JP2002173902A - 被覆層を有する散布式表面処理工法 - Google Patents

被覆層を有する散布式表面処理工法

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JP2002173902A
JP2002173902A JP2000329333A JP2000329333A JP2002173902A JP 2002173902 A JP2002173902 A JP 2002173902A JP 2000329333 A JP2000329333 A JP 2000329333A JP 2000329333 A JP2000329333 A JP 2000329333A JP 2002173902 A JP2002173902 A JP 2002173902A
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Norio Meshida
紀雄 召田
Akira Ito
亮 伊藤
Takakazu Marushima
孝和 丸島
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Nichireki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特殊な結合材を使用することなく、骨材の剥
離が少なく耐久性に優れた表面処理層を構築することが
できる散布式表面処理工法と、それによって得られる表
面処理層を有する舗装体を提供することを課題とする。 【解決手段】 路面上に結合材を散布しその上から骨材
を散布する工程を1回若しくは2回以上繰り返して路面
上に単層または複層の表面処理層を構築する散布式表面
処理工法において、散布された最上層の骨材層の上にラ
テックスを散布して被覆層を形成する工程を含む被覆層
を有する散布式表面処理工法、及び、そのような散布式
表面処理工法によって構築される表面処理層を有する舗
装体を提供することによって上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、散布式表面処理工
法に関し、詳しくは、骨材の飛散を極力少なくし、強固
で耐久性に優れた表面処理層を構築することができる被
覆層を有する散布式表面処理工法に関する。
【0002】
【従来の技術】路面上に結合材と骨材とをこの順に1回
若しくは2回以上散布して単層または複層の表面処理層
を構築する散布式表面処理工法は、比較的簡単に舗装体
表面を若返らせることができるので、極めて便利な工法
であるが、アスファルト混合物を用いる例えばオーバー
レイなどの工法とは違って、単に結合材によって骨材を
結合しているだけであるので、交差点部や曲線部、登坂
部などの交通荷重が厳しく負荷される箇所や、転圧が十
分でなかったり、施工後の養生時間が不足する場合など
においては、通行車両のタイヤ等から受ける摩擦力や衝
撃力によって、散布された骨材が路面から剥離し、飛散
してしまうという問題がややもするとあった。骨材が剥
離して飛散してしまうと、飛散した骨材自体が交通の妨
げとなるだけでなく、骨材の剥離跡には結合材の層が露
出し、スリップなどの原因となり、好ましいものではな
い。
【0003】このため、従来は、結合材として接着力や
粘着力に優れたものを使用することによって、骨材の飛
散を防止することが試みられてきた。しかしながら、接
着力や粘着力に優れた結合材は、一般に特殊なものであ
り、入手が困難であることが多く、また、高価であると
いう問題点を孕んでいる。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な従来の散布式表面処理工法の欠点を解消し、特殊な結
合材を使用することなく、骨材の剥離が少なく耐久性に
優れた表面処理層を構築することができる散布式表面処
理工法と、それによって得られる表面処理層を有する舗
装体を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、散布式表
面処理工法における骨材の飛散防止について研究を重ね
た結果、最上層に散布される骨材層の上にラテックスに
よる被覆層を設けることによって、骨材の剥離を防止
し、耐久性に優れた表面処理層を構築することができる
ことを見出して、本発明を完成した。
【0006】即ち、本発明は、路面上に結合材を散布し
