JP2003143264A - 携帯通信端末 - Google Patents

携帯通信端末

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JP2003143264A
JP2003143264A JP2001335308A JP2001335308A JP2003143264A JP 2003143264 A JP2003143264 A JP 2003143264A JP 2001335308 A JP2001335308 A JP 2001335308A JP 2001335308 A JP2001335308 A JP 2001335308A JP 2003143264 A JP2003143264 A JP 2003143264A
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JP2001335308A
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Yoshinobu Hayashi
美延 林
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アプリケーション機能が実行されているか否
かにかかわらず、配信される表示情報を有効に活用でき
るとともに、配信される表示情報を活用することによっ
ては、アプリケーション機能の実行が阻害されることが
ないようにした携帯通信端末を提供する。 【解決手段】 メインLCD211の表示画面とサブL
CD212の表示画面との2つの表示画面が設けられ、
そのそれぞれに異なる画像を表示することができるよう
にしておく。アプリケーション機能が実行されており、
そのアプリケーション機能に応じた画像がメインLCD
に表示されている場合には、制御部220の制御によっ
て、受信部203、ベースバンド処理部204を通じて
受信したSMSCB情報などの表示情報をサブLCD2
12の表示画面に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、基地局
を通じて配信される表示情報を受信して利用することが
可能な携帯電話端末などの携帯通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、欧州において策定されたGSM
(Global System for Mobile
Communication)方式と呼ばれる移動体
通信方式は、世界の100カ国以上の国において用いら
れるようになってきている。このGSM方式により、自
動車電話や携帯電話などの移動体通信端末を通じても、
国内の通信はもとより、手軽にかつ良好に国際電話をか
けたり受けたりすることができるようになってきてい
る。
【0003】このGSM方式を採用した通信ネットワー
クシステムにおいては、通信接続サービスを提供するオ
ペレータと呼ばれる事業者(電話会社)が、基地局から
送信する制御チャンネルを通じて、ニュース、天気予
報、市外局番などのいわゆるショートメッセージ(表示
情報)を、各基地局との間で通信が可能な移動体通信端
末に対して配信するSMSCB(Short Mess
age ServiceCell Broadcas
t)と呼ばれるサービスを行なっている。
【0004】GSM方式の通信ネットワークシステムに
接続可能な移動体通信端末の使用者(ユーザ)は、SM
SCBサービスによって配信されるショートメッセージ
(以下、この明細書においてはSMSCB情報とい
う。)を利用したい場合には、自己の移動体通信端末に
対して、SMSCBサービスによって配信されるSMS
CB情報を利用することを示すフラグをオンにするなど
の所定の設定を行なっておく。
【0005】SMSCB情報を利用する旨の所定の設定
が行なわれた移動体通信端末においては、自機が通信可
能な基地局からのSMSCB情報を受信し、これを自機
のLCD(Liquid Crystal Displ
ay)などの表示画面に表示し、当該移動体通信端末の
使用者に対して提供することができるようにされる。
【0006】また、GSM方式の通信ネットワークシス
テムにおいては、制御チャンネルを通じて、どのオペレ
ータが通信接続サービスを提供する網(ネットワーク)
において待ち受けを行なっているかを示すオペレータ名
などのオペレータに関する情報をも配信するようにして
いる。GSM方式の通信ネットワークに接続可能な移動
体通信端末は、上述のように制御チャンネルを通じて提
供されるオペレータに関する情報をも受信し、これを自
機のLCDなどの表示画面に表示することによって、使
用者に対して通知することもできるようにされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、GSM方式
の通信ネットワークに接続可能な携帯電話端末には、ス
ケジュール管理機能、電話帳機能、電子メールの作成機
能、電子メールの送受信機能、ブラウザ機能、さらには
ゲーム実行機能などの種々のアプリケーション機能が搭
載され、これを実行することができるようにされてい
る。
【0008】そして、上述のように複数の機能が搭載さ
れている携帯電話端末において、上述のようなアプリケ
ーション機能を実行している場合には、その実行してい
る機能に応じた画像を当該携帯電話端末のLCDの表示
画面に表示するので、SMSCB情報やオペレータに関
する情報などを受信した場合であってもこれを表示画面
には表示しないようにしている。
【0009】すなわち、当該携帯電話端末において、電
子メール(メッセージ)やスケジュールの登録操作を行
っている場合には、当該携帯電話端末のLCDには電子
メールやスケジュール情報の登録画面が表示されるの
で、当該情報の入力の邪魔となることがないように、S
MSCB情報やオペレータに関する情報などは表示しな
いようにしている。
【0010】しかしながら、アプリケーション機能を実
行している場合であっても、ニュースや天気予報などの
見逃したくない情報がSMSCB情報として提供される
場合もあるが、現状においては、見逃したくないSMS
CB情報を見逃してしまう可能性がある。
【0011】また、SMSCB情報の場合には、セルが
変わると配信される情報が変わってしまうなど、携帯電
話端末の使用者が見たかったSMSCB情報が消えてし
まう場合もあり、このような場合においても、SMSC
Bサービスの情報の提供を受けることを設定したにもか
かわらず、見逃したくないSMSCB情報を見逃してし
まう可能性がある。
【0012】また、オペレータは、SMSCB情報とは
別に、オペレータネームなどのオペレータに関する情報
をも配信するようにし、携帯電話端末においては、この
オペレータネームを受信して自機のLCDに表示するこ
とにより、現在、どのオペレータの網において待ち受け
を行っているかを携帯電話端末の使用者に通知するよう
にすることも行なわれている。
【0013】通信接続サービスを提供するオペレータが
変われば、通話料金が変わることもあり、電話帳機能、
電子メール作成機能、ブラウザ閲覧機能などのアプリケ
ーション機能を実行している場合であっても、すなわ
ち、通信回線を接続していない場合であっても、オペレ
ータに関する情報は携帯電話端末の使用者にとって有用
な情報である。
【0014】しかし、アプリケーション機能を実行して
いる場合には、実行されている当該アプリケーション機
能に応じた画像の邪魔とならないように、オペレータに
関する情報も表示しないようにされる。
【0015】このように、せっかく配信されるSMSC
B情報やオペレータに関する情報が実質的に利用できな
くなってしまう場合が生じる可能性があるというので
は、GSM方式の通信システムに接続可能な携帯電話端
末の使用者にとっては、不都合が生じる場合もあり、表
示情報の配信自体が無駄になってしまう場合もある。
【0016】以上のことにかんがみ、この発明は、アプ
リケーション機能が実行されているか否かにかかわら
ず、配信される表示情報を有効に活用できるとともに、
配信される表示情報を活用することによっては、アプリ
ケーション機能の実行が阻害されることがないようにし
た携帯通信端末を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明の携帯通信端末は、複数のア
プリケーション機能が実行可能な携帯通信端末であっ
