JP2002172370A - ドライアイス洗浄方法及びドライアイス洗浄装置、ドライアイス洗浄による部品又はユニット - Google Patents

ドライアイス洗浄方法及びドライアイス洗浄装置、ドライアイス洗浄による部品又はユニット

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JP2002172370A
JP2002172370A JP2000369867A JP2000369867A JP2002172370A JP 2002172370 A JP2002172370 A JP 2002172370A JP 2000369867 A JP2000369867 A JP 2000369867A JP 2000369867 A JP2000369867 A JP 2000369867A JP 2002172370 A JP2002172370 A JP 2002172370A
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cleaned
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Masatake Okazawa
昌毅 岡澤
Hideo Iwama
秀男 岩間
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    • B24C1/003Methods for use of abrasive blasting for producing particular effects; Use of auxiliary equipment in connection with such methods using material which dissolves or changes phase after the treatment, e.g. ice, CO2
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    • Y10S134/00Cleaning and liquid contact with solids
    • Y10S134/902Semiconductor wafer

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用環境に応じて汚れた機器をリサイクルに
適するように洗浄する。 【解決手段】 電気部品を含む部品又はユニットなどの
洗浄対象物をドライアイスを噴射面活性剤を前記洗浄対
象物の洗浄面に同時に作用させるようにして洗浄するこ
とを特徴としたドライアイス洗浄方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗浄対象物を洗浄す
る方法に関し、特に、ドライアイスの粒状流体を洗浄対
象物の洗浄面に噴射して洗浄面上の汚れ、汚染物を除去
する技術に関する。又、本発明は、事務機器、電気機器
等の電気部品を含む部品又は、ユニットなどをドライア
イス及び界面活性剤の噴射により洗浄する方法に関す
る。更に、本発明は、ドライアイスを洗浄対象物に噴射
するドライアイス洗浄装置に関する。更に、本発明は、
事務機器、電気機器等の部品、ユニットの汚れ、付着物
を除去してリサイクルに供する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ドライアイス粒子を洗浄剤として被洗浄
面に衝突させて、被洗浄面に付着している付着物を除去
する技術は、例えば、特開昭61−15749号公報に
開示されている。更に、特開平10−202210号公
報には、リサイクル部品の洗浄作業を自動的に行なわせ
ると共に、破損を防止する洗浄システムの開示がある。
【0003】上記公報に示す技術は、OA機器のリサイ
クル部品に対して粒状のドライアイスを拭き付け、リサ
イクル部品の汚れを除去するシステムであって、粒状ド
ライアイスが加圧空気と共に噴射される洗浄ノズルと、
洗浄ノズルをリサイクル部品の表面に沿って移動させな
がら洗浄作業を行なうシステムの開示がある。更に、ド
ライアイスペレットを媒体として清掃作業を行なう装置
