JPH07241992A - 記録ヘッド及び該記録ヘッドを用いた記録方法及び装置 - Google Patents

記録ヘッド及び該記録ヘッドを用いた記録方法及び装置

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JPH07241992A
JPH07241992A JP6035607A JP3560794A JPH07241992A JP H07241992 A JPH07241992 A JP H07241992A JP 6035607 A JP6035607 A JP 6035607A JP 3560794 A JP3560794 A JP 3560794A JP H07241992 A JPH07241992 A JP H07241992A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッドの回路基板のサイズを大幅に増やすこ
となく、各記録要素のばらつきを補正して記録できる記
録ヘッドを提供することを目的とする。 【構成】 複数の記録要素を駆動するための発熱体90
1と、記録データに応じて発熱体に通電して記録を行う
回路とを備える記録ヘッドであって、発熱体901に通
電するための複数のパルス信号を入力する入力端子11
0と、入力端子110より入力される複数のパルス信号
のいずれかを選択する選択情報をシフトレジスタ904
を介して入力して記憶するラッチ回路903と、ラッチ
回路903に記憶された選択情報に応じて、入力端子1
10より入力される複数のパルス信号の1つ或いは複数
を選択して発熱体に印加する選択回路101とを有す
る。を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の記録要素を有する
記録ヘッド、及び該記録ヘッドを用いた記録方法とのそ
の装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット(液体噴射)記録法は、
記録時における騒音の発生が無視し得る程度に極めて小
さく、かつ高速記録が可能であり、しかも所謂、普通紙
にインク等を定着させるという特別な処理を必要としな
いため、最近特に注目されている記録方法である。
【0003】そのなかで、例えば特開昭54−5183
7号公報、ドイツ公開(DOLS)第2843064号公報に
記載されている液体噴射記録法は、熱エネルギーを液体
に作用させて、液滴吐出のための原動力を得るという点
において、他の液体噴射記録法とは異なる特徴を有して
いる。即ち、上記の公報に開示されている記録法では、
熱エネルギーの作用を受けた液体が急峻な体積の増大を
伴う状態変化を起こし、該状態変化に基づく作用によっ
て記録ヘッド部の先端のオリフィスより液体が吐出され
て飛翔的液滴が形成され、該液滴が被記録部材に付着し
記録が行なわれる。特にこの第2843064号公報に
開示されている液体噴射記録法は、所謂ドロップ・オン
・デマンド(drop-on demand)記録法に極めて有効に適用
されるばかりではなく、記録ヘッドをフルラインタイプ
とし、高密度にマルチ・オリフィスされた記録ヘッド部
を容易に具現化できるので、高解像度、高品質の画像を
高速で得られるという特徴を有している。
【0004】上記の記録法に適用される装置の記録ヘッ
ド部は、液体を吐出するために設けられたオリフィス
と、該オリフィスに連通するとともに、液滴を吐出する
ための熱エネルギーが液体に作用する熱作用部を構成の
一部とする液流路とを有する液吐出部と、熱エネルギー
を発生する手段としての電気熱変換体(発熱体)とを具
備している記録ヘッドの基体とを備えている。
【0005】近年、このような記録ヘッド用の基体で
は、複数の発熱体を基板上に構成するだけでなく、それ
ぞれの発熱体の駆動用ドライバと、直列に入力される画
像データをそれぞれドライバに並列に送るための発熱体
と同一ビット数のシフトレジスタと、シフトレジスタか
ら出力されるデータを一時記憶するラッチ回路とが同一
基体内に構成されている。
【0006】図10は従来の記録ヘッド部の回路構成例
を示すブロック図である。
【0007】図において、900はヘッド基体を示し、
901は発熱体(抵抗体)、902は発熱体901への
通電を制御するパワートランジスタである。903はラ
ッチクロック907に同期して、記録データをラッチす
るラッチ回路である。904はシフトレジスタで、シリ
アルデータ906と、これに同期するシリアルクロック
905とを入力して、1ラインのデータをラッチしてい
る。914は抵抗センサで、基体900の発熱体901
の抵抗値をモニタするためのセンサである。915は温
度センサで、基体900の温度のモニタ等に使用され
る。905〜913は入出力端子を表わし、908はパ
ワートランジスタ902のオン時間、即ち発熱体901
に電流を流して駆動する時間を記録ヘッド部の外部から
制御するための駆動パルス幅入力(ヒートパルス)端子
908、ロジック回路の駆動電源(5V)端子909、
接地端子910、発熱体902の駆動電源の入力端子9
11がある。912,913のそれぞれは、センサ91
4或いは915の駆動及びモニタ用の端子である。
【0008】以上の構成において、シリアルで入力され
た記録データは、シフトレジスタ904に記憶され、ラ
ッチ信号によりラッチ回路903にラッチされる。この
状態で端子908よりヒートパルスが入力されることに
より、記録データに応じてトランジスタ902がオンさ
れ、対応する発熱体901に電流が流れて、その液流路
のインクが発熱されてノズル先端より液滴として吐出さ
れる。
【0009】ここで発熱体901における、液体を発泡
させるのに必要なエネルギーを考えた場合、放熱条件が
一定であれば、そのエネルギーは発熱体の必要な単位面
積あたりの投入エネルギーと発熱体の面積の積で表され
る。これにより、発熱体901の両端にかかる電圧、発
熱体901を流れる電流及び時間(パルス幅)を、その
