JP2002167265A - 低温焼成磁器組成物および低温焼成磁器並びにそれを用いた配線基板 - Google Patents
低温焼成磁器組成物および低温焼成磁器並びにそれを用いた配線基板Info
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Abstract
配線層との同時焼成によっても絶縁基板表面に反りが生
じない、特に配線基板等の絶縁基板として好適に使用で
きる低温焼成磁器組成物および低温焼成磁器並びに該磁
器を絶縁基板として用いた配線基板を提供する。 【解決手段】SiをSiO2換算で40〜70重量%
と、BaをBaO換算で15〜40重量%と、BをB2
O3換算で1〜5重量%と、AlをAl2O3換算で1〜
8重量%と、希土類元素(RE)をRE2O23換算で0
重量%より多く5重量%以下との割合で含有してなる組
成物であって、該組成物中にクォーツ結晶を30重量%
以上の割合で含有する低温焼成磁器組成物を配線基板A
の絶縁基板1として用いる。
Description
物と低温焼成磁器、および該磁器を絶縁基板として用い
た配線基板に関し、より詳細には、Cu、Ag等の金属
によるメタライズ配線層の形成が可能で、熱膨張係数が
高く、特に半導体素子等を搭載し、かつプリント基板等
の外部回路基板との実装信頼性に優れた配線基板の絶縁
基板に適した焼結体の改良に関する。
は絶縁基板の表面あるいは内部にメタライズ配線層が配
設された構造から成る。また、このような配線基板を用
いた回路機器の代表例として、半導体素子、特にLSI
(大規模集積回路素子)等の半導体集積回路素子を収容
した半導体素子収納用パッケージが挙げられる。
にアルミナ焼結体等の電気絶縁用材料から成り、上面中
央部に半導体素子を搭載する絶縁基板と、半導体素子に
接続されて素子の周囲から下面にかけて導出されるタン
グステン、モリブデン等の高融点金属から成る複数個の
メタライズ配線層と、絶縁基板の側面または下面に形成
されてメタライズ配線層が電気的に接続される複数個の
接続端子と、蓋体とから構成され、絶縁基板上面に蓋体
をガラス、樹脂等の封止材を介して接合し、絶縁基板と
蓋体とから成る容器内部に半導体を気密に封止すること
によって形成される。
る絶縁基板としては、これまでアルミナやムライト等の
焼結体が用いられていたが、最近では、低温で焼結が可
能で配線層として低抵抗なCuやAg等を用いることが
できる低温焼成磁器からなる絶縁基板が種々提案されて
おり、例えば、特公平4−11495号、特公平6−7
6253号等には、SiO2−BaO−Al2O3−B2O
3を含有し、1050℃以下での焼成が可能な磁器組成
物が提案され、またアルミナ質磁器に比べて誘電率を低
減できることが記載されている。
4−11495号や特公平6−76253号等にて開示
された低温焼成磁器では、磁器の熱膨張係数が低く、絶
縁基板として用いた場合にはプリント基板等の外部回路
基板に実装した際の実装信頼性が低下するという問題が
あり、また、絶縁基板をなす磁器表面に形成したメタラ
イズ配線層が焼成中磁器よりも低い温度から収縮するた
めに、焼成後の絶縁基板に反りが発生するという問題が
あった。
れたもので、その目的は、1050℃以下での焼成が可
能で、磁器の熱膨張係数を高めることができるととも
に、メタライズ配線層との同時焼成によっても反りを生
じない絶縁基板を作製できる低温焼成磁器組成物および
低温焼成磁器並びにそれを用いた配線基板を得ることに
ある。
に対して検討を重ねた結果、全量中にSiをSiO2換
算で40〜70重量%と、BaをBaO換算で15〜5
0重量%と、BをB2O3換算で1〜5重量%と、Alを
Al2O3換算で1〜8重量%と、希土類元素(RE)を
RE2O3換算で0重量%より多く5重量%以下との割合
で含有してなる組成物であって、該組成物中にクォーツ
結晶を30重量%以上の割合で含有する組成物を用いる
ことにより、磁器の熱膨張係数を高めて外部回路基板に
近似させることができるとともに、メタライズ配線層と
の同時焼成によっても反りが生じない絶縁基板を作製で
きることを見い出した。
