JP2002168554A - ショーケース及びオープンショーケース - Google Patents

ショーケース及びオープンショーケース

Info

Publication number
JP2002168554A
JP2002168554A JP2000365698A JP2000365698A JP2002168554A JP 2002168554 A JP2002168554 A JP 2002168554A JP 2000365698 A JP2000365698 A JP 2000365698A JP 2000365698 A JP2000365698 A JP 2000365698A JP 2002168554 A JP2002168554 A JP 2002168554A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cold
storage room
heat insulating
damper
duct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000365698A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4169471B2 (ja
Inventor
Yoshiro Ishizaka
芳朗 石坂
Shinya Onouchi
慎也 尾内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2000365698A priority Critical patent/JP4169471B2/ja
Publication of JP2002168554A publication Critical patent/JP2002168554A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4169471B2 publication Critical patent/JP4169471B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷温切換使用可能な冷温切換貯蔵室の使用性
を改善したショーケースを提供する。 【解決手段】 オープンショーケース1は、断熱壁2内
に冷却貯蔵室13と、冷温切換使用可能な冷温切換貯蔵
室12とを備え、冷却器18と熱交換した冷気を送風機
17により主ダクト7を介して冷却貯蔵室及び冷温切換
貯蔵室に供給して成るものであって、冷温切換貯蔵室内
を加熱するヒータと、ダクト内に設けられ、冷温切換貯
蔵室への冷気供給量を複数段階で調節可能なダンパー4
1とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、断熱壁内に冷温切
換使用可能な冷温切換貯蔵室を備えたショーケース及び
オープンショーケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種ショーケースには、例え
ば特開平6−14827号公報(A47F3/04)に
示されるように、冷温切換使用可能な冷温切換貯蔵室
(冷温切換室)を構成したものが開発されている。係る
ショーケースでは、例えば夏季などは冷温切換貯蔵室内
に冷気を供給して冷蔵温度とし、缶飲料などの商品を冷
蔵しながら陳列すると共に、冬季には冷温切換貯蔵室に
供給する冷気をダンパーによって阻止し、今度は冷温切
換貯蔵室内を電気ヒータにて加熱することにより、商品
を加温するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
公報の如き構成では、ダンパーによって冷温切換貯蔵室
(冷温切換室)内に冷気を供給するか、しないかを制御
するのみであったため、冷蔵使用時の冷温切換貯蔵室内
の使用温度のみを他の冷却貯蔵室と異なる温度に調節す
ることができなかった。また、ダンパーの操作性も困難
な構造であり、改善が望まれていた。
【0004】本発明は、係る従来の技術課題を解決する
ために成されたものであり、冷温切換使用可能な冷温切
換貯蔵室の使用性を改善したショーケース及びオープン
ショーケースを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のショー
ケースは、断熱壁内に冷却貯蔵室と、冷温切換使用可能
な冷温切換貯蔵室とを備え、冷却器と熱交換した冷気を
送風機によりダクトを介して前記冷却貯蔵室及び冷温切
換貯蔵室に供給して成るものであって、前記冷温切換貯
蔵室内を加熱するヒータと、前記ダクト内に設けられ、
前記冷温切換貯蔵室への冷気供給量を複数段階で調節可
能なダンパーとを備えたことを特徴とする。
【0006】請求項1の発明によれば、断熱壁内に冷却
貯蔵室と、冷温切換使用可能な冷温切換貯蔵室とを備
え、冷却器と熱交換した冷気を送風機によりダクトを介
して前記冷却貯蔵室及び冷温切換貯蔵室に供給して成る
ショーケースにおいて、前記冷温切換貯蔵室内を加熱す
るヒータと、前記ダクト内に設けられ、前記冷温切換貯
蔵室への冷気供給量を複数段階で調節可能なダンパーと
を備えているので、ダンパーにて冷温切換貯蔵室への冷
気供給を停止し、ヒータにより冷温切換貯蔵室内を加熱
することにより、冷温切換貯蔵室内を温蔵使用すること
ができると共に、ヒータの発熱を停止し、ダンパーにて
冷温切換貯蔵室へ冷気を供給することで冷温切換貯蔵室
内を冷蔵使用することができる。
【0007】特に、この場合ダンパーは冷温切換貯蔵室
への冷気供給量を複数段階で調節可能であるので、ダン
パーにより冷温切換貯蔵室への冷気供給量を変更するこ
とによって、冷蔵使用時における冷温切換貯蔵室内の温
度を冷却貯蔵室とは異なる温度に調節することができる
ようになる。これにより、冷温切換貯蔵室内を種々の商
品の陳列に適した温度に設定することができるようにな
り、使用性と汎用性が著しく向上するものである。
【0008】請求項2の発明のオープンショーケース
は、前面に開口する断熱壁から成るものであって、前記
断熱壁内を上下に仕切る断熱仕切部材と、該断熱仕切部
材の上方に構成され、冷温切換使用可能な冷温切換貯蔵
