JP2002172784A - インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 - Google Patents

インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法

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JP2002172784A JP2001303437A JP2001303437A JP2002172784A JP 2002172784 A JP2002172784 A JP 2002172784A JP 2001303437 A JP2001303437 A JP 2001303437A JP 2001303437 A JP2001303437 A JP 2001303437A JP 2002172784 A JP2002172784 A JP 2002172784A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録ヘッドにおける複数のヒータを駆動する
際、その駆動数に応じた電圧降下の変化に応じてパルス
幅を制御する場合に、その制御範囲を適切に定めること
によって安定した吐出を行なう。 【解決手段】 駆動数を示すブロックごとの駆動ビット
数をカウントし(S103)、このカウント値に基づいて
テーブルを参照しシングルパルスで駆動した場合のその
パルス幅を求める(S104)。そして、そのパルス幅が
吐出量を大きく変動させるなど適切でない範囲では、ダ
ブルパルスに変更すべく、上記パルス幅によってテーブ
ルを参照してダブルパルスの駆動波形を得る(S10
5)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置およびインクジェット記録方法に関し、詳しく
は、電気熱変換素子を用いインクに熱エネルギーを作用
して気泡を生じさせ、この気泡の圧力によってインクを
吐出する方式における上記電気熱変換素子の駆動に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プリンタに代表される記録装置が
普及しており、そのような記録装置の一つの傾向とし
て、高速記録、高解像度記録、低騒音記録などを可能と
するものが求められている。このような要求に応える記
録装置として、インクジェット方式の記録装置をあげる
ことができる。インクジェット方式は、記録ヘッドの吐
出口からインク(記録液)滴を吐出飛翔させ、これを被
記録媒体に付着させて記録する方式である。これによ
り、上述の高速記録等が比較的容易に実現可能であると
ともに、記録ヘッドと被記録媒体とが非接触で記録を行
なうことから、インク定着の乱れなどがなく比較的画像
の安定した記録が可能となる。
【0003】このようなインクジェット方式のうち、電
気熱変換素子が発生する熱エネルギーを利用してインク
を吐出する方式は広く用いられている方式であり、この
方式では、電気熱変換素子(以下、「ヒータ」ともいう)
の両端に所定電圧の駆動信号を印加することにより熱エ
ネルギーを発生する。
【0004】このヒータやこれに電圧を印加するための
配線電極などは、半導体製造プロセスと同様の技術を用
いて基板に形成され、これを元に記録ヘッドが製造され
る。このため、例えば、記録ヘッドの複数の吐出口それ
ぞれに設けられるヒータについて、それらヒータの各々
を構成する発熱抵抗体膜の製造ばらつきによって、抵抗
値にばらつきを生じることがある。そして、その結果、
記録ヘッドの複数のヒータに一定の電圧を印可しても、
上記抵抗値のばらつきに応じてヒータ間で電流がばらつ
いてしまい、最終的に、発生する熱エネルギーの違いを
生じ、吐出口によってはインク吐出が良好になされない
などの弊害を生じることがある。また、一つの記録ヘッ
ドにおける複数のヒータ間にばらつきがない場合でも、
記録ヘッド間でばらつきがある場合もある。
【0005】このような問題に対し、従来、製造時に、
予め記録ヘッドにおける複数のヒータそれぞれのの抵抗
値を測定し、これに基づいてヒータに供給する駆動パル
スのパルス幅を設定することが行なわれている。また、
ヒータの抵抗値だけでなく、配線電極の抵抗値も考慮し
てパルス幅を設定することも行なわれている。
【0006】ところで、複数の吐出口(以下、「ノズル」
ともいう)を備えたマルチノズルヘッドの駆動に関し
て、いわゆる時分割駆動(あるいはブロック駆動)が知ら
れている。例えば、記録ヘッドのノズルが配列する方向
に沿った直線である、罫線を最も簡易な制御で記録する
方法は、記録ヘッドの複数のノズルから同時に吐出を行
うものである。しかし、このように記録ヘッドの全ての
ノズルを同時に駆動すると、特に、記録の高速化や高密
度化などのためノズル数が多い場合には、これによって
大きな電圧降下を生じたり、一時的に共通液室内の負圧
のレベルが高くなって各ノズルへのインクのリフィルが
間に合わなくなったりすることがある。そこで、記録ヘ
ッドの複数のノズルをいくつかのブロックに分け、これ
らのブロック毎に時分割で駆動を行う時分割駆動方式が
採用されることが多い。この時分割駆動方式によれば、
各ノズルからの吐出インクによって記録されるインクド
ットはブロック毎にずれることになるが、記録ヘッドに
おける各ノズルの位置を調整したり、ノズル列を傾ける
などしてこのずれができるだけ目立たないようにしてい
る。
【0007】しかし、更なる高速記録、高解像度記録な
どの要求によって、ノズル数を数百から数千とし、ま
た、各ヒータの駆動周波数を数十kHzとすることがあ
る。この場合、ブロック毎に同時駆動するヒータ数が増
し、そのため、瞬間最大電流が増して電源電圧の配線電
極等による電圧降下はさらに大きくなる。記録データに
よって同時に駆動されるヒータの数は変化することはも
ちろんであるが、このようにブロック当たりのヒータ数
が多い場合には、上述の比較的大きな電圧降下によっ
て、それぞれのヒータに吐出に必要な電圧が印加されな
くなり、不吐出や吐出量が不充分になるなどの吐出不良
を生ずることがある。
【0008】この問題を解決するため、配線抵抗を極力
小さくして最大電圧降下分のマージンをもたせるべく、
ヒータ駆動信号の設定電圧を大きくすることが、従来行
なわれている。
【0009】しかしながら、上述の設定電圧を大きくす
る方法では、ヒータが耐え得る電圧に一定の限界がある
ため、ヒータ数の増大に応じて、単純に設定電圧を大き
くすることはできない。また、記録データによって、同
時駆動するヒータ数が少ない場合は、ヒータに過大なエ
ネルギーが投入され、熱効率が低下することはもとよ
り、ヒータの耐久性を損なうという問題を派生する。
【0010】これを解決するため、例えば特開平9−1