その上から骨材を散布する工程を1回若しくは2回以上
繰り返して路面上に単層または複層の表面処理層を構築
する散布式表面処理工法において、散布された最上層の
骨材層の上にラテックスを散布して被覆層を形成する工
程を含む被覆層を有する散布式表面処理工法、及び、そ
のような散布式表面処理工法によって構築される表面処
理層を有する舗装体を提供することによって上記課題を
解決するものである。
【0007】本発明の散布式表面処理工法においては、
最上層の骨材が結合材によって路面若しくは下層の骨材
層に結合されると共に、骨材層の上部に散布されるラテ
ックスによって形成される被覆層によってもつなぎ止め
られるので、車両タイヤによる摩擦力や衝撃力を受けて
も、骨材が飛散して浮き石となることが少なく、耐久性
に優れた表面処理層を構築することができるものであ
る。
【0008】被覆層を形成する工程で使用するラテック
スとしては、骨材の飛散を防止し、耐久性に優れた表面
処理層を構築することができるものである限り、どのよ
うなものを使用しても良いが、好ましくは蒸発残留物が
30〜55重量%の範囲にあり、粘度が15〜45ポア
ズ(poise)の範囲にあるものが良く、更に好まし
くは蒸発残留物が40〜50重量%の範囲にあり、粘度
が20〜30ポアズ(poise)の範囲にあるものを
使用すると、被覆層としての機能がより一層優れたもの
となり、施工性も向上するという利点が得られる。
【0009】一方、結合材にも特段の制限はなく、或る
程度の接着力、粘着力で骨材を路面或いは骨材層面につ
なぎ止めることができるものであれば、どのような材料
を使用しても良いが、被覆層の構築に使用する材料と同
系統であるという点からは、ラテックスを使用するのが
良く、その他に、通常使用されているような瀝青系材料
なども使用することができる。瀝青系材料としては、ア
スファルトやアスファルト乳剤などが好ましいが、特に
は、アスファルト乳剤を用いるのが望ましい。アスファ
ルト乳剤は、常温で施工できる材料であるので、加熱の
必要がなく、危険性が少ないと共に炭酸ガスの発生もな
いので、地球環境的な観点からも好ましいものである。
この点は、ラテックスも同様であり、ラテックスも、常
温で施工できる材料であるので、加熱の必要がなく、危
険性が少ないと共に炭酸ガスの発生もないので、地球環
境的な観点からも好ましいものである。なお、本明細書
でいうアスファルト、及び、アスファルト乳剤とは、特
に断らない限り、ゴムや熱可塑性高分子重合物などを添
加して改質した改質アスファルト、改質アスファルト乳
剤も含むものとする。
【0010】本発明の被覆層を有する散布式表面処理工
法は、一般道路に限らず、自動車専用道路、構内道路、
公園内道路、散策路、自転車道、運動場、駐車場、飛行
場、港湾施設、公会堂等に付帯する広場、歩道等の舗装
にも適用されるものであり、既設舗装の表面処理として
は勿論のこと、舗装新設時の表層若しくは表層の一部と
しても、更には、本発明の散布式表面処理工法によって
構築された舗装体の上に、アスファルト混合物やセメン
ト混合物、その他の舗装用混合物を舗設して、本発明の
散布式表面処理工法によって構築された舗装体を褥層及
び/又は緩衝層として機能させることも、アスファルト
舗装の構築を長期間掛けて段階的に行い逐次完成させ
る、いわゆるステージコンストラクションにも使用する
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。
【0012】まず、使用材料について説明する。 〈被覆層用のラテックス〉本発明において被覆層の構築
に使用するラテックスは、例えば、エポキシ樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、変性エポキシ樹脂、変性ポリウレタン樹
脂、ポリエステル樹脂、メタアクリレート樹脂、ポリウ
レタン変性アクリレート樹脂、ポリアクリレート樹脂等
の高分子を、乳化剤の作用によってコロイド状に水中に
分散した懸濁液である。或いは、このような樹脂のラテ
ックスは、例えば相当するモノマーを乳化重合させるこ
とによって製造することもできる。このようなラテック
スは、アスファルト乳剤などと同様に散布することが可
能であり、優れた施工性を有するものである。
【0013】ここで、変性エポキシ樹脂とは、例えば、
アスファルト、タール、重質油、プロセスオイル、液状
樹脂、液状ポリブタジエンなどで変性したエポキシ樹脂