室と、前記断熱仕切部材の下方に構成された冷却貯蔵室
と、前記冷温切換貯蔵室内を加熱するためのヒータと、
前記各貯蔵室の背方にて上下に渡って構成された主ダク
トと、該主ダクトの下方から上方に向けて冷気を送給す
るための送風機と、前記冷温切換貯蔵室の開口上縁に形
成され、前記主ダクトに連通した上部冷気吐出口と、前
記断熱仕切部材の下側に間隔を存して配置された仕切板
と、該仕切板と前記断熱仕切部材間に構成され、後端が
前記主ダクトに連通する分岐ダクトと、該分岐ダクトの
前端部に形成され、前記冷却貯蔵室の開口上縁に位置す
る下部冷気吐出口と、前記仕切板より上側であって前記
断熱仕切部材の背方に対応する位置の前記主ダクト内に
設けられ、開口を備えたグリル部材と、該グリル部材の
開口面積を調節するためのダンパーとを備え、該ダンパ
ーは、前記仕切板に移動自在に保持されると共に、該仕
切板の下側に臨む操作部と、該操作部から前記断熱仕切
部材側に立ち上がる起立壁部と、この起立壁部に形成さ
れた通気部と、前記起立壁部上端から後方に延在し、前
記グリル部材に対応する閉塞板部とを有し、前記操作部
を用いた前記ダンパーの移動により、前記閉塞板部は前
記グリル部材の開口を全閉として前記主ダクトを閉塞し
た状態から、前記グリル部材の開口面積を複数段階で調
節可能とされていることを特徴とする。
【0009】請求項2の発明によれば、前面に開口する
断熱壁から成るオープンショーケースにおいて、前記断
熱壁内を上下に仕切る断熱仕切部材と、該断熱切部材の
上方に構成され、冷温切換使用可能な冷温切換貯蔵室
と、前記断熱仕切部材の下方に構成された冷却貯蔵室
と、前記冷温切換貯蔵室内を加熱するためのヒータと、
前記各貯蔵室の背方にて上下に渡って構成された主ダク
トと、該主ダクトの下方から上方に向けて冷気を送給す
るための送風機と、前記冷温切換貯蔵室の開口上縁に形
成され、前記主ダクトに連通した上部冷気吐出口と、前
記断熱仕切部材の下側に間隔を存して配置された仕切板
と、該仕切板と前記断熱仕切部材間に構成され、後端が
前記主ダクトに連通する分岐ダクトと、該分岐ダクトの
前端部に形成され、前記冷却貯蔵室の開口上縁に位置す
る下部冷気吐出口と、前記仕切板より上側であって前記
断熱仕切部材の背方に対応する位置の前記主ダクト内に
設けられ、開口を備えたグリル部材と、該グリル部材の
開口面積を調節するためのダンパーとを備え、該ダンパ
ーは、前記仕切板に移動自在に保持されると共に、該仕
切板の下側に臨む操作部と、該操作部から前記断熱仕切
部材側に立ち上がる起立壁部と、この起立壁部に形成さ
れた通気部と、前記起立壁部上端から後方に延在し、前
記グリル部材に対応する閉塞板部とを有し、前記操作部
を用いた前記ダンパーの移動により、前記閉塞板部は前
記グリル部材の開口を全閉として前記主ダクトを閉塞し
た状態から、前記グリル部材の開口面積を複数段階で調
節可能とされているので、ダンパーの閉塞板部によりグ
リル部材の開口を全閉として主ダクトを閉塞し、冷温切
換貯蔵室への冷気供給を停止してヒータにより冷温切換
貯蔵室内を加熱することにより、冷温切換貯蔵室内を温
蔵使用することができる。
【0010】このとき、冷気はダンパーの閉塞板部に沿
って分岐ダクト内に入り、ダンパーの起立壁部の通気部
を経て下部冷気吐出口から冷却貯蔵室の開口に吐出され
るので、冷却貯蔵室内の冷却と開口部へのエアーカーテ
ンの形成にも支障は生じない。また、ヒータの発熱を停
止し、ダンパーにてグリル部材の開口を開けば、冷気は
上部冷気吐出口から冷温切換貯蔵室の開口に吐出される
ので、冷温切換貯蔵室内の冷却の開口部へのエアーカー
テンの形成も支障無く行われ、冷温切換貯蔵室は冷蔵使
用可能となる。
【0011】この場合ダンパーはグリル部材の開口面積
を複数段階で調節可能であるので、ダンパーにより開口
面積を変更して冷温切換貯蔵室への冷気供給量を変更す
ることによって、冷蔵使用時における冷温切換貯蔵室内
の温度を冷却貯蔵室とは異なる温度に調節することがで
きるようになる。これにより、冷温切換貯蔵室内を種々
の商品の陳列に適した温度に設定することができるよう
になり、使用性と汎用性が著しく向上する。
【0012】特に、ダンパーの操作部は仕切板の下側に
臨んでいるので、操作性も良く、冷温切換貯蔵室の切換
使用性が著しく改善されると共に、操作部は冷却貯蔵室
の天井部に位置するため、冷却貯蔵室内の商品の邪魔に
もなり難いものである。
【0013】請求項3の発明のオープンショーケース
は、上記において前記断熱仕切部材及び仕切板の前部を
下方に屈曲させることにより、前記分岐ダクトの下部冷
気吐出口を下方に指向させると共に、前記仕切板の屈曲
部後方に前記ダンパーの操作部を配置したことを特徴と
する。
【0014】請求項3の発明によれば、上記に加えて前
記断熱仕切部材及び仕切板の前部を下方に屈曲させるこ
とにより、前記分岐ダクトの下部冷気吐出口を下方に指
向させると共に、前記仕切板の屈曲部後方に前記ダンパ
ーの操作部を配置したので、ダンパーの操作部が仕切板
の屈曲部に隠れて前方から見えに難くなると共に、商品
の邪魔になる不都合も一層無くなるものである。
【0015】請求項4の発明のショーケース又はオープ
ンショーケースは、上記各発明において前記ヒータは冷
温切換貯蔵室内の商品載置面を加熱すると共に、該商品
載置面上に着脱自在に敷設される熱緩衝用中敷を備えた
ことを特徴とする。
【0016】請求項4の発明によれば、上記各発明に加
えて前記ヒータは冷温切換貯蔵室内の商品載置面を加熱
すると共に、該商品載置面上には着脱自在の熱緩衝用中
敷を敷設したので、例えば樹脂製のボトルなどの如く、
通常の缶飲料など商品よりも熱伝導性の良い素材から成
る商品を冷温切換貯蔵室内で温蔵する際、商品載置面上
に中敷を適宜敷設することにより、ヒータからの熱伝達
を緩和して、係る商品のみ過度に温度上昇してしまう不
都合を効果的に回避することができるようになるもので
ある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき詳細に説明する。図1は本発明のショーケースの
実施例としてのオープンショーケース1の正面図、図2
