JP2002171333A - 送受信機能を有する装置 - Google Patents
送受信機能を有する装置Info
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- JP2002171333A JP2002171333A JP2000368201A JP2000368201A JP2002171333A JP 2002171333 A JP2002171333 A JP 2002171333A JP 2000368201 A JP2000368201 A JP 2000368201A JP 2000368201 A JP2000368201 A JP 2000368201A JP 2002171333 A JP2002171333 A JP 2002171333A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通信の相手先を特定する情報の有効利用を図
るとともに、通信の相手先を特定する情報を記憶保持す
るメモリの有効活用を図ることが可能な送受信機能を有
する装置を提供する。 【解決手段】 通信の相手先を特定するための相手先特
定情報としての電話番号と、その電話番号によって特定
される相手先に対して最後に発信を行った最後の発信日
付と、その相手先から最後に着信があった最後の着信日
時とを対応付けて、携帯電話端末のフラッシュメモリに
記憶保持する。最後の発信日付と、最後の着信日時と
は、発信があるごと、着信があるごとに更新し、一定期
間以上通信を行っていない相手先を特定することができ
るとともに、利用可能性の低い電話番号を特定できるよ
うにする。
るとともに、通信の相手先を特定する情報を記憶保持す
るメモリの有効活用を図ることが可能な送受信機能を有
する装置を提供する。 【解決手段】 通信の相手先を特定するための相手先特
定情報としての電話番号と、その電話番号によって特定
される相手先に対して最後に発信を行った最後の発信日
付と、その相手先から最後に着信があった最後の着信日
時とを対応付けて、携帯電話端末のフラッシュメモリに
記憶保持する。最後の発信日付と、最後の着信日時と
は、発信があるごと、着信があるごとに更新し、一定期
間以上通信を行っていない相手先を特定することができ
るとともに、利用可能性の低い電話番号を特定できるよ
うにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、携帯電
話端末、PDA(Personal Digital
Assistant)、パーソナルコンピュータなど、
その機器単体で、あるいは、モデムなどの機器に接続す
ることによって、通信を行うことができるようにされた
送受信機能を有する装置に関する。
話端末、PDA(Personal Digital
Assistant)、パーソナルコンピュータなど、
その機器単体で、あるいは、モデムなどの機器に接続す
ることによって、通信を行うことができるようにされた
送受信機能を有する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話端末やPDAなどの送受信機能
を有する装置が広く用いられている。最近では、携帯電
話会社の提供するインターネット接続サービスを利用
し、携帯電話端末を用いてインターネットに接続して、
種々のコンテンツの提供を受けたり、電子メールの送受
信を行うなどのことができるようになってきている。
を有する装置が広く用いられている。最近では、携帯電
話会社の提供するインターネット接続サービスを利用
し、携帯電話端末を用いてインターネットに接続して、
種々のコンテンツの提供を受けたり、電子メールの送受
信を行うなどのことができるようになってきている。
【0003】また、PDAの場合には、PDA自体がモ
デム機能および通信ソフトウエアを備え送受信機能を実
現する場合と、PDA自体は通信ソフトウエアのみを備
え、PADに携帯電話端末などの機器を接続することに
よって送受信機能を実現する場合とがあるが、いずれの
場合も、通信ネットワークに接続して電子メールの送受
信や各種のデータの送受信などを行うことができるもの
である。
デム機能および通信ソフトウエアを備え送受信機能を実
現する場合と、PDA自体は通信ソフトウエアのみを備
え、PADに携帯電話端末などの機器を接続することに
よって送受信機能を実現する場合とがあるが、いずれの
場合も、通信ネットワークに接続して電子メールの送受
信や各種のデータの送受信などを行うことができるもの
である。
【0004】このような携帯電話端末やPDAには、よ
く電話をかける相手先の電話番号や名前、よく電話がか
かってくる相手先の電話番号や名前、あるいは、よく電
子メールを送信する相手先の電子メールアドレス、その
他、住所などの必要な情報などからなる電話帳データあ
るいはアドレス帳データなどと呼ばれる通信の相手先を
特定するためのデータを多数記憶することが可能なメモ
リが設けられている。
く電話をかける相手先の電話番号や名前、よく電話がか
かってくる相手先の電話番号や名前、あるいは、よく電
子メールを送信する相手先の電子メールアドレス、その
他、住所などの必要な情報などからなる電話帳データあ
るいはアドレス帳データなどと呼ばれる通信の相手先を
特定するためのデータを多数記憶することが可能なメモ
リが設けられている。
【0005】最近では、メモリの低価格化、大容量化が
進み、100件分から500件分、あるいはそれ以上の
大量のアドレス帳データなどを記憶することが可能な比
較的に記憶容量の大きなメモリが携帯電話端末やPDA
に搭載されるようになってきている。
進み、100件分から500件分、あるいはそれ以上の
大量のアドレス帳データなどを記憶することが可能な比
較的に記憶容量の大きなメモリが携帯電話端末やPDA
に搭載されるようになってきている。
【0006】そして、携帯電話端末やPDAにおいて
は、自機に搭載されたメモリへの登録件数を余り気にす
ることなく通信の相手先を特定するためのデータを自機
に搭載されたメモリに蓄積し、必要に応じて必要なデー
タをメモリから読み出して利用することができるように
されている。
は、自機に搭載されたメモリへの登録件数を余り気にす
ることなく通信の相手先を特定するためのデータを自機
に搭載されたメモリに蓄積し、必要に応じて必要なデー
タをメモリから読み出して利用することができるように
されている。
【0007】これにより、手帳などの紙を記録媒体とし
て用いて通信の相手先についての情報の記憶保持を行う
ことなく、携帯電話端末やPDAを持っていれば、これ
らの機器のメモリに記憶保持されている通信の相手先に
ついてのデータであるアドレス帳データなどを用いて目
的とする相手先に電話をかけたり、電子メールを送信す
ることができるようにされている。
て用いて通信の相手先についての情報の記憶保持を行う
ことなく、携帯電話端末やPDAを持っていれば、これ
らの機器のメモリに記憶保持されている通信の相手先に
ついてのデータであるアドレス帳データなどを用いて目
的とする相手先に電話をかけたり、電子メールを送信す
ることができるようにされている。
【0008】また、自分の携帯電話端末に電話がかかっ
てきた場合であって、その電話をかけてきた相手先の電
話番号や名前が自分の携帯電話端末のメモリに登録して
ある場合には、これを表示して電話をかけてきた相手を
使用者に通知することもできるようにされている。
てきた場合であって、その電話をかけてきた相手先の電
話番号や名前が自分の携帯電話端末のメモリに登録して
ある場合には、これを表示して電話をかけてきた相手を
使用者に通知することもできるようにされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに、アドレス帳データなどを記憶保持するメモリには
多数のアドレス帳データなどを記憶保持することができ
るので、当該メモリに記憶するようにしたアドレス帳デ
ータが増えてくると、携帯電話端末やPDAのメモリに
アドレス帳データを記憶するようにした通信の相手先を
携帯電話端末やPDAの使用者が忘れてしまうことがあ
る。
うに、アドレス帳データなどを記憶保持するメモリには
多数のアドレス帳データなどを記憶保持することができ
るので、当該メモリに記憶するようにしたアドレス帳デ
ータが増えてくると、携帯電話端末やPDAのメモリに
アドレス帳データを記憶するようにした通信の相手先を
携帯電話端末やPDAの使用者が忘れてしまうことがあ
る。
【0010】このため、1度電話をかけたり、あるい
は、1度電話がかかってきたために、その相手先のアド
レス帳データを使用者の携帯電話端末のメモリに記憶保
持するようにしたが、その後において、そのアドレス帳
データは1度も使用されていないということも発生す
る。
は、1度電話がかかってきたために、その相手先のアド
レス帳データを使用者の携帯電話端末のメモリに記憶保
持するようにしたが、その後において、そのアドレス帳
データは1度も使用されていないということも発生す
る。
【0011】つまり、携帯電話端末やPDAのメモリに
は、単に登録されただけで、全く使用されないアドレス
帳データが増える傾向にあると考えられる。これでは、
メモリに記憶保持するようにしたアドレス帳データ、お
よび、メモリ自体を有効活用しているとは言えない。
は、単に登録されただけで、全く使用されないアドレス
帳データが増える傾向にあると考えられる。これでは、
メモリに記憶保持するようにしたアドレス帳データ、お
よび、メモリ自体を有効活用しているとは言えない。
【0012】そして、メモリの記憶容量いっぱいにアド
レス帳データが記憶された場合には、不要なアドレス帳
データをメモリから削除しなければならない。しかし、
この場合、メモリからどのアドレス帳データを削除する
かは、携帯電話端末やPDAの使用者が自分の記憶など
を頼りに判断する。
レス帳データが記憶された場合には、不要なアドレス帳
データをメモリから削除しなければならない。しかし、
この場合、メモリからどのアドレス帳データを削除する
かは、携帯電話端末やPDAの使用者が自分の記憶など
を頼りに判断する。
【0013】したがって、携帯電話端末やPDAの使用
者は、おそらく使用することはないであろうと思われる
アドレス帳データを削除することになる。しかし、削除
するようにしたアドレス帳データよりも使用可能性の低
いアドレス帳データがメモリに残ってしまう場合もあ
り、メモリ内に記憶保持されているデータの適正な整理
を行い、アドレス帳データ、および、メモリを有効に活
用できるようにすることは難しい。
者は、おそらく使用することはないであろうと思われる
アドレス帳データを削除することになる。しかし、削除
するようにしたアドレス帳データよりも使用可能性の低
いアドレス帳データがメモリに残ってしまう場合もあ
り、メモリ内に記憶保持されているデータの適正な整理
を行い、アドレス帳データ、および、メモリを有効に活
用できるようにすることは難しい。
【0014】以上のことにかんがみ、この発明は、電話
帳データやアドレス帳データなどの通信の相手先を特定
する情報の有効利用を図るとともに、電話帳データやア
ドレス帳データなどの通信の相手先を特定する情報を記
憶保持するメモリの有効活用を図ることが可能な送受信
機能を有する装置を提供することを目的とする。
帳データやアドレス帳データなどの通信の相手先を特定
する情報の有効利用を図るとともに、電話帳データやア
ドレス帳データなどの通信の相手先を特定する情報を記
憶保持するメモリの有効活用を図ることが可能な送受信
機能を有する装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明の送受信機能を有する装置
は、通信時において相手先を特定するために用いられる
相手先特定情報と、前記相手先特定情報により特定され
る前記相手先への発信あるいは前記相手先からの着信が
あった最後の日付に関する情報とを対応付けて記憶保持
するメモリを備えることを特徴とする。
め、請求項1に記載の発明の送受信機能を有する装置
は、通信時において相手先を特定するために用いられる
相手先特定情報と、前記相手先特定情報により特定され
る前記相手先への発信あるいは前記相手先からの着信が
あった最後の日付に関する情報とを対応付けて記憶保持
するメモリを備えることを特徴とする。
【0016】この請求項1に記載の発明の送受信機能を
有する装置によれば、当該相手先特定情報によって特定
される相手先との間で発信や着信が行うようにされた最
後の日付が、相手先特定情報と対応付けられてメモリに
記憶され管理される。これにより、相手先特定情報によ
り特定される相手先ごとに、発信や着信などの通信を行
うようにした最後の日付は何時かを知ることができるよ
うにされ、例えば、メモリに記憶保持された相手先特定
情報などのデータの有効活用を図る場合の情報、相手先
特定情報などのデータの削除整理を行いメモリの有効活
用を図る場合の情報として用いることができるようにさ
れる。
有する装置によれば、当該相手先特定情報によって特定
される相手先との間で発信や着信が行うようにされた最
後の日付が、相手先特定情報と対応付けられてメモリに
記憶され管理される。これにより、相手先特定情報によ
り特定される相手先ごとに、発信や着信などの通信を行
うようにした最後の日付は何時かを知ることができるよ
うにされ、例えば、メモリに記憶保持された相手先特定
情報などのデータの有効活用を図る場合の情報、相手先
特定情報などのデータの削除整理を行いメモリの有効活
用を図る場合の情報として用いることができるようにさ
れる。
【0017】また、請求項2に記載の発明の送受信機能
を有する装置は、請求項1に記載の送受信機能を有する
装置であって、前記相手先特定情報に対応付けられた前
記最後の日付に関する情報が示す時点から一定期間以上
経過したか否かを判別する判別手段と、前記判別手段に
より一定期間以上経過したと判断された場合に、前記最
後の日付に関する情報が対応付けられている前記相手先
特定情報、あるいは、前記相手先特定情報に関する情報
を報知する報知手段とを備えることを特徴とする。
を有する装置は、請求項1に記載の送受信機能を有する
装置であって、前記相手先特定情報に対応付けられた前
記最後の日付に関する情報が示す時点から一定期間以上
経過したか否かを判別する判別手段と、前記判別手段に
より一定期間以上経過したと判断された場合に、前記最
後の日付に関する情報が対応付けられている前記相手先
特定情報、あるいは、前記相手先特定情報に関する情報
を報知する報知手段とを備えることを特徴とする。
【0018】この請求項2に記載の送受信機能を有する
装置によれば、相手先特定情報によって特定される通信
の相手先ごとの通信を行うようにした最後の日付から予
め決められた一定期間が経過したか否かが判別手段によ
り判別され、一定期間が経過している場合には、その相
手先特定情報や相手先特定情報に関する情報が報知手段
を通じて使用者に報知される。
装置によれば、相手先特定情報によって特定される通信
の相手先ごとの通信を行うようにした最後の日付から予
め決められた一定期間が経過したか否かが判別手段によ
り判別され、一定期間が経過している場合には、その相
手先特定情報や相手先特定情報に関する情報が報知手段
を通じて使用者に報知される。
【0019】これにより、使用者は、予め決められた一
定期間以上通信を行っていない相手先がどこであるかを
確実に知ることができ、その相手先に電話をかけたり電
子めるを送信したり、あるいは、相手先特定情報などの
メモリに記憶されている一連のデータを削除するなど、
適切な対処を講じ、相手先特定情報などのメモリに記憶
保持されているデータの有効活用、メモリ自体の有効活
用を図ることができる。
定期間以上通信を行っていない相手先がどこであるかを
確実に知ることができ、その相手先に電話をかけたり電
子めるを送信したり、あるいは、相手先特定情報などの
メモリに記憶されている一連のデータを削除するなど、
適切な対処を講じ、相手先特定情報などのメモリに記憶
保持されているデータの有効活用、メモリ自体の有効活
用を図ることができる。
【0020】また、請求項3に記載の発明の送受信機能
を有する装置は、請求項2に記載の送受信機能を有する
装置であって、前記相手先特定情報に関する情報の報知
は、前記相手先特定情報によって特定される前記相手先
への発信を促すメッセージを伴うものであり、前記相手
先への発信を行うことの指示入力を受け付ける発信指示
入力受付手段と、前記発信指示入力受付手段を通じて、
前記相手先への発信が指示された場合に、前記相手先へ
の発信を行うようにする発信制御手段とを備えることを
特徴とする。
を有する装置は、請求項2に記載の送受信機能を有する
装置であって、前記相手先特定情報に関する情報の報知
は、前記相手先特定情報によって特定される前記相手先
への発信を促すメッセージを伴うものであり、前記相手
先への発信を行うことの指示入力を受け付ける発信指示
入力受付手段と、前記発信指示入力受付手段を通じて、
前記相手先への発信が指示された場合に、前記相手先へ
の発信を行うようにする発信制御手段とを備えることを
特徴とする。
【0021】この請求項3に記載の送受信機能を有する
装置によれば、報知手段により一定期間以上通信を行っ
ていない通信の相手先が報知されるとともに、その相手
先への発信を行うことを促すメッセージが報知される。
そして、発信指示入力受付手段を通じて、発信が指示さ
れた時には、発信制御手段により、その一定期間以上通
信を行っていない通信の相手先に対して、相手先特定情
報に基づいて発信を行って、通信が行うようにされる。
装置によれば、報知手段により一定期間以上通信を行っ
ていない通信の相手先が報知されるとともに、その相手
先への発信を行うことを促すメッセージが報知される。
そして、発信指示入力受付手段を通じて、発信が指示さ
