JP2003236093A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2003236093A JP2002042628A JP2002042628A JP2003236093A JP 2003236093 A JP2003236093 A JP 2003236093A JP 2002042628 A JP2002042628 A JP 2002042628A JP 2002042628 A JP2002042628 A JP 2002042628A JP 2003236093 A JP2003236093 A JP 2003236093A
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Kenichi Furuoka
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技球の無駄な消費を防止する。 【解決手段】 主制御装置16および払出制御装置17
は、電源装置20からのNMI信号に応じてバックアッ
プ処理を実行した後、リセット信号に応じて復帰処理を
実行する。主制御装置16では、この復帰処理を払出制
御装置17よりも遅いタイミングで実行するとともに、
リセット信号が入力されてから復帰処理が終了するまで
の間、払出制御装置17に発射禁止信号を出力する。払
出制御装置17は、通常はカードユニット25からの供
給電源を発射制御装置18に中継しているが、バックア
ップ処理を開始する時点でこの電源供給を中断して発射
制御装置18を作動不可能な状態に設定する。さらに復
帰処理後も、発射禁止信号に応じて、発射制御装置18
の作動不可能な状態を継続させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ玉のよ
うな遊技球を前面の遊技盤に打ち出し、所定の入賞口に
遊技球が入ったことに応じて、賞球の払出を行ったり、
シンボルの変動表示を開始するなどのゲームを展開する
弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】典型的な弾球遊技機であるパチンコ機に
は、近年、ゲームの主要な流れを制御するための制御装
置(以下、これを「主制御装置」という。)に加えて、
シンボル表示部,音声出力部,電飾用のランプやLE
D,賞球の払出装置などの個々の駆動部毎に、専用の制
御装置(以下、「副制御装置」という。)が組み込まれ
ている。これら主制御装置および副制御装置は、いずれ
も独立した基板上にマイクロコンピュータなどが搭載さ
れて成るもので、各副制御装置が、主制御装置の指令に
応じて管轄の駆動部の動作を制御することにより、一連
のゲーム処理が実行される。なお、現行のパチンコ機で
は、主制御装置への不正な信号入力を防止するために、
各制御装置間の通信を、主制御装置から副制御装置への
一方通行の通信に限定している
【0003】上記構成のパチンコ機の装置本体には、前
記各制御装置や駆動部に電源を供給するための電源装置
が組み込まれている。この電源装置は、外部から24V
の交流電圧の供給を受けて、複数の直流電圧を生成し、
これらを各制御装置や駆動部に個別に供給する。
【0004】さらに近年のパチンコ機は、外部電源に停
電などの異常状態が生じた場合にも、電源の復帰によっ
て異常発生時直前の遊技状態に戻ることができるように
構成されている。ここで外部電源の異常状態に対応する
ための構成および装置動作を簡単に説明する。前記電源
装置には、外部からの供給電圧の低下を検知する回路
や、バックアップ用の電源を生成する回路が組み込まれ
ており、前記供給電圧の低下を検知したときに、主制御
装置や払出制御装置にNMI(Non Maskable Interrup
t)信号を出力する。主制御装置や払出制御装置は、この
NMI信号を受け付けると、前記バックアップ用の電源
の供給を受けながら、実行中の処理に復帰するのに必要
な各種データをRAMなどに待避させる。
【0005】外部電源が通常の電圧に復帰すると、電源
