計ドキュメント毎にアクセス可能
に格納する。ROM48には、後述第4図乃至第6図に示す
各テーブル64,68,72が予め格納されている。
の実施例は、第3図に示すハードウェア構成図の中に構
築されている。第3図において、コンピュータシステム
を構成するバス36には、CPU38、ディスプレイ装置(CR
T)40、キーボード42、主メモリ44、ディスク装置(DAS
D)46、ROM48及びブリンタ50が接続される。ディスク装
置46には、第4図乃至第6図に示す制御フローを実行す
るプログラムが格納されており、これらのプログラム
は、バス36を介して主メモリ44へ読み出され、CPU38に
おいて実行される。ディスク装置46には、又図示しない
が、後述する各エディタを構成するプログラムも予め格
納されているほか、それらのエディタによって用いられ
る図形シンボルを各シンボル毎にアクセス可能に格納す
ると共に、各エディタによって作成された設計ドキュメ
ントの設計情報を各設計ドキュメント毎にアクセス可能
に格納する。ROM48には、後述第4図乃至第6図に示す
各テーブル64,68,72が予め格納されている。
第2図には、エディタ20と、図形シンボル22と、設計
ドキュメント24と、誤り検出制御部26と、記述漏れ検出
処理手段28と、記述誤り検出処理手段30と、継承誤り検
出手段32とを示している。エディタ20は、前記のプログ
ラムを第3図に示すコンピュータシステムにおいて実行
することによって、その中に構築されるものである。図
形シンボル22には、その代表的なシンボルとしてタスク
表示31、テーブル表示33、メールボックス35及び制御線
37を示してある。これらの図形シンボル22を用いてエデ
ィタ20によって作成された1つの設計ドキュメントを設
計ドキュメント24の中に示してある。誤り検出制御部26
に示す記述漏れ検出処理手段28、記述誤り検出処理手段
30、及び継承誤り検出処理手段32は、前述の第4図乃至
第6図に示す制御フローのプログラムを前記コンピュー
タシステムで実行することによって、本発明の要部を構
成する各々である。
ドキュメント24と、誤り検出制御部26と、記述漏れ検出
処理手段28と、記述誤り検出処理手段30と、継承誤り検
出手段32とを示している。エディタ20は、前記のプログ
ラムを第3図に示すコンピュータシステムにおいて実行
することによって、その中に構築されるものである。図
形シンボル22には、その代表的なシンボルとしてタスク
表示31、テーブル表示33、メールボックス35及び制御線
37を示してある。これらの図形シンボル22を用いてエデ
ィタ20によって作成された1つの設計ドキュメントを設
計ドキュメント24の中に示してある。誤り検出制御部26
に示す記述漏れ検出処理手段28、記述誤り検出処理手段
30、及び継承誤り検出処理手段32は、前述の第4図乃至
第6図に示す制御フローのプログラムを前記コンピュー
タシステムで実行することによって、本発明の要部を構
成する各々である。
第2図乃至第8図において、主メモリ44、ディスク装
置46は、第1図のドキュメントファイル23に相当し、デ
ィスプレイ装置40、プリンタ50は、可視出力装置25に相
当する。文字列属性テーブル64Aは、第1図の第1の文
字列属性テーブル27Aに相当し、図形シンボル属性テー
ブル64Bは、第1図の第1の図形シンボル属性テーブル2
7Bに相当する。CPU38、主メモリ44、ROM48、ディスク装
置46に格納の第4図に示す処理フローを実行するプログ
ラムは、第1図の記述誤り検出処理手段27に相当する。
文字列属性テーブル68Aは、第1図の第2の文字列属性
テーブル29Aに相当し、図形シンボル属性テーブル68B
は、第1図の第2の図形シンボル属性テーブル29Bに相
当する。CPU32、主メモリ44、ROM48、ディスク装置46に
格納の第5図に示す処理フローを実行するプログラム
は、第1図の記述漏れ検出処理手段29に相当する。エデ
ィタ間承継項目テーブル72は、第1図のエディタ間承継
項目テーブル31Aに相当し、CPU38、主メモリ44、ROM4
8、ディスク装置46に格納の第6図に示す処理フローを
実行するプログラムは、第1図の承継誤り検出処理手段
31に相当する。
置46は、第1図のドキュメントファイル23に相当し、デ
ィスプレイ装置40、プリンタ50は、可視出力装置25に相
当する。文字列属性テーブル64Aは、第1図の第1の文
字列属性テーブル27Aに相当し、図形シンボル属性テー
ブル64Bは、第1図の第1の図形シンボル属性テーブル2