れた時には、発信制御手段により、その一定期間以上通
信を行っていない通信の相手先に対して、相手先特定情
報に基づいて発信を行って、通信が行うようにされる。
【0022】これにより、一定期間以上通信を行わなか
った相手先との間において、確実に通信を行うことがで
きるようにされる。この場合、相手先特定情報によっ
て、その相手先が特定されるなど、相手先特定情報およ
びこれに関する情報であってメモリに記憶保持されてい
る情報を有効に活用することができる。
った相手先との間において、確実に通信を行うことがで
きるようにされる。この場合、相手先特定情報によっ
て、その相手先が特定されるなど、相手先特定情報およ
びこれに関する情報であってメモリに記憶保持されてい
る情報を有効に活用することができる。
【0023】また、請求項4に記載の発明の送受信機能
を有する装置は、請求項2に記載の送受信機能を有する
装置であって、前記相手先特定情報に関する情報の報知
は、前記相手先特定情報とこれに対応付けられた情報の
前記メモリからの削除を促すメッセージを伴うものであ
り、前記相手先特定情報とこれに対応付けられた情報の
前記メモリからの削除を行うことの指示入力を受け付け
る削除指示入力受付手段と、前記削除指示入力受付手段
を通じて、削除が指示された場合に、前記相手先特定情
報とこれに対応付けられた情報の前記メモリからの削除
を行うようにする削除制御手段とを備えることを特徴と
する。
を有する装置は、請求項2に記載の送受信機能を有する
装置であって、前記相手先特定情報に関する情報の報知
は、前記相手先特定情報とこれに対応付けられた情報の
前記メモリからの削除を促すメッセージを伴うものであ
り、前記相手先特定情報とこれに対応付けられた情報の
前記メモリからの削除を行うことの指示入力を受け付け
る削除指示入力受付手段と、前記削除指示入力受付手段
を通じて、削除が指示された場合に、前記相手先特定情
報とこれに対応付けられた情報の前記メモリからの削除
を行うようにする削除制御手段とを備えることを特徴と
する。
【0024】この請求項4に記載の送受信機能を有する
装置によれば、報知手段により一定期間以上通信を行っ
ていない通信の相手先が報知されるとともに、その相手
先の相手先特定情報などのメモリに記憶されたデータの
削除を促すメッセージが報知される。そして、削除指示
入力受付手段を通じて、削除が指示された時には、削除
制御手段により、その一定期間以上通信を行っていない
通信の相手先についての相手先特定情報などのメモリに
記憶保持されているデータが、当該メモリから削除され
る。
装置によれば、報知手段により一定期間以上通信を行っ
ていない通信の相手先が報知されるとともに、その相手
先の相手先特定情報などのメモリに記憶されたデータの
削除を促すメッセージが報知される。そして、削除指示
入力受付手段を通じて、削除が指示された時には、削除
制御手段により、その一定期間以上通信を行っていない
通信の相手先についての相手先特定情報などのメモリに
記憶保持されているデータが、当該メモリから削除され
る。
【0025】これにより、一定期間以上通信を行わなか
った相手先についての相手先特定情報などのメモリに記
憶保持されているデータを削除し、メモリの有効活用を
図ることができるようにされる。
った相手先についての相手先特定情報などのメモリに記
憶保持されているデータを削除し、メモリの有効活用を
図ることができるようにされる。
【0026】また、請求項5に記載の発明の送受信機能
を有する装置は、請求項2に記載の送受信機能を有する
装置であって、前記報知手段による報知処理後に行うべ
き処理の選択入力を受け付ける選択入力受付手段と、前
記選択入力受付手段を通じて選択された処理を実行する
ようにする制御手段とを備えることを特徴とする。
を有する装置は、請求項2に記載の送受信機能を有する
装置であって、前記報知手段による報知処理後に行うべ
き処理の選択入力を受け付ける選択入力受付手段と、前
記選択入力受付手段を通じて選択された処理を実行する
ようにする制御手段とを備えることを特徴とする。
【0027】この請求項5に記載の送受信機能を有する
装置によれば、メモリに記憶保持されている情報に基づ
いて、一定期間以上通信を行っていない通信の相手先が
発生した場合に、その相手先を報知した後に行うべき処
理が選択入力受付手段を通じて選択するようにされる。
そして、そして、選択入力受付手段を通じて受け付けた
選択入力に応じた処理が、制御手段により実行するよう
にされる。
装置によれば、メモリに記憶保持されている情報に基づ
いて、一定期間以上通信を行っていない通信の相手先が
発生した場合に、その相手先を報知した後に行うべき処
理が選択入力受付手段を通じて選択するようにされる。
そして、そして、選択入力受付手段を通じて受け付けた
選択入力に応じた処理が、制御手段により実行するよう
にされる。
【0028】これにより、報知手段による報知を行った
後に、予め定められた幾つかの処理の中から目的とする
処理を行うことによって、メモリに記憶保持されている
データやメモリ自体の有効活用を図るようにすることが
できる。
後に、予め定められた幾つかの処理の中から目的とする
処理を行うことによって、メモリに記憶保持されている
データやメモリ自体の有効活用を図るようにすることが
できる。
【0029】また、請求項6に記載の発明の送受信機能
を有する装置は、請求項5に記載の送受信機能を有する
装置であって、前記報知手段による報知処理後に行うべ
き処理は、前記相手先特定情報によって特定される前記
相手先への発信処理、あるいは、前記相手先特定情報と
これに対応付けられた情報の前記メモリからの削除処理
であることを特徴とする。
を有する装置は、請求項5に記載の送受信機能を有する
装置であって、前記報知手段による報知処理後に行うべ
き処理は、前記相手先特定情報によって特定される前記
相手先への発信処理、あるいは、前記相手先特定情報と
これに対応付けられた情報の前記メモリからの削除処理
であることを特徴とする。
【0030】この請求項6に記載の送受信機能を有する
装置によれば、メモリに記憶保持されている情報に基づ
いて、一定期間以上通信を行っていない通信の相手先が
発生した場合に、その相手先に対して通信を行うか、あ
るいは、その相手先の相手先特定情報などのメモリに記
憶保持されているデータの削除を行うかの選択入力が受
け付けられる。そして、選択入力受付手段を通じて受け
付けた選択入力に応じた処理が、制御手段により実行す
るようにされる。
装置によれば、メモリに記憶保持されている情報に基づ
いて、一定期間以上通信を行っていない通信の相手先が
発生した場合に、その相手先に対して通信を行うか、あ
るいは、その相手先の相手先特定情報などのメモリに記
憶保持されているデータの削除を行うかの選択入力が受
け付けられる。そして、選択入力受付手段を通じて受け
付けた選択入力に応じた処理が、制御手段により実行す
るようにされる。
【0031】これにより、メモリに記憶保持されている
データの有効活用を図ることができるとともに、メモリ
を無駄に使うことがないようにして、メモリ自体の有効
活用を図ることができるようにされる。
データの有効活用を図ることができるとともに、メモリ
を無駄に使うことがないようにして、メモリ自体の有効
活用を図ることができるようにされる。
【0032】また、請求項7に記載の発明の送受信機能
を有する装置は、請求項1に記載の送受信機能を有する
装置であって、前記メモリ内に空き領域があるか否かを
検出する空き領域検出手段と、前記空き領域検出手段に
より前記メモリ内に空き領域がないことが検出された場
合に、前記最後の日付に関する情報に基づいて、前記メ
モリに記憶されている情報の削除候補の一覧リストを作
成し、これを表示素子に表示する一覧リスト作成手段
と、前記表示素子に表示された前記一覧リストから削除
する情報を選択する削除情報選択手段と、前記削除情報
選択手段を通じて選択された情報を前記メモリから削除
する削除実行手段とを備えることを特徴とする。
を有する装置は、請求項1に記載の送受信機能を有する
装置であって、前記メモリ内に空き領域があるか否かを
検出する空き領域検出手段と、前記空き領域検出手段に
より前記メモリ内に空き領域がないことが検出された場
合に、前記最後の日付に関する情報に基づいて、前記メ
モリに記憶されている情報の削除候補の一覧リストを作
成し、これを表示素子に表示する一覧リスト作成手段
と、前記表示素子に表示された前記一覧リストから削除
する情報を選択する削除情報選択手段と、前記削除情報
選択手段を通じて選択された情報を前記メモリから削除
する削除実行手段とを備えることを特徴とする。
【0033】この請求項7に記載の送受信機能を有する
装置によれば、相手先特定情報などを記憶保持するメモ
リの記憶容量いっぱいにデータ記憶されたことが空き領
域検出手段に検出されると、一覧リスト作成手段により
相手先特定情報に対応付けられている最後の日付に関す
る情報に基づいて、削除するデータの候補の一覧リスト
が作成され表示素子に表示される。
装置によれば、相手先特定情報などを記憶保持するメモ
リの記憶容量いっぱいにデータ記憶されたことが空き領
域検出手段に検出されると、一覧リスト作成手段により
相手先特定情報に対応付けられている最後の日付に関す
る情報に基づいて、削除するデータの候補の一覧リスト
が作成され表示素子に表示される。
【0034】削除情報選択手段を通じて削除するデータ
の選択入力が受け付けられると、削除実行手段により、
その選択された相手先の相手先特定情報などのデータ
が、メモリから削除され、メモリ内に空き領域が確保す
るようにされる。これにより、メモリの有効活用を図る
ことができる。
の選択入力が受け付けられると、削除実行手段により、
その選択された相手先の相手先特定情報などのデータ
が、メモリから削除され、メモリ内に空き領域が確保す
るようにされる。これにより、メモリの有効活用を図る
ことができる。
【0035】また、請求項8に記載の発明の送受信機能
を有する装置は、請求項7に記載の送受信機能を有する
装置であって、前記一覧リスト作成手段は、前記最後の
日付に関する情報が示す日付の古い順に前記一覧リスト
を作成して前記表示素子に表示するようにすることを特
徴とする。
を有する装置は、請求項7に記載の送受信機能を有する
装置であって、前記一覧リスト作成手段は、前記最後の
日付に関する情報が示す日付の古い順に前記一覧リスト
を作成して前記表示素子に表示するようにすることを特
徴とする。
【0036】この請求項8に記載の送受信機能を有する
装置によれば、削除するデータの候補の一覧リストは、
発信あるいは受信の最後の日付に関する情報に基づい
て、最後の日付が古い順に表示するようにされる。これ
により、使用可能性の低いデータを削除することがで
き、メモリの有効活用を図ることができる。
装置によれば、削除するデータの候補の一覧リストは、
発信あるいは受信の最後の日付に関する情報に基づい
て、最後の日付が古い順に表示するようにされる。これ
により、使用可能性の低いデータを削除することがで
き、メモリの有効活用を図ることができる。
【0037】また、請求項9に記載の発明の送受信機能
を有する装置は、請求項7に記載の送受信機能を有する
装置であって、前記メモリに登録する前記相手先特定情
報と、これに関する情報との入力を受付ける登録情報受
付手段と、前記登録情報受付手段を通じて受け付けた情
報を前記メモリに追加登録する登録実行手段とを備え、
前記空き領域検出手段は、前記登録情報受付手段を通じ
て受け付けた情報が前記メモリに登録するようにされた
場合に、前記メモリ内の空き領域の有無を検出し、前記
空き領域検出手段により、空き領域がないと検出された
場合には、前記登録実行手段は、前記削除実行手段によ
り前記メモリ内の情報が削除された後に、前記登録情報
受付手段を通じて受け付けた情報を前記メモリに追加登
録することを特徴とする。
を有する装置は、請求項7に記載の送受信機能を有する
装置であって、前記メモリに登録する前記相手先特定情
報と、これに関する情報との入力を受付ける登録情報受
付手段と、前記登録情報受付手段を通じて受け付けた情
報を前記メモリに追加登録する登録実行手段とを備え、
前記空き領域検出手段は、前記登録情報受付手段を通じ
て受け付けた情報が前記メモリに登録するようにされた
場合に、前記メモリ内の空き領域の有無を検出し、前記
空き領域検出手段により、空き領域がないと検出された
場合には、前記登録実行手段は、前記削除実行手段によ
り前記メモリ内の情報が削除された後に、前記登録情報
受付手段を通じて受け付けた情報を前記メモリに追加登
録することを特徴とする。
【0038】この請求項9に記載の送受信機能を有する
装置によれば、メモリに新規の相手先特定情報などのデ
ータを追加登録する際に、空き領域検出手段によりメモ
リ内の空き領域の有無が検出される。そして、空き領域
がない、あるいは、不足している場合には、一覧表作成
手段により表示素子に表示された一覧表から選択された
データが、削除実行手段によりメモリから削除するよう
にされた後に、登録実行手段は、登録情報受付手段を通
じて受け付けた新規データをメモリに追加登録する。
装置によれば、メモリに新規の相手先特定情報などのデ
ータを追加登録する際に、空き領域検出手段によりメモ
リ内の空き領域の有無が検出される。そして、空き領域
がない、あるいは、不足している場合には、一覧表作成
手段により表示素子に表示された一覧表から選択された
データが、削除実行手段によりメモリから削除するよう
にされた後に、登録実行手段は、登録情報受付手段を通
じて受け付けた新規データをメモリに追加登録する。
【0039】これにより、新たな通信の相手先について
の相手先特定情報などを新規に追加する場合には、必ず
メモリに空き領域が確保することができるようにされる
ので、相手先特定情報などを新規に登録する場合に、メ
モリの空き領域不足のために新規データが追加登録でき
ないということを防止し、メモリを有効活用することが
できる。
の相手先特定情報などを新規に追加する場合には、必ず
メモリに空き領域が確保することができるようにされる
ので、相手先特定情報などを新規に登録する場合に、メ
モリの空き領域不足のために新規データが追加登録でき
ないということを防止し、メモリを有効活用することが
できる。
【0040】また、請求項10に記載の発明の送受信機
能を有する装置は、請求項7に記載の送受信機能を有す
る装置であって、前記削除候補の一覧リストには、前記
相手先特定情報、あるいは、前記相手先特定情報に関す
る情報を表示するようにすることを特徴とする。
能を有する装置は、請求項7に記載の送受信機能を有す
る装置であって、前記削除候補の一覧リストには、前記
相手先特定情報、あるいは、前記相手先特定情報に関す
る情報を表示するようにすることを特徴とする。
【0041】この請求項10に記載の送受信機能を有す
る装置によれば、削除するデータの候補の一覧リストに
は、相手先特定情報や、相手先の名前、相手先のユーザ
の顔写真、相手先ごとに対応付けられた絵、文字、記
号、これらの組み合わせなど、相手先を特定することが
可能な相手先特定情報に関する情報が表示するようにさ
れる。
る装置によれば、削除するデータの候補の一覧リストに
は、相手先特定情報や、相手先の名前、相手先のユーザ
の顔写真、相手先ごとに対応付けられた絵、文字、記
号、これらの組み合わせなど、相手先を特定することが
可能な相手先特定情報に関する情報が表示するようにさ
れる。
【0042】これにより、削除しようとするデータの相
手先を確実に認識し、その相手先についてのデータは不
要であるか否かを判別して、通信を行う可能性の低い相
手先の相手先特定情報などのデータをメモリから削除す
るようにすることができる。
手先を確実に認識し、その相手先についてのデータは不
要であるか否かを判別して、通信を行う可能性の低い相
手先の相手先特定情報などのデータをメモリから削除す
るようにすることができる。
【0043】また、請求項11に記載の発明の送受信機
能を有する装置は、請求項1、請求項2、請求項3、請
求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請
求項9または請求項10に記載の送受信機能を有する装
置であって、前記相手先特定情報は、電話番号あるいは
電子メールアドレスであることを特徴とする。
能を有する装置は、請求項1、請求項2、請求項3、請
求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請
求項9または請求項10に記載の送受信機能を有する装
置であって、前記相手先特定情報は、電話番号あるいは
電子メールアドレスであることを特徴とする。
【0044】この請求項11に記載の送受信機能を有す
る装置によれば、発信時において相手先を特定するため
に用いる電話番号や電子メールアドレスが、相手先特定
情報をとして用いられる。電話番号や電子メールアドレ
スは、電話端末あるいはユーザごとに固有の情報である
ので、通信の相手先を確実に特定することができるよう
にされる。
る装置によれば、発信時において相手先を特定するため
に用いる電話番号や電子メールアドレスが、相手先特定
情報をとして用いられる。電話番号や電子メールアドレ
スは、電話端末あるいはユーザごとに固有の情報である
ので、通信の相手先を確実に特定することができるよう
にされる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しながら、この発
明による送受信機能を有する装置の一実施の形態につい
て説明する。以下に説明する実施の形態においては、こ
の発明による送受信機能を備えた装置を、携帯電話機能
と、インターネット接続機能を備えた携帯端末(携帯電
話端末)に適用した場合を例にして説明する。
明による送受信機能を有する装置の一実施の形態につい