はオープンショーケース1の縦断側面図をそれぞれ示し
ている。オープンショーケース1は、断面略コ字状の断
熱壁2の両側にガラス製の側板3、3を取り付けること
により、前面に開口した本体4が構成されている。断熱
壁2の内側には間隔を存して底面、背面及び天面に渡る
ダクト板6が取り付けられ、このダクト板6と断熱壁2
間に主ダクト7が構成されると共に、ダクト板6の内側
に前面が開口した貯蔵室8が構成されている。
【0018】この貯蔵室8内は上下方向の略中間部に取
り付けられた断熱性の断熱仕切部材11によって上下に
仕切られ、断熱仕切部材11の上方が冷温切換使用可能
な冷温切換貯蔵室12、断熱仕切部材11の下方が冷蔵
使用される冷却貯蔵室13とされている。主ダクト7の
上端は冷温切換貯蔵室12の前面開口上縁に位置する上
部冷気吐出口14に連通し、主ダクト8の下端は冷却貯
蔵室13の前面開口下縁に位置する冷気吸込口16に連
通している。また、冷却貯蔵室13の下方の主ダクト7
内には冷気送給用の送風機17が配設され、冷却貯蔵室
13背方の主ダクト7内には冷却装置の冷凍サイクルを
構成する冷却器18が縦設されている。尚、19は閉店
時に貯蔵室8の開口を閉じるためのナイトカバーであ
り、冷気吸込口16下方に引き出し自在に収納されてい
る。また、9は上部冷気吐出口14の前側に取り付けら
れた蛍光灯である。
【0019】断熱壁2の下側には機械室21が構成され
ており、この機械室21内には前記冷却器18と共に冷
却装置の冷凍サイクルを構成する圧縮機22や凝縮器2
3、凝縮器用送風機24が設置されると共に、電源や制
御基板を収納した電装箱26(図11参照)も配設され
る。断熱壁2の背方には当該断熱壁2の背面と所定の間
隔を存して鋼板製の背面板27が取り付けられており、
この背面板27と断熱壁2間には排気用ダクト28が構
成されている。この排気用ダクト28の下端は機械室2
1の後部に開口して連通すると共に、上端はオープンシ
ョーケース1上方に開放している。尚、29は機械室2
1の前面を開閉自在に閉じるパネルである。31は機械
室21内下部に設けられた蒸発皿であり、図示しないド
レンホースを介して冷却器18からのドレン水(露水や
除霜水など)が流入し、貯留されるものである。この蒸
発皿31は蒸発皿ヒータH2(電気ヒータ。図13参
照)が取り付けられている。
【0020】冷却貯蔵室13内には前後方向に引き出し
移動自在の可動棚33、33が二段架設されている。冷
温切換貯蔵室12内の断熱仕切部材11上及びその上方
にもそれぞれ前後方向に引き出し移動自在の可動棚3
4、34が架設されているが、冷温切換貯蔵室12の場
合、各可動棚34、34は前方に少許低く傾斜してい
る。そして、各可動棚34、34の商品載置面の裏側に
は加温用ヒータH3(電気ヒータ。図13参照)がそれ
ぞれ取り付けられている。また、図3、図7中可動棚3
4、34には厚さ0.5mm程のポリカーボネート板か
ら成る熱緩衝用の中敷35が着脱自在に敷設されてい
る。この中敷35は冷温切換貯蔵室12内を温蔵使用す
るとき、図3、図5乃至図7に示す如く背の低いリキャ
ップ式の樹脂ボトル(ペットボトルなど)の商品を可動
棚34上に陳列する際に使用し、缶飲料などの商品を陳
列する際には取り外す。
【0021】この場合、設置床面から冷却貯蔵室13の
下段の可動棚33までの高さは400mm〜450mm
(実施例では420mm)に設定され、上段の可動棚3
3までの高さは630mm〜680mm(実施例では6
50mm)に設定されている。また、下段の可動棚34
までの高さは870mm〜920mm(実施例では89
0mm)に設定され、下段の可動棚34と上段の可動棚
34間及び上段の可動棚34と上部冷気吐出口14間の
間口は170mm〜190mmに設定されている。
【0022】また、冷却貯蔵室13に対応する位置の貯
蔵室8の前面開口縁には結露を防止するための冷却貯蔵
室用結露防止ヒータH1(電気ヒータ。図13参照)が
取り付けられ、冷温切換貯蔵室12に対応する位置の貯
蔵室8の前面開口縁にも冷蔵使用時における結露を防止
するための冷温切換貯蔵室用結露防止ヒータH4(電気
ヒータ。図13参照)がそれぞれ取り付けられている。
【0023】一方、断熱仕切部材11の下側には所定の
間隔を存して鋼板製の仕切板36が取り付けられ、この
仕切板36と断熱仕切部材11間に分岐ダクト37を構
成している。断熱仕切部材11前端と仕切板36の前端
間には分岐ダクト37の前端にて開口する下部冷気吐出
口38が形成されているが、断熱仕切部材11前端と仕
切板36前端は図3に示す如く下方に屈曲されている関
係上、下部冷気吐出口38は少許斜め前方下方に指向し
ている。また、分岐ダクト37の後端は背面のダクト板
6に形成された透孔にて主ダクト7と連通している。
尚、仕切板36下側の冷却貯蔵室13に対応する位置の
ダクト板6には複数の背面冷気吐出口40・・が穿設さ
れている。
【0024】そして、仕切板36の上面にはダンパー4
1が取り付けられている。このダンパー41は図3、図
5乃至図10に示す如く仕切板36の中央部から下側に
臨む操作部42と、この操作部42から左右に広がり、
断熱仕切部材11の下面に近接するように立ち上がる起
立壁部43と、この起立壁部43に穿設された複数の通
気部(丸孔)44と、起立壁部43の上端から後方に延
在する閉塞板部46から構成され、仕切板36に前後移
動自在に保持されている。このダンパー41は仕切板3
6に下方から螺合する化粧ビス47を緩めることによ
り、移動自在となり、締め込むことによりその位置で移
動不能となる。
【0025】他方、断熱仕切部材11の背方に対応する
位置の主ダクト7内にはグリル部材51が取り付けられ
ている。このグリル部材51は仕切板36よりも上方の
高さに位置し、主ダクト7の通路断面に渡って取り付け
られており、前後二列の複数の開口(丸孔)52・・
・、53・・・を備えている。前記ダンパー41の閉塞
板部46はこのグリル部材51の下側に対応しており、
操作部42を摘んでダンパー41を最も奥(後方)に移
動させた状態ではグリル部材51の全ての開口52・・
・、53・・・を閉塞して主ダクト7をその位置で塞ぎ