装置は、主制御装置および払出制御装置を含む各副制御
装置に、リセット信号を出力する。各制御装置は、この
リセット信号によって初期状態に戻り、さらに主制御装
置および払出制御装置では、前記バックアップ処理によ
り待避させたデータを復帰させることによって、異常発
生時直前の処理状態に復帰する。なお、払出制御装置以
外の副制御装置も、初期状態に復帰した後、主制御装置
からのコマンドに応じて異常発生時直前の処理状態に復
帰することができる。
【0006】このように、外部電源に異常が生じた場合
には、主制御装置におけるゲーム制御の進行状態が保存
されるとともに、払出制御装置に設定された賞球の払出
数や払出状態が保存され、異常状態の解除によって、保
存された状態に復帰するようになる。したがって、万
一、大当たり状態下で停電が発生しても、復電後に元の
大当たり状態に復帰して、賞球の払出を再開することが
できる。
【0007】さらに従来のパチンコ機では、主制御装置
における復帰処理を、副制御装置においてリセット処理
が行われるタイミングよりも所定時間遅延させて実行す
ることによって、主制御装置からのコマンドが各副制御
装置に確実に受け付けられるように設定している(特開
2001−198329号公報)。
【0008】また近年のパチンコ機では、遊技球を盤面
に打ち出すための発射装置の駆動機構が払出制御装置の
制御下に置かれている。このような構成は、パチンコホ
ールに、金額価値が付与されたカードを受け付けてパチ
ンコ玉の貸出を行うシステム(以下、「玉貸しシステ
ム」という。)が導入されたことによる。この玉貸しシ
ステムは、各パチンコ機の隣に、前記カードの処理機能
を持つカードユニットを配備して成る。カードユニット
は、パチンコ機に電気的に接続されており、受け付けた
カードから金額価値を引き落として所定数の遊技球の貸
出を指示する貸出指示信号をパチンコ機に送信する。ま
たパチンコ機においては、前記払出制御装置がカードユ
ニットの制御部に接続されており、前記貸出指示信号に
応じて払出装置を駆動することで、貸出し用のパチンコ
玉を受け皿に放出している。
【0009】上記カードユニットに接続される現行のパ
チンコ機(いわゆるCRパチンコ機)は、カードユニッ
トに接続されている場合に限り、パチンコ玉の発射が可
能になるように、カードユニットに接続される払出制御
装置により前記発射装置を制御するように構成されてい
る。払出制御装置は、電源投入時や、前記リセット信号
により初期状態に復帰した後には、カードユニットとの
接続を確認した上で発射装置を作動可能な状態に設定す
るようにしている。(特開平5−177054号,特開
平7−116317号)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】外部電源に異常が発生
した場合のパチンコ機では、前記したように、払出制御
装置が主制御装置よりも先に復帰処理を実行する。この
ような設定では、発射装置が払出制御装置の制御下にあ
る場合、主制御装置の復帰処理が行われる前に、払出制
御装置によって発射装置の作動が有効化され、盤面への
パチンコ玉の打出しが可能となる。しかしながら、ここ
で打ち出された遊技球が入賞口に入っても、その入賞口
のセンサからの出力を主制御装置に認識させることがで
きないので、前記の入賞球は無効となる。このように、
異常発生後の復帰処理にかかる従来の方法では、遊技者
の持ち玉が無駄に消費されてしまう、という不具合が発
生する。
【0011】この発明は上記問題点に着目してなされた
もので、停電などの異常発生後に異常発生時直前の状態
に復帰する場合に、主制御装置の復帰処理が完了するよ
り前に遊技球が発射されるのを防止し、遊技球の無駄な
消費を防止することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる弾球遊
技機は、賞球の払出装置の動作を制御するとともに、遊
技球の発射装置を作動可能または作動不可能な状態のい
ずれかに設定する払出制御装置と、前記払出制御装置を
含む複数の副制御装置の動作を制御しつつ遊技を進行さ