である。この変性エポキシ樹脂は2液型であって、ポリ
アミン、ポリアミド、無水有機酸などの硬化剤を必要と
し、エポキシ樹脂の変性剤は、樹脂側、硬化剤側、或い
はその双方に入れても良い。
【0014】また、変性ポリウレタン樹脂は、ポリオー
ル成分とポリイソシアネート成分との2液型のものであ
って、変性は、ポリオール成分にアスファルト、ター
ル、重質油、プロセスオイル、液性樹脂等を添加するこ
とによって行う。このように、エポキシ樹脂やポリウレ
タン樹脂と同じく、変性エポキシ樹脂や変性ポリウレタ
ン樹脂も2液型のものであり、2液を一定比率にて混合
すると2成分が反応硬化して強靱な結合力を発揮するこ
ととなる。
【0015】各種樹脂成分と硬化剤との配合割合は、エ
ポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、変性エポキシ樹脂、及
び、変性ポリウレタン樹脂の場合についていえば、樹脂
成分100重量部に対して、硬化剤は50〜100重量
部の割合が好ましい。また、ポリエステル樹脂やアクリ
レート樹脂の場合には、樹脂成分100重量部に対して
硬化剤は1〜5重量部程度が好ましい。
【0016】また、上記のようなラテックスには、有機
系及び/又は無機系の顔料を適宜加えて着色することも
可能である。例えば、使用する骨材と同系統に着色した
ラテックスを使用することによって、骨材の明色性を一
層高めることも可能である。使用する無機系顔料として
は、例えば、以下に示す顔料、即ち、 白色:二酸化チタン、酸化亜鉛、鉛白 黒色:鉄黒、黒鉛、カーボンブラック 赤色:カドミウムレッド 橙色:モリブデンオレンジ 黄色:水酸化第二鉄、酸化黄、黄鉛 緑色:酸化クロム、クロムグリーン 青色:群青、紺青、コバルトブルー 紫色:マンガンバイオレット などが挙げられる。
【0017】また、有機系の顔料としては、 赤色:ウオッチングレッド、キナクリドンレッド 橙色:パーマネントオレンジ 黄色:ファストイエロー 緑色:フタロシアニングリーン 青色:フタロシアニンブルー 紫色:ジオキサジンバイオレット などが挙げられる。
【0018】これらの顔料は、1種又は2種以上を組み
合わせて併用しても良い。また、これら顔料の使用量
は、ラテックス100重量部に対して、1〜20重量
部、好ましくは、3〜8重量部である。
【0019】上記のようなラテックスであれば、本発明
において被覆層の構築に使用することができるものであ
るが、被覆層の構築に使用するラテックスは、好ましく
は、蒸発残留物が30〜55重量%の範囲にあり、粘度
が15〜45ポアズの範囲にあるものが良く、更に好ま
しくは蒸発残留物が40〜50重量%の範囲にあり、粘
度が20〜30ポアズの範囲にあるものを使用すると、
被覆層としての機能がより一層優れたものとなり、施工
性も向上するという利点が得られる。
【0020】すなわち、蒸発残留物が30重量%未満で
は、決して使用できないという訳ではないが、被覆層の
構成材料として必要な粘弾性を得ることが難しく、一
方、蒸発残留物が55重量%超では、これも決して使用
できないという訳ではないが、良好な施工性を確保しづ
らいとい不都合がある。また、ラテックスの粘度が15
ポアズ未満の場合は、粘度が低く過ぎて、良好な被覆層
を得ることができない傾向があり、一方、粘度が45ポ
アズを越えると、決して使用できないという訳ではない
が、施工性が悪くなる傾向がある。
【0021】〈結合材〉本発明において使用する結合材
としては、或る程度の接着力、粘着力で骨材を路面或い
は骨材層面につなぎ止めることができるものであれば、
どのような材料を使用しても良く、通常結合材として使
用されている瀝青系材料は勿論のこと、上述のような樹
脂ラテックスも使用することができる。特に、被覆層に
使用するのと同じ樹脂ラテックスを使用すれば、結合材
と被覆層用の材料との馴染み性が良く、しかも、使用材
料の数が減るので、施工効率が良くなるという利点があ
る。
【0022】結合材として使用する瀝青系材料として
は、アスファルト、アスファルト乳剤、舗装タール、カ
ットバックアスファルト等が挙げられ、アスファルトと
しては、レーキアスファルト等の天然アスファルト、ス
トレートアスファルト、ブローンアスファルト、セミブ
ローンアスファルト、溶剤脱瀝アスファルト(例えば、
プロパン脱瀝アスファルト)等の石油アスファルトや、
石油系配合油及び/又は潤滑油と粘着付与剤とを混合し
て製造する人工アスファルトなどが使用される。これら