て、第1の表示画面と、前記第1の表示画面に画像が表
示されている場合であっても、これと同時に異なる画像
の表示が可能な第2の表示画面と、配信される所定の表
示情報を受信する配信情報受信手段と、前記複数のアプ
リケーション機能のうちの実行されたアプリケーション
機能に応じて表示するようにされる画像が前記第1の表
示画面に表示されている場合において、前記配信情報受
信手段により前記所定の表示情報が受信された場合に
は、受信された前記所定の表示情報を前記第2の表示画
面に表示するように制御する表示制御手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0018】この請求項1に記載の発明の携帯通信端末
によれば、当該携帯通信端末は、第1の表示画面と第2
の表示画面との2つの表示画面が設けられ、そのそれぞ
れに異なる画像を表示することができるようにされたも
のである。そして、当該携帯通信端末において、アプリ
ケーション機能が実行されており、そのアプリケーショ
ン機能に応じた画像が第1の画面に表示されている場合
には、表示制御手段の制御によって、配信情報受信手段
により受信された表示情報は、第2の表示画面に表示す
るようにされる。
【0019】これにより、配信情報受信手段を通じて受
信した表示情報は、第1の表示画面とは異なる第2の表
示画面に表示されるので、第1の表示画面に表示される
アプリケーション機能に応じた画像の表示を邪魔するこ
となく、配信情報受信手段を通じて受信した表示情報を
第2の表示画面を通じて使用者に確実に提供することが
できるようにされる。
【0020】また、請求項2に記載の発明の携帯通信端
末は、請求項1に記載の携帯通信端末であって、前記第
1の表示画面は前記第2の表示画面よりも画像の表示領
域が広いものであり、前記表示制御手段は、前記複数の
アプリケーション機能のいずれもが実行されておらず、
前記第1の表示画面に待ち受け時の画像が表示されてい
る場合に、前記配信情報受信手段により前記所定の表示
情報が受信された場合には、受信された前記所定の表示
情報を前記第1の表示画面に表示するように制御するこ
とを特徴とする。
【0021】この請求項2に記載の発明の携帯通信端末
によれば、アプリケーション機能が何も実行されておら
ず、例えば、待ち受け時のいわゆるアイドル画像が第1
の表示画面に表示されている場合に、配信情報受信手段
が表示情報を受信した場合には、当該表示情報は、表示
制御手段の制御により、第1の表示画面に表示するよう
にされる。
【0022】これにより、第1の表示画面がアプリケー
ション機能によって使用されていない場合には、配信情
報受信手段を通じて受信した表示情報を第1の表示画面
に表示して、比較的に良好に、当該携帯通信端末の使用
者に対して提供することができるようにされる。
【0023】また、請求項3に記載の発明の携帯通信端
末は、請求項1または請求項2に記載の携帯通信端末で
あって、前記第1の表示画面と、前記第2の表示画面と
は、異なる表示素子の表示画面であることを特徴とす
る。
【0024】この請求項3に記載の発明の携帯通信端末
によれば、第1の表示画面と第2の表示画面とは、同じ
表示素子の表示領域を2分して構成するものではなく、
それぞれ独立して制御が可能な異なる表示素子の表示画
面として構成するようにされる。
【0025】これにより、第1の画面を設ける位置と、
第2の画面を設ける位置の自由度が増し、例えば、第1
の画面と第2の画面とを、携帯通信端末の異なる面に設
けるようにするなどのことができるようにされる。
【0026】また、請求項4に記載の発明の携帯通信端
末は、請求項3に記載の携帯通信端末であって、当該携
帯通信端末は折り畳み型のものであり、前記第1の表示
画面は、当該携帯通信端末が開かれた状態にあるときに
のみ観視可能となる位置に設けられており、前記第2の
表示画面は、少なくとも当該携帯通信端末が折り畳まれ
た状態にあるときにおいて観視可能な位置に設けられて
おり、前記表示制御手段は、当該携帯通信端末が折り畳
まれた状態にあるときに、前記配信情報受信手段により
前記所定の表示情報が受信された場合には、受信された
前記所定の表示情報を前記第2の表示画面に表示するよ
うに制御することを特徴とする。
【0027】この請求項4に記載の発明の携帯通信端末
によれば、当該携帯通信端末は、例えば2つ折に折り畳
むことが可能な折り畳み式のものであり、第2の表示画
面は、当該携帯通信端末が折り畳まれているときにも観
視可能な位置に設けられる。そして、当該携帯通信端末
が折り畳まれているときには、アプリケーション機能が
実行されていないときであっても、表示制御手段の制御
により、配信情報受信手段により受信された表示情報
は、第2の表示画面に表示するようにされる。
【0028】これにより、当該携帯通信端末が折り畳ま
れているときにも、配信情報受信手段により受信された
表示情報を当該携帯通信端末の使用者に提供することが
できるようにされる。
【0029】また、請求項5に記載の発明の携帯通信端
末は、請求項1、請求項2、請求項3、または、請求項
4に記載の携帯通信端末であって、前記配信情報受信手
段により受信された前記所定の表示情報が、表示しよう
とする表示画面の1表示画面中に表示しきれるか否かを
判別する判別手段を備え、前記表示制御手段は、受信さ
れた前記所定の表示情報が1表示画面中に表示しきれな
いと前記判別手段により判別された時には、受信された
前記所定の表示情報をスクロール表示するように制御す
ることを特徴とする。
【0030】この請求項5に記載の発明の携帯通信端末
によれば、配信情報受信手段により受信された表示情報
が、1表示画面中に表示しきれないと判断手段により判
断された場合には、表示制御手段の制御により、当該表
示情報はスクロール表示するようにされる。
【0031】これにより、配信情報受信手段により受信
された表示情報の全部を当該携帯通信端末の使用者に対
して確実に提供することができるようにされる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しながら、この発
明による携帯通信端末の一実施の形態について説明す
る。以下に説明する実施の形態においては、GSM方式
の通信ネットワークシステムに接続可能な折り畳み型携
帯電話端末に、この発明による携帯通信端末を適用した
場合を例にして説明する。
【0033】[GSM方式の通信システムについて]ま
ず、GSM方式の通信ネットワークシステムの概要につ
いて説明する。図1は、GSM方式の通信ネットワーク
システムを説明するための図である。図1において、携
帯電話端末101、102は、GSM方式の通信ネット
ワークシステム(デジタル・セルラー・システム)に接
続可能なものである。携帯電話端末101、102は、
最寄りの携帯電話基地局(以下、単に基地局という。)
を通じて、GSM方式の通信システムに設けられる中継
センター107に位置登録を行なう。
【0034】中継センター107は、携帯電話端末10
1、102などのGSM方式の通信ネットワークシステ
ムに接続可能な携帯電話端末からの位置登録要求に応じ
て、位置登録要求元の携帯電話端末に対し、国際加入者
番号を付与するとともに、この国際加入者番号と、その
携帯電話端末に割り当てられている加入者電話番号と、
端末位置情報とを対応づけて管理する。通常、中継セン
ターは、各国毎に設けられる。
【0035】そして、この図1に示す例において、携帯
電話端末101が発呼を行なう場合、携帯電話端末10
1は、無線通信により、最寄りの基地局103に対して
通信路を接続する。基地局103は、着呼先の電話通信
端末が、例えば、携帯電話端末102である場合には、
ISDN網105を通じて前述した中継センター107
に対して、着呼先の携帯電話端末102の端末位置情報
(現在位置情報)を問い合わせる。
【0036】前述したように、GSM方式の通信システ
ムに接続可能な携帯電話端末は、中継センター107に
その位置などが登録されているので、中継センター10
7からの応答により、着呼先の携帯電話端末102の端
末位置が特定される。そして、基地局103と、ISD
N網105と、着呼先の携帯電話端末102の電波を中
継する基地局104とを通じて、携帯電話端末101
と、目的とする着呼先の携帯電話端末102との間に通
信回線が接続され、通話が可能とされる。