1504号公報に開示されるように、同時駆動するヒー
タ数をカウントし、駆動信号のパルス幅や電圧値を制御
する方法が知られている。これは、同時駆動するヒータ
数をカウントし、これに基づいて電圧降下分を計算し、
その降下分に応じてパルス幅や電圧値を制御するもので
ある。これにより、上述の吐出不良を防止することが可
能となる。この方法は、同時駆動するヒータの数に基づ
いて計算された適性なパルス幅もしくは電圧値が設定さ
れるため、熱効率やヒータの耐久性に関して有効であ
る。
【0011】しかし、この方法における電圧値の制御は
実際的ではない。電圧降下分に応じた補償を行うには、
高精度、かつ高速な電圧値の制御が必要であり、現在知
られる電圧制御電源では、コストが多大になるだけでな
く、技術的にも困難であるからである。このため、上記
方法では、専らパルス幅を制御することによって、同時
駆動による電圧降下分の発泡エネルギーの補償を行なう
のが一般的である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
ヒータ駆動に関する配線抵抗のばらつきや複数ヒータの
同時駆動による電圧降下による吐出不良の問題を解決す
べく、ヒータ駆動信号のパルス幅を制御することが行わ
れている。
【0013】しかしながら、上述したパルス幅の制御で
は、パルス幅自体が大きくなり駆動周期に適合しなくな
ったり、また、パルス幅の制御幅が広くなって、吐出量
や吐出速度が変動してしまうという問題を派生する場合
がある。
【0014】図1はヒータ駆動信号のパルス幅と吐出量
との関係を示した線図である。この関係は、駆動信号を
矩形の単一パルスとし、そのパルスの電圧値を一定と
し、また、電圧降下分を差し引いた、実際に吐出に寄与
するパルスのエネルギーはパルス幅にかかわらず一定と
した条件で得られたものである。すなわち、パルスのエ
ネルギーはいずれのパルス幅でも、発泡を生じ得る限界
の発泡臨界エネルギーに対して一定の比率(1より大)の
エネルギーを有する。
【0015】図1に示すように、吐出量は、パルス幅の
比較的小さい領域において大きく変動する。上述した従
来のいずれのパルス制御でも、この大きく変動する領域
は使用せず、基本的なパルス幅を長くして吐出量変動が
少ない実使用領域においてパルス幅制御を行なうように
している。これにより、制御によってパルス幅を変更し
ても、それ程吐出量や吐出速度が変化しないようにする
ことを可能としている。
【0016】しかしながら、さらなる高速駆動をする場
合には駆動周期が短くなるため、上記比較的長い幅のパ
ルスがこのような駆動周期内に入らなくなってしまい、
記録ヘッドの駆動に支障をきたすことがある。また、大
きな電圧降下に応じて適切にパルス幅制御を行なうに
は、その制御幅も大きくならざるをえず、その結果、そ
の制御領域に図1に示す吐出量が大きく変動する領域が
含まれてしまうことがある。そして、パルス幅制御によ
って吐出量や吐出速度が変動し、記録品位を著しく劣化
させるという問題を生じる。
【0017】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、その目的とするところは、記録
ヘッドにおけるヒータ抵抗、配線抵抗の変化や、複数ヒ
ータを同時駆動するときの電圧降下の変化に応じてパル
ス幅を制御する場合に、その制御範囲を適切に定めるこ
とを可能として安定した吐出を行なうことができるイン
クジェット記録装置およびインクジェット記録方法を提
供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明で
は、複数のヒータのそれぞれに駆動信号を供給すること
により発生する熱エネルギーを利用しインクを吐出する
記録ヘッドを用い、被記録媒体にインクを吐出して記録
を行なうインクジェット記録装置において、前記複数の
ヒータに駆動信号を供給するときの当該駆動信号の電圧
降下の程度を示す量を検出する検出手段と、該検出手段
が検出する量に応じて、前記駆動信号を単一パルスとし
たときの通電時間を求める通電時間取得手段と、該通電
時間取得手段が求めた通電時間に応じて、前記駆動信号
を分割パルスの駆動信号に変更する変更手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0019】他の形態では、複数のヒータのそれぞれに
駆動信号を供給することにより発生する熱エネルギーを
利用しインクを吐出する記録ヘッドを用い、被記録媒体
にインクを吐出して記録を行なうインクジェット記録装
置において、前記複数のヒータに駆動信号を供給すると
きの当該駆動信号の電圧降下の程度を示す量を検出する
検出手段と、該検出手段が検出した量に応じて、前記駆
動信号としての分割パルスにおける先行するパルスの幅
を前記電圧降下の程度を示す量が少なくなるほど長くな
るように制御する制御手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0020】さらに他の形態では、複数のヒータのそれ
ぞれに駆動信号を供給することにより発生する熱エネル
ギーを利用しインクを吐出する記録ヘッドを用い、被記
録媒体にインクを吐出して記録を行なうインクジェット
記録装置において、前記複数のヒータに駆動信号を供給
するときの当該駆動信号の電圧降下の程度を示す量を検
出する検出手段と、該検出手段が検出した量に応じて、
前記駆動信号としての分割パルスにおける先行するパル
スの幅の比率を前記電圧降下の程度を示す量が少なくな
るほど大きくなるように制御する制御手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0021】さらに他の形態では、複数のヒータのそれ
ぞれに駆動信号を供給することにより発生する熱エネル
ギーを利用しインクを吐出する記録ヘッドを用い、被記
録媒体にインクを吐出して記録を行なうインクジェット
記録装置において、前記複数のヒータに駆動信号を供給
するときの同時に駆動信号を供給するヒータの数を検出
する検出手段と、該検出手段が検出するヒータの数によ
ってテーブルを参照して前記駆動信号を単一パルスとし
たときの通電時間を求める通電時間取得手段と、該通電
時間取得手段が求めた通電時間によって分割テーブルを
参照し、前記駆動信号としてのパルス波形を求める駆動
波形決定手段と、を備えたことを特徴とする。
【0022】また、複数のヒータのそれぞれに駆動信号
を供給することにより発生する熱エネルギーを利用しイ
ンクを吐出する記録ヘッドを用い、被記録媒体にインク
を吐出して記録を行なうインクジェット記録方法におい
て、前記複数のヒータに駆動信号を供給するときの当該
駆動信号の電圧降下の程度を示す所定量を検出し、該検
出する所定量に応じて、前記駆動信号を単一パルスとし