のアスファルトや人工アスファルトは単独で使用して
も、2種以上を混合して使用しても良い。また、これら
のアスファルトや人工アスファルトを、改質や乳化し
て、改質アスファルト、アスファルト乳剤、或いは改質
アスファルト乳剤として使用しても良い。
【0023】本発明の被覆層を有する散布式表面処理工
法は、被覆層を有することによって特殊な結合材を用い
なくても骨材の飛散を十分に防止するものであるが、結
合材として瀝青系材料を用いる場合には、例えば、同じ
出願人による特開2000−170103号に開示した
ように、結合材若しくは結合材中の蒸発残留物が、以下
のa)〜d)に示す特性、即ち、 a)針入度が50〜150(1/10mm)、 b)軟化点が50〜120℃、 c)25℃におけるタフネスが70〜320kgf・c
m、 d)25℃におけるテナシティが30〜300kgf・
cm、 を有するもの、望ましくは、以下のa’)〜d’)に示
す特性、即ち、 a’)針入度が70〜125(1/10mm)、 b’)軟化点が55〜100℃、 c’)25℃におけるタフネスが90〜250kgf・
cm、 d’)25℃におけるテナシティが50〜220kgf
・cm、 を有するもの、更に望ましくは、以下のa’’)〜
d’’)に示す特性、即ち、 a’’)針入度が90〜120(1/10mm)、 b’’)軟化点が60〜80℃、 c’’)25℃におけるタフネスが100〜200kg
f・cm、 d’’)25℃におけるテナシティが70〜180kg
f・cm、 を有するものを使用する場合には、骨材の飛散防止効果
が更に向上するという利点がある。
【0024】ここで、針入度及び軟化点はJISK22
07に規定されるものであり、タフネス及びテナシティ
は「舗装試験法便覧」、社団法人日本道路協会、平成7
年6月10日発行、第456〜461頁の「タフネス・
テナシティ試験方法」に基づいて測定されるものであ
る。
【0025】本発明の被覆層を有する散布式表面処理工
法は、上記のように、被覆層を有することによって特殊
な結合材を用いなくても骨材の飛散を十分に防止するも
のであるが、結合材として瀝青系材料を用いる場合に
は、例えば、同じ出願人による特開2000−1701
03号に開示したように、結合材若しくは結合材中の蒸
発残留物の60℃における絶対粘度が約15000ポア
ズ(poise)以上のものを使用すれば、凹凸や変形
の激しい路面上に結合材を散布する場合でも、散布され
た結合材が路面の傾斜に沿って流れて路面上における結
合材の膜厚が無闇に不均一になることがなく、均一で安
定した結合力を得ることができるので、より一層有利で
ある。ここで、絶対粘度は、「舗装試験法便覧」、社団
法人日本道路協会、平成7年6月10日発行、第398
〜402頁に記載された粘度試験方法に基づいて測定さ
れる値である。
【0026】更に、本発明の被覆層を有する散布式表面
処理工法は、上記のように、被覆層を有することによっ
て特殊な結合材を用いなくても骨材の飛散を十分に防止
するものであるが、結合材としてアスファルト乳剤やラ
テックスを使用する場合には、例えば、同じ出願人によ
る特開2000−170103号に開示したように、2
0℃における粘度が約40センチポアズ以上であること
が望ましい。結合材としてアスファルト乳剤やラテック
スを使用する場合、20℃における粘度が約40センチ
ポアズ以上のアスファルト乳剤或いはラテックスを使用
すれば、凹凸や変形の激しい路面上に結合材を散布して
表面処理層を構築する場合でも、散布された結合材が散
布直後から路面の傾斜に沿って流動して路面上における
結合材の膜厚が不均一になることがなく、均一で安定し
た結合力を備えた表面処理層を構築することができるの
で、より一層有利である。ここで、粘度は、「舗装試験
法便覧別冊(暫定試験方法)」、社団法人日本道路協会
編集、丸善株式会社、平成8年10月20日発行、第6
9〜74頁に記載された粘度試験方法に準じて測定され
る値である。
【0027】〈骨材〉本発明で結合材上に散布される骨
材とは、社団法人日本道路協会発行の「アスファルト舗
装要綱」に記載されている舗装用の骨材であればどのよ
うなものでも使用でき、例えば、砕石、玉石、砂利、鉄
鋼スラグ等である。また、これらの骨材にアスファルト
を被覆したアスファルト被覆骨材および再生骨材なども
使用できる。その他、これに類似する粒状材料で、人工
焼成骨材、焼成発泡骨材、人工軽量骨材、陶磁器粒、ル