て説明する。以下に説明する実施の形態においては、こ
の発明による送受信機能を備えた装置を、携帯電話機能
と、インターネット接続機能を備えた携帯端末(携帯電
話端末)に適用した場合を例にして説明する。
【0046】[携帯電話端末の構成]図1は、この実施
の形態の携帯電話端末を説明するためのブロック図であ
る。この実施の形態の携帯電話端末は、図1に示すよう
に、送受信アンテナ1、アンテナ共用器2、受信部3、
ベースバンド処理部4、音声コーデックとし用いられる
DSP(Digital Signal Proces
sor)5、スピーカ(受話器)6、マイクロホン(送
話器)7、送信部8、周波数シンセサイザ(局発部)9
を備えている。
の形態の携帯電話端末を説明するためのブロック図であ
る。この実施の形態の携帯電話端末は、図1に示すよう
に、送受信アンテナ1、アンテナ共用器2、受信部3、
ベースバンド処理部4、音声コーデックとし用いられる
DSP(Digital Signal Proces
sor)5、スピーカ(受話器)6、マイクロホン(送
話器)7、送信部8、周波数シンセサイザ(局発部)9
を備えている。
【0047】また、図1に示すように、この携帯電話端
末には、当該携帯電話端末の各部を制御する制御部20
が設けられている。制御部20は、図1に示すように、
CPU(Central Processing Un
it)21と、ROM(Read Only Memo
ry)22と、SRAM(Static RadomA
ccess Memory)23と、フラッシュメモリ
24とが、CPUバス25を通じて接続されて形成され
たマイクロコンピュータである。
末には、当該携帯電話端末の各部を制御する制御部20
が設けられている。制御部20は、図1に示すように、
CPU(Central Processing Un
it)21と、ROM(Read Only Memo
ry)22と、SRAM(Static RadomA
ccess Memory)23と、フラッシュメモリ
24とが、CPUバス25を通じて接続されて形成され
たマイクロコンピュータである。
【0048】ここで、ROM22は、CPU21におい
て実行されるプログラムや、表示用のフォント等の必要
となるデータが予め記憶されたものである。また、SR
AM23は、主に作業領域として用いられるものであ
り、CPU21がプログラム実行中において、必要に応
じて計算途中のデータなどを必要に応じて記憶したり、
制御部20と、各部との間でやり取りするデータを一時
記憶したりするなどの場合に用いられる。
て実行されるプログラムや、表示用のフォント等の必要
となるデータが予め記憶されたものである。また、SR
AM23は、主に作業領域として用いられるものであ
り、CPU21がプログラム実行中において、必要に応
じて計算途中のデータなどを必要に応じて記憶したり、
制御部20と、各部との間でやり取りするデータを一時
記憶したりするなどの場合に用いられる。
【0049】また、フラッシュメモリ24は、EEPR
OM(ElectricallyErasable a
nd Programmable ROM)の一種であ
り、携帯電話端末の電源がオフされても例えば直前の設
定条件などを記憶しておき、次の電源オン時に同じ設定
にするような使用方法をする場合に、それらの設定パラ
メータや、友人や知人の電話番号、名前、住所などから
なるいわゆるアドレス帳データなどを記憶保持するもの
である。すなわち、フラッシュメモリ24は、携帯電話
端末の電源がオフにされてもこれに記憶されているデー
タが消滅してしまうことのない不揮発性メモリである。
OM(ElectricallyErasable a
nd Programmable ROM)の一種であ
り、携帯電話端末の電源がオフされても例えば直前の設
定条件などを記憶しておき、次の電源オン時に同じ設定
にするような使用方法をする場合に、それらの設定パラ
メータや、友人や知人の電話番号、名前、住所などから
なるいわゆるアドレス帳データなどを記憶保持するもの
である。すなわち、フラッシュメモリ24は、携帯電話
端末の電源がオフにされてもこれに記憶されているデー
タが消滅してしまうことのない不揮発性メモリである。
【0050】この制御部20には、キーインターフェー
ス(以下、キーI/Fと略称する。)31を通じて、キ
ー操作部32が接続されている。キー操作部32は、ダ
イヤルキー(テンキー)や各種のファンクションキーな
どの複数の操作キーを有するものであり、このキー操作
部32の操作キーを通じて、使用者(ユーザ)からの各
種の指示入力を受け付けることができるようにされてい
る。
ス(以下、キーI/Fと略称する。)31を通じて、キ
ー操作部32が接続されている。キー操作部32は、ダ
イヤルキー(テンキー)や各種のファンクションキーな
どの複数の操作キーを有するものであり、このキー操作
部32の操作キーを通じて、使用者(ユーザ)からの各
種の指示入力を受け付けることができるようにされてい
る。
【0051】また、制御部20は、外部インターフェー
ス(以下、外部I/Fと略称する。)33、入出力端子
34を通じて、例えば、パーソナルコンピュータなどの
外部機器との間で、データの送受を行うことができるよ
うにされている。また、制御部20には、図1に示すよ
うに、時計回路35が接続されている。時計回路35
は、現在時刻を提供するともに、いわゆるカレンダ機能
を備え、現在年月日、現在曜日をも提供することができ
るものである。
ス(以下、外部I/Fと略称する。)33、入出力端子
34を通じて、例えば、パーソナルコンピュータなどの
外部機器との間で、データの送受を行うことができるよ
うにされている。また、制御部20には、図1に示すよ
うに、時計回路35が接続されている。時計回路35
は、現在時刻を提供するともに、いわゆるカレンダ機能
を備え、現在年月日、現在曜日をも提供することができ
るものである。
【0052】また、この実施の形態の携帯電話端末は、
文字、図形、記号、静止画像、動画像などの各種の画像
情報を表示するため、LCDコントローラ11、LCD
12を備えている。LCD12は、比較的に大きな表示
画面を備えたTFTカラー液晶ディスプレイ(Thin
Film Ttansistor Color Li
qui Crystal Display)である。
文字、図形、記号、静止画像、動画像などの各種の画像
情報を表示するため、LCDコントローラ11、LCD
12を備えている。LCD12は、比較的に大きな表示
画面を備えたTFTカラー液晶ディスプレイ(Thin
Film Ttansistor Color Li
qui Crystal Display)である。
【0053】このLCD12には、自機から電話をかけ
た相手先の電話番号や名前、あるいは、自機に電話をか
けてきた相手先の電話番号や名前、各種のガイダンスメ
ッセージなどを表示することができるとともに、インタ
ーネットを通じて提供を受けたWebページや電子メー
ルなどの画像情報やテキスト情報をも表示することがで
きるようにされている。
た相手先の電話番号や名前、あるいは、自機に電話をか
けてきた相手先の電話番号や名前、各種のガイダンスメ
ッセージなどを表示することができるとともに、インタ
ーネットを通じて提供を受けたWebページや電子メー
ルなどの画像情報やテキスト情報をも表示することがで
きるようにされている。
【0054】また、この実施の形態の携帯電話端末は、
着信を通知する着信音を放音したり、警告音を放音する
などのためにリンガ13が設けられているほか、図示し
ないが、着信通知などのためのバイブレータをも有する
ものである。
着信を通知する着信音を放音したり、警告音を放音する
などのためにリンガ13が設けられているほか、図示し
ないが、着信通知などのためのバイブレータをも有する
ものである。
【0055】[携帯電話端末の受信系の動作]次に、こ
の実施の形態の携帯電話端末の受信系について説明す
る。アンテナ1を通じて受信した受信信号は、アンテナ
共用器2を通じて受信部3に供給される。受信部3は、
受信信号が適正なレベルになるように、必要な帯域制
限、AGC(Automatic Gain Cont
rol)を行うとともに、周波数シンセサイザ9からの
信号に基づいて、受信信号の周波数を一定の周波数にす
るなどの処理を行って、処理後の信号をベースバンド処
理部4に供給する。
の実施の形態の携帯電話端末の受信系について説明す
る。アンテナ1を通じて受信した受信信号は、アンテナ
共用器2を通じて受信部3に供給される。受信部3は、
受信信号が適正なレベルになるように、必要な帯域制
限、AGC(Automatic Gain Cont
rol)を行うとともに、周波数シンセサイザ9からの
信号に基づいて、受信信号の周波数を一定の周波数にす
るなどの処理を行って、処理後の信号をベースバンド処
理部4に供給する。
【0056】ベースバンド処理部4は、受信部3からの
信号をA/D変換し、フェージングなどの影響除去や、
受信した信号の種別判別、デ・インターリーブ、エラー
訂正を行い、適切な復号処理を行って、音声データとそ
の他の通信データとを分離する。そして、音声データ
は、DSP5に供給され、その他の通信データである、
例えば、各種の制御情報や文字データなどは、制御部2
0に供給される。
信号をA/D変換し、フェージングなどの影響除去や、
受信した信号の種別判別、デ・インターリーブ、エラー
訂正を行い、適切な復号処理を行って、音声データとそ
の他の通信データとを分離する。そして、音声データ
は、DSP5に供給され、その他の通信データである、
例えば、各種の制御情報や文字データなどは、制御部2
0に供給される。
【0057】DSP5は、ベースバンド処理部4からの
音声データをD/A変換してアナログ音声信号を形成
し、これをスピーカ6に供給する。スピーカ6は、DS
P5からのアナログ音声信号により駆動され、これに応
じた音声がスピーカ6から放音される。
音声データをD/A変換してアナログ音声信号を形成
し、これをスピーカ6に供給する。スピーカ6は、DS
P5からのアナログ音声信号により駆動され、これに応
じた音声がスピーカ6から放音される。
【0058】一方、ベースバンド処理部4から制御部2
0に供給された通信データは、この携帯電話端末用の制
御データや文字データなどの場合には、制御部20のS
RAM23に一時記憶されて、この携帯電話端末におい
て使用される。また、それ以外の通信データは、外部I
/F33、入出力端子34を通じて、この携帯電話端末
に接続されたパーソナルコンピュータなどの外部装置に
供給するようにされる。
0に供給された通信データは、この携帯電話端末用の制
御データや文字データなどの場合には、制御部20のS
RAM23に一時記憶されて、この携帯電話端末におい
て使用される。また、それ以外の通信データは、外部I
/F33、入出力端子34を通じて、この携帯電話端末
に接続されたパーソナルコンピュータなどの外部装置に
供給するようにされる。
【0059】[携帯電話端末の送信系の動作]次に、こ
の実施の形態の携帯電話端末の送信系について説明す
る。マイクロホン7は、収音した音声をアナログ音声信
号に変換し、これをDSP5に供給する。DSP5は、
マイクロホン7からのアナログ音声信号をA/D変換し
て、デジタル音声信号を形成し、これをベースバンド処
理部4に供給する。
の実施の形態の携帯電話端末の送信系について説明す
る。マイクロホン7は、収音した音声をアナログ音声信
号に変換し、これをDSP5に供給する。DSP5は、
マイクロホン7からのアナログ音声信号をA/D変換し
て、デジタル音声信号を形成し、これをベースバンド処
理部4に供給する。
【0060】ベースバンド処理部4は、DSP5からの
デジタル音声信号を所定の符号化方式で符号化して圧縮
し、所定のブロックにまとめる。またベースバンド処理
部4は、外部入出力端子34、外部I/F33を通じて
携帯電話端末に供給されたデジタルデータを所定のブロ
ックにまとめる。ベースバンド処理部4は、圧縮された
デジタル音声信号や外部装置からのデジタルデータをま
とめ、送信部8に供給する。
デジタル音声信号を所定の符号化方式で符号化して圧縮
し、所定のブロックにまとめる。またベースバンド処理
部4は、外部入出力端子34、外部I/F33を通じて
携帯電話端末に供給されたデジタルデータを所定のブロ
ックにまとめる。ベースバンド処理部4は、圧縮された
デジタル音声信号や外部装置からのデジタルデータをま
とめ、送信部8に供給する。
【0061】送信部8は、ベースバンド処理部4からの
デジタルデータから変調信号を形成し、この変調信号を
所定の送信周波数に変換するために、変調信号と、周波
数シンセサイザ9からの変換用の信号とを混合して、送
信用変調信号を形成する。この送信部8において形成さ
れた送信用変調信号は、アンテナ共用器2を経由して、
送受信アンテナ1から送信される。
デジタルデータから変調信号を形成し、この変調信号を
所定の送信周波数に変換するために、変調信号と、周波
数シンセサイザ9からの変換用の信号とを混合して、送
信用変調信号を形成する。この送信部8において形成さ
れた送信用変調信号は、アンテナ共用器2を経由して、
送受信アンテナ1から送信される。
【0062】このような受信系および送信系を備えたこ
の実施の形態の携帯電話端末においては、待ち受け受信
時においては、制御部20は、ベースバンド処理部4か
らの受信信号を監視することにより、自機への着信を検
出する。そして、制御部20は、自機への着信を検出し
た場合には、リンガ13を制御して、呼び出し音(リン
ガ音)を放音するようにして、自機への着信を携帯電話
端末の使用者に通知する。
の実施の形態の携帯電話端末においては、待ち受け受信
時においては、制御部20は、ベースバンド処理部4か
らの受信信号を監視することにより、自機への着信を検
出する。そして、制御部20は、自機への着信を検出し
た場合には、リンガ13を制御して、呼び出し音(リン
ガ音)を放音するようにして、自機への着信を携帯電話
端末の使用者に通知する。
【0063】そして、携帯電話端末の使用者が、キー操
作部32に設けられているオフフックキーを押下するな
どのオフフック操作を行うことにより、着信に応答した
場合には、制御部20は、送信系を通じて、接続応答を
送出するなどして通信回線を接続し、前述したように、
受信系、送信系の動作によって通話が可能となる。
作部32に設けられているオフフックキーを押下するな
どのオフフック操作を行うことにより、着信に応答した
場合には、制御部20は、送信系を通じて、接続応答を
送出するなどして通信回線を接続し、前述したように、
受信系、送信系の動作によって通話が可能となる。
【0064】また、この実施の形態の携帯電話端末から
発呼する場合には、キー操作部32のオフフックキーを
押下するなどのオフフック操作を行った後、キー操作部
32のダイヤルキーを通じて、また、予め登録されたア
ドレス帳データから相手先の電話番号を選択することに
より、ダイヤル動作を行うようにする。
発呼する場合には、キー操作部32のオフフックキーを
押下するなどのオフフック操作を行った後、キー操作部
32のダイヤルキーを通じて、また、予め登録されたア
ドレス帳データから相手先の電話番号を選択することに
より、ダイヤル動作を行うようにする。
【0065】これにより、制御部20は、発呼要求を形
成し、送信系を通じて送信することにより、目的とする
相手先の電話端末との間に通信回線を接続するようにす
る。そして、相手先からの着信応答が返信されてきて、
通信回線の接続を確認すると、前述したように、受信
系、送信系の動作によって通話が可能となる。
成し、送信系を通じて送信することにより、目的とする
相手先の電話端末との間に通信回線を接続するようにす
る。そして、相手先からの着信応答が返信されてきて、
通信回線の接続を確認すると、前述したように、受信
系、送信系の動作によって通話が可能となる。
【0066】また、前述もしたように、この実施の形態
の携帯電話端末は、インターネットに接続が可能なもの
であり、電話会社が提供するプロバイダ機能を通じて、
電子メールの送受信を行ったり、URL(Unifor
m Resource Locators)を入力して
送信することにより、Webページなどの情報を得て、
LCD12に表示したり、音楽データをダウンロードし
て外部インターフェース33、入出力端子34を通じて
外部機器に出力したりするなどのことができるようにさ
れている。
の携帯電話端末は、インターネットに接続が可能なもの
であり、電話会社が提供するプロバイダ機能を通じて、
電子メールの送受信を行ったり、URL(Unifor
m Resource Locators)を入力して
送信することにより、Webページなどの情報を得て、
LCD12に表示したり、音楽データをダウンロードし
て外部インターフェース33、入出力端子34を通じて
外部機器に出力したりするなどのことができるようにさ
れている。
【0067】[携帯電話端末の外観について]図2は、
この実施の形態の携帯電話端末の外観を説明するための
図である。図2に示すように、この実施の形態の携帯電
話端末は、前面パネル面に受話器6、送話器7が設けら
れるようにされているとともに、比較的に大きな表示画
面を有するLCD12、キー操作部32が設けられてい
る。
この実施の形態の携帯電話端末の外観を説明するための
図である。図2に示すように、この実施の形態の携帯電
話端末は、前面パネル面に受話器6、送話器7が設けら
れるようにされているとともに、比較的に大きな表示画
面を有するLCD12、キー操作部32が設けられてい
る。
【0068】キー操作部32は、前述もしたように、い
わゆるテンキーや幾つかのファンクションキーのほか、
LCD12の下側の中央部分に押下操作と回動操作とが
可能ないわゆるジョグダイヤルキー321が設けられた