ム結晶を含有すること、結晶相の含有量(a重量%)と
非晶質相の含有量(b重量%)との比率(a/(a+
b))×100(%)が80%以上であることが望まし
い。
温焼成磁器組成物からなり、開気孔率2%以下、40〜
400℃における熱膨張係数が9〜18×10-6/℃で
あることを特徴とするものである。
面および/または内部にメタライズ配線層が配設された
配線基板であって、前記絶縁基板が、上記低温焼成磁器
からなるとともに、前記メタライズ配線層を形成した絶
縁基板の表面における反り量が0.4%以下であること
を特徴とするものであり、特に前記メタライズ配線層が
銅または銀を主とすることが望ましい。
全量中、SiをSiO2換算で40〜70重量%と、B
aをBaO換算で15〜40重量%と、BをB2O3換算
で1〜5重量%と、AlをAl2O3換算で1〜8重量%
と、希土類元素(RE)をRE2O3換算で0重量%より
多く5重量%以下との割合で含有してなるものである。
いと、磁器の熱膨張係数を高めることができない。逆
に、SiO2量が70重量%よりも多いと、1050℃
以下の焼成によって磁器の気孔率を3%以下に低減する
ことができず、熱膨張係数、耐水性、耐薬品性、強度等
の低下を招く。SiO2量の望ましい範囲は50〜65
重量%、55〜60重量%、特に56〜59重量%であ
る。
と、1050℃以下の焼成によって磁器の気孔率を3%
以下に低減することができず、また、磁器の収縮開始温
度が高くなってメタライズ配線層と同時焼成する際、絶
縁基板の反り量を所定の範囲内に制御することができな
い。逆にBaO量が50重量%より多いと、磁器の緻密
化と熱膨張係数の向上の両方を同時に満足させることが
できないためである。BaO量の望ましい範囲は25〜
35重量%である。
と、1050℃以下の焼成によって磁器の気孔率を低減
することができず、また、磁器の収縮開始温度が高くな
ってメタライズ配線層と同時焼成する際、絶縁基板の反
り量を所定の範囲内に制御することができない。B2O3
量が5重量%より多いと、強度が低下するとともに、熱
サイクルによって磁器強度の低下が大きくなるためであ
る。B2O3量の望ましい範囲は1.5〜3重量%であ
る。
と、磁器強度が低下し、熱サイクル後の強度低下率が大
きくなるとともに、磁器の耐薬品性が悪くなりメッキ処
理等によって磁器が表面から浸食される恐れがある。逆
に、Al2O3量が8重量%より多いと、1050℃以下
の焼成によって磁器の気孔率を低減することができず、
また、磁器の収縮開始温度が高くなってメタライズ配線
層と同時焼成する際、絶縁基板の反り量を所定の範囲内
に制御することができない。Al2O3量の望ましい範囲
は4〜8重量%である。
イズ配線層と同時焼成する際、焼成収縮挙動のミスマッ
チによって絶縁基板の反り量を所定の範囲内とすること
ができず、配線基板の反りによって、半導体素子や受動
態素子、またはプリント基板等の外部回路基板等を実装
した時の初期実装歩留まりの低下を引き起こすためであ
る。逆に、RE2O3量が5重量%を越えると、1050
℃以下の温度で磁器を緻密化することができず、クォー
ツ結晶との結合力が低下する。RE2O3量の望ましい範
囲は0.005〜2.0重量%、特に0.01〜1.0
重量%である。なお、本発明における希土類元素(R
E)とは、Y、Yb、La、Ce、Pr、Nd、Pm、
Eu、Sm、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、L
uの群から選ばれる少なくとも1種を指し、特にコスト
および焼成挙動をメタライズ配線層と近似させる効果の
高いY(イットリウム)を含有することが望ましい。
を高めるとともに、磁器中に存在するクォーツとのなじ
みを高めて磁器強度を高めるためにZrO2を7重量%
以下の範囲で含有せしめることが望ましい。
て、CaをCaO換算で10重量%以下、特に5重量%
以下、さらに2重量%以下、MgをMgO換算で10重
量%以下、特に5重量%以下、さらに2重量%以下、Y
をY2O3換算で10重量%以下、特に5重量%以下、さ
らに2重量%以下の割合でこれらの少なくとも1種を含
