JP2002173848A - パイル織物 - Google Patents
パイル織物Info
- Publication number
- JP2002173848A JP2002173848A JP2000403829A JP2000403829A JP2002173848A JP 2002173848 A JP2002173848 A JP 2002173848A JP 2000403829 A JP2000403829 A JP 2000403829A JP 2000403829 A JP2000403829 A JP 2000403829A JP 2002173848 A JP2002173848 A JP 2002173848A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pile
- piles
- fabric
- short
- woven
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
［課題］ パイル経糸が抜けにくく、パイルによる波形
の立体的な模様が表裏面同一に表れたパイル織物を提供
する。 ［解決手段］ 地経糸１に緯糸２を絡ませてタオル地組
織を織成し、該タオル地組織内に長さの短い短パイル
４、短パイル４より長さの長い中パイル５、中パイル５
より長さの長い長パイル６、再度前記中パイル５の経糸
を順次織り込み、これら短パイル４、中パイル５、長パ
イル６、中パイル５を一群として同一組織を繰返して、
パイル織物の幅方向に、タオル地組織を中心として上下
に対称で表裏面に波形模様を地詰めにより織成する。
の立体的な模様が表裏面同一に表れたパイル織物を提供
する。 ［解決手段］ 地経糸１に緯糸２を絡ませてタオル地組
織を織成し、該タオル地組織内に長さの短い短パイル
４、短パイル４より長さの長い中パイル５、中パイル５
より長さの長い長パイル６、再度前記中パイル５の経糸
を順次織り込み、これら短パイル４、中パイル５、長パ
イル６、中パイル５を一群として同一組織を繰返して、
パイル織物の幅方向に、タオル地組織を中心として上下
に対称で表裏面に波形模様を地詰めにより織成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はパイル織物、更に詳
しくはパイル織物の幅方向に、タオル地組織を中心とし
て上下に対称であると共に表裏面にパイルによる波形模
様を形成したパイル織物に関するものである。
しくはパイル織物の幅方向に、タオル地組織を中心とし
て上下に対称であると共に表裏面にパイルによる波形模
様を形成したパイル織物に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、パイル織物はタオル地組織内にパ
イル経糸を絡ませて表面或いは裏面若しくは表裏面にパ
イルを３ピック若しくは４ピック織り出していることは
広く知られている。
イル経糸を絡ませて表面或いは裏面若しくは表裏面にパ
イルを３ピック若しくは４ピック織り出していることは
広く知られている。
【０００３】しかしながら、従来の技術で述べたパイル
織物は、一般的にはパイルがタオル地組織の表面に織り
出され裏面は平面的であるので、使用中、パイルの一部
が不規則に抜出たり、また表と裏が明確に判断できるた
め裏面側は美麗でないという問題点があった。
織物は、一般的にはパイルがタオル地組織の表面に織り
出され裏面は平面的であるので、使用中、パイルの一部
が不規則に抜出たり、また表と裏が明確に判断できるた
め裏面側は美麗でないという問題点があった。
【０００４】そこで本発明は、従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、パイル経糸が抜けにくく、外観的にパイ
ルによる波形の立体的な模様が表裏面に同一に表れたパ
イル織物を提供しようとするものである。
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、パイル経糸が抜けにくく、外観的にパイ
ルによる波形の立体的な模様が表裏面に同一に表れたパ
イル織物を提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、地経糸に緯糸を絡ませてタオル地組織を織
成し、該タオル地組織内に長さの短い短パイル、短パイ
ルより長さの長い中パイル、中パイルより長さの長い長
パイル、再度前記中パイルの経糸を順次織成し、これら
短パイル、中パイル、長パイル、中パイルを一群として
同一組織を繰返して、パイル織物の幅方向に、タオル地
組織を中心として上下に対称且つ表裏面に波形模様を地
詰めにより織成したことを特徴とする。
に本発明は、地経糸に緯糸を絡ませてタオル地組織を織
成し、該タオル地組織内に長さの短い短パイル、短パイ
ルより長さの長い中パイル、中パイルより長さの長い長
パイル、再度前記中パイルの経糸を順次織成し、これら
短パイル、中パイル、長パイル、中パイルを一群として
同一組織を繰返して、パイル織物の幅方向に、タオル地
組織を中心として上下に対称且つ表裏面に波形模様を地
詰めにより織成したことを特徴とする。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を、図面に基づいて説明する。各図面において、図１は
パイル織物の断面図、図２はパイル織物の斜視図であ
る。地経糸１に緯糸２を絡ませて織成されたタオル地組
織内に、パイル経糸３を順次織り込んでパイル織物を織
成する。ここで、第１の緯糸２に織り込んだパイル経糸
３は長さの短い短パイル４を、次の第２の緯糸２に絡ま
せたパイル経糸３は短パイル４より長さの長い中パイル
５を、第３の緯糸２に絡ませたパイル経糸３は中パイル
５より長さの長い長パイル６を形成した後、この長パイ
ル６を頂点として続けて再度中パイル５を織り込む。こ
のように短パイル４、中パイル５、長パイル６、中パイ
ル５を一群として同一組織を順次繰返して織り込んで地
詰めされたパイル織物は、図２で示されるようにタオル
地組織を中心として上下に対称かつ表裏面にパイルによ
る波形模様がパイル織物の幅方向に形成され、長パイル
６の位置は高い線、短パイル４の位置は低い線となって
線模様が長さ方向と平行に形成される。
を、図面に基づいて説明する。各図面において、図１は
パイル織物の断面図、図２はパイル織物の斜視図であ
る。地経糸１に緯糸２を絡ませて織成されたタオル地組
織内に、パイル経糸３を順次織り込んでパイル織物を織
成する。ここで、第１の緯糸２に織り込んだパイル経糸
３は長さの短い短パイル４を、次の第２の緯糸２に絡ま
せたパイル経糸３は短パイル４より長さの長い中パイル
５を、第３の緯糸２に絡ませたパイル経糸３は中パイル
５より長さの長い長パイル６を形成した後、この長パイ
ル６を頂点として続けて再度中パイル５を織り込む。こ
のように短パイル４、中パイル５、長パイル６、中パイ