せる主制御装置と、外部電源を用いて前記主制御装置お
よび各副制御装置にそれぞれ動作用の電源を供給する電
源装置と、前記外部電源の異常を検知して、少なくとも
主制御装置および払出制御装置にバックアップ処理を指
示する異常時割込み信号を出力するとともに、前記外部
電源の復帰に応じて、前記主制御装置および払出制御装
置に前記異常時割込み信号の入力時の処理状態に復帰さ
せるためのリセット信号を出力する異常検知手段とを具
備する。さらにこの発明にかかる主制御装置は、前記異
常検知手段からのリセット信号に応じた復帰処理を払出
制御装置よりも遅いタイミングで実行するとともに、こ
の復帰処理が完了するまで、前記発射装置を作動しない
状態にするための発射禁止信号を出力するようにしてい
る。
【0013】前記主制御装置および各副制御装置は、い
ずれも、制御主体となるマイクロコンピュータやその周
辺回路を搭載した基板により提供することができる。ま
た各副制御装置は、主制御装置に個別に接続されるのが
望ましい。電源装置は、種々の電圧を生成するための回
路が搭載された基板として構成することができる。これ
らの制御装置や電源装置は、いずれも盤面の裏側など、
機体本体の適所に組み付けられる。
【0014】前記発射装置には、たとえば遊技者の発射
操作に応じて回転するモータを含めることができる。ま
たこの発射装置に対しては、電源の供給や発射速度の制
御のための回路が搭載された制御装置(以下、「発射制
御装置」という。)を配備することができる。払出制御
装置は、前記発射装置または発射制御装置に、たとえば
駆動用の電源もしくは駆動制御信号、または前記電源お
よび駆動制御信号の双方を供給することによって、発射
装置を作動可能な状態にすることができる。
【0015】異常検知手段が出力する異常時割込み信号
とは、たとえば前記したNMI信号のように、他の処理
に優先させて処理される割込み信号とするのが望まし
い。一方、リセット信号とは、各制御装置のCPUを初
期状態に復帰させるための信号を意味する。なお、この
異常検知手段は、電源装置に設けられるのが望ましい
が、これに限らず、電源装置外の制御基板などに異常検
知手段を配備することも可能である。
【0016】主制御装置や払出制御装置は、異常時割込
み信号に応じて実行中の処理を中止し、その処理状態に
復帰するのに必要な各種データをメモリに待避させるよ
うに設定される。またリセット信号を受けると、初期状
態に復帰した後、前記待避させたデータを復元し、異常
発生時直前の処理状態に戻るように設定される。なお、
払出制御装置以外の副制御装置にも、リセット信号を与
えることができる。この場合、各副制御装置は、リセッ
ト信号に応じて初期状態に戻った後、主制御装置からの
コマンドに応じて異常発生時直前の状態に復帰すること
ができる。ただしこれに限らず、これら副制御装置につ
いても、前記主制御装置や払出制御装置と同様に、異常
時割込み信号を与えることによって、独自のバックアッ
プ処理や復帰処理を行うように設定することが可能であ
る。
【0017】主制御装置では、たとえばCPUの前段部
に前記リセット信号を遅延させるためのラッチ回路を設
けることによって、CPUへのリセット信号の入力を所
定時間遅延させることができる。なお、主制御装置での
リセット信号の遅延時間は、すべての副制御装置および
その制御対象の駆動系が初期状態に戻るのに必要な時間
よりも長く設定されるのが望ましい。このような構成に
より、外部電源の異常発生によりバックアップ処理が行
われた後に、電源装置より各制御装置にリセット信号が
送信された場合には、各副制御装置の初期状態への復帰
処理が完了してから、主制御装置において、初期状態へ
の復帰処理および異常発生時直前の状態への復帰処理を
実行することができる。
【0018】上記構成の弾球遊技機によれば、上記の主
制御装置の復帰処理が完了するまで、発射装置が作動不
可能な状態に設定されるので、異常発生後の外部電源が
正常状態に復帰したときには、主制御装置の復帰処理が
完了するまで遊技球の打ち出しを禁止することができ、