【0037】また、携帯電話端末101からの発呼が、
PSTN(Public Switched Tele
phone Network:公衆交換電話網)局10
6、電話網108を通じて、この実施の形態の通信シス
テムに接続される有線電話端末であるときには、当該基
地局103と、ISDN網105と、PSTN局106
とを通じて、携帯電話端末101と、目的とする有線電
話端末との間に通信回線が接続される。そして、携帯電
話端末101と目的とする有線電話端末との間での通話
が可能とされる。
【0038】なお、目的とする着呼先の電話端末が、G
SM方式の通信ネットワークに接続可能な移動体通信端
末か、それ以外の有線電話端末などであるかの判別は、
発呼元の電話通信端末に入力される着呼先の電話端末の
加入者電話番号などの入力情報のうちの予め決められた
桁位置の記号や数字などにより基地局やPSTN局など
において区別することができる。この区別は、複数の入
力情報に基づいて行なわれる場合もある。
【0039】また、この実施の形態において、携帯電話
端末101、102から中継センター107への位置登
録時においては、携帯電話端末101、102に装填さ
れる加入者の個人情報が記録されたメモリカード(SI
Mカード(Single Identity Modu
le Card))101C、102Cに記録されてい
る加入者番号を用いて、位置登録要求を行なう。そし
て、国際加入者番号が付与された後においては、この国
際加入者番号により、通信ネットワークシステム上にお
いての管理が行なわれる。
【0040】この実施の形態において、SIMカードに
記録されている加入者番号は、加入者電話番号と異なる
ものである。つまり、加入者番号は、加入者のそれぞれ
に対して固有の識別番号である。そして、各携帯電話端
末には、加入者番号とは別個に加入者電話番号が付与さ
れるが、この加入者電話番号は、前述したように、中継
センター107において、国際加入者番号、端末位置情
報などとともに関連付けられて管理するようにされる。
【0041】このように、加入者電話番号とは異なる加
入者番号を用いることによって、例えば、加入者番号が
記録されたSIMカードや、SIMカードが装填された
携帯電話端末を使用者が紛失したり盗難に遭うなどした
りしても、加入者番号の変更を行なえば、加入者電話番
号の変更を行なう必要はない。また、中継センター10
7においても、不要な加入者電話番号が発生することも
ないので、加入者毎の管理を効率よく行なうことができ
る。
【0042】また、このGSM方式の通信ネットワーク
システムにおいては、通信方式としてTDMA(Tim
e Division Multiple Acces
s:時分割多重化)方式が用いられ、変調方式として、
QPSK(Quadrature Phase Shi
ft Keying:4相位相変調)方式が用いられる
ようにされている。
【0043】TDMA方式は、一定の時間周期(フレー
ム)を多数の時間間隔(タイムスロット)で分割し、こ
のタイムスロットを通信チャンネルとして用いる通信方
式である。また、変調方式であるQPSK方式は、例え
ば、0度、90度、180度、270度のように、位相
が90度づつ異なる4つの位相点(4相)を取り得る直
交変調方式である。
【0044】このような構成のGSM方式の通信ネット
ワークシステムにおいて、当該GSM方式の通信ネット
ワークシステムを通じて通信接続サービスを提供するオ
ペレータ(事業者)は、ニュース、天気予報、市外局番
などのSMSCB情報や、どのオペレータの網で待ち受
けしているかを識別できる情報(オペレータ識別情報)
の配信を行なっている。
【0045】オペレータ識別情報は、各オペレータ(事
業者)と1対1で対応するものあり、このオペレータ識
別情報に基づいて、携帯電話端末においてオペレータネ
ームを特定することができるようにされている。
【0046】これらSMSCB情報やオペレータ識別情
報の配信は、基地局を通じて送信する所定の制御チャン
ネルを用いて行なっている。これにより、例えば、基地
局103との間で通信が可能なすべての携帯電話端末
は、当該基地局103を通じて同じSMSCB情報など
の配信を受けることができるようにされている。
【0047】なお、SMSCB情報を受信して利用した
い携帯電話端末の使用者は、自機の携帯電話端末のSM
SCB情報を受信して利用することを示すSMSCB情
報受信フラグをオンに設定し、基地局が配信しているエ
リア情報IDの受信フラグをオンに設定しておくことに
より、基地局を通じて配信されるSMSCB情報を受信
してLCDに表示することができるようにされる。すな
わち、SMSCB情報を利用するか否かは、各携帯電話
端末の使用者が任意に設定することができるようにされ
ている。
【0048】[折り畳み型携帯電話端末について]次
に、この発明による携帯通信端末が適用されたこの実施
の形態の折り畳み型携帯電話端末について詳細に説明す
る。図2は、この実施の形態の折り畳み型携帯電話端末
の外観を説明するための図であり、図3は、この実施の
形態の折り畳み型携帯電話端末の構成を説明するための
ブロック図である。
【0049】この実施の形態の折り畳み型携帯電話端末
は、図1に示した携帯電話端末101、102と同様
に、図1を用いて説明したGSM方式の通信ネットワー
クシステムに接続可能なものである。
【0050】[折り畳み型携帯電話端末の外観につい
て]まず、この実施の形態の折り畳み型携帯電話端末の
外観について説明する。図2Aに示すように、この実施
の形態の折り畳み型携帯電話端末は、比較的に表示領域
の大きなメインLCD211を有する表示装置部11
と、キー操作部132を有する操作装置部(本体)12
とが、ヒンジ部3を中心にして開閉することができ、未
使用時には図2Bに示すように2つ折りに折り畳んで鞄
やポケットなどに収納することができるようにしたもの
である。
【0051】また、図2Aに示すように、当該折り畳み
型携帯電話端末が開かれた状態にあるときにおいて、表
示装置部11の観視可能な部分には、メインLCD21
1の他、スピーカ(受話器)206が設けられており、操
作装置部12の観視可能な部分には、テンキーや通話開
始キー(オフフックキー)、終話キー(オンフックキ
ー)などのファンクションキー、回動操作と押下操作と
が可能なジョグダイヤルキーからなるキー操作部232
の他、マイクロホン(送話器)207が設けられてい
る。なお、送受信アンテナは、例えば、表示装置部12
の内部に設けられている。
【0052】さらに、この実施の形態の折り畳み型携帯
電話端末の場合には、ヒンジ部13部分にサブLCD2
12を設けている。このように、サブLCD212をヒ
ンジ部13部分に設けることにより、当該折り畳み型携
帯電話端末が図2Aのように開かれた状態にあっても、
また、図2Bのように折り畳まれた状態にあっても、サ
ブLCD212の表示画面は常に外側に露出するように
され、サブLCD212の表示画面に表示される表示情
報を常に観視することができるようにしている。
【0053】このように、この実施の形態の折り畳み型
携帯電話端末は、メインLCD211とサブLCD21
2とを有しており、メインLCD211の表示画面が第
1の表示画面としての機能を有し、サブLCD211の
表示画面が第2の表示画面としての機能有するようにさ
れたものである。
【0054】[折り畳み型携帯電話端末の構成につい
て]次に、この実施の形態の折り畳み型携帯電話端末の
具体的な構成について、図3を参照しながら説明する。
図3において、制御部220は、この実施の形態の折り
畳み型携帯電話端末の各部を制御するものであり、CP
U(CentralProcessing Unit)
221、ROM(Read Only Memory)
222、RAM(Random Access Mem
ory)223、EEPROM(Electrical
ly Erasable Programmable
ROM)224がCPUバス225を通じて接続されて
形成されたマイクロコンピュータである。
【0055】ここでROM222は、この折り畳み型携
帯電話端末において実行する種々のプログラムやフォン
トデータなど、実行する処理において必要なプログラム
やデータが予め記録されたものである。RAM223
は、処理の途中結果を一時的に保持するなど、この折り
畳み型携帯電話端末1において実行される各種の処理に