ル５を一群として同一組織を順次繰返して織り込んで地
詰めされたパイル織物は、図２で示されるようにタオル
地組織を中心として上下に対称かつ表裏面にパイルによ
る波形模様がパイル織物の幅方向に形成され、長パイル
６の位置は高い線、短パイル４の位置は低い線となって
線模様が長さ方向と平行に形成される。
【０００７】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。本発明パイル織物は、
短パイル４、中パイル５、長パイル６、中パイル５を一
群とした同一組織を順次繰返して織成して、タオル地組
織を中心として上下に対称かつ表裏面にパイルによる波
形模様を幅方向に形成しているので、表面にパイル間に
よる凹凸及びパイル間には空気層を設けているため、吸
水性、速乾性、保温性に優れ、浴用タオル、タオルケッ
ト、バスローブ等の広範囲にわたる商品に適するという
効果がある。パイル織物は、パイル経糸との接点を地詰
めによって左右より緯糸及び地経糸により挟圧している
ので、パイル経糸が抜け出る虞はない。また、表裏面の
模様が同一であるので、表裏の区別なく使用することが
できると共に美麗であるという効果がある。更に、組織
が簡単なので安価に提供することができるという効果が
ある。
で、次に記載する効果を奏する。本発明パイル織物は、
短パイル４、中パイル５、長パイル６、中パイル５を一
群とした同一組織を順次繰返して織成して、タオル地組
織を中心として上下に対称かつ表裏面にパイルによる波
形模様を幅方向に形成しているので、表面にパイル間に
よる凹凸及びパイル間には空気層を設けているため、吸
水性、速乾性、保温性に優れ、浴用タオル、タオルケッ
ト、バスローブ等の広範囲にわたる商品に適するという
効果がある。パイル織物は、パイル経糸との接点を地詰
めによって左右より緯糸及び地経糸により挟圧している
ので、パイル経糸が抜け出る虞はない。また、表裏面の
模様が同一であるので、表裏の区別なく使用することが
できると共に美麗であるという効果がある。更に、組織
が簡単なので安価に提供することができるという効果が
ある。
【図１】パイル織物の断面図である。
【図２】パイル織物の斜視図である。
１ 地経糸 ２ 緯糸 ３ パイル経糸 ４ 短パイル ５ 中パイル ６ 長パイル
Claims (1)
- 【請求項１】 地経糸に緯糸を絡ませてタオル地組織を
織成し、該タオル地組織内に長さの短い短パイル、短パ
イルより長さの長い中パイル、中パイルより長さの長い
長パイル、再度前記中パイルの経糸を順次織り込み、こ
れら短パイル、中パイル、長パイル、中パイルを一群と
して同一組織を繰返して、パイル織物の幅方向に、タオ
ル地組織を中心として上下に対称で表裏面に波形模様を
地詰めにより織成したことを特徴とするパイル織物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000403829A JP2002173848A (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | パイル織物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000403829A JP2002173848A (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | パイル織物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002173848A true JP2002173848A (ja) | 2002-06-21 |
Family
ID=18867879
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000403829A Pending JP2002173848A (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | パイル織物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002173848A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010222760A (ja) * | 2009-03-25 | 2010-10-07 | Onaru Towel Co Ltd | 両面模様タオル体 |
| WO2017052544A1 (en) * | 2015-09-24 | 2017-03-30 | Standard Textile Co., Inc. | Woven terry fabric with controlled weight distribution and articles made therefrom |
| US9850599B2 (en) | 2015-09-24 | 2017-12-26 | Standard Textile Co., Inc. | Woven terry fabric with controlled weight distribution and articles made therefrom |
-
2000
- 2000-12-01 JP JP2000403829A patent/JP2002173848A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010222760A (ja) * | 2009-03-25 | 2010-10-07 | Onaru Towel Co Ltd | 両面模様タオル体 |
| WO2017052544A1 (en) * | 2015-09-24 | 2017-03-30 | Standard Textile Co., Inc. | Woven terry fabric with controlled weight distribution and articles made therefrom |
| US9850599B2 (en) | 2015-09-24 | 2017-12-26 | Standard Textile Co., Inc. | Woven terry fabric with controlled weight distribution and articles made therefrom |
| CN108024670A (zh) * | 2015-09-24 | 2018-05-11 | 标准纺织股份有限公司 | 具有受控重量分布的编织毛圈织物和由其制造的物品 |
| CN108024670B (zh) * | 2015-09-24 | 2020-07-17 | 标准纺织股份有限公司 | 具有受控重量分布的编织毛圈织物和由其制造的物品 |
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