JP2002171083A - 基板の収納構造 - Google Patents

基板の収納構造

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JP2002171083A JP2000363453A JP2000363453A JP2002171083A JP 2002171083 A JP2002171083 A JP 2002171083A JP 2000363453 A JP2000363453 A JP 2000363453A JP 2000363453 A JP2000363453 A JP 2000363453A JP 2002171083 A JP2002171083 A JP 2002171083A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板の固定手段を有し、ケース本体
部とケース蓋部とが離れにくく、安価な基板の収納構造
を提供する。 【解決手段】 プリント基板2の基板14の半円状の凹
部13a,13bは、ケース本体部3の取り付け孔6
a,6bの略半円状の切り欠きの端面からなる段差面7
a,7b上に、取り付け孔6a,6bと同軸となるよう
に配置され、段差面7a,7bとの各立上り面8a,8
bに、基板14の切り欠き部23a,23bの各端部が
当接する。このとき、基板14に対する立上り面8a,
8bの各方向が、互いに異なるため、プリント基板2
は、板面に対して平行方向に対する振動、ずれなどに強
い構造となり、板面に対して平行方向の位置を固定する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品が実装さ
れたプリント基板を収納する基板の収納構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】照明用の光源である蛍光灯や放電灯を点
灯させる点灯装置として、電子部品を組合せ、電源周波
数より高い周波数にて点灯させるための高周波点灯装置
はよく知られている。高周波点灯装置は、一般的には、
半導体部品や巻線部品などの電子部品をプリント基板に
実装して構成され、実装したプリント基板をケース構造
体に収納して、そのケース構造体は照明器具の中に内蔵
されている。中には、照明器具そのものがケース構造体
として商品になっているものも多く見受けられる。
【0003】このような高周波点灯装置は、電子式安定
器として、プリント基板が金属ケースに内蔵されたもの
が日本国内においては一般的に商品化されているが、海
外においては、プリント基板が樹脂ケースに内蔵された
ものも既に商品化されている。
【0004】特に、高周波点灯装置を樹脂ケースに内蔵
した高周波点灯装置において、そのケース構造体には、
1.樹脂ケースは、樹脂ケース本体部と、樹脂ケース蓋
部とから構成される、2.樹脂ケース本体部には、プリ
ント基板が収納され、樹脂ケース蓋部がかぶせられる、
3.外部構造体(照明器具)とは、樹脂ケース本体部に
設けられた取り付け孔を介して、取り付け手段(ねじな
ど)により接続される、などの特徴がある。
【0005】また、樹脂ケースには、プリント基板を樹
脂ケース本体部に収納し、樹脂ケース蓋部をかぶせるこ
とによって、容易に、外部の構造体とプリント基板とを
絶縁することができ、且つ電子部品が実装されたプリン
ト基板を直接樹脂ケース本体部に収納することができる
という特徴がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、樹脂のケース
構造体の欠点として、1.プリント基板の固定手段がな
く、ケース本体部に新たに固定手段を設けようとする
と、ケース本体部の構造が複雑なものになり、樹脂成形
時の金型増加や加工増加となり、コストアップの要因と
なる、2.外部構造体は、樹脂のケース本体部とのみ取
り付け手段によって接続されており、輸送時の器具振動
や、乱暴に取り扱われた場合など、ケース本体部とケー
ス蓋部とが離れてしまう可能性がある。ケース本体部と
ケース蓋部とを離れにくい構造とすると、その接続構造
上、樹脂成形時の金型増加、加工増加となり、コストア
ップの要因となる、などがある。
【0007】本発明は、上記事由に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、プリント基板の固定手段を有し、