遊技球が無駄に使用されるのを防止することができる。
【0019】上記弾球遊技機の好ましい態様では、前記
主制御装置からの発射禁止信号は払出制御装置に出力さ
れ、払出制御装置は、前記異常検知手段からの異常時割
込み信号に応じて発射装置を作動不可能な状態に設定す
るとともに、前記リセット信号に応じた復帰処理の後に
も、前記主制御装置からの発射禁止信号に応じて発射装
置の作動不可能状態を継続させるように構成される。
【0020】前記した玉貸しシステム対応型のパチンコ
機のように、発射装置が払出制御装置の制御下に置かれ
ている構成の弾球遊技機においては、主制御装置から払
出制御装置に発射禁止信号を出力するための回路や信号
線を設定するとともに、払出制御装置に、初期状態に復
帰した後も、発射禁止信号に応じて発射装置の作動不可
能な状態を継続させる手段を設けることによって、上記
態様の弾球遊技機を提供することができる。ただし、こ
の発明にかかる構成はこれに限らず、たとえば主制御装
置からの発射禁止信号を発射装置に直接与えて、遊技球
の打ち出し動作を規制するようにしてもよい。
【0021】さらに好ましい態様の弾球遊技機では、前
記払出制御装置は、遊技球の貸出を指示する機能を有す
る外部装置に接続され、この外部装置からの貸出指示に
応じて貸出し用の遊技球の払出を実行するとともに、前
記電源装置からの電源供給下で前記外部装置に接続され
ていることを条件として、前記発射装置を作動可能な状
態に設定するように構成される。
【0022】上記態様によれば、前記したカードユニッ
トのような外部装置からの貸出指示に応じて球貸し処理
を行うタイプの弾球遊技機において、外部装置に接続さ
れていないとき、および外部電源が異常発生後に正常に
復帰した場合において、発射装置の不適正な作動を防止
することが可能となり、安定した制御を実行することが
できる。
【0023】この発明は、パチンコ機に適用されるのが
望ましいが、これに限らず、アレンジボールゲーム機の
ように、盤面に遊技球を打ち出すタイプの遊技機全般に
適用することが可能である。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、この発明が適用されたパ
チンコ機の外観を示す。このパチンコ機1の機体前面に
は、遊技盤2が設けられ、さらにその下方に、パチンコ
玉の投入皿10や受け皿11,玉発射用の操作ハンドル
12,玉払出口13などが設けられる。前記遊技盤2
は、ガラス板により保護されており、その盤面2Aに
は、入賞口3,役物4,および図示しない障害釘などが
多数配備される。また遊技盤2の中央部には、シンボル
表示窓6が開設され、さらにこのシンボル表示窓6の下
方に、始動入賞口7,特別入賞口8,パチンコ玉のアウ
ト口9などが設けられる。
【0025】前記遊技盤2の背後には、前記シンボル表
示窓6の位置に合わせてリールユニット14(図2に示
す。)が配備される。このリールユニット14は、周面
に複数のシンボルが配設された3個のリール14a,1
4b,14cや、これらリール14a,14b,14c
の駆動源となるステッピングモータ(図示せず。)など
を含む。前記シンボル表示窓6は、これらリール14
a,14b,14cが停止しているときに、各リールの
シンボルを1個ずつ表示可能な大きさに形成される。
【0026】各リール14a,14b,14cは、前記
始動入賞口7にパチンコ玉が入ったことに応じて一斉に
始動してシンボルの変動表示を実行し、所定時間が経過
すると、順に停止する。すべてのリール14a,14
b,14cが停止したときにシンボル表示窓6内に所定
のシンボルが整列すると、大当たりとなり、特別入賞口
8が連続的に開口状態となる特別遊技状態に移行する。
なお、シンボルの変動表示中に新たなパチンコ玉が始動
入賞口7に入ると、この入賞玉は先の入賞玉に対する処
理が終了するまで保留される。この保留玉は4個まで設
定可能であり、前記シンボル表示窓7の上方に設けられ
た4個の保留玉ランプ15の点灯状態によって、遊技者
に現在の保留玉数が報知される。