システムとして特開平10−202208号公報がある。更に、
昇華材料によるサンドブラスト方法による技術として、
特開昭51−60095号公報がある。更に、ドライアイスを
使って洗浄面を洗浄する技術にかんしては、特開平06
−53199号公報、又、ドライアイス粒と界面活性剤
を使って洗浄する技術として、特開平09−11131
号公報、等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】事務機器や電気機器等
は、その構成部品、ユニットを再生利用する所謂、リサ
イクル利用することが、資源の有効利用、環境対策等の
面から必要性が強められている。前記機器の構成部品、
ユニットのリサイクルのためには前記機器から取り出し
て、機能確認などの処置が必要であり、それと共に、そ
れらの部品、ユニットの状態を新品に近い状態に維持、
復元する必要がある。実際には、それらの機器は、使用
環境下での、動作状況による汚れ、汚染が進んでおり、
それらの汚れ、汚染を除去する洗浄作業が必要である。
例えば、事務機器の1つである、複写機、プリンターな
どは画像形成素材としてのトナーを使用することによ
り、トナー粉塵の汚れ、汚染が、例えば、定着ユニット
や、該定着ユニットの周囲の部品、ユニットに生じてい
る。
【0005】更に、既に、テレビジョン、エアコン、冷
蔵庫、クーラの家電製品については、リサイクル法が施
行されており、他の電気電子機器、事務機器、情報通信
機器、産業機器などにおいても環境問題、資源問題の点
からそれらの部品のリサイクル体制が必要とされるもの
である。それらの機器に組み込まれている部品、ユニッ
トのリサイクルのためには、各機器における固有の使用
環境や、汚染源毎の洗浄方法、装置の対策が要求され
る。更に、前記機器のリサイクルによる、機器の再生に
は、それらの再生した機器を再度、市場に供給するため
には、事業者としてのコスト削減も要求されている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題解決
のために、電気部品を含む部品又はユニットなどの洗浄
対象物をドライアイスを噴射して洗浄する方法におい
て、前記ドライアイスを前記洗浄対象物に噴射する際
に、界面活性剤を前記洗浄対象物に対して滴下又は噴霧
し、前記ドライアイス及び前記界面活性剤を前記洗浄対
象物の洗浄面に同時に作用させるようにして洗浄するこ
とを特徴としたドライアイス洗浄方法を提案する。更
に、前記洗浄対象物の汚染物の種類に応じて前記界面活
性剤の種類、濃度を調整して洗浄するようにしたことを
特徴とした請求項1記載のドライアイス洗浄方法の態様
を提案する。更に、前記洗浄対象物の汚染の程度に応じ
て前記界面活性剤の濃度、量を調整して洗浄するように
したことを特徴とした請求項1又2記載のドライアイス洗
浄方法の態様がある。
【0007】又、前記洗浄対象物の汚染物の種類、汚染
の程度に応じて、前記ドライアイスの量、粒径を調整し
て洗浄するようにしたことを特徴とした請求項1乃至3
記載のドライアイス洗浄方法の態様がある。
【0008】本発明の1つとして、電気部品を含む部品
又はユニットなどの洗浄対象物をドライアイスを噴射し
て洗浄する装置において、前記ドライアイスを前記洗浄
対象物に噴射する手段と、界面活性剤を収納する手段
と、前記収納手段内の界面活性剤を前記洗浄対象物の洗
浄面に滴下又は噴霧して前記洗浄面に前記ドライアイス
と前記界面活性剤を同時に作用させる手段とを備えたこ
とを特徴としたドライアイス洗浄装置の提案により上記
課題の解決を図る。更に、前記界面活性剤の濃度又は量
を調整する手段を備えたことを特徴とした請求項5記載
のドライアイス洗浄装置の態様がある。
【0009】又、前記洗浄対象物の汚染物の種類を判別
する手段を備えたことを特徴とした請求項6記載のドラ
イアイス洗浄装置の態様を提案する。
【0010】本発明の他は、電気部品を含む部品又はユ
ニットにおいて、ドライアイスを前記部品又はユニット
に噴射する際に、界面活性剤を前記洗浄対象物に対して
滴下又は噴霧し、前記ドライアイス及び前記界面活性剤
を前記部品又はユニットの洗浄面に同時に作用させるよ
うにして洗浄することを特徴とした電気部品を含む部品
又はユニットを提案する。
