JP2002172215A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
し、島設備の電源供給設備への負荷を低減する。 【解決手段】 遊技に供される電気的遊技装置と、前記
電気的遊技装置を制御する複数の制御装置と、供給され
た交流電源を直流電源に変換するブリッジダイオード2
61と、このブリッジダイオード261の出力から一定
の電圧を出力する定電圧回路160a〜160cを有す
る電源装置250は、遊技機1の電源投入の際に前記複
数の制御装置へ予め設定した時間差をおいて順次電力の
供給を開始する。
Description
る遊技機に関し、特にその電源装置の改良に関する。
は、遊技店の島設備に設けた電源供給設備から交流24
Vの電源がそれぞれ供給され、遊技機の電源供給装置で
は、この交流24Vの電源をブリッジダイオードにて構
成される整流回路で直流に整流した後に、平滑回路で平
滑して、定電圧回路で一定の電圧を出力する電源供給装
置を有していた。この電源供給装置から出力される電源
にリプル成分が多く含まれていると、電源供給装置から
電源が供給される遊技制御装置等が誤動作するおそれが
あるので、平滑回路には大容量の電解コンデンサを使用
してリプル成分を十分に除去するようにしていた。
では、停電補償などのため上記したように平滑回路に大
容量の電解コンデンサを使用しているので、電源投入時
の電解コンデンサの充電の初期には大きな突入電流が流
れてしまう。
すると、各遊技機に大きな突入電流が生じ、島設備の電
源供給設備が過負荷になる場合があるという問題があ
り、特に、停電補償回路を備えていない遊技機を、停電
補償付きの遊技機へ更新する場合では、島の電源供給設
備を更新しなければ、開店時などで一斉に遊技機の電源
投入を行うことができず、このため、遊技機の更新に合
わせて、島設備の電源供給設備を更新する必要が生じ、
遊技店の設備投資が増大するという問題があった。
れたもので、遊技機へ電源投入したときの突入電流を低
減し、島設備の電源供給設備への負荷を低減可能な遊技
機を提供することを目的とする。
される電気的遊技装置と、前記電気的遊技装置を制御す
る複数の制御装置と、供給された交流電源を直流電源に
変換する整流回路及びこの整流回路の出力から一定の電
圧を出力する定電圧回路を有する電源装置と、を備えた
遊技機において、前記電源装置は、遊技機の電源投入の
際に前記複数の制御装置へ予め設定した時間差をおいて
順次電力の供給を開始する。
いて、前記電源装置は、前記各制御装置への電力の供給
を開始した後に、各制御装置に対して同期をとるための
信号を送出する同期信号出力手段を有する。
の発明において、前記電気的遊技装置は、視覚的情報出
力手段または聴覚的情報出力手段を備え、前記電源装置
は、視覚的情報出力手段または聴覚的情報出力手段を駆
動する制御装置への電力の供給開始を他の制御装置より
も優先する。
いて、前記視覚的情報出力手段は、識別情報を変動表示
する変動表示装置または発光により遊技を演出する発光
遊技装置を含む。
の発明のいずれかひとつにおいて、前記制御装置のうち
の一部の制御装置には、電源投入時に遊技の正当性を判
定する認証手段を備えるとともに、前記電源装置は、こ
の制御装置への電力供給開始を優先する。
の発明のいずれかひとつにおいて、前記電源装置は、複
数の定電圧回路を有し、先に電力供給を開始した定電圧
回路の安定を待ってから、次の定電圧回路による電力供
給を開始する。
が、遊技機の電源投入の際に前記複数の制御装置へ予め
設定した時間差をおいて順次電力の供給を開始するよう
に構成したので、遊技機の電源投入時に生じる突入電流
を大幅に低減することができ、遊技店では既存の電源供
給設備を利用して、多数の遊技機を一斉に立ち上げるこ
とが可能となり、遊技店の設備投資を抑制することがで
きるのである。
装置への電力の供給を開始した後に、各制御装置に対し
て同期信号を送出するので、電気的遊技装置を構成する
複数の制御装置は、各制御装置間で出力電圧の立ち上が
る時間が異なっても、確実に同期することが可能となり
信頼性を確保することができる。
視覚的情報出力手段または聴覚的情報出力手段を備えて
おり、電源装置は、視覚的情報出力手段または聴覚的情
報出力手段を駆動する制御装置への電力の供給開始を他
の制御装置よりも優先するので、遊技機の電源投入時に
は、操作者が遊技機の視覚的情報または聴覚的情報によ
って通電の確認を容易に行うことができる。
は、識別情報を変動表示する変動表示装置または発光に
より遊技を演出する発光遊技装置を含むので、遊技機の
電源投入時には、操作者が遊技機を視認することで通電
の確認を容易に行うことができるのである。
御手段と、電源投入時に遊技の正当性を判定する認証手
段とを備えた制御装置への電力供給開始を他の制御装置
よりも優先することで、正当性の判断に要する時間を考
慮して電力の供給を開始しておくことで、電源供給開始
後の各制御装置の動作開始を迅速に行うことができる。
定電圧回路を有し、先に電力供給を開始した定電圧回路
の安定を待ってから、次の定電圧回路による電力供給を
開始するので、電源投入時に供給電圧の安定化を図りな
がらも、突入電流の低減を実現することができる。
て図面を参照しながら以下に説明する。