【0027】この実施例のパチンコ機1は、前記した玉
貸しシステムに対応するタイプのものである。すなわち
パチンコホールにおいては、隣接するカードユニット2
5(図2に示す。)に電気的に接続された状態で設置さ
れ、このカードユニット25に接続されていることを条
件として前記操作ハンドル12の操作が有効化されるよ
うに設定されている。
【0028】図2は、上記パチンコ機1の制御系の構成
を示す。このパチンコ機1には、ゲームの主要な流れを
制御するための主制御装置16のほかに、主要な駆動系
について、それぞれその駆動系に専用の副制御装置が設
けられる。これら主制御装置16および各副制御装置
は、いずれもマイクロコンピュータやその周辺回路が搭
載された基板として構成される。主制御装置16は、前
記各入賞口3,8や役物4の内部に取り付けられるパチ
ンコ玉センサ(図示せず。)などの入力部に接続されて
おり、これら入力部からの信号に基づき、各副制御装置
を制御しながらゲームを進行させる。
【0029】図2では、副制御装置として、前記したリ
ールユニット14の動作を制御するためのシンボル表示
制御装置19と払出制御装置17とを示す。ただし、副
制御装置はこれらの装置に限らず、効果音出力用の音声
回路,盤面2A上に配備される電飾用のランプの駆動回
路,前記保留玉ランプ15の駆動回路などに対しても、
それぞれ個別の副制御装置を設定することができる。
【0030】前記払出制御装置17は、パチンコ玉の払
出装置21の動作を制御するためのもので、主制御装置
16から賞球としてのパチンコ玉の払出指示を受けて、
前記払出装置21を駆動し、所定数のパチンコ玉を払い
出す。またこの払出制御装置17は、前記カードユニッ
ト25に接続されている。払出制御装置17は、カード
ユニット25に24Vの交流電圧を供給し、カードユニ
ット25は、この交流電圧を、たとえば18Vの直流電
圧に変換し、この電圧を接続状態信号として払出制御装
置17に供給する。払出制御装置17は、この接続状態
信号によりカードユニット25に接続されていることを
認識した上で、カードユニット25からの貸出指示信号
に応じて払出装置21を駆動し、貸出用のパチンコ玉を
払い出す。なお、カードユニット25への24Vの交流
電源は、電源装置20から供給してもよい。
【0031】さらにこの払出制御装置17は、発射制御
装置18にも接続される。この発射制御装置18は、パ
チンコ玉の発射装置22を構成するステッピングモータ
(図示せず。)の回転量を前記操作ハンドル12の回転
操作に応じて調整するためのもので、ステッピングモー
タ駆動用の回路を含むASIC(特定用途向けIC)な
どによる制御回路が搭載された基板として構成される。
なお、発射装置22はステッピングモータに限らず、電
磁力駆動方式の発射装置にしてもよい。
【0032】払出制御装置17は、前記接続状態信号が
オフの状態下においては、前記払出装置21を駆動しな
い状態になるとともに、前記発射制御装置18に発射駆
動禁止信号を出力する。発射制御装置18は、この発射
駆動禁止信号によって作動不可能となるので、このとき
に操作ハンドル12が操作されても、その操作は無効化
される。
【0033】前記主制御装置16および各副制御装置を
含むすべての制御装置には、電源装置20からの電源が
供給される。この電源装置20は、外部電源から24V
の交流電圧の供給を受けて、各制御装置や駆動系に対す
る複数種の直流電圧(図4の(b)〜(f)に示す。)
を生成する。さらにこの電源装置20には、外部電源の
電圧の異常を検出する異常検知回路26のほか、前記外
部電圧の異常状態が解除されたことに応じてリセット信
号を生成する回路、バックアップ電源(いずれも図示せ
ず。)などが組み込まれる。なお、この電源装置20
も、前記各制御装置と同様に、各種回路が搭載された基
板として構成される。
【0034】前記異常検知回路26による異常検知信号
は、主制御装置16および払出制御装置17の各CPU
のNMI端子に与えられる。(以下、この信号を「NM
I信号」と呼ぶ。)一方、前記リセット信号は、主制御