ケース本体部とケース蓋部とが離れにくく、安価な基板
の収納構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電子
部品を実装したプリント基板と、前記プリント基板を板
面が並行するように底面に配置するケース本体部と、前
記ケース本体部に配置された前記プリント基板を覆うよ
うに前記ケース本体部に被着される蓋部とからなり、前
記ケース本体部と蓋部とには互いに連通する取付孔を1
つまたは複数設け、前記取付孔を介して挿通した取付手
段により外部構造体に前記ケース本体部とプリント基板
と蓋部とを固定する基板の収納構造において、前記ケー
ス本体部と蓋部とに設けた互いに対向する取付孔の外縁
部が当接し、前記ケース本体部または蓋部の一方に、前
記取付孔の当接面と同じ高さの位置から前記プリント基
板の板厚以上低い段差面と、前記段差面の垂直方向に設
けられた立上り面とを設け、前記段差面は前記プリント
基板の板面と当接し、前記立上り面は前記プリント基板
の端部と当接し、前記ケース本体部または蓋部の他方に
は、前記取付孔の外縁部の高さと同じ位置に前記プリン
ト基板の板面に対して並行に形成され、前記プリント基
板の垂直方向の動きを抑える押え面を設けたことを特徴
とする。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記立上り面は、少なくとも2ヶ所以上形成され、
前記立上り面の方向は2方向以上であることを特徴とす
る。
【0010】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記ケース本体部とケース蓋部とは、樹脂材料の成
形品であることを特徴とする。
【0011】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、前記ケース本体部または蓋部の一方に、前記取付孔
の当接面の位置から前記プリント基板の板厚以上低い段
差面と、前記段差面から前記取付孔の外縁部に連続して
垂直に設けられた立上り面とを設け、前記段差面は前記
プリント基板の板面と当接し、前記立上り面は前記プリ
ント基板の端部と当接することを特徴とする。
【0012】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、前記プリント基板は、一方の面が面実装部品を実装
した半田面であり、他方の面がデスクリート部品を実装
した部品実装面であり、前記半田面を前記ケース本体部
の底面に対向して設置され、前記ケース本体部は、前記
プリント基板が配置されたときに、前記プリント基板の
面実装部品を囲う仕切り壁を底面に設けていることを特
徴とする。
【0013】請求項6の発明は、請求項1乃至4いずれ
かの発明において、形状により表示内容を示す表示手段
と兼用の放熱用孔を、ケース蓋部に設けたことを特徴と
する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0015】(実施形態1)図1〜図6は本実施形態1
を示すもので、図1、図2、図4、図5に示すように、
断面は略コの字状で、両端部は中央部に比べて上下方向
の寸法が短く、下面に開口部を有し、樹脂形成されたケ
ース蓋部1と、略長方形状のプリント基板2と、断面は
略コの字状で、上面の開口部を介してプリント基板2を
内部に配置する、樹脂形成されたケース本体部3と、ケ
ース蓋部1及びケース本体部3を外部構造体(照明器
具)に接続させる取り付け手段であるねじ4(図1にの
み図示)とから構成され、プリント基板2は、ケース蓋
部1とケース本体部3との間に配置される。
【0016】ケース蓋部1は、上面から見た一方の両端
対角部にねじ4を下面方向に挿通させる取り付け孔5,
5を備え、他方の両端対角部にプリント基板2に実装さ
れている入出力端子15,15を挿通させる開口部1
7,17を備え、取り付け孔5,5の周囲には基板14
の上面と当接して、基板14の、板面に対して垂直方向
の動きを抑える押さえ部18,18を備える。
【0017】プリント基板2は、基板14上に電子部品
16,16を備え、基板14の上面から見た一方の両端
対角部に半円の凹部13a,13bを有する切り欠き部
23a,23bを備え、他方の両端対角部に入出力端子
15,15を備える。
【0018】ケース本体部3は、ねじ4を下面方向に挿
通させるために、上面から見た一方の両端対角部に、底