ものである。このキー操作部32を通じて、電話番号の
ほか、電子メールなどの文字情報、後述するアドレス帳
データとしての各種の情報を入力することができるよう
にされている。
わゆるテンキーや幾つかのファンクションキーのほか、
LCD12の下側の中央部分に押下操作と回動操作とが
可能ないわゆるジョグダイヤルキー321が設けられた
ものである。このキー操作部32を通じて、電話番号の
ほか、電子メールなどの文字情報、後述するアドレス帳
データとしての各種の情報を入力することができるよう
にされている。
【0069】[アドレス帳データについて]前述もした
ように、この実施の形態の携帯電話端末のフラッシュメ
モリ24には、アドレス帳データを記憶保持するアドレ
ス帳データファイルの領域が設けられており、数百件分
のアドレス帳データを記憶保持することができるように
されている。
ように、この実施の形態の携帯電話端末のフラッシュメ
モリ24には、アドレス帳データを記憶保持するアドレ
ス帳データファイルの領域が設けられており、数百件分
のアドレス帳データを記憶保持することができるように
されている。
【0070】図3は、この実施の形態の携帯電話端末に
おいて、フラッシュメモリ24に形成されるアドレス帳
データファイルに記憶保持されるアドレス帳データを説
明するための図である。アドレス帳データは、よく電話
をかけたり、よく電話がかかってくる通信の相手先の電
話番号などからなるデータである。
おいて、フラッシュメモリ24に形成されるアドレス帳
データファイルに記憶保持されるアドレス帳データを説
明するための図である。アドレス帳データは、よく電話
をかけたり、よく電話がかかってくる通信の相手先の電
話番号などからなるデータである。
【0071】この実施の形態の携帯電話端末において
は、図3に示すように、アドレス帳データは、通信の各
相手先ごとに、通信の相手先を特定するための相手先特
定情報である電話番号、相手先の名前、相手先の名前の
読みがな、最後の発信日時、最後の着信日時、住所など
からなるものである。このほか、図示しないが電子メー
ルアドレスなどもアドレス帳データを構成する情報であ
る。
は、図3に示すように、アドレス帳データは、通信の各
相手先ごとに、通信の相手先を特定するための相手先特
定情報である電話番号、相手先の名前、相手先の名前の
読みがな、最後の発信日時、最後の着信日時、住所など
からなるものである。このほか、図示しないが電子メー
ルアドレスなどもアドレス帳データを構成する情報であ
る。
【0072】ここで、最後の発信日時は、この実施の形
態の携帯電話端末からその相手先に対して電話をかけた
最後の日時を示すものである。また、最後の着信日時
は、この実施の形態の携帯電話端末に対して、その相手
先から電話をかけてきた最後の日時を示すものである。
態の携帯電話端末からその相手先に対して電話をかけた
最後の日時を示すものである。また、最後の着信日時
は、この実施の形態の携帯電話端末に対して、その相手
先から電話をかけてきた最後の日時を示すものである。
【0073】そして、この実施の形態の携帯電話端末
は、自機から発信を行うごとに、制御部20がフラッシ
ュメモリ24の該当アドレス帳データの最後の発信日時
を更新し、また、自機に着信があるごとに、制御部20
がフラッシュメモリ24の該当アドレス帳データの最後
の着信日時を更新する。
は、自機から発信を行うごとに、制御部20がフラッシ
ュメモリ24の該当アドレス帳データの最後の発信日時
を更新し、また、自機に着信があるごとに、制御部20
がフラッシュメモリ24の該当アドレス帳データの最後
の着信日時を更新する。
【0074】すなわち、この実施の形態の携帯電話端末
において、自機から発信を行う場合には、電話をかける
相手先の電話番号は、フラッシュメモリ24に記憶され
ているアドレス帳データから選択するようにしたり、あ
るいは、キー操作部32のテンキーを通じて入力するよ
うにする。
において、自機から発信を行う場合には、電話をかける
相手先の電話番号は、フラッシュメモリ24に記憶され
ているアドレス帳データから選択するようにしたり、あ
るいは、キー操作部32のテンキーを通じて入力するよ
うにする。
【0075】このため、電話をかける相手先の電話番号
は、携帯電話端末に入力するようにされるので、その電
話番号に基づいて、フラッシュメモリ24に記憶されて
いるアドレス帳データを特定し、その特定したアドレス
帳データの最後の発信日時を更新する。
は、携帯電話端末に入力するようにされるので、その電
話番号に基づいて、フラッシュメモリ24に記憶されて
いるアドレス帳データを特定し、その特定したアドレス
帳データの最後の発信日時を更新する。
【0076】なお、キー操作部32のテンキーを通じて
電話番号を入力した場合であって、その電話番号が、ア
ドレス帳データとしてフラッシュメモリ24に存在しな
い場合(未登録である場合)には、アドレス帳データの
登録プログラムを実行して、新規のアドレス帳データの
追加登録処理を行うこともできるようにされている。こ
の場合には、電話番号はすでに入力されているので、相
手先の名前や読みがな、住所などの必要な情報を入力す
るだけでよい。
電話番号を入力した場合であって、その電話番号が、ア
ドレス帳データとしてフラッシュメモリ24に存在しな
い場合(未登録である場合)には、アドレス帳データの
登録プログラムを実行して、新規のアドレス帳データの
追加登録処理を行うこともできるようにされている。こ
の場合には、電話番号はすでに入力されているので、相
手先の名前や読みがな、住所などの必要な情報を入力す
るだけでよい。
【0077】また、電話をかけてきた相手先(発信元)
の電話番号は、その相手先から通知するようにされる。
したがって、自機に着信があった場合には、着信時に通
知される電話番号に基づいて、フラッシュメモリ24に
記憶されているアドレス帳データを特定し、電話をかけ
てきた相手先の電話番号やその相手先の名前などをLC
D12に表示して携帯電話端末の使用者に通知するとと
もに、その相手先についてのアドレス帳データの最後の
着信日時を更新する。
の電話番号は、その相手先から通知するようにされる。
したがって、自機に着信があった場合には、着信時に通
知される電話番号に基づいて、フラッシュメモリ24に
記憶されているアドレス帳データを特定し、電話をかけ
てきた相手先の電話番号やその相手先の名前などをLC
D12に表示して携帯電話端末の使用者に通知するとと
もに、その相手先についてのアドレス帳データの最後の
着信日時を更新する。
【0078】なお、着信時に通知された電話番号のアド
レス帳データが、フラッシュメモリ24に存在しない場
合(未登録である場合)にも、アドレス帳データの登録
プログラムを実行し、新規のアドレス帳データの追加登
録処理を行うこともできるようにされている。この場合
においても、電話番号はすでに着信時に通知されており
入力する必要はないので、相手先の名前や読みがな、住
所などの必要な情報を入力するだけでよい。すなわち、
電話番号のミス入力を発生させることもない。
レス帳データが、フラッシュメモリ24に存在しない場
合(未登録である場合)にも、アドレス帳データの登録
プログラムを実行し、新規のアドレス帳データの追加登
録処理を行うこともできるようにされている。この場合
においても、電話番号はすでに着信時に通知されており
入力する必要はないので、相手先の名前や読みがな、住
所などの必要な情報を入力するだけでよい。すなわち、
電話番号のミス入力を発生させることもない。
【0079】そして、図3に示す例の場合には、電話番
号「03−5×××−9012」、名前「加藤五郎」と
いう相手先に対して最後に電話をかけたのは、「199
9年12月6日の13時12分」であり、同じ電話番号
「03−5×××−9012」、名前「加藤五郎」とい
う相手先から自機に対して最後に電話がかかって来たの
は、「1999年12月6日の13時30分」であるこ
とが示されている。
号「03−5×××−9012」、名前「加藤五郎」と
いう相手先に対して最後に電話をかけたのは、「199
9年12月6日の13時12分」であり、同じ電話番号
「03−5×××−9012」、名前「加藤五郎」とい
う相手先から自機に対して最後に電話がかかって来たの
は、「1999年12月6日の13時30分」であるこ
とが示されている。
【0080】同じように、電話番号「03−3×××−
7890」、名前「佐藤広一」という相手先に対して最
後に電話をかけたのは、「1999年10月2日の19
時27分」であり、この相手先からは電話はかかって来
ていないことが示されている。
7890」、名前「佐藤広一」という相手先に対して最
後に電話をかけたのは、「1999年10月2日の19
時27分」であり、この相手先からは電話はかかって来
ていないことが示されている。
【0081】また、電話番号「046−×××−456
7」、名前「高橋次郎」という相手先に対しては電話を
かけていないが、この相手先から最後に電話がかかって
来たのは、「1999年12月3日の20時30分」で
あることが示されている。以下の各アドレス帳データに
ついても、同じように、電話番号に対して、名前、最後
の発信日時、最後の着信日時などが対応付けられるよう
にされている。
7」、名前「高橋次郎」という相手先に対しては電話を
かけていないが、この相手先から最後に電話がかかって
来たのは、「1999年12月3日の20時30分」で
あることが示されている。以下の各アドレス帳データに
ついても、同じように、電話番号に対して、名前、最後
の発信日時、最後の着信日時などが対応付けられるよう
にされている。
【0082】そして、フラッシュメモリ24のアドレス
帳ファイルの各アドレス帳データにおいて、最後の発信
日時、最後の着信日時が、発信、着信に対応して更新す
るようにしている。すなわち、メモリ登録された電話番
号への発信/着信があった時点からの経過時間を管理す
ることができるようにしている。
帳ファイルの各アドレス帳データにおいて、最後の発信
日時、最後の着信日時が、発信、着信に対応して更新す
るようにしている。すなわち、メモリ登録された電話番
号への発信/着信があった時点からの経過時間を管理す
ることができるようにしている。
【0083】そして、この実施の形態の携帯電話端末
は、使用しないアドレス帳データをいつまでも記憶保持
しているだけに終わらせることなく、アドレス帳データ
の最後の発信日時、最後の着信日時に基づいて、アドレ
ス帳データの有効活用およびフラッシュメモリ24の有
効活用を実現するようにしている。
は、使用しないアドレス帳データをいつまでも記憶保持
しているだけに終わらせることなく、アドレス帳データ
の最後の発信日時、最後の着信日時に基づいて、アドレ
ス帳データの有効活用およびフラッシュメモリ24の有
効活用を実現するようにしている。
【0084】なお、図3において、最後の発信日時、最
後の着信日時においては、西暦の下2桁により年を示す
ようにしている。すなわち、最後の発信日時、最後の着
信日時において先頭の2桁が「99」の場合には「西暦
1999年」を示し、同じく先頭の2桁が「00」の場
合には「西暦2000年」を示している。
後の着信日時においては、西暦の下2桁により年を示す
ようにしている。すなわち、最後の発信日時、最後の着
信日時において先頭の2桁が「99」の場合には「西暦
1999年」を示し、同じく先頭の2桁が「00」の場
合には「西暦2000年」を示している。
【0085】また、最後の発信日時あるいは最後の着信
日時にデータが記録されていないところがあるのは、発
信と受信とのうちの一方だけが行われ、他方については
行われていないのでデータが発生していないために、こ
れを空欄で表現している。実際には、オールゼロなど特
定の値が入力するようにされている。
日時にデータが記録されていないところがあるのは、発
信と受信とのうちの一方だけが行われ、他方については
行われていないのでデータが発生していないために、こ
れを空欄で表現している。実際には、オールゼロなど特
定の値が入力するようにされている。
【0086】[アドレス帳データ、フラッシュメモリの
有効活用について]そして、この実施の形態の携帯電話
端末の制御部20は、フラッシュメモリ24に図3に示
したようにアドレス帳データが記憶保持されている通信
の相手先について、最後の発信日付、最後の着信日付に
基づいて、一定期間以上通信を行っていない相手先があ
るか否かを判別し、一定期間以上通信を行っていない相
手先があると判別した場合には、携帯電話端末の使用者
に対して、その相手先を報知して、その相手先に電話を
かけることを促したり、その相手先のアドレス帳データ
を削除することを促すなどのことができるようにされて
いる。
有効活用について]そして、この実施の形態の携帯電話
端末の制御部20は、フラッシュメモリ24に図3に示
したようにアドレス帳データが記憶保持されている通信
の相手先について、最後の発信日付、最後の着信日付に
基づいて、一定期間以上通信を行っていない相手先があ
るか否かを判別し、一定期間以上通信を行っていない相
手先があると判別した場合には、携帯電話端末の使用者
に対して、その相手先を報知して、その相手先に電話を
かけることを促したり、その相手先のアドレス帳データ
を削除することを促すなどのことができるようにされて
いる。
【0087】図4は、この実施の形態の携帯電話端末に
おいて、フラッシュメモリ24にアドレス帳データが記
憶保持されている通信の相手先であって、一定期間以上
通信を行っていない相手先の報知と、その後に行う処理
について説明するための図である。
おいて、フラッシュメモリ24にアドレス帳データが記
憶保持されている通信の相手先であって、一定期間以上
通信を行っていない相手先の報知と、その後に行う処理
について説明するための図である。
【0088】この実施の形態の携帯電話端末において
は、予め決められたタイミング、例えば、電源を投入し
た直後、あるいは、1日のうちで最初に電源を投入した
直後、あるいは、使用者から指示されたタイミングで、
時計回路35が提供する現在年月日と、フラッシュメモ
リ24に記憶保持されているアドレス帳データの最後の
発信日時、最後の着信日時とを比較して、予め決められ
る一定期間以上自機との間で通信を行っていない相手先
のアドレス帳データを検出する。
は、予め決められたタイミング、例えば、電源を投入し
た直後、あるいは、1日のうちで最初に電源を投入した
直後、あるいは、使用者から指示されたタイミングで、
時計回路35が提供する現在年月日と、フラッシュメモ
リ24に記憶保持されているアドレス帳データの最後の
発信日時、最後の着信日時とを比較して、予め決められ
る一定期間以上自機との間で通信を行っていない相手先
のアドレス帳データを検出する。
【0089】ここで、予め決められる一定期間は、携帯
電話端末の使用者によって任意の期間を設定し、フラッ
シュメモリ24に登録することができるようにされてお
り、この実施の形態において一定期間は1年間とされ、
1年間以上自機との間で通信を行っていない相手先が検
出される。
電話端末の使用者によって任意の期間を設定し、フラッ
シュメモリ24に登録することができるようにされてお
り、この実施の形態において一定期間は1年間とされ、
1年間以上自機との間で通信を行っていない相手先が検
出される。
【0090】例えば、西暦2000年の10月3日に、
この実施の形態の携帯電話端末に最初に電源を投入した
ときに、自機の時計回路35が提供する現在年月日と、
フラッシュメモリ24のアドレス帳データとに基づい
て、1年間以上電話をかけていないし、電話がかかって
も来ていない相手先のアドレス帳データを検出する処理
を行う。
この実施の形態の携帯電話端末に最初に電源を投入した
ときに、自機の時計回路35が提供する現在年月日と、
フラッシュメモリ24のアドレス帳データとに基づい
て、1年間以上電話をかけていないし、電話がかかって
も来ていない相手先のアドレス帳データを検出する処理
を行う。
【0091】そして、1年間以上電話をかけていない
し、電話がかかっても来ていない相手先のアドレス帳デ
ータが検出された場合には、制御部20は、図4(A)
に示すように、1年間以上自機との間で通信を行ってい
ない相手先があることを報知するメッセージと、その相
手先の名前と電話番号をLCDコントローラ11を通じ
てLCD12に表示する。
し、電話がかかっても来ていない相手先のアドレス帳デ
ータが検出された場合には、制御部20は、図4(A)
に示すように、1年間以上自機との間で通信を行ってい
ない相手先があることを報知するメッセージと、その相
手先の名前と電話番号をLCDコントローラ11を通じ
てLCD12に表示する。
【0092】この例の場合には、図3を用いて説明した
ように、西暦2000年の10月2日以降に通信を行っ
ていないには、電話番号「03−3×××−7890」
の名前「佐藤広一」という相手先が存在するので、その
電話番号と相手先の名前とが報知される。
ように、西暦2000年の10月2日以降に通信を行っ
ていないには、電話番号「03−3×××−7890」
の名前「佐藤広一」という相手先が存在するので、その
電話番号と相手先の名前とが報知される。
【0093】そして、確認入力として、携帯電話端末の
キー操作部32の何らかのキー入力操作が行われること
を待ち、確認入力がされた場合には、携帯電話端末の制
御部20は、図4(B)に示すように、次に行うべき処
理を選択するアクションリストを表示する。
キー操作部32の何らかのキー入力操作が行われること
を待ち、確認入力がされた場合には、携帯電話端末の制
御部20は、図4(B)に示すように、次に行うべき処
理を選択するアクションリストを表示する。
【0094】この実施の形態の携帯電話端末において
は、図4(B)に示すように、「1.電話をかける」、
「2.メールを送る」、「3.データを削除」、「0.