装置16,払出制御装置17のほか、シンボル表示制御
装置19を含む各副制御装置のリセット端子に与えられ
る。また主制御装置16,払出制御装置17には、異常
検知後も、前記バックアップ電源により電源供給が維持
される。
【0035】主制御装置16,払出制御装置17は、前
記バックアップ電源供給下において、前記NMI信号に
応じて実行中の処理を中断し、異常発生時直前の処理状
態に復帰するのに必要なデータを待避させるバックアッ
プ処理を実行する。そしてこのバックアップ処理の後
は、リセット信号により初期状態に復帰した後、待避さ
せたデータを復元することにより、NMI信号入力時の
状態に復帰する。
【0036】なお、シンボル表示制御装置19および図
示しない他の副制御装置は、リセット信号により初期状
態に復帰した後、データの復帰処理を完了した主制御装
置16からのコマンドに応じて、異常発生時直前の状態
に復帰する。たとえばシンボル表示制御装置19は、リ
セット信号に応じて各リール14a,14b,14cを
初期位置にセットするが、たとえば異常発生時の直前に
シンボルの変動表示を実行していた場合には、主制御装
置16からのコマンドに応じて、各リール14a,14
b,14cを再回転させる。
【0037】この実施例の主制御装置16では、図3に
示すような遅延処理回路33により、前記電源装置20
からのリセット信号を所定時間遅延させてCPUに入力
するようにしている。この遅延処理回路33は、カウン
タ31とラッチ回路32とから成るもので、前記リセッ
ト信号に応じてカウンタ31による計数動作を開始させ
るとともに、ラッチ回路32によりリセット信号をラッ
チさせ、カウンタ31のカウンタアップに応じてラッチ
回路32よりリセット信号を出力するようにしている。
(以下、このラッチ回路32からのリセット信号を「シ
ステムリセット信号」と呼ぶ。)
【0038】前記遅延処理回路33によるシステムリセ
ット信号の遅延時間は、前記電源装置20からのリセッ
ト信号に応じて復帰処理を行った各副制御装置が主制御
装置16からのコマンドを確実に受け付けることができ
るのに必要な時間長さに応じて定められる。たとえばシ
ンボル表示制御装置19が各リール14a,14b,1
4cを初期位置に復帰させる処理時間に合わせて、4〜
5秒程度に設定するとよい。なお、シンボルの変動表示
装置として、前記リールユニット14に代えて、液晶パ
ネルのような表示装置を使用する場合には、応答処理の
関係から、リセット信号の遅延時間は600ミリ秒程度
でよい。
【0039】さらにこの実施例の主制御装置16は、N
MI信号に応じたバックアップ処理を行った後、システ
ムリセット信号が入力されるまで、払出制御装置17
に、前記発射制御装置18の作動を禁止する信号(以
下、「発射禁止信号」と呼ぶ。)を出力するようにして
いる。前記払出制御装置17は、前記NMI信号の入力
に応じて前記発射制御装置18に発射駆動禁止信号を出
力し、前記リセット信号による復帰処理の後も、前記発
射禁止信号が与えられている間は、前記発射駆動禁止信
号の出力を維持するように設定されている。これによ
り、前記NMI信号が出力されてから主制御装置16が
復帰するまでの間、盤面2Aにパチンコ玉を打ち出すこ
とができない遊技禁止状態が設定される。
【0040】図4は、各制御装置や駆動系への供給電
圧、および前記NMI信号,リセット信号,システムリ
セット信号の各信号について、異常発生後の外部電源が
復帰した時の変化の状態を示す。なお、この実施例のN
MI信号は、ローレベル(図中、「L」で示す。)のと
きにオン状態となるものとする。また外部電源の通常の
オン時にも、各部への供給電圧や信号は、この図4と同
様の状態に変化する。
【0041】図4において、(a)は、前記電源装置2
0に与えられる24Vの交流電圧である。電源装置20
は、この交流電圧から12V,5Vの直流電圧をそれぞ
れ2系統生成するとともに、32Vの直流電圧を1系統
生成する。
【0042】12Vの直流電圧の一方は、入賞玉検知用
のセンサに、他方は前記リールユニット14のステッピ