【0011】又、前記部品又はユニットの汚染物の種類
に応じて前記界面活性剤の種類、濃度を調整して洗浄す
るようにしたことを特徴とした請求項8記載の部品又は
ユニットの態様がある。更に、前記部品又はユニットの
汚染の程度に応じて前記界面活性剤の濃度、量を調整し
て洗浄するようにしたことを特徴とした請求項8又は9
記載の部品又はユニットを提案する。更に、前記部品又
はユニットの汚染物の種類、汚染の程度に応じて、前記
ドライアイスの量、粒径を調整して洗浄するようにした
ことを特徴とした請求項8乃至10記載の部品又はユニ
ットを提案する。
【0012】
【発明の実施の形態】第一の実施形態の説明 以下に図面を参照して本発明の実施形態について説明す
る。
【0013】図1は本発明を実施するドライアイス洗浄
装置の要部構成を示す図である。図1において、符号1
は装置本体の筐体であり、基台1a、周壁部1b,天井
部1c、開口部1d等から構成される。
【0014】符号2は前記筐体1内に設置された洗浄ブ
ースであり、該洗浄ブース2内に回転テーブル4が設置
され、該回転テーブル4上に被洗浄物を載置する。
【0015】符号6は前記洗浄ブース内に配置したドラ
イアイスを噴射する噴射ノズルである。該噴射ノズル6
は前記洗浄ブース2の天井から不図示のコードにより吊
り下げられている。
【0016】符号8はドライアイス収納用ホッパであ
り、該ホッパの下側開口部にはドライアイスを所定量供
給する手段10が設けられている。該供給手段10はモ
ータにより回転駆動されるスパイラルギア、該スパイラ
ルギアを回転可能に収容する筒体等から構成される。
【0017】符号12は前記ドライアイス供給手段10
に接続したドライアイス粉砕手段であり、粉砕用回転
刃、回転用モータ等から構成する。前記粉砕手段12は
接続管14により前記ドライアイス噴射ノズル6のドラ
イアイス供給口に接続している。前記接続管14は粉砕
手段から前記洗浄ブースまではステンレス管、洗浄ブー
ス内の噴射ノズルまではフレキシブルな接続管を採用し
ている。
【0018】符号18は第一の撹拌手段であり、前記ホ
ッパの筒体内に、重力方向と平行な軸に取り付けた第一
のプロペラ18a,18bと、該プロペラを回転駆動するモ
ータ18Cから構成する。
【0019】符号20は第二の撹拌手段であり、重力方
向と垂直な方向に対して平行な方向に回転運動する第二
のプロペラ20aと該第二のプロペラを回転駆動させる
モータから構成する。尚、前記撹拌手段18,20はホ
ッパ内のドライアイスのブリッジを防止する作用を成す
ものであり、前記第二のプロペラ20aは傾斜角度を持
たせても良い。
【0020】符号22は洗剤としての界面活性剤を収容
する容器であり、該容器は流量調整ポンプ22aを介し
て供給管22bを通じて前記ドライアイス噴射ノズル6
の噴射口に接続している。
【0021】符号24はブラストエア調整手段であり、
エア供給管26から供給された圧搾空気を所定圧力に調
整してバルブ28、配管30を介して噴射ノズルのエア
供給口6aに供給する。
【0022】符号32は前記ドライアイス供給手段10
から供給されるドライアイスの供給量を検出する供給量
検出手段を構成するセンサーであり、前記供給手段10
に接続している供給配管に設置されている。34は供給
量調整手段を構成する調整バルブである。
【0023】符号36は被洗浄物を洗浄した洗剤を含む
ドライアイスを回収する回収配管であり、該配管36は
集塵手段38に接続している。40は集塵装置内に設け
た集塵フイルタ、42はダストタンク、44はドライア
イスの二酸化炭素co2回収手段である。46は排気ブ
ロワー、48は排気管、50は排気調整ダンパである。
【0024】被洗浄物の説明 図2は本発明に係る洗浄装置で洗浄しようとする複写機
の要部の説明図であり、複写機は紙などの画像担持体上
に画像形成素材のトナーを固着して紙上に画像、文字な
どの情報を記録するものである。図2に示すように、複
写機は感光ドラム上に記録すべき潜像を作像し、該潜像
をトナーにより紙上に転写して画像を形成する。複写機
の図2に示す各ユニットは夫々、ユニット毎に区分され
て、組み立て作業又は、分解修理作業に適するように構
成されている。
【0025】複写機が使用環境に置かれ、複写作業が行