体の構成を示す正面図で、図2は、同じく背面図であ
る。
カード球貸ユニット90を併設したCR機である。遊技
機1の前面枠3は本体枠(外枠)4にヒンジ5を介して
開閉回動可能に組み付けられ、遊技盤6は前面枠3の裏
面に取り付けられた収納フレームに収装される。
入賞口を備えた変動入賞装置10、各入賞口11〜1
5、始動口16、普通図柄表示器7、普通変動入賞装置
9が配設された遊技領域が形成される。前面枠3には、
遊技盤6の前面を覆うカバーガラス18が取り付けられ
ている。
は、表示領域に、左、中、右の三つの表示図柄(識別情
報)が表示される。これらの表示図柄には「0」〜
「9」までの各数字と、「A」〜「E」のアルファベッ
ト文字が割り当てられている。
入賞があると、前述した数字、文字で構成される表示図
柄が順に表示される。始動口16への入賞が所定のタイ
ミングでなされたとき(具体的には、入賞検出時の特別
図柄乱数カウンタ値が当たり値であるとき)には、大当
り状態となり、三つの表示図柄が揃った状態(大当たり
図柄)で停止する。このとき、変動入賞装置10の大入
賞口が所定の時間(例えば30秒)だけ大きく開き、多
くの遊技球を獲得することができる。
図柄始動センサ52で検知される。この遊技球の通過タ
イミング(具体的には、入賞検出時点での遊技制御装置
100内に備えられた特別図柄乱数カウンタの値)は、
特別図柄入賞記憶として、遊技制御装置100内の所定
の記憶領域(特別図柄乱数記憶領域)に、最大で連続し
た4回分を限度に記憶される。この特別図柄入賞記憶の
記憶数は、変動表示装置8の下側に設けられた4つのL
EDからなる特別図柄記憶状態表示器21に表示され
る。遊技制御装置100は、特別図柄入賞記憶に基づい
て、変動表示装置8にて可変表示ゲームを行う。
(図示省略)へ遊技球の入賞があると、普通図柄(例え
ば一つの数字からなる図柄)の変動表示を始める。普通
図柄始動ゲートへの入賞が所定のタイミングでなされた
とき(具体的には、入賞検出時の普通図柄乱数カウンタ
値が当たり値であるとき)には、普通図柄に関する当た
り状態となり、普通図柄が当たり図柄(当たり番号)で
停止する。このとき、始動口16の手前に設けられた普
通変動入賞装置9が所定の時間(例えば0.5秒)だけ
大きく開き、遊技球の始動口16への入賞可能性が高め
られる。
は、普通図柄始動センサ(図示省略)で検知される。こ
の遊技球の通過タイミング(具体的には、遊技制御装置
100内に備えられた普通図柄乱数カウンタの通過検出
時点での値)は、普通図柄入賞記憶として、遊技制御装
置100内の所定の記憶領域(普通図柄乱数記憶領域)
に、最大で連続した4回分を限度に記憶される。この普
通図柄入賞記憶の記憶数は、変動入賞装置10の右側に
設けられた4つのLEDからなる普通図柄記憶状態表示
器19に表示される。遊技制御装置100は、普通図柄
入賞記憶に基づいて、普通図柄に関する当たりの抽選を
行う。
打球発射装置に供給する上皿21が、固定パネル22に
は下皿23及び打球発射装置の操作部24等が配設され
る。
ド挿入部25に挿入されたカード(プリペイドカード
等)のデータの読込、書込等を行うカードリーダライタ
と球貸制御装置が内蔵され、カード球貸ユニット用の操
作パネル26は遊技機1の上皿21の外面に形成され
る。
は、球貸しを指令する球貸しスイッチ28と、カードの
返却を指令するカード返却スイッチ30、カードの残高
を表示するカード残高表示部等が設けられている。
より球の排出の異常等を報知する第1報知ランプ31、
第2報知ランプ32が設けられている。
体の構成を示す背面図である。
口11〜15、始動口16に入賞した入賞球を案内する
入賞球集合カバー(図示せず)が取り付けられている。
機構盤60が取り付けられている。
装置8等を制御する表示制御装置150、遊技制御装置
100からの装飾制御指令信号により遊技盤6と前面枠
3に設けられて発光遊技装置として例示される装飾用の
ランプ45.1〜45.N(図3参照)の点灯(発光)
/消灯を制御する装飾制御装置200、スピーカ95の
音響出力を制御する音制御装置300、遊技盤用外部端
子41が遊技盤カバーの内部に配置されている。なお、
本実施の形態においては、変動表示装置8や装飾用のラ
ンプ45.1〜45.Nなど、遊技機を取り扱う者が動
作を視覚的に認識できるものを視覚的情報出力手段と
し、スピーカ95等の遊技機を取り扱う者が聴覚によっ
て認識できるものを聴覚的出力手段としている。
れぞれ独立した基板で構成された各制御装置(遊技制御
装置100、表示制御装置150、装飾制御装置20
0、音制御装置300、排出制御装置400、発射制御
装置550等)に供給する所定の電圧を発生する電源装
置250が設けられている。
ミナル基板42が装着されている。このターミナル基板
42には、遊技機1の外部(遊技店の島設備に配設され
る電源供給設備350)から24ボルトの交流電源を取
り入れて電源装置250へ中継するとともに、電源スイ
ッチ、過電流防止手段としてのヒューズ等が配置されて
おり、遊技店の管理装置との間の外部信号線を接続する
枠用外部情報出力部(外部ターミナル)42Aが配置さ
れている。
カールコードとなっており、遊技機の裏面において下方
まで垂れ下がらないようになっている。また、この電源
線の先端には電源コネクタが設けられおり、遊技店の島