7Bに相当する。CPU38、主メモリ44、ROM48、ディスク装
置46に格納の第4図に示す処理フローを実行するプログ
ラムは、第1図の記述誤り検出処理手段27に相当する。
文字列属性テーブル68Aは、第1図の第2の文字列属性
テーブル29Aに相当し、図形シンボル属性テーブル68B
は、第1図の第2の図形シンボル属性テーブル29Bに相
当する。CPU32、主メモリ44、ROM48、ディスク装置46に
格納の第5図に示す処理フローを実行するプログラム
は、第1図の記述漏れ検出処理手段29に相当する。エデ
ィタ間承継項目テーブル72は、第1図のエディタ間承継
項目テーブル31Aに相当し、CPU38、主メモリ44、ROM4
8、ディスク装置46に格納の第6図に示す処理フローを
実行するプログラムは、第1図の承継誤り検出処理手段
31に相当する。
次に、この本発明の要部をコンピュータシステムの中
で具体的に用いて本発明による設計ドキュメント内に生
じた設計情報の誤り検出を正しい設計ドキュメントの作
成に用いる処理例を、第7図及び第8図を参照して以下
に説明する。
で具体的に用いて本発明による設計ドキュメント内に生
じた設計情報の誤り検出を正しい設計ドキュメントの作
成に用いる処理例を、第7図及び第8図を参照して以下
に説明する。
この処理例は、各エディタ動作中の各エディタ動作終
了時、設計ドキュメントの格納時、及び所要数の設計ド
キュメント作成後の各検出処理において、設計情報の誤
り検出を行なう例である。これらの検出によって、検出
し得る情報は、データの型に付属する情報(例えば、
コード系等)、データの値域(最大値,最小値,列挙
型値域等)、レコード個数,終了レコードの判定、
データ構造間のポインタ参照関係、対になる処理(例
えば、資源の獲得/解放等)、異常処理,例外処理、
定型的処理(例えば、共有資源の排他制御)である。
これらの情報のうち、乃至は、前述の各エディタ動
作終了時において検出され、乃至は、前述の設計ド
キュメントの格納時、及び前述の所要数の設計ドキュメ
ント作成後の検出処理において検出される。
了時、設計ドキュメントの格納時、及び所要数の設計ド
キュメント作成後の各検出処理において、設計情報の誤
り検出を行なう例である。これらの検出によって、検出
し得る情報は、データの型に付属する情報(例えば、
コード系等)、データの値域(最大値,最小値,列挙
型値域等)、レコード個数,終了レコードの判定、
データ構造間のポインタ参照関係、対になる処理(例
えば、資源の獲得/解放等)、異常処理,例外処理、
定型的処理(例えば、共有資源の排他制御)である。
これらの情報のうち、乃至は、前述の各エディタ動
作終了時において検出され、乃至は、前述の設計ド
キュメントの格納時、及び前述の所要数の設計ドキュメ
ント作成後の検出処理において検出される。
第7図のエディタ制御部52は、前記エディタを制御す
るが、その制御により進められる設計ドキュメントの作
成において生ずる誤りは、誤り検出部60によって検出さ
れる。その誤り検出部60の中には、前述の記述漏れ検出
処理手段28、記述誤り検出処理手段30、及び記述誤り検
出処理手段32が装備されており、これらの手段28,30及
び32によって、編集時検出部54、格納時検出部56及び作
業完了時検出部58から成る。対話管理部62は、各エディ
タと、エディタ制御部52及び誤り検出部60との間のイン
タフェースを対話形式で取る。エディタ制御部52は、又
ディスク装置46への設計ドキュメントの書き込み、及び
読み出しの制御も行なう。64はドキュメント管理部であ
る。
るが、その制御により進められる設計ドキュメントの作
成において生ずる誤りは、誤り検出部60によって検出さ
れる。その誤り検出部60の中には、前述の記述漏れ検出
処理手段28、記述誤り検出処理手段30、及び記述誤り検
出処理手段32が装備されており、これらの手段28,30及
び32によって、編集時検出部54、格納時検出部56及び作
業完了時検出部58から成る。対話管理部62は、各エディ
タと、エディタ制御部52及び誤り検出部60との間のイン
タフェースを対話形式で取る。エディタ制御部52は、又
ディスク装置46への設計ドキュメントの書き込み、及び
読み出しの制御も行なう。64はドキュメント管理部であ
る。
第7図に示す構成において、複数のエディタから成る
設計エディタが選択されて起動されているものとする
(第8図の(A)のS1及びS2参照)。その設計エディタ
による設計が進行して行き、その中の次に起動されるべ