有せしめてもよく、これら成分は、磁器の気孔率を低減
するとともに、磁器中の非晶質相の比率を低減して結晶
化を促進する働きをなす。
で含有するとともに、前記組成物中にクォーツ結晶を3
0重量%以上、特に35重量%以上、さらに40重量%
以上の割合で含有することが大きな特徴であり、これに
よって、磁器の熱膨張係数を高めることができるととも
に高周波帯での誘電損失を低減することができる。すな
わち、クォーツ結晶の含有割合が30重量%よりも少な
いと、磁器の40〜400℃における熱膨張係数が9×
10-6/℃よりも低下して絶縁基板と外部回路基板との
熱膨張差に起因して(二次)実装部での電気的接続信頼
性が低下する。
係数を高め、高周波帯での誘電損失を低減するために、
珪酸バリウム結晶を、特に10重量%以上、さらに30
重量%以上、さらには40重量%以上の割合で含有する
ことが望ましい。なお、本発明における各結晶の含有比
率は、磁器のX線回折測定から各結晶のピーク強度に基
づいてリートベルト法(泉 富士夫ら 日本結晶学会誌
34(1992)76等参照)によって算出される値
を指す。
iO2(ジ珪酸バリウム)やBaO・SiO2(メタ珪酸
バリウム)等が挙げられ、特に安定して存在し熱膨張係
数を高める点でBaO・2SiO2(ジ珪酸バリウム)
を含有せしめることが望ましい。さらに、BaO・Si
O2(メタ珪酸バリウム)は針状結晶であれば強度、靭
性を高めることができる。
として、セルシアン(BaO・Al 2O3・2Si
O2)、2BaO・MgO・2SiO2、スピネル(Mg
O・Al2O3)、フォルステライト(2MgO・SiO
2)、エンスタタイト(MgO・SiO2)、ウォラスト
ナイト(CaO・SiO2)、モンティセラナイト(C
aO・MgO・SiO2)、ディオプサイド(CaO・
MgO・2SiO2)、メルビナイト(2CaO・Mg
O・2SiO2)、アケルマイト(2CaO・MgO・
2SiO2)、CaZrO3、アルミナ、クリストバライ
ト、トリジマイト、ZrO2、MgO、ペタライト等の
他の結晶が総量で40重量%以下、特に30重量%以
下、さらに20重量%以下、さらには10重量%以下の
割合で含有せしめてもよい。中でも、磁器の靭性を高め
るために、平均アスペクト比3以上の針状のセルシアン
(BaO・Al2O3・2SiO2)を含有せしめること
が望ましい。
性、耐水性、熱伝導率の点で、磁器中の開気孔率が2%
以下、特に1.5%以下であることが望ましく、結晶
(総量)の含有率(a重量%)と非晶質相の含有率(b
重量%)の比(a/(a+b))×100(%)が80
%以上、特に90%以上、さらに95%以上であること
が望ましい。
る平均(線)熱膨張係数が9〜18×10-6/℃、特に
11〜14×10-6/℃となる。また、この磁器の強度
は160MPa以上、特に170MPa以上、1MHz
での誘電率7以下、特に6.5以下、さらに6以下、3
GHzでの誘電損失が30×10-4以下、特に25×1
0-4以下、破壊靭性が1.4GPa以上、特に1.5G
Pa以上であることが望ましい。なお、抗折強度、耐薬
品性、耐水性、熱伝導率、絶縁抵抗の点で、磁器の相対
密度が90%以上、特に95%以上、さらに98%以上
であることが望ましい。
焼成磁器を作製するには、上記Si、Ba、B、Al、
希土類元素(RE)が上記の比率で含有されていれば特
に出発原料を限定するものではないが、特に結晶の制御
の容易性からガラスとフィラーとの混合物を用いるのが
よい。ガラス成分としては、例えば平均粒径0.5〜1
0μmのホウケイ酸亜鉛系ガラス、ホウケイ酸鉛系ガラ
ス、リチウム珪酸系ガラス、PbO系ガラス、ZnO系
ガラス、BaO系ガラス等が用いられる他、磁器を高熱
膨張化させる上では、焼成によりガラス中から珪酸バリ
ウムを析出可能なBaO系結晶化ガラスを使用すること
が望ましい。
ては、低温焼成化、結晶化度の向上の点で、例えば、S
iO210〜70重量%、特に15〜30重量%、Ba
O30〜70重量%、特に40〜70重量%、Al2O3
8〜16重量%、特に8.5〜12重量%、B2O31〜
10重量%、特に3〜7重量%、CaO1〜5重量%、