(図7、図10参照)、そこから少許前に移動させた状
態ではグリル部材51の前側の開口52・・・のみを塞
ぎ、後側の開口53・・・は開放する(図6、図9参
照)。また、最も前側に移動させた状態ではグリル部材
51の全ての開口52・・・、53・・・を開放する
(図5、図8)。
【0026】このとき、操作部42及び化粧ビス47は
仕切板36前端の下側への屈曲部後方に位置しており、
その屈曲寸法内に納められている。従って、これら操作
部42及び化粧ビス47が上段の可動棚33上の商品の
邪魔となることは無くなる。
【0027】ここで、冷温切換貯蔵室12に対応する位
置の断熱壁2の背面には図11に示す如く貫通孔61が
形成されており、主ダクト7から排気用ダクト28に渡
っている。前記各可動棚34、34の加温用ヒータH
3、H3に接続された電線62、62は図11に示す如
く上記貫通孔61から排気用ダクト28内に引き出され
る。そして、機械室21内の電装箱26から引き出され
た加温用ヒータH3、H3への給電用の電線63、63
は排気用ダクト28内を持ち上げられ、この排気用ダク
ト28内において加温用ヒータH3、H3からの電線6
2、62にコネクタ64にて接続される。
【0028】このとき、電線63、63は排気用ダクト
28の上端のグリル28Aに係合するハンガー66によ
り吊り下げられ、コネクタ64を貫通孔61より高い位
置に保持する。これにより、冷温切換貯蔵室12が冷蔵
使用される際に電線62、62を伝って排気用ダクト2
8内に侵入する結露水がコネクタ64に至ってショート
する不都合を回避している。また、貫通孔61後方に対
応する位置の背面板27には貫通孔61からコネクタ6
4の存在範囲に渡る開口68が形成され、開閉自在の蓋
板69にて閉塞されている。この開口68を利用するこ
とにより、コネクタ64の着脱などのメンテナンスが行
えるように構成されている。
【0029】次に、図13はオープンショーケース1の
電気回路を示している。この電気回路のうちの制御部分
は前記電装箱26内の制御基板上に構成されている。商
用交流(AC)100V電源(図11の電源プラグPに
てコンセントに接続される)には例えば主ダクト7内の
吐出冷気の温度を検出する冷却用サーモスタット71、
オーバーロードリレー79、始動リレー72、始動コン
デンサ83、運転コンデンサ84を介して圧縮機22が
接続されている。また、電源には前記送風機17や凝縮
器用送風機24、冷却貯蔵室用結露防止ヒータH1も接
続される。また、電源には前記蛍光灯9が安定器73や
蛍光灯スイッチ81を介して接続される(74はグロー
スタータである)。
【0030】そして、冷温切換スイッチ82、82以降
に以下の回路が接続される。即ち、冷温切換スイッチ8
2、82の冷蔵用接点には過熱防止器76と蒸発皿用ヒ
ータH2が直列に接続され、この直列回路に冷温切換貯
蔵室用結露防止ヒータH4が並列に接続される。また、
冷温切換スイッチ82、82の温蔵用接点には加温用ヒ
ータH3、H3が、可動棚34の商品載置面の温度を検
出している加温用サーモスタット77及び過熱防止器7
8とそれぞれ直列に接続され、各直列回路が並列に接続
されている。
【0031】以上の構成で次に動作を説明する。先ず、
夏季などに冷温切換貯蔵室12内を冷蔵使用する場合に
ついて説明する。この場合は前記ダンパー41を例えば
図5、図8に示す如く最も前側に移動させる。これによ
り、グリル部材51の前後全ての開口52、53が開放
される。また、冷温切換スイッチ82(図13)は冷蔵
用接点に切り替える。
【0032】今、主ダクト7内の冷気の温度が高く、冷
却用サーモスタット71が接点を閉じると、圧縮機22
が起動され、冷却器18が冷却効果を発揮する。送風機
17は運転されているので、この冷却器18と熱交換し
た冷気は送風機17により主ダクト7内を吹き上げられ
る。前述の如くグリル部材51の全開口52、53は開
放されているので、主ダクト7内を吹き上げられた冷気
は図5に示す如く開口52、53を通過して上方に向か
い、上部冷気吐出口14から冷温切換貯蔵室12の開口
に向けて吐出される。また、冷却貯蔵室13には背面冷
気吐出口40からも一部吐出される。
【0033】上部冷気吐出口14及び背面冷気吐出口4
0から吐出された冷気は、貯蔵室8の開口に冷気エアー
カーテンを形成しつつ冷温切換貯蔵室12及び冷却貯蔵
室13内を冷却し、冷気吸込口16から吸い込まれる。
冷却用サーモスタット71は例えば+5℃乃至+15℃
などの冷蔵温度設定とされており、これにより、冷温切
換貯蔵室12内及び冷却貯蔵室13内は略同一の冷蔵温
度に維持される。また、機械室21内の圧縮機22や凝
縮器23からの廃熱は、排気用ダクト28を上昇してグ
リル28Aから放散される。
【0034】次に、冷温切換貯蔵室12内に冷却貯蔵室
13内よりも高い貯蔵温度の商品を陳列したい場合、前
述の状態からダンパー41を奥方に一段階押し込み(一
段階の停止位置を仕切板36の下面から判別できるよう
に構成されている)、図6、図9の如く閉塞板部46に
よってグリル部材51の前列の開口52・・・のみを閉
塞する。これにより、冷温切換貯蔵室12方向に上昇す
る冷気量は後列の開口53・・・を通過したもののみと
なり、略半減する。
【0035】一方、閉塞板部46に衝突した冷気はそれ
に案内され、分岐ダクト37方向に向かう。そして、ダ
ンパー41の通気部44を通過し、下部冷気吐出口38
から冷却貯蔵室13の開口に向けて吐出されるようにな
る。これにより、冷却貯蔵室13にはより多くの量の冷
気が供給されるようになるので、冷温切換貯蔵室12内
の温度は冷却貯蔵室13内の温度よりも高くなり、比較
的高い冷蔵温度の商品の陳列に好適となる。
【0036】このように冷温切換貯蔵室12内を冷蔵使
用している場合には、前述の如く冷温切換スイッチ82
は冷蔵用接点に閉じているので、蒸発皿用ヒータH2が
通電され、蒸発皿31は加熱される。このとき、冷却器
18には冷温切換貯蔵室12と冷却貯蔵室13の両方を
冷却したことによる多量の結露や霜が発生するので、蒸
発皿31にも比較的多量のドレン水が貯留されることに
なるが、このドレン水は蒸発皿用ヒータH2による加熱