たときの通電時間を求め、該求めた通電時間に応じて、
前記駆動信号を分割パルスの駆動信号に変更する、ステ
ップを有したことを特徴とする。
【0023】他の形態では、複数のヒータのそれぞれに
駆動信号を供給することにより発生する熱エネルギーを
利用しインクを吐出する記録ヘッドを用い、被記録媒体
にインクを吐出して記録を行なうインクジェット記録方
法において、前記複数のヒータに駆動信号を供給すると
きの当該駆動信号の電圧降下の程度を示す量を検出し、
該検出ステップが検出した量に応じて、前記駆動信号と
しての分割パルスにおける先行するパルスの幅を前記電
圧降下の程度を示す量が少なくなるほど長くなるように
制御する、ステップを有したことを特徴とする。
【0024】さらに他の形態では、複数のヒータのそれ
ぞれに駆動信号を供給することにより発生する熱エネル
ギーを利用しインクを吐出する記録ヘッドを用い、被記
録媒体にインクを吐出して記録を行なうインクジェット
記録方法において、前記複数のヒータに駆動信号を供給
するときの当該駆動信号の電圧降下の程度を示す量を検
出し、該検出ステップが検出した量に応じて、前記駆動
信号としての分割パルスにおける先行するパルスの幅の
比率を前記電圧降下の程度を示す量が少なくなるほど大
きくなるように制御する、ステップを有したことを特徴
とする。
【0025】さらに他の形態では、複数のヒータのそれ
ぞれに駆動信号を供給することにより発生する熱エネル
ギーを利用しインクを吐出する記録ヘッドを用い、被記
録媒体にインクを吐出して記録を行なうインクジェット
記録方法において、前記複数のヒータに駆動信号を供給
するときの同時に駆動信号を供給するヒータの数を検出
し、該検出するヒータの数によってテーブルを参照して
前記駆動信号を単一パルスとしたときの通電時間を求
め、該求めた通電時間によって分割テーブルを参照し、
前記駆動信号としてのパルス波形を求める、ステップを
有したことを特徴とする。
【0026】以上の構成によれば、複数のヒータに駆動
信号を供給するときの当該駆動信号の電圧降下の程度を
示す量に応じて、駆動信号を単一パルスからダブルパル
スの駆動信号に変更し、または、パルス波形を求めるの
で、さらには、分割パルスにおける先行するパルスの幅
の比率を前記電圧降下の程度を示す量が少なくなるほど
大きくなるように制御するので、単一パルスでヒータを
駆動するときにそのパルス幅である通電時間が、吐出量
が変動する範囲のものであるときは、それをダブルパル
スまたは変更した別の波形のパルスでヒータを駆動する
ことができ、これにより、吐出量が変動しない駆動信号
によってインク吐出を行なうことが可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0028】図2は、本発明の一実施形態にかかるイン
クジェットプリンタの主要な構成を示す斜視図である。
【0029】本実施形態のプリンタは、それぞれブラッ
ク(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のイ
ンクを吐出する四つの記録ヘッドを用いるものである。
これらの記録ヘッドおよびインクタンクは、図4および
5で後述されようにカートリッジ形態のものであり、キ
ャリッジM4001に着脱自在に装着されて用いられ
る。なお、図2は、記録ヘッドとインクタンクからなる
カートリッジが取外された状態を示している。それぞれ
の記録ヘッドは、図3に示すように、384個のノズル
を配設し、ノズル配列密度は360dpiである。
【0030】以上の記録ヘッドは、インクタンクととも
にキャリッジM4001に装着され、キャリッジM40
01がガイド軸に案内されながらキャリッジモータ(不
図示)の駆動力によって移動することにより、各記録へ
ッドは記録用紙(不図示)に対して走査を行ない、この走
査の間に記録データに従って記録用紙にインクを吐出し
記録を行なうことができる。より詳しくは、記録開始前
ホームポジションに位置しているキャリッジM4001
は、記録開始命令があると、図中右方向(往走査方向)に
移動する。この間に、各記録ヘッドのノズルから、記録
データに従いインクを吐出して記録用紙上にノズル列に
対応した幅の記録を行なう。記録ヘッドからのインク吐
出は、キャリッジの移動位置を検出するエンコーダの位
置検出信号に基づいたタイミングで、各ノズルに対応し
て設けられるヒータを駆動することによって行なわれ
る。そして、記録用紙における所定の記録領域の端部ま
での記録を終了すると、キャリッジM4001はホーム
ポジションに戻り、同様に、上述の往走査方向の走査を
行ない、記録を行う。または、往復記録の場合は、上気
往走査とは逆の復走査方向においても同様の記録動作を
行う。そして、これらの走査の間に、紙送りローラM3
001が所定量回転することにより上記幅だけ紙送りを
行う。この様にして記録ヘッドの走査と紙送りを繰り返
えすことにより、用紙上に所定の画像等の記録を行なう
ことができる。
【0031】M3001は紙送りローラであり、自動給
送装置M3022から給紙される記録用紙を上記記録ヘ
ッドの走査による記録幅に応じた量搬送する。
【0032】キャリッジM4001は非記録時、あるい
は吐出回復処理などを行う時には、図中の右端に位置す
るホームポジションに移動し、ここで記録を待機し、ま
た、回復ユニットM5000による吐出回復処理を行な
うことができる。
【0033】図4は、図2に示した本実施形態のインク
ジェットプリンタで用いられる記録ヘッドヘッドカート
リッジを示す斜視図であり、図5はそれを構成する記録
ヘッドとインクタンクとを相互に取外した状態で示す斜
視図である。
【0034】これらの図に示すように、記録ヘッドカー
トリッジH1000は、記録ヘッドH1001とこれに
対して着脱自在に設けられたインクタンクH1900
(H1900K,H1900C,H1900M,H19
00Y)とで構成されている。すなわち、インクタンク
H1900Kはブラックインクを収容し、同様にインク
タンクH1900Cはシアンインクを、インクタンクH
1900Mはマゼンタインクを、インクタンクH190
0Yはイエローインクをそれぞれ収容する。そして、イ
ンクタンクH1900K,H1900C,H1900
M,H1900Yはそれぞれが個別に記録ヘッドH10
01に対して着脱可能に構成されており、これにより、
それぞれのインクタンクを個別に交換することができ
る。これにより、プリンタにおける記録のためのランニ
ングコストを低減することが可能となる。
【0035】記録ヘッドH1001は、インクタンクH
1900をそれぞれ装着するための装着部を一体に備え
るものであり、これらの図において下方に、図3に示し
たノズル列を配設した吐出口面が面している。