設備のAC24Vの電源供給用端子に接続される。
を貯留する球貯留タンク61、球貯留タンク61の球を
半端球検出センサ64を備えた樋ユニット部(半端セン
サユニット)63に導く誘導樋62が取り付けられてい
る。誘導樋62及び樋ユニット部63には2条の流路が
形成されている。
8の球を遊技機1の前面側の受皿に払い出す排出装置
(排出ユニット600、流路切換ユニット700)が取
り付けられている。
制御する遊技制御装置100、排出ユニット600を制
御する排出制御装置400、打球発射装置500、打球
発射装置500を制御する発射制御装置550、カード
球貸ユニット用中継基板43等が取り付けられている。
ドにより遊技球を貸し出す。貸球の排出は、カード球貸
ユニット90からカード球貸ユニット用中継基板43を
経由して入力された貸球制御指令信号により、排出制御
装置400により制御された球排出装置(排出ユニット
600、流路切換ユニット700)によりなされる。
れた球が各入賞口11〜15、大入賞口に入賞すると、
遊技制御装置100から賞球制御指令信号が排出制御装
置400に送られ、排出制御装置400により排出ユニ
ット600が駆動され、排出装置から所定数の賞球が排
出される。
体の構成を示すブロック図である。
0、排出制御装置400は、それぞれ、CPU、RA
M、ROM、入出力インターフェース(I/F)で構成
されており、例えば、遊技制御装置100はこれらの回
路を集積したワンチップマイクロコンピュータ(制御手
段)などで構成されている。
の検出信号が入力され、入出力インターフェース(I/
F)を介してCPUに入力される。これらの各種検出装
置には、一般入賞口11〜15への入賞を検出する一般
入賞口センサ51.1〜51.N、始動口16への入賞
球の検出によって変動表示装置8による可変表示ゲーム
を開始するための特別図柄始動センサ52、球の検出に
よって普通変動入賞装置9の作動を決定するための普通
図柄表示装置7の変動を開始させる普通図柄始動センサ
53A、53B、大入賞口への入賞を検出するカウント
センサ54及び大入賞口継続センサ55、遊技盤前面の
ガラス枠の開放を検出する金属枠開放センサ56、排出
ユニット600によって排出された遊技球が貯留過多と
なったことを検出するオーバーフローセンサ57、排出
ユニット600への遊技球の供給が不十分であることを
検出する半端球検出センサ64などが含まれる。
検出信号に基づいて、ROMに記録されたプログラム
(遊技プログラム)を実行し、遊技の統括的な制御(遊
技制御)を行う。具体的には、遊技制御装置100は装
飾制御装置200、排出制御装置400にそれぞれ装飾
制御指令信号、賞球制御指令信号を出力し、これらを制
御する。なお、遊技制御装置100から装飾制御装置2
00、排出制御装置400へのデータは単方向で通信さ
れ、装飾制御装置200、排出制御装置400から遊技
制御装置100へのデータの送信は行われないようにな
っている。
レノイド10A、普通変動入賞口ソレノイド9Aに制御
信号を送信し、これらのソレノイドへの通電を制御する
ことにより、特別変動入賞装置10、普通変動入賞装置
9の開閉を制御する。さらに、普通図柄表示装置7に制
御信号を送信し、この表示を制御する。
正確に行われているかを監視する。具体的には、排出制
御装置400へ賞球制御指令信号として送信した排出を
指令した賞球数と、賞球検出センサ713A、713B
により計数された実際の排出数が一致するかの監視及び
賞球排出指令が送信されていないにも関わらず賞球排出
がなされていないかの監視を行う。
拘わらず、賞球排出がされている等の異常が認められた
ときは、異常対応処理を行う。例えば、枠用外部情報出
力部42Aから異常検出信号をホールコンピュータに出
力し、装飾制御装置200に装飾制御指令信号を送信し
て、賞球異常報知LED31を点滅させて異常を報知す
る。あるいは、遊技制御の停止、打球発射の停止等によ
り、遊技を強制的に中止させる。
検出する賞球検出センサ713A、713Bからの検出
信号が入力される。具体的には、排出ユニット600か
ら賞球として排出された球を検出する賞球検出センサ7
13A、713Bの各検出信号と、排出ユニット600
から貸球として排出された球を検出する貸球検出センサ
714A、714Bの各検出信号とが入力される。そし
て、排出制御装置400は、賞球制御指令信号に基づい
て、排出ユニット600からの遊技球の排出及び流路切
換ユニット700における流路切換を制御する。また、
排出制御装置400には、遊技制御装置100からの賞
球制御指令信号とは別に、カードユニット90から貸球
制御指令信号が入力される。排出制御装置400は、賞
球制御指令及び貸球制御指令信号に基づいて排出ユニッ
ト600を制御し、排出球検出手段としての排出センサ
(賞球検出センサ713A、713B、貸球検出センサ
714A、714B)の検出信号を用いて、賞球及び貸
球の排出を行う。
の各検出信号は、中継基板710を介して遊技制御装置
100へも入力されている。
は、通常動作中は、所定時間(2ミリ秒)間隔で発生す
るクロックパルスに基づいて(又は所定時間(2ミリ
秒)のウェイトを設けることにより)呼び出される割込
処理により、所定時間間隔で賞球検出センサ713A、