によって円滑に蒸発処理される。また、冷却貯蔵室用結
露防止ヒータH1と冷温切換貯蔵室用結露防止ヒータH
4にも通電されて発熱するので、冷却貯蔵室13及び冷
温切換貯蔵室12の開口縁への結露も防止される。
【0037】次に、冷温切換貯蔵室12内を温蔵使用す
る場合について説明する。この場合は前記ダンパー41
を図7、図10に示す如く最も奥(後)側に移動させ
る。これにより、グリル部材51の前後全ての開口5
2、53が閉塞板部46により閉塞される。また、冷温
切換スイッチ82(図13)は温蔵用接点に切り替え
る。
【0038】これにより、冷温切換貯蔵室12方向に上
昇する冷気量は零となる。一方、主ダクト7内を上昇し
て来た冷気は閉塞板部46に衝突し、それに案内されて
分岐ダクト37方向に向かう。そして、ダンパー41の
通気部44を通過し、下部冷気吐出口38から冷却貯蔵
室13の開口に向けて吐出されるようになる。これによ
り、冷却貯蔵室13には冷気が供給され、冷蔵温度とさ
れる。
【0039】一方、前述の如く冷温切換スイッチ82は
温蔵用接点に閉じているので、今度は加温用ヒータH
3、H3に通電され、発熱する。これにより、冷温切換
貯蔵室12内の可動棚34上の商品は加熱される。この
場合、加温用ヒータH3、H3の通電は加温用サーモス
タット77により制御され、例えば設定値+55℃程に
加温される。
【0040】ここで、商品が前述のペットボトルなどの
場合には可動棚34に前記中敷35を敷く。ペットボト
ルは缶よりも熱伝達が良いため、缶と同一の設定では温
度が高くなり過ぎるが、中敷35の熱緩衝作用によって
ペットボトルなどの商品の温度上昇は抑えられる。従っ
て、缶飲料などを別の可動棚34に陳列し、そこには中
敷35を敷かないようにすれば、全商品を略同一の温度
に加温できるようになる。
【0041】また、中敷35には蓄熱作用もあるので、
加温用ヒータH3の通電が加温用サーモスタット77に
より切られている最中の温度低下を干満とすることがで
きる。これにより、商品の保温温度を安定化させつつ、
省エネルギーにも寄与できるようになる。
【0042】他方、冷温切換スイッチ82が温蔵用接点
に閉じていることにより、蒸発皿用ヒータH2には通電
されなくなる。このとき、冷却器18には冷却貯蔵室1
3を冷却したことによる結露や霜が発生するのみであ
り、蒸発皿31のドレン水も比較的少なくなるので問題
はない。また、冷温切換貯蔵室用結露防止ヒータH4へ
の通電も停止するが、冷温切換貯蔵室12内は温蔵中で
あるので、開口縁に結露が生じる危険性もない。
【0043】一方で、このように温蔵使用中、加温用ヒ
ータH3に通電しているときには蒸発皿用ヒータH2と
冷温切換貯蔵室用結露防止ヒータH4への通電を停止す
るので、オープンショーケース1で使用する定格電流
は、冷温切換貯蔵室12内を冷蔵使用する場合と温蔵使
用する場合を通して、実施例の場合15A以下に抑えら
れた。これにより、通常の125V、定格15Aの電源
プラグP一本で済むことになり、使い勝手が極めて良好
となると共に、省エネルギーにも寄与できるものとなっ
た。
【0044】尚、実施例ではオープンショーケースに本
発明を適用したが、請求項1の発明ではそれに限らず、
透明ガラスで貯蔵室が囲繞された卓上ショーケースなど
でもよい。また、実施例ではダンパー41により二段階
で冷温切換貯蔵室12への冷気供給量を調節できるよう
にしたが、それに限らず、グリル部材51に更に複数列
(前後三列、四列など)で開口を形成し、ダンパー41
により各列の開口数を三段階、四段階で変更できるよう
にしてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、断熱壁内に冷却貯蔵室と、冷温切換使用可能な冷温
切換貯蔵室とを備え、冷却器と熱交換した冷気を送風機
によりダクトを介して前記冷却貯蔵室及び冷温切換貯蔵
室に供給して成るショーケースにおいて、前記冷温切換
貯蔵室内を加熱するヒータと、前記ダクト内に設けら
れ、前記冷温切換貯蔵室への冷気供給量を複数段階で調
節可能なダンパーとを備えているので、ダンパーにて冷
温切換貯蔵室への冷気供給を停止し、ヒータにより冷温
切換貯蔵室内を加熱することにより、冷温切換貯蔵室内
を温蔵使用することができると共に、ヒータの発熱を停
止し、ダンパーにて冷温切換貯蔵室へ冷気を供給するこ
とで冷温切換貯蔵室内を冷蔵使用することができる。
【0046】特に、この場合ダンパーは冷温切換貯蔵室
への冷気供給量を複数段階で調節可能であるので、ダン
パーにより冷温切換貯蔵室への冷気供給量を変更するこ
とによって、冷蔵使用時における冷温切換貯蔵室内の温
度を冷却貯蔵室とは異なる温度に調節することができる
ようになる。これにより、冷温切換貯蔵室内を種々の商
品の陳列に適した温度に設定することができるようにな
り、使用性と汎用性が著しく向上するものである。
【0047】請求項2の発明によれば、前面に開口する
断熱壁から成るオープンショーケースにおいて、前記断
熱壁内を上下に仕切る断熱仕切部材と、該断熱切部材の
上方に構成され、冷温切換使用可能な冷温切換貯蔵室
と、前記断熱仕切部材の下方に構成された冷却貯蔵室
と、前記冷温切換貯蔵室内を加熱するためのヒータと、
前記各貯蔵室の背方にて上下に渡って構成された主ダク
トと、該主ダクトの下方から上方に向けて冷気を送給す
るための送風機と、前記冷温切換貯蔵室の開口上縁に形
成され、前記主ダクトに連通した上部冷気吐出口と、前
記断熱仕切部材の下側に間隔を存して配置された仕切板
と、該仕切板と前記断熱仕切部材間に構成され、後端が
前記主ダクトに連通する分岐ダクトと、該分岐ダクトの
前端部に形成され、前記冷却貯蔵室の開口上縁に位置す
る下部冷気吐出口と、前記仕切板より上側であって前記
断熱仕切部材の背方に対応する位置の前記主ダクト内に
設けられ、開口を備えたグリル部材と、該グリル部材の
開口面積を調節するためのダンパーとを備え、該ダンパ
ーは、前記仕切板に移動自在に保持されると共に、該仕
切板の下側に臨む操作部と、該操作部から前記断熱仕切
部材側に立ち上がる起立壁部と、この起立壁部に形成さ
れた通気部と、前記起立壁部上端から後方に延在し、前