面から立設した円筒体の内部の空洞からなる取り付け孔
6a,6bを備え、他方の両端対角部にプリント基板2
を配置するための突片11を備え(図1では、一端の突
片は図示なし)、両側面の略中央にもプリント基板2を
配置するための突片12を備え(図1では、一方の側面
の突片は図示なし)、両端部の略中央にはケース蓋部1
を被着したときにケース蓋部1の内面両端部の略中央に
備える突片(図示なし)と係止する突片10,10を備
える。突片10の上端は、テーパー状の形状を有し、ケ
ース蓋部1の被着を容易にしている。
【0019】次に、図2のA部、B部における基板14
の各拡大図を、図3(a),(b)に示す。A部は、基
板14の一端の角部に、基板14の一端の短辺から基板
14の長辺方向に対して45°の角度を有し、且つプリ
ント基板2をケース本体部3に配置したときに取り付け
孔6aを略半円に分割するような切り欠き部23aを形
成し、切り欠き部23aの略中央には、プリント基板2
をケース本体部3に配置したときに取り付け孔6aと同
軸、且つ同一の半径を有する半円状の凹部13aを形成
している。B部は、A部の対角部に略長方形状の切り欠
き部23bを形成し、プリント基板2をケース本体部3
に配置したときに、基板14の長辺に平行な切り欠き部
23bの辺が、取り付け孔6bを略半円に分割し、基板
14の長辺に平行な切り欠き部23の辺に、取り付け孔
6bと同軸、且つ同一の半径を有する半円状の凹部13
bを形成している。
【0020】図5は、プリント基板2をケース本体部3
に配置した斜視図を示し、切り欠き部23a周辺である
C部、及び切り欠き部23b周辺であるD部の各拡大図
を図6(a),(b)に示す。ケース本体部3の取り付
け孔6aは、切り欠き部23aに平行する直線部を有す
る略半円状の切り欠きを基板14側に形成され、取り付
け孔6bは、基板14の長辺に平行な切り欠き部23b
の辺に平行する直線部を有する略半円状の切り欠きを基
板14側に形成される。基板14の半円状の凹部13
a,13bは、取り付け孔6a,6bの略半円状の切り
欠きの端面からなる段差面7a,7b上に、取り付け孔
6a,6bと同軸となるように配置され、段差面7a,
7bに垂直に設けられた各立上り面8a,8bに、基板
14の切り欠き部23a,23bの各端部が当接する。
このとき、基板14に対する立上り面8a,8bの各方
向が、互いに異なるため、プリント基板2は、板面に対
して平行方向に対する振動、ずれなどに強い構造とな
り、板面に対して平行方向の位置を固定することができ
る。
【0021】そして、立上り面8a,8bの、取り付け
孔6a,6bの軸方向の長さは、基板14の板厚より長
く形成されており、基板14の上面は、取り付け孔6
a,6bの外縁部24a,24bより低くなる。したが
って、ケース蓋部1をケース本体部3の上面に被着した
ときに、ケース蓋部1の押さえ部18,18は、外縁部
24a,24bに当接し、基板14の上面とは接触しな
いので、ねじ4を、取り付け孔5,5と、取り付け孔6
a,6bとを介して外部構造体に接続したときに、その
応力は、ケース本体部3の取り付け孔6a,6bの外縁
部24a,24bと、外縁部24a,24bと当接して
いるケース蓋部1の押さえ部18,18とに加わり、基
板14には加わらない。また、基板14の、板面に対し
て垂直方向の振動は、ケース蓋部1の押さえ部18,1
8が変位する基板14の上面と当接して抑えることで、
制限される。
【0022】なお、本実施形態1においては、プリント
基板2の段差面7a,7b、及び立上り面8a,8b
を、ケース本体部3の取り付け孔6a,6bに設けた
が、ケース蓋部1の取り付け孔5,5に設けてもよい。
【0023】(実施形態2)図7は、本実施形態2を示
すものであり、前記実施形態1と同一の要素には同一の
符号を付して説明は省略する。
【0024】プリント基板2において、近年、小型化の
要求などから、基板14に実装される電子部品は、基板
14の下面である半田面に実装される面実装部品が多く
なってきている。さらに、ケース蓋部1、及びケース本
体部3からなるケース構造体のサイズを小型化するため
に、実装される電子部品の定格に対して余裕の少ない設
計を余儀なくされており、部品の発熱に対する考慮が必
要になってきている。
【0025】本実施形態2においては、従来、基板14
の上面である部品実装面に実装していた発熱部品19