Bの出力を読み込みカウンタ(確認カウンタ、貯留カウ
ンタ)を減算する。
400の通常動作中に停電が発生すると、監視回路25
3により発生する停電検出信号に基づくNMI割込によ
り、停電検出処理が実行される。
された遊技プログラムには、予めセキュリティコードが
付され(埋め込まれ)ており、CPUは、電源投入直後
に、このセキュリティコードと予め設定されたキーコー
ドとを比較してセキュリティチェック(認証手段)を実
行し、ROMの遊技プログラムが正当である場合にのみ
遊技プログラムが実行可能となり、遊技プログラムに改
竄などがあれば遊技プログラムが実行されないようにな
っている。同様に、排出制御装置400においても、R
OM内に記録された排出制御のプログラムにもセキュリ
ティコードが付されており、電源投入直後のセキュリテ
ィチェックの結果、ROMの排出制御プログラムが正当
である場合にのみ、排出制御のプログラムが実行可能と
なる。
00からのランプを点灯(点滅)させる指令信号である
装飾制御指令信号が入力され、各種ランプを点灯駆動す
る。具体的には、遊技制御装置100が遊技機1の異常
を検出すると、異常報知ランプ31を点灯させる。ま
た、遊技制御装置100から排出制御装置400に賞球
制御指令信号が送られ、賞球の排出が始まると、賞球排
出ランプ32を点灯させる。さらに、遊技機1が大当り
状態となると、遊技に抑揚をつけるように、装飾ランプ
45.1〜45.Nを点灯(点滅)させる。
回路253、バックアップ電源回路256を有してい
る。
350から、多数配置された遊技機1へ電力が供給され
ており、遊技機1が外部ターミナル42Aを介して受電
した24ボルトの交流電源を、各制御装置(遊技制御装
置100、排出制御装置400等)の動作に必要な直流
電圧(30V等)に変換して、後述するように、各制御
装置100、400等へブロック毎に供給する。
50の主要部の構成を示す回路図である。
350から、遊技機1が外部ターミナル42を介して受
電した24ボルトの交流電源は、電源装置250の入力
端子260に供給される。
示装置8、変動入賞装置10、打球発射装置500、排
出ユニット600、流路切換ユニット700等)、制御
装置(遊技制御装置100、表示制御装置150、装飾
制御装置200、音制御装置300、排出制御装置40
0、発射制御装置550等)に供給する所定の電圧を生
成する。
の交流電源は、4個の整流用ダイオードから構成された
整流回路としてのブリッジダイオード261により24
ボルトの直流に変換(整流)され、第1の定電圧回路1
60a〜第3の定電圧回路160cを構成する定電圧レ
ギュレータ264a、264b、264cに、後述する
ように加えられる。
路160aの定電圧レギュレータ264aとの間には、
大容量の電解コンデンサ262aから構成される平滑回
路が設けられており、ブリッジダイオード261から出
力されたリプル成分を多く含んだ直流電源からリプル成
分を除去する。
レギュレータ264bとブリッジダイオード261との
間には、大容量の電解コンデンサ262bから構成され
る平滑回路が設けられ、また、第3定電圧回路160c
の定電圧レギュレータ264cとブリッジダイオード2
61との間には、大容量の電解コンデンサ262cから
構成される平滑回路が設けられ、それぞれブリッジダイ
オード261から出力されたリプル成分を多く含んだ直
流電源からリプル成分を除去する。
2cは、供給電圧(AC24V)の低下、故障等によ
り、ブリッジダイオード261からの出力電圧が低下し
ても、遊技制御装置100等が必要なデータをバックア
ップするための僅かな時間、遊技制御装置100等に供
給する電源を蓄えている。
圧回路160cで平滑回路を構成する電解コンデンサ2
62a〜262cに並列して、発振防止用のコンデンサ
263a〜263cがそれぞれ接続されている。
264cは、平滑化された24Vの電源を所定の電圧
(30V等)に変換する。
264cの出力側には、出力の安定化のための電解コン
デンサ265a、265b、265cがそれぞれ接続さ
れており、定電圧レギュレータ264a、264b、2
64cの出力電圧が多少変動しても、安定した電圧を出
力できるように構成されている。
の出力側にも、電解コンデンサ265a〜265cに並
列して、発振防止用のコンデンサ266a〜266cが
それぞれ接続されている。
電圧レギュレータ264a、と電解コンデンサ262
a、265a及び発振防止用のコンデンサ263a、2
66aから構成され、第2定電圧回路160bは、定電
圧レギュレータ264b、と電解コンデンサ262b、
265b及び発振防止用のコンデンサ263b、266
bから構成され、また、第3定電圧回路160cは、定
電圧レギュレータ264c、と電解コンデンサ262
c、265c及び発振防止用のコンデンサ263c、2
66cから構成される。
は、遊技制御装置100と排出制御装置にのみ供給さ
れ、第2定電圧回路160bの出力は、装飾制御装置2
00と表示制御装置150にのみ供給され、また、第3
定電圧回路160cの出力は、音制御装置300、発射
制御装置550及びその他の回路へ供給される。
定電圧回路160cの出力は、予め設定された制御装置
のグループ毎に供給される次に、定電圧レギュレータ2
64aを主体とする第1定電圧回路160aは、ブリッ