きエディタに対する起動要求が、ディスプレイ装置40の
キーボード42の起動キーの操作により、対話管理部62へ
送られて来ると(第7図の100参照)、当該起動要求対
応のエディタが起動された後に(第7図の102参照)、
編集時検出部54が起動される(第8図の(B)のS6,S7
参照)。起動されたエディタ(第8図の(B)のS7参
照)との公知の対話形式(対話管理部62を介してと対話
形式)により設計者は、その対話形式、即ちディスプレ
イ装置40を介して公知の対話形式により編集操作により
当該エディタに装備されているエディタ編集操作情報
(例えば、図形シンボル、文字列等)の種別選択を行な
いつつ、当該エディタ対応の設計ドキュメントを順次に
作成して行く。その選択されたエディタ編集操作情報
(設計情報)(第7図の104参照)は、対話管理部62を
介してディスプレイ装置40の画面上に表示されている設
計ドキュメント内の所要箇所に配置表示されると共に、
その選択されたエディタ編集操作情報は、主メモリ44内
の編集時検出部54によっても読み出し可能な格納位置に
書き込まれる。前記選択されたエディタ編集操作情報
は、プリンタ50から打ち出すようにしてもよい。
設計エディタが選択されて起動されているものとする
(第8図の(A)のS1及びS2参照)。その設計エディタ
による設計が進行して行き、その中の次に起動されるべ
きエディタに対する起動要求が、ディスプレイ装置40の
キーボード42の起動キーの操作により、対話管理部62へ
送られて来ると(第7図の100参照)、当該起動要求対
応のエディタが起動された後に(第7図の102参照)、
編集時検出部54が起動される(第8図の(B)のS6,S7
参照)。起動されたエディタ(第8図の(B)のS7参
照)との公知の対話形式(対話管理部62を介してと対話
形式)により設計者は、その対話形式、即ちディスプレ
イ装置40を介して公知の対話形式により編集操作により
当該エディタに装備されているエディタ編集操作情報
(例えば、図形シンボル、文字列等)の種別選択を行な
いつつ、当該エディタ対応の設計ドキュメントを順次に
作成して行く。その選択されたエディタ編集操作情報
(設計情報)(第7図の104参照)は、対話管理部62を
介してディスプレイ装置40の画面上に表示されている設
計ドキュメント内の所要箇所に配置表示されると共に、
その選択されたエディタ編集操作情報は、主メモリ44内
の編集時検出部54によっても読み出し可能な格納位置に
書き込まれる。前記選択されたエディタ編集操作情報
は、プリンタ50から打ち出すようにしてもよい。
その編集時検出部54では、前記編集操作対応の種別選
択を行ない(第8図の(C)のS12、S13、第4図のS1,S
2参参照)、その種別選択対応にエディタで管理されて
いるROMテーブル64の読み出しを行なってそれを主メモ
リ44のRAMテーブル66(主メモリ44にあるテーブル)に
書き込む(第4図のS3参照)。そして、先に、主メモリ
44に書き込んだエディタ編集操作情報(例えば、図形シ
ンボル)の読み出しを行ない(第4図のS4参照)、その
エディタ編集操作情報と、ROMテーブル64から読み出さ
れた文字列属性情報(ROMテーブル64内の文字列属性テ
ーブル64Aの内容)、又は図形シンボル属性情報(ROMテ
ーブル64内の図形シンボル属性テーブル64Bの内容)と
の間に属性違反があるか否かの比較が為される(第4図
のS5参照)。例えば、読み出された(抽出された)エデ
ィタ編集操作情報は、タスク表示(第2図のタスクの表
示、及び第9図の参照番号80参照)であったが、それに
対して読み出された図形シンボル属性情報との間に属性
違反があるとき、或いは日本語文字列の入力(第9図の
参照番号82参照)を行なったが、それに対して読み出さ
れた文字列属性情報との間に属性違反があるときには
(第4図のS6の有り参照)、エラーメッセージ表示を対
話管理部62を介してディスプレイ装置40の画面上に行な
う(第4図のS7、及び第7図の106参照)。
択を行ない(第8図の(C)のS12、S13、第4図のS1,S
2参参照)、その種別選択対応にエディタで管理されて
いるROMテーブル64の読み出しを行なってそれを主メモ
リ44のRAMテーブル66(主メモリ44にあるテーブル)に
書き込む(第4図のS3参照)。そして、先に、主メモリ
44に書き込んだエディタ編集操作情報(例えば、図形シ
ンボル)の読み出しを行ない(第4図のS4参照)、その
エディタ編集操作情報と、ROMテーブル64から読み出さ