なわれると、その使用頻度、使用環境に応じて、複写機
内部の各部のユニットが汚れ、汚染を齎す。汚れ、汚染
の原因は、複写機内部に内蔵し、現像ユニット、画像露
光ユニット、転写ユニット、ドラムクリーニングユニッ
トなどの各部に行き渡るトナー機構部作動の飛散による
汚れ、各部の修理の際のトナーの汚れ、各部の電気回路
ユニットの静電気による周囲の塵の吸引付着など、又更
に、画像担持体である紙の紙粉塵など種々の原因があ
る。
【0026】図3は複写機の定着ユニットの要部の斜視
図を示す。図において、定着ユニット90はユニット筐
体92に、定着装置、94、紙送り装置、96、排紙装
置98、その他の駆動系100が組み込まれており、ト
ナーカートリッジからのトナーは定着プロセスの過程に
おいて、前記各部への汚染源となる。
【0027】作動説明 次に本装置の作動について説明する。前記図2に示し
た、複写機のユニット、例えば、転写ユニットを複写機
本体から取り外し、不図示のユニットカバーを外して、
洗浄作業状態にし、図1の回転テーブル上に載置する。
ホッパ8内にドライアイス供給手段からペレット状のド
ライアイスを供給する。ホッパ内に所定量のドライアイ
スペレットを供給した状態で、前記第一及び第二の撹拌
手段18,20の回転作動を開始する。
【0028】本例の場合ドライアイスペレットの形状寸
法は直径3mmである。ホッパへの供給量は30リットル
である。前記第一撹拌手段18のプロペラ回転速度は5
rpmに、又、第二撹拌手段のプロペラの回転速度は9
rpmに設定した。
【0029】上記条件でホッパの出口でのドライアイス
ペレットのサイズは3〜10mmに設定することができ
た。ドライアイス供給手段10を介して粉砕手段12に
供給されるドライアイスペレットの寸法は前記第一と第
二の撹拌手段の撹拌作用によりドライアイスペレット同
士のホッパ内での結合を防ぐことができ、供給管14を
介しての噴射ノズルの噴射口に供給されるドライアイス
ペレットのサイズを前記所定のサイズに保持することが
できた。
【0030】ドライアイス粉砕手段12で粉砕されたド
ライアイスペレットは供給管14を通じて噴射ノズル6
に送られる。噴射ノズル6では圧搾空気供給手段24、
バルブ28を経由して圧搾空気が送られる。又、前記界
面活性剤供給手段22からポンプ22aにより洗剤が送
られる。本例の界面活性剤としては、弱アルカリ性機器
洗剤を使用している。被洗浄対象物の被洗浄面の単位面
積当りのドライアイス量を0.80〜0.12g/c
2、min,前記界面活性剤の滴下量を0.15〜0.
30g/secに設定した。前記回転テーブル2上に載
置した被洗浄物の複写機のユニットの被洗浄面に前記噴
射ノズルから噴射操作を行い、被洗浄面に、圧搾空気、
ドライアイスペレット、及び、洗剤の混在した噴射を行
なうことで、被洗浄面の汚れ、汚染を除去することがで
きる。
【0031】第二実施形態の説明 本例は被洗浄対象物の汚れ、汚染の程度に対応したドラ
イアイス洗浄装置を提案する。前記第一実施例の被洗浄
対象物は複写機の定着ユニットであり、汚れ汚染の対象
は画像形成用トナーであったが、被洗浄対象物が他の対
象物であり、又、汚れ汚染の対象がトナー以外の物、例
えば、油や、機器の使用環境下での複合汚染物などの洗
浄対策が必要になる。
【0032】本例は汚れ、汚染物が前記実施例のトナー
と異なる場合にも適用可能な洗浄方法及び装置を提案す
るものである。図4は本例に適用する洗浄装置の制御装
置のブロック図を示す。符号60は前記回転テーブルの
駆動手段、62は前記ホッパの撹拌手段の駆動手段、6
4は前記搬送手段の駆動手段、66は前記粉砕手段の駆
動手段、68は前記圧搾手段の駆動手段、70は前記界
面活性剤の供給量調整手段である。
【0033】72は被洗浄物の汚染対象物を識別する手
段であり、本例においては作業者が被洗浄物に応じて識
別番号を指示する。74は被洗浄物の汚れ、汚染の程度
を判別する手段であり、被洗浄物の所定の綺麗な状態
(製品出荷前状態)の面の状態を記憶する手段と、被洗
浄物の被洗浄面を検出するセンサーの信号を比較して、
被洗浄物の汚れの度合いを数値化して情報を出力する。
【0034】76は界面活性剤の種別を選択する手段で
あり、前記汚染程度判別手段74の情報に基づいて界面