おいての作業領域として用いられるものである。また、
EEPROM224は、いわゆる不揮発性メモリであ
り、折り畳み型携帯電話端末1の電源が落とされた場合
にも保持しておく必要のある設定情報など、各種のデー
タを記憶保持するものである。
【0056】この制御部220には、図3に示すよう
に、キーインターフェース(以下、キーI/Fと略称す
る。)231を通じて、キー操作部232が接続されて
いる。キー操作部232は、図2Aにも示したように、
テンキーや各種のファクションキー、回動操作と押下操
作とが可能なジョグダイヤルキーなどの複数の操作キー
が設けられたものである。
【0057】また、制御部220には、図2を用いて説
明したように、当該折り畳み型携帯電話端末が開かれた
状態にあるときにのみ観視可能となるメインLCD21
1と、開かれた状態にあるときにも、また、折り畳まれ
た状態にあるときにも観視可能なサブLCD212とが
接続するようにされるとともに、着信音や警告音を放音
するためのリンガ234と、着信などを振動により通知
するようにするためのバイブレータ235とが接続され
ている。
【0058】制御部220は、メインLCD211、お
よび、サブLCD212への情報の表示を制御する表示
制御手段としての機能や、受信した情報がSMSCB情
報か否か、SMSCB情報である場合には、その情報の
長さはどれ位かなどの判別する判別手段としての機能を
有するものである。また、制御部220は、リンガ23
4、バイブレータ235をも制御することができるもの
である。
【0059】また、図3に示すように、制御部220に
は、外部メモリインターフェース(以下、外部メモリI
/Fと略称する。)233が接続されている。この外部
メモリI/F233は、この実施の形態の携帯電話端末
1に対して着脱可能な外部メモリであるSIMカード2
50の接続端としての機能を有している。そして、制御
部220は、外部メモリI/F233を通じて、これに
接続されたSIMカード250からデータを読み出した
り、また、SIMカード250にデータを書き込んだり
することができるようにされている。
【0060】また、図3には図示しないが、制御部22
0には、外部インターフェース(以下、外部I/Fと略
称する。)を通じて、コネクタ部が接続されており、こ
のコネクタ部を通じて、例えばパーソナルコンピュータ
などの外部機器からデータの提供を受けたり、外部機器
にデータを送出したりすることもできるようにしてい
る。
【0061】次に、この実施の形態の折り畳み型携帯電
話端末の受信系について説明する。送受信アンテナ20
1を通じて受信した受信信号は、アンテナ共用器202
を通じて受信部203に供給される。受信部203は、
受信信号が適正なレベルになるように、必要な帯域制
限、AGC(Automatic Gain Cont
rol)を行なうとともに、局発部(周波数シンセサイ
ザ)209からの信号に基づいて、受信信号の周波数を
一定の周波数にするなどの処理を行って、処理後の信号
をベースバンド処理部204に供給する。
【0062】ベースバンド処理部204は、受信部20
3からの信号をA/D変換し、フェージングなどの影響
除去や、受信した信号の種別判別、デ・インターリー
ブ、エラー訂正を行ない、適切な復号処理を行って、音
声データとその他の通信データとを分離する。そして、
音声データは、DSP(Digital Signal
Processor)の構成とされたコーデック205
に供給され、その他の通信データである、例えば、各種
の制御情報やSMSCB情報やオペレータ識別情報など
の表示情報は、制御部220に供給される。
【0063】コーデック205は、ベースバンド処理部
204からの音声データをD/A変換してアナログ音声
信号を形成し、これをスピーカ206に供給する。スピ
ーカ206は、コーデック205からのアナログ音声信
号により駆動され、受信信号に応じた音声を放音する。
【0064】一方、ベースバンド処理部204から制御
部220に供給された通信データは、この折り畳み型携
帯電話端末用の制御データや表示情報などの場合には、
制御部220のRAM223に一時記憶されて、この折
り畳み型携帯電話端末において使用される。また、それ
以外の通信データは、例えば、この折り畳み型携帯電話
端末に接続されたパーソナルコンピュータなどの外部の
電子機器(外部装置)に供給することもできるようにされ
る。
【0065】次に、この実施の形態の折り畳み型携帯電
話端末の送信系について説明する。マイクロホン207
は、収音した音声をアナログ音声信号に変換し、これを
コーデック205に供給する。コーデック205は、マ
イクロホン207からのアナログ音声信号をA/D変換
して、デジタル音声信号を形成し、これをベースバンド
処理部204に供給する。
【0066】ベースバンド処理部204は、コーデック
205からのデジタル音声信号を所定の符号化方式で符
号化して圧縮し、所定のブロックにまとめる。またベー
スバンド処理部204は、外部装置から当該折り畳み型
携帯電話端末に供給されたデジタルデータを所定のブロ
ックにまとめる。ベースバンド処理部204は、圧縮さ
れたデジタル音声信号や外部装置からのデジタルデータ
をまとめ、送信部208に供給する。
【0067】送信部208は、ベースバンド処理部20
4からのデジタルデータから変調信号を形成し、この変
調信号を所定の送信周波数に変換するために、変調信号
と、局発部209からの変換用の信号とを混合して、送
信用変調信号を形成する。この送信部208において形
成された送信用変調信号は、アンテナ共用器202を経
由して、送受信アンテナ201から送信される。
【0068】このような受信系および送信系を備えたこ
の実施の形態の折り畳み型携帯電話端末においては、待
ち受け受信時においては、制御部220は、ベースバン
ド処理部204からの受信信号を監視することにより、
自機への着信を検出する。そして、制御部220は、自
機への着信を検出した場合には、リンガ234を制御し
て、呼び出し音(リンガ音)を放音したり、バイブレー
タ235を振動させたりすることにより、自機への着信
をこの折り畳み型携帯電話端末の使用者に通知する。
【0069】そして、この折り畳み型携帯電話端末の使
用者が、この折り畳み型携帯電話端末に設けられている
テンキーや各種のファンクションキーなどを有するキー
操作部232に設けられている通話開始キーを押下する
などのオフフック操作を行なうことにより、着信に応答
した場合には、制御部220は、送信系を通じて、接続
応答を送出するなどして通信回線を接続し、前述したよ
うに、受信系、送信系の動作によって通話が可能とな
る。
【0070】また、この実施の形態の折り畳み型携帯電
話端末から発呼する場合には、前述のキー操作部232
の通話開始キーを押下するなどのオフフック操作を行っ
た後、キー操作部232のダイヤルキーを通じて、ま
た、予め登録された電話番号リストから相手先の電話番
号を選択することにより、ダイヤル動作を行なうように
する。
【0071】これにより、制御部220は、発呼要求を
形成し、これを送信系を通じて送信することにより、目
的とする相手先の電話端末との間に通信回線を接続する
ようにする。そして、相手先からの着信応答が返信され
てきて、通信回線の接続を確認すると、前述したよう
に、受信系、送信系の動作によって通話が可能となる。
【0072】また、この実施の形態の折り畳み型携帯電
話端末は、インターネットに接続が可能なものであり、
電話会社が提供するプロバイダ機能を通じて、電子メー
ルの作成や送受信を行なう電子メール機能や、URL
(Uniform Resource Locator
s)を入力して送信するなどして、目的とするWebペ
ージにアクセスし、そのWebページを閲覧するブラウ
ザ機能を備えるものである。
【0073】この他、この実施の形態の折り畳み型携帯
電話端末は、カレンダ機能を備えた時計回路を有してお
り、スケジュール情報を入力しておくことにより、スケ
ジュールを管理するようにするスケジュール管理機能
や、相手先の名前、電話番号、住所、メールアドレスな
どを入力しておくことにより、これらを管理する電話帳
機能、また、インターネットを通じてダウンロードする
などしたゲームプログラムを実行してゲームを楽しむこ
とができるようにしたゲーム実行機能など、種々のアプ
リケーション機能を備えたものである。