ングモータや電飾用のランプに、それぞれ供給される
(図4の(b)(c))。また5Vの直流電圧の一方
は、前記主制御装置16および払出制御装置17に供給
され、他方はその他の副制御装置に供給される(図4の
(d)(e))。32Vの直流電圧は、前記役物4や特
別入賞口8を開閉させるためのソレノイドに供給される
(図4の(f))。
【0043】電源装置20は、外部電源の復帰に応じて
各駆動系や副制御装置への供給電圧の生成を開始する。
前記異常検知回路26は、異常発生による外部電圧の低
下に応じてNMI信号をオンにした後、外部電源の復帰
後も、センサや各副制御装置への供給電圧が安定したレ
ベルに達するのに必要な時間T1が経過するまで、NM
I信号をオン状態に維持する。
【0044】このNMI信号のオン状態が解除され、さ
らに所定時間T2が経過すると、前記リセット信号が立
ち上げられる。さらに前記カウンタ31への設定値に応
じた時間T3が経過すると、主制御装置16内のシステ
ムリセット信号が立ち上げられる。
【0045】主制御装置16および払出制御装置17
は、異常発生時に前記NMI信号がオン状態になったこ
とに応じてバックアップ処理を行う。また払出制御装置
17では、前記NMI信号によるバックアップ処理を開
始すると同時に、前記発射制御装置18に発射駆動禁止
信号を出力して、異常発生時の操作ハンドル12の操作
を無効化する。この後、外部電源が復帰すると、払出制
御装置17は、前記リセット信号の立ち上がりに応じて
初期状態に復帰した後、バックアップ期間に待避させた
データを復帰させることにより元の処理状態に戻る。
【0046】一方、主制御装置16のCPUは、前記バ
ックアップ処理後に前記発射禁止信号をオン状態に設定
した後、この発射禁止信号のオン状態を、システムリセ
ット信号が入力されるまで維持する。払出制御装置17
は、リセット信号の入力後も、発射禁止信号に応じて前
記発射駆動禁止信号のオン状態を維持する。これにより
払出制御装置17の復帰動作が完了した後も、操作ハン
ドル12の操作は引き続き無効化される。
【0047】図5は、前記外部電源の異常発生時に主制
御装置16のCPUが実行する処理の一連の手順を示
す。なお、図5および以下の説明では、各処理のステッ
プをSTとして示す。
【0048】この図5の手順は、前記NMI信号のオン
状態への転換を受けてスタートするもので、まず最初の
ST1で、バックアップ処理用のプログラムに基づき、
現在の処理状態を復帰するのに必要なデータの待避処理
が実行される。なお、この実施例では、払出制御装置1
7以外の副制御装置に対しても、NMI信号の立ち上が
り後、所定時間の間、電源を供給するようにしているの
で、CPUは、この電源供給期間内に、必要に応じて各
副制御装置にコマンドを送信し、データの待避処理など
を行わせることができる。
【0049】一連のバックアップ処理が終了すると、つ
ぎのST2では、発射禁止信号をオン状態に設定する。
この後、外部電源が復帰し、前記遅延処理回路により生
成されたシステムリセット信号の入力を受けると、ST
3が「YES」となってST4に進み、所定の復帰処理
が実行される。この復帰処理が終了すると、ST5にお
いて、発射禁止信号がオフ状態に戻り、しかる後に処理
が終了する。
【0050】上記の処理によれば、電源装置20からの
リセット信号がオンとなった後も、主制御装置16が異
常発生時直前の状態に復帰するまでの間、発射制御装置
18が作動するのを防止することができるから、主制御
装置16が入賞玉検知用センサからの検知信号を受け付
けることができない状態下でのパチンコ玉の打出しを禁
止することができ、パチンコ玉の無駄な消費を防止する
ことができる。なお、払出制御装置17および払出装置
21は、前記発射禁止信号に関わらず、主制御装置16
より先に元の状態に復帰することができるので、たとえ
ば異常発生時に賞球の払出処理を行っていた場合には、
主制御装置16の復帰を待たずに払出処理を再開するこ
とができる。
【0051】さらにこの実施例では、主制御装置16か