必要なエネルギーが得られる値に設定すれば良い。ここ
で発熱体に印加される電圧については、プリンタ装置本
体の電源より電圧を供給することにより、ほぼ一定に保
持することができる。一方、発熱体901を流れる電流
については、発熱体の抵抗値が、基体の製造過程におけ
る発熱体の膜厚のばらつき等により、ロットにより、或
いは基体によって抵抗値が異なってくる。従って、印加
されるパルス幅が一定で、発熱体の抵抗値が設定よりも
大きい場合はその流れる電流値が小さくなり、その発熱
体に投入されるエネルギー量が不足してしまい、インク
を適正に発泡させることができなくなる。逆に、発熱体
の抵抗が小さくなると同じ電圧を印加しても電流値が設
定よりも大きくなる。この場合には、発熱体により過剰
なエネルギーが発生され、発熱体の焼損や短寿命につな
がる虞がある。これに対処するものとして、センサ91
4によって発熱体901の抵抗値を常にモニタし、また
センサ915によって基体900の温度をモニタし、そ
の値により電源電圧やヒートパルス幅を変化させ、発熱
体901にほぼ一定のエネルギーが印加されるようにす
る方法がある。
【0010】次に、噴射されるインク液滴の吐出量を考
えた場合、その吐出量は主にインクの発泡体積に関係す
る。ここでインクの発泡体積は、発熱体及び周辺の温度
によって変化することから、インク吐出のためのヒート
パルスを印加する前に、インクを吐出しない程度の小さ
いエネルギーのパルス(プレヒートパルス)を加え、そ
のプレヒートパルスのパルス幅や、その出力タイミング
を変更することにより発熱体及び周辺の温度を調整し
て、一定の量のインク液滴を吐出するようにして印字品
位を維持するようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述した発熱体の抵抗
値のばらつきの補正、基体の温度の制御は、それぞれの
温度センサよりの信号をフィードバックして、ヒートパ
ルスの幅、プレヒートパルスの幅、それらヒートパルス
のタイミングを変更したヒート信号を出力することで行
える。しかしながら、上記以外にも製造上のオリフィス
開口部の面積のバラツキ、発熱体上の保護膜の膜厚のバ
ラツキ等により、各ノズルによって吐出量のバラツキが
生じ、それが記録を行う上での濃度ムラ、筋等につなが
り、各ノズル単位或いは数ノズル単位の吐出量の制御が
必要となる。さらにマルチノズル化に伴い、記録ヘッド
用基体を複数並べてインクジェット記録ヘッドとする場
合には基体によって抵抗値が異なるため、インクを吐出
するためのヒートパルスを各基体で変え、印加するエネ
ルギーを合わせることもしなくてはならない。即ち、複
数の基体で構成された記録ヘッドの場合、上述したオリ
フィスの面積以外に、基体と基体の間の濃度差が目立ち
安くなるため、基体内におけるノズル単位での吐出量の
補正が、基体が単体である時よりもさらに重要となって
いる。
【0012】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、ヘッドの回路基体のサイズを大幅に増やすことな
く、各記録要素のばらつきを補正して記録できる記録ヘ
ッドを提供することを目的とする。
【0013】又本発明の他の目的は、記録装置側の処理
を少なくして、種々の通電駆動を行うことができる記録
ヘッドを提供することにある。
【0014】又本発明の目的は、通電体の抵抗値のバラ
ツキに起因する記録特性をヒートパルスで調整できる記
録ヘッドを提供することにある。
【0015】更に本発明の目的は、各記録要素のばらつ
きを補正して記録できる記録方法及び装置を提供するこ
とにある。
【0016】又本発明の他の目的は、記録装置側の処理
を少なくして、種々の通電駆動を行うことができる記録
方法及び装置を提供することにある。
【0017】又本発明の目的は、通電体の抵抗値のバラ
ツキに起因する記録特性をヒートパルスで調整して記録
する記録方法及び装置を提供することにある。
【0018】又本発明の目的は、記録ヘッドの記録特性
のバラツキをプレヒートパルスで補正して記録する記録
方法及び装置を提供することにある。
【0019】更に本発明は、複数の基体で構成される記
録ヘッドであっても、全ての基体の通電体のバラツキを
簡単に調整して記録できる記録方法及び装置を提供する
ことにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の記録ヘッドは以下の様な構成を備える。即
ち、複数の記録要素を駆動するための通電体と、記録デ
ータに応じて前記通電体に通電して記録を行う回路とを
備える記録ヘッドであって、前記通電体に通電するため
の複数のパルス信号を入力する入力端子と、前記入力端
子より入力される複数のパルス信号のいずれかを選択す
る選択情報を入力して記憶する記憶手段と、前記記憶手
段に記憶された選択情報に応じて前記入力端子より入力
される複数のパルス信号を選択して前記通電体に印加す
る印加手段とを有する。
【0021】上記目的を達成するために本発明の記録装
置は以下の様な構成を備える。即ち、記録ヘッドを通電
駆動して記録媒体に画像を記録する記録装置であって、
前記記録ヘッドは、複数の記録要素を駆動するための通
電体と、前記通電体に通電するための複数のパルス信号
を入力する入力端子と、前記入力端子より入力される複
数のパルス信号のいずれかを選択する選択情報を入力し
て記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された選択
情報に応じて前記入力端子より入力される複数のパルス
信号を選択して前記通電体に印加する印加手段とを有
し、前記記録ヘッドの記録要素の記録特性を記憶する特
性情報記憶手段と、前記特性情報記憶手段に記憶された
記録特性に基づいて前記選択情報を決定して前記記録ヘ
ッドに転送する転送手段と、記録に先だって複数のパル
ス信号を前記記録ヘッドに出力する予備通電手段と、前
記予備通電手段による予備通電の後、画像データに応じ
て前記記録ヘッドの前記通電体に通電して記録する記録