記グリル部材に対応する閉塞板部とを有し、前記操作部
を用いた前記ダンパーの移動により、前記閉塞板部は前
記グリル部材の開口を全閉として前記主ダクトを閉塞し
た状態から、前記グリル部材の開口面積を複数段階で調
節可能とされているので、ダンパーの閉塞板部によりグ
リル部材の開口を全閉として主ダクトを閉塞し、冷温切
換貯蔵室への冷気供給を停止してヒータにより冷温切換
貯蔵室内を加熱することにより、冷温切換貯蔵室内を温
蔵使用することができる。
【0048】このとき、冷気はダンパーの閉塞板部に沿
って分岐ダクト内に入り、ダンパーの起立壁部の通気部
を経て下部冷気吐出口から冷却貯蔵室の開口に吐出され
るので、冷却貯蔵室内の冷却と開口部へのエアーカーテ
ンの形成にも支障は生じない。また、ヒータの発熱を停
止し、ダンパーにてグリル部材の開口を開けば、冷気は
上部冷気吐出口から冷温切換貯蔵室の開口に吐出される
ので、冷温切換貯蔵室内の冷却の開口部へのエアーカー
テンの形成も支障無く行われ、冷温切換貯蔵室は冷蔵使
用可能となる。
【0049】この場合ダンパーはグリル部材の開口面積
を複数段階で調節可能であるので、ダンパーにより開口
面積を変更して冷温切換貯蔵室への冷気供給量を変更す
ることによって、冷蔵使用時における冷温切換貯蔵室内
の温度を冷却貯蔵室とは異なる温度に調節することがで
きるようになる。これにより、冷温切換貯蔵室内を種々
の商品の陳列に適した温度に設定することができるよう
になり、使用性と汎用性が著しく向上する。
【0050】特に、ダンパーの操作部は仕切板の下側に
臨んでいるので、操作性も良く、冷温切換貯蔵室の切換
使用性が著しく改善されると共に、操作部は冷却貯蔵室
の天井部に位置するため、冷却貯蔵室内の商品の邪魔に
もなり難いものである。
【0051】請求項3の発明によれば、上記に加えて前
記断熱仕切部材及び仕切板の前部を下方に屈曲させるこ
とにより、前記分岐ダクトの下部冷気吐出口を下方に指
向させると共に、前記仕切板の屈曲部後方に前記ダンパ
ーの操作部を配置したので、ダンパーの操作部が仕切板
の屈曲部に隠れて前方から見えに難くなると共に、商品
の邪魔になる不都合も一層無くなるものである。
【0052】請求項4の発明によれば、上記各発明に加
えて前記ヒータは冷温切換貯蔵室内の商品載置面を加熱
すると共に、該商品載置面上には着脱自在の熱緩衝用中
敷を敷設したので、例えば樹脂製のボトルなどの如く、
通常の缶飲料など商品よりも熱伝導性の良い素材から成
る商品を冷温切換貯蔵室内で温蔵する際、商品載置面上
に中敷を適宜敷設することにより、ヒータからの熱伝達
を緩和して、係る商品のみ過度に温度上昇してしまう不
都合を効果的に回避することができるようになるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のショーケースの実施例のオープンショ
ーケースの正面図である。
【図2】図1のオープンショーケースの縦断側面図であ
る。
【図3】図1のオープンショーケースの冷温切換貯蔵室
部分の拡大縦断側面図である。
【図4】図1のオープンショーケースの冷温切換貯蔵室
内の可動棚の拡大正面図である。
【図5】図1のオープンショーケースの断熱仕切部材部
分の拡大断面図である。
【図6】図1のオープンショーケースの断熱仕切部材部
分のもう一つの拡大断面図である。
【図7】図1のオープンショーケースの断熱仕切部材部
分の更にもう一つの拡大断面図である。
【図8】図1のオープンショーケースの仕切板及びダン
パーの斜視図である。
【図9】図1のオープンショーケースの仕切板及びダン
パーのもう一つの斜視図である。
【図10】図1のオープンショーケースの仕切板及びダ
ンパーの更にもう一つの斜視図である。
【図11】図1のオープンショーケースの概略縦断斜視
図である。
【図12】図1のオープンショーケースの背面図であ
る。
【図13】図1のオープンショーケースの電気回路図で
ある。
【符号の説明】
1 オープンショーケース 2 断熱壁 6 ダクト板 7 主ダクト 8 貯蔵室 11 断熱仕切部材 12 冷温切換貯蔵室 13 冷却貯蔵室 14 上部冷気吐出口 16 冷気吸込口 17 送風機 18 冷却器 21 機械室 22 圧縮機 23 凝縮器 24 凝縮器用送風機 26 電装箱 27 背面板 28 排気用ダクト 31 蒸発皿 33、34 可動棚 36 仕切板 37 分岐ダクト 38 下部冷気吐出口 41 ダンパー 42 操作部 43 起立壁部 44 通気部 46 閉塞板部 51 グリル部材 52、53 開口 61 貫通孔 62、63 電線 82 冷温切換スイッチ H1 冷却貯蔵室用結露防止ヒータ H2 蒸発皿用ヒータ H3 加温用ヒータ H4 冷温切換貯蔵室用結露防止ヒータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱壁内に冷却貯蔵室と、冷温切換使用
    可能な冷温切換貯蔵室とを備え、冷却器と熱交換した冷
    気を送風機によりダクトを介して前記冷却貯蔵室及び冷
    温切換貯蔵室に供給して成るショーケースにおいて、 前記冷温切換貯蔵室内を加熱するヒータと、 前記ダクト内に設けられ、前記冷温切換貯蔵室への冷気
    供給量を複数段階で調節可能なダンパーとを備えたこと
    を特徴とするショーケース。
  2. 【請求項2】 前面に開口する断熱壁から成るオープン
    ショーケースにおいて、 前記断熱壁内を上下に仕切る断熱仕切部材と、 該断熱仕切部材の上方に構成され、冷温切換使用可能な
    冷温切換貯蔵室と、 前記断熱仕切部材の下方に構成された冷却貯蔵室と、 前記冷温切換貯蔵室内を加熱するためのヒータと、 前記各貯蔵室の背方にて上下に渡って構成された主ダク
    トと、 該主ダクトの下方から上方に向けて冷気を送給するため
    の送風機と、 前記冷温切換貯蔵室の開口上縁に形成され、前記主ダク
    トに連通した上部冷気吐出口と、 前記断熱仕切部材の下側に間隔を存して配置された仕切
    板と、 該仕切板と前記断熱仕切部材間に構成され、後端が前記
    主ダクトに連通する分岐ダクトと、 該分岐ダクトの前端部に形成され、前記冷却貯蔵室の開