【0036】この記録ヘッドカートリッジH1000
は、図2に示したインクジェットプリンタのキャリッジ
M4001に対して着脱自在に装着され、その装着時に
はキャリッジM4001に設けられたヘッドセットレバ
ーM4007(図2参照)によってその装着および位置決
めの操作が行なわれる。また、この装着によって記録ヘ
ッドカートリッジH1000の電気接点基板とキャリッ
ジM4001の電気的接点基板とが相互に接続固定され
る。
【0037】図6は、上述した本実施形態にかかるイン
クジェットプリンタの制御構成を示すブロック図であ
り、特に、記録ヘッド駆動における駆動信号の制御構成
を示すものである。
【0038】図において、画像入力部161は、ホスト
コンピュータやビデオ機器等からの画像信号あるいはC
CD等を備えたスキャナによって読み取られた画像信号
を、輝度信号R、G、Bとして入力する。また、操作部
162は、操作者が各種パラメータの設定や記録開始な
どの指示をするための各種キーを備える。
【0039】CPU163はROM164に格納された
各種プログラムに従い、図10にて後述される、本実施
形態の駆動信号制御に係わる処理を含み、本プリンタ全
体の制御を実行する。ROM164は、本プリンタで行
なわれる動作や処理を実行するためのプログラム等を格
納し、図では、後述の駆動信号制御に関して本発明の第
一の実施形態にかかる同時駆動ビット−ブロック時間テ
ーブルおよび第二の実施形態にかかるヒータ抵抗駆動パ
ルステーブルと、両実施形態で用いる駆動パルス幅分割
テーブルとが示されている。同時駆動ビットカウンタ1
70は、上記第一の実施形態で用いられ、RAM165
の記録データ展開エリアaに展開された記録データから
同時駆動のビット数をカウントするカウンタであり、C
PU163は図10にて後述されるように、このカウン
タ値に基づきROM164の同時ビット−駆動パルステ
ーブルを参照する。RAM165は、上述の記録データ
展開用エリアa、設定ブロック時間格納エリアb、設定
パルス幅格納エリアcをはじめとして、CPU163の
処理実行におけるワークエリアを有している。
【0040】画像信号処理部166は、CPU163の
制御の下、後述する画像信号処理を行う。プリンタエン
ジン部167は、図2にその概略が示される記録機構で
あり、画像信号処理部166の処理によって得られる記
録データに基づいてインクドットの画像を形成する。さ
らに、バスライン168は、本制御構成におけるアドレ
ス信号、データ、制御信号等を伝送する。
【0041】図7は、本実施形態の記録ヘッドに構成さ
れるヘッド駆動回路の構成を示す回路図である。
【0042】本実施形態の各記録ヘッドは、同図に示す
回路を3セット備え、これにより、384個の電気熱変
換素子(ヒータ)71を24個(8個×3セット)ずつ16
のブロックに分割し、これらヒータをブロックごとに時
分割で駆動する。すなわち、本実施形態では、それぞれ
のセットの回路において、ラッチ74から出力される8
ビットの記録データそれぞれに対応してドライバ76が
設けられ、これら8個のドライバ76それぞれでは、デ
コーダ77から出力される16の異なるブロックイネー
ブル信号に応じて、それぞれのドライバにおける16個
のヒータの中からブロックイネーブル信号で示されるブ
ロックのヒータを選択する。この回路による駆動の詳細
を、図8および9に示すタイミングチャートに従って説
明する。
【0043】図8は、一つのセットの回路における、1
ブロック分の記録データおよび駆動ブロックを示すデー
タの転送タイミングを示すタイミングチャートである。
【0044】同図に示すように、CLK端子(図7)に入
力するクロック信号CLKのエッジタイミングに従っ
て、DATA端子(図7)から信号DATA+BEが入力
する。信号DATA+BEのうち、図8の表に示すよう
に、入力順序1〜8で入力する記録データDATA0〜
7は、記録データ、すなわち、それぞれヒータのオンま
たはオフを示すものであり、8ビットのシフトレジスタ
72(図7)に順次格納される。また、同表の入力順序9
〜12で入力するブロック選択データBE0〜3は、図
9にて説明されるように、これらの組合せたデータがデ
コードされて駆動すべきブロックを選択するものであ
り、4ビットシフトレジスタ73(図7)に順次格納され
る。
【0045】1ブロック分の記録データ及びブロック選
択データの転送が終わると、LT端子(図7)を介して入
力する、ラッチ信号LTの立ち上がりエッジによって、
シフトレジスタ72およびシフトレジスタ73のそれぞ
れのデータは、それぞれ8ビットのラッチ74および4
ビットのラッチ75によってラッチされる。
【0046】図9は、記録ヘッドのノズル列に対応した
1コラム分のヒータ駆動に関するタイミングチャートで
ある。すなわち、最初の、図8にて説明した1ブロック
分のデータの転送が終わると、次のブロックより、デー
タの転送とヒータの駆動は同時に行われるが、図9は、
このデータ転送とヒータ駆動について16ブロック分、
つまり駆動の1周期分に関するタイミングチャートを示
している。
【0047】図9において、LT信号に従い、4ビット
ラッチ75にラッチされたブロック選択データはデコー
ダ77(図7)に入力し、図9の表に示すように、16組
のデコーダ出力である、それぞれが16ビットのブロック
イネーブルデータBLE0〜15のいずれかにデコード
されて出力される。すなわち、図9の表に示すように、
ブロック選択データBE0〜3それぞれの内容であるL
(0)またはH(1)の組合せが上記1ブロックの転送ごと
に順次に変化し、これに応じて駆動が可能なブロック
(ブロックイネーブルデータBLEがHとなるブロック)
が順次選択される。また、上述のラッチ信号LTの次
に、HE端子(図7)よりヒートイネーブル信号HEが入
力される。ここで、ヒートイネーブル信号HEはLow
アクティブである。
【0048】そして、図7に示す回路において、HE端
子はすべてのドライバに接続している。また、ブロック
イネーブルデータBLE0〜15の信号線の全ては、そ
れぞれが16個のヒータ71に対応した8個のドライバ
76に接続している。一方、8ビットラッチ74から出
力する8本の信号線は、上記8個のドライバ76のう
ち、対応するドライバ76に個々に接続する。これによ
り、記録データとブロックイネーブルデータBLEのマ
トリクスが構成されて128個×3セット分のヒータ7
1についてブロック駆動が可能となる。
【0049】より詳細には、ヒートイネーブル信号HE
は、ヒータ駆動信号のパルス幅を設定するものである。
また、記録データDATAとヒートイネーブル信号HE
は、各ドライバ76において16個のヒータそれぞれに
対応して設けられた16個のAND回路(不図示)の全
てに入力し、また、ブロックイネーブル信号BLEのそ