通電手段とを有する。
【0022】上記目的を達成するために本発明の記録方
法は以下の様な工程を備える。即ち、請求項1或いは2
に記載の記録ヘッドを通電駆動して記録媒体に画像を記
録する記録方法であって、前記記録ヘッドの記録特性に
基づいて前記選択情報を決定する工程と、前記選択情報
を前記記憶ヘッドに転送して前記記憶手段に記憶させる
工程と、記録に先だって複数のパルス信号を前記記録ヘ
ッドに出力する工程と、前記記録ヘッドの予備通電の
後、画像データに応じて前記記録ヘッドの前記通電体に
通電して記録する工程とを有する。
【0023】
【作用】以上の構成において、本発明の記録ヘッドは、
記録要素に対応する通電体に通電するための複数のパル
ス信号を入力する入力端子と、これら入力端子より入力
される複数のパルス信号を選択する選択情報を、記憶手
段に記憶する。こうして記憶された選択情報に応じて、
入力端子より入力される複数のパルス信号を選択して通
電体に印加する。
【0024】又本発明の記録装置は、記憶している記録
ヘッドの記録要素の記録特性に基づいて選択情報を決定
して記録ヘッドに転送して記憶しておく。そして実際の
画像の記録に先だって複数のパルス信号を記録ヘッドに
出力して予備通電を行い、その後、画像データに応じて
記録ヘッドの通電体に通電して記録するように動作す
る。
【0025】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。まず本実施例を説明する前に、
図5及び図6を参照して、本実施例の記録ヘッドを用い
たプリンタの構成例を説明する。
【0026】図5は、本発明が適用できるインクジェッ
ト記録装置IJRAの概観図である。同図において、駆
動モータ5013の正逆回転に連動して駆動力伝達ギア
5011,5009を介して回転するリードスクリュー
5005の螺旋溝5004に対して係合するキャリッジ
HCはピン(不図示)を有し、矢印a,b方向に往復移
動される。このキャリッジHCには、インクジェットカ
ートリッジIJCが搭載されている。5002は紙押え
板であり、キャリッジHCの移動方向に亙って紙をプラ
テン5000に対して押圧する。5007,5008は
フォトカプラで、キャリッジのレバー5006のこの域
での存在を確認して、モータ5013の回転方向切り換
え等を行うためのホームポジション検知手段である。5
016は記録ヘッドIJHの前面をキャップするキャッ
プ部材5022を支持する部材で、5015はこのキャ
ップ内を吸引する吸引手段で、キャップ内開口5023
を介して記録ヘッドIJHの吸引回復を行う。5017
はクリーニングブレードで、5019はこのブレードを
前後方向に移動可能にする部材であり、本体支持板50
18にこれらが支持されている。ブレードは、この形態
でなく周知のクリーニングブレードが本例に適用できる
ことは言うまでもない。又、5012は、吸引回復の吸
引を開始するためのレバーで、キャリッジと係合するカ
ム5020の移動に伴って移動し、駆動モータからの駆
動力がクラッチ切り換え等の公知の伝達手段で移動制御
される。
【0027】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジHCがホームポジション側の領域
に来た時にリードスクリュー5005の作用によってそ
れらの対応位置で所望の処理が行えるように構成されて
いるが、周知のタイミングで所望の作動を行うようにす
れば、本例にはいずれも適用できる。 <制御構成の説明>次に、上述した装置の記録制御を実
行するための制御構成について、図6に示すブロック図
を参照して説明する。制御回路を示す同図において、1
700は記録信号を入力するインターフェース、170
1はMPU、1702はMPU1701が実行する制御
プログラムを格納するプログラムROM、1703は各
種データ(上記記録信号やヘッドに供給される記録デー
タ等)を保存しておくダイナミック型のRAMである。
1704は記録ヘッドIJHに対する記録データの供給
制御を行うゲートアレイであり、インターフェース17
00、MPU1701、RAM1703間のデータ転送
制御も行う。5013は記録ヘッドIJHを搬送するた
めのキャリアモータ、1709は記録紙搬送のための搬
送モータである。1706,1707はそれぞれ搬送モ
ータ1709、キャリアモータ5013を駆動するため
のモータドライバである。1711は各基体のセンサ9
14,915をモニタするための信号線、1712はプ
レヒートパルス及びラッチ信号、ヒートパルス(メイン
ヒートパルス)信号等を含む信号線である。図4は本実
施例の記録ヘッドIJHの基体100の構造を示す図で
ある。
【0028】図4において、複数の吐出口400に連通
する液路405を形成するための流路壁部材401と、
インク供給口403を有する天板402とが取り付けら
れている。ここで、インク供給口403から注入される
インクが内部の共通液室404へ蓄えられて各液路40
5へ供給される。その状態で基体100の発熱体901
に、記録データに応じて通電駆動することにより、吐出
口400からインクが吐出されて記録が行われる。
【0029】図1は本実施例のインクジェット記録装置
IJRAの記録ヘッドIJHの基体100の回路構成例
を示すブロック図で、前述の図10に示す従来の記録ヘ
ッドの基体の構成と共通する部分は同じ番号で示してい
る。
【0030】ここで、100は記録ヘッドIJHの基
体、101は図7及び図8を参照して後述するプレヒー
ト幅を選択するための選択回路、102はプレヒートパ
ルス103を選択する選択データを記憶するためのラッ
チ回路、903は記録データをラッチするためのラッチ
回路である。904はシフトレジスタで、シフトクロッ
ク116に同期して記録データ117或いはプレヒート
パルス103の選択データをシリアルで入力して保持す
る。110は、実施例のインクジェット記録装置の制御
部(MPU1701)より入力されるプレヒートパルス