【0074】これらの各アプリケーション機能は、基本
的には通信回線を接続することなく、この実施の形態の
折り畳み型携帯電話端末だけにおいて実行可能なもので
あり、制御部220において実行されるプログラムによ
り実現される。例えば、キー操作部232を通じて実行
可能なアプリケーション機能の実行が指示されると、制
御部220は、実行が指示されたアプリケーション機能
のプログラムをROM222から読み出して実行する。
【0075】そして、制御部220は、実行したプログ
ラムに応じて、その実行するようにされたアプリケーシ
ョン機能に応じた画像をメインLCD211に表示させ
るとともに、キー操作部232を通じて使用者からの操
作入力を受け付け、受け付けた操作入力に応じて処理を
進めることにより、使用者により実行が指示されたアプ
リケーション機能が実現するようにされる。
【0076】[SMSCB情報等の表示情報の受信と表
示について]そして、この実施の形態の折り畳み型携帯
電話端末の場合には、制御チャンネルを通じて配信する
ようにされるSMSCB情報やオペレータ識別情報など
の情報を受信し、これをLCDに表示することができる
ようにしている。
【0077】この実施の形態の折り畳み型携帯電話端末
は、図2、図3を用いて説明したように、メインLCD
211と、サブLCD212とを備えており、これら2
つのLCDを使い分けるようにすることによって、SM
SCB情報などの表示情報を有効に利用することができ
るようにしている。
【0078】まず、SMSCB情報を受信して利用する
場合について説明する。図4は、SMSCB情報を受信
してLCDに表示することにより利用できるようにする
場合について説明するための図である。前述したよう
に、この実施の形態の折り畳み型携帯電話端末を通じて
SMSCB情報を受信して利用しようとする場合には、
当該折り畳み型携帯電話端末のSMSCB情報受信フラ
グをオンに設定しておく。このSMSCB受信フラグ
は、この折り畳み型携帯電話端末のEEPROM224
に記憶保持するようにされる。
【0079】そして、この実施の形態の折り畳み型携帯
電話端末は、アプリケーション機能は何も実行されてお
らず、自機への着信を待ち受けている待ち受け状態にあ
るときには、制御部220は、制御チャンネルを通じて
配信されるオペレータ識別情報に対応するオペレータ
ネームと、自機の時計回路から取得する現在月日と
現在時刻と表示した待ち受け画面(アイドル画面)を表
示する。
【0080】そして、EEPROM224のSMSCB
情報受信フラグがオンに設定されている場合であって、
当該折り畳み型携帯電話端末が待ち受け状態にありオ
ペレータネームと、現在月日と、現在時刻とを表示
したアイドル画面を表示している場合に、当該折り畳み
型携帯電話端末がSMSCB情報を受信し、これが制御
部220に供給されると、制御部220は、受信したS
MSCB情報をRAM223に一時記憶し、これを図4
Aに示すようにメインLCD211に表示する。
【0081】このとき、サブLCD212には、実行可
能なアプリケーション機能に対応するアイコンが表示さ
れている。この実施の形態においては、図面に向かって
左から順に、電子メール機能、インターネットへの接続
機能、電話帳機能に対応するアイコンが表示される。
【0082】この実施の形態において、サブLCD21
2の表示画面上には、タッチパネルが貼付されており、
使用者がサブLCD212に表示された目的とするアイ
コンの表示位置に指などを接触させることにより、その
接触させた位置に表示されているアイコンに対応する機
能を制御部220が実行させることができるようにして
いる。
【0083】また、EEPROM224のSMSCB情
報受信フラグがオンに設定されている場合であって、当
該折り畳み型携帯電話端末において、何らかのアプリケ
ーション機能が実行され、その実行されているアプリケ
ーション機能に応じた画像がメインLCD211に表示
されている場合に、当該折り畳み型携帯電話端末がSM
SCB情報を受信し、これが制御部220に供給される
と、制御部220は、受信したSMSCB情報をRAM
223に一時記憶し、これをサブLCD212に表示す
る。
【0084】例えば、図4Bに示すように、電子メール
の作成機能が実行され電子メール作成画面(テキストエ
ディタ画面)を表示し、送信しようとする電子メールを
作成している場合に、SMSCB情報を受信した場合に
は、制御部220は、その受信したSMSCB情報をメ
インLCD211にではなく、サブLCD212に表示
する。
【0085】なお、受信したSMSCB情報が、サブL
CD212の表示画面に表示しきれない場合には、制御
部220は、受信したSMSCB212をスクロールさ
せるようにサブLCD212に表示することによって、
受信したSMSCB情報の全部を当該折り畳み型携帯電
話端末の使用者に提供することができるようにしてい
る。
【0086】このように、何らかのアプリケーション機
能が実行されている場合に、SMSCB情報を受信した
場合には、その受信したSMSCB情報をサブLCD2
12に表示することにより、メインLCD211に表示
される実行されているアプリケーション機能に応じた画
像が、SMSCB情報により隠されてしまうなどのこと
がないようにすることができる。
【0087】したがって、SMSCB情報を受信した場
合であっても、既に実行されているアプリケーション機
能を適正に続行させることができるとともに、受信した
SMSCB情報は、サブLCD212を通じてその全部
を当該携帯電話端末の使用者に提供することができる。
【0088】次に、SMSCB情報を利用しない設定を
している場合、および、SMSCB情報の配信が行なわ
れていない場合、すなわち、折り畳み型携帯電話端末
が、SMSCB情報を受信していない場合について説明
する。図5は、SMSCB情報を受信していない場合に
ついて説明するための図である。なお、SMSCB情報
を利用しない場合には、当該折り畳み型携帯電話端末の
EEPROM224に記憶保持されるSMSCB情報受
信フラグがオフに設定されている。
【0089】そして、前述もしたように、この実施の形
態の折り畳み型携帯電話端末は、待ち受け状態にあると
きには、制御部220は、図5Aに示すように、制御チ
ャンネルを通じて取得されるオペレータ識別情報に応
じたオペレータネームと、自機の時計回路から取得する
現在月日と現在時刻と表示した待ち受け画面(アイ
ドル画面)を表示する。
【0090】この場合、EEPROM224のSMSC
B情報受信フラグはオフに設定されているので、当該折
り畳み型携帯電話端末が待ち受け状態にあり、SMSC
B情報を受信しても、これがメインLCD211、ある
いは、サブLCD212に表示されることはない。
【0091】なお、当該折り畳み型携帯電話端末が待ち
受け受信時においては、サブLCD212には、実行可
能なアプリケーション機能に対応するアイコンが表示さ
れ、これを用いて電子メール機能、インターネットへの
接続機能、電話帳機能などのアプリケーション機能を実
行させることができることは、図4Aに示した場合と同
様である。
【0092】また、EEPROM224のSMSCB情
報受信フラグがオフに設定されている場合であって、当
該折り畳み型携帯電話端末において、何らかのアプリケ
ーション機能が実行され、その実行されているアプリケ
ーション機能に応じた画像がメインLCD211に表示
されると、制御部220は、待ち受け画面に表示してい
たオペレータネーム、現在月日、現在時刻をサブ
LCD212に表示する。
【0093】これにより、SMSCB情報を利用しない
場合には、オペレータ識別情報に応じたオペレータネー
ムをメインLCD211、あるいは、サブLCD212
を通じて確実に当該携帯電話端末の使用者に提供するこ
とができる。
【0094】前述もしたように、通話料金は、通信接続
サービスを提供するオペレータによって異なる場合も生
じる。しかし、オペレータネームを常時見ることができ
るので、当該折り畳み型携帯電話端末の使用者は、オペ
レータの違いを意識し、例えば、通話料金の安価なオペ
レータの網と、比較的に高いオペレータの網とが隣接し
て存在する場合などにおいては、通話料金の安価な網に
移動して通信を行なうようにするなどのことが可能とな
る。
【0095】なお、図4、図5に示した例は、この実施