何もしない」の4つのうちからいづれか1つを選択する
ことができるようにされている。
は、図4(B)に示すように、「1.電話をかける」、
「2.メールを送る」、「3.データを削除」、「0.
何もしない」の4つのうちからいづれか1つを選択する
ことができるようにされている。
【0095】「1.電話をかける」は、1年以上通信を
行っていない相手先に電話をかける場合に選択する項目
である。「2.メールを送る」は、1年以上通信を行っ
ていない相手先に電子メールを送信する場合に選択する
項目である。また、「3.データを削除」は、1年以上
通信を行っていない相手先のアドレス帳データのフラッ
シュメモリ24からの削除を行うようにする場合に選択
する項目である。また、「0.何もしない」は、通信も
データの削除も行わない場合に選択する項目である。
行っていない相手先に電話をかける場合に選択する項目
である。「2.メールを送る」は、1年以上通信を行っ
ていない相手先に電子メールを送信する場合に選択する
項目である。また、「3.データを削除」は、1年以上
通信を行っていない相手先のアドレス帳データのフラッ
シュメモリ24からの削除を行うようにする場合に選択
する項目である。また、「0.何もしない」は、通信も
データの削除も行わない場合に選択する項目である。
【0096】そして、図4(B)に示したアクションリ
ストにおいて、「0.何もしない」が選択された場合に
は、何も処理を行うことなく、図4(C)に示すよう
に、待ち受け画面にとなる。例えば、日付や現在時刻を
示す時計表示などの画面表示が行われる。
ストにおいて、「0.何もしない」が選択された場合に
は、何も処理を行うことなく、図4(C)に示すよう
に、待ち受け画面にとなる。例えば、日付や現在時刻を
示す時計表示などの画面表示が行われる。
【0097】また、図4(B)に示したアクションリス
トにおいて、「1.電話をかける」が選択された場合に
は、携帯電話端末の制御部20は、1年以上通信を行っ
ていない相手先として報知した相手先の電話番号を用い
て、その相手先に電話をかけるようにし、図4(D)に
示すように、発信(発呼)中であることを示す情報をL
CD12に表示する。
トにおいて、「1.電話をかける」が選択された場合に
は、携帯電話端末の制御部20は、1年以上通信を行っ
ていない相手先として報知した相手先の電話番号を用い
て、その相手先に電話をかけるようにし、図4(D)に
示すように、発信(発呼)中であることを示す情報をL
CD12に表示する。
【0098】この図4(D)において、最下端右側の
「中止」アイコンが選択するように操作された場合に
は、携帯電話端末における発呼処理は中止される。「中
止」アイコンが選択されず、正常に発呼処理が行われ
て、相手先が応答した場合には、電話回線が接続され、
通話ができるようにされる。
「中止」アイコンが選択するように操作された場合に
は、携帯電話端末における発呼処理は中止される。「中
止」アイコンが選択されず、正常に発呼処理が行われ
て、相手先が応答した場合には、電話回線が接続され、
通話ができるようにされる。
【0099】また、図4(B)に示したアクションリス
トにおいて、「2.メールを送る」が選択された場合に
は、携帯電話端末の制御部20は、図4(E)に示すよ
うに、LCD12に電子メールの作成画面を表示し、キ
ー操作部32を通じて電子メールの入力を行うことがで
きるようにする。
トにおいて、「2.メールを送る」が選択された場合に
は、携帯電話端末の制御部20は、図4(E)に示すよ
うに、LCD12に電子メールの作成画面を表示し、キ
ー操作部32を通じて電子メールの入力を行うことがで
きるようにする。
【0100】この場合、1年以上通信を行っていない相
手先として報知した相手先の電子メールや名前など電子
メールの送信に当たり相手先を特定する情報として必要
な情報は、フラッシュメモリ24のアドレス帳データの
データが用いられる。また、電子メールアドレスなどの
必要なデータがアドレス帳データに含まれていない場合
や誤っていた場合には、キー操作部32を通じて入力す
ることもできるし、アドレス帳データからもってきた電
子メールアドレスをキー操作部32を通じて修正するこ
ともできる。
手先として報知した相手先の電子メールや名前など電子
メールの送信に当たり相手先を特定する情報として必要
な情報は、フラッシュメモリ24のアドレス帳データの
データが用いられる。また、電子メールアドレスなどの
必要なデータがアドレス帳データに含まれていない場合
や誤っていた場合には、キー操作部32を通じて入力す
ることもできるし、アドレス帳データからもってきた電
子メールアドレスをキー操作部32を通じて修正するこ
ともできる。
【0101】そして、図4(E)において、画面の最下
端部左側に表示されている「送る」アイコンを選択する
ように操作することにより、作成した電子メールの送信
を行うことができ、画面の最下端部右側に表示されてい
る「中止」アイコンを選択するように操作することによ
り、電子メールの作成を中止することができるようにさ
れる。
端部左側に表示されている「送る」アイコンを選択する
ように操作することにより、作成した電子メールの送信
を行うことができ、画面の最下端部右側に表示されてい
る「中止」アイコンを選択するように操作することによ
り、電子メールの作成を中止することができるようにさ
れる。
【0102】また、図4(B)に示したアクションリス
トにおいて、「3.データを削除」が選択された場合に
は、携帯電話端末の制御部20は、図4(F)に示すよ
うに、アドレス帳データの削除を行うか否かを再度確認
するメッセージを表示し、削除するか、削除を中止する
かの選択入力を受け付けるようにする。
トにおいて、「3.データを削除」が選択された場合に
は、携帯電話端末の制御部20は、図4(F)に示すよ
うに、アドレス帳データの削除を行うか否かを再度確認
するメッセージを表示し、削除するか、削除を中止する
かの選択入力を受け付けるようにする。
【0103】そして、図4(F)において、画面の最下
端部左側に表示されている「削除」アイコンを選択する
ように操作することにより、制御部20は、報知するよ
うにした1年以上通信を行っていない相手先のアドレス
帳データをフラッシュメモリ24から削除する。また、
画面の最下端部右側に表示されている「中止」アイコン
を選択するように操作した場合には、アドレス帳データ
の削除処理を中止し、アドレス帳データの削除を行わな
いようにする。
端部左側に表示されている「削除」アイコンを選択する
ように操作することにより、制御部20は、報知するよ
うにした1年以上通信を行っていない相手先のアドレス
帳データをフラッシュメモリ24から削除する。また、
画面の最下端部右側に表示されている「中止」アイコン
を選択するように操作した場合には、アドレス帳データ
の削除処理を中止し、アドレス帳データの削除を行わな
いようにする。
【0104】次に、図4を用いて説明した一定期間以上
通信を行っていない通信の相手先の検出処理とその後に
行う処理について図5のフローチャートを用いてさらに
説明する。図5は、図4を用いて説明した一定期間以上
通信を行っていない通信の相手先の検出処理とその後に
行う処理について説明するためのフローチャートであ
る。この図5に示す処理は、前述もしたように、例え
ば、携帯電話端末への電源投入直後や使用者からの指示
入力を受けた場合など、予め決められたタイミングで携
帯電話端末の制御部20において実行される処理であ
る。
通信を行っていない通信の相手先の検出処理とその後に
行う処理について図5のフローチャートを用いてさらに
説明する。図5は、図4を用いて説明した一定期間以上
通信を行っていない通信の相手先の検出処理とその後に
行う処理について説明するためのフローチャートであ
る。この図5に示す処理は、前述もしたように、例え
ば、携帯電話端末への電源投入直後や使用者からの指示
入力を受けた場合など、予め決められたタイミングで携
帯電話端末の制御部20において実行される処理であ
る。
【0105】この図5に示す処理が実行されると、まず
制御部20は、時計回路35から現在年月日を取得し、
この現在日時とフラッシュメモリ24に記憶保持されて
いるアドレス帳データの最後の発信日時、最後の着信日
時との演算を行って、1年以上未使用のアドレス帳デー
タがあるか否か、すなわち、1年以上通信を行っていな
い相手先のアドレス帳データがあるか否かを判断する
(ステップS101)。
制御部20は、時計回路35から現在年月日を取得し、
この現在日時とフラッシュメモリ24に記憶保持されて
いるアドレス帳データの最後の発信日時、最後の着信日
時との演算を行って、1年以上未使用のアドレス帳デー
タがあるか否か、すなわち、1年以上通信を行っていな
い相手先のアドレス帳データがあるか否かを判断する
(ステップS101)。
【0106】ステップS101の判断処理において、1
年以上通信を行っていない相手先があると判断したとき
には、制御部20は、図4(A)に示したように、その
相手先のアドレス帳データの電話番号や名前などの注意
メッセージをLCD12に表示して(ステップS10
2)、携帯電話端末の使用者に報知する。
年以上通信を行っていない相手先があると判断したとき
には、制御部20は、図4(A)に示したように、その
相手先のアドレス帳データの電話番号や名前などの注意
メッセージをLCD12に表示して(ステップS10
2)、携帯電話端末の使用者に報知する。
【0107】そして、制御部20は、使用者からの確認
入力を待ち(ステップS103)、確認入力がされた時
には、その後に行うべき処理を選択するためのアクショ
ンリストをLCD12に表示する(ステップS10
4)。このアクションリストは、図4(B)に示したよ
うに、電話をかけて通話を行うか、メールを送信する
か、アドレス帳データを削除する、何もしないかの選択
入力を受け付けるものである。
入力を待ち(ステップS103)、確認入力がされた時
には、その後に行うべき処理を選択するためのアクショ
ンリストをLCD12に表示する(ステップS10
4)。このアクションリストは、図4(B)に示したよ
うに、電話をかけて通話を行うか、メールを送信する
か、アドレス帳データを削除する、何もしないかの選択
入力を受け付けるものである。
【0108】そして、制御部20は、「1.電話をかけ
る」が選択されたか否かを判断し(ステップS10
5)、「1.電話をかける」が選択されたと判断したと
きには、図4(D)に示したように、1年以上通信を行
っていない相手先として報知したその相手先に対して電
話をかけて電話回線を接続し通話をできるようにして
(ステップS106)、この図5に示す処理を終了す
る。なお、ステップS106において、発呼処理を中止
するようにした場合にも、この図5に示す処理を終了す
る。
る」が選択されたか否かを判断し(ステップS10
5)、「1.電話をかける」が選択されたと判断したと
きには、図4(D)に示したように、1年以上通信を行
っていない相手先として報知したその相手先に対して電
話をかけて電話回線を接続し通話をできるようにして
(ステップS106)、この図5に示す処理を終了す
る。なお、ステップS106において、発呼処理を中止
するようにした場合にも、この図5に示す処理を終了す
る。
【0109】ステップS105の判断処理において、
「1.電話をかける」が選択されていない判断したとき
には、制御部20は、「2.メールを送る」が選択され
たか否かを判断し(ステップS107)、「2.メール
を送る」が選択されたと判断したときには、図4(E)
に示したように、電子メールの作成画面を表示して、電
子メールを作成するようにし、作成した電子メールを送
信するようにして(ステップS108)、この図5に示
す処理を終了する。なお、ステップS108において、
作成した電子メールの送信を中止するようにした場合に
も、この図5に示す処理を終了する。
「1.電話をかける」が選択されていない判断したとき
には、制御部20は、「2.メールを送る」が選択され
たか否かを判断し(ステップS107)、「2.メール
を送る」が選択されたと判断したときには、図4(E)
に示したように、電子メールの作成画面を表示して、電
子メールを作成するようにし、作成した電子メールを送
信するようにして(ステップS108)、この図5に示
す処理を終了する。なお、ステップS108において、
作成した電子メールの送信を中止するようにした場合に
も、この図5に示す処理を終了する。
【0110】ステップS107の判断処理において、
「2.メールを送る」が選択されていないと判断したと
きには、制御部20は、「3.データを削除」が選択さ
れたか否かを判断する(ステップS109)。ステップ
S109の判断処理において、「3.データを削除」が
選択されたと判断したときには、図4(F)に示したよ
うに、データ削除の再確認を行うようにし、1年以上通
信を行わなかった相手先のアドレス帳データをフラッシ
ュメモリ24から削除し(ステップS110)、この図
5に示す処理を終了する。
「2.メールを送る」が選択されていないと判断したと
きには、制御部20は、「3.データを削除」が選択さ
れたか否かを判断する(ステップS109)。ステップ
S109の判断処理において、「3.データを削除」が
選択されたと判断したときには、図4(F)に示したよ
うに、データ削除の再確認を行うようにし、1年以上通
信を行わなかった相手先のアドレス帳データをフラッシ
ュメモリ24から削除し(ステップS110)、この図
5に示す処理を終了する。
【0111】そして、ステップS109の判断処理にお
いて、「3.データを削除」が選択されていないと判断
した場合には、すなわち、「1.電話をかける」でも無
く、「2.メールを送る」でも無く、「3.データを削
除」でも無いので、「0.何もしない」が選択されたと
判断し、何もすること無く、この図5に示す処理を終了
する。
いて、「3.データを削除」が選択されていないと判断
した場合には、すなわち、「1.電話をかける」でも無
く、「2.メールを送る」でも無く、「3.データを削
除」でも無いので、「0.何もしない」が選択されたと
判断し、何もすること無く、この図5に示す処理を終了
する。
【0112】なお、ステップS101の判断処理におい
て、1年以上通信を行っていない相手先はないと判断し
た場合には、何もする必要はないので、この図5に示す
処理を終了する。
て、1年以上通信を行っていない相手先はないと判断し
た場合には、何もする必要はないので、この図5に示す
処理を終了する。
【0113】このように、この実施の形態の携帯電話端
末は、メモリ登録された電話番号への発信/着信からの
経過時間を管理しておき、一定以上の時間が経過した
ら、発信を促したり、アドレス帳データのメモリからの
削除を促す機能を備えるものである。
末は、メモリ登録された電話番号への発信/着信からの
経過時間を管理しておき、一定以上の時間が経過した
ら、発信を促したり、アドレス帳データのメモリからの
削除を促す機能を備えるものである。
【0114】具体的には、前述したように、この実施の
形態の携帯電話端末においては、1年以上通信を行って
いない相手先については、その相手先の名前や電話番号
を報知することができる。そして、使用者の判断に応じ
て、1年以上通信を行っていないその相手先に対して、
電話をかけたり、電子メールを送信したりすることがで
きるようにされている。これにより、アドレス帳データ
の有効活用を図ることができる。
形態の携帯電話端末においては、1年以上通信を行って
いない相手先については、その相手先の名前や電話番号
を報知することができる。そして、使用者の判断に応じ
て、1年以上通信を行っていないその相手先に対して、
電話をかけたり、電子メールを送信したりすることがで
きるようにされている。これにより、アドレス帳データ
の有効活用を図ることができる。
【0115】また、その相手先のアドレス帳データ自体
が不要であると使用者が判断した時には、そのアドレス
帳データをフラッシュメモリ24から削除することがで
きるようにされている。これにより、フラッシュメモリ
24の記憶領域を無駄に使うことなく、フラッシュメモ
リ24の有効活用を図ることができる。
が不要であると使用者が判断した時には、そのアドレス
帳データをフラッシュメモリ24から削除することがで
きるようにされている。これにより、フラッシュメモリ
24の記憶領域を無駄に使うことなく、フラッシュメモ
リ24の有効活用を図ることができる。
【0116】[フラッシュメモリに有効活用について]
さらに、この実施の形態の携帯電話端末は、フラッシュ
メモリ24のアドレス帳データファイルに、新規のアド
レス帳データを追加記録する場合に、フラッシュメモリ
24の空き領域が充分であるか否かを判断する。そし
て、空き領域が不足している場合には、削除するアドレ
ス帳データの候補の一覧リストを携帯電話端末のLCD
12に表示し、この中から削除するデータを選択して削
除するようにする。これにより、新規に追加記録するア
ドレス帳データの格納領域を確保し、新規のアドレス帳
データを確実にメモリに追加記録することができるよう
にしている。
さらに、この実施の形態の携帯電話端末は、フラッシュ
メモリ24のアドレス帳データファイルに、新規のアド
レス帳データを追加記録する場合に、フラッシュメモリ
24の空き領域が充分であるか否かを判断する。そし
て、空き領域が不足している場合には、削除するアドレ
ス帳データの候補の一覧リストを携帯電話端末のLCD
12に表示し、この中から削除するデータを選択して削
除するようにする。これにより、新規に追加記録するア
ドレス帳データの格納領域を確保し、新規のアドレス帳
データを確実にメモリに追加記録することができるよう
にしている。
【0117】図6は、新規のアドレス帳データの追加登
録時の処理を説明するための図である。使用者がメニュ
ーからアドレス帳データの登録処理を選択するなどし
て、アドレス帳データの登録を行うように指示すると、
この実施の形態の携帯電話端末の制御部20は、図6
(A)に示すように、アドレス帳データの登録画面を表