活性剤の選択を行なう。78は界面活性剤の噴霧量を判
別する手段であり、前記汚染程度判別手段74の情報に
基づいて噴霧量の調整を行なう。80は入力手段であ
る。82は各手段を制御する制御手段である。
【0035】本第二実施例の洗浄装置の構成は前記図1
の構成を採用することができる。本例においては、前記
界面活性剤供給手段22は複数の界面活性剤を収容した
複数の液タンクから構成し、各タンクの調整バルブは前
記活性剤種別選択手段76に接続している。
【0036】まず、被洗浄対象物の汚れの程度、汚染物
の種類を判別し、汚れの程度、汚染物に応じて前記汚染
程度判別手段74及び前記汚染物種類判別手段72から識
別情報を入力する。
【0037】例えば、被洗浄面に汚れの落ちにくさ 及
び、汚染物の種類に応じて、種別番号1,2,3,4、
を規定する。
【0038】前記汚染物種類判別手段及び汚染物程度判
別手段からの識別信号に対応して、前記界面活性剤選択
手段76により該被洗浄面の汚れに対応した界面活性剤
の選択が行なわれる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、電気部
品を含む部品又はユニットなどの洗浄対象物をドライア
イスを噴射して洗浄する方法において、前記ドライアイ
スを前記洗浄対象物に噴射する際に、界面活性剤を前記
洗浄対象物に対して滴下又は噴霧し、前記ドライアイス
及び前記界面活性剤を前記洗浄対象物の洗浄面に同時に
作用させるようにして洗浄することを特徴としたドライ
アイス洗浄方法により被洗浄面の洗浄作用を効率的に行
うことが出来た。更に、前記洗浄対象物の汚染物の種類
に応じて前記界面活性剤の種類、濃度を調整して洗浄す
るようにしたことにより、被洗浄対象物の多様化に対応
することができた。
【0040】更に、前記洗浄対象物の汚染の程度に応じ
て前記界面活性剤の濃度、量を調整して洗浄するように
したことにより洗浄能力を高めることができた。
【0041】本発明の1つとして、電気部品を含む部品
又はユニットなどの洗浄対象物をドライアイスを噴射し
て洗浄する装置において、前記ドライアイスを前記洗浄
対象物に噴射する手段と、界面活性剤を収納する手段
と、前記収納手段内の界面活性剤を前記洗浄対象物の洗
浄面に滴下又は噴霧して前記洗浄面に前記ドライアイス
と前記界面活性剤を同時に作用させる手段とを備えたこ
とを特徴としたドライアイス洗浄装置の提案により上記
課題の解決を図る。更に、前記界面活性剤の濃度又は量
を調整する手段を備えたドライアイス洗浄装置の提案に
より洗浄性能に優れた洗浄装置を得ることができた。
又、前記洗浄対象物の汚染物の種類を判別する手段を備
えたドライアイス洗浄装置の態様により環境対策に優れ
た洗浄装置を得ることができた。
【0042】本発明の他は、電気部品を含む部品又はユ
ニットにおいて、ドライアイスを前記部品又はユニット
に噴射する際に、界面活性剤を前記洗浄対象物に対して
滴下又は噴霧し、前記ドライアイス及び前記界面活性剤
を前記部品又はユニットの洗浄面に同時に作用させるよ
うにして洗浄することによりリサイクルに対応できる電
気部品を含む部品又はユニットを得ることができた。
【0043】更に、本発明は被洗浄面に対してドライア
イスの噴射と同時に、界面活性剤を滴下又は、噴霧させ
ることにより洗浄時間の短縮化を図ることが出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗浄装置の構成の説明図。
【図2】本発明に適用する被洗浄対象物の構成の説明
図。
【図3】定着ユニットの構成説明図。
【図4】制御のブロック図。
【符号の説明】
1 ドライアイス洗浄装置 2 洗浄ブース 4 回転テーブル(洗浄対象物載置台) 6 噴射ノズル 8 ドライアイス収容ホッパ 10 ドライアイス供給手段 12 ドライアイス粉砕手段 14 接続管 18、20 撹拌手段 22 界面活性剤収容容器 26 エア供給管 32 ドライアイス供給量検出手段 36 回収配管 38 集塵手段 64 ドライアイス供給量制御手段 66 ドライアイス粉砕駆動手段 68 ブラストエア調整手段 70 界面活性剤制御手段 72 汚染物種類判別手段 74 汚染程度判別手段 76 界面活性剤種類選択手段 90 定着ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B116 AA46 AB01 BA06 BB21 BB88 CD42 CD43 3B201 AA46 AB01 BA06 BB21 BB88 BB94 CB11 CD42 CD43