の形態の折り畳み型携帯電話端末が開かれた状態にある
場合の例である。すなわち、図4、図5を用いて示した
例の場合には、折り畳み型でない携帯電話端末にもその
まま適用可能である。すなわち、折り畳み型でない携帯
電話端末にも、メインLCDとサブLCDとを設けてお
くことにより、これらを使い分け、SMSCB情報やオ
ペレータネームなどのオペレータに関する情報を確実に
使用者に提供することができるようにしている。
【0096】そして、この実施の形態の折り畳み型携帯
電話端末の場合には、折り畳まれた状態にあるときに
は、メインLCD211の表示画面は操作装置部12の
操作面と対向する状態となっており、外部からは観視不
能となっている。この場合には、折り畳まれた状態にあ
ってもその表示画面が観視可能とされるサブLCD21
2を用いることによりSMSCB情報などを表示するよ
うにする。
【0097】図6は、この実施の形態の折り畳み型携帯
電話端末が折り畳まれた状態にあるときにサブLCD2
12に表示される情報について説明するための図であ
る。そして、EEPROM224のSMSCB情報受信
フラグがオンに設定されている場合であって、当該折り
畳み型携帯電話端末が折り畳まれた状態にあるときに、
SMSCB情報を受信したときには、制御部220は、
図6Aに示すように、受信したSMSCB情報をサブL
CD212に表示する。
【0098】また、EEPROM224のSMSCB情
報受信フラグがオフに設定されている場合であって、当
該折り畳み型携帯電話端末が折り畳まれた状態にあると
きにあるときには、制御部220は、図6Bに示すよう
に、受信したオペレータ識別情報に応じたオペレータネ
ームや、現在月日、現在時刻を表示する。
【0099】これにより、この実施の形態の折り畳み型
携帯電話端末が折り畳まれた状態にあるときにおいて
も、SMSCB情報やオペレータ識別情報などの制御チ
ャンネルを通じて基地局から送信される情報を受信し、
これを有効に利用することができる。
【0100】次に、この実施の形態の折り畳み型携帯電
話端末において行なわれるSMSCB情報の受信表示処
理と、オペレータネームの表示処理とについて説明す
る。まず、図7、図8に示すフローチャートを参照しな
がらSMSCB情報の受信表示処理について説明する。
【0101】待ち受け時においては、所定のタイミング
(例えば、着信確認のタイミング)毎に、待ち受けルー
チンが実行される。この待ち受けルーチンは、受信した
データを制御部220が監視し、自機への着信がないか
確認する。また、キー操作部232を通じての発呼操
作、キー操作部232などを通じて各種アプリケーショ
ン機能の実行指示のイベント待ちをしている。
【0102】この待ち受けルーチンにおいて、自機への
着信が検出されれば、着信通知、回線接続、通話処理、
通話終了後の回線切断などの一連の着信処理を行なう。
また、発呼操作が検出されれば、発呼信号の生成送信、
回線接続、通話処理、通話終了後の回線切断などの一連
の発振処理を行なう。また、アプリケーション機能の実
行指示の入力が検出された場合には、その指示されたア
プリケーション機能を実行する。
【0103】すなわち、メインルーチンにおいては、着
信情報の送信されるタイミングで着信をチェックし、S
MSCB情報の送信されるはずのタイミングでSMSC
B情報の受信をチェックするとともに、ユーザによる発
呼動作は、その動作発生時にイベントが発生することに
より発呼処理を起動するようにしている。
【0104】そして、EEPROM224に記憶保持さ
れるSMSCB情報受信フラグが参照され、これがオン
に設定されている場合に、図7に示すSMSCB情報受
信表示ルーチンが実行される。すなわち、図7に示す処
理は、待ち受け処理時に、SMSCB情報受信フラグが
オンに設定されている場合に実行されるものである。
【0105】そして、この図7に示す処理が実行される
と、当該折り畳み型携帯電話端末の制御部220は、受
信した受信データを監視し、希望のエリア情報IDのS
MSCB情報を受信したか否かを判断する(ステップS
101)。ステップS101の判断処理において、SM
SCB情報を受信していないと判断したときには、制御
部220は、この図7に示す処理を抜けて、待ち受けル
ーチン(メインルーチン)に戻ることになる。
【0106】ステップS101の判断処理において、S
MSCB情報を受信したと判断したときには、当該折り
畳み型携帯電話端末は、折り畳まれているか否かを判断
する(ステップS102)。このステップS102の判
断処理は、例えばヒンジ部13の近傍に設けられ、折り
畳まれた状態のときにはオン、開かれた状態のときには
オフとなるように開閉スイッチの状態に応じて判別する
ことができるようにされる。
【0107】そして、ステップS102の判別処理にお
いて、折り畳まれた状態にないと判断したときには、制
御部220は、自機は待ち受け状態にあり、メインLC
D211には、アイドル画面を表示しているか否かを判
断する(ステップS103)。
【0108】ステップS103の判断処理において、メ
インLCD211にアイドル画面を表示していないと判
断した場合には、メインLCD211には、アプリケー
ション機能に応じた画面が表示されていると判断し、図
4Bに示したように、自機が受信したSMSCB情報を
サブLCD212に表示する処理を実行し(ステップS
104)、このステップS104の処理の終了後、この
図7に示す処理を抜け、メインルーチンに戻ることにな
る。
【0109】また、ステップS102の判断処理におい
て、自機が折り畳まれた状態にあると判断した場合に
は、折り畳まれた状態では、メインLCD211の表示
画面は見ることができないので、図6Aに示したよう
に、自機が受信したSMSCB情報をサブLCD212
に表示する処理を実行し(ステップS104)、このス
テップS104の処理の終了後、この図7に示す処理を
抜け、メインルーチンに戻ることになる。
【0110】このように、ステップS102の判断処理
において、自機が折り畳まれた状態にあると判断した場
合、および、ステップS103の判断処理において、メ
インLCD211にアイドル画面を表示していないと判
断した場合には、いずれの場合にも、ステップS104
において、サブLCD212にSMSCB情報を表示す
るようにする。この場合の違いは、当該折り畳み型携帯
電話端末が折り畳まれた状態にあるか否かの違いだけで
ある。
【0111】また、ステップS103の判断処理におい
て、メインLCD211にアイドル画面を表示している
と判断した場合には、制御部220は、図4Aに示した
ように、受信したSMSCB情報をメインLCD211
の所定の位置に表示し(ステップS105)、この後こ
の図7に示す処理を抜けて、メインルーチンに戻ること
になる。
【0112】次に、図7のステップS104において実
行されるサブLCD212への画像の表示処理について
説明する。図8は、図7に示す処理のステップS104
において実行される処理を説明するためのフローチャー
トである。
【0113】まず、制御部220は、受信したSMSC
B情報のうち、サブLCD212に表示可能な分の情報
を表示する(ステップS201)。次に、制御部220
は、受信したSMSCB情報が、サブLCD212の1
画面には表示しきれないほど長い情報か否かを判断する
(ステップS202)。受信したSMSCB情報には、
当該SMSCBの先頭から最後尾までの長さを示す情報
をも含められており、その情報に基づいて、当該SMS
CB情報の長さを判別することができる。
【0114】ステップS202の判断処理において、受
信したSMSCB情報は、サブLCD212の1画面分
だけで、全部が表示できると判断したときには、この図
8に示す処理を抜け、図7に示した処理に戻ることにな
る。
【0115】ステップS202の判断処理において、受
信したSMSCB情報は、サブLCD212の1画面分
だけでは全部を表示しきれないほど長いと判断したとき
には、制御部220は、受信したSMSCB情報をサブ
LCD212にスクロールするようにして表示する(ス
テップS203)。例えば、図6Aに示したように、S
MSCB情報を2行づつサブLCD212に表示できる
のであれば、1行づつ、あるいは、2行づつスクロール
するようにして、SMSCB情報を表示する。
【0116】そして、制御部220は、エンドキーの押