示し、新規に登録しようとするアドレス帳データの入力
や修正などを受け付けるようにする。この場合、電話番
号は、前述したように、発呼時に入力したもの、あるい
は、着呼時に提供されたものをそのまま用いることがで
きるようにされているとともに、初めから使用者が入力
することもできるようにされている。
録時の処理を説明するための図である。使用者がメニュ
ーからアドレス帳データの登録処理を選択するなどし
て、アドレス帳データの登録を行うように指示すると、
この実施の形態の携帯電話端末の制御部20は、図6
(A)に示すように、アドレス帳データの登録画面を表
示し、新規に登録しようとするアドレス帳データの入力
や修正などを受け付けるようにする。この場合、電話番
号は、前述したように、発呼時に入力したもの、あるい
は、着呼時に提供されたものをそのまま用いることがで
きるようにされているとともに、初めから使用者が入力
することもできるようにされている。
【0118】そして、この実施の形態の携帯電話端末の
使用者は、携帯電話端末のキー操作部32を操作して、
相手先の名前、読みがな、住所などの必要な情報を入力
する。この場合に、図6(A)において、画面の最下端
部右側に表示されている「中止」アイコンを選択するよ
うに操作することにより、アドレス帳データの追加登録
処理は中止するようにされる。また、図6(A)におい
て、画面の最下端部左側に表示されている「登録」アイ
コンを選択するように操作すると、制御部20は、フラ
ッシュメモリ24のアドレス帳データファイルの空き領
域の検出を行う。
使用者は、携帯電話端末のキー操作部32を操作して、
相手先の名前、読みがな、住所などの必要な情報を入力
する。この場合に、図6(A)において、画面の最下端
部右側に表示されている「中止」アイコンを選択するよ
うに操作することにより、アドレス帳データの追加登録
処理は中止するようにされる。また、図6(A)におい
て、画面の最下端部左側に表示されている「登録」アイ
コンを選択するように操作すると、制御部20は、フラ
ッシュメモリ24のアドレス帳データファイルの空き領
域の検出を行う。
【0119】空き領域が不足している場合には、携帯電
話端末の制御部20は、図6(B)に示すように、フラ
ッシュメモリ24のアドレス帳データファイルに空き領
域が不足していることを警告するとともに、削除するア
ドレス帳データの候補の一覧リスト(削除候補一覧リス
ト)を表示することを通知するメッセージをLCD12
に表示するようにし、携帯電話端末の使用者に対して何
かキーを操作することを要求する確認入力待ちとなる。
話端末の制御部20は、図6(B)に示すように、フラ
ッシュメモリ24のアドレス帳データファイルに空き領
域が不足していることを警告するとともに、削除するア
ドレス帳データの候補の一覧リスト(削除候補一覧リス
ト)を表示することを通知するメッセージをLCD12
に表示するようにし、携帯電話端末の使用者に対して何
かキーを操作することを要求する確認入力待ちとなる。
【0120】使用者により確認入力が行われると、制御
部20は、フラッシュメモリ24に記憶されているアド
レス帳データに基づいて、削除候補一覧リストを作成
し、これを図6(C)に示すように、LCD12にLC
Dコントローラ11を通じて表示する。この場合、制御
部20は、最後の通信日時の古い順に削除候補一覧リス
トを作成する。この例において、削除候補一覧リスト
は、図6(C)に示すように、アドレス帳データに含ま
れる通信の相手先の名前と最後の通信日付とからなるも
のである。
部20は、フラッシュメモリ24に記憶されているアド
レス帳データに基づいて、削除候補一覧リストを作成
し、これを図6(C)に示すように、LCD12にLC
Dコントローラ11を通じて表示する。この場合、制御
部20は、最後の通信日時の古い順に削除候補一覧リス
トを作成する。この例において、削除候補一覧リスト
は、図6(C)に示すように、アドレス帳データに含ま
れる通信の相手先の名前と最後の通信日付とからなるも
のである。
【0121】また、ここで最後の通信日時は、最後の発
信日時と最後の着信日時のいづれか遅い方である。すな
わち、電話をかけた場合と、電話を受けた場合とを含
め、その相手先との間で通信を行うようにした最後の日
時(その相手先との間におい通信を行った最新の日時)
が、その相手先との間においての最後の通信日時(最終
アクセス日)となる。
信日時と最後の着信日時のいづれか遅い方である。すな
わち、電話をかけた場合と、電話を受けた場合とを含
め、その相手先との間で通信を行うようにした最後の日
時(その相手先との間におい通信を行った最新の日時)
が、その相手先との間においての最後の通信日時(最終
アクセス日)となる。
【0122】そして、携帯電話端末の使用者は、携帯電
話端末のキー操作部32の例えばジョグダイヤルキー3
21を回動操作することにより、削除しようとするアド
レス帳データに対応する通信の相手先の表示欄にカーソ
ルを位置付ける。この実施の形態の携帯電話端末におい
ては、カーソルが位置付けられた欄については、例えば
反転表示する。図6(C)においては、「佐藤広一」と
いう相手先名が表示されている最上欄が反転表示され、
ここにカーソルが位置付けられていることが示されてい
る。
話端末のキー操作部32の例えばジョグダイヤルキー3
21を回動操作することにより、削除しようとするアド
レス帳データに対応する通信の相手先の表示欄にカーソ
ルを位置付ける。この実施の形態の携帯電話端末におい
ては、カーソルが位置付けられた欄については、例えば
反転表示する。図6(C)においては、「佐藤広一」と
いう相手先名が表示されている最上欄が反転表示され、
ここにカーソルが位置付けられていることが示されてい
る。
【0123】そして、この図6(C)に示した画面にお
いて、画面の最下端部左側に表示されている「削除」ア
イコンが選択するように操作されると、制御部20は、
図6(D)に示すように、削除するデータとして選択し
た相手先の情報をLCD12の表示画面に表示して、再
度、削除可能なデータであるか否かの確認入力の待ち状
態となる。また、図6(C)に示すように、画面の最下
端部右側に表示されている「中止」アイコンを選択する
ように操作することにより、選択した相手先のアドレス
帳データの削除が中止される。
いて、画面の最下端部左側に表示されている「削除」ア
イコンが選択するように操作されると、制御部20は、
図6(D)に示すように、削除するデータとして選択し
た相手先の情報をLCD12の表示画面に表示して、再
度、削除可能なデータであるか否かの確認入力の待ち状
態となる。また、図6(C)に示すように、画面の最下
端部右側に表示されている「中止」アイコンを選択する
ように操作することにより、選択した相手先のアドレス
帳データの削除が中止される。
【0124】図6(D)に示したように、削除可能なデ
ータであるか否かの確認入力の待ち状態となった後、図
6(D)において、画面の最下端部左側に表示されてい
る「削除」アイコンが選択するように操作されると、制
御部20は、その選択された相手先のアドレス帳データ
をフラッシュメモリ24のアドレス帳データファイルか
ら削除する処理を実行し、そのアドレス帳データをフラ
ッシュメモリ24のアドレス帳データファイルから削除
する。
ータであるか否かの確認入力の待ち状態となった後、図
6(D)において、画面の最下端部左側に表示されてい
る「削除」アイコンが選択するように操作されると、制
御部20は、その選択された相手先のアドレス帳データ
をフラッシュメモリ24のアドレス帳データファイルか
ら削除する処理を実行し、そのアドレス帳データをフラ
ッシュメモリ24のアドレス帳データファイルから削除
する。
【0125】この削除処理の後、制御部20は、新規の
アドレス帳データ、この図6に示す例の場合には、図6
(A)に示したように、名前が「鈴木一郎」、電話番号
が「03−1×××−5678」である相手先のアドレ
ス帳データを、新たにフラッシュメモリ24に追加登録
する。そして、図6(E)に示すように、新たに追加登
録するようにしたアドレス帳データをフラッシュメモリ
24のアドレス帳データファイルに追加登録したことを
示すメッセージをLCD12に表示し、アドレス帳デー
タの新規登録処理を終了する。
アドレス帳データ、この図6に示す例の場合には、図6
(A)に示したように、名前が「鈴木一郎」、電話番号
が「03−1×××−5678」である相手先のアドレ
ス帳データを、新たにフラッシュメモリ24に追加登録
する。そして、図6(E)に示すように、新たに追加登
録するようにしたアドレス帳データをフラッシュメモリ
24のアドレス帳データファイルに追加登録したことを
示すメッセージをLCD12に表示し、アドレス帳デー
タの新規登録処理を終了する。
【0126】次に、図6を用いて説明した一定期間以上
通信を行っていない通信の相手先の検出処理とその対処
処理について図7のフローチャートを用いてさらに説明
する。図7は、図6を用いて説明した一定期間以上通信
を行っていない通信の相手先の検出処理とその対処処理
について説明するためのフローチャートである。
通信を行っていない通信の相手先の検出処理とその対処
処理について図7のフローチャートを用いてさらに説明
する。図7は、図6を用いて説明した一定期間以上通信
を行っていない通信の相手先の検出処理とその対処処理
について説明するためのフローチャートである。
【0127】この図7に示す処理は、前述もしたよう
に、アドレス帳データの登録処理を実行するようにした
場合に実行される処理である。すなわち、アドレス帳デ
ータの登録処理を実行するようにすると、制御部20
は、図6(A)に示したように、アドレス帳データの登
録画面をLCD12に表示し、新規に登録しようとする
アドレス帳データの入力や修正などを受け付ける(ステ
ップS201)。
に、アドレス帳データの登録処理を実行するようにした
場合に実行される処理である。すなわち、アドレス帳デ
ータの登録処理を実行するようにすると、制御部20
は、図6(A)に示したように、アドレス帳データの登
録画面をLCD12に表示し、新規に登録しようとする
アドレス帳データの入力や修正などを受け付ける(ステ
ップS201)。
【0128】このステップS201においては、前述も
したように、電話番号は、発呼時に入力したもの、ある
いは、着呼時に提供されたものをそのまま表示して用い
ることができるとともに、初めから使用者が入力するこ
ともできるようにされている。
したように、電話番号は、発呼時に入力したもの、ある
いは、着呼時に提供されたものをそのまま表示して用い
ることができるとともに、初めから使用者が入力するこ
ともできるようにされている。
【0129】そして、制御部20は、図6(A)の画面
において、最下端部左側に表示されている「登録」アイ
コンと、最下端部右側に表示されている「中止」アイコ
ンのうちのいづれが選択するようにされたかを判断する
(ステップS202)。このステップS202の判断処
理において、「登録」アイコンが選択され、登録指示が
されたと判断した場合には、制御部20は、フラッシュ
メモリ24のアドレス帳データファイルに空き領域があ
るか否かを判断する(ステップS203)。
において、最下端部左側に表示されている「登録」アイ
コンと、最下端部右側に表示されている「中止」アイコ
ンのうちのいづれが選択するようにされたかを判断する
(ステップS202)。このステップS202の判断処
理において、「登録」アイコンが選択され、登録指示が
されたと判断した場合には、制御部20は、フラッシュ
メモリ24のアドレス帳データファイルに空き領域があ
るか否かを判断する(ステップS203)。
【0130】ステップS203の判断処理において、フ
ラッシュメモリ24のアドレス帳データファイルに空き
領域がないと判断したときには、制御部20は、図6
(B)に示したように、フラッシュメモリ24において
の空き領域不足を警告するメッセージをLCD12に表
示し(ステップS204)、確認入力待ちとなる(ステ
ップS205)。
ラッシュメモリ24のアドレス帳データファイルに空き
領域がないと判断したときには、制御部20は、図6
(B)に示したように、フラッシュメモリ24において
の空き領域不足を警告するメッセージをLCD12に表
示し(ステップS204)、確認入力待ちとなる(ステ
ップS205)。
【0131】ステップS205において、確認入力を受
け付けたと判断したときには、制御部20は、削除候補
一覧リストを最後の通信日時の古い順に作成して、これ
を図6(C)に示したようにLCD12に表示する(ス
テップS206)。そして、制御部20は、削除するア
ドレス帳データの候補の選択入力を受け付ける(ステッ
プS207)。
け付けたと判断したときには、制御部20は、削除候補
一覧リストを最後の通信日時の古い順に作成して、これ
を図6(C)に示したようにLCD12に表示する(ス
テップS206)。そして、制御部20は、削除するア
ドレス帳データの候補の選択入力を受け付ける(ステッ
プS207)。
【0132】そして、制御部20は、図6(C)の表示
画面において、最下端部左側に表示されている「削除」
アイコンが選択するようにされたか、最下端部右側に表
示されている「中止」アイコンが選択するようにされた
かを判断する(ステップS208)。
画面において、最下端部左側に表示されている「削除」
アイコンが選択するようにされたか、最下端部右側に表
示されている「中止」アイコンが選択するようにされた
かを判断する(ステップS208)。
【0133】ステップS208の判断処理において、
「削除」アイコンが選択するようにされ、図6(C)に
示した削除候補一覧リストから選択された相手先につい
てのアドレス帳データの削除が指示されたと判断したと
きには、制御部20は、図6(D)に示したように、再
度の確認画面を表示する(ステップS209)。
「削除」アイコンが選択するようにされ、図6(C)に
示した削除候補一覧リストから選択された相手先につい
てのアドレス帳データの削除が指示されたと判断したと
きには、制御部20は、図6(D)に示したように、再
度の確認画面を表示する(ステップS209)。
【0134】そして、制御部20は、図6(D)の表示
画面において、最下端部左側に表示されている「削除」
アイコンが選択するようにされたか、最下端部右側に表
示されている「中止」アイコンが選択するようにされた
かを判断する(ステップS210)。
画面において、最下端部左側に表示されている「削除」
アイコンが選択するようにされたか、最下端部右側に表
示されている「中止」アイコンが選択するようにされた
かを判断する(ステップS210)。
【0135】ステップS210の判断処理において、
「削除」アイコンが選択するようにされ、選択された相
手先についてのアドレス帳データの削除が指示されたと
判断したときには、制御部20は、その選択されたアド
レス帳データをフラッシュメモリ24のアドレス帳デー
タファイルから削除する(ステップS211)。
「削除」アイコンが選択するようにされ、選択された相
手先についてのアドレス帳データの削除が指示されたと
判断したときには、制御部20は、その選択されたアド
レス帳データをフラッシュメモリ24のアドレス帳デー
タファイルから削除する(ステップS211)。
【0136】そして、制御部20は、ステップS201
において受け付けるようにした新規のアドレス帳データ
をフラッシュメモリ24のアドレス帳データファイルに
追加登録し(ステップS212)、図6(E)に示した
ように、確認画面を表示して(ステップS213)、こ
の図7に示す処理を終了する。
において受け付けるようにした新規のアドレス帳データ
をフラッシュメモリ24のアドレス帳データファイルに
追加登録し(ステップS212)、図6(E)に示した
ように、確認画面を表示して(ステップS213)、こ
の図7に示す処理を終了する。
【0137】なお、ステップS202において、「中
止」アイコンが選択され、アドレス帳データの登録処理
の中止が指示されたと判断したときには、制御部20
は、この図7に示す処理を終了して、アドレス帳データ
の登録を行わないようにする。
止」アイコンが選択され、アドレス帳データの登録処理
の中止が指示されたと判断したときには、制御部20
は、この図7に示す処理を終了して、アドレス帳データ
の登録を行わないようにする。
【0138】また、ステップS203の判断処理におい
て、フラッシュメモリ24のアドレス帳データファイル
に空き領域があると判断したときには、ステップS20
4からステップS211までの処理を行うことなく、ス
テップS212の処理に進み、新規のアドレス帳データ
をフラッシュメモリ24のアドレス帳データファイルに
追加登録して(ステップS212)、確認画面を表示し
(ステップS213)、この図7に示す処理を終了す
る。
て、フラッシュメモリ24のアドレス帳データファイル
に空き領域があると判断したときには、ステップS20
4からステップS211までの処理を行うことなく、ス
テップS212の処理に進み、新規のアドレス帳データ
をフラッシュメモリ24のアドレス帳データファイルに
追加登録して(ステップS212)、確認画面を表示し
(ステップS213)、この図7に示す処理を終了す
る。
【0139】また、ステップS208の判断処理におい
て、「中止」アイコンが選択されアドレス帳データの登
録処理の中止が指示されたと判断したときには、制御部
20は、この図7に示す処理を終了して、アドレス帳デ
ータの登録を行わないようにする。
て、「中止」アイコンが選択されアドレス帳データの登
録処理の中止が指示されたと判断したときには、制御部
20は、この図7に示す処理を終了して、アドレス帳デ
ータの登録を行わないようにする。
【0140】また、ステップS210の判断処理おい
て、「中止」アイコンが選択されアドレス帳データの登
録処理の中止が指示されたと判断したときには、制御部
20は、ステップS206からの処理を繰り返し、削除
候補一覧リストからの削除する候補の選択から行うこと
ができるようにされる。