ジダイオード261と直接接続されて電力の供給を常時
受けるのに対し、第2定電圧回路160bとブリッジダ
イオード261との間には、第1定電圧回路160aの
出力電圧に応じて駆動されて、第2定電圧回路160b
への通電を断続するリレー269aが配置され、定電圧
レギュレータ264aの出力電圧が所定値まで立ち上が
ってから、リレー269aがONとなって、ブリッジダ
イオード261から第2定電圧回路160bへの通電が
開始される。なお、リレー269aのコイル側に第1定
電圧回路160aの出力側が接続される。
ジダイオード261との間には、第1定電圧回路160
aの出力電圧に応じて駆動されるリレー269aと、第
2定電圧回路160bの出力電圧に応じて駆動されて、
第3定電圧回路160cへの通電を断続するリレー26
9bが直列に接続され、第1定電圧回路160aの出力
電圧が所定値まで立ち上がってリレー269aがONと
なり、ブリッジダイオード261から第2定電圧回路1
60bへの通電が開始され、さらに、第2定電圧回路1
60bの出力電圧が所定値まで立ち上がってリレー26
9bがONとなってから、初めて第3定電圧回路160
cへの通電が開始される。なお、リレー269bのコイ
ル側に第2定電圧回路160bの出力側が接続される。
レータで構成された第1〜第3定電圧回路160a〜1
60cに加えて、停電を検出するとともに、同期信号を
発生する監視回路253が設けられる。
れて、監視回路253の停電検出回路161にも供給さ
れる。この停電検出回路161は電源電圧の低下を検出
して制御装置100、400等に対して停電検出信号を
送信し、バックアップ等の停電処理を開始させるもので
ある。
整流後の電源電圧は、電圧監視回路273にて、電圧監
視回路273の内部で生成する基準電圧と比較され、こ
の監視結果により所定の電圧より低くなったと判定され
たなら、内部の出力トランジスタを閉じる。これにより
プルアップ抵抗274により5ボルトが維持されていた
出力はゼロボルトに低下する。この出力はパルス生成回
路275に入力され、パルス生成回路275では制御装
置100、400等に停電処理を行わせるように停電検
出信号(所定時間(例えば、310ミリ秒)のパルス信
号)を出力する。この停電検出信号はバッファ276を
介して各制御装置に送出される。
回路277に入力され、パルス生成回路275から出力
される停電検出信号がハイレベル(例えば、5V)まで
立ち上がってから所定時間ΔTrを経過するまではロウ
レベル出力(例えば、0V)を維持した後、所定時間Δ
Tr経過後にハイレベル(例えば、5V)まで立ち上が
るように設定され、この遅延回路277の出力が同期信
号として、各制御装置(遊技制御装置100、表示制御
装置150、装飾制御装置200、音制御装置300、
排出制御装置400、発射制御装置550等)へ同期的
に送出される。
て説明する。
入力端子260に、島の電源供給設備350から供給さ
れる24ボルトの交流を投入すると、電源回路251の
ブリッジダイオード261から整流された直流が出力さ
れ、第1定電圧回路160aと監視回路253への通電
が開始される。
電解コンデンサ262a及び発振防止のコンデンサ26
3aへのチャージが完了すると、定電圧レギュレータ2
64aへの電圧も所定値まで上昇して所定の出力(30
V)の供給を開始し、第1定電圧回路160aの出力側
に設けた電解コンデンサ265aと発振防止用のコンデ
ンサ266aにチャージが行われる。
すると、第1定電圧回路160aの出力電圧が所定値
(30V)まで上昇して、接続された遊技制御装置10
0と排出制御装置400の駆動可能となる。
電源回路251のブリッジダイオード261から監視回
路253にも通電が開始され、電圧監視回路273、パ
ルス生成回路275も起動して、電圧監視回路273が
所定の電圧を超えたことを判定すると、停電検出信号は
通電中を示す所定の電圧(5V)に立ち上がる。なお、
遅延回路277からの同期信号は、後述するように、停
電検出信号が立ち上がってから所定時間ΔTr後にハイ
レベルとなる。
装置400は、第1定電圧回路160aからの電力供給
開始によってそれぞれ駆動可能となるものの、この時間
T1の時点では同期信号がロウレベルであるため、ΔT
rを経過するまでは、各制御装置のCPUは同期的に稼
働せず、それぞれセキュリティチェック、イニシャライ
ズなどの初期化処理を行う。
すように、時間T0で遊技機1の電源投入が行われる
と、第1定電圧回路160aの出力は各コンデンサへの
チャージ等が完了する時間T1で、所定の出力電圧(3
0V)に達し、この時間T1あるいは時間T1の近傍で
停電検出信号が通電中を示す値となる。
路160aより電力の供給を受ける遊技制御装置100
のCPU、排出制御装置400のCPUが起動して、上
記セキュリティチェックやイニシャライズなどの初期化
処理の実行を開始するが、同期信号がハイレベルとなる
までは、相互に通信することはなく、同期は取られてい
ない。
の出力電圧が所定値まで上昇したため、リレー269a
がONとなり、時間T2ではブリッジダイオード261
から第2定電圧回路160bへの通電が開始される。な
お、時間T1、T2の差は、リレー269a等の応答速
度に応じて決定される。