下やセルの移動などのSMSCB情報の消去イベントが
発生したか否かを判断する(ステップS204)。ステ
ップS204の判断処理において、SMSCB情報の消
去イベントは発生していないと判断したときには、制御
部220は、まだ表示していないSMSCB情報が存在
するか否かを判断する(ステップS205)。
【0117】ステップS205の判断処理において、ま
だ表示していないSMSCB情報が存在すると判断した
ときには、制御部220は、ステップS203からの処
理を繰り返し、受信したSMSCB情報のサブLCD2
12を通じてのスクロール処理を続行する。
【0118】ステップS205の判断処理において、ま
だ表示していないSMSCB情報は存在しないと判断し
たときには、制御部220は、受信して表示したSMS
CB情報を再度先頭からサブLCD212に表示し(ス
テップS206)、ステップS204からの処理を繰り
返し、SMSCB情報の繰り返しのスクロール表示を行
なう。
【0119】ステップS204の判断処理において、エ
ンドキーの押下やセルの移動などのSMSCB情報の消
去イベントが発生したと判断した場合には、制御部22
0は、サブLCD212に表示しているSMSCB情報
を消去し、例えば、オペレータネームや現在時刻などの
SMSCB情報以外の情報をサブLCD212に表示し
て(ステップS207)、この図8に示す処理を抜け、
図7に示した処理に戻る。
【0120】このように、SMSCB受信フラグがオン
に設定されている場合には、アプリケーション機能が実
行されているか否かにかかわらず、配信されるSMSC
B情報をメインLCD211、あるいは、サブLCD2
12を通じて当該折り畳み型携帯電話端末の使用者に確
実に提供し、これを活用することができるようにされ
る。また、アプリケーション機能が実行されている場合
であっても、SMSCB情報を表示することによって、
アプリケーション機能の実行が阻害されることもない。
【0121】次に、図9に示すフローチャートを参照し
ながらオペレータネームの表示処理について説明する。
前述したように、待ち受け処理時にSMSCB情報が受
信されていない場合に図9に示すオペレータネーム表示
ルーチンが実行される。
【0122】図9に示す処理が実行されると、この実施
の形態の折り畳み型携帯電話端末の制御部220は、基
地局から所定の制御チャンネルを通じて取得されたオペ
レータ識別情報に応じたオペレータネームを表示するた
めに、当該折り畳み型携帯電話端末が折り畳まれた状態
にあるか否かを判断する(ステップS301)。
【0123】このステップS301の判断処理におい
て、当該折り畳み型携帯電話端末が折り畳まれた状態に
はないと判断したときには、制御部220は、アプリケ
ーション機能を実行しているか否かを判断する(ステッ
プS302)。
【0124】ステップS302の判断処理において、ア
プリケーション機能を実行中であると判断した場合に
は、アプリケーション機能に応じた画像がメインLCD
211に表示されているので、オペレータネームや現在
時刻の表示は、図5Bに示したように、サブLCD21
2に表示する(ステップS303)。
【0125】また、ステップS301の判断処理におい
て、当該折り畳み型携帯電話端末が折り畳まれていると
判断したときにも、そもそもメインLCD211の表示
画面は観視できないので、オペレータネームや現在時刻
の表示は、図6Bに示したように、サブLCD212に
表示する(ステップS303)。
【0126】このように、ステップS301の判断処理
において、当該折り畳み型携帯電話端末が折り畳まれて
いると判断した場合、および、ステップS302の判断
処理において、アプリケーション機能を実行中であると
判断した場合には、ステップS303においてオペレー
タネームなどの情報は、サブLCD212に表示される
ことになり、この場合の違いは、当該折り畳み型携帯電
話端末が折り畳まれているか否かの違いである。ステッ
プS303のサブLCD212への表示処理の後、この
図9に示す処理を抜け、待ち受けルーチン(メインルー
チン)に戻ることになる。
【0127】また、ステップS302の判断処理におい
て、アプリケーション機能を実行中でないと判断した場
合、すなわち、待ち受け状態にあると判断したときに
は、制御部220は、オペレータネームや時計回路から
の現在時刻などの情報をメインLCD211に表示し
(ステップS304)、この図9に示す処理を抜け、待
ち受けルーチン(メインルーチン)に戻ることになる。
【0128】このように、この実施の形態においては、
SMSCB情報が表示されない場合には、基地局の制御
チャンネルを通じて取得できるオペレータネームをメイ
ンLCD211、または、サブLCD212に表示し、
オペレータネームを確実に使用者に提供することができ
るようにしている。
【0129】そして、以上のことからわかるように、こ
の実施の形態の折り畳み型携帯電話端末においては、従
来、アプリケーション機能の実行時においては、当該ア
プリケーション機能の実行の妨げとならないように表示
しないようにしていたSMSCB情報やオペレータネー
ムなどの情報を、実行されているアプリケーション機能
の妨げとならないようにして表示し、当該折り畳み型携
帯電話端末の使用者に対して確実に提供することができ
るようにしている。
【0130】なお、この実施の形態においては、メイン
LCD211の表示画面が第1の表示画面に相当し、サ
ブLCD212の表示画面が第2の表示画面に相当する
ものとして説明した。すなわち、第1の表示画面と第2
の表示画面とは、異なる表示素子により構成するように
した。しかし、これに限るものではない。
【0131】第1の表示画面と第2の表示画面とは、同
じ表示素子の表示画面を2分するようにして設けるよう
にしてもよい。すなわち、同じ表示画面を2つの表示領
域に分け、一方を第1の表示画面、他方を第2の表示画
面として用いるようにした場合にもこの発明を適用する
ことができる。
【0132】また、異なる表示素子により、第1の画面
と第2の画面とを構成する場合であっても、その位置関
係は、前述した実施の形態において説明したものに限る
ものではなく、第1の表示画面と第2の表示画面とを背
中あわせに設けるようにするなど、第1の表示画面と第
2の表示画面とを携帯電話端末の任意の位置に設けるこ
とができる。
【0133】また、前述の実施の形態においては、SM
SCB情報受信フラグをオンにしている場合には、SM
SCB情報を受信して、これをメインLCD211、ま
たは、サブLCD212に表示し、SMSCB情報を表
示していない場合には、オペレータ識別情報をメインL
CD211、または、サブLCD212に表示するもの
として説明した。しかし、これに限るものではない。
【0134】例えば、SMSCB情報受信フラグをオン
にしている場合であって、何のアプリケーション機能も
実行されておらず、待ち受け状態にあるときには、メイ
ンLCD211、あるいは、サブLCD212にオペレ
ータネームや現在時刻などの情報を表示するようにす
る。
【0135】そして、SMSCB情報を受信した場合に
は、そのSMSCB情報の全部を所定回分表示した後、
一定時間は、オペレータネームや現在時刻を表示し、一
定時間経過誤、再度、SMSCB情報の全部を所定回表
示するというように、SMSCB情報とオペレータネー
ムとを交互に表示するようにしてもよい。
【0136】もちろん、この場合においても、メインL
CDとサブLCDとを使い分けることによって、SMS
CB情報やオペレータネームなどの情報を確実に携帯電
話端末の使用者に提供することができる。また、待ち受
け受信時において、アプリケーション機能が実行されて
おらず、かつ、当該折り畳み型携帯電話端末の筐体が開
かれた状態にあり、メインLCD211の表示画面が観
視可能な場合には、図4Aに示したように、オペレータ
ネームなどの情報とともに、SMSCB情報を表示する
ようにしてももちろんよい。
【0137】また、待ち受け受信時において、アプリケ
ーション機能が実行されておらず、かつ、当該折り畳み
型携帯電話端末の筐体が開かれた状態にあり、メインL
CD211の表示画面が観視可能な場合には、メインL
CD211にSMSCB情報を表示し、サブLCD21
2にオペレータネームなどの情報を表示するようにして
もよい。
【0138】また、前述の実施の形態においては、折り