て、「中止」アイコンが選択されアドレス帳データの登
録処理の中止が指示されたと判断したときには、制御部
20は、ステップS206からの処理を繰り返し、削除
候補一覧リストからの削除する候補の選択から行うこと
ができるようにされる。
【0141】このように、新規のアドレス帳データの登
録に当たり、フラッシュメモリ24のアドレス帳データ
ファイルの空き領域が不足している場合には、削除する
アドレス帳データの一覧リストを表示して、削除するア
ドレス帳データの使用者に夜選択をフォローする機能を
備えている。
録に当たり、フラッシュメモリ24のアドレス帳データ
ファイルの空き領域が不足している場合には、削除する
アドレス帳データの一覧リストを表示して、削除するア
ドレス帳データの使用者に夜選択をフォローする機能を
備えている。
【0142】具体的には、前述したように、この実施の
形態の携帯電話端末においては、アドレス帳データを新
規に追加登録しようとする場合に、アドレス帳データを
記憶保持するフラッシュメモリ24のアドレス帳データ
ファイルの空き領域を検出する。そして、空き領域が不
足している場合には、最後の通信日時の古い順に削除す
るアドレス帳データの候補の一覧リストを表示し、使用
可能性の低いアドレス帳データを削除し、空き領域を確
保した上で、新規のアドレス帳データを追加登録するこ
とができるようにしている。
形態の携帯電話端末においては、アドレス帳データを新
規に追加登録しようとする場合に、アドレス帳データを
記憶保持するフラッシュメモリ24のアドレス帳データ
ファイルの空き領域を検出する。そして、空き領域が不
足している場合には、最後の通信日時の古い順に削除す
るアドレス帳データの候補の一覧リストを表示し、使用
可能性の低いアドレス帳データを削除し、空き領域を確
保した上で、新規のアドレス帳データを追加登録するこ
とができるようにしている。
【0143】したがって、新規のアドレス帳データがフ
ラッシュメモリ24のアドレス帳データファイルに登録
できなくなるということがなく、フラッシュメモリ24
を効率よく使用することができる。
ラッシュメモリ24のアドレス帳データファイルに登録
できなくなるということがなく、フラッシュメモリ24
を効率よく使用することができる。
【0144】また、既に記録保持されているアドレス帳
データを削除する場合には、最後の通信日付の古い順に
データが並べられた削除候補一覧リストから、使用可能
性の低いアドレス帳データを選択して削除することがで
きるので、必要なアドレス帳データを誤って削除してし
まうなどという不都合を発生させることを防止すること
ができる。
データを削除する場合には、最後の通信日付の古い順に
データが並べられた削除候補一覧リストから、使用可能
性の低いアドレス帳データを選択して削除することがで
きるので、必要なアドレス帳データを誤って削除してし
まうなどという不都合を発生させることを防止すること
ができる。
【0145】このように、この実施の形態の携帯電話端
末は、携帯電話端末の使用者に対して、通信の相手先ご
とに、最後に通話を行った時点からの経過時間をアクテ
ィブに伝えることにより、ユーザ間のコミュニケーショ
ンの新たなきっかけを提供することができる。例えば、
営業支援ツールとしても用いることができる。
末は、携帯電話端末の使用者に対して、通信の相手先ご
とに、最後に通話を行った時点からの経過時間をアクテ
ィブに伝えることにより、ユーザ間のコミュニケーショ
ンの新たなきっかけを提供することができる。例えば、
営業支援ツールとしても用いることができる。
【0146】また、アドレス帳データを記憶保持するメ
モリがいっぱいになってしまい、いづれかのアドレス帳
データを削除しなければならない場合に、通話を行って
いない期間の長い順に通信の相手先を報知することによ
って、削除するアドレス帳データの判断基準を与えるこ
とができる。
モリがいっぱいになってしまい、いづれかのアドレス帳
データを削除しなければならない場合に、通話を行って
いない期間の長い順に通信の相手先を報知することによ
って、削除するアドレス帳データの判断基準を与えるこ
とができる。
【0147】なお、前述した実施の形態においてはアド
レス帳データにおいて、最後の発信日時、最後の着信日
時を管理するようにしたが、通信の各相手先ごとに、数
件程度の発信履歴や着信履歴を保持するようにして、あ
る程度の通信履歴の管理を行うようにすることもでき
る。このようにした場合には、通信を行う間隔を相手先
ごとに知ることができるので、削除するアドレス帳デー
タの選択時の判断基準とすることができる。
レス帳データにおいて、最後の発信日時、最後の着信日
時を管理するようにしたが、通信の各相手先ごとに、数
件程度の発信履歴や着信履歴を保持するようにして、あ
る程度の通信履歴の管理を行うようにすることもでき
る。このようにした場合には、通信を行う間隔を相手先
ごとに知ることができるので、削除するアドレス帳デー
タの選択時の判断基準とすることができる。
【0148】また、アドレス帳データのそれぞれを複数
段階にグループ分けするようにしてもよい。例えば、頻
繁に連絡を取り合う優先順位1のグループ、一週間に1
回程度は連絡を取り合う優先順位2のグループ、1か月
に1回程度は連絡を取り合う優先順位3のグループ、そ
れ以外の優先順位4のグループというようにグループす
る。そして、一定期間以上連絡を取らなかった相手先の
アドレス帳データについては、優先順位の低いグループ
に移行していき、最終的には、優先順位4のグループに
属するアドレス帳データから順に削除整理するようにす
ることもできる。
段階にグループ分けするようにしてもよい。例えば、頻
繁に連絡を取り合う優先順位1のグループ、一週間に1
回程度は連絡を取り合う優先順位2のグループ、1か月
に1回程度は連絡を取り合う優先順位3のグループ、そ
れ以外の優先順位4のグループというようにグループす
る。そして、一定期間以上連絡を取らなかった相手先の
アドレス帳データについては、優先順位の低いグループ
に移行していき、最終的には、優先順位4のグループに
属するアドレス帳データから順に削除整理するようにす
ることもできる。
【0149】また、前述した施の形態の携帯電話端末に
おいては、図3に示したように、アドレス帳データに
は、最後の発信日時と最後の着信日時とが設けられ、発
信や着信があるごとに更新するようにされている。この
ため、前述の実施の形態においては、発信日時と着信日
時のうちのいづれか古い方を最後の通信日時(最終アク
セス日)として用いるようにしたが、これに限るもので
はない。発信日時を優先的扱うようにしたり、着信日時
を優先的に扱うようにしてもよい。
おいては、図3に示したように、アドレス帳データに
は、最後の発信日時と最後の着信日時とが設けられ、発
信や着信があるごとに更新するようにされている。この
ため、前述の実施の形態においては、発信日時と着信日
時のうちのいづれか古い方を最後の通信日時(最終アク
セス日)として用いるようにしたが、これに限るもので
はない。発信日時を優先的扱うようにしたり、着信日時
を優先的に扱うようにしてもよい。
【0150】すなわち、発信日時から一定期間経過した
通信の相手先を報知するようにしたり、着信日時から一
定期間経過した通信の相手先を報知するようにしてもよ
い。また、図6(C)に示したような削除候補一覧リス
トを、発信日時の古い順、あるいは、着信日時の古い順
に作成して表示するようにすることもできる。
通信の相手先を報知するようにしたり、着信日時から一
定期間経過した通信の相手先を報知するようにしてもよ
い。また、図6(C)に示したような削除候補一覧リス
トを、発信日時の古い順、あるいは、着信日時の古い順
に作成して表示するようにすることもできる。
【0151】このような、発信日時を優先とするか、着
信日時を優先とするか、あるいは、前述の実施の形態の
場合のように、最後の通信日時を用いるかを携帯電話端
末の使用者により設定するようにすることももちろんで
きる。
信日時を優先とするか、あるいは、前述の実施の形態の
場合のように、最後の通信日時を用いるかを携帯電話端
末の使用者により設定するようにすることももちろんで
きる。
【0152】また、最後の通信日時だけを用いるように
する場合には、アドレス帳データに最後の通信日時デー
タだけを設け、これを発信時と着信時とにおいて更新す
ることにより、発信日時データと着信日時データとの両
方を設けないようにすることもできる。
する場合には、アドレス帳データに最後の通信日時デー
タだけを設け、これを発信時と着信時とにおいて更新す
ることにより、発信日時データと着信日時データとの両
方を設けないようにすることもできる。
【0153】また、アドレス帳データとして、通信回数
データを持つようにしてもよい。通信回数データを持つ
ことにより、通信回数をも考慮し、通信回数の少ない相
手先のアドレス帳データから先に削除するようにするな
ど、アドレス帳データの使用可能性を判断する上での情
報として用いることができる。
データを持つようにしてもよい。通信回数データを持つ
ことにより、通信回数をも考慮し、通信回数の少ない相
手先のアドレス帳データから先に削除するようにするな
ど、アドレス帳データの使用可能性を判断する上での情
報として用いることができる。
【0154】また、削除候補一覧リストの表示順は、前
述のように、最後の通信日時の古い順、最後の発信日時
の古い順、最後の着信日時の古い順などに限るものでは
なく、並べ換えのキー情報を複数用い、たとえば、最後
の通信日時の古い順であって、名前の50音順などのよ
うにすることもできる。その他、単に50音順など、任
意の順番に並べ変えるようにすることももちろんでき
る。
述のように、最後の通信日時の古い順、最後の発信日時
の古い順、最後の着信日時の古い順などに限るものでは
なく、並べ換えのキー情報を複数用い、たとえば、最後
の通信日時の古い順であって、名前の50音順などのよ
うにすることもできる。その他、単に50音順など、任
意の順番に並べ変えるようにすることももちろんでき
る。
【0155】また、前述の実施の形態においては、発信
日時、着信日時とも、発信や着信を行った時刻情報まで
持つようにしたがこれに限るものではない。日付情報だ
けを持つようにしてもよいし、発信あるいは着信を行っ
たのは、午前か午後かだけを把握できるようにするな
ど、必要なレベルで最後の発信タイミング、最後の着信
タイミング、あるいは、最後の通信タイミングを把握す
るようにすることができる。
日時、着信日時とも、発信や着信を行った時刻情報まで
持つようにしたがこれに限るものではない。日付情報だ
けを持つようにしてもよいし、発信あるいは着信を行っ
たのは、午前か午後かだけを把握できるようにするな
ど、必要なレベルで最後の発信タイミング、最後の着信
タイミング、あるいは、最後の通信タイミングを把握す
るようにすることができる。
【0156】また、前述の実施の形態においては、1年
間以上通信を行わなかった通信の相手先が発生した場合
であって、その相手先を報知した後においては、図4
(B)に示したように、報知後に行う処理は、1年間以
上通信を行わなかった相手先に対して、電話をかける処
理、電子メールを作成して送信する処理、その相手先の
アドレス帳データを削除する処理を選択できるものとし
て説明した。しかし、これに限るものではない。例え
ば、アドレス帳データを修正、変更する処理を行うよう
にしたり、そのアドレス帳データについては削除しない
が以後の報知を行わないように設定するなどのなどの他
の処理を行うようにすることもできる。
間以上通信を行わなかった通信の相手先が発生した場合
であって、その相手先を報知した後においては、図4
(B)に示したように、報知後に行う処理は、1年間以
上通信を行わなかった相手先に対して、電話をかける処
理、電子メールを作成して送信する処理、その相手先の
アドレス帳データを削除する処理を選択できるものとし
て説明した。しかし、これに限るものではない。例え
ば、アドレス帳データを修正、変更する処理を行うよう
にしたり、そのアドレス帳データについては削除しない
が以後の報知を行わないように設定するなどのなどの他
の処理を行うようにすることもできる。
【0157】また、前述した実施の形態においては、電
話番号を相手先特定情報として用いた場合を例にして説
明したが、相手先特定情報は、電話番号に限るものでは
ない。例えば、発信時において、通信の相手先を特定す
るために用いられる電子メールアドレスやその他の情報
を相手先特定情報として用いることができる。
話番号を相手先特定情報として用いた場合を例にして説
明したが、相手先特定情報は、電話番号に限るものでは
ない。例えば、発信時において、通信の相手先を特定す
るために用いられる電子メールアドレスやその他の情報
を相手先特定情報として用いることができる。
【0158】したがって、電子メールアドレスを相手先
特定情報として用いて、一定期間、電子メールを送信
(発信)もしていないし、受信(着信)もしていない相
手先を報知して、電子メールの送信を促したり、あるい
は、アドレス帳データの削除整理を促すようにすること
もできる。
特定情報として用いて、一定期間、電子メールを送信
(発信)もしていないし、受信(着信)もしていない相
手先を報知して、電子メールの送信を促したり、あるい
は、アドレス帳データの削除整理を促すようにすること
もできる。
【0159】また、アドレス帳データの新規登録に当た
り、フラッシュメモリ24のアドレス帳データファイル
の空き領域が不足している場合に、電子メールアドレス
を相手先特定情報として用いて、最後の通信日時の古い
順に削除候補の一覧リストを表示して、アドレス帳デー
タの削除整理を促すようにすることもできる。
り、フラッシュメモリ24のアドレス帳データファイル
の空き領域が不足している場合に、電子メールアドレス
を相手先特定情報として用いて、最後の通信日時の古い
順に削除候補の一覧リストを表示して、アドレス帳デー
タの削除整理を促すようにすることもできる。
【0160】もちろん、電子メールアドレスを相手先特
定情報として用いる場合であっても、電子メールの送信
日時を優先的に扱うようにしたり、電子メールの着信日
時を優先的に扱うようにすることもできる。
定情報として用いる場合であっても、電子メールの送信
日時を優先的に扱うようにしたり、電子メールの着信日
時を優先的に扱うようにすることもできる。
【0161】また、前述した実施の形態においては、一
定期間、通信を行っていない相手先を所定のタイミング
で自動的に報知するようにした。しかし、これに限るも
のではない。最後の発信日時や最後の着信日時を含むア
ドレス帳データをいつでも参照できるようにしておくよ
うにする。
定期間、通信を行っていない相手先を所定のタイミング
で自動的に報知するようにした。しかし、これに限るも
のではない。最後の発信日時や最後の着信日時を含むア
ドレス帳データをいつでも参照できるようにしておくよ
うにする。
【0162】そして、必要に応じて、アドレス帳データ
を参照して、しばらく通信を行っていない相手先に電話
をかけたり、電子メールを送信したり、あるいは、しば
らく通信を行っておらず、今後も使用しないであろうア
ドレス帳データをメモリから削除するなどのことをユー
ザのマニュアル操作によって行うようにすることができ
る。
を参照して、しばらく通信を行っていない相手先に電話
をかけたり、電子メールを送信したり、あるいは、しば
らく通信を行っておらず、今後も使用しないであろうア
ドレス帳データをメモリから削除するなどのことをユー
ザのマニュアル操作によって行うようにすることができ
る。
【0163】すなわち、通信の相手先を特定する相手先
特定情報である電話番号や電子メールアドレスなどに対
応付けて、最後の発信日時や最後の着信日時を示すデー
タを記憶保持できるようにしておくだけでも、アドレス
帳データの有効活用、アドレス帳データを記憶保持する
メモリの有効活用を図ることができる。
特定情報である電話番号や電子メールアドレスなどに対
応付けて、最後の発信日時や最後の着信日時を示すデー
タを記憶保持できるようにしておくだけでも、アドレス
帳データの有効活用、アドレス帳データを記憶保持する
メモリの有効活用を図ることができる。
【0164】また、通信の相手先を特定する相手先特定
情報である電話番号や電子メールアドレスなどに対応付
けて、最後の発信日時や最後の着信日時を示すデータを
記憶保持できるようにしておき、所定のタイミングで一
定期間以上通信を行っていない相手先を検出するように
して、一定期間以上通信を行っていない相手先が検出さ
れた場合には、これを報知だけするようにしてももちろ
んよい。
情報である電話番号や電子メールアドレスなどに対応付
けて、最後の発信日時や最後の着信日時を示すデータを
記憶保持できるようにしておき、所定のタイミングで一
定期間以上通信を行っていない相手先を検出するように
して、一定期間以上通信を行っていない相手先が検出さ
れた場合には、これを報知だけするようにしてももちろ
んよい。
【0165】この場合には、その一定期間以上通信を行
っていない相手先に対して、電話をかけたり、電子メー
ルを送信したり、あるいは、その通信の相手先のアドレ
ス帳データの削除などを、ユーザによるマニュアル操作
によって行うようにすることができる。
っていない相手先に対して、電話をかけたり、電子メー
ルを送信したり、あるいは、その通信の相手先のアドレ
ス帳データの削除などを、ユーザによるマニュアル操作
によって行うようにすることができる。
【0166】また、通信の相手先を特定する相手先特定
情報である電話番号や電子メールアドレスなどに対応付
けて、最後の発信日時や最後の着信日時を示すデータを
記憶保持できるようにしておき、所定のタイミングで一
定期間以上通信を行っていない相手先を検出するように
して、一定期間以上通信を行っていない相手先が検出さ
れた場合には、これを報知するとともに、ユーザの指示
により、その相手先に電話をかけたり、電子メールを送
信したりするまでの処理を一連の処理として行うように
することもできる。