特に1〜3重量%、RE2O30.01〜5重量%、特に
0.03〜3重量%の比率で含有するガラスが望まし
い。さらに、上記組成のガラス中にBaO以外のアルカ
リ土類金属酸化物、アルカリ金属酸化物、ZrO2、S
b2O3、Bi2O3を総量で5重量%以下、特に3重量%
以下の比率で含む場合もある。
加えて、リチウム珪酸系ガラス、PbO系ガラス、Zn
O系ガラス、ホウケイ酸亜鉛系ガラス、ホウケイ酸鉛系
ガラスを用い、珪酸バリウム結晶等をセラミックフィラ
ーとして添加することも可能である。
を5〜30重量%、特に5〜20重量%の割合で含有す
るものであり、焼成後に高熱膨張係数を有するリチウム
珪酸を析出するものが好適に使用される。また、上記の
リチウム珪酸系ガラスとしては、Li2O以外にSiO2
を必須の成分として含むが、SiO2はガラス全量中、
60〜85重量%の割合で存在し、SiO2とLi2Oと
の合量がガラス全量中、65〜95重量%であることが
リチウム珪酸結晶を析出させる上で望ましい。また、こ
れらの成分以外に、Al2O3、MgO、TiO2、B2O
3、Na2O、K 2O、P2O5、ZnO、RE2O3、F等
が配合されていてもよい。
とし、さらにB2O3、SiO2のうちの少なくとも1種
を含有するものであり、焼成後にPbSiO3、PbZ
nSiO4等の高熱膨張の結晶相が析出するものが好適
に使用される。
量%以上含有するものであり、焼成後にZnO・Al2
O3、ZnO・nB2O3等の高熱膨張係数の結晶相が析
出するものが好適に使用される。ZnO成分以外に、S
iO2(60重量%以下)、Al2O3(60重量%以
下)、B2O3(30重量%以下)、P2O5(50重量%
以下)、アルカリ土類酸化物(20重量%以下)、Bi
2O3(30重量%以下)、希土類元素酸化物(5重量%
以下)等が配合されていてもよい。とりわけZnO10
〜50重量%−Al2O310〜30重量%−SiO23
0〜60重量%から成る結晶性ガラスやZnO10〜5
0重量%−SiO25〜40重量%−Al2O 30〜15
重量%−BaO0〜60重量%−MgO0〜35重量%
−RE2O30〜5重量%から成る結晶性ガラスが望まし
い。
ォーツ結晶を含有せしめるために、フィラー成分として
クォーツを必須として含有することが望ましく、また、
珪酸バリウム、BaO、BaCO3等の粉末を添加する
ことができる。なお、BaOから珪酸バリウムに変換さ
せるためには、他フィラーとしてクォーツ以外に、非晶
質SiO2、クリストバライト、トリジマイト等の他の
SiO2系フィラーとともに添加して、BaOとSiO2
とを反応させて珪酸バリウムを生成析出させることがで
きる。なお、フィラーの平均粒径は0.2〜15μm、
特に0.5〜10μmであることが望ましい。
に、Al2O3、MgO、ZrO2、フォルステライト
(2MgO・SiO2)、スピネル(MgO、Al
2O3)、ウォラストナイト(CaO・SiO2)、モン
ティセラナイト(CaO・MgO・SiO2)、ネフェ
リン(Na2O・Al2O3・SiO2)、リチウムシリケ
ート(Li2O・SiO2)、ディオプサイド(CaO・
MgO・2SiO2)、メルビナイト(2CaO・Mg
O・2SiO2)、アケルマイト(2CaO・MgO・
2SiO2)、カーネギアイト(Na2O・Al2O3・2
SiO2)、エンスタタイト(MgO・SiO2)、ホウ
酸マグネシウム(2MgO・B2O3)、セルシアン(B
aO・Al2O3・2SiO2)、B2O3・2MgO・2
SiO2、ガーナイト(ZnO・Al2O3)、CaTi
O3、BaTiO3、SrTiO3、TiO2等の他のセラ
ミックフィラーを総量で20重量%以下、特に10重量
%以下の割合で添加することもできる。
て、全量中のSi、Ba、B、Al、希土類元素(R
E)が上述した比率になるように調整すればよく、例え
ば、これらのガラスおよびセラミックフィラーは、ガラ
スを10〜90重量%、特に20〜80重量%、さらに
30〜70重量%と、フィラーを10〜90重量%、特
に20〜80重量%、さらに30〜70重量%の割合で
配合されたものであることが低温焼結性および焼結体強
度を高める上で望ましい。