れた文字列属性情報(ROMテーブル64内の文字列属性テ
ーブル64Aの内容)、又は図形シンボル属性情報(ROMテ
ーブル64内の図形シンボル属性テーブル64Bの内容)と
の間に属性違反があるか否かの比較が為される(第4図
のS5参照)。例えば、読み出された(抽出された)エデ
ィタ編集操作情報は、タスク表示(第2図のタスクの表
示、及び第9図の参照番号80参照)であったが、それに
対して読み出された図形シンボル属性情報との間に属性
違反があるとき、或いは日本語文字列の入力(第9図の
参照番号82参照)を行なったが、それに対して読み出さ
れた文字列属性情報との間に属性違反があるときには
(第4図のS6の有り参照)、エラーメッセージ表示を対
話管理部62を介してディスプレイ装置40の画面上に行な
う(第4図のS7、及び第7図の106参照)。
このエラーメッセージ表示を見た設計者は、そのエラ
ーメッセージ表示に対応する処置、例えば再度の同一入
力を行なう。これにより、従来方式による入力では設計
ドキュメントに入ってしまったであろう誤りをその設計
ドキュメントに入るのを、時間的遅れなしに直ちにその
図形シンボル、又は文字列の入力時点で防止することが
出来る。
ーメッセージ表示に対応する処置、例えば再度の同一入
力を行なう。これにより、従来方式による入力では設計
ドキュメントに入ってしまったであろう誤りをその設計
ドキュメントに入るのを、時間的遅れなしに直ちにその
図形シンボル、又は文字列の入力時点で防止することが
出来る。
前述のような設計ドキュメント作成編集操作を各入力
項目毎に順次に行ない、当該起動されたエディタについ
ての編集操作が終了したとき(第8図の(C)のS15,S1
6参照)、前記起動されたエディタにおいて編集されて
作成されたエディタ編集ドキュメント情報は、主メモリ
44の誤り検出部60による読み出し可能なRAMテーブル70
(主メモリ44にあるテーブル)に書き込まれる。そし
て、第8図のS9に示す処理(第5図参照)に入る。
項目毎に順次に行ない、当該起動されたエディタについ
ての編集操作が終了したとき(第8図の(C)のS15,S1
6参照)、前記起動されたエディタにおいて編集されて
作成されたエディタ編集ドキュメント情報は、主メモリ
44の誤り検出部60による読み出し可能なRAMテーブル70
(主メモリ44にあるテーブル)に書き込まれる。そし
て、第8図のS9に示す処理(第5図参照)に入る。
この処理は、第4図が各入力項目の入力誤りの検出で
あったのに対して、前記起動されたエディタにおいて作
成されたエディタ編集ドキュメントが正しく作成された
なら、そのエディタ編集ドキュメントにはないであろう
記述漏れ(編集入力項目漏れ)がないか否かを検出する
ことにある。
あったのに対して、前記起動されたエディタにおいて作
成されたエディタ編集ドキュメントが正しく作成された
なら、そのエディタ編集ドキュメントにはないであろう
記述漏れ(編集入力項目漏れ)がないか否かを検出する
ことにある。
第5図のステップS1乃至S4による処理は、第4図のス
テップS1乃至S4とほぼ同じである。その差異は、ディス
プレイ装置40のキーボード42から与えられる前記作成済
のエディタ編集ドキュメント情報のディスク装置46への
格納要求に応答してその処理が開始される一方、主メモ
リ44から読み出される比較対象情報が作成済のエディタ
編集ドキュメント情報であり、このエディタ編集ドキュ
メント情報と比較される誤り検出基準情報が記述漏れ属
性情報である点である。この記述漏れ属性情報は、ROM
テーブル68(ROM48にあるテーブル)内の文字列属性テ
ーブル68A、又は図形シンボル属性テーブル68Bに予め登
録されている。
テップS1乃至S4とほぼ同じである。その差異は、ディス
プレイ装置40のキーボード42から与えられる前記作成済
のエディタ編集ドキュメント情報のディスク装置46への
格納要求に応答してその処理が開始される一方、主メモ
リ44から読み出される比較対象情報が作成済のエディタ
編集ドキュメント情報であり、このエディタ編集ドキュ
メント情報と比較される誤り検出基準情報が記述漏れ属
性情報である点である。この記述漏れ属性情報は、ROM
テーブル68(ROM48にあるテーブル)内の文字列属性テ
ーブル68A、又は図形シンボル属性テーブル68Bに予め登
録されている。
主メモリ44から読み出されたエディタ編集ドキュメン
ト情報と、エディタで管理されているROMテーブル68内
の文字列属性テーブル、及び図形シンボル属性テーブル