を、基板14の半田面に実装したものである。そして、
ケース本体部3の内面には、ケース本体部3の短辺に平
行に立設された仕切り板21,21によって挟まれた放
熱部21を形成し、放熱部21内には、シリコン樹脂な
どの充填剤を注入している。
【0026】ケース本体部3の内部にプリント基板2が
配置されると、発熱部品19は、放熱部21内に位置
し、発熱部品19で発生した熱は、放熱部21内に注入
されたシリコン樹脂などの充填剤を介して、ケース本体
部3に伝導させて、発熱部品19の温度上昇を低減させ
ることができる。
【0027】(実施形態3)図8、図9は、本実施形態
3を示すものであり、前記実施形態1と同一の要素には
同一の符号を付して説明は省略する。
【0028】前記実施形態3において説明したように、
近年、小型化の要求などから、部品の発熱に対する考慮
が必要になってきている。
【0029】そこで、本実施形態3においては、ケース
蓋部1の上面に、文字や絵、記号等の形状を有する表示
手段と兼用する放熱孔20を備えることによって、発熱
部品にて発生した熱を、放熱孔20を介して放熱し、型
式、ロットNo.等の情報を表示することができる。
【0030】(実施形態4)図10、図11は、本実施
形態4を示すものであり、前記実施形態1と同一の要素
には同一の符号を付して説明は省略する。
【0031】図10は、プリント基板2をケース本体部
3に配置した斜視図を示し、切り欠き部23a周辺であ
るE部、及び切り欠き部23b周辺であるF部の各拡大
図を図11(a),(b)に示す。
【0032】E部において、基板14の一端の角部に、
基板14の一端の短辺から基板14の長辺方向に対して
45°の角度を有し、且つプリント基板2をケース本体
部3に配置したときに取り付け孔6aを略半円に分割す
るような切り欠き部23aを形成し、切り欠き部23a
の略中央には、プリント基板2をケース本体部3に配置
したときに取り付け孔6aと同軸、且つ取り付け孔6a
を形成する円筒体の外郭部と略同一の半径を有する半円
状の凹部13aを形成している。B部は、A部の対角部
に略長方形状の切り欠き部23bを形成し、プリント基
板2をケース本体部3に配置したときに、基板14の長
辺に平行な切り欠き部23bの辺が、取り付け孔6bを
略半円に分割し、基板14の長辺に平行な切り欠き部2
3の辺に、取り付け孔6bと同軸、且つ取り付け孔ba
を形成する円筒体の外郭部と略同一の半径を有する半円
状の凹部13bを形成している。
【0033】基板14の半円状の凹部13a,13b
は、取り付け孔6a,6bを形成する円筒体の外郭部の
側面と当接する。このとき、半円状の凹部13a,13
bが当接している取り付け孔6a,6bを形成する円筒
体の外郭部の側面が立上り面8a,8bを構成し、基板
14に対する立上り面8a,8bの各方向が、互いに異
なるため、プリント基板2は、板面に対して平行方向に
対する振動、ずれなどに強い構造となり、板面に対して
平行方向の位置を固定することができる。
【0034】そして、ケース本体部3の内面に配置され
た基板14の上面は、取り付け孔6a,6bの外縁部2
4a,24bより低くなるように、ケース本体部3の内
面に設けられた基板14の段差面(図示なし)は、形成
されている。したがって、ケース蓋部1をケース本体部
3の上面に被着したときに、ケース蓋部1の押さえ部1
8,18は、外縁部24a,24bに当接し、基板14
の上面とは接触しないので、ねじ4を、取り付け孔5,
5と、取り付け孔6a,6bとを介して外部構造体に接
続したときに、その応力は、ケース本体部3の取り付け
孔6a,6bの外縁部24a,24bと、外縁部24
a,24bと当接しているケース蓋部1の押さえ部1
8,18とに加わり、基板14には加わらない。また、
基板14の、板面に対して垂直方向の振動は、ケース蓋
部1の押さえ部18,18が変位する基板14の上面と
当接して抑えることで、制限される。
【0035】
【発明の効果】請求項1の発明は、電子部品を実装した
プリント基板と、前記プリント基板を板面が並行するよ
うに底面に配置するケース本体部と、前記ケース本体部
に配置された前記プリント基板を覆うように前記ケース
本体部に被着される蓋部とからなり、前記ケース本体部
と蓋部とには互いに連通する取付孔を1つまたは複数設
け、前記取付孔を介して挿通した取付手段により外部構
造体に前記ケース本体部とプリント基板と蓋部とを固定