デンサへのチャージが完了する時間T3では、第2定電
圧回路160bに接続された装飾制御装置200、表示
制御装置150が起動する。
時点では同期信号がロウレベルであるため、ΔTrを経
過するまでは、各制御装置は初期化処理を行った後に、
同期信号がハイレベルになるのを待つ。
の出力電圧が所定値まで上昇したため、リレー269b
がONとなり、時間T4ではブリッジダイオード261
から第3定電圧回路160cへの通電が開始される。
デンサへのチャージが完了する時間T5では、第3定電
圧回路160bに接続された音制御装置300、発射制
御装置装飾制御装置550及びその他の回路が起動す
る。上記と同様に、この時間T5では、音制御装置30
0及び発射制御装置装飾制御装置550はそれぞれ独立
して初期化処理を行い、その後、同期信号がハイレベル
になるのを待つ。
〜160cの出力電圧が所定値に立ち上がった後の時間
T6では、遅延回路277でカウントした所定の時間Δ
Trが経過することによって、同期信号がハイレベルに
変化し、電源装置250から電力の供給を受ける各制御
装置が相互に通信を開始して同期を取って処理の実行を
開始することができるのである。
示した起動時における遊技制御装置100のCPUと賞
球及び貸し球を制御する排出制御装置400のCPUの
起動処理の一例について、図6のフローチャートを参照
しながら説明する。なお、図6のフローチャートは、遊
技制御装置100及び排出制御装置400のCPUがそ
れぞれ独立して実行するものである。
装置400のCPUは、第1定電圧回路160aの出力
が所定値となった時間T1で起動し、まず、ステップS
1で、上記したように、ROM内の遊技プログラムに付
されたセキュリティコードと、所定のキーコードを比較
してセキュリティチェックを行う。
S2でCPUのレジスタやインターフェース等をイニシ
ャライズする初期化処理を行ってから、ステップS3で
同期信号がハイレベルになるのを待つ。
うに、順次電源が投入されて各停電圧回路160a〜1
60cの出力が所定値となった後に、同期信号がハイレ
ベルになると、ステップS4へ進んで遊技の制御を開始
する。
200のCPUでは、図7に示すように、ステップS2
でCPUのレジスタやインターフェースのイニシャライ
ズを行った後、ステップS3で同期信号がハイレベルに
なるのを待つ。
所定値となった後に、同期信号がハイレベルになると、
ステップS4へ進んで遊技の制御を開始する。
bを介して並列的にブリッジダイオード261と接続さ
れた第1〜第3定電圧回路160a〜160cは、順次
所定の時間差をおいて通電が開始され、かつ、ひとつの
定電圧回路が立ち上がった後に、次の定電圧回路へ通電
が開始されることになり、遊技機1の電源投入時に生じ
る突入電流を大幅に低減することができ、遊技店では既
存の電源供給設備350を利用して、多数の遊技機1を
一斉に立ち上げることが可能となって、遊技店の設備投
資を抑制することができるのである。また、先に電力供
給を開始した定電圧回路の安定を待ってから、次の定電
圧回路による電力供給を開始するので、電源投入時に供
給電圧の安定化を図りながらも、突入電流の低減を実現
することができる。
路160a〜160cの出力電圧が所定値に達するま
で、ロウレベル出力を維持した後にハイレベル出力へ変
化するように、停電検出信号が通電中となってから所定
時間ΔTrだけ遅延するようにしたため、各制御装置間
で出力電圧の立ち上がる時間が異なっても、制御装置同
士を確実に同期させることが可能となり、信頼性を確保
することができるのである。
う遊技制御装置100と球の制御を行う排出制御装置4
00へ電力の供給を行う第1定電圧回路160aへの通
電を、他の制御装置への電力の供給を行う停電圧回路
(停電圧回路160b、160c)よりも先に通電する
ことで、遊技制御装置100と排出制御装置400の起
動開始を他の制御装置よりも早めることができるので、
その時間差をセキュリティチェックのための時間とし
て、遊技機全体の初期化に必要な時間を短縮することが
できる。
的短時間であれば、遊技制御装置100と球の制御を行
う排出制御装置400へ電力の供給を行う第1定電圧回
路160aよりも、変動表示装置8を駆動する表示制御
装置150及び装飾制御装置200へ電力の供給を行う
第2定電圧回路160bへ先に通電するようにしてもよ
い。このような構成であれば、表示制御装置150や装
飾制御装置200を早期に駆動開始させることにより、
変動表示装置8や装飾ランプ45も駆動開始が早くな
り、その結果、遊技機1への電源投入操作から電源投入
による通電確認までの時間が短縮される。
第1実施形態のリレー269a、リレー269bの駆動
を、マイクロコンピュータを主体に構成されたコントロ
ーラ280によってそれぞれ制御するように変更したも
ので、その他の構成は前記第1実施形態と同様である。
リレー269bのコイル側を独立して励磁可能に接続さ
れ、図9に示すフローチャートに基づいて電源投入時の
起動処理を行う。
のリセットなどコントローラ280の初期化を行ってか
ら、ステップS12でタイマ1の値が、所定の時間T1
を経過したかを判定する。
の図5で示したように、電源投入の時間T0から第1定
電圧回路160aの出力電圧が所定電圧(30V)に達
するまでの時間に設定される。