れぞれは、上記16個のAND回路のうち対応するAN
D回路にそれぞれ入力する。そして、記録データDAT
Aとヒートイネーブル信号HEとブロックイネーブル信
号BLEの全てがオン(H)の場合は、図9に示す電流V
Hが対応するヒータ71に流れることになる。このよう
に、ブロックごとにブロックイネーブルデータBLE0
〜BLE15が順次に転送されることにより、記録デー
タに従い、順次ブロックごとにそのブロックのヒータが
駆動され、これにより、1コラム分の128個×3セッ
ト分のヒータが1駆動周期Tの期間内に駆動される。以
降、同様にして記録ヘッドの走査に同期して、1コラム
分ずつヒータの駆動が行なわれて行く。
【0050】(実施形態1)次に、以上説明した本実施形
態のインクジェットプリンタにおける、本発明の第一の
実施形態による駆動信号制御について以下に説明する。
【0051】図10は、記録時における制御フローチャ
ートである。また、図11は図6に示したROM164
における同時ビット−駆動パルステーブルを示し、図1
2は、図6に示すROM164における駆動パルス幅分
割テーブルを示すそれぞれ模式図である。
【0052】まず、記録のスタンバイ状態から、ステッ
プS100において、画像データを画像入力部161を
介して入力し、ステップS101で、画像信号処理部1
66のデータバッファに一時的に格納した後、所定のタ
イミングで、画像処理部において輝度濃度変換、マスキ
ング等、所定の画像処理を行い、最終的に2値化処理を
行って2値の記録データを得る。そして、ステップS1
02において、この記録データはRAM165のデータ
展開用エリアaに展開される。
【0053】次に、ステップS103において、同時駆
動ビットカウンタ170はデータ展開用エリアaに展開
された記録データから、1カラム分の各ブロックの同時
駆動するヒータの数(本明細書および図面では、これを
「ビット数」とも言う)をそれぞれカウントし、ステップ
S104で、図11に示す、ROM164の同時ビット
−駆動パルステーブルを参照して、それぞれブロックご
とに駆動信号のパルス幅を求める。
【0054】本実施形態では、図7にて説明したように
各ブロックについて、同時駆動数は記録データに応じ0
〜24ビットのいずれかとなる。図11の同時ビット−
駆動パルステーブルに示すように、同時駆動数が0〜3
のときはパルス幅は1.6μs、4〜7のときは1.8
μsというようにパルス幅が求められる。
【0055】このパルス幅とは、ヒータの駆動信号を所
定電圧値VHの電圧パルスであって、その形状が矩形の
シングルパルスとしたときのパルス幅、すなわち、通電
時間である。図1について前述したように、このような
単一パルスを用いてヒータを駆動するときは、そのパル
ス幅が短かい領域で吐出量が大きく変動するため、この
ような領域である、通電時間が1.6μs〜3.6μs
の範囲では、次にしめすように駆動信号をいわゆるダブ
ルパルスに変更することにより、吐出量の変動を生じな
いようにする。なお、本実施形態のテーブルによって得
られるダブルパルスの合計のエネルギーとこれと対応す
る上記基本となるシングルパルスのエネルギーは、いず
れのパルス幅でもそれぞれ等しく、また、前述したよう
に、それぞれの実際に吐出に寄与するエネルギーは等し
く臨界発泡エネルギーに対して一定の比率を有するもの
である。また、その場合、電圧値も上記シングルパルス
とダブルパルスは等しく、且つ一定である。
【0056】以上のテーブル参照の後、次のステップS
105で、上記で求めたパルス幅に従い、ブロックごと
に、図12に示す、ROM164の駆動パルス幅分割テ
ーブルを参照し、それぞれのブロックの駆動信号波形を
設定する。本実施形態では、駆動信号波形として、パル
スが2つに分割されたいわゆるダブルパルスを波形の基
本とし、それぞれのパルス幅を変えることによって上記
シングルパルスとは異なる波形とする。
【0057】図12におけるP1、P2、P3とは、図
13に示すように、2つの分割されたパルスの幅および
この2つのパルスの間の休止時間を意味するものであ
る。なお、本実施形態では、2つの矩形パルスとした
が、3つ以上の矩形パルスでも、矩形とならないパルス
としても良い。このように、複数のパルスからなる複数
パルスは、その加熱によってインクにおける発泡を伴わ
ない加熱を行う少なくとも一つのプレパルス(先行する
パルス)と発泡を伴うメインパルスとそれらのパルス間
に休止期間を含むものである。また、シングルパルス
は、発泡によってインクを吐出する単一のパルスであ
る。
【0058】図12の駆動パルス分割テーブルに示すよ
うに、パルス幅が1.6μsのときは、P1(プレパル
ス)=0.7μs、P2(休止時間)=0.9μs、P3
(メインパルス)=0.9μs、パルス幅が1.8μsの
ときは、P1(プレパルス)=0.5μs、P2(休止時
間)=0.8μs、P3(メインパルス)=1.3μs、
パルス幅が2.0μsのときは、P1(プレパルス)=
0.4μs、P2(休止時間)=0.7μs、P3(メイ
ンパルス)=1.6μs、パルス幅が2.5μsのとき
は、P1(プレパルス)=0.3μs、P2(休止時間)=
0.6μs、P3(メインパルス)=2.2μs、パルス
幅が3.0μsのときは、P1(プレパルス)=0.2μ
s、P2(休止時間)=0.5μs、P3(メインパルス)
=2.8μs、パルス幅が3.6μsのときは、P1
(プレパルス)=0.0μs、P2(休止時間)=0.0μ
s、P3(メインパルス)=3.6μs、というように、
各々のブロックについて駆動信号のパルス幅が設定され
る。これから明らかなように、同時駆動ビット数に基づ
いて求められるパルス幅が3.0μsまでは駆動信号は
ダブルパルス(複数パルス)であり、それぞれプレパル
ス、休止期間、メインパルスの幅が異なることによって
それぞれの波形を異ならせるが、求められるパルス幅が
3.6μsのときは、上記各幅を異ならせることによっ
て波形自体はシングルパルスとなる。しかし、これは、
ダブルパルスにおいて、プレパルスおよび休止期間をそ
れぞれ0μsとしたものと考えることもできる。
【0059】このように同時駆動ビット数とパルス幅の
関係を見ると、同時駆動ビット数が少ない程、プレパル
ス幅は大きくなっている。また、同時駆動ビット数が少
ない程、プレパルス幅とメインパルス幅を合計したパル
ス幅(シングルパルス幅相当の通電時間)に対するプレパ
ルス幅の比率が高くなっている。このことで、パルス幅
が短い範囲でパルス幅変調を行なった場合であっても安
定した吐出を行なうことができる。
【0060】以上の波形設定の後、ステップS106に
おいて、1カラムの各ブロック毎に設定した駆動信号の
パルス幅が、RAM165の設定パルス幅エリアcに書