クソバイト、アルミニウム粒、プラスチック粒、セラミ
ックス、エメリー、下水汚泥焼却粒状材料等も使用する
ことができる。
【0028】本発明で使用する骨材にアスファルト等を
被覆する場合には、被覆するに必要なアスファルトの量
は、0.1〜1.5重量%程度の範囲である。ポーラス
な骨材の場合には、上記範囲の中でも多い方の量とな
り、非ポーラスな骨材においては、上記範囲の中でも少
ない方の量となる。被覆に使用するアスファルト等とし
ては、アスファルト、アスファルト乳剤、及び、これら
をゴムやポリマーなどで改質した改質アスファルト、改
質アスファルト乳剤なども使用される。また、ケロシン
等で噴霧被覆された骨材を使用しても良い。
【0029】本発明で使用する骨材としては、種々の色
彩を持った有色の骨材や、光反射性、光輝性、蛍光性、
蓄光性などの機能を備えた骨材なども使用して、表面処
理層を有色のものとしたり、光反射性や、光輝性、蓄光
性などの機能性を備えたものとすることも可能である。
有色の骨材としては、天然有色骨材や、人工焼成骨材、
焼成発泡骨材、人工軽量骨材、陶磁器粒、ルクソバイ
ト、アルミニウム粒、プラスチック粒、セラミックス、
エメリー等の中でも有色のものなどが挙げられる。な
お、これら有色の骨材は、通常はプレコートなしに使用
されるが、プレコートして使用する場合には、それら骨
材が本来有している有色性を損なわない材料を使用する
ことは勿論である。また、通常の骨材に有色アスファル
トや蛍光塗料ないしは蓄光塗料による被覆を施して、有
色骨材又は蛍光骨材ないしは蓄光骨材として使用するこ
とも可能である。
【0030】光反射性、光輝性、蛍光性、及び/又は、
蓄光性の骨材としては、ガラスビーズ、炭化珪素粒、溶
融アルミナ系人工骨材、石灰石系人工骨材、正長石、石
英、珪弗化アルミニウム粒、ガラス瓶破砕片などのガラ
ス屑、蛍光性人工骨材、蓄光性骨材などが挙げられる。
更には、異なる石質、種類、色調等の骨材を1種又は2
種以上、及び/又は、機能の異なる骨材を1種又は2種
以上を併用しても良いし、例えば、最上層に光輝性の骨
材を使用し、その直下の層に有色の骨材を使用する等、
構築する層毎に異なる機能の骨材を使用しても良い。
【0031】また、すべり抵抗性に優れた表面処理層を
構築する場合には、できるだけ硬質の骨材を使用するの
が望ましく、例えば、エメリー、フェロクロム・スラグ
や電融アルミナなどの人工黒色硬質骨材、炭化珪素質硬
質骨材、セラミックス、シリカサンド、硬質砂岩などが
挙げられ、これらの硬質骨材は、その1種又は2種以上
を併用しても良い。
【0032】なお、本発明において、構築される表面処
理層に居眠り防止などの特殊な機能を持たせる場合に
は、表面処理層を単層に構築する場合に使用する骨材、
或いは複層に構築する場合には最上層の構築に使用する
骨材としては、粒径が5−3.3mm程度であり、最大
粒径が5mm以下のものを使用するのが好ましく、より
好ましくは、最大粒径が3.5mm以下であり、車道用
としては、通常3.5−1.5mm、歩道用としては通
常2−1mmの範囲のものを使用するのが、より薄くて
均一な表面処理層を構築する上で望ましい。
【0033】次に、本発明の被覆層を有する散布式表面
処理工法の施工方法について、主として表面処理層を単
層に構築する場合を例にとり説明する。
【0034】まず、施工路面をロードスイーパーで清掃
した後、例えば、図1に示すように、路面1上に結合材
2を散布する。結合材2がアスファルト乳剤や人工アス
ファルト乳剤である場合には、結合材を散布する前に、
水を散布するようにしても良い。水は、アスファルト乳
剤や人工アスファルト乳剤と路面との接着性やなじみ性
を増強する効果があり、また、夏季には上昇した路面温
度を下げる効果もある。結合材2の散布量は、骨材が路
面に結合される限り特に制限はないが、通常、100m
当り50〜150リットルの範囲が好ましい。100
当りの結合材の散布量が50リットル未満では、路
面と骨材及び骨材と骨材間の結合力、接着力が不足する
可能性があり、逆に、150リットルを越えると、養生
時間が長くなったり、フラッシュ現象の原因となる。結
合材の量は、骨材の粒径に応じて変化し、一般には、粒
径の大きな骨材を使用する場合ほど量は多くなる。
【0035】結合材2の散布後、散布された結合材上に
骨材3を散布する。骨材3の散布量は、100m当り
0.4〜1.2mの範囲が好ましい。100m当り