から読み出された文字列属性、及び図形シンボル属性と
が比較されたとき、エディタ編集ドキュメント情報に属
性違反があるときには(第5図のS6の有り参照)、エラ
ーメッセージ表示を対話管理部62を介してディスプレイ
装置40の画面上に行なう(第5図のS7、及び第7図の11
0参照)。
ト情報と、エディタで管理されているROMテーブル68内
の文字列属性テーブル、及び図形シンボル属性テーブル
から読み出された文字列属性、及び図形シンボル属性と
が比較されたとき、エディタ編集ドキュメント情報に属
性違反があるときには(第5図のS6の有り参照)、エラ
ーメッセージ表示を対話管理部62を介してディスプレイ
装置40の画面上に行なう(第5図のS7、及び第7図の11
0参照)。
このエラーメッセージ表示を見た設計者は、そのエラ
ーメッセージ表示に対応する処置、例えば再度の同一入
力を行なう。これにより、従来方式による入力では設計
ドキュメントに入ってしまったであろう記述漏れをその
設計ドキュメントに入るのを、当該設計ドキュメントの
格納に先立つその設計ドキュメントの格納時点で防止す
ることが出来る。
ーメッセージ表示に対応する処置、例えば再度の同一入
力を行なう。これにより、従来方式による入力では設計
ドキュメントに入ってしまったであろう記述漏れをその
設計ドキュメントに入るのを、当該設計ドキュメントの
格納に先立つその設計ドキュメントの格納時点で防止す
ることが出来る。
その後に、その設計ドキュメントの格納を行ない(第
8図のS10参照)、前述のようにして起動された設計エ
ディタについての所要数のエディタの起動、それによる
設計ドキュメントの格納処理後に、第8図の(A)のス
テップS4の処理、即ち第6図の処理に入る。
8図のS10参照)、前述のようにして起動された設計エ
ディタについての所要数のエディタの起動、それによる
設計ドキュメントの格納処理後に、第8図の(A)のス
テップS4の処理、即ち第6図の処理に入る。
この処理は、複数の設計ドキュメント間の継承関係、
例えばタスク間で用いられる文字フィールド名の同一性
乃至関係が維持されているか否かの判定を行なうことに
ある。そのために、ディスプレイ装置40のキーボード42
からの設計者によるドキュメント設計終了合図(第7図
の112参照)に応答して第6図の処理が開始されると
(第6図のS1参照)、前述のようにして起動された設計
エディタで管理されているエディタ間継承項目テーブル
72(ROM48にあるテーブル)から項目名をインデックス
として読み出された文字フィールド情報(第6図のS2参
照)と、前述のようにしてディスク装置46に書き込まれ
ていてそこから読み出された該項目名対応の文字フィー
ルド情報(第6図のS3参照)との比較を行なう(第6図
のS4参照)。
例えばタスク間で用いられる文字フィールド名の同一性
乃至関係が維持されているか否かの判定を行なうことに
ある。そのために、ディスプレイ装置40のキーボード42
からの設計者によるドキュメント設計終了合図(第7図
の112参照)に応答して第6図の処理が開始されると
(第6図のS1参照)、前述のようにして起動された設計
エディタで管理されているエディタ間継承項目テーブル
72(ROM48にあるテーブル)から項目名をインデックス
として読み出された文字フィールド情報(第6図のS2参
照)と、前述のようにしてディスク装置46に書き込まれ
ていてそこから読み出された該項目名対応の文字フィー
ルド情報(第6図のS3参照)との比較を行なう(第6図
のS4参照)。
この比較において、ディスク装置46から読み出された
該項目名対応の文字フィールド情報に比較基準情報たる
テーブル読み出し情報との間の矛盾があるときには(第
6図のS5の有り参照)、エラーメッセージ表示を対話管
理部62を介してディスプレイ装置40の画面上に行なう
(第6図のS6、及び第7図の114参照)。
該項目名対応の文字フィールド情報に比較基準情報たる
テーブル読み出し情報との間の矛盾があるときには(第
6図のS5の有り参照)、エラーメッセージ表示を対話管
理部62を介してディスプレイ装置40の画面上に行なう
(第6図のS6、及び第7図の114参照)。
この第7図及び第8図に示す検出例は、本発明の1つ
の例であり、前述の第4図乃至第6図に示す本発明の基
本的な処理を適用しようとするCASEシステムの中で、ど
のように用いるかということは、本発明そのものではな
く、CASEシステムをどのように構成するかという問題で
ある。
の例であり、前述の第4図乃至第6図に示す本発明の基