ら払出制御装置17に発射禁止信号を出力することで、
発射装置22の動作を間接的に規制するようにしたが、
これに代えて、発射制御装置18または発射装置22
に、直接、発射禁止信号を与えるようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】この発明によれば、外部電源の異常によ
るバックアップ処理の後に異常発生時直前の状態に復帰
する場合において、主制御装置が復帰するまで発射装置
の作動が禁止されるから、主制御装置が復帰していない
状態下での遊技球の発射動作を禁止することができ、遊
技球の無駄な消費を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたパチンコ機の外観を示す
正面図である。
【図2】パチンコ機の制御系の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】主制御装置の遅延処理回路の構成を示す回路図
である。
【図4】異常発生後の外部電源の復帰に応じて各制御装
置および駆動系への供給電圧に生じる変化を、NMI信
号,リセット信号,システムリセット信号とともに示す
タイミングチャートである。
【図5】外部電源に異常が発生した場合の主制御装置に
おける処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 パチンコ機 16 主制御装置 17 払出制御装置 18 発射制御装置 19 シンボル表示制御装置 20 電源装置 21 払出装置 22 発射装置 25 カードユニット 26 異常検知回路 33 遅延処理回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 賞球の払出装置の動作を制御するととも
    に、遊技球の発射装置を作動可能または作動不可能な状
    態のいずれかに設定する払出制御装置と、 前記払出制御装置を含む複数の副制御装置の動作を制御
    しつつ遊技を進行させる主制御装置と、 外部電源を用いて前記主制御装置および各副制御装置に
    それぞれ動作用の電源を供給する電源装置と、 前記外部電源の異常を検知して、少なくとも主制御装置
    および払出制御装置にバックアップ処理を指示する異常
    時割込み信号を出力するとともに、前記外部電源の復帰
    に応じて、前記主制御装置および払出制御装置を前記異
    常時割込み信号入力時の処理状態に復帰させるためのリ
    セット信号を出力する異常検知手段とを具備して成る弾
    球遊技機において、 前記主制御装置は、前記異常検知手段からのリセット信
    号に応じた復帰処理を払出制御装置よりも遅いタイミン
    グで実行するとともに、この復帰処理が完了するまで、
    前記発射装置を作動しない状態にするための発射禁止信
    号を出力することを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記主制御装置からの発射禁止信号は払
    出制御装置に出力され、前記払出制御装置は、前記異常
    検知手段からの異常時割込み信号に応じて発射装置を作
    動不可能な状態に設定するとともに、前記リセット信号
    に応じた復帰処理の後にも、前記主制御装置からの発射
    禁止信号に応じて発射装置の作動不可能な状態を継続さ
    せるようにした請求項1に記載された弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記払出制御装置は、遊技球の貸出を指
    示する機能を有する外部装置に接続され、この外部装置
    からの貸出指示に応じて貸出し用の遊技球の払出を実行
    するとともに、前記電源装置からの電源供給下で前記外
    部装置に接続されていることを条件として、前記発射装
    置を作動可能な状態に設定して成る請求項1または2に
    記載された弾球遊技機。
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