テップS13へ進んでタイマ1の加算を行い、さらに、
ステップS12の判定を繰り返す。
プS14へ進んでリレー269aをONにし、第2定電
圧回路160bへの通電を開始する。
が、所定の時間T3を経過したかを判定する。
の図5で示したように、電源投入の時間T0から第2定
電圧回路160bの出力電圧が所定電圧(30V)に達
するまでの時間に設定される。
テップS16へ進んでタイマ2の加算を行い、さらに、
ステップS15の判定を繰り返す。
プS17へ進んでリレー269bをONにし、第3定電
圧回路160cへの通電を開始する。
に、リレー269a、リレー269bを介して並列的に
ブリッジダイオード261と接続された第1〜第3定電
圧回路160a〜160cは、順次所定の時間差をもっ
て通電が開始され、かつひとつの定電圧回路が立ち上が
った後に、次の定電圧回路へ通電が開始されることにな
り、遊技機1の電源投入時に生じる突入電流を大幅に低
減することができ、遊技店では既存の電源供給設備35
0を利用して、多数の遊技機1を一斉に立ち上げること
が可能となって、遊技店の設備投資を抑制することがで
きるのである。
1、2のしきい値である所定時間T1、T3を任意に変
更することが可能であるため、第1〜第3定電圧回路1
60a〜160cの回路定数の設計変更などに起因する
起動時間の変化を容易に吸収することができ、回路設計
の自由度を向上させることができる。
400では、セキュリティチェックを実行するため、他
の制御装置に比して起動に要する時間が若干長くなる。
そこで、セキュリティチェックに要する時間だけタイマ
1の所定値T1で調整することで、最適なタイミングで
定電圧回路を起動することができる。
1実施形態がブリッジダイオード261の後段で、各定
電圧回路への通電入力を制御したのに対し、各定電圧回
路ごとにブリッジダイオードを設け、各ブリッジダイオ
ードの前段、換言すれば交流側で通電を制御したもので
ある。
路161は、前記第1実施形態と同様に、常時入力端子
260と接続されたブリッジダイオード261から電力
の供給を受け、遊技制御装置100と排出制御装置40
0へ所定の電圧(30V)を供給する。
へ電力を供給する第2定電圧回路160b’は、出力電
圧がDC18Vへ変更され、また、第2定電圧回路16
0b’は、入力端子260との間にリレー269aを設
けたブリッジダイオード261aから直流の供給を受け
る点が前記第1実施形態と異なる。
態と同様に、コイル側が第1定電圧回路160aの出力
側に接続されて、第1定電圧回路160a’の出力電圧
が所定値(30V)になると、リレー269aがONと
なって、ブリッジダイオード261aから第2定電圧回
路160b’への通電が開始されるように設定される。
びその他の回路へ電力を供給する第3定電圧回路160
c’は、出力電圧がDC12Vへ変更され、また、第3
定電圧回路160c’は、入力端子260との間にリレ
ー269bを設けたブリッジダイオード261bから直
流の供給を受ける点が前記第1実施形態と異なる。
態と同様に、コイル側が第2定電圧回路160b’の出
力側に接続されて、第2定電圧回路160b’の出力電
圧が所定値(18V)になると、リレー269bがON
となって、ブリッジダイオード261bから第2定電圧
回路160c’への通電が開始されるように設定され
る。
第1定電圧回路160a’〜第3定電圧回路160c’
と接続する制御装置を設定することができ、独立して取
り付けられる各制御装置の設計の自由度を向上させるこ
とができる。
遊技の統括を行う遊技制御装置100と球の制御を行う
排出制御装置400へ電力の供給を行う第1定電圧回路
160a’への通電を、他の制御装置への電力の供給を
行う停電圧回路(停電圧回路160b、160c)より
も先に通電することで、遊技制御装置100と排出制御
装置400の起動開始を他の制御装置よりも早めること
ができるので、その時間差をセキュリティチェックのた
めの時間として、遊技機全体の初期化に必要な時間を短
縮することができる。
的短時間であれば、遊技制御装置100と球の制御を行
う排出制御装置400へ電力の供給を行う第1定電圧回
路160aよりも、変動表示装置8を駆動する表示制御
装置150及び装飾制御装置200へ電力の供給を行う
第2定電圧回路160bへ先に通電するようにしてもよ
い。このような構成であれば、表示制御装置150や装
飾制御装置200を早期に駆動開始させることにより、
変動表示装置8や装飾ランプ45も駆動開始が早くな
り、その結果、遊技機1への電源投入操作から電源投入
による通電確認までの時間が短縮される。
3実施形態のリレー269a、リレー269bを、それ
ぞれ第2定電圧回路160b’、第3定電圧回路160
c’の出力側に配置するとともに、各定電圧回路160
a〜160cへの入力を、ひとつのブリッジダイオード
261から行うようにしたもので、その他の構成は前記
第3実施形態と同様である。
されたリレー269aは、コイル側を第1定電圧回路1
60a’の出力側に接続して、第1定電圧回路160
a’の出力電圧が所定値(30V)になると、リレー2
69aがONとなって、第2定電圧回路160b’の出
力が装飾制御装置200と表示制御装置150へ接続さ
れるように設定される。
されたリレー269bは、コイル側を第2定電圧回路1