情報である電話番号や電子メールアドレスなどに対応付
けて、最後の発信日時や最後の着信日時を示すデータを
記憶保持できるようにしておき、所定のタイミングで一
定期間以上通信を行っていない相手先を検出するように
して、一定期間以上通信を行っていない相手先が検出さ
れた場合には、これを報知するとともに、ユーザの指示
により、その相手先に電話をかけたり、電子メールを送
信したりするまでの処理を一連の処理として行うように
することもできる。
【0167】この場合の報知は、例えば、「しばらく電
話してません。たまには電話したらどうですか。」、
「最後に発信/着信してから???たっています。たま
には電話をしてみましょう。」などメッセージを、その
相手先の電話番号や名前などの相手先特定情報に関する
情報を表示するようにすればよい。
話してません。たまには電話したらどうですか。」、
「最後に発信/着信してから???たっています。たま
には電話をしてみましょう。」などメッセージを、その
相手先の電話番号や名前などの相手先特定情報に関する
情報を表示するようにすればよい。
【0168】もちろん、通信の相手先を特定する相手先
特定情報である電話番号や電子メールアドレスなどに対
応付けて、最後の発信日時や最後の着信日時を示すデー
タを記憶保持できるようにしておき、所定のタイミング
で一定期間以上通信を行っていない相手先を検出するよ
うにして、一定期間以上通信を行っていない相手先が検
出された場合には、これを報知するとともに、ユーザの
指示により、その相手先のアドレスデータをメモリから
削除するまでの処理を一連の処理として行うようにする
こともできる。
特定情報である電話番号や電子メールアドレスなどに対
応付けて、最後の発信日時や最後の着信日時を示すデー
タを記憶保持できるようにしておき、所定のタイミング
で一定期間以上通信を行っていない相手先を検出するよ
うにして、一定期間以上通信を行っていない相手先が検
出された場合には、これを報知するとともに、ユーザの
指示により、その相手先のアドレスデータをメモリから
削除するまでの処理を一連の処理として行うようにする
こともできる。
【0169】この場合の報知は、例えば、「ずっと話し
ていないので、この相手先のアドレス帳データを削除し
てしまったらどうですか。」、「最後に発信/着信して
から???たっています。メモリから削除しますか。」
などメッセージを、その相手先の電話番号や名前などの
相手先特定情報に関する情報を表示するようにすればよ
い。
ていないので、この相手先のアドレス帳データを削除し
てしまったらどうですか。」、「最後に発信/着信して
から???たっています。メモリから削除しますか。」
などメッセージを、その相手先の電話番号や名前などの
相手先特定情報に関する情報を表示するようにすればよ
い。
【0170】また、各種のメッセージ表示とともに、ア
ラームを放音するようにしてもよいし、アラームを加え
ることによって、メッセージ表示を簡略化するようにし
てもよい。
ラームを放音するようにしてもよいし、アラームを加え
ることによって、メッセージ表示を簡略化するようにし
てもよい。
【0171】また、一定期間以上通信を行っていない相
手先を報知する場合などにおいては、電話番号などの相
手先特定情報と、その相手先の名前などの相手先特定情
報に関する情報を表示するようにした。しかし、相手先
特定情報に関する情報は、相手先の名前だけでなく、相
手先のユーザの顔写真、相手先ごとに対応付けられた
絵、文字、記号、これらの組み合わせなど、相手先を特
定することが可能な種々の情報を用いることができる。
手先を報知する場合などにおいては、電話番号などの相
手先特定情報と、その相手先の名前などの相手先特定情
報に関する情報を表示するようにした。しかし、相手先
特定情報に関する情報は、相手先の名前だけでなく、相
手先のユーザの顔写真、相手先ごとに対応付けられた
絵、文字、記号、これらの組み合わせなど、相手先を特
定することが可能な種々の情報を用いることができる。
【0172】また、前述した実施の形態においては、ア
ドレス帳データは、フラッシュメモリ24に設けられる
アドレス帳データファイルに記憶保持されるものとして
説明した。フラッシュメモリ24には、種々のパラメー
タも記憶保持されるためである。しかし、これに限るも
のではなく、アドレス帳データのみを記憶保持する不揮
発性メモリを携帯電話端末などの送受信機能を備えた装
置に搭載するようにしたり、アドレス帳データをこの発
明が適用された装置に着脱可能とされたいわゆるカード
メモリなどの外部メモリに記憶保持するようにしてもも
ちろんよい。
ドレス帳データは、フラッシュメモリ24に設けられる
アドレス帳データファイルに記憶保持されるものとして
説明した。フラッシュメモリ24には、種々のパラメー
タも記憶保持されるためである。しかし、これに限るも
のではなく、アドレス帳データのみを記憶保持する不揮
発性メモリを携帯電話端末などの送受信機能を備えた装
置に搭載するようにしたり、アドレス帳データをこの発
明が適用された装置に着脱可能とされたいわゆるカード
メモリなどの外部メモリに記憶保持するようにしてもも
ちろんよい。
【0173】また、電話番号、名前、電子メールアドレ
スなどからなるアドレス帳データと、これに付随する最
後の発信日時、最後の送信日時などの情報とを別領域に
記憶保持するようにして、例えば、電話番号により関連
付けが行えるようにしてもよい。このようにした場合に
は、発信や着信があった通信の相手先についてのみ、電
話番号などの相手先特定情報と、最後の発信日時、最後
の送信日時を示すデータを有するデータを作成すればよ
いので、メモリの記憶領域を無駄に使用することを防止
することができる。
スなどからなるアドレス帳データと、これに付随する最
後の発信日時、最後の送信日時などの情報とを別領域に
記憶保持するようにして、例えば、電話番号により関連
付けが行えるようにしてもよい。このようにした場合に
は、発信や着信があった通信の相手先についてのみ、電
話番号などの相手先特定情報と、最後の発信日時、最後
の送信日時を示すデータを有するデータを作成すればよ
いので、メモリの記憶領域を無駄に使用することを防止
することができる。
【0174】また、前述の実施の形態においては、携帯
電話端末にこの発明による送受信機能を有する装置を適
用した場合を例にして説明した。従来の方式の携帯電話
端末だけでなく、PHS(Personal Hand
yphone System)方式の通信端末やW−C
DMA(Code Division Multipe
Access)方式の次世代携帯電話端末など各種の
携帯電話端末に適用することができる。
電話端末にこの発明による送受信機能を有する装置を適
用した場合を例にして説明した。従来の方式の携帯電話
端末だけでなく、PHS(Personal Hand
yphone System)方式の通信端末やW−C
DMA(Code Division Multipe
Access)方式の次世代携帯電話端末など各種の
携帯電話端末に適用することができる。
【0175】また、携帯電話端末だけでなく、例えば、
通信ソフトウエアが搭載され、携帯電話端末に接続する
ことにより、通信が可能とされるPDAやパーソナルコ
ンピュータ、通信ソフトウエアとモデム機能とが搭載さ
れたPDAやパーソナルコンピュータなど、各種の送受
信機能を有する装置にこの発明を適用することができ
る。
通信ソフトウエアが搭載され、携帯電話端末に接続する
ことにより、通信が可能とされるPDAやパーソナルコ
ンピュータ、通信ソフトウエアとモデム機能とが搭載さ
れたPDAやパーソナルコンピュータなど、各種の送受
信機能を有する装置にこの発明を適用することができ
る。
【0176】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、送受信機能を有する装置に記憶保持するようにされ
る相手先特定情報などを有効に活用することができる。
また、送受信機能を有する装置に記憶保持される相手先
情報などを必要に応じて削除整理することができ相手先
特定情報などを記憶保持するメモリを有効活用すること
ができる。
ば、送受信機能を有する装置に記憶保持するようにされ
る相手先特定情報などを有効に活用することができる。
また、送受信機能を有する装置に記憶保持される相手先
情報などを必要に応じて削除整理することができ相手先
特定情報などを記憶保持するメモリを有効活用すること
ができる。
【図1】この発明による送受信機能を有する装置の一実
施の形態が適用された携帯電話端末を説明するためのブ
ロック図である。
施の形態が適用された携帯電話端末を説明するためのブ
ロック図である。
【図2】図1に示した携帯電話端末の外観を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図3】図1に示した携帯電話端末のフラッシュメモリ
に記憶保持されるアドレス帳データを説明するための図
である。
に記憶保持されるアドレス帳データを説明するための図
である。
【図4】図1に示した携帯電話端末において行われる一
定期間以上通信を行っていない相手先の報知とその後の
処理について説明するための図である。
定期間以上通信を行っていない相手先の報知とその後の
処理について説明するための図である。
【図5】図4に示した携帯電話端末において行われる一
定期間以上通信を行っていない相手先の報知とその後の
処理について説明するためのフローチャートである。
定期間以上通信を行っていない相手先の報知とその後の
処理について説明するためのフローチャートである。
【図6】図1に示した携帯電話端末において行われるア
ドレス帳データの新規登録時の処理を説明するための図
である。
ドレス帳データの新規登録時の処理を説明するための図
である。
【図7】図6に示した携帯電話端末において行われるア
ドレス帳データの新規登録時の処理を説明するためのフ
ローチャートである。
ドレス帳データの新規登録時の処理を説明するためのフ
ローチャートである。
1…送受信アンテナ、2…アンテナ共用器、3…受信
部、4…ベースバンド処理部、5…音声コーデック(D
SP)、6…スピーカ(受話器)、7…マイクロホン
(送話器)、8…送信部、9…周波数シンセサイザ(局
発部)、11…LCDコントローラ、12…LCD、1
3…リンガ、20…制御部、21…CPU、22…RO
M、23…SRAM、24…フラッシュメモリ、25…
CPUバス、31…キーI/F(キーインターフェー
ス)、32…キー操作部、33…外部I/F(外部イン
ターフェース)、34…入出力端子、35…時計回路
部、4…ベースバンド処理部、5…音声コーデック(D
SP)、6…スピーカ(受話器)、7…マイクロホン
(送話器)、8…送信部、9…周波数シンセサイザ(局
発部)、11…LCDコントローラ、12…LCD、1
3…リンガ、20…制御部、21…CPU、22…RO
M、23…SRAM、24…フラッシュメモリ、25…
CPUバス、31…キーI/F(キーインターフェー
ス)、32…キー操作部、33…外部I/F(外部イン
ターフェース)、34…入出力端子、35…時計回路
Claims (11)
- 【請求項1】通信時において相手先を特定するために用
いられる相手先特定情報と、前記相手先特定情報により
特定される前記相手先への発信あるいは前記相手先から
の着信があった最後の日付に関する情報とを対応付けて
記憶保持するメモリを備えることを特徴とする送受信機
能を有する装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の送受信機能を有する装置
であって、 前記相手先特定情報に対応付けられた前記最後の日付に
関する情報が示す時点から一定期間以上経過したか否か
を判別する判別手段と、 前記判別手段により一定期間以上経過したと判断された
場合に、前記最後の日付に関する情報が対応付けられて
いる前記相手先特定情報、あるいは、前記相手先特定情
報に関する情報を報知する報知手段とを備えることを特
徴とする送受信機能を有する装置。 - 【請求項3】請求項2に記載の送受信機能を有する装置
であって、 前記相手先特定情報に関する情報の報知は、前記相手先
特定情報によって特定される前記相手先への発信を促す
メッセージを伴うものであり、 前記相手先への発信を行うことの指示入力を受け付ける
発信指示入力受付手段と、 前記発信指示入力受付手段を通じて、前記相手先への発
信が指示された場合に、前記相手先への発信を行うよう
にする発信制御手段とを備えることを特徴とする送受信
機能を有する装置。 - 【請求項4】請求項2に記載の送受信機能を有する装置
であって、 前記相手先特定情報に関する情報の報知は、前記相手先
特定情報とこれに対応付けられた情報の前記メモリから
の削除を促すメッセージを伴うものであり、 前記相手先特定情報とこれに対応付けられた情報の前記
メモリからの削除を行うことの指示入力を受け付ける削
除指示入力受付手段と、 前記削除指示入力受付手段を通じて、削除が指示された
場合に、前記相手先特定情報とこれに対応付けられた情
報の前記メモリからの削除を行うようにする削除制御手
段とを備えることを特徴とする送受信機能を有する装
置。 - 【請求項5】請求項2に記載の送受信機能を有する装置
であって、 前記報知手段による報知処理後に行うべき処理の選択入
力を受け付ける選択入力受付手段と、 前記選択入力受付手段を通じて選択された処理を実行す
るようにする制御手段とを備えることを特徴とする送受
信機能を有する装置。 - 【請求項6】請求項5に記載の送受信機能を有する装置
であって、 前記報知手段による報知処理後に行うべき処理は、前記
相手先特定情報によって特定される前記相手先への発信
処理、あるいは、前記相手先特定情報とこれに対応付け
られた情報の前記メモリからの削除処理であることを特
徴とする送受信機能を有する装置。 - 【請求項7】請求項1に記載の送受信機能を有する装置
であって、 前記メモリ内に空き領域があるか否かを検出する空き領
域検出手段と、 前記空き領域検出手段により前記メモリ内に空き領域が
ないことが検出された場合に、前記最後の日付に関する
情報に基づいて、前記メモリに記憶されている情報の削
除候補の一覧リストを作成し、これを表示素子に表示す
る一覧リスト作成手段と、 前記表示素子に表示された前記一覧リストから削除する
情報を選択する削除情報選択手段と、 前記削除情報選択手段を通じて選択された情報を前記メ
モリから削除する削除実行手段とを備えることを特徴と
する送受信機能を有する装置。 - 【請求項8】請求項7に記載の送受信機能を有する装置
であって、 前記一覧リスト作成手段は、前記最後の日付に関する情
報が示す日付の古い順に前記一覧リストを作成して前記
表示素子に表示するようにすることを特徴とする送受信
機能を有する装置。 - 【請求項9】請求項7に記載の送受信機能を有する装置
であって、 前記メモリに登録する前記相手先特定情報と、これに関
する情報との入力を受付ける登録情報受付手段と、 前記登録情報受付手段を通じて受け付けた情報を前記メ
モリに追加登録する登録実行手段とを備え、 前記空き領域検出手段は、前記登録情報受付手段を通じ
て受け付けた情報が前記メモリに登録するようにされた
場合に、前記メモリ内の空き領域の有無を検出し、 前記空き領域検出手段により、空き領域がないと検出さ
れた場合には、前記登録実行手段は、前記削除実行手段
により前記メモリ内の情報が削除された後に、前記登録
情報受付手段を通じて受け付けた情報を前記メモリに追
加登録することを特徴とする送受信機能を有する装置。 - 【請求項10】請求項7に記載の送受信機能を有する装
置であって、 前記削除候補の一覧リストには、前記相手先特定情報、
あるいは、前記相手先特定情報に関する情報を表示する
ようにすることを特徴とする送受信機能を有する装置。 - 【請求項11】請求項1、請求項2、請求項3、請求項
4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項
9または請求項10に記載の送受信機能を有する装置で
あって、 前記相手先特定情報は、電話番号あるいは電子メールア
ドレスであることを特徴とする送受信機能を有する装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000368201A JP2002171333A (ja) | 2000-12-04 | 2000-12-04 | 送受信機能を有する装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000368201A JP2002171333A (ja) | 2000-12-04 | 2000-12-04 | 送受信機能を有する装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002171333A true JP2002171333A (ja) | 2002-06-14 |
Family
ID=18838499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000368201A Pending JP2002171333A (ja) | 2000-12-04 | 2000-12-04 | 送受信機能を有する装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002171333A (ja) |
Cited By (12)
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---|---|---|---|---|
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-
2000
- 2000-12-04 JP JP2000368201A patent/JP2002171333A/ja active Pending
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