とフィラー成分との混合物に対して、適当な成形のため
の有機樹脂バインダーを添加した後、所望の成形手段、
例えば金型プレス、冷間静水圧プレス、射出成形、押出
し成形、ドクターブレード法、カレンダーロール法、圧
延法等により任意の形状に成形する。
まず、成形のために配合したバインダー成分を除去す
る。バインダーの除去は、700℃前後の大気または窒
素雰囲気中で行われるが、配線導体層として、例えばC
uを用いる場合には、100〜700℃の水蒸気を含有
する窒素雰囲気中で行われる。この時、成形体の収縮開
始温度は700〜850℃程度であることが望ましく、
かかる収縮開始温度がこれより低いとバインダーの除去
が困難となる。
気中で行われ、特に磁器中のガラスの結晶化度を高め、
磁器中の気孔率を低減するとともに、特に銅の配線導体
層と同時焼成する場合においてもガラスの軟化挙動をC
u導体層に近似させて絶縁基板の反りを抑制するため
に、昇温速度20〜350℃/hr、特に50〜250
℃/hr、さらに50〜100℃/hrで、焼成温度8
00〜1050℃、特に850〜970℃、さらに92
0〜950℃にて、0.5〜5hr、特に1.5〜3h
r焼成することによって磁器を緻密化でき本発明の低温
焼成磁器を作製することができる。
CuやAg等の配線導体層との同時焼成で導体層が溶融
してしまう。なお、Cu等の配線導体と同時焼成する場
合には、非酸化性雰囲気中で焼成すればよい。
ォーツ結晶以外に、ガラス成分から生成した結晶相、ガ
ラス成分とフィラー成分との反応により生成した結晶
相、あるいはフィラー成分として予め含まれていた結晶
相、あるいはフィラー成分が分解乃至変態して生成した
結晶相等が存在し、これらの結晶相の粒界にはガラス相
が存在する場合もあるが、結晶の(総)含有量(a重量
%)と非晶質相の含有量(b重量%)との比(a/(a
+b))×100(%)が80%以上、特に90%以
上、さらに95%以上であることが熱膨張係数の向上、
誘電率の向上、強度向上の点で望ましい。
ラスを用いる方法以外にも、上述した各成分の酸化物、
炭酸塩、硝酸塩等の原料を混合して、成形し、焼成する
方法、ゾル−ゲル法、水熱合成法等を用いる方法等も適
応可能であるが、この場合でも、1050℃以下での焼
成によってクォーツ結晶を磁器中に含有せしめるために
成形体中にクォーツ粉末を添加することが望ましい。
成磁器は、40〜400℃における熱膨張係数が9〜1
8×10-6/℃であるために、配線基板やパッケージの
絶縁基板として用いた場合、PCボード等の外部回路基
板への実装した際の熱膨張差に起因する熱応力の発生を
抑制することができる。また、当然ながら使用温度環境
下においても熱応力による実装部でのクラックや剥離等
の不具合が発生することなく良好な実装状態を維持する
ことができる。
破壊靭性が1.4GPa以上と高いことから機械的信頼
性が高く、誘電率が低く誘電損失も小さいことから配線
層にて伝送する信号、特に高周波信号を良好に伝送する
ことができ、また、磁器の相対密度が90%以上と高い
ことから耐薬品性、耐水性、熱伝導率、絶縁特性に優れ
た絶縁基板となる。
縁基板として用いた本発明の配線基板及びその配線基板
を用いた半導体素子収納用パッケージの実装構造を、添
付図面に基づき具体的に説明する。
例である半導体素子収納用パッケージの実装構造の一例
を示す図であり、図1、図2はボールグリッドアレイ
(BGA)型パッケージの例を示す。この半導体素子収
納用パッケージは絶縁基板の表面あるいは内部にメタラ
イズ配線層が配設された、いわゆる配線基板を基礎的構
造とするものである。
ケージ、Bは外部回路基板である。図1の半導体素子収
納用パッケージAは、絶縁基板1と蓋体2とメタライズ
配線層3と接続端子4及びパッケージの内部に収納され
る半導体素子5により構成され、絶縁基板1及び蓋体2
は半導体素子5を内部に気密に収容するためのキャビテ
ィ6を構成する。
3は低抵抗導体である銅または銀を主とすることが望ま
しく、金属粉末を含むメタライズペーストを塗布して焼
成した金属粉末が焼結したものであってもよく、または
純度99%以上の高純度金属導体であってもよいが、本
発明によれば、金属粉末が焼結したものからなることが
望ましい。また、絶縁基板1の表面に存在するメタライ
ズ配線層3の表面にはNi、CuおよびAuの群から選
ばれる少なくとも1層のメッキ層を形成することが望ま
しい。
中央部には半導体素子5が接着剤を介して接着固定され
る。また、絶縁基板1には半導体素子5の周辺から下面
にかけて複数個のメタライズ配線層3が被着形成されて
おり、さらに絶縁基板1の下面には図2に示すように多
数の接続端子4が設けられており、接続端子4はメタラ
イズ配線層3と電気的に接続されている。この接続端子
4は、電極パッド7に対して半田(錫−鉛合金)等のロ
ウ材から成る突起状端子8が取着された構造から成る。
材料から成るガラスーエポキシ樹脂の複合材料等から構
成される絶縁体9の表面に配線導体として、Cu、A
u、Al、Ni、Pb−Sn等の金属から成る配線導体
10が被着形成された一般的なプリント基板である。
0℃における熱膨張係数が9〜18×10-6/℃以上の
低温焼成磁器からなることによって、PCボード等の外
部回路基板への実装した際の熱膨張差に起因する熱応力
の発生を抑制することができるとともに、磁器の緻密化
を図ることができ、実装時または素子の動作時の発熱に
伴う熱サイクル後においても強度の低下を小さくして高
い強度を維持できる。なお、本発明によれば、半導体素
子5の実装サイズ(長さ×幅)を小さくして半導体素子
5と絶縁基板1との熱膨張差に起因するクラックや剥離
等の発生を防止することができる。
を形成した絶縁基板表面の焼肌面における反り量を0.
4%以下、特に0.2%以下と小さくでき、半導体素子
や外部回路基板等との実装の歩留まりを向上させること
ができる。ここで、前記反り量とは、メタライズ配線層
を形成した絶縁基板の表面に対して、中心を含む2つの
対角線上にて表面状態を表面粗さ計または走査型電子顕
微鏡(SEM)による断面観察にて測定し、得られたチ
ャートまたはSEM写真から、端部同士の位置を結んだ
直線と、該直線と平行でかつ中心を通る直線との距離を
反り量(t)として測定し、前記端部間の長さ(L)に
対する比率である(t/L)×100(%)を算出する
ことによって求められる値である。なお、配線基板の両
面に配線層が形成されている場合は、両面の反り率を算
出してその平均値をとればよい。また、本発明における
反り率の算出では、表面に形成された配線層の厚みが反
り量に対して10%以下と充分に小さければその厚みを
無視してよく、配線層の厚みが反り量に対して10%を
越える場合は配線層の厚み分を差し引いて計算する。
以上の高周波信号を伝送する場合においても信号を良好
に伝送できる配線基板を作製することができる。さら
に、磁器の耐薬品性を高めて表面に存在するメタライズ
配線層3にメッキ膜を形成する場合にメッキ処理によっ
て絶縁基板1が浸食されることがない。
Aを外部回路基板Bに実装するには、パッケージAの絶
縁基板1下面の電極パッド7に取着されている半田から
成る突起状端子8を外部回路基板Bの配線導体10上に
載置当接させ、しかる後、約250〜400℃の温度で
加熱することにより、半田等のロウ材から成る突起状端
子8自体が溶融し、配線導体10に接合させることによ
って外部回路基板B上に実装させる。この時、配線導体
10の表面には接続端子4とのロウ材による接続を容易
に行うためロウ材が被着形成されていることが望まし
い。
続端子4として電極パッド7に対して高融点材料から成
る球状端子11を低融点ロウ材12によりロウ付けした
ものが適用できる。この高融点材料は、ロウ付けに使用
される低融点ロウ材12よりも高融点であることが必要
で、ロウ付け用の低融点ロウ材12が、例えばPb40
重量%−Sn60重量%の低融点半田から成る場合、球
状端子11は、例えばPb90重量%−Sn10重量%
の高融点半田や、Cu、Ag、Ni、Al、Au、P
t、Fe等の金属により構成される。
基板1下面の電極パッド7に取着されている球状端子1
1を外部回路基板Bの配線導体10に載置当接させ、し
かる後、球状端子11を半田等の低融点ロウ材13によ
り配線導体10に当設させて外部回路基板B上に実装す
ることができる。また、低融点ロウ材13としてAu−
Sn合金を用いて接続端子4を外部回路基板Bに接続し
ても良く、さらに上記球状端子11に替えて柱状の端子
を用いてもよい。
mのクォーツ粉末に対して、ガラス粉末またはSiO2
(アモルファスシリカ)粉末、BaCO3粉末、B2O3
粉末、Al2O3粉末、CaO粉末、MgO粉末、RE2
O3粉末およびZrO2粉末を用いて表1の組成となるよ
うに混合し、有機バインダーを添加して、十分に混合し
た後、得られた混合物を一軸プレス成形により、3.5
×15mmの形状の成形体に成形した。そして、この成
形体を700℃のN2+H2O雰囲気中で脱バインダー処
理し、窒素雰囲気中、100℃/hrで昇温し、950
℃で1時間焼成した。なお、希土類元素(RE)につい
ては、試料No.1、2についてはYbを用い、試料N
o.3〜6についてはYを用いた。
キメデス法によって磁器の気孔率を測定し、また、この
磁器のX線回折測定を行い検出された結晶の同定を行う
とともに、このX線回折ピークからリートベルト法によ
って各結晶および非晶質相の含有比率を算出し、また各
結晶の含有量の総和a重量%と非晶質相の含有量b重量
%から結晶相の比率(a/(a+b))×100(%)
を算出した。
1601に基づき4点曲げ強度M1を測定した。また、
40〜400℃で熱膨張係数を測定し、さらに、空洞共
振器法によって3GHzでの誘電率および誘電損失を測
定した。
となるように切り出し、NH4F・HF5g/水1リッ
トルのフッ酸溶液中に100秒浸漬した前後の重量減少
量を測定し、耐薬品性として評価した。
サイクル特性(TCT))また、表1の組成物を用い
て、ドクターブレード法により厚み500μmのグリー
ンシートを作製し、25mm×25mmの四角形形状に
カットした。このシート表面にCuメタライズペースト
をスクリーン印刷法に基づき10μm厚みで塗布した。
また、グリーンシートの所定箇所にスルーホールを形成
しその中にもCuメタライズペーストを充填した。そし
て、メタライズペーストが塗布されたグリーンシートを
スルーホール間で位置合わせしながら6枚積層し圧着し
た。この積層体を700℃のN2+H2O雰囲気中で脱バ
インダー処理した後、窒素雰囲気中、上述した焼成条件
でメタライズ配線層と絶縁基板とを同時焼成し配線基板
を作製した。
成した絶縁基板の表面に対して、2つの頂点を含む対角
線上にて表面状態を表面粗さ計にて測定し、得られた図
3のようなチャートから、端部(e1、e2)同士の位置
を結んだ直線と、該直線と平行でかつ中央部(m)を通
る直線との距離を反り量(t)として測定し、前記端部
(e1、e2)間の長さ(L)に対する比率である(t/
L)×100(%)を算出し、2つの対角線について反
り率の平均値を配線基板の反り率として算出した。
ッドに図1に示すようにPb90重量%、Sn10重量
%から成る球状半田ボール(球状端子)を低融点半田
(ロウ材)(Pb37%−Sn63%)により取着し
た。なお、接続端子は、1cm2当たり30端子の密度
で配線基板の下面全体に形成した。
シ基板から成る40〜400℃における熱膨張係数が1
3×10-6/℃の絶縁体の表面に銅箔から成る配線導体
が形成されたプリント基板表面に実装した。実装は、プ
リント基板の上の配線導体と配線基板の球状端子とを位
置合わせし、低融点ロウ材によって接続実装した。そし
て、実装部の電気的接続状態を測定し、実装初期の不良
率(%)を算出した。
基板をプリント基板表面に実装したものを大気の雰囲気
にて−40℃と125℃の各温度に制御した恒温槽に試
験サンプルを15分/15分の保持を1サイクルとして
最高1000サイクル繰り返した。そして、各サイクル
毎にプリント基板の配線導体とパッケージ用配線基板と
の電気抵抗を測定し電気抵抗に変化が現れるまでのサイ
クル数を最大1000サイクルまで測定した。結果は表
1に示した。
シリカ粉末50重量%、BaCO3粉末をBaO換算で
40重量%、B2O3粉末4.5重量%、Al2O3粉末
5.4重量%、CaO粉末0.1重量%との割合で添加
混合し、実施例と同様に成形体を作製した後、この成形
体を700℃のN2+H2O雰囲気中で脱バインダー処理
し、窒素雰囲気中、100℃/hrで昇温し、950℃
で1時間焼成した。実施例1と同様に特性を評価し、表
1に示した(試料No.10)。
より少なく、BaO量が50重量%より多く、かつクォ
ーツの含有量が30重量%より少ない試料No.1では
熱膨張係数が低く、熱サイクル試験において100回で
抵抗が増大した。また、BaO量が20重量%より少な
く、Al2O3量が8重量%より多い試料No.7、B 2
O3量が1重量%より少なく、RE2O3量が5重量%よ
り多い試料No.8では、磁器の開気孔率を2%以下に
緻密化することができず、強度が低いものであった。
E2O3を含有せず、Al2O3量が1重量%より少ない試
料No.9では、強度が低下し、また、絶縁基板の反り
量が大きくなった。また、クォーツを添加せず、磁器中
にクォーツが析出しない試料No.10では熱膨張係数
が低く熱サイクル試験において50回で断線が見られ
た。
O2換算で40〜70重量%と、BaをBaO換算で1
5〜40重量%と、BをB2O3換算で1〜5重量%と、
AlをAl2O3換算で1〜8重量%と、希土類元素をR
E2O3換算で0重量%より多く5重量%以下との割合で
含有してなり、該組成物中にクォーツ結晶を30重量%
以上の割合で含有する試料No.2〜6は、いずれも開
気孔率2%以下、強度160MPa以上、熱膨張係数9
〜18×10-6/℃、耐薬品性30μg以下、誘電率
6.5以下、3GHzでの誘電損失30×10-4以下、
結晶相比率80%以上、熱サイクル試験によって800
サイクル以上良好な接続を維持できる優れた磁器であ
り、また、絶縁基板の反り量が0.4%以下であること
から実装時の電気的接続の歩留まりも高いものであっ
た。
器組成物は、1050℃以下の低温で焼成できるためA
g、Cu金属を用いたメタライズ配線層の形成が可能
で、熱膨張係数が高く、メタライズ配線層との同時焼成
によっても絶縁基板に反りが発生することなく、しかも
高周波帯での誘電特性に優れ、かつ耐薬品性に優れるこ
とから、電子機器等を搭載し、かつプリント基板等の外
部回路基板に実装するような配線基板用の絶縁基板材料
として特に好適である。また、この磁器を絶縁基板とし
て用いた配線基板及びその実装構造は高集積大型パッケ
ージにおいても高度の信頼性を有し、特に高周波信号を
伝送する場合でも良好な伝送特性を有する。
の実装構造を説明する図面(断面図)である。
である。
図である。
ジ) B 外部回路基板
Claims (6)
- 【請求項1】全量中にSiをSiO2換算で40〜70
重量%と、BaをBaO換算で15〜50重量%と、B
をB2O3換算で1〜5重量%と、AlをAl2O3換算で
1〜8重量%と、希土類元素(RE)をRE2O3換算で
0重量%より多く5重量%以下との割合で含有してなる
組成物であって、該組成物中にクォーツ結晶を30重量
%以上の割合で含有することを特徴とする低温焼成磁器
組成物。 - 【請求項2】さらに珪酸バリウム結晶を含有することを
特徴とする請求項1記載の低温焼成磁器組成物。 - 【請求項3】結晶相の含有量(a重量%)と非晶質相の
含有量(b重量%)との比率(a/(a+b))×10
0(%)が80%以上であることを特徴とする請求項1
または2記載の低温焼成磁器組成物。 - 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかの低温焼成磁器
組成物からなり、開気孔率2%以下、40〜400℃に
おける熱膨張係数が9〜18×10-6/℃であることを
特徴とする低温焼成磁器。 - 【請求項5】絶縁基板の少なくとも表面にメタライズ配
線層が配設された配線基板であって、前記絶縁基板が請
求項4記載の低温焼成磁器からなるとともに、前記メタ
ライズ配線層を形成した絶縁基板の表面における反り率
が0.4%以下であることを特徴とする配線基板。 - 【請求項6】前記メタライズ配線層が銅または銀を主と
することを特徴とする請求項5記載の配線基板。
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