60b’の出力側に接続して、第2定電圧回路160
b’の出力電圧が所定値(18V)になると、リレー2
69bがONとなって、第3定電圧回路160c’の出
力が音制御装置300や発射制御装置550へ接続され
るように設定される。
電圧の異なる制御装置毎に第1定電圧回路160a’〜
第3定電圧回路160c’と接続する制御装置を設定す
ることができ、独立して取り付けられる各制御装置の設
計の自由度を向上させることができる。
1実施形態の各定電圧回路160a〜160cを、各制
御装置にそれぞれ配設するとともに、各定電圧回路とリ
レー269a、269bまでの電源回路251を別々に
構成したもので、その他の構成は前記第1実施形態と同
様である。
装置100に配設され、第2定電圧回路160bの出力
は装飾制御装置200に配設され、第3定電圧回路16
0cの出力は表示制御装置150に配設されている。な
お、排出制御装置400、発射制御装置550、音制御
装置300等も、それぞれ停電圧回路(図示せず)を配
設し、これら定電圧回路は電源回路251側にそれぞれ
設けたリレー(図示せず)を介してブリッジダイオード
261と並列的に接続される。
ら順次所定の時間差で出力電圧が所定値に達し、遊技機
1の電源投入の際に生じる突入電流を低減できる。ま
た、各定電圧回路と制御装置(負荷)は一対一で接続さ
れ、かつ、各定電圧回路は電源回路251から独立した
基板で各制御装置と一体的に構成しているので、電源装
置250の設置スペースが確保できない場合では、遊技
機1内で電源回路251と各定電圧回路を分離して配置
することで設計の自由度を向上させることができる。
1実施形態の各定電圧回路の出力電圧を、12V、18
V、5Vとし、各制御装置に必要な電圧を供給するよう
にしたものである。
2Vに設定され、第2定電圧回路160b’は出力電圧
が18Vに、第3定電圧回路160c’は出力電圧が5
Vに設定され、第2定電圧回路160b’と第3定電圧
回路160cの入力側には、前記第1実施形態と同様の
リレー269a、296bが配置されて、12Vが立ち
上がった後に、18Vが立ち上がり、最後に、5Vが立
ち上がってから同期信号が出力される。
数の電圧が必要な場合には、定電圧回路を電圧毎に立ち
上げることで、遊技機1を起動する際の突入電流を低減
できる。
よって各制御装置の遊技開始の同期を取ったが、この同
期信号を各制御装置のCPUをリセットするための信号
として利用することにより、各制御装置の同期を取るよ
うにしてもよい。
示であって制限的なものではないと考えられるべきであ
る。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の
範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び
内容の範囲での全ての変更が含まれることが意図され
る。
正面図である。
る。
動処理の一例を示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
る。
すフローチャートである。
ある。
ある。
ある。
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】 遊技に供される電気的遊技装置と、 前記電気的遊技装置を制御する複数の制御装置と、 供給された交流電源を直流電源に変換する整流回路及び
この整流回路の出力から一定の電圧を出力する定電圧回
路を有する電源装置と、 を備えた遊技機において、 前記電源装置は、遊技機の電源投入の際に前記複数の制
御装置へ予め設定した時間差をおいて順次電力の供給を
開始することを特徴とする遊技機。 - 【請求項2】 前記電源装置は、前記各制御装置への電
力の供給を開始した後に、各制御装置に対して同期をと
るための信号を送出する同期信号出力手段を有すること
を特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 【請求項3】 前記電気的遊技装置は、視覚的情報出力
手段または聴覚的情報出力手段を備え、 前記電源装置は、視覚的情報出力手段または聴覚的情報
出力手段を駆動する制御装置への電力の供給開始を他の
制御装置よりも優先することを特徴とする請求項1また
は請求項2に記載の遊技機。 - 【請求項4】 前記視覚的情報出力手段は、識別情報を
変動表示する変動表示装置または発光により遊技を演出
する発光遊技装置を含むことを特徴とする請求項3に記
載の遊技機。 - 【請求項5】 前記制御装置のうちの一部の制御装置に
は、電源投入時に遊技の正当性を判定する認証手段を備
えるとともに、前記電源装置は、この制御装置への電力
供給開始を他の制御装置よりも優先することを特徴とす
る請求項1ないし請求項4のいずれかひとつに記載の遊
技機。 - 【請求項6】 前記電源装置は、複数の定電圧回路を有
するとともに、先に電力供給を開始した定電圧回路の安
定を待ってから、次の定電圧回路による電力供給を開始
することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれ
かひとつに記載の遊技機。
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