103を入力する端子、111は、ラッチ回路102に
ラッチされている選択データを選択してラッチするとと
もに、それを読出す信号を入力する端子である。ここで
はラッチ回路102は多段で構成されている場合を想定
して、端子111より複数のラッチクロックと読出し信
号を入力できるようにしている。尚、このラッチ回路1
02が多段で構成されているときは、ラッチ回路102
より選択回路101に出力する信号線は、その段数に応
じた線数となる。107は記録データに応じてAND回
路106より出力されるヒートパルスと、選択回路10
1より選択されて出力されるプレヒートパルス信号とを
合成するためのOR回路である。
【0031】以上の構成に基づく動作の概略を説明す
る。
【0032】まず、装置の電源が投入された後、予め測
定されている各基体に応じた各吐出口(発熱体)よりの
インク吐出量特性(一定温度で、所定のパルス印加にお
けるインク吐出量)に応じて、各発熱体のプレヒートパ
ルス幅を決定する。この決定した各吐出口に対応するプ
レヒートパルス幅を選択するための選択データを、シフ
トクロック116に同期してシフトレジスタ904に転
送する。この後、ラッチクロック111を出力して、シ
フトレジスタ904の選択データをラッチ回路102に
ラッチする。尚、前述の各基体のインク吐出量特性は、
例えば記録ヘッドの基体の基板上のメモリに記憶されて
いても良く、或いはROM1702或いはRAM170
3に記憶されていても良い。
【0033】このように、本実施例によれば、図1のa
点で示すように、シフトレジスタ904の出力を、記録
データを保持用のラッチ回路903とプレヒートパルス
幅の選択データを保持するラッチ回路102とに出力す
るようにして、画像データ入力用のシフトレジスタ90
4を、プレヒートパルス幅を選択するための選択データ
を入力するためのレジスタとを共用することにより、プ
レヒートパルス幅の選択データを入力するレジスタを省
略でき、これにより選択データを保持するためのラッチ
回路を、例えば多段にしても回路規模の増大を少なく抑
えることができる。
【0034】また、ラッチ回路102を複数段とするこ
とにより、プレヒートパルス幅の選択できる範囲を多数
にすることができ、或いはその選択データがシフトレジ
スタ904の段数を上回った場合にも容易に対応でき
る。
【0035】尚、上記のプレヒートパルス幅を決定する
選択データの保存は、例えば記録装置の起動時等に一度
行えば良い。従って、この機能を備えていても、記録デ
ータの記録ヘッドIJHへの転送シーケンスは従来と全
く同様に行える。但し、ノイズ等による、ラッチ回路1
02に記憶されている選択データの変化(データの化
け)を考慮すれば、非プリント中に、このデータをラッ
チ回路102に再保存しておくことが望ましい。
【0036】こうしてプレヒートパルス幅を選択する選
択データをラッチ回路102に保持させた後のヒートパ
ルス105の入力について説明する。本実施例では、ヒ
ートパルス105と、インクの吐出量を変えるための複
数のプレヒートパルス103を個別に設けることを特徴
としている。
【0037】まず、ヒートパルス105は、発熱体90
1の抵抗値のモニタ用の抵抗センサ914よりの信号を
フィードバックして、その抵抗値に応じてインクを吐出
するのに適正なエネルギーを発熱体901に印加するよ
うに、ヒートパルス105のパルス幅を決定する。
【0038】また、プレヒートパルスに関しては、複数
のプレヒートパルス103のそれぞれが温度センサ91
5の値に応じて、そのパルス幅、そのタイミングを変化
するようにMPU1701により決定される。こうし
て、所定の温度状態においてもインクの吐出量が各ノズ
ルで一定になるように、複数のプレヒートパルス103
を設定して印加することができる。また温度以外の要
因、つまり各吐出口よりのインク吐出量の多少に対応さ
せてプレヒートパルス103の幅を設定することによ
り、インク吐出量を一定にして、記録された画像のム
ラ、スジをなくすことができる。こうして入力されてラ
ッチ回路102に保持されている複数のプレヒートパル
ス幅の選択データを用いて、0または1つ又は複数のパ
ルス幅を選択して記録を行うことができる。なお、以下
の説明では、択一的な選択に限定されるものでなく、上
述のように選択無し、或いは全選択を含めて選択と呼ぶ
ことにする。
【0039】尚ここで、プレヒートパルス幅の選択方法
を工夫することにより、発熱体に供給されるプレヒート
パルス数を更に増やすこともできる。
【0040】これについて、図7及び図8を参照して、
前述した選択データとプレヒートパルス幅の選択回路1
01の構成を説明する。
【0041】図7はインク吐出量を4段階で制御するた
めに、4種類のプレヒートパルス103を供給する例を
説明する図で、図7(A)はヒートパルス103の所望
のパルスを選択する選択回路101の構成例を示す回路
図、図7(B)はそのタイミングを示すタイミング図で
ある。これら図から明らかなように、ラッチ回路102
より出力される選択信号(S1,S2)が(0,0)の
時はプレヒートパルス1が、選択信号(S1,S2)が
(0,1)の時はプレヒートパルス2が、以下同様にし
て、選択信号(S1,S2)が(1,1)の時はプレヒ
ートパルス4がそれぞれ選択されて出力されている。こ
れにより、入力されるプレヒートパルス103の信号数
と、出力されるプレヒートパルス数とが等しくなってい
る。
【0042】これに対し図8では、プレヒートパルス
1,2に対して、その出力されたヒートパルスの数は4
種類になっている(1つはプレヒートパルス印加な
し)。即ち、図8(A)の回路において、選択信号(S
1,S2)が(0,0)の時はプレヒートパルスは出力
されず、選択信号(S1,S2)が(0,1)の時はプ
レヒートパルス1が、選択信号(S1,S2)が(1,
0)の時はプレヒートパルス2が、そして選択信号(S
1,S2)が(1,1)の時はプレヒートパルス1と2
の和がそれぞれ出力される。