き込まれる。そして、ステップS107で、1走査ライ
ン分の記録データについて、上述のカウントおよびそれ
に基づくパルス波形設定処理が終了したか否か判定し、
1走査ライン分の処理が終ると、RAM165の設定パ
ルス幅エリアcに格納された設定パルス幅、すなわち、
設定されたダブルパルスのデータに基づいたヒートイネ
ーブル信号HE(図9)を生成し、ステップS108にお
いて記録ヘッドの一走査にかかる一行分の記録を行う。
【0061】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、一つのブロックの同時駆動ビット数に基づいて求め
られるシングルパルスをダブルパルスに変更することに
より、シングルパルスの場合に、上記同時駆動数に適切
に対応するときにパルスの制御幅が大きくなりすぎるこ
との弊害や、そのパルス幅制御によって得られるパルス
幅が吐出不安定領域に入るといった弊害を未然に防止す
ることができる。
【0062】(実施形態2)図14は、本発明の第二の実
施形態による駆動信号波形制御の手順を示すフローチャ
ートである。
【0063】記録ヘッドの装着があると、まずステップ
S110で、ブロックごとにその装着された記録ヘッド
の素子抵抗値を検出し、また、ステップS111で、同
様にブロックごとに記録ヘッドの配線抵抗値を検出す
る。本実施形態では、これらの抵抗値は記録ヘッドに設
けられたEEPROMに予め書込んでおき、これを読み
出すことによって抵抗値の検出を行なうことができる。
【0064】検出されたこれらの総抵抗値に基づき、ス
テップS112で、図15に示される、ROM164に
格納されたヒータ抵抗-駆動パルステーブルを参照し、
カラムにおける各ブロックについて駆動信号のパルス幅
を求める。
【0065】本実施形態では、総抵抗値は、80〜13
9Ωのいずれかとなる。図15のヒータ抵抗-駆動パル
ステーブルに示すように、総抵抗値が80〜89Ωのと
きは1.6μs、89〜99Ωのときは1.8μsとい
うように、総抵抗値に応じてパルス幅が設定される。
【0066】次に、ステップS113で、第一の実施形
態と同様、上記で求めたパルス幅に基づき、図12に示
す駆動パルス幅分割テーブルを参照し、各ブロックの駆
動信号としてのダブルパルスを求める。
【0067】そして、ステップS114において、ブロ
ック毎のダブルパルスの波形データが、RAM165の
設定パルス幅エリアcに書き込まれる。次に、実施形態
1のステップS100〜S102と同様、まずステップ
S115で、画像データを画像入力部161を介して入
力し、次に、ステップS116で、画像信号処理部16
6のデータバッファに一時的に格納した後、所定のタイ
ミングで、画像処理部において輝度濃度変換、マスキン
グ等、所定の画像処理を行い、最終的に2値化処理を行
って2値の記録データを得る。そして、ステップS11
7において、この記録データはRAM165のデータ展
開用エリアaに展開される。そして、ステップS118
で、RAM165のパルス幅エリアcに格納されたパル
ス幅に従い一行分の記録を行う。
【0068】本実施形態においても、第一実施形態と同
様、安定したインクの吐出を行なうことができる。な
お、本実施形態は、特開平9−11504号公報に記載
の発明と組み合わせて、同時駆動するヒータ数をカウン
トし、駆動信号のパルス幅を求め、そのパルス幅を変更
する形態で実施してもよい。
【0069】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、複数のヒータに駆動信号を供給するときの当
該駆動信号の電圧降下の程度を示す量に応じて、駆動信
号を単一パルスからダブルパルスの駆動信号に変更し、
または、パルス波形を求めるので、さらには、分割パル
スにおける先行するパルスの幅の比率を前記電圧降下の
程度を示す量が少なくなるほど大きくなるように制御す
るので、単一パルスでヒータを駆動するときにそのパル
ス幅である通電時間が、吐出量が変動する範囲のもので
あるときは、それをダブルパルスまたは変更した別の波
形のパルスでヒータを駆動することができ、これによ
り、吐出量が変動しない駆動信号によってインク吐出を
行なうことが可能となる。
【0070】この結果、記録ヘッドにおける複数のヒー
タを駆動する際、その駆動数などの電圧降下にかかる所
定量の変化に応じてパルス幅を制御する場合に、その制
御範囲を適切に定めることによって安定した吐出を行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】記録ヘッドの駆動信号のパルス幅とそれによる
インク吐出量との関係を示す線図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかるインクジェットプ
リンタの機構部を示す斜視図である。
【図3】上記プリンタで用いられる記録ヘッドのノズル
配列を示す正面図である。
【図4】上記プリンタで用いられる記録ヘッドカートリ
ッジを示す斜視図である。
【図5】上記記録ヘッドカートリッジを構成する記録ヘ
ッドとインクタンクとを相互に着脱した状態で示す斜視
図である。
【図6】上記本実施形態に係るプリンタの制御構成を示
すブロック図である。
【図7】上記プリンタにおける記録ヘッド駆動回路を示
す回路図である。
【図8】上記回路における1つのブロックに関する各種
データのタイミングチャートである。
【図9】上記回路における1つのカラムのブロックごと
の各種データのタイミングチャートである。
【図10】本発明の第一の実施形態にかかる駆動信号の
パルス波形制御の手順を示すフローチャートである。
【図11】上記第一の実施形態にかかる同時駆動ビット
−駆動パルステーブルを示す模式図である。
【図12】上記第一の実施形態および本発明の第二実施
形態にかかる駆動パルス幅分割テーブルを示す模式図で
ある。
【図13】上記第一の実施形態および上記第二実施形態
にかかるダブルパルスのパルス幅を説明するための波形
図である。
【図14】上記第二の実施形態にかかる駆動信号のパル
ス波形制御の手順を示すフローチャートである。
【図15】上記第二実施形態にかかるヒータ抵抗−駆動
パルステーブルを示す模式図である。
【符号の説明】
71 ヒータ(電気熱変換素子) 72 8ビットシフトレジスタ 73 4ビットシフトレジスタ 74 8ビットラッチ 75 4ビットラッチ 76 ドライバ 77 デコーダ 161 画像入力部 162 操作部 163 CPU 164 ROM 165 RAM 166 画像信号処理部 167 プリンタエンジン部 168 バスライン 170 同時駆動ビットカウンタ H1000 記録ヘッドカートリッジ H1001 記録ヘッド H1900 インクタンク M4001 キャリッジ

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のヒータのそれぞれに駆動信号を供
    給することにより発生する熱エネルギーを利用しインク
    を吐出する記録ヘッドを用い、被記録媒体にインクを吐
    出して記録を行なうインクジェット記録装置において、 前記複数のヒータに駆動信号を供給するときの当該駆動
    信号の電圧降下の程度を示す量を検出する検出手段と、 該検出手段が検出する量に応じて、前記駆動信号を単一
    パルスとしたときの通電時間を求める通電時間取得手段
    と、 該通電時間取得手段が求めた通電時間に応じて、前記駆
    動信号を分割パルスの駆動信号に変更する変更手段とを
    備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段が検出する量は、同時に駆
    動信号を供給するヒータの数であることを特徴とする請
    求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段が検出する量は、前記駆動
    信号を供給するヒータおよびそのヒータのための配線の
    抵抗値であることを特徴とする請求項1に記載のインク
    ジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記変更手段は、通電時間に応じて、前
    記分割パルスにおける先行パルスのパルス幅の比率を変
    えて前記変更を行うことを特徴とする請求項1または2
    に記載のインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記変更手段は、前記通電時間が短いほ
    ど前記比率が大きくなるように変えることを特徴とする
    請求項4に記載のインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 前記変更手段は、通電時間に応じて、前
    記分割パルスの先行パルスのパルス幅を変えることを特
    徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のインクジ
    ェット記録装置。
  7. 【請求項7】 前記変更手段は、前記通電時間が短いほ
    ど前記先行パルスのパルス幅が長くなるようにパルス幅
    を変えることを特徴とする請求項6に記載のインクジェ
    ット記録装置。
  8. 【請求項8】 前記検出手段が検出する同時に駆動信号
    を供給するヒータ数は、複数のヒータを所定数のヒータ
    のブロックごとに時分割駆動するときの各ブロック内に
    おいて同時に駆動されるヒータの数であることを特徴と
    する請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  9. 【請求項9】 前記変更手段は、通電時間に応じて、前
    記分割パルスの波形を変えることを特徴とする請求項1
    ないし9のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  10. 【請求項10】 複数のヒータのそれぞれに駆動信号を
    供給することにより発生する熱エネルギーを利用しイン
    クを吐出する記録ヘッドを用い、被記録媒体にインクを
    吐出して記録を行なうインクジェット記録装置におい
    て、 前記複数のヒータに駆動信号を供給するときの当該駆動
    信号の電圧降下の程度を示す量を検出する検出手段と、 該検出手段が検出した量に応じて、前記駆動信号として
    の分割パルスにおける先行するパルスの幅を前記電圧降
    下の程度を示す量が少なくなるほど長くなるように制御
    する制御手段と、を備えたことを特徴とするインクジェ
    ット記録装置。
  11. 【請求項11】 前記検出手段が検出する量は、同時に
    駆動信号を供給するヒータの数であることを特徴とする
    請求項10に記載のインクジェット記録装置。
  12. 【請求項12】 前記検出手段が検出する量は、前記駆
    動信号を供給するヒータおよびそのヒータのための配線
    の抵抗値であることを特徴とする請求項10に記載のイ
    ンクジェット記録装置。
  13. 【請求項13】 前記検出手段が検出する同時に駆動信
    号を供給するヒータ数は、複数のヒータを所定数のヒー
    タのブロックごとに時分割駆動するときの各ブロック内
    において同時に駆動されるヒータの数であることを特徴
    とする請求項11に記載のインクジェット記録装置。
  14. 【請求項14】 複数のヒータのそれぞれに駆動信号を
    供給することにより発生する熱エネルギーを利用しイン
    クを吐出する記録ヘッドを用い、被記録媒体にインクを
    吐出して記録を行なうインクジェット記録装置におい
    て、 前記複数のヒータに駆動信号を供給するときの当該駆動
    信号の電圧降下の程度を示す量を検出する検出手段と、 該検出手段が検出した量に応じて、前記駆動信号として
    の分割パルスにおける先行するパルスの幅の比率を前記
    電圧降下の程度を示す量が少なくなるほど大きくなるよ
    うに制御する制御手段とを備えたことを特徴とするイン
    クジェット記録装置。
  15. 【請求項15】 前記検出手段が検出する量は、同時に
    駆動信号を供給するヒータの数であることを特徴とする
    請求項14に記載のインクジェット記録装置。
  16. 【請求項16】 前記検出手段が検出する量は、前記駆
    動信号を供給するヒータおよびそのヒータの配線の抵抗
    値であることを特徴とする請求項14に記載のインクジ
    ェット記録装置。
  17. 【請求項17】 前記検出手段が検出する同時に駆動信
    号を供給するヒータ数は、複数のヒータを所定数のヒー
    タのブロックごとに時分割駆動するときの各ブロック内
    において同時に駆動されるヒータの数であることを特徴
    とする請求項15に記載のインクジェット記録装置。
  18. 【請求項18】 複数のヒータのそれぞれに駆動信号を
    供給することにより発生する熱エネルギーを利用しイン
    クを吐出する記録ヘッドを用い、被記録媒体にインクを
    吐出して記録を行なうインクジェット記録装置におい
    て、 前記複数のヒータに駆動信号を供給するときの同時に駆
    動信号を供給するヒータの数を検出する検出手段と、 該検出手段が検出するヒータの数によってテーブルを参
    照して前記駆動信号を単一パルスとしたときの通電時間
    を求める通電時間取得手段と、 該通電時間取得手段が求めた通電時間によって分割テー
    ブルを参照し、前記駆動信号としてのパルス波形を求め
    る駆動波形決定手段と、を備えたことを特徴とするイン
    クジェット記録装置。
  19. 【請求項19】 複数のヒータのそれぞれに駆動信号を
    供給することにより発生する熱エネルギーを利用しイン
    クを吐出する記録ヘッドを用い、被記録媒体にインクを
    吐出して記録を行なうインクジェット記録方法におい
    て、 前記複数のヒータに駆動信号を供給するときの当該駆動
    信号の電圧降下の程度を示す所定量を検出し、 該検出する所定量に応じて、前記駆動信号を単一パルス
    としたときの通電時間を求め、 該求めた通電時間に応じて、前記駆動信号を分割パルス
    の駆動信号に変更する、ステップを有したことを特徴と
    するインクジェット記録方法。
  20. 【請求項20】 前記検出ステップが検出する所定量
    は、同時に駆動信号を供給するヒータの数であることを
    特徴とする請求項19に記載のインクジェット記録方
    法。
  21. 【請求項21】 前記検出ステップが検出する所定量
    は、前記駆動信号を供給するヒータおよびそのヒータの
    ための配線の抵抗値であることを特徴とする請求項19
    に記載のインクジェット記録方法。
  22. 【請求項22】 前記変更ステップは、通電時間に応じ
    て、前記分割パルスにおける先行するパルスのパルス幅
    の比率を変えて前記変更を行うことを特徴とする請求項
    19または20に記載のインクジェット記録方法。
  23. 【請求項23】 前記変更ステップは、前記通電時間が
    短いほど前記比率が大きくなるように変えることを特徴
    とする請求項22に記載のインクジェット記録方法。
  24. 【請求項24】 前記変更ステップは、通電時間に応じ
    て、前記分割パルスの先行するパルスのパルス幅を変え
    ることを特徴とする請求項19ないし23のいずれかに
    記載のインクジェット記録方法。
  25. 【請求項25】 前記変更ステップは、前記通電時間が
    短いほど前記先行するパルスのパルス幅が長くなるよう
    にパルス幅を変えることを特徴とする請求項24に記載
    のインクジェット記録方法。
  26. 【請求項26】 前記検出ステップが検出する同時に駆
    動信号を供給するヒータ数は、複数のヒータを所定数の
    ヒータのブロックごとに時分割駆動するときの各ブロッ
    ク内において同時に駆動されるヒータの数であることを
    特徴とする請求項20に記載のインクジェット記録方
    法。
  27. 【請求項27】 前記変更ステップは、通電時間に応じ
    て、前記分割パルスの波形を変えることを特徴とする請
    求項19ないし26のいずれかに記載のインクジェット
    記録方法。
  28. 【請求項28】 複数のヒータのそれぞれに駆動信号を
    供給することにより発生する熱エネルギーを利用しイン
    クを吐出する記録ヘッドを用い、被記録媒体にインクを
    吐出して記録を行なうインクジェット記録方法におい
    て、 前記複数のヒータに駆動信号を供給するときの当該駆動
    信号の電圧降下の程度を示す量を検出し、 該検出ステップが検出した量に応じて、前記駆動信号と
    しての分割パルスにおける先行するパルスの幅を前記電
    圧降下の程度を示す量が少なくなるほど長くなるように
    制御する、ステップを有したことを特徴とするインクジ
    ェット記録方法。
  29. 【請求項29】 前記検出ステップが検出する量は、同
    時に駆動信号を供給するヒータの数であることを特徴と
    する請求項28に記載のインクジェット記録方法。
  30. 【請求項30】 前記検出ステップが検出する量は、前
    記駆動信号を供給するヒータおよびそのヒータのための
    配線の抵抗値であることを特徴とする請求項28に記載
    のインクジェット記録方法。
  31. 【請求項31】 前記検出ステップが検出する同時に駆
    動信号を供給するヒータ数は、複数のヒータを所定数の
    ヒータのブロックごとに時分割駆動するときの各ブロッ
    ク内において同時に駆動されるヒータの数であることを
    特徴とする請求項29に記載のインクジェット記録方
    法。
  32. 【請求項32】 複数のヒータのそれぞれに駆動信号を
    供給することにより発生する熱エネルギーを利用しイン
    クを吐出する記録ヘッドを用い、被記録媒体にインクを
    吐出して記録を行なうインクジェット記録方法におい
    て、 前記複数のヒータに駆動信号を供給するときの当該駆動
    信号の電圧降下の程度を示す量を検出し、 該検出ステップが検出した量に応じて、前記駆動信号と
    しての分割パルスにおける先行するパルスの幅の比率を
    前記電圧降下の程度を示す量が少なくなるほど大きくな
    るように制御する、ステップを有したことを特徴とする
    インクジェット記録方法。
  33. 【請求項33】 前記検出ステップが検出する量は、同
    時に駆動信号を供給するヒータの数であることを特徴と
    する請求項32に記載のインクジェット記録方法。
  34. 【請求項34】 前記検出ステップが検出する量は、前
    記駆動信号を供給するヒータおよびそのヒータのための
    配線の抵抗値であることを特徴とする請求項32に記載
    のインクジェット記録方法。
  35. 【請求項35】 前記検出ステップが検出する同時に駆
    動信号を供給するヒータ数は、複数のヒータを所定数の
    ヒータのブロックごとに時分割駆動するときの各ブロッ
    ク内において同時に駆動されるヒータの数であることを
    特徴とする請求項33に記載のインクジェット記録方
    法。
  36. 【請求項36】 複数のヒータのそれぞれに駆動信号を
    供給することにより発生する熱エネルギーを利用しイン
    クを吐出する記録ヘッドを用い、被記録媒体にインクを
    吐出して記録を行なうインクジェット記録方法におい
    て、 前記複数のヒータに駆動信号を供給するときの同時に駆
    動信号を供給するヒータの数を検出し、 該検出するヒータの数によってテーブルを参照して前記
    駆動信号を単一パルスとしたときの通電時間を求め、 該求めた通電時間によって分割テーブルを参照し、前記
    駆動信号としてのパルス波形を求める、ステップを有し
    たことを特徴とするインクジェット記録方法。
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