    口上縁に位置する下部冷気吐出口と、 前記仕切板より上側であって前記断熱仕切部材の背方に
    対応する位置の前記主ダクト内に設けられ、開口を備え
    たグリル部材と、 該グリル部材の開口面積を調節するためのダンパーとを
    備え、 該ダンパーは、前記仕切板に移動自在に保持されると共
    に、該仕切板の下側に臨む操作部と、該操作部から前記
    断熱仕切部材側に立ち上がる起立壁部と、この起立壁部
    に形成された通気部と、前記起立壁部上端から後方に延
    在し、前記グリル部材に対応する閉塞板部とを有し、前
    記操作部を用いた前記ダンパーの移動により、前記閉塞
    板部は前記グリル部材の開口を全閉として前記主ダクト
    を閉塞した状態から、前記グリル部材の開口面積を複数
    段階で調節可能とされていることを特徴とするオープン
    ショーケース。
  3. 【請求項3】 前記断熱仕切部材及び仕切板の前部を下
    方に屈曲させることにより、前記分岐ダクトの下部冷気
    吐出口を下方に指向させると共に、前記仕切板の屈曲部
    後方に前記ダンパーの操作部を配置したことを特徴とす
    る請求項2のオープンショーケース。
  4. 【請求項4】 前記ヒータは冷温切換貯蔵室内の商品載
    置面を加熱すると共に、該商品載置面上に着脱自在に敷
    設される熱緩衝用中敷を備えたことを特徴とする請求項
    1、請求項2又は請求項3のショーケース又はオープン
    ショーケース。
JP2000365698A 2000-11-30 2000-11-30 オープンショーケース Expired - Fee Related JP4169471B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000365698A JP4169471B2 (ja) 2000-11-30 2000-11-30 オープンショーケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000365698A JP4169471B2 (ja) 2000-11-30 2000-11-30 オープンショーケース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002168554A true JP2002168554A (ja) 2002-06-14
JP4169471B2 JP4169471B2 (ja) 2008-10-22

Family

ID=18836422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000365698A Expired - Fee Related JP4169471B2 (ja) 2000-11-30 2000-11-30 オープンショーケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4169471B2 (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006275375A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd オープンショーケース
JP2009236382A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Panasonic Electric Works Co Ltd 保温装置及び配膳車
JP2011196597A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Fuji Electric Co Ltd ホットアンドコールドショーケース
JP2013210126A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Panasonic Corp オープンショーケース
JP2014151113A (ja) * 2013-02-13 2014-08-25 Nakano Refrigerators Co Ltd 冷蔵ショーケース
JP2015128506A (ja) * 2014-01-07 2015-07-16 東芝キヤリア株式会社 オープンショーケース
JP2015215131A (ja) * 2014-05-12 2015-12-03 福島工業株式会社 2温度式のショーケース
KR101729339B1 (ko) 2011-07-12 2017-04-21 엘지전자 주식회사 냉각 장치
KR101729778B1 (ko) 2010-08-06 2017-04-24 엘지전자 주식회사 냉각 장치
KR101729777B1 (ko) 2010-07-30 2017-05-11 엘지전자 주식회사 냉각 장치
JP2017124237A (ja) * 2017-04-07 2017-07-20 中野冷機株式会社 冷蔵ショーケース
US9726419B2 (en) 2010-07-13 2017-08-08 Lg Electronics Inc. Cooling apparatus and refrigerator having the same
KR101787744B1 (ko) * 2010-07-20 2017-10-18 엘지전자 주식회사 냉각 장치 및 냉각 장치가 구비된 냉장고
JP2018000430A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 富士電機株式会社 ショーケース
WO2019016886A1 (ja) * 2017-07-19 2019-01-24 三菱電機株式会社 ショーケース
JP2019063148A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 株式会社アイホー 再加熱装置