畳み型携帯電話端末にこの発明による携帯通信端末を適
用した場合を例にして説明したが、これに限るものでは
ない。折り畳み型以外の携帯電話端末にもこの発明を適
用することができる。折り畳み型でない携帯電話端末の
場合には、折り畳まれているか否かの判断は意味をなさ
ないので、折り畳み型携帯電話端末に特有の部分につい
ては省略されることになる。
【0139】また、前述の実施の形態においては、SM
SCB情報をサブLCD212に表示する場合に、サブ
LCD212の1画面に表示しきれないときには、スク
ロール表示するようにしたが、メインLCD211にS
MSCB情報を表示する場合にもSMSCB情報をスク
ロール表示するようにしてもよい。
【0140】また、前述の実施の形態においては、受信
したオペレータ識別情報に応じて一意に決まるオペレー
タネームを表示するものとして説明したがこれに限るも
のではない。オペレータ識別情報とオペレータネームの
両方を表示するようにしたり、また、オペレータ識別情
報のみを表示したりするようにすることもできる。つま
り、オペレータに関する種々の情報を表示することが可
能である。
【0141】また、前述した実施の形態においては、G
SM方式の通信ネットワークに接続可能な携帯電話端末
にこの発明を適用した場合として説明したが、接続可能
とされる通信ネットワークシステムは、GSM方式のも
のに限るものではない。GSM方式以外の通信ネットワ
ークシステムであっても、表示情報を不特定多数の携帯
通信端末に配信している各種の通信方式の通信ネットワ
ークシステムに接続可能な携帯通信端末にこの発明を適
用することができる。
【0142】したがって、この発明は、GSM方式の通
信ネットワークシステムに接続可能な携帯電話端末だけ
でなく、各種の通信方式の通信ネットワークに接続が可
能なPDA(Pasonal Digital Asi
sutants)などと呼ばれる携帯通信端末や、通信
機能を供えたノート型のパーソナルコンピュータなどの
種々の携帯通信端末に適用することができる。
【0143】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による携
帯通信端末によれば、電子メール機能、スケジュール機
能、ブラウザ機能、ゲーム実行機能などの通信回線を接
続していなくても実行可能なアプリケーション機能を実
行している場合には使用者に提供できなかったSMSC
B情報などの配信される表示情報をアプリケーション機
能実行時においても確実に使用者に提供することができ
る。
【0144】また、折り畳み型携帯電話端末等の折り畳
み型携帯通信端末の場合には、折り畳まれた状態にある
ときにも、SMSCB情報などの配信される表示情報を
確実に使用者に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による携帯通信端末の一実施の形態が
適用された携帯電話端末が接続可能とされるGSM方式
の通信ネットワークシステムを説明するための図であ
る。
【図2】この発明による携帯電話端末の一実施の形態が
適用された折り畳み型携帯電話端末の外観を説明するた
めの図である。
【図3】この発明による携帯電話端末の一実施の形態が
適用された折り畳み型携帯電話端末の構成を説明するた
めのブロック図である。
【図4】この発明による携帯電話端末の一実施の形態が
適用された折り畳み型携帯電話端末においてのSMSC
B情報の表示例を説明するための図である。
【図5】この発明による携帯電話端末の一実施の形態が
適用された折り畳み型携帯電話端末においてのオペレー
タネームなどの情報の表示例を説明するための図であ
る。
【図6】この発明による携帯電話端末の一実施の形態が
適用された折り畳み型携帯電話端末の折り畳まれた状態
にあるときのサブLCDへの情報の表示例を説明するた
めの図である。
【図7】図2、図3に示した折り畳み型携帯電話端末に
おいて実行されるSMSCB情報受信表示ルーチンを説
明するためのフローチャートである。
【図8】図7に示した処理のステップS104において
行なわれるSMSCB情報のサブLCDへの表示ルーチ
ンを説明するためのフローチャートである。
【図9】図2、図3に示した折り畳み型携帯電話端末に
おいて実行されるオペレータネーム表示ルーチンを説明
するための図である。
【符号の説明】
11…表示装置部、12…操作装置部、13…ヒンジ
部、201…送受信アンテナ、202…共用器、203
…受信部、204…ベースバンド処理部、205…コー
デック、206…スピーカ(受話器)、207…マイク
ロホン(受話器)、208…送信部、209…局発部、
211…メインLCD、212…サブLCD、220…
制御部、221…CPU、222…ROM、223…R
AM、224…EEPROM、225…CPUバス、2
31…キーI/F(キーインターフェース)、232…
キー操作部、233…外部メモリI/F(外部メモリイ
ンターフェース)、234…リンガ、235…バイブレ
ータ、250…SIMカード

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のアプリケーション機能が実行可能な
    携帯通信端末であって、 第1の表示画面と、 前記第1の表示画面に画像が表示されている場合であっ
    ても、これと同時に異なる画像の表示が可能な第2の表
    示画面と、 配信される所定の表示情報を受信する配信情報受信手段
    と、 前記複数のアプリケーション機能のうちの実行されたア
    プリケーション機能に応じて表示するようにされる画像
    が前記第1の表示画面に表示されている場合において、
    前記配信情報受信手段により前記所定の表示情報が受信
    された場合には、受信された前記所定の表示情報を前記
    第2の表示画面に表示するように制御する表示制御手段
    とを備えることを特徴とする携帯通信端末。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の携帯通信端末であって、 前記第1の表示画面は前記第2の表示画面よりも画像の
    表示領域が広いものであり、 前記表示制御手段は、前記複数のアプリケーション機能
    のいずれもが実行されておらず、前記第1の表示画面に
    待ち受け時の画像が表示されている場合に、前記配信情
    報受信手段により前記所定の表示情報が受信された場合
    には、受信された前記所定の表示情報を前記第1の表示
    画面に表示するように制御することを特徴とする携帯通
    信端末。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の携帯通信
    端末であって、 前記第1の表示画面と、前記第2の表示画面とは、異な
    る表示素子の表示画面であることを特徴とする携帯通信
    端末。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の携帯通信端末であって、 当該携帯通信端末は折り畳み型のものであり、 前記第1の表示画面は、当該携帯通信端末が開かれた状
    態にあるときにのみ観視可能となる位置に設けられてお
    り、 前記第2の表示画面は、少なくとも当該携帯通信端末が
    折り畳まれた状態にあるときにおいて観視可能な位置に
    設けられており、 前記表示制御手段は、当該携帯通信端末が折り畳まれた
    状態にあるときに、前記配信情報受信手段により前記所
    定の表示情報が受信された場合には、受信された前記所
    定の表示情報を前記第2の表示画面に表示するように制
    御することを特徴とする携帯通信端末。
  5. 【請求項5】請求項1、請求項2、請求項3、または、
    請求項4に記載の携帯通信端末であって、 前記配信情報受信手段により受信された前記所定の表示
    情報が、表示しようとする表示画面の1表示画面中に表
    示しきれるか否かを判別する判別手段を備え、 前記表示制御手段は、受信された前記所定の表示情報が
    1表示画面中に表示しきれないと前記判別手段により判
    別された時には、受信された前記所定の表示情報をスク
    ロール表示するように制御することを特徴とする携帯通
    信端末。
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