【0043】この図8の回路を採用することにより、基
体上の回路面積を小さくできると共に、その回路基板を
小さくできる。これにより、例えば入力端子110より
入力されるプレヒートパルス信号を3種類とした時で
も、最大8種類のプレヒート信号を生成できることにな
る。一般的には、プレヒートパルス信号103の供給数
をPとした場合、生成されるプレヒート信号の種類(吐
出量の種類)P′を最大2P とすることができる。
【0044】以上述べた構成を有する記録ヘッドIJH
を、本実施例のインクジェット記録装置本体に装着し
て、記録ヘッドIJHに記録信号を付与することによ
り、高速記録、高画質記録を行うことができるインクジ
ェット記録装置を得ることができる。
【0045】図2は、複数の基体(基板)を並べて構成
された多ノズルの記録ヘッドIJHの構成を示すブロッ
ク図で、但し、図2では、各基体におけるラッチ信号、
及びヒートパルス信号等を省略して示している。
【0046】ここでは、m枚の基体200−1〜200
−mを用いて総ノズル数がn個の記録ヘッドIJHを実
現している。尚、ここで基体200−2のデータ入力端
子906は、基体200−1のシフト出力端子104
に、以下同様に各基体のシリアル出力端子104がシリ
アル入力端子906に接続されている。
【0047】次に、基体200−1のノズル1,ノズル
100及び基体200−2のノズル150に注目して説
明する。
【0048】いま図3に示すように、ノズル1のインク
吐出量が、一定温度・パルス幅の印加時に36pl,ノ
ズル100インク吐出量が40pl,ノズル150のイ
ンク吐出量が40plであるとする。ここで、ラッチ回
路102のノズル100,150に対する選択データ
を、例えば図8ので示すように(S1,S2)=
(1,0)となるようにセットする。又、吐出量が少な
いノズル1に対する選択データを、例えば図8ので示
すように(S1,S2)=(1,1)となるようにセッ
トする。尚、ヒートパルスに関しては、抵抗センサ91
4より基体200−1が200Ω、基体200−2が2
10Ωであることから、基体200−2に印加するヒー
トパルス幅を基体200−1より長くなるように設定し
て、基体200−1と200−2に印加するエネルギー
がほぼ一定となるようにして発熱体901を駆動する。
このような条件において駆動した駆動電流波形が図3に
示されている。
【0049】ここでは吐出量の小さいノズル1のプレヒ
ートパルスが、ノズル100,150に対するプレヒー
トパルス幅よりも長くなっていることが分かる(t1<
t2)。またヒートパルスに関しては、前述のようにノ
ズル150に対するヒートパルス幅t4が、基体200
−1のノズルに対するヒートパルス幅(t3)よりも長
くなっている(t4>t3)。尚、図3において、t5
はインクを発泡させ、液滴を飛翔させるのに必要な最低
限のヒートパルス幅を示し、(t1,t2<t5<t
3,t4)の関係が成り立つ。
【0050】このように本実施例によれば、プリント中
において、基体の温度変化に対し(t1<t2),(t
1,t2<t5)が成立する条件の下でプレヒートパル
スの幅を変化させることにより、各ノズルよりのインク
吐出量を、常にほぼ40plとすることができる。これ
により、画像の濃度ムラやスジの発生しない、極めて高
品位の画像を記録できる。更に、ヒートパルスについて
も、各基体の発熱体の抵抗値に応じて、そのパルス幅を
調整することにより無理のない一定のエネルギーを印加
しているので、発熱体の長寿命化も実現できる。
【0051】図9は本実施例のインクジェット記録装置
における電源オンより1ページのプリント終了までの処
理を示すフローチャートで、この処理を実行する制御プ
ログラムはROM1702に記憶されており、MPU1
701により実行される。
【0052】図9の処理は装置の電源がオンになること
により開始され、まずステップS1で記録ヘッドIJH
の基体(m枚の基板)のそれぞれの発熱体の抵抗値、及
び各基体の各ノズル(吐出口)よりのインク吐出量特性
を読取り、それをRAM1703に記憶する。なお、発
熱体の抵抗値は抵抗センサ914により検出され、各ノ
ズルのインク吐出量特性は、例えば記録ヘッドの基体の
それぞれに設けられた、例えばメモリ等に記憶されてい
ても良い。次にステップS3で、各基体の発熱体の抵抗
値及びインク吐出量特性に応じて、前述した選択データ
を決定し、それをシリアルで記録ヘッドの各基体のシフ
トレジスタ904に転送し、各基体のラッチ回路102
にラッチする。ここでラッチ回路102が多段で構成さ
れているときは、各段毎にラッチ信号とセレクト信号
(これらはまとめて端子111より入力される)を出力
してラッチ回路102にラッチする。
【0053】次にステップS4に進み、インターフェー
ス1700を介して図示しない外部機器(ホストコンピ
ュータ)より記録データが入力されるかを調べ、記録デ
ータが入力されるとステップS5に進み、受信した記録
データをRAM1703に記憶する。そしてステップS
6に進み、例えば1ラインのプリントが開始できるよう
になったかどうかを調べ、そうでない時はステップS4
に、プリントを開始すする時はステップS7に進む。
【0054】ステップS7では、まず最初の1列で記録
される記録データをシリアルでシフトレジスタ904に
転送する。次にステップS8に進み、各基体におけるラ
ッチ回路102の出力を選択する(ラッチ回路102が
多段で構成されている場合)。そして、プレヒートパル
ス103を出力する。これにより、例えば図7或いは図
8で示すように、ラッチ回路102よりの選択信号に応
じてプレヒートパルス103のパルス幅が決定され、記
録ヘッドのプレヒートが行われる。次にステップS9に
進み、各基体にヒートパルス105を出力して、実際に
画像記録を行う。
【0055】なお、このプレヒート或いは実際の記録の
ためのヒート処理中においても、ホストコンピュータよ
りのデータ受信、及び各基体のシフトレジスタ904
へ、次の列の記録データの転送が行われている。又、図