JP2021067438A (ja) * 2019-10-28 2021-04-30 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101935425B1 (ko) * 2016-08-03 2019-01-04 주식회사 크리콤 덕트 차단판의 중앙 핸들링 앤 슬라이딩 구조를 구비한 냉장 및 온장 겸용 개방형 쇼케이스
KR101892600B1 (ko) * 2016-10-19 2018-08-28 주식회사 크리콤 냉온 전환을 위한 로터리식 캠스위치를 구비한 냉장 및 온장 겸용 개방형 쇼케이스

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006275375A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd オープンショーケース
JP2009236382A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Panasonic Electric Works Co Ltd 保温装置及び配膳車
JP2011196597A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Fuji Electric Co Ltd ホットアンドコールドショーケース
US9726419B2 (en) 2010-07-13 2017-08-08 Lg Electronics Inc. Cooling apparatus and refrigerator having the same
KR101787744B1 (ko) * 2010-07-20 2017-10-18 엘지전자 주식회사 냉각 장치 및 냉각 장치가 구비된 냉장고
KR101729777B1 (ko) 2010-07-30 2017-05-11 엘지전자 주식회사 냉각 장치
KR101729778B1 (ko) 2010-08-06 2017-04-24 엘지전자 주식회사 냉각 장치
KR101729339B1 (ko) 2011-07-12 2017-04-21 엘지전자 주식회사 냉각 장치
JP2013210126A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Panasonic Corp オープンショーケース
JP2014151113A (ja) * 2013-02-13 2014-08-25 Nakano Refrigerators Co Ltd 冷蔵ショーケース
JP2015128506A (ja) * 2014-01-07 2015-07-16 東芝キヤリア株式会社 オープンショーケース
JP2015215131A (ja) * 2014-05-12 2015-12-03 福島工業株式会社 2温度式のショーケース
JP2018000430A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 富士電機株式会社 ショーケース
JP2017124237A (ja) * 2017-04-07 2017-07-20 中野冷機株式会社 冷蔵ショーケース
WO2019016886A1 (ja) * 2017-07-19 2019-01-24 三菱電機株式会社 ショーケース
JP2019063148A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 株式会社アイホー 再加熱装置
JP2021067438A (ja) * 2019-10-28 2021-04-30 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫

Also Published As

Publication number Publication date
JP4169471B2 (ja) 2008-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4169471B2 (ja) オープンショーケース
US7665326B2 (en) Drawer appliance
CA2384943C (en) Thermoelectric temperature controlled drawer assembly
KR20110028037A (ko) 배달용 용기함
JP2000088438A (ja) 冷却貯蔵庫
KR102619492B1 (ko) 냉장고
CN214406693U (zh) 一种可同时制冷制热的设备
JP4023995B2 (ja) ショーケース
JP4179902B2 (ja) ショーケース
JP2005156034A (ja) ショーケース
KR102663842B1 (ko) 냉장고
JP2002168558A (ja) ショーケース
JPH07103643A (ja) ショーケース
JP5919514B2 (ja) ショーケース
JP4895702B2 (ja) ショーケース
JPH0894232A (ja) ショーケース
JP3162809B2 (ja) ショーケース
JP4152147B2 (ja) ショーケース
JPH0420782A (ja) 冷温蔵庫及びその温蔵運転方法
CN219572420U (zh) 一种可转换型冷藏加热柜
JPH0432683A (ja) オープンショーケース
KR20140058085A (ko) 냉,온장 겸용 오픈쇼케이스
JP2010112673A (ja) 冷蔵庫
JP2006003021A (ja) オープンショーケース
JPH04283387A (ja) 冷却貯蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080311

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080708

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080805

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130815

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees