JP2002167968A - スラブ配筋施工法 - Google Patents

スラブ配筋施工法

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JP2002167968A
JP2002167968A JP2000403615A JP2000403615A JP2002167968A JP 2002167968 A JP2002167968 A JP 2002167968A JP 2000403615 A JP2000403615 A JP 2000403615A JP 2000403615 A JP2000403615 A JP 2000403615A JP 2002167968 A JP2002167968 A JP 2002167968A
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JP
Japan
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bar
longitudinal direction
reinforcement
stage
reinforcing bars
Prior art date
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JP2000403615A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Saito
嘉朗 齋藤
Hideo Ono
秀夫 小野
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NIPPON INDUSTRY CO Ltd
Original Assignee
NIPPON INDUSTRY CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】上下筋兼用型のバー型スペーサを使用して鉄筋
を上下2段に配筋する施工法であって、下段筋をメッシ
ュ状に施工容易に配筋できるスラブ配筋施工法を提供す
る。 【解決手段】長手方向に直線状に延出するバーから構成
された上段筋受架部と、長手方向に間隔を存して並列さ
れた状態で上段筋受架部を所定高さに支持する複数の脚
部と、長手方向に間隔を存して並列された状態で下段筋
を上記バーと平行且つ平面視において外側方にずれた位
置で所定高さに受架する複数の下段筋受架部とを備えた
上下筋兼用型バー型スペーサを使用して上下2段にスラ
ブ配筋する施工法であって、型枠上に下段筋をメッシュ
状に配筋した後に、下段筋を持ち上げてその下方に上記
バー型スペーサの下段筋受架部を差し込み該下段筋を所
定高さに支持し、しかる後、バー型スペーサの上段筋受
架部上に上段筋を配筋することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスラブ配筋施工法、
詳しくはスペーサとして上下筋兼用型のバー型スペーサ
を使用し、少なくとも下段筋をメッシュ状に配筋するス
ラブ配筋施工法に関する。
【0002】
【従来の技術】上下筋兼用型のバー型スペーサは公知で
あり、例えば特開平12−160769号公報に上記バ
ー型スペーサを予め型枠上に配置した後に上下筋の2段
配筋を行うスラブ配筋施工法について記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記配筋施工法におい
ては、下段筋をバーと平行する方向にのみ配筋する場合
は特に問題はないが、下段筋をメッシュ状に配筋する場
合は、バーと直交する方向の鉄筋の配筋はバーが障害と
なるために上下方向からの施工は無理であり、例えば上
記鉄筋を外側方からバーの下方をくぐらせるようにして
差し込まなければならず、これではメッシュ状配筋が大
変面倒となり、施工の煩雑化を招いていた。
【0004】本発明は上下筋兼用型のバー型スペーサを
使用して鉄筋を上下2段に配筋する施工法であって、下
段筋をメッシュ状に施工容易に配筋することができるス
ラブ配筋施工法を提供することを目的としてなされたも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、長手方向に直
線状に延出するバーから構成された上段筋受架部と、長
手方向に間隔を存して並列された状態で上段筋受架部を
所定高さに支持する複数の脚部と、長手方向に間隔を存
して並列された状態で下段筋を上記バーと平行且つ平面
視において外側方にずれた位置で所定高さに受架する複
数の下段筋受架部とを備えた上下筋兼用型バー型スペー
サを使用して上下2段にスラブ配筋する施工法であっ
て、型枠上に下段筋をメッシュ状に配筋した後に、下段
筋を持ち上げてその下方に上記バー型スペーサの下段筋
受架部を差し込み該下段筋を所定高さに支持し、しかる
後、バー型スペーサの上段筋受架部上に上段筋を配筋す
ることを特徴とするスラブ配筋施工法に係る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を添付図面に
もとづき説明する。本発明施工法において用いるバー型
スペーサAは上下筋兼用型であって、図1に示すよう
に、長手方向に直線状に延出するバー1Aから構成され
た上段筋受架部1と、長手方向に間隔を存して並列され
た状態で上段筋受架部1を所定高さに支持する複数の脚
部2と、長手方向に間隔を存して並列された状態で下段
筋Cを上記バー1Aと平行且つ平面視において外側方に
ずれた位置で所定高さに受架する下段筋受架部3とを備
えている。脚部2は例えば門型であり、上端において上
記バー1Aの下端に例えば溶接手段の適用により固着さ
れている。下段筋受架部3は例えば脚部2の高さ方向の
途中に横方向に溶接手段等の適用により固着された横棒
3Aの外方張り出し部3A1から構成され、該張り出し
部3A1の端部にははずれ止め部4が屈曲形成されてい
る。下段筋受架部3は上記脚部2の所定高さの位置を屈
曲して形成するようにしてもよい。
【0007】本発明施工法によれば、図2に示すよう
に、最初に、型枠B上に下段筋Cをメッシュ状に配筋す
る。メッシュ状配筋の下段筋Cの交点の少なくとも一部
は番線結束、その他溶接手段等により固着されている。
【0008】次に、図3、4に示すように、メッシュ状
配筋の下段筋Cを上方に持ち上げ、その下方にバー型ス
ペーサAの下段筋受架部3を差し込み、該受架部3にお
いてメッシュ状配筋の内の選択された1本の下筋C1を
受架することにより下段筋Cを所定高さに支持すること
ができる。尚、図3、4ではメッシュ状配筋の下段筋C
の一部と1個のバー型スペーサAが示されているに過ぎ
ないが、このようなバー型スペーサAの型枠B上への設
置とメッシュ状配筋下方への差込は、複数箇所において
行われる。バー型スペーサAの下段筋受架部3はバー1
Aから平面視において外側方にずれた位置に形成されて
いるので、バー1Aの存在に拘わらず下段筋受架部3を
メッシュ状配筋の下段筋Cの下方に施工容易に差し込む
ことができる。図5は下段筋Cを持ち上げ位置より下ろ
し、バー型スペーサAの下段筋受架部3により下段筋C
を所定高さに支持した状態を示している。
【0009】下段筋Cをバー型スペーサAにより所定高
さに支持した後は、図6に示すように、該スペーサAの
上段筋受架部1すなわちバー1A上に上段筋Dを例えば
メッシュ状に配筋することにより、上下2段のスラブ配
筋を終える。
【0010】本発明施工法に適用されるバー型スペーサ
としては、上下筋の配筋に兼用できる構成を有するもの
であればその構造、形状は特に制限されず、例えば図7
〜11に示す構成のものをいずれも適用可能である。
【0011】
【発明の効果】本発明施工法によれば、型枠上にまず最
初に下段筋をメッシュ状に配筋した後に、該下段筋を持
ち上げその下方にバー型スペーサの下段筋受架部を差し
込む構成にしたので、下段筋のメッシュ状配筋に拘わら
ず簡単な作業で下段筋をバー型スペーサを介し所定高さ
に支持することが可能になり、施工の容易化を計ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明施工法に適用される上下筋兼用型バー型
スペーサの一例を示す斜視図。
【図2】本発明施工法において、型枠上に下段筋をメッ
シュ状に配筋した状態を示す斜視図。
【図3】メッシュ状配筋の下段筋を持ち上げ、その下方
にバー型スペーサの下段筋受架部を差し込んだ状態を示
す斜視図。
【図4】図3の4−4線に沿う縦断面図。
【図5】バー型スペーサの適用下に下段筋を所定高さに
支持した様態を示す図4に対応する図。
【図6】バー型スペーサの適用下に上下2段にメッシュ
状配筋した状態を示す図4に対応する図。
【図7】本発明施工法に適用される上下筋兼用型バー型
スペーサの他の一例を示す斜視図である。
【図8】同、更に他の一例を示す斜視図である。
【図9】同、更に他の一例を示す斜視図である。
【図10】同、更に他の一例を示す斜視図である。
【図11】同、更に他の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 上段筋受架部 1A バー 2 脚部 3 下段筋受架部 3A 横棒 3A1 外方張り出し部 4 はずれ止め部 A 上下筋兼用型バー型スペーサ B 型枠 C 下段筋 C1 下段筋の下筋 D 上段筋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向に直線状に延出するバーから構成
    された上段筋受架部と、長手方向に間隔を存して並列さ
    れた状態で上段筋受架部を所定高さに支持する複数の脚
    部と、長手方向に間隔を存して並列された状態で下段筋
    を上記バーと平行且つ平面視において外側方にずれた位
    置で所定高さに受架する複数の下段筋受架部とを備えた
    上下筋兼用型バー型スペーサを使用して上下2段にスラ
    ブ配筋する施工法であって、型枠上に下段筋をメッシュ
    状に配筋した後に、下段筋を持ち上げてその下方に上記
    バー型スペーサの下段筋受架部を差し込み該下段筋を所
    定高さに支持し、しかる後、バー型スペーサの上段筋受
    架部上に上段筋を配筋することを特徴とするスラブ配筋
    施工法。
JP2000403615A 2000-11-27 2000-11-27 スラブ配筋施工法 Pending JP2002167968A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006152703A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Penta Ocean Constr Co Ltd スペーサおよびその設置方法
JP7370784B2 (ja) 2019-09-25 2023-10-30 大和ハウス工業株式会社 型枠構造およびかぶり確保スペーサ

Cited By (3)

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JP2006152703A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Penta Ocean Constr Co Ltd スペーサおよびその設置方法
JP4681862B2 (ja) * 2004-11-30 2011-05-11 五洋建設株式会社 スペーサの設置方法
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