2に示すように記録ヘッドIJHが複数の基体で構成さ
れているときは、ステップS9において、全ての基体の
発熱体に同時に通電するのでなく、各基体毎に時間をず
らして通電するようにしても良い。こうすることによ
り、装置の電源容量を少なくできる。そしてステップS
10で、1ラインの記録が終了したかを調べ、1ライン
の記録が終了していない時はステップS7に戻り、前述
の処理を実行する。
【0056】こうして1ラインの記録処理を終了すると
ステップS10よりステップS11に進み、搬送モータ
1709を回転駆動して記録用紙を1ライン分だけ副走
査方向に搬送し、ステップS12で、1ページの記録を
終了したかを判断し、終了していない時はステップS6
に戻り、次のラインの記録データの受信が完了している
かをみる。以上の動作を繰返すことにより、1頁の画像
の記録を終了すると、この記録処理を終了する。
【0057】以上の説明においては、記録ヘッドの基体
をインクジェット方式の記録ヘッドに採用した例につい
て説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、
例えばサーマルヘッド用の基体にも応用できる。
【0058】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネル
ギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱
変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギーにより
インクの状態変化を生起させる方式のプリント装置につ
いて説明したが、かかる方式によれば記録の高密度化、
高精細化が達成できる。
【0059】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0060】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0061】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
【0062】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0063】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
【0064】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定にでき
るので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるい
はこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせに
よる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モ
ードを行うことも安定した記録を行うために有効であ
る。
【0065】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
【0066】以上説明した本発明の実施例においては、
インクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で
固化するインクであっても、室温で軟化もしくは液化す
るものを用いても良く、あるいはインクジェット方式で
はインク自体を30°C以上70°C以下の範囲内で温
度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるよう
に温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号
付与時にインクが液状をなすものであればよい。
【0067】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0068】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。
【0069】尚、本発明は複数の機器から構成されるシ
ステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或は装置に、本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できることは言うまでもない。
【0070】又本発明は、本実施例のように記録ヘッド
を走査して記録を行うシリアル型の記録ヘッドだけでな
く、ライン型のヘッドにも適用できる。
【0071】又本発明は、実施例のインクジェットヘッ
ドだけでなく、サーマルヘッド或いはワイヤドット等の
ように、電流を流して記録要素(ノズルや発熱素子等)
を駆動する他の記録方式の記録ヘッド及び該記録ヘッド
を用いた記録方法及び装置にも適用できる。
【0072】以上説明したように本実施例によれば、イ
ンクジェット記録ヘッド用の基体にヒートパルスと複数
のプレヒートパルスを個別に供給し、前記基体内に設け
た選択データ保存用ラッチでプレヒートパルスを選択
し、画像吐出パルス(ヒートパルスと画像データのAN
D)と合成する構成にすることにより、従来のシフトレ
ジスタを有効に活用できることから選択データを入力す
る回路素子を省略でき、回路スペースの増大を防止でき
る。
【0073】更に、プレヒートパルスを選択する選択デ
ータを記録ヘッドに記憶しておくだけで容易に任意のプ
レヒートパルスを選択できるので、簡単に各ノズルより
のインク吐出量を制御できる。
【0074】また、複数の基体で構成されている記録ヘ
ッドにおいても、印加エネルギーをほぼ一定にして記録
することができる。これにより、吐出量の変動に伴う画
像の濃度ムラ、スジが発生しない高品位の記録画像を得
ることができる。
【0075】また更に、長寿命の記録ヘッド、およびそ
れを使用した記録装置を提供することができる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ヘ