の骨材の散布量が0.4m未満であると、フラッシュ
現象の原因となり、逆に、100m当りの骨材量が
1.2mを越えると、余剰の骨材が浮石となって車両
の通行を妨げるばかりでなく、歩行者にとっても歩行し
づらい路面となる。また、骨材の散布量は、粒径の大き
い骨材ほど多目に散布するのが望ましい。なお、骨材
は、通常、常温で散布されるが、100〜170℃に加
熱した状態で散布するようにしても良い。
【0036】なお、以上のような結合材の散布と骨材の
散布は、人力によって行っても良く、骨材スプレッダー
や結合材散布スプレーヤーなどの各種散布機を用いて行
っても良いが、結合材の散布と骨材の散布とは、できる
だけ、一定の短い時間間隔で行われるのが望ましく、そ
のような施工を容易に可能にする作業車としては、例え
ば、同じ出願人による特開平11−350413号公
報、特開平11−350414号公報、特開平11−3
50415号公報、特開2000−45217号公報、
特開2000−45218号公報に開示されたような作
業車が挙げられる。これら公報に開示された作業車にお
いては、結合材の散布装置と骨材の散布位置とが、共
に、作業車の前輪より前、前輪と後輪の間、或いは、後
輪よりも後ろになるように配置されており、結合材が散
布された上に直ちに骨材が散布されるので、作業車のタ
イヤ若しくはクローラーが散布された結合材上を踏むこ
とがなく、一旦散布された結合材が剥離したり、タイヤ
等に付着して他の路面等を汚す恐れがない。しかも、上
記明細書に開示されたような作業車にあっては、結合材
の散布装置と骨材の散布装置とが共に単一の作業車上に
搭載され、それぞれの散布が行われるので、結合材の散
布から骨材の散布までを一貫した作業として管理、施工
することができ、均一で耐久性に富む安定した表面処理
層を構築することが可能である。また、これらの作業車
には水の散布装置を搭載したり、後述する被覆層構築用
のラテックスの散布装置を搭載することも可能である。
【0037】骨材3の散布後、散布面から余剰に散布さ
れた骨材を除去した後、タイヤローラーやスチールロー
ラーなどを用いて骨材3の散布面を転圧する。転圧した
状態では、路面1と結合材2と骨材3とは、例えば図2
に示すように、骨材3が結合材2によって路面1上に結
合された状態になっている。次いで、骨材3の転圧面上
にラテックスを散布して、図3に示すように、骨材3の
層上にラテックスの被覆層4を形成する。骨材3の散布
からラテックスの散布までの間には30〜60分程度の
時間を開けるのが望ましい。ラテックスの塗布や散布
は、ローラー刷毛による塗布や、一本撒きのエンジンス
プレヤーや、場合によってはディストリビューターや、
或いは、上述した作業車などを用いて行うことができ
る。散布或いは塗布されるラテックスの量は、100m
当たり50〜120リットル程度が好ましく、より好
ましくは、100m当たり60〜100リットル程度
である。ラテックスの散布量が100m当たり50リ
ットル未満では、良好な被覆層を形成することができな
くなる傾向があり、ラテックスの散布量が100m
たり120リットルを越えると、養生時間が長くなり過
ぎる傾向がある。なお、このラテックスの散布量は、骨
材粒径が小さいほど少なくなるものである。ラテックス
の散布後、20〜50分程度の養生時間を経た後に、施
工面は交通開放することができる。
【0038】以上の説明は、路面上に結合材と骨材とを
1回だけ散布して単層の表面処理層を構築する場合を例
にとって行ったが、路面上に結合材と骨材とを2回以上
散布して、複層の表面処理層を構築する場合には、結合
材の散布と骨材の散布とを、散布する結合材や骨材の種
類や量をその都度必要がある場合には変えながら、2回
以上繰り返し、最後に、最上層の骨材の上に、ラテック
スを散布して、被覆層を構築すれば良い。
【0039】以下、実験例を用いて本発明を更に詳細に
説明する。
【0040】〈実験〉被覆層の有無と種類が骨材と路面
との結合力に及ぼす影響 被覆層の有無と種類が、骨材と路面との結合力に及ぼす
影響を調べるため、以下に述べる付着性試験をビアリッ
ト(Vialit)付着試験方法に準じて行った。すな
わち、粒径5−2.5mmの砕石骨材を用意し、ビアリ
ット付着試験方法に規定する条件で乾燥、静置した。
【0041】一方、厚さ2mm、大きさ200×200
mmの金属板を試料数だけ用意し、これに結合材とし
て、以下に示す特性を有するアスファルト乳剤を、1.
15(リットル/m)となるように散布し、この散布
面上に上記骨材を100粒散布した後、実験用ローラー
で線圧7kgf/cmの負荷をかけて、相反する方向に
それぞれ15回ずつ、合計30回転圧した。続いて、別
途用意した、以下に示す特性を有するA、B、C、3種
の樹脂ラテックスを、それぞれ、各金属板毎に、0.9
(リットル/m)となるように散布して、骨材層上に
それぞれ異なる種類のラテックスによる被覆層を有する
試料を作成した。一方、ラテックスによる被覆層を構築
しないこと以外は上記と同様にして、被覆層を有しない
試料を作成した。使用した結合材、及び、ラテックスの
特性は以下のとおりであった。
【0042】結合材:アスファルト乳剤 蒸発残留物:68(重量%) 針入度:150(1/10mm) 軟化点:50(℃)
【0043】ラテックスA(アクリルラテックス) 蒸発残留物:45.3(重量%) 粘度:27(ポアズ) ラテックスB(アクリルラテックス) 蒸発残留物:25(重量%) 粘度:16(ポアズ) ラテックスC(アクリルラテックス) 蒸発残留物:35(重量%) 粘度:19(ポアズ)
【0044】上記各試料を所定時間静置した後、骨材の
付着面を下にして水平に保持した状態で、その上から、
直径50mm、重さ500gの鉄球を10秒以内に3
回、金属板中央に落下させた。鉄球の落下によって金属
板からはがれ落ちた骨材粒の内、結合材が付着していな
い骨材粒の数を数えてaとした。また、金属板に残った
骨材を手で剥がし、結合材が付着していない骨材粒の数
を数えてdとした。付着率(%)は、付着率(%)=
{(100−a−d)/100}×100として計算し
た。各々の試料について3回試験を行い、結果はその平
均とした。結果を表1に示す。
【0045】
【表1】
【0046】表1から明らかなように、被覆層がないも
のに比べて、被覆層を設けたものは、いずれも、骨材の
付着率が高く、被覆層が骨材の飛散防止に有効であるこ
とが分かる。被覆層を有するものの間では、蒸発残留物
及び粘度ともに好ましい範囲内にあるラテックスAを用
いたものが、蒸発残留物が好ましい範囲を外れるラテッ
クスBや、粘度が好ましい範囲を外れるラテックスCを
用いたものよりも、付着率が高く、被覆層としてより有
効であることが分かる。
【0047】以下、実施例を用いて、本発明を更に説明
するが、本発明がこれら実施例に限られるものでないこ
とは勿論である。
【0048】〈実施例1〉以下の材料を使用し、構内の
建物間の歩道に試験的に本発明の散布式表面処理工法を
施工した。すなわち、圧搾空気を吹き付けて施工面上を
清掃した後、結合材として、以下に示す特性を有するア
スファルト乳剤を80(リットル/100m)の割合
で散布した後、直ちに骨材(「ロードセラム赤色、A
粒」、粒径2−1mm、赤、伊藤忠セラテック株式会社
製)を0.4(m/100m)の割合で散布した。
続いて、振動ローラーを用いて散布面を十分に転圧した
後、余剰の浮き石を除去した。続いて、以下に示すラテ
ックスと顔料とを攪拌機に投入し、攪拌、混合して有色
ラテックスを調製し、被覆層構築用のラテックスとし
て、80(リットル/100m)の割合で散布して被
覆層を形成し、被覆層を有する表面処理層を構築した。
構築された表面処理層は、鮮やかな赤色を有し、歩道と
して、美観を与えるものであった。半日の養生後、数人
の成人男女に、表面処理層上を繰り返し歩行させたが、
骨材の剥離や飛散は見られなかった。また、靴底への骨
材の付着も認められなかった。
【0049】結合材として使用したアスファルト乳剤 アスファルト乳剤(「サンピーゾールA」、ニチレキ株
式会社製) 蒸発残留物:68(重量%) 針入度:103(1/10mm) 軟化点:65(℃) 25℃におけるタフネス:160(kgf・cm) 25℃におけるテナシティ:145(kgf・cm) 25℃における絶対粘度:16000(ポアズ) 20℃における粘度:42(センチポアズ)
【0050】ラテックス(「リカボンド ES−1
6」、中央理化工業株式会社製) 蒸発残留物:46(重量%) 粘度:17(ポアズ) 顔料:色調赤(大日精化株式会社製) 使用量:ラテックス100重量部に対し3重量部
【0051】〈実施例2〉結合材として、実施例1で被
覆層に用いた顔料入りのラテックスを使用した以外は、
実施例1と同様にして、被覆層を有する表面処理層を構
築した。半日の養生後、数人の成人男女に、表面処理層
上を繰り返し歩行させたが、骨材の剥離や飛散は見られ
なかった。また、靴底への骨材の付着も認められなかっ
た。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明の被覆層を有する
散布式表面処理工法は、結合材の散布と骨材の散布とを
1回若しくは2回以上繰り返して構築した表面処理層上
に、更に、ラテックスを散布して被覆層を構築する工程
を含んでいるので、散布された骨材の路面からの剥離が
有効に防止され、結合材として、通常の特性を有するも
のを使用しても、骨材の飛散が少ない、耐久性に優れた
表面処理層を構築することができるものである。また、
使用するラテックスは、適当な顔料を混合することによ
って、容易に有色のものとすることができるので、有色
の骨材と組み合わせて使用することによって、遊歩道や
広場等において、容易にカラー舗装を実現することがで
きるものである。このように、本発明の被覆層を有する
散布式表面処理工法においては、汎用の結合材を使用し
ながら、優れた耐久性を実現することができ、しかもカ
ラー舗装にも容易に対応することができるので、散布式
表面処理工法の汎用性を更に高め、豊かな道路環境の整
備に極めて効果的であり、当該技術分野に新たな可能性
をもたらすものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 路面上に結合材と骨材とを散布した状態を示
す図である。
【図2】 骨材の散布面を転圧した状態を示す図であ
る。
【図3】 骨材層の上に被覆層を形成した状態を示す図
である。
【符号の説明】
1 路面 2 結合材 3 骨材 4 被覆層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D051 AG01 AH03 EA06 EB03 4G028 CA01 CB02 CD01 CD03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路面上に結合材を散布しその上から骨材
    を散布する工程を1回若しくは2回以上繰り返して路面
    上に単層または複層の表面処理層を構築する散布式表面
    処理工法において、散布された最上層の骨材層の上にラ
    テックスを散布して被覆層を形成する工程を含む被覆層
    を有する散布式表面処理工法。
  2. 【請求項2】 ラテックスが、蒸発残留物が30〜55
    重量%、好ましくは40〜50重量%であり、粘度が1
    5〜45ポアズ(poise)、好ましくは20〜30
    ポアズ(poise)のものである請求項1記載の被覆
    層を有する散布式表面処理工法。
  3. 【請求項3】 結合材が瀝青系材料、または、樹脂系材
    料である請求項1または2記載の被覆層を有する散布式
    表面処理工法。
  4. 【請求項4】 結合材がラテックスである請求項3記載
    の被覆層を有する散布式表面処理工法。
  5. 【請求項5】 単層の表面処理層を構築する場合、散布
    する骨材の最大粒径が5mm以下、望ましくは3.5m
    m以下である請求項1、2、3または4記載の被覆層を
    有する散布式表面処理工法。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4または5記載の被
    覆層を有する散布式表面処理工法によって構築された表
    面処理層を有する舗装体。
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