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気部品を含む部品又はユニットなどの
    洗浄対象物をドライアイスを噴射して洗浄する方法にお
    いて、前記ドライアイスを前記洗浄対象物に噴射する際
    に、界面活性剤を前記洗浄対象物に対して滴下又は噴霧
    し、前記ドライアイス及び界面活性剤を前記洗浄対象物
    の洗浄面に同時に作用させるようにして洗浄することを
    特徴としたドライアイス洗浄方法。
  2. 【請求項2】 前記洗浄対象物の汚染物の種類に応じて
    前記界面活性剤の種類、濃度を調整して洗浄するように
    したことを特徴とした請求項1記載のドライアイス洗浄
    方法。
  3. 【請求項3】 前記洗浄対象物の汚染の程度に応じて前
    記界面活性剤の濃度、量を調整して洗浄するようにした
    ことを特徴とした請求項1又2記載のドライアイス洗浄方
    法。
  4. 【請求項4】 前記洗浄対象物の汚染物の種類、汚染の
    程度に応じて、前記ドライアイスの量、粒径を調整して
    洗浄するようにしたことを特徴とした請求項1乃至3記
    載のドライアイス洗浄方法。
  5. 【請求項5】 電気部品を含む部品又はユニットなどの
    洗浄対象物をドライアイスを噴射して洗浄する装置にお
    いて、前記ドライアイスを前記洗浄対象物の被洗浄面に
    噴射する手段と、界面活性剤を収納する手段と、前記収
    納手段内の界面活性剤を前記洗浄対象物の洗浄面に滴下
    又は噴霧して前記洗浄面に前記ドライアイスと前記界面
    活性剤を同時に作用させる手段とを備えたことを特徴と
    したドライアイス洗浄装置。
  6. 【請求項6】 前記界面活性剤の濃度又は量を調整する
    手段を備えたことを特徴とした請求項5記載のドライア
    イス洗浄装置。
  7. 【請求項7】 前記洗浄対象物の汚染物の種類を判別す
    る手段を備えたことを特徴とした請求項6記載のドライ
    アイス洗浄装置。
  8. 【請求項8】 電気部品を含む部品又はユニットにおい
    て、ドライアイスを前記部品又はユニットに噴射する際
    に、界面活性剤を前記洗浄対象物に対して滴下又は噴霧
    し、前記ドライアイス及び前記界面活性剤を前記部品又
    はユニットの洗浄面に同時に作用させるようにして洗浄
    することを特徴とした電気部品を含む部品又はユニッ
    ト。
  9. 【請求項9】 前記部品又はユニットの汚染物の種類に
    応じて前記界面活性剤の種類、濃度を調整して洗浄する
    ようにしたことを特徴とした請求項8記載の部品又はユ
    ニット。
  10. 【請求項10】 前記部品又はユニットの汚染の程度に
    応じて前記界面活性剤の濃度、量を調整して洗浄するよ
    うにしたことを特徴とした請求項8又は9記載の部品又
    はユニット。
  11. 【請求項11】 前記部品又はユニットの汚染物の種
    類、汚染の程度に応じて、前記ドライアイスの量、粒径
    を調整して洗浄するようにしたことを特徴とした請求項
    8乃至10記載の部品又はユニット
  12. 【請求項12】 被洗浄対象物の被洗浄面にドライアイ
    スを噴射して洗浄する方法において、前記被洗浄面の汚
    れ、汚染の程度を検出し、該検出信号に基ずいて界面活
    性剤の種類、又は噴霧量を調整するようにして洗浄する
    ことを特徴としたドライアイス洗浄方法。
JP2000369867A 2000-12-05 2000-12-05 ドライアイス洗浄方法及びドライアイス洗浄装置、ドライアイス洗浄による部品又はユニット Withdrawn JP2002172370A (ja)

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