する基板の収納構造において、前記ケース本体部と蓋部
とに設けた互いに対向する取付孔の外縁部が当接し、前
記ケース本体部または蓋部の一方に、前記取付孔の当接
面と同じ高さの位置から前記プリント基板の板厚以上低
い段差面と、前記段差面の垂直方向に設けられた立上り
面とを設け、前記段差面は前記プリント基板の板面と当
接し、前記立上り面は前記プリント基板の端部と当接
し、前記ケース本体部または蓋部の他方には、前記取付
孔の外縁部の高さと同じ位置に前記プリント基板の板面
に対して並行に形成され、前記プリント基板の垂直方向
の動きを抑える押え面を設けたので、プリント基板に外
部構造体との接続時の応力が直接加わらず、縦振動及び
横振動の強いプリント基板の収納構造とすることがで
き、さらに、ケース蓋部を外した状態においても、プリ
ント基板に外部構造体との接続時の応力が直接加わら
ず、縦方向及び横方向に対して確実に取り付けることが
できるという効果がある。
【0036】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記立上り面は、少なくとも2ヶ所以上形成され、
前記立上り面の方向は2方向以上であるので、プリント
基板は、板面に対して平行方向に対する振動、ずれなど
に強い構造となり、板面に対して平行方向の位置を固定
することができるという効果がある。
【0037】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記ケース本体部とケース蓋部とは、樹脂材料の成
形品であるので、容易に外部構造体と絶縁することがで
き、電子部品が実装されたプリント基板を直接、樹脂ケ
ースに収納することができ、プリント基板とケースとの
絶縁手段が必要な金属ケースに比べて、部品点数、及び
組立工数の低減を行うことができるという効果がある。
【0038】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、前記ケース本体部または蓋部の一方に、前記取付孔
の当接面の位置から前記プリント基板の板厚以上低い段
差面と、前記段差面から前記取付孔の外縁部に連続して
垂直に設けられた立上り面とを設け、前記段差面は前記
プリント基板の板面と当接し、前記立上り面は前記プリ
ント基板の端部と当接するので、ケース本体部の取り付
け孔は、収納部及び段差部と併用でき、成形時の金型増
加、加工増加を抑えて、低コストとすることができると
いう効果がある。
【0039】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、前記プリント基板は、一方の面が面実装部品を実装
した半田面であり、他方の面がデスクリート部品を実装
した部品実装面であり、前記半田面を前記ケース本体部
の底面に対向して設置され、前記ケース本体部は、前記
プリント基板が配置されたときに、前記プリント基板の
面実装部品を囲う仕切り壁を底面に設けているので、面
実装部品などの発熱部品の発熱を、少ない充填剤によっ
て効率良く低減させ、また、加工時の充填も確実に行う
ことができるという効果がある。
【0040】請求項6の発明は、請求項1乃至4いずれ
かの発明において、形状により表示内容を示す表示手段
と兼用の放熱用孔を、ケース蓋部に設けたので、樹脂ケ
ースの表示手段を放熱手段である放熱用孔と兼用するこ
とによって、表示と放熱とを同時に低コストで行うこと
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施形態1の収納状態を示す分解斜視
図1である。
【図3】本発明の実施形態1を示す部分拡大図1であ
る。
【図4】本発明の実施形態1を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施形態1の収納状態を示す分解斜視
図2である。
【図6】本発明の実施形態1を示す部分拡大図2であ
る。
【図7】本発明の実施形態2を示す分解斜視図である。
【図8】本発明の実施形態3を示す斜視図である。
【図9】本発明の実施形態3の収納状態を示す分解斜視
図である。
【図10】本発明の実施形態4の収納状態を示す分解斜
視図である。
【図11】本発明の実施形態4を示す部分拡大図であ
る。
【符号の説明】