ッドの回路基体のサイズを大幅に増やすことなく、各記
録要素のばらつきを補正して記録できる。
【0077】又本発明によれば、記録装置側の処理を少
なくして、種々の通電駆動を行うことができる。
【0078】又本発明によれば、通電体の抵抗値のバラ
ツキに起因する記録特性をヒートパルスで調整できる。
【0079】更に本発明によれば、各記録要素のばらつ
きを補正して記録できる。
【0080】又本発明によれば、記録装置側の処理を少
なくして、種々の通電駆動を行うことができる。
【0081】又本発明によれば、通電体の抵抗値のバラ
ツキに起因する記録特性をヒートパルスで調整して記録
することにより、高品位の画像が得られる効果がある。
【0082】更に本発明によれば、複数の基体で構成さ
れる記録ヘッドであっても、全ての基体の通電体のバラ
ツキを簡単に調整して記録できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のインクジェット記録装置で使用され
るインクジェット記録ヘッド基体のブロック図である。
【図2】本実施例のインクジェット記録ヘッドの構成例
を示す図である。
【図3】本実施例の記録ヘッドのノズルに対応したイン
ク吐出量とプレヒートパルス、ヒートパルスの一例を示
す図である。
【図4】本実施例の記録ヘッドの構成を示す構造図であ
る。
【図5】本実施例のインクジェット記録装置の主要部を
示す外観斜視図である。
【図6】図5の記録装置の概略構成を示すブロック図で
ある。
【図7】本実施例のプレヒートの選択回路例とそのタイ
ミングを示す図である。
【図8】本実施例のプレヒートの選択回路例とそのタイ
ミングを示す図である。
【図9】本実施例のインクジェット記録装置における記
録処理を示すフローチャートである。
【図10】従来のインクジェット記録ヘッド基体のブロ
ック図である。
【符号の説明】
100 記録ヘッドの基体 101 選択回路 102,903 ラッチ回路 103 プレヒートパルス 105 ヒートパルス 901 発熱体 914 抵抗センサ 915 温度センサ
フロントページの続き (72)発明者 林崎 公之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 古川 達生 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 片尾 周一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 丸 博之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録要素を駆動するための通電体
    と、記録データに応じて前記通電体に通電して記録を行
    う回路とを備える記録ヘッドであって、 前記通電体に通電するための複数のパルス信号を入力す
    る入力端子と、 前記入力端子より入力される複数のパルス信号のいずれ
    かを選択する選択情報を入力して記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された選択情報に応じて前記入力端
    子より入力される複数のパルス信号を選択して前記通電
    体に印加する印加手段と、を有することを特徴とする記
    録ヘッド。
  2. 【請求項2】 複数の記録要素を駆動するための通電体
    と、記録データに応じて前記通電体に通電して記録を行
    う回路とを備える基体を複数用いて構成された記録ヘッ
    ドであって、 前記基体のそれぞれは、通電体に通電するための複数の
    パルス信号を入力する入力端子と、前記入力端子より入
    力される複数のパルス信号のいずれかを選択する選択情
    報を入力して記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶
    された選択情報に応じて前記入力端子より入力される複
    数のパルス信号を選択して前記通電体に印加する印加手
    段とを有することを特徴とする記録ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記通電体は発熱抵抗体であることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の記録ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段は、記録データをシリアル
    で入力して保持するシフトレジスタを介して前記選択情
    報を入力し、前記選択情報を保持するラッチ回路を含む
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の記録ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記複数のパルス信号は、前記発熱抵抗
    体のプレヒート信号であることを特徴とする請求項3に
    記載の記録ヘッド。
  6. 【請求項6】 前記通電体の抵抗値を検出する検出手段
    を更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載の
    記録ヘッド。
  7. 【請求項7】 前記通電体の温度を検出する温度検出手
    段を更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載
    の記録ヘッド。
  8. 【請求項8】 前記記録ヘッドは、インクを吐出して記
    録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴と
    する請求項1又は3に記載の記録ヘッド。
  9. 【請求項9】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用
    してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに与
    える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換体
    を備えていることを特徴とする請求項8に記載の記録ヘ
    ッド。
  10. 【請求項10】 前記印加手段は、前記選択情報に応じ
    て前記複数のパルス信号のそれぞれの論理和を取って前
    記通電体に通電することを特徴とする請求項1又は3に
    記載の記録ヘッド
  11. 【請求項11】 前記印加手段は、前記複数のパルス信
    号の数をPとし、前記選択情報に応じて出力されるパル
    スの数をP′とする時、P≦P′≦2P の条件を満たす
    種類のパルス信号に基づいて前記通電体に印加すること
    を特徴とする請求項1又は3に記載の記録ヘッド。
  12. 【請求項12】 記録ヘッドを通電駆動して記録媒体に
    画像を記録する記録装置であって、 前記記録ヘッドは、複数の記録要素を駆動するための通
    電体と、前記通電体に通電するための複数のパルス信号
    を入力する入力端子と、前記入力端子より入力される複
    数のパルス信号のいずれかを選択する選択情報を入力し
    て記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された選択
    情報に応じて前記入力端子より入力される複数のパルス
    信号を選択して前記通電体に印加する印加手段とを有
    し、 前記記録ヘッドの記録要素の記録特性を記憶する特性情
    報記憶手段と、 前記特性情報記憶手段に記憶された記録特性に基づいて
    前記選択情報を決定して前記記録ヘッドに転送する転送
    手段と、 記録に先だって複数のパルス信号を前記記録ヘッドに出
    力する予備通電手段と、 前記予備通電手段による予備通電の後、画像データに応
    じて前記記録ヘッドの前記通電体に通電して記録する記
    録通電手段と、を有することを特徴とする記録装置。
  13. 【請求項13】 請求項2に記載の記録ヘッドを通電駆
    動して記録媒体に画像を記録する記録装置であって、 前記記録ヘッドの記録要素の記録特性を記憶する特性情
    報記憶手段と、 前記特性情報記憶手段に記憶された記録特性に基づいて
    前記選択情報を決定して前記記録ヘッドの各基体に転送
    する転送手段と、 記録に先だって複数のパルス信号を前記記録ヘッドに出
    力する予備通電手段と、 前記予備通電手段による予備通電の後、画像データに応
    じて前記記録ヘッドの前記通電体に通電して記録する記
    録通電手段と、を有することを特徴とする記録装置。
  14. 【請求項14】 前記通電体の抵抗値を検出する検出手
    段を更に有し、前記記録手段は前記抵抗値に応じて前記
    通電体への記録通電時間を決定することを特徴とする請
    求項12又は13に記載の記録装置。
  15. 【請求項15】 前記通電体の温度を検出する温度検出
    手段を更に有し、前記記録手段は前記温度に応じて前記
    通電体への予備通電時間或いは予備通電と記録通電の間
    の休止時間を決定することを特徴とする請求項12又は
    13に記載の記録装置。
  16. 【請求項16】 前記通電体は発熱抵抗体であることを
    特徴とする請求項12乃至15のいずれか1項に記載の
    記録装置。
  17. 【請求項17】 前記記録ヘッドは、インクを吐出して
    記録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴
    とする請求項11乃至16のいずれか1項に記載の記録
    装置。
  18. 【請求項18】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利
    用してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに
    与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換
    体を備えていることを特徴とする請求項17に記載の記
    録装置。
  19. 【請求項19】 請求項1又は2に記載の記録ヘッドを
    通電駆動して記録媒体に画像を記録する記録方法であっ
    て、 前記記録ヘッドの記録特性に基づいて前記選択情報を決
    定する工程と、 前記選択情報を前記記憶ヘッドに転送して前記記憶手段
    に記憶させる工程と、 記録に先だって複数のパルス信号を前記記録ヘッドに出
    力する工程と、 前記記録ヘッドの予備通電の後、画像データに応じて前
    記記録ヘッドの前記通電体に通電して記録する工程と、
    を有することを特徴とする記録方法。
  20. 【請求項20】 前記通電体は発熱抵抗体であることを
    特徴とする請求項19に記載の記録方法。
  21. 【請求項21】 前記記録ヘッドは、インクを吐出して
    記録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴
    とする請求項19に記載の記録方法。
  22. 【請求項22】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利
    用してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに
    与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換
    体を備えていることを特徴とする請求項21に記載の記
    録方法。
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