本的な処理を適用しようとするCASEシステムの中で、ど
のように用いるかということは、本発明そのものではな
く、CASEシステムをどのように構成するかという問題で
ある。
従って、CASEシステムの具体的ハードウェア構成も、
本発明を実施し得る限り、その構成自体も、又任意であ
る。
本発明を実施し得る限り、その構成自体も、又任意であ
る。
以上述べたところから明らかなように本発明によれ
ば、CASEシステム上に既に構築されている専用エディタ
による設計ドキュメントの作成に際して発生して来るで
あろう設計情報の誤り、漏れ、及び設計ドキュメント間
の情報承継誤りを設計作業の流れの中で一括して適時に
設計者に提供し得るから、膨大な量の設計ドキュメント
の中の記述誤り、記述漏れ、設計ドキュメント間の承継
誤りの誤り箇所を作業量を低減しつつ、短時間で突き止
めることができ、CASEシステムでの設計ドキュメントの
作成の信頼性を大幅に向上させることができる。又、設
計者に依存した違いが誤り検出結果に発生するのを防止
することができる。
ば、CASEシステム上に既に構築されている専用エディタ
による設計ドキュメントの作成に際して発生して来るで
あろう設計情報の誤り、漏れ、及び設計ドキュメント間
の情報承継誤りを設計作業の流れの中で一括して適時に
設計者に提供し得るから、膨大な量の設計ドキュメント
の中の記述誤り、記述漏れ、設計ドキュメント間の承継
誤りの誤り箇所を作業量を低減しつつ、短時間で突き止
めることができ、CASEシステムでの設計ドキュメントの
作成の信頼性を大幅に向上させることができる。又、設
計者に依存した違いが誤り検出結果に発生するのを防止
することができる。
第1図は、請求項1記載の発明の原理ブロック図、 第2図は、請求項1記載の発明の一実施例を示す図、 第3図は、請求項1記載の発明を実施するハードウェア
構成図、 第4図は記述誤り検出制御フローを示す図、 第5図は記述漏れ検出制御フローを示す図、 第6図は継承誤り検出制御フローを示す図、 第7図は、請求項1記載の発明の検出構成例を示す図、 第8図第7図の検出構成例での全体の検出制御フローを
示す図、 第9図は編集時通知処理におけるメッセージ例を示す図
である。 第1図乃至第8図において、 20は専用エディタ、 23はドキュメントファイル、 25は可視出力装置、 27は記述誤り検出処理手段、 27Aは第1の文字列属性テーブル、 27Bは第1の図形シンボル属性テーブル、 29は記述漏れ検出処理手段、 29Aは第2の文字列属性テーブル、 29Bは第2の図形シンボル属性テーブル、 31は承継誤り検出処理手段、 31Aはエディタ間承継項目テーブル、 38はCPU、 40はディスプレイ装置、 44は主メモリ、 46はディスク装置、 48はROM、 50はプリンタである。
構成図、 第4図は記述誤り検出制御フローを示す図、 第5図は記述漏れ検出制御フローを示す図、 第6図は継承誤り検出制御フローを示す図、 第7図は、請求項1記載の発明の検出構成例を示す図、 第8図第7図の検出構成例での全体の検出制御フローを
示す図、 第9図は編集時通知処理におけるメッセージ例を示す図
である。 第1図乃至第8図において、 20は専用エディタ、 23はドキュメントファイル、 25は可視出力装置、 27は記述誤り検出処理手段、 27Aは第1の文字列属性テーブル、 27Bは第1の図形シンボル属性テーブル、 29は記述漏れ検出処理手段、 29Aは第2の文字列属性テーブル、 29Bは第2の図形シンボル属性テーブル、 31は承継誤り検出処理手段、 31Aはエディタ間承継項目テーブル、 38はCPU、 40はディスプレイ装置、 44は主メモリ、 46はディスク装置、 48はROM、 50はプリンタである。
Claims (1)
- 【請求項1】ドキュメントファイル、必要な図形シンボ
ル内に1又は複数の文字を配置した複数の図形シンボル
を線で繋いで成る設計ドキュメントを作成して前記ドキ
ュメントファイルに格納する設計ドキュメント毎の専用
エディタ、及び可視出力装置を有するCASEシステムにお
いて、 文字列についての記述誤りを検出する文字列記述誤り属
性情報を文字列毎に予め登録しておく第1の文字列属性
テーブルと、 図形シンボルについての記述誤りを検出する図形シンボ
ル記述誤り属性情報を図形シンボル毎に予め登録してお
く第1の図形シンボル属性テーブルと、 前記専用エディタによる編集終了時に、前記ドキュメン
トファイルに格納された設計ドキュメントの各文字列及
び各図形シンボルと、該各文字列に対応する前記第1の