1 ケース蓋部 2 プリント基板 3 ケース本体部 6a,6b 取り付け孔 7a,7b 段差面 8a,8b 立上り面 13a,13b 半円状の凹部 14 基板 23a,23b 切り欠き部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今岡 善秀 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 清水 識雄 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 4E360 AB12 CA02 CA08 EA24 EC16 ED02 ED28 EE02 EE08 GA08 GA24 GA33 GA53 GB97 GC08 5E348 AA31 AA32 AA37

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を実装したプリント基板と、前
    記プリント基板を板面が並行するように底面に配置する
    ケース本体部と、前記ケース本体部に配置された前記プ
    リント基板を覆うように前記ケース本体部に被着される
    蓋部とからなり、前記ケース本体部と蓋部とには互いに
    連通する取付孔を1つまたは複数設け、前記取付孔を介
    して挿通した取付手段により外部構造体に前記ケース本
    体部とプリント基板と蓋部とを固定する基板の収納構造
    において、前記ケース本体部と蓋部とに設けた互いに対
    向する取付孔の外縁部が当接し、前記ケース本体部また
    は蓋部の一方に、前記取付孔の当接面と同じ高さの位置
    から前記プリント基板の板厚以上低い段差面と、前記段
    差面の垂直方向に設けられた立上り面とを設け、前記段
    差面は前記プリント基板の板面と当接し、前記立上り面
    は前記プリント基板の端部と当接し、前記ケース本体部
    または蓋部の他方には、前記取付孔の外縁部の高さと同
    じ位置に前記プリント基板の板面に対して並行に形成さ
    れ、前記プリント基板の垂直方向の動きを抑える押え面
    を設けたことを特徴とする基板の収納構造。
  2. 【請求項2】 前記立上り面は、少なくとも2ヶ所以上
    形成され、前記立上り面の方向は2方向以上であること
    を特徴とする請求項1記載の基板の収納構造。
  3. 【請求項3】 前記ケース本体部とケース蓋部とは、樹
    脂材料の成形品であることを特徴とする請求項1記載の
    基板の収納構造。
  4. 【請求項4】 前記ケース本体部または蓋部の一方に、
    前記取付孔の当接面の位置から前記プリント基板の板厚
    以上低い段差面と、前記段差面から前記取付孔の外縁部
    に連続して垂直に設けられた立上り面とを設け、前記段
    差面は前記プリント基板の板面と当接し、前記立上り面
    は前記プリント基板の端部と当接することを特徴とする
    請求項1記載の基板の収納構造。
  5. 【請求項5】 前記プリント基板は、一方の面が面実装
    部品を実装した半田面であり、他方の面がデスクリート
    部品を実装した部品実装面であり、前記半田面を前記ケ
    ース本体部の底面に対向して設置され、前記ケース本体
    部は、前記プリント基板が配置されたときに、前記プリ
    ント基板の面実装部品を囲う仕切り壁を底面に設けてい
    ることを特徴とする請求項1記載の基板の収納構造。
  6. 【請求項6】 形状により表示内容を示す表示手段と兼
    用の放熱用孔を、ケース蓋部に設けたことを特徴とする
    請求項1乃至4いずれか記載の基板の収納構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015109445A (ja) * 2013-12-04 2015-06-11 エルエス産電株式会社Lsis Co.,Ltd. 電気自動車用電気機器
JP2016035457A (ja) * 2014-07-31 2016-03-17 コンティネンタル オートモーティヴ フランスContinental Automotive France 圧力測定センサの電子モジュール用の支持体
JP2021048170A (ja) * 2019-09-17 2021-03-25 富士通クライアントコンピューティング株式会社 電子機器

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