文字列属性テーブルの文字列記述誤り属性情報及び前記
各図形シンボルに対応する前記第1の図形シンボル属性
テーブルの図形シンボル記述誤り属性情報とを比較して
該設計ドキュメントの比較結果に対応する文字列及び該
比較結果に対応する図形シンボルについての誤りを検出
して前記可視出力装置に表示する記述誤り検出処理手段
と、 文字列列についての記述漏れを検出する文字列記述漏れ
属性情報を文字列毎に予め登録しておく第2の文字列属
性テーブルと、 図形シンボルについての記述漏れを検出する図形シンボ
ル記述漏れ属性情報を図形シンボル毎に予め登録してお
く第2の図形シンボル属性テーブルと、 前記専用エディタによる作成済の設計ドキュメントの格
納時に、前記ドキュメントファイルに格納された設計ド
キュメントの各文字列及び各図形シンボルと、該各文字
列に対応する前記第2の文字列属性テーブルの文字列記
述漏れ属性情報及び前記各図形シンボルに対応する前記
第2の図形シンボル属性テーブルの図形シンボル記述漏
り属性情報とを比較して該設計ドキュメントの比較結果
に対応する文字列及び該比較結果に対応する図形シンボ
ルについての漏れを検出して前記可視出力装置に表示す
る記述漏れ検出処理手段と、 複数の設計ドキュメント間の継承関係の誤りを検出する
エディタ間継承誤り検出情報をエディタ間継承関係検出
対象項目毎に予め登録しておくエディタ間継承項目テー
ブルと、 前記各専用エディタによるドキュメント設計完了時に、
前記ドキュメントファイルに格納された設計ドキュメン
トのエディタ間継承関係検出対象情報と、該エディタ間
継承関係検出対象情報に対応する前記エディタ間継承項
目テーブルのエディタ間継承誤り検出情報とを比較して
設計ドキュメント間の比較結果に対応するエディタ間継
承関係検出対象項目についての誤りを前記可視表示装置
に表示する継承誤り検出処理手段とを設けたことを特徴
とするソフトウェア設計情報の誤り検出方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2046762A JP2525921B2 (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | ソフトウェア設計情報の誤り検出方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2046762A JP2525921B2 (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | ソフトウェア設計情報の誤り検出方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03248228A JPH03248228A (ja) | 1991-11-06 |
JP2525921B2 true JP2525921B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=12756348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2046762A Expired - Lifetime JP2525921B2 (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | ソフトウェア設計情報の誤り検出方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2525921B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015005163A (ja) * | 2013-06-21 | 2015-01-08 | 三菱電機株式会社 | 仕様書作成装置及びプログラム |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63206832A (ja) * | 1987-02-24 | 1988-08-26 | Toshiba Corp | プログラム作成人工知能計算機 |
-
1990
- 1990-02-27 JP JP2046762A patent/JP2525921B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03248228A (ja) | 1991-11-06 |
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